JPH05127827A - タツチパネル式入力装置 - Google Patents
タツチパネル式入力装置Info
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- JPH05127827A JPH05127827A JP28786291A JP28786291A JPH05127827A JP H05127827 A JPH05127827 A JP H05127827A JP 28786291 A JP28786291 A JP 28786291A JP 28786291 A JP28786291 A JP 28786291A JP H05127827 A JPH05127827 A JP H05127827A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電源オン操作と位置入力操作とを一元化して
操作が簡略化できるタッチパネル式入力装置を提供す
る。 【構成】 Ｘ方向及びＹ方向に均一な抵抗分布をそれぞ
れ有する上下２枚の電極パネル２７ａ及び２７ｂと、こ
れら電極パネル上に電圧分布を形成する電圧を各電極パ
ネルに交互に印加すると共に両電極パネルの一点が接触
したときに他方の電極パネルが得た電圧を検出測定する
制御回路２８とを有しており、この制御回路で検出測定
した測定電圧と電極パネルの電圧分布とから接触位置を
算出するようにしたタッチパネル式入力装置であって、
この制御回路は、電源オフ時に、各電極パネルと出力抵
抗Ｒ３、ＶＲ１とを電源とアースとの間に直列に設定す
るよう構成されており、電極パネルの所定の部分が互い
に接触したときに出力抵抗に現れる電圧に応じて電源オ
ン動作を行うようにしている。
操作が簡略化できるタッチパネル式入力装置を提供す
る。 【構成】 Ｘ方向及びＹ方向に均一な抵抗分布をそれぞ
れ有する上下２枚の電極パネル２７ａ及び２７ｂと、こ
れら電極パネル上に電圧分布を形成する電圧を各電極パ
ネルに交互に印加すると共に両電極パネルの一点が接触
したときに他方の電極パネルが得た電圧を検出測定する
制御回路２８とを有しており、この制御回路で検出測定
した測定電圧と電極パネルの電圧分布とから接触位置を
算出するようにしたタッチパネル式入力装置であって、
この制御回路は、電源オフ時に、各電極パネルと出力抵
抗Ｒ３、ＶＲ１とを電源とアースとの間に直列に設定す
るよう構成されており、電極パネルの所定の部分が互い
に接触したときに出力抵抗に現れる電圧に応じて電源オ
ン動作を行うようにしている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、表示画面上等に設けら
れる透明電極によるタッチパネル式入力装置に関する。
れる透明電極によるタッチパネル式入力装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば液晶、ＣＲＴ等の表示画面上に透
明電極によるＸ方向及びＹ方向のタッチパネルを重ねて
貼着しておき、Ｘ方向及びＹ方向の電圧分布をそれぞれ
に形成した状態でペンや指先等でその一点を押圧するこ
とにより、Ｘ方向及びＹ方向のタッチパネルを互いに一
点で接触させ、その接触点の電圧から押圧点の位置座標
を検出するようにしたタッチパネル式入力装置は公知で
ある。
明電極によるＸ方向及びＹ方向のタッチパネルを重ねて
貼着しておき、Ｘ方向及びＹ方向の電圧分布をそれぞれ
に形成した状態でペンや指先等でその一点を押圧するこ
とにより、Ｘ方向及びＹ方向のタッチパネルを互いに一
点で接触させ、その接触点の電圧から押圧点の位置座標
を検出するようにしたタッチパネル式入力装置は公知で
ある。
【０００３】従来のこの種タッチパネル式入力装置は、
電源キー又は電源スイッチがタッチパネルとは別個に設
けられており、電源キー又は電源スイッチを操作して電
源を入れてからパネル操作を始めるように構成されてい
た。
電源キー又は電源スイッチがタッチパネルとは別個に設
けられており、電源キー又は電源スイッチを操作して電
源を入れてからパネル操作を始めるように構成されてい
た。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置はこのよう
な方式のため、繰り返して電源のオン／オフが行われる
場合に、パネル操作と電源キー又は電源スイッチ操作と
を繰り返して行わねばならず操作が煩雑となる不都合が
あった。
