JP2959247B2 - フォーカルプレンシャッター装置 - Google Patents

フォーカルプレンシャッター装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラのフォーカルプ
レンシャッター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシャッター装置では、シャッター
駆動機構は、シャッター基板上に固設されたシャッター
駆動軸を基準に組み立てられ、ミラー駆動機構および絞
り駆動機構は、ミラーボックスを形成する側面基板上に
固設されたミラー駆動軸を基準に組み立てられていた。
【0003】また、ミラー駆動機構は、シャッター駆動
機構のシャッターチャージ機構を兼用しているため、組
み立ての際には、両駆動機構が作動する時の相対的位置
関係を考慮に入れて組み立てられていた。
【0004】なお、ミラーボックスとシャッター基板が
樹脂により一体成形されているシャッター装置を本出願
人は既に出願済みである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のシャッター装置
では、シャッター駆動機構を、シャッター基板へ取り付
ける際には、その取り付け位置を、光軸中心より決定し
なければならず、また、ミラー駆動機構をミラーボック
スへ取り付ける際にも、その取り付け位置をシャッター
基板の短辺方向および光軸方向に関して決定しなければ
ならなかった。
【0006】また、ミラー駆動機構が、シャッター駆動
機構のシャッターチャージ機構を兼用しているにもかか
わらず、組み立ての際には、両駆動機構が個別に取り付
け基板に取り付けられるため、両駆動機構の相対的位置
精度を出しにくく、そのため、装置の組み立て作業が非
常に困難になり時間がかかるという問題があった。
【0007】また、機構設計上、両駆動機構の相対的位
置に多少のズレが生じた場合に、駆動機構の作動時に、
そのズレをカバーできるだけのスペースを確保する必要
があるので、装置の縮小化、駆動機構を作動させるエネ
ルギーの低減化、作動時間の短縮化の妨げになるという
問題があった。
【0008】さらに、シャッター装置は、構成上、シャ
ッター駆動軸とミラー駆動軸あるいは絞り駆動軸が互い
に直交するように設定されなければならない。ところ
が、ミラーボックスとシャッター基板が一体形成された
装置においては、両駆動軸を取り付け基板上に各々直交
させて固設させることは不可能であり、当然シャッター
駆動機構およびミラー駆動機構あるいは絞り駆動機構を
それぞれ取り付けることが不可能であった。
【0009】シャッター駆動機構とミラー駆動機構およ
び絞り駆動機構の、光軸方向およびシャッター基板の長
辺方向(左右方向)に関する取り付け位置の多少のズレ
は、実際のシャッターおよびミラーあるいは絞り駆動時
においては、制御上ほとんど影響がない。
【0010】なぜなら、シャッターもミラーあるいは絞
りも駆動方向は、シャッター基板の短辺方向(上下方
向)であるからである。よって、取り付け位置上最も重
要なのは、上下方向に関する位置である。
【0011】本発明は、かかる従来の問題を解決するた
めになされたもので、シャッター装置の組み立ての際
に、一方の駆動機構の一方向(上下方向)の取り付け位
置を設定するだけで、他方の駆動機構の取り付け位置を
自動的に決定でき、また、ミラーボックスとシャッター
基板が一体成形されたものについても、シャッター駆動
機構およびミラー駆動機構あるいは絞り駆動機構を組み
立て可能なフォーカルプレンシャッター装置を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1のフォーカルプ
レンシャッター装置は、光軸に平行ミラーボックス側
面に対して垂直に、且つ該ミラーボックスのフィルム面
側に配置されるシャッター基板と、前記シャッター基板
シャッターを走行させるシャッター駆動レバーと、前
記ミラーボックスのミラーを駆動するミラー駆動レバー
と、前記シャッター駆動レバーを軸支するシャッター駆
動軸と前記ミラー駆動レバーを軸支するミラー駆動軸と
を互いに直交して所定の位置関係で固設するプレートと
を有し、前記プレートを前記シャッター基板のフィルム
面側とは反対側に配置することにより、前記シャッター
駆動軸を前記シャッター基板に対して垂直に配置して前
記シャッター駆動レバーが前記シャッターを駆動する位
置に位置づけられるとともに、前記ミラー駆動軸を前記
