JPH05128249A - 画像のブラシ処理方法 - Google Patents
画像のブラシ処理方法Info
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Abstract
ことによって時系列的にサンプル画像およびその他のブ
ラシ処理データを取得し、ターゲット画像上においてカ
ーソルを移動させてブラシ処理の軌跡を描き、その軌跡
に沿った時系列的なブラシ処理データに基づいてブラシ
処理を実行する。また、必要に応じてブラシ処理データ
を変更することによって融通性に富んだブラシ処理を実
現する。
Description
て画像データを修正する方法に関し、特に、ブラシ処理
と呼ばれる方法に関する。
ー画像を修正するためにいわゆるブラシ処理(レタッチ
処理とも呼ばれる)が行なわれる。電子ブラシは、コン
ピュータを用いた画像処理装置(レイアウトシステム)
を用いて行なわれるブラシ処理である。
アブラシを電子的にシミュレートした処理であり、その
機能によってスプレーブラシ、コピーブラシなどに区分
される。スプレーブラシとは、ブラシをかけた領域にお
けるYMCKの各色の濃度を所定の値に修正する処理で
ある。また、コピーブラシとは、ディスプレイ上に表示
された画像の一部を他の位置に移植する処理である。
ラシの機能はレイアウトシステムによって固定されてお
り、オペレータが望む融通性に富んだブラシ処理を行う
ことができないという問題がある。
を解決するためになされたものであり、融通性に富んだ
画像修正を行なうことのできる画像のブラシ処理方法を
提供することを目的とする。
め,請求項1に記載されたブラシ処理方法は、処理対象
となるターゲット画像を表わすターゲット画像データを
準備する工程と、時系列や移動距離系列などの所定の系
列に即したブラシ処理データを準備する工程と、前記タ
ーゲット画像上でカーソルを移動させることによって、
ブラシ処理の軌跡を指定する工程と、前記軌跡に沿った
前記所定の系列に即して前記ブラシ処理データを適用し
つつ、前記ターゲット画像データのブラシ処理を実行す
る工程と、を備える。
理はターゲット画像の部分をソース画像の部分画像と合
成する処理であり、工程(a)は、前記ソース画像の画
像データを準備する工程を含み、また、工程(b)は、
前記ソース画像上でカーソルを移動させることによっ
て、前記ソース画像上におけるカーソルの軌跡に沿った
所定の系列に即して前記部分画像の画像データを取得す
る工程を含む。
シ処理データを準備し、ターゲット画像上のカーソルの
軌跡に沿った所定の系列に即してそのブラシ処理データ
を適用するので、カーソルの軌跡にそって処理効果が変
化するブラシ処理を行なうことができ、融通性に富んだ
画像修正を行なうことができる。
ソルを移動させることによって、ソース画像の部分画像
の画像データを所定の系列に即して取得するので、ソー
ス画像の部分画像を所定の系列に即して容易に準備する
ことができる。
シ処理を行なう画像処理システムの構成を示すブロック
図である。この画像処理システムは、制御装置1と、制
御装置1にそれぞれ接続されたデータサンプリング装置
2と、データ記憶装置3と、端末機4と、ポインティン
グデバイス5と、外部装置とのインタフェイス6と、原
画像メモリ7と、ブラシワークメモリ8と、作業用メモ
リ9とを備えている。
共に、後述するブラシ処理を実行するコンピュータであ
る。データ記憶装置3は、例えば磁気ディスクであり、
多数の原画像の画像データと共に、ブラシ処理に使用す
るブラシ処理データを格納する。端末機4はCRT41
とキーボード42とを有している。ポインティングデバ
イス5は、例えばマウス、トラックボール、および電子
ペンとデジタイザなどである。原画像メモリ7、ブラシ
ワークメモリ8、作業用メモリ9は、それぞれRAMで
ある。原画像メモリ7は画像データを一時的に記憶し、
ブラシワークメモリ8はブラシ処理に使用されるブラシ
処理データを、また、作業用メモリ9はその他のデータ
をそれぞれ一時的に記憶する。
を示すフローチャートである。また、図3と図4は、こ
の実施例で使用されるソース画像IMsとターゲット画
像IMtとを示す概念図である。ソース画像IMsは虹
色の帯状領域の画像であり、ターゲット画像IMtは人
物の画像である。この実施例におけるブラシ処理では、
ソース画像IMsの複数の部分画像(以下では「サンプ
ル画像」呼ぶ)を時系列的にサンプリングし、これら複
数のサンプル画像をターゲット画像IMtの上に時系列
的に配列して合成する。
示に従って、制御装置1がソース画像IMsをデータ記
憶装置3から読出して原画像メモリ7に格納するととも
に、ソース画像IMsをCRT41に表示する。
1上のメニュー(図示せず)からサンプリングモードを
選択し、CRT41に表示されたソース画像IMsを見
ながらポインティングデバイス5を移動させることによ
