JPH04229379A - イメージ編集システム - Google Patents

イメージ編集システム

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JPH04229379A
JPH04229379A JP9723291A JP9723291A JPH04229379A JP H04229379 A JPH04229379 A JP H04229379A JP 9723291 A JP9723291 A JP 9723291A JP 9723291 A JP9723291 A JP 9723291A JP H04229379 A JPH04229379 A JP H04229379A
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JP
Japan
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signal
image
editing system
image editing
pattern
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Pending
Application number
JP9723291A
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English (en)
Inventor
Henry Tourist Alan
アラン ヘンリィ トゥリスト
A Thomas Bruce
ブルース エイ. トーマス
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EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
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Publication date
Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
Publication of JPH04229379A publication Critical patent/JPH04229379A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/20Drawing from basic elements, e.g. lines or circles
    • G06T11/203Drawing of straight lines or curves

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子的にイメージを作
成して表示するイメージ編集システムに関し、特に、イ
メージを作成または編集する際に、アーチストのペイン
トブラシをシミュレートするような特殊効果を画面上に
付与するイメージ編集システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】タブレット上でドラフティングツールを
用いてビデオディスプレイ画面上に表示されるイメージ
を作成することは良く知られている。ディスプレイ画面
および/またはドラフティングツールに関する回路を提
供し、アーチストのツールにより従前のドラフティング
メディア上に作成されるものと、電子的にそっくり模倣
し、従前とは異なるドラフティングツールまたはペイン
ティグンツールの効果をディスプレイ画面上にシミュレ
ートすることは良く知られている。また、現今では、タ
ブレット上にドラフティングツールを動かすのと同じよ
うにしてディスプレイ画面上に線を作成する方法がある
。作成された線の幅は数多くの絵素、すなわちピクセル
をカバーすることができ、鉛筆線をシミュレートする際
や、1枚の紙の上に書かれたブラシラインをシミュレー
トする際に、ピクセルのエッジに沿ってそのインテンシ
ティを変化させることもできる。今日次のような方法が
存在する。すなわち、ドラフティングツールにより描か
れた線は、すでに画面上に存在する情報の上に描くこと
ができる。すなわち、そのプロセスでは、新しい情報が
オーバライトされるか、あるいは、新しい情報とすでに
画面上に存在する情報とが混合される。その混合比はオ
ペレータにより選択された比により変化する。米国特許
4,514,818号には、このように多様なシステム
が開示されている。この発明によると、ドラフトマンが
図面上に描いた鉛筆線をリアルにシミュレートすること
ができ、同様に、アーチストのブラシ効果をうまく模倣
することができる。
【0003】今日まで、技術の焦点はすでに知られてい
るアーチストの効果を正確に電子ディスプレイ画面上に
シミュレートすることにあるようだ。その結果、発明の
