JPH10105336A - タッチパネル式入力装置 - Google Patents

タッチパネル式入力装置

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JPH10105336A
JPH10105336A JP27709396A JP27709396A JPH10105336A JP H10105336 A JPH10105336 A JP H10105336A JP 27709396 A JP27709396 A JP 27709396A JP 27709396 A JP27709396 A JP 27709396A JP H10105336 A JPH10105336 A JP H10105336A
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Japan
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voltage
electrode
touch
panel
resistance
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JP27709396A
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Toru Yamagishi
亨 山岸
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タッチパネルに対するタッチ検出において、
消費電力を低減し、構成を簡易化したタッチパネル式入
力装置を提供する。 【解決手段】 それぞれ抵抗分布を有し、外部から局部
的に押圧された抵抗分布位置が互いに点接触するように
重ねられた2枚の電極パネル1A、1Bのうち、一方の
電極パネル1A上にX方向の電圧分布を、他方の電極パ
ネル1B上にY方向の電圧分布を形成する電圧を交互に
印加するとともに、両電極パネルの一点が接触したとき
に電圧が印加されていない電極パネルが得た電圧を検出
測定してタッチ位置を算出に際し、抵抗R3 と電界効果
トランジスタ7との直列接続回路でなり、電圧が印加さ
れていない側の電極パネルが得た電圧を電界効果トラン
ジスタ7のゲートに印加し、抵抗と電界効果トランジス
タの相互接続点の電圧の変化によってタッチパネルに対
するタッチを検出する接触検出回路10を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示画面上などに
設けられる透光性の電極パネルによるタッチパネル式入
力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、液晶、CRTなどの表示画面上
に、透光性のシート部材に抵抗膜を形成するとともに、
両端部に電極を形成してなる2枚の電極パネルをX方向
及びY方向に重ねて貼着しておき、それぞれにX方向及
びY方向の電圧分布を形成した状態でペンや指先などで
局部的に押圧することにより、X方向及びY方向の電極
パネルを互いに一点で接触させ、その接触点の電圧から
押圧点、すなわち、タッチ位置の座標を検出するように
したタッチパネル式入力装置が知られている。
【0003】図2は特開昭62−290921号公報に
示されたこの種のタッチパネル式入力装置のタッチパネ
ルの詳細な構成を説明するための説明図である。このタ
ッチパネルには、X座標位置検出用の電極パネル(以
下、「X電極パネル」という)1Aと、Y座標位置検出
用の電極パネル(以下、「Y電極パネル」という)1B
とを上下に重ねたものが用いられる。それぞれ電極パネ
ル1A、1Bは、絶縁シートの両端部に電極2、3を配
設して、互いに対向する一方の絶縁シートの電極間に面
抵抗RX を、他方の絶縁シートの電極間に面抵抗RY
形成したもので、各電極パネル1A、1Bは、対向電極
2、3の位置が相手シートに対して90度ずれるように
位置決めされる。
【0004】この座標入力装置に対して、スタイラスペ
ンや指先などを接触(以下、これをタッチと称する)さ
せて入力点を与えるとき、スイッチSW1、SW2 を閉
じてX電極パネル1Aの電極2、3間に電源電圧V
CC(以下、電源自体の意味にも用いる)を印加すること
によって、そのシートにおける入力点PA の分圧がY電
極パネル1Bの分圧力出力端4からX座標位置情報とし
て取り出される。同様に、スイッチSW3、SW4 を閉
じてY電極パネル1Bの電極2、3間に電源電圧VC C