ミラーボックス側面に対して垂直に配置して前記ミラー
駆動レバーが前記ミラーを駆動する位置に位置づけられ
るものである。
【0013】請求項2のフォーカルプレンシャッター装
置は、請求項1において、前記ミラーボックス側面に対
して垂直に配置される絞り駆動軸と、前記絞り駆動軸に
係合し、絞りを駆動する絞り駆動レバーを備えた絞り駆
動機構とを有し、前記プレートには、前記シャッター駆
動軸と前記絞り駆動軸とが直交するように固設され、前
記シャッター基板に前記プレートが固定されると、前記
シャッター駆動レバーは前記シャッターを駆動する位置
に配置され、前記絞り駆動レバーは前記絞りを駆動する
位置に配置されるものである。
【0014】請求項3のフォーカルプレンシャッター装
置は、請求項1において、前記シャッター基板は前記ミ
ラーボックスと一体に成形されているものである。
【0015】
【作用】請求項1のフォーカルプレンシャッター装置で
は、プレートに、シャッター駆動軸とミラー駆動軸とが
互いに直交するように固設され、シャッター基板にプレ
ートが固定されると、シャッター駆動レバーが、シャッ
ターを駆動する位置に位置づけられ、ミラー駆動レバー
が、ミラーを駆動する位置に位置づけられる。
【0016】請求項2のフォーカルプレンシャッター装
置では、プレートに、シャッター駆動軸と絞り駆動軸と
が直交するように固設され、シャッター基板にプレート
が固定されると、シャッター駆動レバーが、シャッター
を駆動する位置に配置され、絞り駆動レバーが、絞りを
駆動する位置に配置される。
【0017】請求項3のフォーカルプレンシャッター装
置では、シャッター基板が、ミラーボックスと一体に成
形される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を用いて詳細
に説明する。図1ないし図3は、本発明のフォーカルプ
レンシャッター装置の一実施例を示すもので、図1にお
いて、符号21は、ミラーボックスを示している。
【0019】このミラーボックス21内には、可動ミラ
ー23が上部23Aを中心にして回動可能に収容され、
この可動ミラー23は、駆動穴25に挿入されるミラー
回動ピン26を移動することにより回動されるように構
成されている。
【0020】ミラーボックス21の図示しないフィルム
面側には、シャッター基板27が配置されている。この
シャッター基板27とミラーボックス21とは、樹脂に
より一体に形成されている。
【0021】シャッター基板27の図示しないフィルム
面側には、図2に示すように、シャッター基板27と所
定間隔を置いて、例えば、金属からなる第2プレート2
9が配置されている。
【0022】シャッター基板27と第2プレート29の
間には、複数の遮光性薄板31からなる羽根群33が収
容されている。これ等の羽根群33は、先幕群35と後
幕群37とから構成されている。
【0023】シャッター基板27と第2プレート29の
間には、羽根群33を走行させる駆動アーム41,4
2,43,44が配置され、これ等の駆動アーム41,
42,43,44は、例えば、カシメにより羽根群33
に連結されている。
【0024】なお、この実施例では、駆動アーム41,
42は、先幕群35の走行を行い、駆動アーム43,4
4は、後幕群37の走行を行う。シャッター基板27の
図示しないフィルム面側とは反対側には、所定間隔を置
いて、例えば、鉄等の金属からなるプレート45が配置
されている。
【0025】このプレート45には、このプレート45
を、シャッター基板27の固定部47に、ビス48によ
り固定するための取付部49が形成されている。プレー
ト45には、支持軸であるシャッター駆動軸51,52
およびチャージカム軸53が配置されている。
【0026】これ等のシャッター駆動軸51,52およ
びチャージカム軸53は、それぞれ一端を、プレート4
5にカシメ55により固定されている。シャッター駆動
軸51,52には、シャッター駆動レバー57,59が
回動可能に被嵌されている。
【0027】シャッター駆動レバー57,59と係止カ
ラー61との間には、駆動ばねからなり、シャッター駆
動レバー57,59を羽根群33の走行方向へ付勢する
付勢手段63が配置されている。
【0028】また、シャッター駆動レバー57,59に
は、鉄片65が配置されており、この鉄片65を電磁石
67で吸着することによりシャッター駆動レバー57,
59の保持が行なわれる。
【0029】チャージカム軸53には、シャッター駆動
レバー57,59をチャージするチャージカム69が回