努力を、電子的媒体そのものをその可能性を有する美術
的なツールと見ることに向けるよりも、エアブラシ、ペ
イントブラシ、種々の硬さの鉛筆等のペイントの形およ
びその付着のさせ方を研究することや、模倣することに
向けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、新しい電子キ
ャンバスで作業をするアーチストの要求は、従前のメデ
ィアの上で従前のツールを用いて作業をするアーチスト
の要求とは微妙に異なるものであった。
【0005】従前の技術は微妙な点に対応しないので、
電子的にイメージを作成、修正、表示する可能性を充分
に開発することができない。
【0006】本発明の目的は、新しいイメージを作成す
るか、その前のイメージを編集する際に、どのツールが
ディジタルイメージ処理法に適するかを手助けるため、
クリエイティブなアーチストにツールを提供することが
できるイメージ編集システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、所望のイメー
ジ上の絵素をオペレータにより指示することができるド
ラフティングツールを含むイメージ編集システムを備え
ている。ドラフティングツールはイメージ上の第1点か
ら同イメージ上の第2点にオペレータにより移動されて
いる。このシステムはドラフティングツールに接続され
た形選択ライブラリを有し、異なる値を有する電気形信
号を供給し、絵素群を表し、ドラフティングツールの特
徴をシミユレートしている。信号変化プロセッサは供給
手段に接続され、ドラフティングツールの第1位置から
第2位置への移動に応じて形信号を変化させ、命令ライ
ブラリからオペレータにより予め選択された入力信号が
入力されている。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例を示す。
【0010】ドラフティングツール18は電子的なタブ
レット17と移動可能なスタイラス19を備えている。 ドラフティングツール18はアドレスジェネレータ16
に接続されている。アドレスジェネレータ16はタブレ
ット17上のスタイラス19の位置を表す電気信号を供
給している。したがって、スタイラス19のタブレット
17上の位置は、ディスプレイモニタ22上に表示され
ている1枚の絵の特定の絵点上のスタイラス19の位置
を示すため、X−Y座標システムまたは他の座標システ
ムに関係させることができる。
【0011】図1に示すシステムは形選択手段12を備
えている。この形選択手段12はイメージを発生させる
際か、あるいはローカルでまたは離れた位置で作成され
たイメージに手を加える際に用いられるブラシの形のラ
イブラリを含んでいる。ブラシの形のライブラリは、公
知の手段(本発明とは無関係なので図示しない)により
表示するため、蓄積メモリ20に格納され、蓄積メモリ
20を利用できるようになっている。形選択手段12は
ドラフティングツール18の特性をシミュレートするた
め、異なる値を有し、かつ絵素群を表す電気形信号を供
給している。
【0012】形選択手段12は信号変化手段11に接続
されている。信号変化手段11はドラフティングツール
18がイメージ上の第1点から第2点に移動する際に、
その移動に応答して形信号を変化するものである。信号
変化手段11には、オペレータがキーボードまたは同様
のオペレータ入力装置10を操作して予め選択した入力
信号13が入力されている。オペレータはオペレータ入
力装置10により形選択手段12と通信することができ
、所望のブラシ効果を得るため、特定の操作に用いられ
る電気形信号を選択することができる。オペレータはメ
ニュー表示手段により表示されたブラシパターンおよび
ブラシ効果のメニューから、所望のブラシパターンとブ
ラシ効果の組み合わせを選択することができる。ブラシ
形とブラシ効果のライブラリは、形選択手段12に格納
されている。ブラシパターンとブラシ効果のライブラリ
は、ルックアップテーブル群であって、ある絵点すなわ
ち絵素(ピクセル)の値を修正するのに用いるため、予
め定めた値を信号変化手段11に供給することができる
ルックアップテーブル群であっても良い。あるいは、信
号変化手段11でどの絵素に対しても作用させるために
命令できる、特殊効果のアルゴリズムを集めたものであ
っても良い。最後に、予め存在するイメージをどのセク
ションでもブラシパターンとして複製することができる
形選択手段12にオペレータを含めることができる。
【0013】形選択手段12の出力信号はプロセッサモ
ジュール14を命令する1組の命令である。イメージ上
の点はスタイラス19の位置により識別されるが、それ
ぞれの点に対するこの命令は、その点でのブラシ効果を
表す形信号を規定する。形信号はブラシパターン、イン
テンシティレベルを備えている。ブラシパターンは複数
のイメージポイント、すなわち、ピクセル群のバッチよ