な方式のため、繰り返して電源のオン／オフが行われる
場合に、パネル操作と電源キー又は電源スイッチ操作と
を繰り返して行わねばならず操作が煩雑となる不都合が
あった。
【０００５】従って本発明は、ペン入力又はタッチ入力
によってタッチパネルの特定部分を押下することにより
自動的に電源が入るようにし、これによって電源オン操
作と位置入力操作とを一元化して操作が簡略化できるタ
ッチパネル式入力装置を提供するものである。
によってタッチパネルの特定部分を押下することにより
自動的に電源が入るようにし、これによって電源オン操
作と位置入力操作とを一元化して操作が簡略化できるタ
ッチパネル式入力装置を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、Ｘ方向
及びＹ方向に均一な抵抗分布をそれぞれ有する上下２枚
の電極パネルと、これら電極パネル上に電圧分布を形成
する電圧を各電極パネルに交互に印加すると共に両電極
パネルの一点が接触したときに他方の電極パネルが得た
電圧を検出測定する制御回路とを有しており、この制御
回路で検出測定した測定電圧と電極パネルの電圧分布と
から接触位置を算出するようにしたタッチパネル式入力
装置であって、この制御回路は、電源オフ時に、各電極
パネルと出力抵抗とを電源とアースとの間に直列に設定
するよう構成されており、電極パネルの所定の部分が互
いに接触したときに出力抵抗に現れる電圧に応じて電源
オン動作を行うようにしたタッチパネル式入力装置が提
供される。
及びＹ方向に均一な抵抗分布をそれぞれ有する上下２枚
の電極パネルと、これら電極パネル上に電圧分布を形成
する電圧を各電極パネルに交互に印加すると共に両電極
パネルの一点が接触したときに他方の電極パネルが得た
電圧を検出測定する制御回路とを有しており、この制御
回路で検出測定した測定電圧と電極パネルの電圧分布と
から接触位置を算出するようにしたタッチパネル式入力
装置であって、この制御回路は、電源オフ時に、各電極
パネルと出力抵抗とを電源とアースとの間に直列に設定
するよう構成されており、電極パネルの所定の部分が互
いに接触したときに出力抵抗に現れる電圧に応じて電源
オン動作を行うようにしたタッチパネル式入力装置が提
供される。
【０００７】
【作用】電極パネルの所定の部分、例えば特定のタッチ
キー部を押圧すると、その部分の上下電極パネルが互い
に接触し、電流が両電極パネルと出力抵抗とを通過して
その出力抵抗に電圧が現れる。この出力電圧がある値以
上であれば、制御回路が電源入力シーケンスを作動させ
る。
キー部を押圧すると、その部分の上下電極パネルが互い
に接触し、電流が両電極パネルと出力抵抗とを通過して
その出力抵抗に電圧が現れる。この出力電圧がある値以
上であれば、制御回路が電源入力シーケンスを作動させ
る。
【０００８】
【実施例】次に、本発明の実施例について図を参照して
説明する。
説明する。
【０００９】図２は、本発明の一実施例であるタッチパ
ネル式入力装置の外観を概略的に表す斜視図である。同
図において、１０は液晶、ＣＲＴ（カソードレイチュー
ブ）等の表示画面上に重ねて貼着された透明電極による
Ｘ方向及びＹ方向の上下２枚構造のタッチパネル、１１
はタッチパネル１０の所定位置（この場合は右端部であ
るが特に位置は問わない）に設けられたタッチキー部で
ある。タッチキー部１１は、タッチパネル１０に貼り付
けられたた印刷シートを含んでいる。
ネル式入力装置の外観を概略的に表す斜視図である。同
図において、１０は液晶、ＣＲＴ（カソードレイチュー
ブ）等の表示画面上に重ねて貼着された透明電極による
Ｘ方向及びＹ方向の上下２枚構造のタッチパネル、１１
はタッチパネル１０の所定位置（この場合は右端部であ
るが特に位置は問わない）に設けられたタッチキー部で
ある。タッチキー部１１は、タッチパネル１０に貼り付
けられたた印刷シートを含んでいる。
【００１０】図３は、本実施例の電気的な全体構成を概
略的に表すブロック図である。同図において、２０はＲ
ＯＭ（リードオンリメモリ）２１に格納されているプロ
グラムに従って全システムを制御するＣＰＵ（中央処理
装置）、２２はデータの格納やＣＰＵ２０のワークエリ
ヤ等に使用するＲＡＭ（ランダムアクセスメモリ）、２
３はキーボード２４等の入出力機器が接続されており入
力装置のデータの入出力等を行なうＩ／Ｏ装置である。
ＣＰＵ２０は、Ｉ／Ｏ装置２３を介して入出力機器の状
態を知ることができる。さらに図３において、２５は液
