JPH05127223A - フオーカルプレンシヤツター装置 - Google Patents
フオーカルプレンシヤツター装置Info
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- JPH05127223A JPH05127223A JP3286641A JP28664191A JPH05127223A JP H05127223 A JPH05127223 A JP H05127223A JP 3286641 A JP3286641 A JP 3286641A JP 28664191 A JP28664191 A JP 28664191A JP H05127223 A JPH05127223 A JP H05127223A
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- focal plane
- shutter device
- plane shutter
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Cameras In General (AREA)
- Shutters For Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、カメラのフォーカルプレンシャッ
ター装置に関し、羽根群駆動機構の精度、および、組み
付け性を従来より大幅に向上することを目的とする。 【構成】 第１プレートと第２プレートの間に収容され
る複数の遮光性薄板からなる羽根群と、第１プレートと
第２プレートの間に収容され、羽根群を走行させる駆動
アームと、第１プレートの前方に配置される第３プレー
トを備え、第３プレートは、第１プレートに固定される
取付部と、第３プレートに固設された軸と、一端にて該
軸に回転可能に嵌合し、他端にて駆動アームと連結する
駆動レバーと、駆動レバーを羽根群の走行方向へ付勢す
る付勢手段とを有し、第１プレートは、軸の一端を支持
する支持部と、駆動アームに駆動レバーの変位を伝達す
るための穴部とを有して構成される。
ター装置に関し、羽根群駆動機構の精度、および、組み
付け性を従来より大幅に向上することを目的とする。 【構成】 第１プレートと第２プレートの間に収容され
る複数の遮光性薄板からなる羽根群と、第１プレートと
第２プレートの間に収容され、羽根群を走行させる駆動
アームと、第１プレートの前方に配置される第３プレー
トを備え、第３プレートは、第１プレートに固定される
取付部と、第３プレートに固設された軸と、一端にて該
軸に回転可能に嵌合し、他端にて駆動アームと連結する
駆動レバーと、駆動レバーを羽根群の走行方向へ付勢す
る付勢手段とを有し、第１プレートは、軸の一端を支持
する支持部と、駆動アームに駆動レバーの変位を伝達す
るための穴部とを有して構成される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラのフォーカルプ
レンシャッター装置に関する。
レンシャッター装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図５は、従来のフォーカルプレンシャッ
ター装置を有するカメラを示すもので、図において符号
１は、レンズ取付マウント２が形成される前板部材を示
している。
ター装置を有するカメラを示すもので、図において符号
１は、レンズ取付マウント２が形成される前板部材を示
している。
【０００３】この前板部材１の後方には、ミラーボック
ス３が配置されている。このミラーボックス３は、側面
基板４と側下面基板５とを有しており、これ等の基板
４，５の間に、可動ミラー６が配置されている。
ス３が配置されている。このミラーボックス３は、側面
基板４と側下面基板５とを有しており、これ等の基板
４，５の間に、可動ミラー６が配置されている。
【０００４】また、ミラーボックス３内には、遮光紙７
および遮光板８が配置されている。ミラーボックス３
は、上部固定部材９により連結される構造とされ、ミラ
ーボックス３の上部には、ファインダー光学系取り付け
用の保持部材１０が配置されている。
および遮光板８が配置されている。ミラーボックス３
は、上部固定部材９により連結される構造とされ、ミラ
ーボックス３の上部には、ファインダー光学系取り付け
用の保持部材１０が配置されている。
【０００５】ミラーボックス３の後方には、フォーカル
プレンシャッター装置１１が配置されている。このフォ
ーカルプレンシャッター装置１１は、所定間隔を置いて
対向配置される第１プレート１２および第２プレート１
３を有しており、これ等の第１プレート１２と第２プレ
