JPH0512808U - トランスミツシヨン - Google Patents

トランスミツシヨン

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JPH0512808U
JPH0512808U JP5987391U JP5987391U JPH0512808U JP H0512808 U JPH0512808 U JP H0512808U JP 5987391 U JP5987391 U JP 5987391U JP 5987391 U JP5987391 U JP 5987391U JP H0512808 U JPH0512808 U JP H0512808U
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JP
Japan
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gear
reverse
reverse idler
idler gear
input
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5987391U
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English (en)
Inventor
正朗 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
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Publication of JPH0512808U publication Critical patent/JPH0512808U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 リバースギヤ用のシンクロメッシュ機構を設
けるにもかかわらず、インプットシャフトやアウトプッ
トシャフトの全長を極力短くしてその大型化を防ぐ。 【構成】 インプットシャフト8の図中上方(実機では
斜め下方)にリバースアイドラシャフト35が固定され
る。リバースアイドラシャフト35には、第1リバース
アイドラギヤ36と第2リバースアイドラギヤ37とが
回動自在に支持される。ギヤ37はギヤ36の外周に嵌
合している。ギヤ36は入力用1リバースギヤ41に噛
み合って、これに駆動される。ギヤ37はアウトプット
シャフト9に嵌合・固着されたリバースギヤ38に噛み
合って、これを駆動する。一方、ギヤ37の後端(図
中、左方)にはシンクロメッシュ機構39が固定され、
シフトフォーク40の作動によってギヤ36とギヤ37
とが結合する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、常時噛合式の後退段ギヤを有するトランスミッションに係り、詳し くは全長の短縮等を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
マニュアルトランスミッションにおける前進変速段の切換えに当たっては、先 ず噛み合わせる一対のギヤの回転を同期させ、しかる後に切換操作(シフト)を 行う。回転同期には一般にシンクロメッシュ機構が用いられ、これが各々の前進 段ギヤ毎に取り付けられている。しかし、後退段ギヤ(以下、リバースギヤと称 する。)に限っては、リバースシフトが車両が一旦停止した後に行われること、 また前進走行中に誤操作によるリバースシフトが行われた場合にギヤが破損する ことを防止すること等からシンクロメッシュ機構を取り付けないことが多い。
【0003】 ところが、車両が停止しても、クラッチを切った直後にはインプットシャフト は暫くの間高速で回転しており、静止したアウトプットシャフトとの間にはかな りの回転差がある。そのため、迅速なリバースシフトを行うと、シフト操作側の スリーブ内歯とリバースギヤ側のクラッチギヤとが衝突し、不快なギヤ鳴りを発 生する。実開昭62−156652号公報には、このような不具合を解消するべ く、インプットシャフトあるいはアウトプットシャフト上にリバースギヤ用のシ ンクロメッシュ機構を設けたトランスミッションが提案されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述したトランスミッションでは、リバースギヤ用のシンクロメッシュ機構に より、リバースシフト時のギヤ鳴り等は生じなくなった。ところが、このシンク ロメッシュ機構を配設する都合上、インプットシャフトもしくはアウトプットシ ャフトの全長は長くならざるを得ず、トランスミッションの大型化を招いていた 。そして、エンジンルーム内にトランスミッションが収納されるF・F(フロン トエンジン・フロントドライブ)車等ではその大型化が設計上の障害となってい た。
【0005】 本考案は上記状況に鑑みなされたもので、リバースギヤ用のシンクロメッシュ 機構を設けるにもかかわらず、インプットシャフトやアウトプットシャフトの全 長を極力短くし、以てその大型化を防いだトランスミッションを提供することを 目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案ではこの課題を解決するために、インプットシャフトに形成され た入力用後退段ギヤとアウトプットシャフトに形成された出力用後退段ギヤとに それぞれ噛み合って回転の伝達を行うリバースアイドラギヤを前進段ギヤ列の前 方に具えてなるトランスミッションにおいて、当該リバースアイドラギヤをイン プットシャフト側の後退段ギヤと常時噛み合う第1リバースアイドラギヤとアウ トプットシャフト側の後退段ギヤと常時噛み合う第2リバースアイドラギヤとに 分割すると共にこれら第1および第2リバースアイドラギヤ同士を断続する後退 段用シンクロメッシュ機構を具える一方、当該第1リバースアイドラギヤを当該 第2リバースアイドラギヤの前方に配置するようにしたのである。
【0007】
【作用】
後退段用シンクロメッシュ機構を作動させることにより、第1および第2リバ ースアイドラギヤ同士が接続され、後退段ギヤ列が達成される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づき詳細に説明する。 図1には本考案に係るトランスミッションの概略構成を示し、図2には同要部 縦断面を示してある。
【0009】 図1において、1はF・F車用の前進6段・後退1段のトランスミッションで あり、エンジン2からクラッチ3を介して入力した駆動力を変速し、ディファレ ンシャルギヤユニット4に伝達する。図中、5は図示しない左右前輪を駆動する ドライブシャフトである。トランスミッション1の本体であるトランスミッショ ンケース6には、エンジン2のクランクシャフト7と同軸のインプットシャフト 8と、インプットシャフト8と平行に配置されたアウトプットシャフト9とが回 転自在に保持されている。