晶表示装置、ＣＲＴ表示装置等の表示装置、２６は表示
メモリである。ＣＰＵ２０はこの表示メモリ２６にデー
タを書込むことで所望の内容を表示装置２５に表示する
ことができる。さらに図３において、２７は表示装置２
５の表面上に貼着された透明なアナログ抵抗膜方式の上
下２枚構造のタッチパネル、２８はタッチパネル２７の
制御回路である。ＣＰＵ２０からこの制御回路２８を制
御することによってタッチパネル２７に電圧を印加し、
このパネル２７上に電圧分布（電圧傾斜）を形成する。
実際には、Ｘ方向及びＹ方向座標検出体であるこれら上
下２枚のパネルに電圧を交互に印加し、一方のパネル上
のタッチ位置から他のパネルに得られた位置電圧を制御
回路２８で検出測定してその測定値データと電圧傾斜デ
ータを照合算出して位置特定するものである。なお２９
はＡ／Ｄ（アナログ／デジタル）変換器であり、タッチ
パネル２７から制御回路２８が検出測定する電圧がアナ
ログ値なので、これをＡ／Ｄ変換してＣＰＵ２０が処理
するディジタル値を得るようにしている。
略的に表すブロック図である。同図において、２０はＲ
ＯＭ（リードオンリメモリ）２１に格納されているプロ
グラムに従って全システムを制御するＣＰＵ（中央処理
装置）、２２はデータの格納やＣＰＵ２０のワークエリ
ヤ等に使用するＲＡＭ（ランダムアクセスメモリ）、２
３はキーボード２４等の入出力機器が接続されており入
力装置のデータの入出力等を行なうＩ／Ｏ装置である。
ＣＰＵ２０は、Ｉ／Ｏ装置２３を介して入出力機器の状
態を知ることができる。さらに図３において、２５は液
晶表示装置、ＣＲＴ表示装置等の表示装置、２６は表示
メモリである。ＣＰＵ２０はこの表示メモリ２６にデー
タを書込むことで所望の内容を表示装置２５に表示する
ことができる。さらに図３において、２７は表示装置２
５の表面上に貼着された透明なアナログ抵抗膜方式の上
下２枚構造のタッチパネル、２８はタッチパネル２７の
制御回路である。ＣＰＵ２０からこの制御回路２８を制
御することによってタッチパネル２７に電圧を印加し、
このパネル２７上に電圧分布（電圧傾斜）を形成する。
実際には、Ｘ方向及びＹ方向座標検出体であるこれら上
下２枚のパネルに電圧を交互に印加し、一方のパネル上
のタッチ位置から他のパネルに得られた位置電圧を制御
回路２８で検出測定してその測定値データと電圧傾斜デ
ータを照合算出して位置特定するものである。なお２９
はＡ／Ｄ（アナログ／デジタル）変換器であり、タッチ
パネル２７から制御回路２８が検出測定する電圧がアナ
ログ値なので、これをＡ／Ｄ変換してＣＰＵ２０が処理
するディジタル値を得るようにしている。
【００１１】図１は、本実施例における制御回路２８を
詳細に示す回路図である。同図において、２７ａはタッ
チパネル２７の上側のパネルであるＹ座標電極パネル、
２７ｂは下側のパネルであるＸ座標電極パネルである。
これらＹ座標電極パネル２７ａ及びＸ座標電極パネル２
７ｂは、それぞれの座標方向に均一な抵抗分布を有する
抵抗ネットワークである。
詳細に示す回路図である。同図において、２７ａはタッ
チパネル２７の上側のパネルであるＹ座標電極パネル、
２７ｂは下側のパネルであるＸ座標電極パネルである。
これらＹ座標電極パネル２７ａ及びＸ座標電極パネル２
７ｂは、それぞれの座標方向に均一な抵抗分布を有する
抵抗ネットワークである。
【００１２】Ｙ座標電極パネル２７ａの一端はスイッチ
回路３０を介して電源に接続されており、その他端はス
イッチ回路３１及び抵抗Ｒ１の直列接続を介して接地さ
れている。Ｘ座標電極パネル２７ｂの一端はスイッチ回
路３２を介して電源に接続されており、その他端はスイ
ッチ回路３３及び抵抗Ｒ２の直列接続を介して接地され
ている。
回路３０を介して電源に接続されており、その他端はス
イッチ回路３１及び抵抗Ｒ１の直列接続を介して接地さ
れている。Ｘ座標電極パネル２７ｂの一端はスイッチ回
路３２を介して電源に接続されており、その他端はスイ
ッチ回路３３及び抵抗Ｒ２の直列接続を介して接地され
ている。
【００１３】Ｙ座標電極パネル２７ａの他端、及びＸ座
標電極パネル２７ｂの他端は、Ａ／Ｄ変換器２９の入力
に接続されている。
標電極パネル２７ｂの他端は、Ａ／Ｄ変換器２９の入力
に接続されている。
【００１４】Ｙ座標電極パネル２７ａのこの他端は、さ
らに、スイッチ回路３４、抵抗Ｒ３、及び調整用可変抵
抗ＶＲ１の直列接続を介して接地されている。本発明の
出力抵抗に対応する抵抗Ｒ３及び可変抵抗ＶＲ１の接続