りなる。また、インテンシティレベルはブラシパターン
内の各ピクセルインテンシティを決定するものである。 また、形信号は、その上、形信号のインテンシティレベ
ルと、ブラシパターン内のそれぞれのピクセルの予め存
在するインテンシティレベルとの合成の仕方に関する命
令を有する。この合成は、例えば、それらのインテンシ
ティに比例するか、あるいは所望の比例関係で、2つの
インテンシティレベル信号を混合することと、つぎの制
限、すなわち、0%の1つの信号が100%の他の信号
と混合され、その結果、透過効果またはオーバライト効
果をケースバイケースで奏するという制限を含んでも良
い。
【0014】形信号はイメージのうちの表示されている
領域と同一の領域からのイメージ情報か、あるいは、表
示されている領域とは異なる領域からのイメージ情報、
あるいは、予め選択されたイメージ領域からのイメージ
情報を含むようにしても良い。プロセッサモジュール1
4の出力信号は蓄積メモリ20に格納されている。蓄積
メモリ20は別々のメモリであっても良いし、ビデオメ
モリそのものであっても良い。形選択手段12、プロセ
ッサモジュール14、および蓄積および/またはビデオ
ディスプレイメモリは、全て、アドレスジェネレータ1
6からの同期出力信号を用いて同期をとってアドレスさ
れる。
【0015】形選択手段12、プロセッサモジュール1
4、蓄積メモリ20、およびディスプレイユニット22
は、全て、Machintosh  IIのようなパー
ソナルコンピュータであっても良い。すなわち、プロセ
ッサが速く、メモリ容量の大きい専用コンピュータを用
いても良い。
【0016】簡単に説明してきたが、形選択手段12を
オペレータ入力装置10とともに用いることにより、デ
ィスプレイ上に表示される典型的なメニューから、オペ
レータはブラシパターンとブラシ効果を選択することが
できる。
【0017】選択メニューは「ポップアップ」形式か、
あるいは「ウインドウ」形式であるのが望ましい。これ
らの形式のメニューは、メニューの選択が終了すると、
画面から退避して邪魔にならない。1つの具体例を上げ
ると、メニューは数多くのブラシパターンポシビリティ
、すなわち、三角形、円形、四角形、多角形、または任
意の形を含むことになる。望ましい実施態様では、オペ
レータは予め定めた形を用いるか、あるいは自分で作成
するか、オペレータが選択した方法により、ブラシパタ
ーンを規定することができる。公知のイメージ形を操作
する方法を用いて、1つのパターンが選択されると、オ
ペレータはパターンを画面に表示する。そして、画面上
の選択された領域を指示するため、入力装置10を用い
るか、あるいはドラフティングツール18を用いて、そ
のパターンを意のままに拡大、縮小、回転、および移動
することができる。
【0018】再び、スクリーンメニューを用いて、オペ
レータはブラシ効果を決定することになる。オペレータ
はブラシピクセルのインテンシティレベルと予め存在す
るピクセル値の混合割合を選択するようにしても良い。 予め存在する値はブラシパターン内のピクセルか、ある
いは、異なるイメージ領域から取るようにしても良いし
、また、予め演算したデータからとるようにしても良い
。ブラシの初期形信号が選択されることになる。すなわ
ち、パターンとパターン内ピクセルのインテンシティプ
ロファイルが選択されることになる。ドラフティングツ
ール18が1点から第2点等に移動する際の形信号の変
化のしかたが選択される。オペレータが擬似ランダムな
形を選択する場合、また、ディザ、スパッタ、ウィスキ
ング、テクスチュアリング、マスクトブラシング、ブラ
ーリング、シャープニング、またはその他の特殊効果の
いずれかを選択する場合、形信号のランダム変化の度合
が決定される。これは後ほど詳しく説明する。
【0019】オペレータは上述した効果のいくつかを合
成して自分用のドラフティングツールを作り、電子メデ
ィア(これは従前のペイントブラシまたはエアブラシの
限界によっては制限されない)の能力を充分に引き出す
ようにしても良い。
【0020】例えば、図2ないし図5に示すように、パ
ターンとインテンシティレベルをともに変化させてブラ
シの形をランダムに変化させるようにしても良い。簡単
にいえば、ブラシ付近のイメージバックグランドは、一
定のインテンシティレベル、特に、画面のバックグラン
ドが白である場合、その白に対応するレベルを有するよ
うに示されている。各ピクセルの位置はアルファベット
と数字の2つの組み合わせ、すなわち、番号と英文字に
より識別される。位置1では、ドラフティングツールの
スタイラス19はピクセルC2に対応するイメージ上の
点に位置している。初期のパターンは四角形であり、ピ
クセルB1,B2,B3,C1,C2,C3,D1,D
2,およびD3を備え、それぞれ次のインテンシティレ
ベルを有する。すなわち、10,10,10,10,2
0,10,10,10,および10を有する。この例で