印加することによって、そのシートにおける入力点PB
の分圧がX電極パネル1Aの分圧力出力端5からY座標
位置情報として取り出される。このように、時分割の情
報処理によって入力点のX座標位置及びY座標位置を決
めることができる。
【0005】ところで、この座標入力装置では、スタイ
ラスペンや指先などによるタッチが検出された後に、X
座標及びY座標の位置情報の取り込み処理に移行するよ
うになっている。
【0006】図3はペン又は指先のタッチ検出、及び、
位置情報取込みのために、電極パネルの等価回路図と併
せて示した制御回路の一部を示した図である。図中、図
2と同一の符号を付したものはそれぞれ同一の要素を示
している。ここで、X座標シート1Aの面抵抗RX の一
端がスイッチSW1 を介して電源VCCに接続され、その
他端がスイッチSW2 を介して接地点GNDに接続され
ている。同様に、Y座標シート1Bの面抵抗RY の一端
がスイッチSW3 を介して電源VCCに接続され、その他
端がスイッチSW4 を介して接地点GNDに接続されて
いる。なお、入力点PA、PB 間の接触抵抗がrとして
表されている。また、面抵抗RY の他端が分圧力出力端
4として、スイッチSW5 を介して、A/D変換器6の
入力端に接続され、一方、面抵抗RX の他端が分圧力出
力端5として、スイッチSW6 を介して、A/D変換器
6の入力端に接続されている。そして、A/D変換器6
の入力端には、タッチ検出用の抵抗R1 の一端が接続さ
れ、この抵抗R1 の他端が接地点GNDに接続されてい
る。この場合、抵抗R1 としては、面抵抗RX 、RY
比較して抵抗値が十分に大きいものを用いている。
【0007】かかる構成で、入力待機時は、図示したよ
うに、スイッチSW1 、SW5 が「閉」の状態に、スイ
ッチSW2、SW3、SW4、SW6 が「開」の状態にそ
れぞれ設定され、この状態下で入力点PA 、PB 間の接
触抵抗rは実質的に無限大で、A/D変換器6の入力電
圧は接地点GND電位、すなわち、ゼロになっている。
【0008】いま、電極パネル1A、1Bにペン先など
がタッチすると、その座標位置にかかわらず電圧VCC
接触抵抗rを介してタッチ検出用の抵抗R1 に与えられ
ることになる。これにより、抵抗R1 の両端、すなわ
ち、A/D変換器6の入力端に電圧VCCが現れ、これを
A/D変換器6にて読み取ることにより、タッチ検出が
行われる。
【0009】タッチが検出されると、次に、スイッチS
1、SW2、SW5 が「閉」の状態に、SW3、SW4
SW6 が「開」の状態にそれぞれ設定される。これによ
りX電極パネル1Aに電圧VCCが印加されて、そのシー
トにおける入力点PA の分圧がY電極パネル1Bの分圧
出力端4から取り出され、A/D変換器6によりその大
きさが読み取られる。次に、スイッチSW1、SW2、S
5 が「閉」の状態に、スイッチSW3、SW4、SW6
が「開」の状態にそれぞれ設定される。これによりY電
極パネル1Bに電圧VCCが印加されて、そのシートにお
ける入力点PBの分圧がX電極パネル1Aの分圧出力端
5から取り出され、A/D変換器6によりその大きさが
読み取られる。
【0010】このような、時分割の情報処理によって、
タッチパネルに対するタッチ情報、入力点のX座標位置
情報及びY座標位置情報が得られる。
【0011】ところで、上述した特開昭62−2909
21号公報に記載のものは、電源キー又は電源スイッチ
がタッチパネルの操作とは別個に設けられているため、
繰り返して電源のオン/オフが行われる場合に、パネル
操作と電源キー又は電源スイッチ操作とを繰り返して行
わなければならなかった。そこで、その繁雑さを解消し
得るものとして、特開平5−127827号公報には、
図4に示す装置が示されている。この装置は、分圧出力
端4と接地点GND間にスイッチSW7、抵抗R1 及び
可変抵抗VRの直列接続回路が接続されている。そし
て、抵抗R1 と可変抵抗VRの相互接続点が図示を省略
したCPU(中央処理装置)に接続されている。ここ
で、電源をオフとした状態では、スイッチSW1、S
2、SW4 を「開」の状態にし、スイッチSW3、SW
7 を「閉」の状態にしておく。この状態で電極パネル1
A、1Bにペン先などがタッチすると電源VCCと接地点
GNDとの間に、電源VCC−面抵抗RY −接触抵抗r−
面抵抗RX −抵抗R1 −可変抵抗VR−接地点GNDの
直列回路が形成され、電流が、電源VCC→スイッチSW
3→面抵抗RY →接触抵抗r→面抵抗RX →スイッチS