動可能に被嵌されている。このチャージカム69には、
リンクを形成する連結レバー71および歯車73を介し
てモータ75の回転が伝達されるように構成されてい
る。
【0030】シャッター駆動軸51,52の他端は、押
さえ板77およびシャッター基板27に形成される駆動
軸孔78,79を貫通して、駆動アーム41,44の回
転中心孔81に挿通されている。
【0031】また、シャッター基板27には、第2のシ
ャッター駆動軸83,84が一体形成されており、これ
等の第2のシャッター駆動軸83,84が、駆動アーム
42,43の回転中心孔81に挿通されている。
【0032】シャッター駆動レバー57,59には、レ
バー軸85が一体に形成され、このレバー軸85は、シ
ャッター基板27に形成される円弧状の穴部87に挿通
され、さらに、駆動アーム41,44に形成される貫通
孔89に挿通され、駆動アーム41,44にシャッター
駆動レバー57,59の変位が伝達されるように構成さ
れている。
【0033】図1および図3において符号101は、ミ
ラー駆動機構を、符号103は、絞り駆動機構を示して
いる。ミラー駆動機構101は、ミラーボックス21側
面に対して垂直に配置されるミラー・絞り駆動軸105
と、ミラー・絞り駆動軸105に軸支され、ミラー23
を駆動するミラー駆動レバー107とを有している。
【0034】そして、プレート45には、シャッター駆
動軸51とミラー・絞り駆動軸105とが互いに直交す
るように固設され、シャッター基板27にプレート45
が固定されると、シャッター駆動レバー57は、シャッ
ターを駆動する位置に位置づけられ、ミラー駆動レバー
107はミラー23を駆動する位置に位置づけられるよ
うに構成されている。
【0035】絞り駆動機構103は、前述したミラー・
絞り駆動軸105に係合し、図示しない絞りを駆動する
絞り駆動レバー109を備えており、シャッター基板2
7にプレート45が固定されると、シャッター駆動レバ
ー57は、シャッターを駆動する位置に配置され、絞り
駆動レバー109は絞りを駆動する位置に配置されるよ
うに構成されている。
【0036】以上のように構成されたフォーカルプレン
シャッター装置では、図示しないレリーズ釦が全押しさ
れると、モータ75が回転し、チャージカム69が退避
するとともに可動ミラー23がミラーアップする。この
後、電磁石67がオフされ、シャッター駆動レバー5
7,59の鉄片65に対する電磁石67による保持が解
除され、付勢手段63のバネ力により、シャッター駆動
レバー57,59が回動され、このシャッター駆動レバ
ー57,59の回動がレバー連結部85を介して駆動ア
ーム41,44に伝達され、羽根群33が走行される。
【0037】そして、羽根群33の走行の終了後には、
モータ75が駆動される。モータ75の駆動により、歯
車73、連結レバー71を介してチャージカム69が回
動され、このチャージカム69の回動により、シャッタ
ー駆動レバー57,59が付勢手段63による付勢方向
と逆方向に回動され、シャッター駆動レバー57,59
の鉄片65が、チャージカム69の上死点で電磁石67
と吸着する位置に保持される。
【0038】一方、連結レバー71が回動すると、ピン
部材121,123を介して、ミラー駆動レバー107
が、ミラー・絞り駆動軸105を中心にして回動し、ミ
ラー駆動レバー107によりミラー回動ピン26が回動
し、ミラー23の移動が行なわれる。
【0039】さらに、ミラー駆動レバー107が回動す
ると、ミラー駆動レバー107に固着されるピン部材1
25を介して、絞り駆動レバー109が、ミラー・絞り
駆動軸105を中心にして回動し、絞り駆動レバー10
9により図示しない絞りの駆動が行なわれる。
【0040】しかして、以上のように構成されたフォー
カルプレンシャッター装置では、同一プレート45上
に、シャッター駆動機構127のシャッター駆動軸51
とミラー駆動機構101のミラー・絞り駆動軸105
を、シャッター基板27の短辺方向(上下方向)に関し
て、所定の位置関係、すなわち、シャッター駆動機構1
27が取り付けられるとミラー駆動機構101が、ミラ
ー23を駆動可能な位置に配置される位置関係を持つよ
うに構成しているので、一方の駆動機構の取り付け位置
を、上下方向に関して正確に決定することで、他方の駆
動機構も上下方向に関する正確な取り付け位置に取り付
けることができ、従来の装置と比較して、取り付け作業
性が大幅に向上する。
【0041】また、同一プレート45上に、シャッター