ート１３との間に、複数の遮光性薄板からなる羽根群１
４が収容されている。
プレンシャッター装置１１が配置されている。このフォ
ーカルプレンシャッター装置１１は、所定間隔を置いて
対向配置される第１プレート１２および第２プレート１
３を有しており、これ等の第１プレート１２と第２プレ
ート１３との間に、複数の遮光性薄板からなる羽根群１
４が収容されている。
【０００６】第１プレート１２の前面には、羽根群１４
を走行させるための羽根群駆動機構１５が配置されてい
る。図６および図７は、実開昭６３−４５５４０号公報
に開示されるフォーカルプレンシャッター装置を示すも
ので、第１プレート１６と第２プレート１９との間に、
羽根群１８が収容されている。
を走行させるための羽根群駆動機構１５が配置されてい
る。図６および図７は、実開昭６３−４５５４０号公報
に開示されるフォーカルプレンシャッター装置を示すも
ので、第１プレート１６と第２プレート１９との間に、
羽根群１８が収容されている。
【０００７】このフォーカルプレンシャッター装置で
は、第１プレート１６が、樹脂により形成されており、
この第１プレート１６には、羽根群駆動機構を構成する
支持軸１７が樹脂により一体的に形成されている。
は、第１プレート１６が、樹脂により形成されており、
この第１プレート１６には、羽根群駆動機構を構成する
支持軸１７が樹脂により一体的に形成されている。
【０００８】このようなフォーカルプレンシャッター装
置では、第１プレート１６を樹脂により形成したので、
フォーカルプレンシャッター装置の軽量化を図ることが
できる。
置では、第１プレート１６を樹脂により形成したので、
フォーカルプレンシャッター装置の軽量化を図ることが
できる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなフォーカルプレンシャッター装置では、樹脂からな
る第１プレート１６に、羽根群駆動機構を構成する支持
軸１７を一体的に形成しているため、支持軸１７の相対
位置精度が成形精度により決定され、充分な精度を得る
ことが困難であり、また、第１プレート１６の温度によ
る変形等のために支持軸１７の相対位置が変化し、充分
な精度を得ることが困難であり、特に、高い精度を必要
とされる高速シャッター装置では、充分な信頼性を得る
ことができないという問題があった。
うなフォーカルプレンシャッター装置では、樹脂からな
る第１プレート１６に、羽根群駆動機構を構成する支持
軸１７を一体的に形成しているため、支持軸１７の相対
位置精度が成形精度により決定され、充分な精度を得る
ことが困難であり、また、第１プレート１６の温度によ
る変形等のために支持軸１７の相対位置が変化し、充分
な精度を得ることが困難であり、特に、高い精度を必要
とされる高速シャッター装置では、充分な信頼性を得る
ことができないという問題があった。
【００１０】また、第１プレート１６に支持軸１７が固
定されているために、この支持軸１７を中心にして、羽
根群駆動機構を構成する各部材を組み付ける必要があ
り、第１プレート１６への羽根群駆動機構の組み付け性
が悪く、組み付けに多大な工数が必要になるという問題
があった。
定されているために、この支持軸１７を中心にして、羽
根群駆動機構を構成する各部材を組み付ける必要があ
り、第１プレート１６への羽根群駆動機構の組み付け性
が悪く、組み付けに多大な工数が必要になるという問題
があった。
【００１１】本発明は、かかる従来の問題を解決するた
めになされたもので、羽根群駆動機構の精度および組み
付け性を従来より大幅に向上することができるフォーカ
ルプレンシャッター装置を提供することを目的とする。
めになされたもので、羽根群駆動機構の精度および組み
付け性を従来より大幅に向上することができるフォーカ
ルプレンシャッター装置を提供することを目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】請求項１のフォーカルプ
レンシャッター装置は、ミラーボックスのフィルム面側
に配置される第１プレートと、前記第１プレートのフィ
ルム面側に配置される第２プレートと、前記第１プレー
トのフィルム面側とは反対側に配置される第３プレート
と、前記第１プレートと前記第２プレートの間に収容さ
れる複数の遮光性薄板からなる羽根群と、前記第１プレ
ートと前記第２プレートの間に収容され、前記羽根群を
走行させる駆動アームとを有するフォーカルプレンシャ
ッター装置において、前記第３プレートは、前記第１プ
レートに固定される取付部と、該第３プレートに固設さ
れた軸と、一端にて該軸に回転可能に嵌合し、他端にて