点はＣＰＵ２０の所定の入力端子に接続されている。
らに、スイッチ回路３４、抵抗Ｒ３、及び調整用可変抵
抗ＶＲ１の直列接続を介して接地されている。本発明の
出力抵抗に対応する抵抗Ｒ３及び可変抵抗ＶＲ１の接続
点はＣＰＵ２０の所定の入力端子に接続されている。
【００１５】まず、タッチ位置検出動作について説明す
る。
る。
【００１６】電極パネル２７ａ及び２７ｂが均一な抵抗
ネットワークとなっているので、タッチされているＹ座
標の位置を知るときは、スイッチ回路３０及び３１をオ
ンとすると、上側の電極パネル２７ａと抵抗Ｒ１との直
列回路がＶｃｃ（電源電圧）とグランドとの間に接続さ
れて、電極パネル２７ａに均一な電圧分布が生じる。一
方、その他のスイッチ回路３２、３３、及び３４は全て
オフとする。この状態で一点にタッチすると、上下の電
極パネル２７ａ及び２７ｂがその点で電気的に接続さ
れ、上側の電極パネル２７ａのタッチされた位置に相当
する電圧（アナログ電圧）が下側電極パネル２７ｂに現
われ、これが出力電圧として出力される。この出力電圧
がＡ／Ｄ変換器２９でＡ／Ｄ変換されてＣＰＵ２０に印
加されることによりＹ座標が演算される。
ネットワークとなっているので、タッチされているＹ座
標の位置を知るときは、スイッチ回路３０及び３１をオ
ンとすると、上側の電極パネル２７ａと抵抗Ｒ１との直
列回路がＶｃｃ（電源電圧）とグランドとの間に接続さ
れて、電極パネル２７ａに均一な電圧分布が生じる。一
方、その他のスイッチ回路３２、３３、及び３４は全て
オフとする。この状態で一点にタッチすると、上下の電
極パネル２７ａ及び２７ｂがその点で電気的に接続さ
れ、上側の電極パネル２７ａのタッチされた位置に相当
する電圧（アナログ電圧）が下側電極パネル２７ｂに現
われ、これが出力電圧として出力される。この出力電圧
がＡ／Ｄ変換器２９でＡ／Ｄ変換されてＣＰＵ２０に印
加されることによりＹ座標が演算される。
【００１７】同様に、Ｘ座標を知るときは、スイッチ回
路３２及び３３をオンとすると、下側の電極パネル２７
ｂと抵抗Ｒ２との直列回路がＶｃｃ（電源電圧）とアー
スＧＮＤとの間に接続されて、電極パネル２７ｂに均一
な電圧分布が生じる。一方、その他のスイッチ回路３
０、３１、及び３４は全てオフとする。この状態で一点
にタッチすると、上下の電極パネル２７ａ及び２７ｂが
その点で電気的に接続され、下側の電極パネル２７ｂの
タッチされた位置に相当する電圧（アナログ電圧）が上
側電極パネル２７ａに現われ、これが出力電圧として出
力される。この出力電圧がＡ／Ｄ変換器２９でＡ／Ｄ変
換されてＣＰＵ２０に印加されることによりＸ座標が演
算される。
路３２及び３３をオンとすると、下側の電極パネル２７
ｂと抵抗Ｒ２との直列回路がＶｃｃ（電源電圧）とアー
スＧＮＤとの間に接続されて、電極パネル２７ｂに均一
な電圧分布が生じる。一方、その他のスイッチ回路３
０、３１、及び３４は全てオフとする。この状態で一点
にタッチすると、上下の電極パネル２７ａ及び２７ｂが
その点で電気的に接続され、下側の電極パネル２７ｂの
タッチされた位置に相当する電圧（アナログ電圧）が上
側電極パネル２７ａに現われ、これが出力電圧として出
力される。この出力電圧がＡ／Ｄ変換器２９でＡ／Ｄ変
換されてＣＰＵ２０に印加されることによりＸ座標が演
算される。
【００１８】スイッチ回路３０及び３１とスイッチ回路
３２及び３３とが交互にオン／オフスイッチされること
によりＸＹ座標が検出されることとなる。
３２及び３３とが交互にオン／オフスイッチされること
によりＸＹ座標が検出されることとなる。
【００１９】次に本発明による電源オン動作について説
明する。
明する。
【００２０】電源をオフとした状態では、スイッチ回路
３０、３１、及び３３をオフとし、スイッチ回路３２及
び３４をオンとしておく。
３０、３１、及び３３をオフとし、スイッチ回路３２及
び３４をオンとしておく。
【００２１】この状態でタッチパネル１０の一点を押圧
すると、電源とアースＧＮＤとの間に、電極パネル２７
ｂ、電極パネル２７ａ、抵抗Ｒ３、及び可変抵抗ＶＲ１
の直列回路が形成され、電流が、Ｖｃｃ→スイッチ回路
３２→電極パネル２７ｂ→電極パネル２７ａ→スイッチ
回路３４→抵抗Ｒ３→可変抵抗ＶＲ１→ＧＮＤと流れ
る。
すると、電源とアースＧＮＤとの間に、電極パネル２７
ｂ、電極パネル２７ａ、抵抗Ｒ３、及び可変抵抗ＶＲ１
の直列回路が形成され、電流が、Ｖｃｃ→スイッチ回路