は、予め存在するピクセル値と新しいパターン値インテ
ンシティレベルを単純に加算する。その他に、ツールの
点から点への移動と、同じく、あるパターン内のピクセ
ルからピクセルへの移動に伴う変化を表すアルゴリズム
の混合を含む混合を用いても良い。オペレータがツール
を位置1から位置2に移動させると、イメージおよび画
面上のイメージ点の値に対応する位置か、あるいはイメ
ージ点の値と識別された位置で、前述したインテンシテ
ィ値が蓄積メモリに格納される。任意の形のパターンお
よびインテンシティ値がスタイラスの位置に向けられる
ように、その範囲が幾分限定された任意の形が選択され
ている。図3に示す形、すなわちに位置2に示す新しい
形は、次のピクセルとインテンシティ値を備えたブラシ
パターンを示す。すなわち、A2/10,A3/10,
A4/10,B2/20,B3/20,B4/20,C
2/30,C3/50,C4/30,D2/20,D3
/20,およびD4/20である。ピクセルB1,C1
,およびD1は、位置1に位置するときのブラシ効果の
ため、10のインテンシティレベルを示す。また、ピク
セルB2,B3,C2,C3,D2,およびD3は、以
前のパターンによるインテンシティ値を有する。これら
の値は新しいパターンの値と合成されることになる。 図4、すなわち位置3に示すように、B2は20+10
、すなわち30のインテンシティ値を有し、C2は30
+20=50の値、D2は30の値を有する。さらに、
A2,A3、およびA4は10の値を有し、一方、ドラ
フティングツール形信号は再びランダムに変化する。こ
の場合、次のピクセルおよび値を有する。B3/10,
B4/10,B5/10,C3/20,C4/30,C
5/20,D3/20,D4/30,D5/20,E3
/10,E4/10,E5/10である。
【0021】図5に示すように、ツール19が次の位置
4に移動すると、次のピクセルと値が残される。B1,
C1,およびD1は値が変わらず10に等しい。A2,
A3,およびA4は変化せず10に等しい。B2,C2
,およびD2も変化せず、それぞれ、30,50,30
に等しい。今、B3は10+20+10=40に等しく
、C3は10+50+20=80に、D3は50に等し
い。D4は20+30=50に、D5は20に等しい。 E3,E4,およびE5は全て10に等しく、新しい形
信号はピクセルB4,B5,B6,C4,C5,C6を
カバーするパターンを有し、それぞれ、10,20,1
0,10,20,および10のインテンシティレベルを
有する。このようなプロセスはドラフティングツール1
8が停止するまで引き続き行われ、スタイラス19の位
置変化の関数として形信号がランダムに変化する。
【0022】上述した結果によれば、作成した新しいイ
メージを予め存在するイメージとより良く混合させるの
は可能である。その理由は、新しいイメージと予め存在
するイメージの混合の度合がランダムに変化し、特に、
新しいイメージのカバリッジの態様が変化し続け予測で
きないので、新しいイメージのエッジは明確でないから
である。規定されたラインパターンが欠落すると、変化
を目視で検知するのは非常に困難である。
【0023】図6ないし図9は上述したランダム効果の
変化を示す。この例では、ランダムニスは選択により次
のような変化に限定される。すなわち、スタイラス先端
周辺のピクセル、すなわち、所定数、この場合、2ピク
セルより遠くないピクセルを含むため、形信号を修正す
るという変化に限定される。さらに、パターンの形状は
四角形という限定がある。得られる効果の1つとしては
図6ないし図9に示す4つの位置での効果であっても良
い。まず、その形はピクセルB1/10,B2/30,
C1/30、およびC2/10を含む。スタイラスが第
2位置、すなわち、C2からC3に移動すると、元のイ
ンテンシティ値は4ピクセルの元のパターンから2ピク
セル内にある4ピクセルのいずれかのピクセルに分配さ
れる。そのピクセルが前ステップからの値を有する場合
、2つの値が選択された合成アルゴリズムに従って合成
される。この図では、第2位置で、図7に示す破線で囲
まれた領域内に含まれるピクセルを可能な限り選択する
から、ピクセルA2,B4,C1,およびC3がランダ
ムに選択され、それぞれ、インテンシティ値10,30
,30,および10が与えられていた。C1には予め3
0の値が与えられているので、そのインテンシティ値は
、スタイラスが位置3に移動すると60になる。形信号
はスタイラスが位置3に移動すると、再び変化し、今度
は、ピクセルB2,B4,C5,D3のインテンシティ
値はそれぞれ10,30,10,および30になる。 スタイラスが位置を変化するにつれて、インテンシティ
の分配が位置4等で示すように変化し続ける。そして、
ランダムに変更されたピクセル値の軌跡には、前述した
ランダム変化により幾分制御されるが、それでもバック