【0010】 インプットシャフト8には図中右側から順に1速段〜6速段までの入力用前進 段ギヤ11〜16が形成され、アウトプットシャフト9にはこれに対応して出力 用前進段ギヤ21〜26が形成され、これらで1速段〜6速段ギヤ列G1〜G6 が形成されている。1速段ギヤ列G1および2速段ギヤ列G2用のシンクロメッ シュ機構30はアウトプットシャフト9側に設けられ、3速段ギヤ列G3〜6速 段ギヤ列G6用のシンクロメッシュ機構31,32はインプットシャフト8側に 設けられている。また、アウトプットシャフト9の右端部にはディファレンシャ ルドライブギヤ33と噛み合うアウトプットギヤ34が一体的に形成されている 。
【0011】 図2に示すように、インプットシャフト8の図中上方(実機では斜め下方)に はリバースアイドラシャフト35が固定されている。リバースアイドラシャフト 35には、第1リバースアイドラギヤ36と第2リバースアイドラギヤ37とが 回動自在に支持されている。尚、第2リバースアイドラギヤ37は第1リバース アイドラギヤ36の外周に嵌合している。第1リバースアイドラギヤ36は入力 用1リバースギヤ41に噛み合っており、これに駆動される。また、第2リバー スアイドラギヤ37はアウトプットシャフト9に嵌合・固着されたリバースギヤ 38に噛み合っており、これを駆動する。
【0012】 一方、第2リバースアイドラギヤ37の後端(図中、左方)にはシンクロメッ シュ機構39が固定されており、シフトフォーク40の作動によって第1リバー スアイドラギヤ36と第2リバースアイドラギヤ37とが結合するようになって いる。
【0013】 以下、本実施例の作用を述べる。 ニュートラル状態からリバースシフトを行う場合、図示しないシフトレバーを 操作することによりシフトフォーク40が図中右方に移動する。すると、シンク ロメッシュ機構39の作動により、第1リバースアイドラギヤ36と第2リバー スアイドラギヤ37とが同期回転した後に結合する。その結果、インプットシャ フト8の回転が入力用1リバースギヤ41から両リバースアイドラギヤ36,3 7を介してリバースギヤ38に伝達され、アウトプットシャフト9が回転する。 アウトプットシャフト9が回転すると、アウトプットギヤ34と噛み合っている ディファレンシャルドライブギヤ33も回転し、ディファレンシャルギヤユニッ ト4を介してドライブシャフト5が駆動されるのである。
【0014】 ところで、本実施例ではこのように後退段にシンクロメッシュ機構39を設け てリバースシフト時のギヤ鳴りを防止したが、トランスミッションの全長は従来 のものより短くできた。すなわち、先ずシンクロメッシュ機構39をリバースア イドラギヤ36,37側に設けたためにインプットシャフト8の全長を短くする ことが可能となり、次に第1リバースアイドラギヤ36を第2リバースアイドラ ギヤ37の前方に配置したため、リバースギヤ38の位置が後退してアウトプッ トシャフト9の全長も短くすることことが可能となった。トランスミッション1 の全長は、インプットシャフト8およびアウトプットシャフト9の全長により決 定されるため、従来のものに比べて著しく短くすることができたのである。
【0015】
【考案の効果】
本考案に係るトランスミッションによれば、リバースアイドラギヤを2分割す ると共にこれらリバースアイドラギヤ同士を断続する後退段用シンクロメッシュ 機構を具える一方、第1リバースアイドラギヤを第2リバースアイドラギヤの前 方に配置するようにしたため、トランスミッションの全長を著しく短縮できると いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るトランスミッションの概略構成図
である。
【図2】本考案に係るトランスミッションの要部縦断面
図である。
【符号の説明】
1 トランスミッション 8 インプットシャフト 9 アウトプットシャフト 36 第1リバースアイドラギヤ 37 第2リバースアイドラギヤ 38 リバースギヤ 39 シンクロメッシュ機構 41 入力用リバースギヤ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インプットシャフトに形成された入力用
    後退段ギヤとアウトプットシャフトに形成された出力用
    後退段ギヤとにそれぞれ噛み合って回転の伝達を行うリ
    バースアイドラギヤを前進段ギヤ列の前方に具えてなる
    トランスミッションにおいて、当該リバースアイドラギ
    ヤをインプットシャフト側の後退段ギヤと常時噛み合う
    第1リバースアイドラギヤとアウトプットシャフト側の
    後退段ギヤと常時噛み合う第2リバースアイドラギヤと
    に分割すると共にこれら第1および第2リバースアイド
    ラギヤ同士を断続する後退段用シンクロメッシュ機構を
    具える一方、当該第1リバースアイドラギヤを当該第2
    リバースアイドラギヤの前方に配置したことを特徴とす
    るトランスミッション。
JP5987391U 1991-07-30 1991-07-30 トランスミツシヨン Withdrawn JPH0512808U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5987391U JPH0512808U (ja) 1991-07-30 1991-07-30 トランスミツシヨン

Applications Claiming Priority (1)

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JP5987391U JPH0512808U (ja) 1991-07-30 1991-07-30 トランスミツシヨン

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Publication Number Publication Date
JPH0512808U true JPH0512808U (ja) 1993-02-19

Family

ID=13125715

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5987391U Withdrawn JPH0512808U (ja) 1991-07-30 1991-07-30 トランスミツシヨン

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010078129A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Fuji Heavy Ind Ltd 手動変速機のリバースシンクロ装置
JP2020060224A (ja) * 2018-10-09 2020-04-16 マツダ株式会社 車両用変速機およびパワートレイン

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010078129A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Fuji Heavy Ind Ltd 手動変速機のリバースシンクロ装置
JP2020060224A (ja) * 2018-10-09 2020-04-16 マツダ株式会社 車両用変速機およびパワートレイン

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Legal Events

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19951102