JP3662986B2 - カメラ用フォーカルプレンシャッタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、先羽根群と後羽根群を順次同方向へ走行させて撮影を行うカメラ用フォーカルプレンシャッタに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、精密部品の合成樹脂化が進み、カメラ用フォーカルプレンシャッタにおいても、シャッタ羽根やシャッタ地板まで合成樹脂で製作されるようになってきた。特に、シャッタ地板の場合には、従来より多くの部品をそこに一体的に取り付けていたため、それらの部品をシャッタ地板と一体成形で製作することによって、コスト的に極めて大きなメリットを得ることが可能となる。そのため、この点についての工夫も多くなされ、実公平5−14268号公報記載のものも含め多くの提案がなされている。
【0003】
他方、周知のように、この種のシャッタにおいてはシャッタ駆動部材,ばね等の駆動系の部材、及びそれらをチャージ位置にセットするセット部材、並びに該駆動部材のスタートを制御する電磁石,プリント配線板等がシャッタ地板に取り付けられ、また、電磁制御方式によっては該駆動部材をチャージ位置でロックするための係止部材も取り付けられる。そのため、従来は、少なくとももう1枚の板部材(上地板,上板等といわれている)をシャッタ地板と平行に取り付け、駆動系の部材を初めとして回動部材の殆どはそれらの間において、主にシャッタ地板に植設された軸に取り付けるようにし、また制御系の部品は主として該板部材のどちらかの面に取り付けるようにしている。従って、上記のようにシャッタ地板を合成樹脂化する場合にも、該回動部材や該板部材を取り付けるために必要な軸等はシャッタ地板と一体成形にて製作するが、該板部材は該回動部材を該軸等に組付ける必要性からシャッタ地板とは別部品とするのが普通であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
然るに、大きな表面積と容積とを有するシャッタ地板に、複数の細長い軸を一体成形するのは、そう簡単なことではない。特に、シャッタ駆動部材を枢支する軸は、その形状精度,位置精度と共に垂直性を要求される。しかしながら、成形加工時に、溶融材料が金型内の軸先端のキャビティーにまで流れにくく、また成形後のヒケにより軸に傾きが生じることがある。そのため、上記のような軸を一体成形するには、高度の加工技術が必要となる。また、上記のように板部材を別部品としてシャッタ地板に取り付けるようにすると、該板部材のみならず取り付け用のビス等の部品点数が多くなり、その上、取り付け精度も要求されることになる。特に、該板部材に電磁石を取り付けた場合には電磁石と駆動部材との位置合わせが問題になることがある。従って、これらの問題点を解消し、製作コストの低減化を図ることが要求されている。
【0005】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、二つの略平行な板部材を、それらの間に略垂直に設けられる少なくとも一つの支持壁部と共に合成樹脂にて一体成形し、シャッタ駆動部材等の回動部材を簡単に取り付けられるようにした低コストのフォーカルプレンシャッタを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明におけるカメラ用フォーカルプレンシャッタは、露光開口を形成した基板部と該基板部に対して略平行に配置される上板部とを該両板部間に該両板部に対して略垂直に設けられる少なくとも一つの支持壁部と共に合成樹脂にて一体成形したシャッタ地板と、回転軸を同軸二方向に一体的に設けた回動部材と、を備え、前記基板部と前記上板部とに前記回転軸の軸受け孔を形成し、該両軸受け孔の少なくとも一方は、前記回転軸の軸径よりも狭い寸法の開放部を有していて、該開放部の少なくとも一方の側部が柔軟部として形成され、該開放部が前記回転軸によって押し広げられ得るようにする。
【0007】
た、本発明におけるカメラ用フォーカルプレンシャッタは、好ましくは、前記同軸二方向に設けた回転軸の一方に前記回動部材の力源であるコイルバネが緩く嵌装され、前記コイルバネによって前記回転軸が寄せられる方向とは異なる方向の位置に前記開放部が形成されているようにする。
【0008】
また、本発明におけるカメラ用フォーカルプレンシャッタは、好ましくは、前記回動部材がシャッタ駆動部材であって、該駆動部材の回転軸に巻装されたコイルバネによる寄せ方向と、シャッタチャージのとき該駆動部材を押すセット部材の押圧方向とによって、該駆動部材が寄せられる方向とは異なる方向の位置に前記開放部が形成されているようにする。