前記駆動アームと連結する駆動レバーと、前記駆動レバ
ーを羽根群の走行方向へ付勢する付勢手段とを有し、前
記第１プレートは、前記軸の一端を支持する支持部と、
前記駆動アームに前記駆動レバーの変位を伝達するため
の穴部とを有するものである。
レンシャッター装置は、ミラーボックスのフィルム面側
に配置される第１プレートと、前記第１プレートのフィ
ルム面側に配置される第２プレートと、前記第１プレー
トのフィルム面側とは反対側に配置される第３プレート
と、前記第１プレートと前記第２プレートの間に収容さ
れる複数の遮光性薄板からなる羽根群と、前記第１プレ
ートと前記第２プレートの間に収容され、前記羽根群を
走行させる駆動アームとを有するフォーカルプレンシャ
ッター装置において、前記第３プレートは、前記第１プ
レートに固定される取付部と、該第３プレートに固設さ
れた軸と、一端にて該軸に回転可能に嵌合し、他端にて
前記駆動アームと連結する駆動レバーと、前記駆動レバ
ーを羽根群の走行方向へ付勢する付勢手段とを有し、前
記第１プレートは、前記軸の一端を支持する支持部と、
前記駆動アームに前記駆動レバーの変位を伝達するため
の穴部とを有するものである。
【００１３】請求項２のフォーカルプレンシャッター装
置は、請求項１において、前記第１プレートは、前記ミ
ラーボックスと一体に成形されているものである。請求
項３のフォーカルプレンシャッター装置は、請求項１ま
たは２において、前記第１プレートおよび前記ミラーボ
ックスは、樹脂からなるものである。
置は、請求項１において、前記第１プレートは、前記ミ
ラーボックスと一体に成形されているものである。請求
項３のフォーカルプレンシャッター装置は、請求項１ま
たは２において、前記第１プレートおよび前記ミラーボ
ックスは、樹脂からなるものである。
【００１４】請求項４のフォーカルプレンシャッター装
置は、請求項１において、前記第３プレートは、前記第
１プレートよりも変形しにくい物質からなるものであ
る。請求項５のフォーカルプレンシャッター装置は、請
求項１において、前記第３プレートは金属からなり、前
記第１プレートは樹脂からなるものである。
置は、請求項１において、前記第３プレートは、前記第
１プレートよりも変形しにくい物質からなるものであ
る。請求項５のフォーカルプレンシャッター装置は、請
求項１において、前記第３プレートは金属からなり、前
記第１プレートは樹脂からなるものである。
【００１５】請求項６のフォーカルプレンシャッター装
置は、請求項１において、前記軸は、前記第１プレート
を貫通して前記駆動アームを軸支するものである。
置は、請求項１において、前記軸は、前記第１プレート
を貫通して前記駆動アームを軸支するものである。
【００１６】
【作用】請求項１のフォーカルプレンシャッター装置で
は、第３プレートに支持軸等の軸が固設され、この軸を
中心にして、駆動レバー，付勢手段等が配置される。
は、第３プレートに支持軸等の軸が固設され、この軸を
中心にして、駆動レバー，付勢手段等が配置される。
【００１７】そして、第３プレートが、取付部におい
て、第１プレートに固定され、この第１プレートの支持
部により、軸の一端が支持され、第１プレートの穴部
に、駆動レバーが挿通され、駆動レバーが駆動アームに
連結される。
て、第１プレートに固定され、この第１プレートの支持
部により、軸の一端が支持され、第１プレートの穴部
に、駆動レバーが挿通され、駆動レバーが駆動アームに
連結される。
【００１８】請求項２のフォーカルプレンシャッター装
置では、第１プレートが、ミラーボックスと一体に成形
される。請求項３のフォーカルプレンシャッター装置で
は、第１プレートおよびミラーボックスが、樹脂により
形成される。
置では、第１プレートが、ミラーボックスと一体に成形
される。請求項３のフォーカルプレンシャッター装置で
は、第１プレートおよびミラーボックスが、樹脂により
形成される。
【００１９】請求項４のフォーカルプレンシャッター装
置では、第３プレートが、第１プレートよりも変形しに
くい物質から形成される。請求項５のフォーカルプレン
シャッター装置では、第３プレートが金属により形成さ
れ、第１プレートが樹脂により形成される。
置では、第３プレートが、第１プレートよりも変形しに
くい物質から形成される。請求項５のフォーカルプレン
シャッター装置では、第３プレートが金属により形成さ
れ、第１プレートが樹脂により形成される。
【００２０】請求項６のフォーカルプレンシャッター装
置では、軸は、第１プレートを貫通して配置され、この
軸により駆動アームが軸支される。
置では、軸は、第１プレートを貫通して配置され、この
軸により駆動アームが軸支される。