って、ソース画像IMsの部分画像をサンプリングす
る。図3には、サンプリングに使用されるカーソルC1
と、その軌跡を示している。カーソルC1は、サンプリ
ングされる部分画像の形状を示しており、例えば255
×255画素の正方形状を有している。オペレータが、
例えばポインティングデバイス5としてのマウスのボタ
ンを押し続けながらマウスを移動させると、データサン
プリング装置2が所定のサンプリング周期でカーソルC
1の位置の部分画像をサンプリングする。なお、サンプ
リング周期は、サンプリングの開始前にオペレータが指
定するようにしてもよい。
所定の周期の各時刻t(=t10、t11、…t20)
において、次の4つのブラシ処理データが得られる。 (a)サンプル画像データIsm(t):カーソルC1
で規定されるサンプル画像を表わす画像データ。 (b)フィルタ形状データSf(t):円、正方形、星
形などのフィルタの形状を指定するデータ。ここで、フ
ィルタとは、サンプリング画像をターゲット画像IMt
に合成する際に用いられる空間フィルタ(または、空間
オペレータとも呼ばれる)である。フィルタのデフォー
ルトの形状としては、例えば、円が用いられる。なお、
ブラシ処理におけるフィルタ形状は、ブラシ形状とも呼
ばれる。
フィルタの内部における合成比率の値の分布形状を規定
するデータ。 (d)フィルタサイズR(t):フィルタの大きさを規
定するデータ。通常は、サンプル画像の大きさに相当す
るサイズを示すデータがデフォールトとされている。フ
ィルタの形状が円の時にはフィルタサイズRは円の半径
を示し、フィルタの形状が正方形の時にはフィルタサイ
ズRは正方形の一辺の1/2の長さを示す。
ータの関係を示す説明図である。、フィルタ形状データ
Sf及びフィルタサイズRによって規定されるフィルタ
の幅は、サンプル画像の幅よりも小さいのが普通であ
る。フィルタレベル分布F(r,t)は、フィルタの中
心からの距離rをパラメータとしてフィルタ内の各画素
の合成比率を表わす。ここで、距離rはフィルタサイズ
Rの距離を1として規格化された相対距離である。
においては、サンプル画像データIsm(t)の他のブ
ラシ処理データSf、F、Rにはデフォールト値が採用
されており、時刻tに依らずに一定値となっている。上
述の4種類のブラシ処理データは、ステップS3におい
てデータ記憶装置3に格納される。
更するか否かがオペレータによって指定される。この
時、例えば、CRT41上に4種類のブラシ処理データ
Ism、Sf、F、Rをそれぞれ変更するための4つの
モードと、データを変更しないモードの合計5つのモー
ドが表示される。ブラシ処理データ変更のモードを選択
すると、ステップS5〜S7が実行される。ここでは、
まず、ブラシ処理データを変更しない場合について説明
し、その後、ブラシ処理データを変更するモードを選択
した場合について説明する。
ステップS4からステップS8に移行し、ターゲット画
像IMt(図4)がデータ記憶装置3から読出されて原
画像メモリ7に書き込まれる。そして、ステップS9で
は、オペレータがポインティングデバイス5を用いてタ
ーゲット画像IMt上にブラシの軌跡を描くことによっ
てブラシ処理の実行を指示する。図4には、ポインティ
ングデバイス5で描かれたブラシの軌跡が図示されてい
る。なお、ブラシの軌跡を描く際には、CRT41上に
ブラシの形状(すなわちフィルタの形状)が表示され
る。
ブラシ処理が自動的に実行される。まず、ブラシ処理デ
ータがデータ記憶装置3から読出されてブラシワークメ
モリ8に書き込まれる。そして、このブラシ処理データ
に従ってターゲット画像IMtにサンプル画像が合成さ
れる。すなわち、サンプル画像データIsm(図5)
が、次式に従って原画像メモリ7に格納されたターゲッ
ト画像IMtと合成され、合成後の画像データIMbが
作成される。 IMb=IMt・F(r,t)+Ism・{1−F(r,t)} …(1) この際、サンプル画像データIsmの中でフィルタ内の
領域の画像データのみが合成処理に用いられ、原画像メ
モリ7内に格納されたターゲット画像データが修正され
る。図7は、こうして得られた修正後の画像を示してお
り、人物の絵柄の上に虹の絵柄が合成されている。
像を作成しようとする場合には、上述の各時刻t10〜
t20のサンプル画像と同じ画像をオペレータが1つず
つ指定してメモリに格納し、その後、ターゲット画像I
Mtの上で各サンプル画像の位置をオペレータが1つず
つ指定するという煩雑な作業が必要であった。これに対
して、上記実施例の方法では、ソース画像の上でカーソ
ルを移動させ、次に、ターゲット画像の上で再度カーソ
ルを移動させるだけでよいので、作業がきわめて簡単で
ある。しかも、カーソルの軌跡に沿ってブラシ処理の内
容が変化するので、よりクリエイティブなブラシ処理を