３２→電極パネル２７ｂ→電極パネル２７ａ→スイッチ
回路３４→抵抗Ｒ３→可変抵抗ＶＲ１→ＧＮＤと流れ
る。
【００２２】この場合、抵抗Ｒ３及び可変抵抗ＶＲ１の
接続点に現れる出力電圧は、電極パネル２７ｂのタッチ
位置に相当する抵抗値と抵抗Ｒ３の抵抗値と可変抵抗Ｖ
Ｒ１の抵抗値とを可変抵抗ＶＲ１の抵抗値で分割した電
圧値となる。この出力電圧がＣＰＵ２０の動作電圧以上
になるとこのＣＰＵ２０が動作を開始し、電源入力シー
ケンスが走り出すことによりこの入力装置の電源が入
る。
接続点に現れる出力電圧は、電極パネル２７ｂのタッチ
位置に相当する抵抗値と抵抗Ｒ３の抵抗値と可変抵抗Ｖ
Ｒ１の抵抗値とを可変抵抗ＶＲ１の抵抗値で分割した電
圧値となる。この出力電圧がＣＰＵ２０の動作電圧以上
になるとこのＣＰＵ２０が動作を開始し、電源入力シー
ケンスが走り出すことによりこの入力装置の電源が入
る。
【００２３】この場合、電極パネル２７ｂの右端（図２
のタッチキー部１１に相当）をタッチすると出力電圧は
高く、一方電極パネル２７ｂの左端部をタッチした場合
は、電圧傾斜が低い位置でありので出力電圧が低くな
る。タッチキー部１１の位置に電源オンキーを設けれ
ば、十分な出力電圧が得られアプリケーション選択にも
支障がない。
のタッチキー部１１に相当）をタッチすると出力電圧は
高く、一方電極パネル２７ｂの左端部をタッチした場合
は、電圧傾斜が低い位置でありので出力電圧が低くな
る。タッチキー部１１の位置に電源オンキーを設けれ
ば、十分な出力電圧が得られアプリケーション選択にも
支障がない。
【００２４】また、機器によってＡ／Ｄ変換器２９、タ
ッチパネル１０、抵抗等のバラツキによりタッチキー部
１１の範囲調整が必要であり、この調整は可変抵抗ＶＲ
１で行なう。可変抵抗ＶＲ１の調整はタッチキー部１１
をタッチした時に、ＣＰＵ２０が抵抗Ｒ３及び可変抵抗
ＶＲ１の接続点に現れる出力電圧をハイ信号「Ｈ」とみ
なすように行なう。即ち、タッチキー部１１のそれぞれ
のキー区画内をタッチしたときに電源が入るように可変
抵抗ＶＲ１を調整する。
ッチパネル１０、抵抗等のバラツキによりタッチキー部
１１の範囲調整が必要であり、この調整は可変抵抗ＶＲ
１で行なう。可変抵抗ＶＲ１の調整はタッチキー部１１
をタッチした時に、ＣＰＵ２０が抵抗Ｒ３及び可変抵抗
ＶＲ１の接続点に現れる出力電圧をハイ信号「Ｈ」とみ
なすように行なう。即ち、タッチキー部１１のそれぞれ
のキー区画内をタッチしたときに電源が入るように可変
抵抗ＶＲ１を調整する。
【００２５】このようにして、オフ状態時にタッチキー
部１１のいずれかのアプリケーション選択キーをタッチ
すると、出力電圧がＣＰＵ２０へ入力され、このＣＰＵ
２０オン処理を行ない自動的に選択したアプリケーショ
ンが表示される。これらのプログラムはＲＯＭ２１に格
納されている。
部１１のいずれかのアプリケーション選択キーをタッチ
すると、出力電圧がＣＰＵ２０へ入力され、このＣＰＵ
２０オン処理を行ない自動的に選択したアプリケーショ
ンが表示される。これらのプログラムはＲＯＭ２１に格
納されている。
【００２６】なお、上述の実施例では、オフ状態時にＸ
座標電極パネル２７ｂの一端を電源側に接続するように
構成しているが、これはＹ座標電極パネル２７ａの一端
を電源側に接続するように構成してもよいことは明らか
である。その場合、スイッチ回路３４、抵抗Ｒ３、及び
可変抵抗ＶＲ１はＸ座標電極パネル２７ｂの他端に接続
される。
座標電極パネル２７ｂの一端を電源側に接続するように
構成しているが、これはＹ座標電極パネル２７ａの一端
を電源側に接続するように構成してもよいことは明らか
である。その場合、スイッチ回路３４、抵抗Ｒ３、及び
可変抵抗ＶＲ１はＸ座標電極パネル２７ｂの他端に接続
される。
【００２７】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、Ｘ方向及びＹ方向に均一な抵抗分布をそれぞれ有す
る上下２枚の電極パネルと、これら電極パネル上に電圧
分布を形成する電圧を各電極パネルに交互に印加すると
共に両電極パネルの一点が接触したときに他方の電極パ
ネルが得た電圧を検出測定する制御回路とを有してお
り、この制御回路で検出測定した測定電圧と電極パネル
の電圧分布とから接触位置を算出するようにしたタッチ
パネル式入力装置であって、この制御回路は、電源オフ
時に、各電極パネルと出力抵抗とを電源とアースとの間
に直列に設定するよう構成されており、電極パネルの所