【００２１】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を用いて詳細
に説明する。図１ないし図３は、本発明のフォーカルプ
レンシャッター装置の一実施例を示すもので、図１にお
いて、符号２１は、ミラーボックスを示している。
に説明する。図１ないし図３は、本発明のフォーカルプ
レンシャッター装置の一実施例を示すもので、図１にお
いて、符号２１は、ミラーボックスを示している。
【００２２】このミラーボックス２１内には、可動ミラ
ー２３が上部を中心にして回動可能に収容され、この可
動ミラー２３は、駆動穴２５に挿入されるミラー駆動軸
２６を移動することにより回動されるように構成されて
いる。
ー２３が上部を中心にして回動可能に収容され、この可
動ミラー２３は、駆動穴２５に挿入されるミラー駆動軸
２６を移動することにより回動されるように構成されて
いる。
【００２３】ミラーボックス２１の図示しないフィルム
面側には、第１プレート２７が配置されている。この第
１プレート２７とミラーボックス２１とは、樹脂により
一体に形成されている。
面側には、第１プレート２７が配置されている。この第
１プレート２７とミラーボックス２１とは、樹脂により
一体に形成されている。
【００２４】第１プレート２７の図示しないフィルム面
側には、図２に示すように、第１プレート２７と所定間
隔を置いて、例えば、金属からなる第２プレート２９が
配置されている。
側には、図２に示すように、第１プレート２７と所定間
隔を置いて、例えば、金属からなる第２プレート２９が
配置されている。
【００２５】第１プレート２７と第２プレート２９の間
には、複数の遮光性薄板３１からなる羽根群３３が収容
されている。これ等の羽根群３３は、先幕群３５と後幕
群３７とから構成されている。
には、複数の遮光性薄板３１からなる羽根群３３が収容
されている。これ等の羽根群３３は、先幕群３５と後幕
群３７とから構成されている。
【００２６】第１プレート２７と第２プレート２９の間
には、羽根群３３を走行させる駆動アーム４１，４２，
４３，４４が配置され、これ等の駆動アーム４１，４
２，４３，４４は、例えば、カシメにより羽根群３３に
連結されている。
には、羽根群３３を走行させる駆動アーム４１，４２，
４３，４４が配置され、これ等の駆動アーム４１，４
２，４３，４４は、例えば、カシメにより羽根群３３に
連結されている。
【００２７】なお、この実施例では、駆動アーム４１，
４２は、先幕群３５の走行を行い、駆動アーム４３，４
４は、後幕群３７の走行を行う。第１プレート２７の図
示しないフィルム面側とは反対側には、所定間隔を置い
て、例えば、鉄等の金属からなる第３プレート４５が配
置されている。
４２は、先幕群３５の走行を行い、駆動アーム４３，４
４は、後幕群３７の走行を行う。第１プレート２７の図
示しないフィルム面側とは反対側には、所定間隔を置い
て、例えば、鉄等の金属からなる第３プレート４５が配
置されている。
【００２８】この第３プレート４５には、この第３プレ
ート４５を、第１プレート２７の固定部４７に、ビス４
８により固定するための取付部４９が形成されている。
第３プレート４５には、支持軸である駆動レバー軸５
１，５２およびチャージカム軸５３が配置されている。
ート４５を、第１プレート２７の固定部４７に、ビス４
８により固定するための取付部４９が形成されている。
第３プレート４５には、支持軸である駆動レバー軸５
１，５２およびチャージカム軸５３が配置されている。
【００２９】これ等の駆動レバー軸５１，５２およびチ
ャージカム軸５３は、それぞれ一端を、第３プレート４
５にカシメ５５により固定されている。駆動レバー軸５
１，５２には、駆動レバー５７，５９が回動可能に被嵌
されている。
ャージカム軸５３は、それぞれ一端を、第３プレート４
５にカシメ５５により固定されている。駆動レバー軸５
１，５２には、駆動レバー５７，５９が回動可能に被嵌
されている。
【００３０】駆動レバー５７，５９と係止カラー６１と
の間には、駆動ばねからなり、駆動レバー５７，５９を
羽根群３３の走行方向へ付勢する付勢手段６３が配置さ
れている。
の間には、駆動ばねからなり、駆動レバー５７，５９を
羽根群３３の走行方向へ付勢する付勢手段６３が配置さ
れている。
【００３１】また、駆動レバー５７，５９には、鉄片６
５が配置されており、この鉄片６５を電磁石６７で吸着
することにより駆動レバー５７，５９の保持が行なわれ
る。チャージカム軸５３には、駆動レバー５７，５９を
チャージするチャージカム６９が回動可能に被嵌されて
いる。
５が配置されており、この鉄片６５を電磁石６７で吸着
することにより駆動レバー５７，５９の保持が行なわれ