駆動機構127のシャッター駆動軸51と絞り駆動機構
103のミラー・絞り駆動軸105を、シャッター基板
27の短辺方向(上下方向)に関して、所定の位置関
係、すなわち、シャッター駆動機構127が取り付けら
れると絞り駆動機構103が、絞りを駆動可能な位置に
配置される位置関係を持つように構成しているので、一
方の駆動機構の取り付け位置を、上下方向に関して正確
に決定することで、他方の駆動機構も上下方向に関する
正確な取り付け位置に取り付けることができ、従来の装
置と比較して、取り付け作業性が大幅に向上する。
【0042】さらに、予め、同一プレート45上におい
て、1つのチャージ機構を、シャッター駆動機構127
とミラー駆動機構101および絞り駆動機構103が兼
用可能なように構成されているため、取り付け作業の際
に、駆動機構間の位置関係を調整する必要がない。
【0043】また、同一プレート45上で、シャッター
駆動軸51とミラー・絞り駆動軸105とが、光軸方向
とシャッター基板27の長辺方向(左右方向)において
直交するように構成されているので、各駆動機構の上下
方向の取り付け位置を決め、各駆動機構とシャッターお
よびミラーあるいは絞りとを係合状態にすることによ
り、各駆動機構の取り付け位置が、多少光軸方向および
左右方向においてズレても、実際のシャッターおよびミ
ラーあるいは絞りの駆動量および駆動方向は正確に伝達
されることになる。
【0044】さらに、以上のように構成されたフォーカ
ルプレンシャッター装置では、プレート45に、シャッ
ター駆動軸51,52、チャージカム軸53等の支持軸
が固設され、この軸を中心にして、シャッター駆動レバ
ー57,59,付勢手段63等が配置され、プレート4
5が、取付部49において、シャッター基板27に固定
され、このシャッター基板27の支持部78,79によ
り、シャッター駆動軸51,52の一端が支持され、一
方、シャッター基板27の穴部87に、シャッター駆動
レバー57,59のレバー軸85が挿通され、レバー軸
85が駆動アーム41,44に連結されるため、羽根群
駆動機構の精度および組み付け性を従来より大幅に向上
することができる。
【0045】すなわち、このフォーカルプレンシャッタ
ー装置では、プレート45にシャッター駆動軸57,5
9,チャージカム軸53等の支持軸が固設されるため、
これ等の相対位置精度が、シャッター基板27の成形精
度、あるいは、シャッター基板27の熱変形等により影
響されることがなくなり、羽根群駆動機構の精度を従来
より大幅に向上することができる。
【0046】また、プレート45に羽根群駆動機構の要
部を組み付けた後、プレート45をシャッター基板27
に固定することが可能となるため、組み付け性を従来よ
り大幅に向上することができる。
【0047】そして、この実施例では、プレート45
に、シャッター駆動軸51,52,チャージカム軸53
等の支持軸を固設するとともに、押さえ板77によりシ
ャッター駆動レバー57,59,チャージカム69等の
抜け落ちを防止したので、プレート45に羽根群駆動機
構の要部を単独で確実に組み付けることが可能となる。
【0048】また、上述したフォーカルプレンシャッタ
ー装置では、シャッター基板27が、ミラーボックス2
1と一体に成形されるため、シャッター基板27の強度
が向上し、これにより羽根群駆動機構の精度をより向上
することができる。
【0049】さらに、シャッター基板27およびミラー
ボックス21が、樹脂により形成されるため、装置の軽
量化を図ることができる。また、プレート45が、シャ
ッター基板27よりも変形しにくい物質、例えば、金属
から形成されるため、羽根群駆動機構の精度を向上する
ことができる。さらに、シャッター駆動軸51,52
が、シャッター基板27を貫通して配置され、このシャ
ッター駆動軸51,52により駆動アーム41,44が
軸支されるため、羽根群駆動機構の精度および組み付け
性を従来より大幅に向上することができる。
【0050】図4は、本発明の他の実施例を示すもの
で、この実施例では、第2のシャッター駆動軸95,9
7が、押さえ板77に、ビス99により固定されてい
る。このようなフォーカルプレンシャッター装置におい
ても前述した実施例とほぼ同様の効果を得ることができ
るが、この実施例では、第2のシャッター駆動軸95,
97を、押さえ板77に、ビス99により固定するよう
にしたので、シャッター基板27に第2のシャッター駆
動軸を形成する必要がなくなり、羽根群駆動機構の精度
および組み付け性をより向上することができる。