グランドイメージによく混合された効果が表れる。
【0024】別の興味ある効果はその形にディザを加え
ることにより得ることができる。ソースピクセルインテ
ンシティ値をデスティネーション・ピクセル・インテン
シティ・情報値に混合する度合を変化させるか、あるい
はソースデータの配置か、デスティネーション・データ
の配置か、これらの混合により、ディザを行うことがで
きる。図10ないし図13は形信号インテンシティレベ
ルの変化を示して、ディザ効果を説明する。ここで、ス
タイラスがイメージ上の点から点に移動して、インテン
シティのアロケーションが変化しても、パターンは一定
とする。従って、位置1では、ピクセルB2,B3,お
よびC1のインテンシティレベル値は30,40,およ
び20が与えられる。ピクセルは全て形パターンを備え
、かつ、スタイラスが示す点を囲む3x3の四角形で囲
まれる。第2位置では、スタイラスはピクセルC3に移
動し、新しい形はそのインテンシティ値20,40,お
よび30がそれぞれピクセルC4,D2,およびD3に
分配される。スタイラスが位置番号3に移動すると、ピ
クセルB4,B5,C3のインテンシティ値にはそれぞ
れ30,20,および30が与えられ、以後、位置から
位置の移動に伴ってインテンシティ値が変化する。
【0025】図14ないし図17は位置変化に伴う形信
号の変化の他の例を示す。これは、線の開始で新しいイ
メージ濃度を漸次に濃くする効果を付与するので、スタ
イラスが最初にタブレット上を移動する際に用いると効
果的である。図14ないし図17に示すように、ピクセ
ル・インテンシティレベルはあるピクセルのパターン内
で漸次に変化する。典型的には、スタイラスが定常状態
に漸次達するまで、位置1から位置2に、ついで、位置
3、位置4に移動すると、ピクセル・インテンシティレ
ベルは一定量だけ増加する。ピクセルインテンシティレ
ベルは図18および図19に示すように、x方向および
y方向に対称的に増加する。あるいは、非対称であって
も良い。どの場合でも、その効果は、トレースの開始で
トレースの長さに沿って、いわゆる、漸次にトレース濃
度を増加させる効果、すなわち、アタックである。適正
なバッファ蓄積能力があると、リバース効果、すなわち
、デケイ効果が達成される。その効果により、最初に終
点を決定することにより、終点でトレース濃度が減少す
る。そして、蓄積されたインテンシティ値が漸次減少す
るにつれて、終点の前のピクセルのある番号が変更され
る。望ましい実施態様では、アタックとデケイはツール
を移動させるという、オペレータのトリガにより始めら
れる。
【0026】図20はスパッタ効果に対し要求される形
信号状態におけるピクセルに対する典型的なインテンシ
ティレベルの分配を示す。図21および図22に示すよ
うに、選択された所定の形信号により囲まれたパターン
内のピクセルの列に沿ったインテンシティレベルプロフ
ァイルは、ランダムであり、エアブラシパターンに幾分
似通っているイメージ点のバッチ内に、高低のインテン
シティスポットを生成する。もっと現実的な効果を付与
するため、インテンシティ値プロファイルはスタイラス
がイメージの1点から近くの点に移動するにつれて、変
化することができる。その変化はランダムであるか、あ
るいは、所望のパターンに従う。さらに、付加された効
果を得るため、スタイラス19が移動するに伴って、ピ
クセルパターンは変化することができる。
【0027】上記効果の変化により、形信号ピクセルパ
ターンの中心部は形およびインテンシティレベルが一定
となるが、そのインテンシティと、望む場合は、中心コ
ア周辺のピクセルの数をランダムに変化させる。その効
果は、一定大きさの中心コアが揺らめくハーロ(hal
lo)部により囲まれたドラフティングツールに良く似
ている。
【0028】インテンシティレベル値はイメージ上の所
定点にスタイラスを移動させることにより選択され、ま
た、その点で選択された形信号内のピクセルのパターン
におけるピクセルのインテンシティレベルをコピーする
ことにより選択される。また、インテンシティ値は選択
用メニューまたはキーボード10から直接入力するため
の符号化入力を用いて、任意に指定するものであっても
良い。
【0029】ここまでの説明ではカラーについて述べな
かったが、上述したプロセスおよびシステムでは、モノ
クロと同様にカラーも有用である。カラーは1つの信号
、典型的には、ディスプレイモニタで用いられる赤、緑
、青信号のうちの1つの信号を扱う替わりに、単純に3
つのモノクロ信号を扱う。そのカラーがマゼンタ、シア
ン、およびイエローか、あるいは赤、緑、および青を備
えていること、ある色からある色への変換は良く知られ
ており、本発明の課題ではない。各カラーコンポーネン
トは独立のモノクロとして扱われ、上述したように本発
明を適用可能である。色相変換、色調、およびスナップ
カラーブラシがエミユレートされている、カラーの相互