る。チャージカム軸５３には、駆動レバー５７，５９を
チャージするチャージカム６９が回動可能に被嵌されて
いる。
【００３２】このチャージカム６９には、リンクを形成
する連結レバー７１および歯車７３を介してモータ７５
の回転が伝達されるように構成されている。駆動レバー
軸５１，５２の他端は、押さえ板７７および第１プレー
ト２７に形成される駆動軸孔７８，７９を貫通して、駆
動アーム４１，４４の回転中心孔８１に挿通されてい
る。
する連結レバー７１および歯車７３を介してモータ７５
の回転が伝達されるように構成されている。駆動レバー
軸５１，５２の他端は、押さえ板７７および第１プレー
ト２７に形成される駆動軸孔７８，７９を貫通して、駆
動アーム４１，４４の回転中心孔８１に挿通されてい
る。
【００３３】また、第１プレート２７には、第２の駆動
レバー軸８３，８４が一体形成されており、これ等の第
２の駆動レバー軸８３，８４が、駆動アーム４２，４３
の回転中心孔８１に挿通されている。
レバー軸８３，８４が一体形成されており、これ等の第
２の駆動レバー軸８３，８４が、駆動アーム４２，４３
の回転中心孔８１に挿通されている。
【００３４】駆動レバー５７，５９には、レバー軸８５
が一体に形成され、このレバー軸８５は、第１プレート
２７に形成される円弧状の穴部８７に挿通され、さら
に、駆動アーム４１，４４に形成される貫通孔８９に挿
通され、駆動アーム４１，４４に駆動レバー５７，５９
の変位が伝達されるように構成されている。
が一体に形成され、このレバー軸８５は、第１プレート
２７に形成される円弧状の穴部８７に挿通され、さら
に、駆動アーム４１，４４に形成される貫通孔８９に挿
通され、駆動アーム４１，４４に駆動レバー５７，５９
の変位が伝達されるように構成されている。
【００３５】なお、図１において符号９１は、図示しな
いレンズ内の絞りを開閉する絞りレバーを、符号９３
は、絞りレバー９１および可動ミラー２３を駆動するミ
ラー駆動レバーを示している。
いレンズ内の絞りを開閉する絞りレバーを、符号９３
は、絞りレバー９１および可動ミラー２３を駆動するミ
ラー駆動レバーを示している。
【００３６】以上のように構成されたフォーカルプレン
シャッター装置では、図示しないレリーズ釦が全押しさ
れると、モータ７５が回転し、チャージカム６９が退避
するとともに可動ミラー２３がミラーアップする。この
後、電磁石６７がオフされ、駆動レバー５７，５９の鉄
片６５に対する電磁石６７による保持が解除され、付勢
手段６３のバネ力により、駆動レバー５７，５９が回動
され、この駆動レバー５７，５９の回動がレバー軸８５
を介して駆動アーム４１，４４に伝達され、羽根群３３
が走行される。
シャッター装置では、図示しないレリーズ釦が全押しさ
れると、モータ７５が回転し、チャージカム６９が退避
するとともに可動ミラー２３がミラーアップする。この
後、電磁石６７がオフされ、駆動レバー５７，５９の鉄
片６５に対する電磁石６７による保持が解除され、付勢
手段６３のバネ力により、駆動レバー５７，５９が回動
され、この駆動レバー５７，５９の回動がレバー軸８５
を介して駆動アーム４１，４４に伝達され、羽根群３３
が走行される。
【００３７】そして、羽根群３３の走行の終了後には、
モータ７５が駆動される。モータ７５の駆動により、歯
車７３、連結レバー７１を介してチャージカム６９が回
動され、このチャージカム６９の回動により、駆動レバ
ー５７，５９が付勢手段６３による付勢方向と逆方向に
回動され、駆動レバー５７，５９の鉄片６５が、チャー
ジカム６９の上死点で電磁石６７と吸着する位置に保持
される。
モータ７５が駆動される。モータ７５の駆動により、歯
車７３、連結レバー７１を介してチャージカム６９が回
動され、このチャージカム６９の回動により、駆動レバ
ー５７，５９が付勢手段６３による付勢方向と逆方向に
回動され、駆動レバー５７，５９の鉄片６５が、チャー
ジカム６９の上死点で電磁石６７と吸着する位置に保持
される。
【００３８】しかして、以上のように構成されたフォー
カルプレンシャッター装置では、第３プレート４５に、
駆動レバー軸５１，５２、チャージカム軸５３等の支持
軸が固設され、この軸を中心にして、駆動レバー５７，
５９，付勢手段６３等が配置され、第３プレート４５
が、取付部４９において、第１プレート２７に固定さ
れ、この第１プレート２７の支持部７８，７９により、
駆動レバー軸５１，５２の一端が支持され、一方、第１
プレート２７の穴部８７に、駆動レバー５７，５９のレ
バー軸８５が挿通され、レバー軸８５が駆動アーム４
１，４４に連結されるため、羽根群駆動機構の精度およ
