JPH05128858A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH05128858A
JPH05128858A JP3315275A JP31527591A JPH05128858A JP H05128858 A JPH05128858 A JP H05128858A JP 3315275 A JP3315275 A JP 3315275A JP 31527591 A JP31527591 A JP 31527591A JP H05128858 A JPH05128858 A JP H05128858A
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JP
Japan
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bit line
circuit
ground potential
time
line pair
Prior art date
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Pending
Application number
JP3315275A
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English (en)
Inventor
Hideki Ito
英樹 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビット線とワード線間にショートが発生して
も、待機時に流れるリーク電流を大幅に減少させて、待
機時における消費電力の増大を防止する。 【構成】 待機状態からデータ読出し動作に移る時の一
定期間のみプリチャージ回路6でビット線BLm を1/
2Vccにプリチャージし、その他の待機時は接地電位設
定回路11でビット線BLm を接地電位に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はDRAMと呼ばれる半
導体記憶装置に係り、特にビット線に対するプリチャー
ジ手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】DRAMと呼ばれる半導体記憶装置の1
つとして、1/2Vccプリチャージ方式の半導体記憶装
置がある。この半導体記憶装置は、ビット線対を電源電
圧の半分の電圧(1/2Vcc)に充電しておき、その
後、ワード線を駆動してメモリセルの情報をビット線対
に読出し、増幅して出力するものである。
【0003】図3は、その1/2Vccプリチャージ方式
の半導体記憶装置の従来例を具体的に示し、図4は動作
波形図である。図3において、WL1〜WLn はロウ・
アドレス・ストローブ信号のような制御信号RASに基
づき活性化される複数のワード線、BLm は前記ワード
線WL1 〜WLn と交差配置された複数対のビット線対
であり、それらの各交差個所には複数のメモリセル11
〜1n がそれぞれ接続されている。ワード線WL1 〜W
n はワード線ドライバ21 〜2n で駆動される一方、
MOSトランジスタ31 〜3n を通して接地されるよう
になっている。また、ワード線ドライバ21 〜2n とM
OSトランジスタ31 〜3n は、Xアドレス情報に基づ
きXデコーダ41 〜4n の出力により制御されるように
なっており、ワード線ドライバ21 〜2n はXデコーダ
1 〜4n の出力により直接、MOSトランジスタ31
〜3n はXデコーダ41 〜4n の出力をインバータ51
〜5n で反転させた信号で制御される。したがって、ワ
ード線ドライバ21 〜2n とMOSトランジスタ31
n は、一方が動作した時、他方が非動作状態となるよ
うに作動する。
【0004】ビット線対BLm には、プリチャージ回路
6が接続される。このプリチャージ回路6は一対のMO
Sトランジスタ71 ,72 で構成され、ビット線対BL
m 間にMOSトランジスタ71 ,72 が直列接続され、
中点は電源電圧1/2Vccに接続される。また、MOS
トランジスタ71 ,72 のゲートにプリチャージ信号E
Qが供給されており、このプリチャージ信号EQにより
MOSトランジスタ71 ,72 がオンすることによりビ
ット線対BLm を1/2Vccにプリチャージできる。ま
た、ビット線対BLm には、センスアンプ活性化信号S
AAにより活性化(動作)してビット線対BLm の電位
差を検知・増幅するセンスアンプ8が接続されており、
このセンスアンプ8の出力はトランスファ回路(転送回
路)9を介してデータ線DLに出力されるようになって
いる。トランスファ回路9は、Yアドレス情報に基づき
Yデコーダ10m の出力により制御される。
【0005】このように構成された装置においては、図
4の動作波形図に示すように待機時は常にプリチャージ
信号EQが“H”レベルにあり、したがって待機時は常
にプリチャージ回路6が動作してビット線対BLm を1
/2Vccにプリチャージする。
【0006】一方、データ読出し時はプリチャージ信号
EQが“L”レベルとなり、プリチャージ回路6は非動
作状態となり、ビット線対BLm は1/2Vccから切り
離される。そして、いま、メモリセル11 に記憶された
データを読出すとすると、Xデコーダ41 の出力により
MOSトランジスタ31 がオフすると共にワード線ドラ
イバ21 が動作し、ワード線WL1 が立上がる。する
と、メモリセル11 のデータによりビット線対BLm
に微小な電位差が生じ、その電位差をセンスアンプ8で
検知・増幅してトランスファ回路9を介してデータ線D
L に出力することにより、メモリセル11 のデータの読
出しが行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来の装置では、次のような問題点があった。す
なわち、待機時は常にプリチャージ回路6が動作してビ
ット線対BLm を1/2Vccにプリチャージしている。
この時、ワード線WL1 〜WLn は、MOSトランジス
タ31 〜3n がオンすることにより接地電位となってい