依存が考慮に入れられている。カラーイメージが変更さ
れるか、あるいは作成される場合は、選択された形信号
および命令は、特殊なカラー効果を望まないか、3つの
カラーを独立に変化させて、色合および色相を変化させ
、トレースごとに形およびインテンシティを付与する場
合には、3つのコンポーネントに対していずれも同一で
あるのが望ましい。
【0030】特定の形信号の変化を数多く説明してきた
が、本発明は上述した例に限定されるものではない。
【0031】ここで説明した特徴を開示したものは、他
の数多くの形信号の変化をイメージ上のスタイラス移動
の関数として考えていることにある。基礎となるイメー
ジをスメアするというような効果はこの範囲内にある。 本発明の範囲内にあるものとしては、ソースイメージピ
クセル(すなわち、ツールが位置をシフトする前に形信
号を供給するピクセル)を変化させるというような変化
がある。再び、カラーが形信号を移動の関数として変化
されるという態様と、このような変化を実現するプロセ
スは、他の変化が全て本発明の範囲内にあるように、本
発明の範囲内で制御される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】ランダムブラシパターンが選択された場合の位
置1におけるドラフティングツールの効果を示す図であ
る。
【図3】ランダムブラシパターンが選択された場合の位
置2におけるドラフティングツールの効果を示す図であ
る。
【図4】ランダムブラシパターンが選択された場合の位
置3におけるドラフティングツールの効果を示す説明図
である。
【図5】ランダムブラシパターンが選択された場合の位
置4におけるドラフティングツールの効果を示す説明図
である。
【図6】ランダムニスレベルが2のランダム制限ブラシ
パターンが選択された場合の位置1におけるドラフティ
ングツールの効果を示す図である。
【図7】ランダムニスレベルが2のランダム制限ブラシ
パターンが選択された場合の位置2におけるドラフティ
ングツールの効果を示す図である。
【図8】ランダムニスレベルが2のランダム制限ブラシ
パターンが選択された場合の位置3におけるドラフティ
ングツールの効果を示す図である。
【図9】ランダムニスレベルが2のランダム制限ブラシ
パターンが選択された場合の位置4におけるドラフティ
ングツールの効果を示す図である。
【図10】ディザブラシパターンが選択された場合の位
置1におけるドラフティングツールの効果を示す図であ
る。
【図11】ディザブラシパターンが選択された場合の位
置2におけるドラフティングツールの効果を示す図であ
る。
【図12】ディザブラシパターンが選択された場合の位
置3におけるドラフティングツールの効果を示す図であ
る。
【図13】ディザブラシパターンが選択された場合の位
置4におけるドラフティングツールの効果を示す図であ
る。
【図14】アタック効果が選択された場合の位置1にお
けるドラフティングツールの効果を示す図である。
【図15】アタック効果が選択された場合の位置2にお
けるドラフティングツールの効果を示す図である。
【図16】アタック効果が選択された場合の位置3にお
けるドラフティングツールの効果を示す図である。
【図17】アタック効果が選択された場合の位置4にお
けるドラフティングツールの効果を示す図である。
【図18】図14ないし図17に示す各点でのX座標ピ
クセルインテンシティプロファイルを示す図である。
【図19】図14ないし図17に示す各点でのY座標ピ
クセルインテンシティプロファイルを示す図である。
【図20】スパッタ効果によるブラシパターンを示す図
である。
【図21】図20に示すA−A線上ピクセルに対するイ
ンテンシティプロファイルを示す図である。
【図22】図20に示すB−B線上ピクセルに対するイ
ンテンシティプロファイルを示す図である。
【符号の説明】
10  オペレータ入力装置 11  信号変化手段 12  形選択手段 14  プロセッサモジュール 16  アドレスジェネレータ 17  タブレット 18  ドラフティングツール 19  スタイラス 20  蓄積メモリ 22  ディスプレイ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  所望のイメージ上の絵素をオペレータ
    により指示することが可能であり、オペレータによりイ
    メージ上の第1位置から同イメージ上の第2位置に移動
    させることができるドラフティングツールを含み、該ド
    ラフティングツールに接続され、異なる値を有し、絵素
    群を表す電気形信号を供給し、前記ドラフティングツー
    ルの特性をシミュレートする供給手段を有するイメージ
    編集システムにおいて、前記供給手段に接続され、前記
    ドラフティングツールの前記第1位置から第2位置への
    移動に応じて前記形信号を変化させる変化手段を備え、