び組み付け性を従来より大幅に向上することができる。
カルプレンシャッター装置では、第３プレート４５に、
駆動レバー軸５１，５２、チャージカム軸５３等の支持
軸が固設され、この軸を中心にして、駆動レバー５７，
５９，付勢手段６３等が配置され、第３プレート４５
が、取付部４９において、第１プレート２７に固定さ
れ、この第１プレート２７の支持部７８，７９により、
駆動レバー軸５１，５２の一端が支持され、一方、第１
プレート２７の穴部８７に、駆動レバー５７，５９のレ
バー軸８５が挿通され、レバー軸８５が駆動アーム４
１，４４に連結されるため、羽根群駆動機構の精度およ
び組み付け性を従来より大幅に向上することができる。
【００３９】すなわち、このフォーカルプレンシャッタ
ー装置では、第３プレート４５に駆動レバー軸５７，５
９，チャージカム軸５３等の支持軸が固設されるため、
これ等の相対位置精度が、第１プレート２７の成形精
度、あるいは、第１プレート２７の熱変形等により影響
されることがなくなり、羽根群駆動機構の精度を従来よ
り大幅に向上することができる。
ー装置では、第３プレート４５に駆動レバー軸５７，５
９，チャージカム軸５３等の支持軸が固設されるため、
これ等の相対位置精度が、第１プレート２７の成形精
度、あるいは、第１プレート２７の熱変形等により影響
されることがなくなり、羽根群駆動機構の精度を従来よ
り大幅に向上することができる。
【００４０】また、第３プレート４５に羽根群駆動機構
の要部を組み付けた後、第３プレート４５を第１プレー
ト２７に固定することが可能となるため、組み付け性を
従来より大幅に向上することができる。
の要部を組み付けた後、第３プレート４５を第１プレー
ト２７に固定することが可能となるため、組み付け性を
従来より大幅に向上することができる。
【００４１】そして、この実施例では、第３プレート４
５に、駆動レバー軸５１，５２，チャージカム軸５３等
の支持軸を固設するとともに、押さえ板７７により駆動
レバー５７，５９，チャージカム６９等の抜け落ちを防
止したので、第３プレート４５に羽根群駆動機構の要部
を単独で確実に組み付けることが可能となる。
５に、駆動レバー軸５１，５２，チャージカム軸５３等
の支持軸を固設するとともに、押さえ板７７により駆動
レバー５７，５９，チャージカム６９等の抜け落ちを防
止したので、第３プレート４５に羽根群駆動機構の要部
を単独で確実に組み付けることが可能となる。
【００４２】また、上述したフォーカルプレンシャッタ
ー装置では、第１プレート２７が、ミラーボックス２１
と一体に成形されるため、第１プレート２７の強度が向
上し、これにより羽根群駆動機構の精度をより向上する
ことができる。
ー装置では、第１プレート２７が、ミラーボックス２１
と一体に成形されるため、第１プレート２７の強度が向
上し、これにより羽根群駆動機構の精度をより向上する
ことができる。
【００４３】さらに、第１プレート２７およびミラーボ
ックス２１が、樹脂により形成されるため、装置の軽量
化を図ることができる。また、第３プレート４５が、第
１プレート２７よりも変形しにくい物質、例えば、金属
から形成されるため、羽根群駆動機構の精度を向上する
ことができる。
ックス２１が、樹脂により形成されるため、装置の軽量
化を図ることができる。また、第３プレート４５が、第
１プレート２７よりも変形しにくい物質、例えば、金属
から形成されるため、羽根群駆動機構の精度を向上する
ことができる。
【００４４】さらに、駆動レバー軸５１，５２が、第１
プレート２７を貫通して配置され、この駆動レバー軸５
１，５２により駆動アーム４１，４４が軸支されるた
め、羽根群駆動機構の精度および組み付け性を従来より
大幅に向上することができる。
プレート２７を貫通して配置され、この駆動レバー軸５
１，５２により駆動アーム４１，４４が軸支されるた
め、羽根群駆動機構の精度および組み付け性を従来より
大幅に向上することができる。
【００４５】図４は、本発明の他の実施例を示すもの
で、この実施例では、第２の駆動レバー軸９５，９７
が、押さえ板７７に、ビス９９により固定されている。
このようなフォーカルプレンシャッター装置においても
前述した実施例とほぼ同様の効果を得ることができる
が、この実施例では、第２の駆動レバー軸９５，９７
を、押さえ板７７に、ビス９９により固定するようにし
たので、第１プレート２７に第２の駆動レバー軸を形成
する必要がなくなり、羽根群駆動機構の精度および組み
付け性をより向上することができる。
で、この実施例では、第２の駆動レバー軸９５，９７
が、押さえ板７７に、ビス９９により固定されている。
このようなフォーカルプレンシャッター装置においても