行なうことが可能である。更に、ソース画像上でのカー
ソルの軌跡と、ターゲット画像上でのカーソルの軌跡を
相互に無関係に描けるので、ブラシ処理の内容を変化さ
せる上で融通性が高いという利点もある。
なうか否かが指定される。ブラシ処理を再度行なう時に
は、ステップS4に戻る。
にサンプリングしたブラシ処理データに基づいて合成処
理を行なう。したがって、ソース画像上でのカーソルの
軌跡や移動速度、および、ターゲット画像上でのカーソ
ルの軌跡や移動速度などを変化させることによって、変
化に富んだブラシ処理を行なうことができるという利点
がある。
処理データを変更する場合について説明する。ステップ
S5では、ステップS4で変更の対象として選択された
ブラシ処理データが、制御装置1によってデータ記憶装
置3から読出されてブラシワークメモリ8に格納され
る。また、そのデータの内容がCRT41に表示され
る。図8は、フィルタ形状データSfで表わされるフィ
ルタ形状の時間変化がCRT41に表示された様子を示
す説明図である。ただし、この図では、時刻t10とt
20以外のサンプリング時刻におけるフィルタ形状の図
示を省略している。
タ形状のアイコン(図記号)が表示されている。オペレ
ータは、この画面を見ながらステップS6においてフィ
ルタ形状を変更する。例えば、時刻t20のフィルタ形
状を変更する時には、まず、ポインティングデバイス5
をもちいて時刻t20の位置を指定する。この結果、例
えば図9に示すように、時刻t20が選択されたことが
マーク(図9では、黒色の逆三角形)によって表示され
る。つぎに、アイコンの1つをポインティングデバイス
5で選択することによって時刻t20のフィルタ形状が
変更される。図9は、円形から正方形に変更する場合の
例である。
における各時刻において、時刻t10とt20のフィル
タ形状を補間する。図10は、時刻t15におけるフィ
ルタ形状(円形と正方形の中間的な形状)を示してい
る。時刻t10におけるフィルタ形状(この場合は円
形)がフィルタの中心からのベクトル群V10で表わさ
れ、また、時刻t20におけるフィルタ形状がベクトル
群V20で表わされるとする。このとき、時刻t10と
t20との間の各時刻Tにおけるフィルタ形状を表わす
ベクトル群Vtは、例えば、次式で表わされるほか、時
刻tを変数とする高次の関数として表わすことができ
る。 Vt=T・(V20−V10)/(t20−t10)+t10 …(2)
と、変更されたブラシ処理データがステップS7におい
てデータ記憶装置3に格納される。そして、前述したス
テップS8以降の処理が実行されてブラシ処理が行なわ
れる。
場合(図8)と、フィルタ形状を時間変化させた場合
(図10)におけるブラシ処理の様子をそれぞれ示す説
明図である。図11では、始点Psから終点Peまでの
ジグザグな軌跡に沿って円形のフィルタでブラシ処理を
行なっている。図12では、始点Psにおけるフィルタ
は円形であり、終点Peにおけるフィルタは正方形にな
っている。これらのフィルタの軌跡(ブラシの軌跡)に
そって、サンプル画像がソース画像と合成されている。
は次のようなものがある。図13は、フィルタサイズR
を変更する方法を示す説明図である。この図では、オペ
レータがポインティングデバイス5をもちいて時刻t1
5の位置を指定し、この時刻のフィルタサイズRを0と
指定している。この結果、開始時刻t10での値、時刻
t15での値、および終了時刻t20での値を結んだ直
線に沿ってフィルタサイズRが変化する。図14は、こ
のようなフィルタを用いたブラシ処理の様子を示す説明
図である。フィルタサイズRを変化させると、ブラシの
軌跡上においてサンプル画像とソース画像の合成部分の
形状を変化に富んだものにすることができる。
タレベル最大値を時間変化させた場合を示す説明図であ
る。フィルタレベル最大値とは、フィルタレベル分布F
の中での最大値(図6の例ではフィルタの中心の合成比
率の値)をいう。図15のようにフィルタレベル最大値
を変化させるには、例えば、黒丸の点をCRT41上で
ポインティングデバイス5を用いて指定し、高次関数な
どを用いた補間計算によってこれらの黒点を滑らかに接
続するようにすればよい。フィルタレベル最大値を変化
させると、フィルタ内の他の合成比率の値がフィルタレ
ベル最大値の変化に比例して変化する。このように、フ
ィルタレベル最大値を変化させると、ターゲット画像上
のブラシの軌跡において、ある部分ではサンプル画像が
強く現われ、また、他の部分ではサンプル画像よりもタ
ーゲット画像が強く現われるという効果を発揮すること
ができる。
を示している。トーンカーブは、サンプル画像の入力時
の色の濃度と出力時の色の濃度との関係を示すカーブで
あり、YMCKの各色ごとにそれぞれ定義される。ここ
で、入力時の濃度とはサンプリング時のサンプル画像デ
ータによって表わされる濃度であり、出力時の濃度とは