    該変化手段はオペレータにより命令ライブラリから予め
    選択された入力信号が入力されていることを特徴とする
    イメージ編集システム。
  2. 【請求項2】  請求項1において、所望のイメージの
    絵素を表す蓄積位置を有する絵素信号を格納する蓄積メ
    モリと、該蓄積メモリと前記供給手段に接続され、前記
    ドラフティングツールにより指示された各絵素に対して
    新しい絵素信号を生成し、その絵素信号は形信号の関数
    であるとともに、各絵素に対応して蓄積メモリから取り
    出された同一絵素に対するその前の絵素信号の関数であ
    る信号処理手段とを備えたことを特徴とするイメージ編
    集システム。
  3. 【請求項3】  請求項2において、前記蓄積メモリに
    接続され、格納された絵素信号に対応するイメージを表
    示する手段を備えたことを特徴するイメージ編集システ
    ム。
  4. 【請求項4】  請求項1において、前記変化手段は、
    前記供給手段に接続され、該供給手段から供給される共
    通信号を受信し格納する手段と、該手段により格納され
    た信号と、前記ドラフティングツールの第2位置から第
    3位置への移動に応じて変化された形信号とを合成する
    合成手段とを備えたことを特徴とするイメージ編集シス
    テム。
  5. 【請求項5】  請求項4において、合成手段は変化さ
    れた形信号の予め選択された部分と格納された信号とを
    合成する手段を含むことを特徴とするイメージ編集シス
    テム。
  6. 【請求項6】  請求項1または請求項4において、形
    信号は、特定パターンに含まれる絵素を表すパターン信
    号と、前記パターンの各絵素のブライトネスレベルを表
    すインテンシティレベル信号とを備えたことを特徴とす
    るイメージ編集システム。
  7. 【請求項7】  請求項6において、パターン信号とイ
    ンテンシティレベル信号はランダムに変化することを特
    徴とするイメージ編集システム。
  8. 【請求項8】  請求項6において、インテンシティレ
    ベル信号は一定であり、パターン信号はランダムである
    ことを特徴とするイメージ編集システム。
  9. 【請求項9】  請求項6において、パターン信号は一
    定であり、インテンシティレベル信号はランダムである
    ことを特徴とするイメージ編集システム。
  10. 【請求項10】  請求項6において、パターン信号は
    そのランダムな変化が限定され、パターン信号をランダ
    ムに変化させる際に、1つの元パターンの複数絵素の内
    の1つの絵素から、予め選択された数のエレメント内の
    複数の絵素のみを利用することを特徴とするイメージ編
    集システム。
  11. 【請求項11】  請求項6において、インテンシティ
    レベル信号は漸次増加し、各共通信号が変化するように
    、初期インテンシティレベルから最終インテンシティレ
    ベルに連続的に増加することを特徴とするイメージ編集
    システム。
  12. 【請求項12】  請求項6において、インテンシティ
    レベル信号は漸次減少し、各共通信号が変化するように
    、初期インテンシティレベルから連続的に減少すること
    を特徴とするイメージ編集システム。
  13. 【請求項13】  請求項6において、パターン信号は
    ディザ効果を付与するため、予め選択された絵素のまわ
    りに対称的に変化するようにしたことを特徴とするイメ
    ージ編集システム。
  14. 【請求項14】  請求項6において、パターン信号は
    一定であり、インテンシティレベル信号はディザ効果を
    付与するため、予め選択された絵素のまわりに対称的に
    変化するようにしたことを特徴とするイメージ編集シス
    テム。
  15. 【請求項15】  請求項6において、形信号は絵素群
    の中心部分に対して一定であり、インテンシティレベル
    信号は前記中心部分周辺の絵素群に対してランダムに変
    化することを特徴とするイメージ編集システム。
  16. 【請求項16】  請求項15において、パターン信号
    は前記中心部分周辺の絵素群に対してランダムに変化す
    ることを特徴とするイメージ編集システム。
JP9723291A 1990-04-26 1991-04-26 イメージ編集システム Pending JPH04229379A (ja)

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EP0454477A3 (en) 1993-06-30
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