7 →抵抗R1 →可変抵抗VR→接地点GNDと流れ
る。
【0012】この場合、抵抗R1 及び可変抵抗VRの接
続点に現れる出力電圧は、タッチ位置PB に相当する面
抵抗及び抵抗R1 と、可変抵抗VRとで分圧された値と
なる。この出力電圧がCPUの動作電圧以上になるとこ
のCPUが動作を開始し、電源入力シーケンスが走り出
すことによりこの入力装置の電源が入る。なお、可変抵
抗VRはタッチしたときに電源が入るX方向の範囲の調
整を可能にしている。
【0013】また、特開昭62−290921号公報に
示された装置は、タッチ検出用の抵抗R1 の抵抗値が大
きいためにノイズの影響を受けやすく、また、座標位置
の検出に際してシートの面抵抗RX 又はRY とタッチ検
出用の抵抗R1 とが並列に接続されて検出位置に微妙な
誤差を生じることがある。これを解消すべく特開平8−
95699号公報には図5に示す装置が示されている。
図中、図2と同一の符号を付したものはそれぞれ同一の
要素を示している。この装置は、スイッチSW5 及びA
/D変換器6の接続点と接地点GNDとの間に、抵抗R
1 及びスイッチSW7 の直列接続回路が接続されてい
る。
【0014】この装置は、ペン入力又はタッチ入力の検
出に当たり、スイッチSW7 を「閉」 にした状態でス
イッチSW1、SW5 を「閉」にしてシートの面抵抗RX
の一端に電源VCCを接続し、A/D変換器6でその入
力電圧を監視する。ペン入力又はタッチ入力が無い場合
は面抵抗RX とRY が接触しないため、抵抗R1 には電
圧は印加されない。したがって、A/D変換器6の検出
電位はしきい値を下回り、無接触と判断される。図示省
略の制御部は無接触状態が続く限りスイッチSW7
「閉」状態を保持し、タッチパネルのタッチの監視を継
続する。そして、タッチパネルのタッチ入力が検出され
た場合には、面抵抗RX とRY とが接触抵抗rを介して
接触するため、抵抗R1 に電圧が印加される。したがっ
て、A/D変換器6の検出電位はしきい値を上回り、タ
ッチパネルのタッチと判断される。
【0015】このように、電極パネルに対するタッチが
検出されると、スイッチSW1、SW2 及びSW5
「閉」にし、さらに、スイッチSW3、SW4 及びSW6
を「開」にした後、スイッチSW7 を「開」にして抵
抗R1 をA/D変換器6の入力回路から切り離した状態
で発生する電位を、A/D変換器6でデジタル値に変換
したものがX軸座標値となる。同様に、スイッチS
3、SW4 及びSW6 を「閉」にし、さらに、スイッ
チSW1、SW2 及びSW5 を「開」にした後、スイッ
チSW7 を「開」にして抵抗R1 をA/D変換器6の入
力回路から切り離した状態で発生する電位を、A/D変
換器6でデジタル値に変換したものがY軸座標値とな
る。
【0016】この結果、ノイズの影響を受け難く、ま
た、座標位置の検出に際して抵抗R1が並列に接続され
たことに起因する誤差を発生させることなく正しい座標
入力ができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術の
うち、図3に示した装置及び図5に示した装置は、A/
D変換器6の入力回路に接続されたタッチ検出抵抗R1
との接続点の電位をA/D変換器6を介して検出し、そ
の電位がしきい値以上であるときにタッチパネルに対す
るタッチを検出する構成であるため、A/D変換器6を
常に動作状態に保持する必要があり、その分だけ電力を
余計に消費するという問題があった。
【0018】また、図4に示した装置及び図5に示した
装置は、それぞれ電極パネルに対するタッチを検出する
場合にのみ「閉」にするスイッチSW7 が必要になり、
これを制御する回路を必要とする点で構成の複雑化を免
れなかった。
【0019】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、タッチパネルに対するタッチ検出におい
て、消費電力を低減するとともに、構成の簡易化を実現
することのできるタッチパネル式入力装置を提供するこ
とを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のタッチパネル式入力装置は、それぞれ抵抗分布
面を有し、外部から局部的にタッチされた抵抗分布位置
が互いに点接触するように重ねられた2枚の電極パネル
のうち、一方の電極パネル上にX方向の電圧分布を形成
し、他方の前記電極パネル上にY方向の電圧分布を形成
する電圧を各電極パネルに交互に印加するとともに、両