定の部分が互いに接触したときに出力抵抗に現れる電圧
に応じて電源オン動作を行うようにしたので、ペン入力
又はタッチ入力によってタッチパネルの特定部分を押下
することにより自動的に電源が入り、これによって電源
オン操作と位置入力操作とが一元化できるから操作が非
常に簡略化できる。また、電源オフ状態における消費電
流も最小限に抑えられる。
ば、Ｘ方向及びＹ方向に均一な抵抗分布をそれぞれ有す
る上下２枚の電極パネルと、これら電極パネル上に電圧
分布を形成する電圧を各電極パネルに交互に印加すると
共に両電極パネルの一点が接触したときに他方の電極パ
ネルが得た電圧を検出測定する制御回路とを有してお
り、この制御回路で検出測定した測定電圧と電極パネル
の電圧分布とから接触位置を算出するようにしたタッチ
パネル式入力装置であって、この制御回路は、電源オフ
時に、各電極パネルと出力抵抗とを電源とアースとの間
に直列に設定するよう構成されており、電極パネルの所
定の部分が互いに接触したときに出力抵抗に現れる電圧
に応じて電源オン動作を行うようにしたので、ペン入力
又はタッチ入力によってタッチパネルの特定部分を押下
することにより自動的に電源が入り、これによって電源
オン操作と位置入力操作とが一元化できるから操作が非
常に簡略化できる。また、電源オフ状態における消費電
流も最小限に抑えられる。
【図１】本発明のタッチパネル式入力装置の一実施例の
制御回路の回路図である。
制御回路の回路図である。
【図２】図１の実施例の外観を概略的に表す斜視図であ
る。
る。
【図３】図１の実施例の電気的な全体構成を概略的に表
すブロック図である。
すブロック図である。
１０ タッチパネル １１ タッチキー部 ２０ ＲＯＭ ２１ ＣＰＵ ２２ ＲＡＭ ２３ Ｉ／Ｏ装置 ２４ キーボード ２５ 表示装置 ２６ 表示メモリ ２７ タッチパネル ２７ａ Ｙ座標電極パネル ２７ｂ Ｘ座標電極パネル ２８ 制御回路 ２９ Ａ／Ｄ変換器 ３０、３１、３２、３３、３４ スイッチ回路 Ｒ１、Ｒ２、Ｒ３ 抵抗 ＶＲ１ 可変抵抗
Claims (1)
- 【請求項１】 Ｘ方向及びＹ方向に均一な抵抗分布をそ
れぞれ有する上下２枚の電極パネルと、該電極パネル上
に電圧分布を形成する電圧を該各電極パネルに交互に印
加すると共に該両電極パネルの一点が接触したときに他
方の電極パネルが得た電圧を検出測定する制御回路とを
有しており、該制御回路で検出測定した測定電圧と前記
電極パネルの電圧分布とから接触位置を算出するように
したタッチパネル式入力装置であって、前記制御回路
は、電源オフ時に、前記各電極パネルと出力抵抗とを電
源とアースとの間に直列に設定するよう構成されてお
り、該電極パネルの所定の部分が互いに接触したときに
前記出力抵抗に現れる電圧に応じて電源オン動作を行う
ようにしたことを特徴とするタッチパネル式入力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28786291A JP2739001B2 (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | タッチパネル式入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28786291A JP2739001B2 (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | タッチパネル式入力装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05127827A true JPH05127827A (ja) | 1993-05-25 |
| JP2739001B2 JP2739001B2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=17722722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28786291A Expired - Lifetime JP2739001B2 (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | タッチパネル式入力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2739001B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0709762A2 (en) | 1994-10-31 | 1996-05-01 | Sharp Kabushiki Kaisha | A touch panel input apparatus performing a sampling operation intermittently |