る。そのため、例えばワード線WL1 とビット線BLm
(図3の上方の1本)がショートしたとすると、1/2
Vcc→プリチャージ回路6→ビット線対BLm →ワード
線WL1 →MOSトランジスタ31 →接地の経路(図3
の点線の経路)でリーク電流Iが流れ、待機時における
消費電力が増大してしまう。
【0008】このようなビット線BLm とワード線WL
1 間のショートが発生すると、それに接続されたメモリ
セル11 が不良メモリセルとなって正確なデータのアク
セスができなくなる。そこで、通常はこのような不良メ
モリセルを救済するため、予め複数の冗長メモリセルを
設けておき、その不良メモリセルが選択される時には、
それに代えて冗長メモリセルを選択することにより、正
確なデータの読出し及び書込みを可能にする冗長救済回
路を設けている。
【0009】ところが、ビット線とワード線間のショー
トが生じると、通常200μA〜1mA程度の消費電力
の増加を引き起こすため、そのショート箇所が複数個発
生すると、待機時における消費電流の規格値(例えば1
mA)を超えてしまい、半導体記憶装置そのものが不良
品となってしまう。
【0010】この発明は上記の点に鑑みなされたもの
で、ビット線とワード線間のショートに起因する消費電
力増大を防止できる半導体記憶装置を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明では、待機状態
からデータ読出し動作に移る時の一定期間のみプリチャ
ージ回路を動作させてビット線対を一定の基準電圧にプ
リチャージし、その他の待機時はビット線対を接地電位
に設定する。
【0012】
【作用】上記この発明においては、待機時、待機状態か
ら読出し動作に移る時の一定期間を除き、ビット線対が
接地電位に設定されるので、ワード線とビット線のショ
ートが発生しても、待機時には殆どリーク電流が流れな
くなる。
【0013】
【実施例】以下この発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1はこの発明の一実施例を示す回路構成図で
ある。この回路構成においては、図3の従来の回路に接
地電位設定回路11が付加されている。この接地電位設
定回路11以外は、図3の回路と同一であり、同一部分
は図3と同一符号を付して説明を省略する。
【0014】接地電位設定回路11は一対のMOSトラ
ンジスタ121 ,122 で構成され、このMOSトラン
ジスタ121 ,122 がビット線対BLm 間に直列に接
続され、中点は接地電位ライン13に接続されている。
また、一対のMOSトランジスタ121 ,122 のゲー
トには接地電位設定回路制御信号EQHが供給されてい
る。
【0015】図2は、図1の回路の動作波形図である。
この動作波形図に示すように、図1の回路においては、
待機状態からデータ読出し時に移る時の一定期間のみプ
リチャージ信号EQが“H”レベルとなり、プリチャー
ジ回路6が動作し、ビット線対BLm が1/2Vccにプ
リチャージされる。その他の待機時は接地電位設定回路
制御信号EQHが“H”レベルとなり、接地電位設定回
路11のMOSトランジスタ121 ,122 がオンする
もので、したがってこのMOSトランジスタ121 ,1
2 を介してビット線対BLm が接地電位(GND)に
設定される。そしてこのように待機状態から読出し動作
に移る時の一定期間を除き、ビット線対BLm が接地電
位に設定されるので、図3の回路においては、例えワー
ド線WL1 〜WLn とビット線対BLm 間にショートが
発生しても、待機時、殆どリーク電流が流れなくなる。
【0016】なお、上記一実施例ではプリチャージする
基準電圧を1/2Vccとしたが、他の電圧とすることも
できる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、待機状態からデータ読出し動作に移る時の一定期間
のみビット線対を一定の基準電圧にプリチャージし、そ
の他の待機時はビット線対を接地電位に設定するように
したので、ワード線とビット線間にショートが発生して
も、待機時に流れるリーク電流を大幅に減少させること
ができ、待機時における消費電力量が規格値をオーバー
して不良となることを的確に防止できる。したがって、
ワード線とビット線間にショートが発生した場合、それ
によって不良となるメモリセルを冗長救済回路で救済し
さえすれば、従来不良品となっていた装置を良品扱いに
することができ、半導体記憶装置の製造歩留りを上げる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の半導体記憶装置の一実施例を示す回
路構成図である。
【図2】この発明の一実施例の動作波形図である。
【図3】従来の半導体記憶装置の回路構成図である。
【図4】従来の装置の動作波形図である。
【符号の説明】
WL1 〜WLn ワード線 BLm ビット線対 11 〜1n メモリセル 6 プリチャージ回路 11 接地電位設定回路 121 ,122 MOSトランジスタ 13 接地電位ライン EQ プリチャージ信号 EQH 接地電位設定回路制御信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビット線対を基準電圧にプリチャージ
    し、その後、ワード線を駆動してメモリセルの情報をビ
    ット線対に読出すようにした半導体記憶装置において、 ビット線対を基準電圧にプリチャージする第1の回路
    と、 ビット線対を接地電位に設定する第2の回路と、 待機状態からデータ読出し動作に移る時の一定期間のみ
    前記第1の回路を動作させ、他の待機時は前記第2の回
    路を動作させる制御手段とを設けたことを特徴とする半
    導体記憶装置。
JP3315275A 1991-11-05 1991-11-05 半導体記憶装置 Pending JPH05128858A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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