更に、本発明におけるカメラ用フォーカルプレンシャッタは、好ましくは、前記軸受け孔の前記開放部側において前記回動部材の回転軸に接し得る部材を該軸受け孔を形成している前記基板部もしくは前記上板部に取り付けるようにする。更に、本発明におけるカメラ用フォーカルプレンシャッタは、好ましくは、前記回動部材とその回転軸とを合成樹脂の一体成形で製作するようにする。
【0009】
更にまた、上記の目的を達成するために、本発明におけるカメラ用フォーカルプレンシャッタは、露光開口を形成した基板と、下板部と該下板部に対して略平行に配置される上板部とを該両板部間に該両板部に対して略垂直に設けられる少なくとも一つの支持壁部と共に合成樹脂にて一体成形した補助部材と、回転軸を同軸二方向に一体的に設けた回動部材と、を備え、前記基板部と前記上板部とに前記回転軸の軸受け孔を形成し、該両軸受け孔の少なくとも一方は、前記回転軸の軸径よりも狭い寸法の開放部を有していて、該開放部の少なくとも一方の側部が柔軟部として形成され、該開放部が前記回転軸によって押し広げられ得るようにすると共に、前記補助部材前記基板に取り付けられているようにする。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、図1乃至図11に示した実施例で説明し、その一部の構成の変形例を図12以下において説明する。
【0011】
図1乃至図11に示した実施例のフォーカルプレンシャッタは、カメラのレリーズの初期段階で、先ず、夫々の電磁石によって先羽根用駆動部材と後羽根用駆動部材とを保持しておき、AF装置の制御やミラーの跳ね上げ作動が終了したあと、先羽根用駆動部材と後羽根用駆動部材とを順次釈放し、先羽根群と後羽根群とを露光走行させるタイプのシャッタである。そして、図1の正面図は、カメラのレリーズが行われ、二つの電磁石によって先羽根用駆動部材と後羽根用駆動部材とを保持したあと、セット部材が自己の習性によって該両駆動部材の作動領域から退いた状態を示してある。
【0012】
図2及び図3は各々図1の左側面図であるが、図3は一部を断面で示してある。図4は実施例におけるシャッタ地板と、主にシャッタ地板の左側からシャッタ地板に組付けられる主要構成部品を平面図で且つ取り付け位置が分かり易いように配置して示したものであり、図(a)は先羽根用駆動部材と後羽根用駆動部材を、図(b)はそれらの各駆動用コイルバネを、図(c)は各駆動用コイルバネの調整用ラチェット歯車を、図(d)は先・後羽根用駆動部材の露光作動終了時における各緩衝部材を、図(e)はシャッタ地板を示している。
【0013】
図5は実施例において、主にシャッタ地板の右側と上側からシャッタ地板に組付けられる主要構成部品を図4と同じような配置で示した平面図であり、図(a)は先羽根用電磁石,後羽根用電磁石とそれらの取り付け用ビスを、図(b)はセット部材を、図(c)はセット部材の付勢バネを、図(d)はプリント配線板を、図(e)はプリント配線板の取り付け用ビスを示している。図6はシャッタ地板の左側面図であり、図7はその一部拡大図であり、図8は図7のA−A線断面図である。図9はプリント配線板を取り除き、シャッタ開閉機構の主要部品を透視的に示した図であり、図10は各電磁石の取り付け構成が分かり易いように他の部品を取り除き図9の右上方から視た側面図である。また、図11の各図は上記駆動用コイルバネの張架位置の説明図である。
【0014】
図1において、合成樹脂製のシャッタ地板1に形成された露光開口1aは、展開状態にある4枚の先羽根群2によって閉鎖されている。このとき、複数枚で構成された後羽根群は露光開口1aの上方位置に重畳され格納状態にある。先羽根群2は、シャッタ地板1に回転可能に取り付けられた二つのアーム3,4によって平行四辺形のリンク機構を構成するようにして枢支されている。また、図示していない後羽根群も同様にして枢支されているが、これらの枢支構成は周知であるため詳細な説明は省略し、またシャッタ地板1に対するアーム3,4、及び後羽根群用の二つのアームの取り付け構成は、あとで説明する。
【0015】
シャッタ地板1は、図4(e),図6,図7から分かるように、大別して、上記した露光開口1aを形成した基板部1bと、上板部1cと、そして基板部1bとの間に所定の空間を持たせて上板部1cを平行に保つ四つの支持壁部1d,1e,1f,1gから構成されている。これらの支持壁部1d,1e,1f,1gの形状を分かり易くするために、図7においてはこれらの部分に複数の×印を付してある。プリント配線板5は上板部1cに形成された二つの取付部1hに夫々ビス6によって取り付けられている。