| US6091031A (en) * | 1997-04-11 | 2000-07-18 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Portable information terminal and an activating method thereof |
| US7236160B2 (en) | 2001-12-27 | 2007-06-26 | Lg.Philips Lcd Co., Ltd. | Apparatus and method for driving a touch panel having a variable resistor for maintaining a desired voltage difference between electrodes |
| TWI407360B (zh) * | 2009-09-23 | 2013-09-01 | Egalax Empia Technology Inc | 位置偵測的裝置及方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63308630A (ja) * | 1987-06-10 | 1988-12-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 位置検出装置 |
-
1991
- 1991-11-01 JP JP28786291A patent/JP2739001B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63308630A (ja) * | 1987-06-10 | 1988-12-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 位置検出装置 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0709762A2 (en) | 1994-10-31 | 1996-05-01 | Sharp Kabushiki Kaisha | A touch panel input apparatus performing a sampling operation intermittently |
| US5777604A (en) * | 1994-10-31 | 1998-07-07 | Sharp Kabushiki Kaisha | Touch panel input apparatus performing a sampling operation intermittently |
| US6091031A (en) * | 1997-04-11 | 2000-07-18 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Portable information terminal and an activating method thereof |
| US7236160B2 (en) | 2001-12-27 | 2007-06-26 | Lg.Philips Lcd Co., Ltd. | Apparatus and method for driving a touch panel having a variable resistor for maintaining a desired voltage difference between electrodes |
| TWI407360B (zh) * | 2009-09-23 | 2013-09-01 | Egalax Empia Technology Inc | 位置偵測的裝置及方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2739001B2 (ja) | 1998-04-08 |
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