前述した実施例とほぼ同様の効果を得ることができる
が、この実施例では、第２の駆動レバー軸９５，９７
を、押さえ板７７に、ビス９９により固定するようにし
たので、第１プレート２７に第２の駆動レバー軸を形成
する必要がなくなり、羽根群駆動機構の精度および組み
付け性をより向上することができる。
【００４６】
【発明の効果】請求項１のフォーカルプレンシャッター
装置では、第３プレートに支持軸等の軸が固設され、こ
の軸を中心にして、駆動レバー，付勢手段等が配置さ
れ、第３プレートが、取付部において、第１プレートに
固定され、この第１プレートの支持部により、軸の一端
が支持され、第１プレートの穴部に、駆動レバーが挿通
され、駆動レバーが駆動アームに連結されるため、羽根
群駆動機構の精度および組み付け性を従来より大幅に向
上することができる。
装置では、第３プレートに支持軸等の軸が固設され、こ
の軸を中心にして、駆動レバー，付勢手段等が配置さ
れ、第３プレートが、取付部において、第１プレートに
固定され、この第１プレートの支持部により、軸の一端
が支持され、第１プレートの穴部に、駆動レバーが挿通
され、駆動レバーが駆動アームに連結されるため、羽根
群駆動機構の精度および組み付け性を従来より大幅に向
上することができる。
【００４７】請求項２のフォーカルプレンシャッター装
置では、第１プレートが、ミラーボックスと一体に成形
されるため、第１プレートの強度が向上し、これにより
羽根群駆動機構の精度をより向上することができる。
置では、第１プレートが、ミラーボックスと一体に成形
されるため、第１プレートの強度が向上し、これにより
羽根群駆動機構の精度をより向上することができる。
【００４８】請求項３のフォーカルプレンシャッター装
置では、第１プレートおよびミラーボックスが、樹脂に
より形成されるため、装置の軽量化を図ることができ
る。請求項４のフォーカルプレンシャッター装置では、
第３プレートが、第１プレートよりも変形しにくい物質
から形成されるため、羽根群駆動機構の精度を向上する
ことができる。
置では、第１プレートおよびミラーボックスが、樹脂に
より形成されるため、装置の軽量化を図ることができ
る。請求項４のフォーカルプレンシャッター装置では、
第３プレートが、第１プレートよりも変形しにくい物質
から形成されるため、羽根群駆動機構の精度を向上する
ことができる。
【００４９】請求項５のフォーカルプレンシャッター装
置では、第３プレートが金属により形成され、第１プレ
ートが樹脂により形成されるため、羽根群駆動機構の精
度を向上し、軽量化を図ることができる。
置では、第３プレートが金属により形成され、第１プレ
ートが樹脂により形成されるため、羽根群駆動機構の精
度を向上し、軽量化を図ることができる。
【００５０】請求項６のフォーカルプレンシャッター装
置では、軸が第１プレートを貫通して配置され、この軸
により駆動アームが軸支されるため、羽根群駆動機構の
精度および組み付け性を従来より大幅に向上することが
できるという利点がある。
置では、軸が第１プレートを貫通して配置され、この軸
により駆動アームが軸支されるため、羽根群駆動機構の
精度および組み付け性を従来より大幅に向上することが
できるという利点がある。
【図１】本発明のフォーカルプレンシャッター装置の一
実施例を示す斜視図である。
実施例を示す斜視図である。
【図２】図１のフォーカルプレンシャッター装置のＩＩ
−ＩＩ線に沿った断面図である。
−ＩＩ線に沿った断面図である。
【図３】図１のフォーカルプレンシャッター装置を組み
付けた状態を示す斜視図である。
付けた状態を示す斜視図である。
【図４】本発明のフォーカルプレンシャッター装置にお
ける他の実施例を示す断面図である。
ける他の実施例を示す断面図である。
【図５】従来におけるフォーカルプレンシャッター装置
を有するカメラを示す斜視図である。
を有するカメラを示す斜視図である。
【図６】従来のフォーカルプレンシャッター装置を示す
断面図である。
断面図である。
【図７】図６の第１プレートを示す斜視図である。
２１ ミラーボックス ２７ 第１プレート ２９ 第２プレート ３１ 遮光性薄板 ３３ 羽根群 ４１，４２，４３，４４ 駆動アーム ４５ 第３プレート ４９ 取付部 ５１，５２ 駆動レバー軸 ５３ チャージカム軸 ５７，５９ 駆動レバー ６３ 付勢手段 ８７ 穴部
Claims (6)
- 【請求項１】 ミラーボックスのフィルム面側に配置さ
れる第１プレートと、 前記第１プレートのフィルム面側に配置される第２プレ
ートと、 前記第１プレートのフィルム面側とは反対側に配置され
る第３プレートと、 前記第１プレートと前記第２プレートの間に収容される