【0051】
【発明の効果】本発明のフォーカルプレンシャッター装
置では、同一基板上にシャッター駆動機構とミラー駆動
機構あるいは絞り駆動機構を、シャッター基板の短辺方
向(上下方向)に関して、所定の位置関係、すなわち、
シャッター駆動機構が取り付けられるとミラー駆動機構
あるいは絞り駆動機構が、ミラーを駆動可能な位置に配
置される位置関係を持つように構成しているので、一方
の駆動機構の取り付け位置を、上下方向に関して正確に
決定することで、他方の駆動機構も上下方向に関する正
確な取り付け位置に取り付けることができ、従来の装置
と比較して、取り付け作業性が大幅に向上する。
【0052】また、予め、同一基板上において、1つの
チャージ機構を、シャッター駆動機構とミラー駆動機構
あるいは絞り駆動機構が兼用可能なように構成されてい
るため、取り付け作業の際に、各駆動機構間の位置関係
を調整する必要がない。
【0053】さらに、同一基板上で、駆動機構の駆動軸
が、光軸方向とシャッター基板の長辺方向(左右方向)
において直交するように構成されているので、駆動機構
の上下方向の取り付け位置を決め、駆動機構とシャッタ
ーおよびミラーあるいは絞りとを係合状態にすることに
より、各駆動機構の取り付け位置が、多少光軸方向およ
び左右方向においてズレても、実際のシャッターおよび
ミラーあるいは絞りの駆動量および駆動方向は正確に伝
達されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフォーカルプレンシャッター装置の一
実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のフォーカルプレンシャッター装置のII
−II線に沿った断面図である。
【図3】図1のフォーカルプレンシャッター装置を組み
付けた状態を示す斜視図である。
【図4】本発明のフォーカルプレンシャッター装置にお
ける他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
21 ミラーボックス 27 シャッター基板 45 プレート 51,52 シャッター駆動軸 57,59 シャッター駆動レバー 101 ミラー駆動機構 103 絞り駆動機構 105 ミラー・絞り駆動軸 107 ミラー駆動レバー 109 絞り駆動レバー 127 シャッター駆動機構

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光軸に平行ミラーボックス側面に対し
    て垂直に、且つ該ミラーボックスのフィルム面側に配置
    されるシャッター基板と、 前記シャッター基板のシャッターを走行させるシャッタ
    ー駆動レバーと、 前記ミラーボックスのミラーを駆動するミラー駆動レバ
    ーと、 前記シャッター駆動レバーを軸支するシャッター駆動軸
    と前記ミラー駆動レバーを軸支するミラー駆動軸とを互
    いに直交して所定の位置関係で固設するプレートとを有
    し、 前記プレートを前記シャッター基板のフィルム面側とは
    反対側に配置することにより、前記シャッター駆動軸を
    前記シャッター基板に対して垂直に配置して前記シャッ
    ター駆動レバーが前記シャッターを駆動する位置に位置
    づけられるとともに、前記ミラー駆動軸を前記ミラーボ
    ックス側面に対して垂直に配置して前記ミラー駆動レバ
    ーが 前記ミラーを駆動する位置に位置づけられることを
    特徴とするフォーカルプレンシャッター装置。
  2. 【請求項2】 前記ミラーボックス側面に対して垂直に
    配置される絞り駆動軸と、 前記絞り駆動軸に係合し、絞りを駆動する絞り駆動レバ
    ーを備えた絞り駆動機構とを有し、 前記プレートには、前記シャッター駆動軸と前記絞り駆
    動軸とが直交するように固設され、前記シャッター基板
    に前記プレートが固定されると、前記シャッター駆動レ
    バーは前記シャッターを駆動する位置に配置され、前記
    絞り駆動レバーは前記絞りを駆動する位置に配置される
    ことを特徴とする請求項1記載のフォーカルプレンシャ
    ッター装置。
  3. 【請求項3】 前記シャッター基板は前記ミラーボック
    スと一体に成形されていることを特徴とする請求項1記
    載のフォーカルプレンシャッター装置。
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