電極パネルの一点が接触したときに電圧が印加されてい
ない電極パネルが得た電圧を検出測定してタッチ位置を
算出するに当たり、電極パネルに対するタッチを検出す
る回路として、抵抗と電界効果トランジスタとの直列接
続回路で構成され、電圧が印加されていない側の電極パ
ネルが得た電圧を電界効果トランジスタのゲートに印加
したとき電界効果トランジスタがオン動作するように直
列接続回路が直流電源に接続され、抵抗と電界効果トラ
ンジスタの相互接続点の電位の変化によって両電極パネ
ルの接触を検出するように構成したもので、電極パネル
に対するタッチを検出する待機状態での消費電力は極め
て少なくて済み、また、ゲートに電圧が加わったときに
電解効果トランジスタ自体がオン動作するので、従来装
置のように両電極パネルのタッチを検出するためのみの
スイッチ制御が不要化され、構成の簡易化が達成され
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す好適な
実施の形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の
一実施の形態を示す制御回路図であり、図中、従来装置
を示す図2ないし図5と同一の要素には同一の符号を付
してその説明を省略する。ここでは、分圧出力端4及び
スイッチSW5 の接続点と接地点GNDとの間に、面抵
抗RX の分圧を検出する抵抗R1 が接続されている。同
様に、分圧出力端5及びスイッチSW6 の接続点と接地
点GNDとの間に、面抵抗RY の分圧を検出する抵抗R
2 が接続されている。ここでは、抵抗R1 に発生する電
圧によってタッチパネルに対するタッチを検出ための接
触検出回路10を備えている。この接触検出回路10
は、NチャネルMOS型の電界効果トランジスタ(以
下、N−MOSFETと言う)7を含んで構成され、そ
のソースSが接地点GNDに接続され、ドレインDが抵
抗R3 を介して電源VCCに接続されている。さらに、N
−MOSFET7のゲートGが、抵抗R4 を介して、分
圧出力端4及び抵抗R1の接続点に接続されている。こ
の場合、N−MOSFET7と抵抗R3 の相互接続点か
らタッチ検出信号を得るようになっている。
【0022】上記のように構成された本実施の形態の動
作について、特に、従来装置と構成を異にする部分を中
心にして以下に説明する。まず、電極パネルに対するタ
ッチを検出する場合、スイッチSW1 のみを「閉」にし
ておく。この状態でタッチパネルのペン入力又はタッチ
入力が無ければ、すなわち、タッチされない状態では、
入力点PA とPB とが開放状態にあり、したがって、分
圧出力端4及びスイッチSW5 の接続点は接地点GND
の電位に保たれるとともに、N−MOSFET7のゲー
トGも接地点GNDの電位に保たれる。このため、N−
MOSFET7はオフ状態で、ドレインDの電位は電源
電圧VCCと同電位となって、タッチの無いことを示す
「H」レベルのタッチ検出信号が出力される。一方、電
極パネルにタッチがあれば、電源VCC→スイッチSW1
→面抵抗RX →接触抵抗r→抵抗R1 →接地点GNDの
経路に電流が流れる。このとき、分圧出力端4及びスイ
ッチSW5 の接続点の電位Vonが、電源電圧VCCに十分
近くなるように抵抗R1 の抵抗値を決める一方、N−M
OSFET7として、スレッショルド電圧が電位Von
下のものを選択して用いる。これによって、電極パネル
にタッチがあれば、電界効果トランジスタFETはオン
状態となり、ドレインDの電位は接地点GNDと同電位
になって、タッチのあることを示す「L」レベルのタッ
チ検出信号が出力される。この場合、N−MOSFET
7のゲート回路のインピーダンスは非常に高いので、こ
のゲートに電流はほとんど流れず、消費電力は極めてわ
ずかでしかない。
【0023】次に、タッチパネルに対するタッチを検出
したことによって、座標位置を検出する場合には、前述
したように、スイッチSW1、SW2 を「閉」にしてX
電極パネル1Aに電圧VCCを印加することによって、そ
のシートにおける入力点PAの分圧がY電極パネル1B
の分圧力出力端4からX座標位置情報として取り出さ
れ、抵抗R1 に発生した電圧に従ってA/D変換器6が
X座標位置信号を出力する。次に、スイッチSW3、S
4 を「閉」にしてY電極パネル1Bに電圧VCCを印加
することによって、そのシートにおける入力点PB の分
圧がX電極パネル1Aの分圧力出力端5からY座標位置
情報として取り出され、抵抗R1 に発生した電圧に従っ