複数の遮光性薄板からなる羽根群と、 前記第１プレートと前記第２プレートの間に収容され、
前記羽根群を走行させる駆動アームとを有するフォーカ
ルプレンシャッター装置において、 前記第３プレートは、前記第１プレートに固定される取
付部と、該第３プレートに固設された軸と、一端にて該
軸に回転可能に嵌合し、他端にて前記駆動アームと連結
する駆動レバーと、前記駆動レバーを羽根群の走行方向
へ付勢する付勢手段とを有し、 前記第１プレートは、前記軸の一端を支持する支持部
と、前記駆動アームに前記駆動レバーの変位を伝達する
ための穴部とを有することを特徴とするフォーカルプレ
ンシャッター装置。 - 【請求項２】 前記第１プレートは、前記ミラーボック
スと一体に成形されていることを特徴とする請求項１記
載のフォーカルプレンシャッター装置。 - 【請求項３】 前記第１プレートおよび前記ミラーボッ
クスは、樹脂からなることを特徴とする請求項１または
請求項２記載のフォーカルプレンシャッター装置。 - 【請求項４】 前記第３プレートは、前記第１プレート
よりも変形しにくい物質からなることを特徴とする請求
項１記載のフォーカルプレンシャッター装置。 - 【請求項５】 前記第３プレートは金属からなり、前記
第１プレートは樹脂からなることを特徴とする請求項４
記載のフォーカルプレンシャッター装置。 - 【請求項６】 前記軸は、前記第１プレートを貫通して
前記駆動アームを軸支することを特徴とする請求項１記
載のフォーカルプレンシャッター装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3286641A JPH05127223A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | フオーカルプレンシヤツター装置 |
| US07/966,858 US5266993A (en) | 1991-10-31 | 1992-10-27 | Focal-plane shutter apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3286641A JPH05127223A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | フオーカルプレンシヤツター装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05127223A true JPH05127223A (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=17707053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3286641A Pending JPH05127223A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | フオーカルプレンシヤツター装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05127223A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010014787A (ja) * | 2008-07-01 | 2010-01-21 | Nikon Corp | シャッタ装置およびカメラ |
| EP2159635A1 (en) | 2008-08-26 | 2010-03-03 | Nikon Corporation | Camera with mirror and shutter driving means |
-
1991
- 1991-10-31 JP JP3286641A patent/JPH05127223A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010014787A (ja) * | 2008-07-01 | 2010-01-21 | Nikon Corp | シャッタ装置およびカメラ |
| EP2159635A1 (en) | 2008-08-26 | 2010-03-03 | Nikon Corporation | Camera with mirror and shutter driving means |
| US8746995B2 (en) | 2008-08-26 | 2014-06-10 | Nikon Corporation | Camera |
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