合成時(ブラシ処理実行時)のサンプル画像データによ
って表わされる濃度である。トーンカーブを変化させる
と、ターゲット画像上のブラシの軌跡に沿って、合成さ
れた画像が明るくなったり暗くなったりする効果や、色
相が黄色から赤色、青色に順次変化したりするような効
果を発揮することができる。
シ処理データに変更を加えることによって、ブラシ処理
の内容を変化に富んだものにすることができ、よりクリ
エイティブなブラシ処理を行なうことが可能になる。
のではなく,その要旨を逸脱しない範囲において種々の
態様において実施することが可能であり,例えば次のよ
うな変形も可能である。
ンとして、その押圧(筆圧)によってその出力信号の強
度を変化させることができるものがある。このような電
子ペンを使用してフィルタサイズRまたはフィルタレベ
ル最大値を調節するようにしてもよい。このような筆圧
応答型の電子ペンを用いるようにすれば、オペレータは
電子ペン1本でカーソルの位置とフィルタサイズRまた
はフィルタレベル最大値を同時に調節することができる
ので、作業効率が向上するという利点がある。
サンプリング時にはサンプル画像データIsmのみを時
系列的に取得し、その他のブラシ処理データは一定値で
あるとしていた。しかし、サンプリング時にフィルタサ
イズRやフィルタレベル最大値の時間変化をオペレータ
が入力するようにしてもよい。フィルタサイズRやフィ
ルタレベル最大値の時間変化を入力するための入力装置
としては、可変抵抗器などのボリュームデバイスや、上
述の筆圧応答形電子ペンなどを用いることができる。
を時系列的なデータとしていたが、カーソルの軌跡に沿
った移動距離系列的なデータとしてもよい。すなわち、
ブラシ処理データは、時系列や移動距離系列などの所定
の系列に即したデータとして構成すればよい。
せることによってサンプル画像を取得する代わりに、時
系列や移動距離系列に関係なく取得した複数のサンプル
画像に時刻や移動距離を割り当てることによって、所定
の系列に即したブラシ処理データを準備するようにして
もよい。
名前(ラベル)を付けてデータ記憶装置3に格納してお
き、ブラシ処理データの修正処理やブラシ処理(画像修
正処理)を行なう際に、ラベルを指定して所望のブラシ
処理データを読出すようにしておいてもよい。図17
は、ブラシ処理データにラベルを付ける場合のブラシ処
理データの作成手順を示すフローチャートであり、ま
た、図18はブラシ処理データの変更手順、図19はブ
ラシ処理の手順を示すフローチャートである。
は、図2のステップS1、S2、S3とそれぞれ同じ処
理である。図17のステップS13では、ステップS1
2でサンプリングしたブラシ処理データにオペレータが
名前(ラベル)をつける。これは、キーボード42から
ラベルを打ち込むことによって実行される。ステップS
14では、ラベルが付されたブラシ処理データがデータ
記憶装置3に格納される。一度に複数種類のブラシ処理
データを作成したい場合には、ステップS15からステ
ップS11に戻り、ステップS11〜S14を再度実行
する。この際、各ブラシ処理データごとに異なる名前を
つけておけば、所望のブラシ処理データをデータ記憶装
置3からいつでも読み出すことができる。
ステップS21においてオペレータがブラシ処理データ
のラベルを指示する。ステップS22は、図2のステッ
プS5と同じ処理であり、指示されたラベルのブラシ処
理データが制御装置1によってデータ記憶装置3から読
出されてブラシワークメモリ8に格納され、また、その
データの内容がCRT41に表示される。ステップS2
3は図2のステップS6と同じ処理であり、前述したよ
うにブラシ処理データが変更される。ステップS24で
は、変更したブラシ処理データにラベルが付けられる。
このラベルは変更前のラベルと同じでもよく、また、違
う名前でもよい。ステップS25は、図2のステップS
7と同じ処理であり、変更後のブラシ処理データがデー
タ記憶装置3に格納される。ただし、ステップS24に
おいて変更前と同じラベルが変更後のブラシ処理データ
に付けられたときには、変更後のブラシ処理データがデ
ータ記憶装置3に格納されるのと同時に、変更前のブラ
シ処理データが消去される。
プS8と同じ処理であり、ターゲット画像IMtが原画
像メモリ7に格納される。ステップS32においてオペ
レータがブラシ処理データのラベルを指示すると、デー
タ記憶装置3からブラシ処理データが読出され、ブラシ
ワークメモリ8に書き込まれる。ステップS33、S3
4は図2のステップS9、S10とそれぞれ同じであ
り、前述したようにブラシ処理(画像修正処理)が実行
される。ブラシ処理データの種類を変更して再度ブラシ
処理を実行したい場合には、ステップS35からステッ
プS32に戻り、ステップS32〜S34を実行する。
をつけて記憶するようにすれば、オペレータが複数のブ