てA/D変換器6がX座標位置信号を出力する。このよ
うに、時分割の情報処理によってタッチ入力点のX座標
位置及びY座標位置を決めることができる。
【0024】図1に示した実施の形態によれば、抵抗R
3 とN−MOSFET7の直列接続回路を直流電源VCC
と接地点GND間に接続し、電圧が印加されていない電
極パネルが得た電圧をN−MOSFET7のゲートGに
印加し、抵抗R3 とN−MOSFET7の相互接続点の
電位の変化によって電極パネルに対するタッチを検出し
た後に、タッチ位置を算出するようにしたので、電極バ
ネルに対するタッチを検出する待機状態での消費電力は
極めて少なくて済み、また、ゲートにタッチ位置の電圧
が加わったときにN−MOSFET7自体がオン動作す
るので、従来装置のように電極パネルのタッチを検出す
るためのみのスイッチ及びその制御回路が不要化され、
構成の簡易化も達成される。
【0025】なお、上記実施形態では電源VCCが接地点
GNDに対して正の電圧を発生することに対応してN−
MOSFETを用いたが、電源VCCが接地点GNDに対
して負の電圧を発生するものであればPチャネル型のM
OSFETを用いることによって、上述の効果と全く同
様な効果が得られる。
【0026】また、電界効果トランジスタとしては、M
OS型に限らず、ジヤンクション型のものを用いてもほ
ぼ同様の効果が得られる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、本
発明によれば、タッチパネルに対するタッチ検出におい
て、消費電力を低減するとともに、構成の簡易化を実現
したタッチパネル式入力装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における電極パネルの等
価回路図と併せて示した制御回路の一部を示した回路図
である。
【図2】本発明を適用するタッチパネルの詳細な構成を
説明するための説明図である。
【図3】従来のタッチパネル式入力装置における電極パ
ネルの等価回路図と併せて示した制御回路の一部を示し
た回路図である。
【図4】従来のもう一つのタッチパネル式入力装置にお
ける電極パネルの等価回路図と併せて示した制御回路の
一部を示した回路図である。
【図5】従来のもう一つ他のタッチパネル式入力装置に
おける電極パネルの等価回路図と併せて示した制御回路
の一部を示した回路図である。
【符号の説明】
1A、1B 電極パネル 2、3 電極 4、5 分圧力出力端 6 A/D変換器(スイッチSW1〜SW6と抵抗R1
2と共に制御回路を構成する) 7 NチャネルMOS型電界効果トランジスタ 10 接触検出回路 SW1 〜SW7 スイッチ RX 、RY 面抵抗 R1 〜R3 抵抗 VR 可変抵抗

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ抵抗分布面を有し、外部から局
    部的に押圧された抵抗分布位置が互いに点接触するよう
    に重ねられた2枚の電極パネルと、一方の前記電極パネ
    ル上にX方向の電圧分布を形成し、他方の前記電極パネ
    ル上にY方向の電圧分布を形成する電圧を前記各電極パ
    ネルに交互に印加するとともに、前記両電極パネルが点
    接触したときに電圧が印加されていない側の前記電極パ
    ネルが得た電圧を検出する制御回路とを有し、前記制御
    回路で検出した電圧と前記電極パネルの電圧分布とから
    接触位置を算出するタッチパネル式入力装置において、 抵抗と電界効果トランジスタとの直列接続回路で構成さ
    れ、前記電圧が印加されていない側の前記電極パネルが
    得た電圧を前記電界効果トランジスタのゲートに印加し
    たとき前記電界効果トランジスタがオン動作するように
    前記直列接続回路が直流電源に接続され、前記抵抗と前
    記電界効果トランジスタとの相互接続点の電位の変化に
    よって前記両電極パネルの接触を検出する接触検出回路
    を備えたことを特徴とするタッチパネル式入力装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012027859A (ja) * 2010-07-27 2012-02-09 Kyocera Corp 触感呈示装置及び触感呈示装置の制御方法

Cited By (2)

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