ラシ処理データの中から所望のデータを選択してブラシ
処理を行なうことができるので、ブラシ処理の内容が豊
富になり、ブラシ処理の融通性をさらに高めることがで
きるという利点がある。また、ブラシ処理データの作成
と、ブラシ処理データの変更と、ブラシ処理による画像
の修正とをそれぞれ独立した作業として実行することが
できるので、各作業をまとめて行なうこと等によって、
作業効率を向上させることができるという利点もある。
た発明によれば、所定の系列に即したブラシ処理データ
を準備し、ターゲット画像上のカーソルの軌跡に沿った
所定の系列に即してそのブラシ処理データを適用するの
で、カーソルの軌跡にそって処理効果が変化するブラシ
処理を行なうことができ、融通性に富んだ画像修正を行
なうことができるという効果がある。
ソース画像上でカーソルを移動させることによって、ソ
ース画像の部分画像の画像データを所定の系列に即して
取得するようにするので、ソース画像の部分画像を所定
の系列に即して容易に準備することができるという効果
がある。
構成を示すブロック図。
チャート。
図。
説明図。
示す説明図。
示す説明図。
子を示す説明図。
ラシ処理の様子を示す説明図。
たブラシ処理の様子を示す説明図。
を示す説明図。
図。
ラシデータの作成手順を示すフローチャート。
ャート。
Claims (2)
- 【請求項1】 画像データを処理することによって画像
のブラシ処理を行なう方法であって、 (a)処理対象となるターゲット画像を表わすターゲッ
ト画像データを準備する工程と、 (b)時系列や移動距離系列などの所定の系列に即した
ブラシ処理データを準備する工程と、 (c)前記ターゲット画像上でカーソルを移動させるこ
とによって、ブラシ処理の軌跡を指定する工程と、 (d)前記軌跡に沿った前記所定の系列に即して前記ブ
ラシ処理データを適用しつつ、前記ターゲット画像デー
タのブラシ処理を実行する工程と、を備えることを特徴
とする画像のブラシ処理方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の画像のブラシ処理方法で
あって、 ブラシ処理は、ターゲット画像の部分をソース画像の部
分画像と合成する処理であり、 工程(a)は、前記ソース画像の画像データを準備する
工程を含み、また、 工程(b)は、前記ソース画像上でカーソルを移動させ
ることによって、前記ソース画像上におけるカーソルの
軌跡に沿った所定の系列に即して前記部分画像の画像デ
ータを取得する工程を含む画像のブラシ処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3311971A JP2722148B2 (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 画像のブラシ処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3311971A JP2722148B2 (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 画像のブラシ処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH05128249A true JPH05128249A (ja) | 1993-05-25 |
JP2722148B2 JP2722148B2 (ja) | 1998-03-04 |
Family
ID=18023642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3311971A Expired - Fee Related JP2722148B2 (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 画像のブラシ処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2722148B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006209543A (ja) * | 2005-01-28 | 2006-08-10 | Canon Inc | 画像編集装置及び画像編集方法 |
JP2008269059A (ja) * | 2007-04-17 | 2008-11-06 | Nintendo Co Ltd | 描画処理プログラムおよび描画処理装置 |
-
1991
- 1991-10-30 JP JP3311971A patent/JP2722148B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Title |
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