【0016】
プリント配線板5の表面側には、このシャッタに必要な各種電気配線が施されているが、図1及び図5(d)に斜線で示されている箇所は半田付けが行われた場所を示している。このプリント配線板5には、図2,図3,図5(d)に示すようにフラッシュ撮影用のスイッチを構成する二つの接点部材7,8が半田付けされ、可動側の接点部材8はプリント配線板5の裏側に配置され、固定側の接点部材7は表面側から裏側へ直角に折り曲げられ、両者はプリント配線板5の裏側で接触し得るようになされている。
【0017】
図4(e)に示すように、シャッタ地板1の基板部1bの裏側には、先羽根群2及びアーム3.4が走行中に露光開口1aの端面に衝突しないようにするために面取り部1iが形成され、また、先羽根群2の4枚の先端部(右側端)が走行中に乱れないようにするために先羽根群2を背面側に押しつける肉厚部1jがコ字状に形成されている。更に、この基板部1bの裏側には略四隅に4本の軸1kが一体成形で植立されており、図2及び図3に示すように、ビス9によって周知のカバー板10を取り付け、基板部1bとの間に羽根室を形成している。
【0018】
また、基板部1bの裏側では、図2及び図3に示すように、あとで詳しく説明する先羽根用駆動部材13の軸13aに先羽根用の主アーム3が、また、同様にして後羽根用駆動部材14の軸14aに後羽根用の主アーム11が回転可能に取り付けられている。基板部1bの裏側に一体成形で植立された軸1l,1mには、夫々先羽根用の副アーム4と後羽根用の副アーム12が回転可能に取り付けられ、これらのアーム4,12には周知のガタ寄せ用のバネ4a,12aが張られている。
【0019】
次に、主に図2,図3,図4(a)を用いて先羽根用駆動部材13と後羽根用駆動部材14について説明する。これらの駆動部材13,14は合成樹脂製であり、軸13a,14aは夫々同心的に二方向に一体成形されている。同様にして、駆動部材13,14には、夫々周知の駆動ピン13b,14bが形成されている。これらの駆動ピン13b,14bは、基板部1bに形成された円弧状のスロット1n,1oを貫通し、シャッタ地板1の裏側で、各主アーム3,11に形成された図示していない周知の孔に嵌合している。
【0020】
尚、スロット1n,1oの下端部には図4(d)に示すようなブチルゴム製の周知の緩衝部材15が夫々嵌め込まれ(スロット1oに嵌め込まれた状態が図9に示されている)、露光走行の終了時に駆動ピン13b,14bが衝突するようになっている。また、同様にブチルゴム製ではあるが円環状をした緩衝部材16が、図2及び図3に示す下方の軸1kに嵌合されており、露光走行の終了時に先羽根群2の主アーム3が衝突するようになっている。
【0021】
駆動部材13,14の説明に戻るが、これらの裏面側にはローラ13c,14cが回転可能に取り付けられている。また、先羽根用駆動部材13の表面側には立上げ部13d,13eが形成され、後羽根用駆動部材14の表面側には立上げ部14dが形成されている。立上げ部13dはその上方縁部で、先羽根群2の露光走行終了時に接点部材8を押し、接点部材7に接触させるようになされている。立上げ部13e,14dには、周知のように軸13f,14eと一体の鉄片部材13g,14fが取り付けられており、これらの鉄片部材13g,14fは周知のようにバネ13h,14g(図9参照)によって立上げ部13e,14dから離れる方向へ付勢されている。
【0022】
図3に明示しているように、駆動部材13,14の軸13a,14aには、その上部(図3において右方向の位置)に段部が形成されており、その段部と上板部1cとの間で、夫々ラチェット歯車17,18が回転可能に嵌合されている。また、軸13a,14aには夫々コイルバネ19,20が緩く巻回されている。そして、各コイルバネ19,20の一端はラチェット歯車17,18に形成されたスリワリ17a,18aに、他端は各駆動部材13,14の立上げ部13e,14dに掛けられている。尚、コイルバネ19,20の取り付け状態については、本実施例の作動の説明後に図11を用いて詳しく説明する。
【0023】
シャッタ地板1の支持壁部1d,1eに夫々形成されているラチェット爪1pはラチェット歯車17,18の外周部に形成された歯部に噛合し、コイルバネ19,20によるラチェット歯車17,18の回転止めをしている。各駆動部材13,14の回転駆動力を調整する時には、ラチェット歯車17,18を回転させ、各ラチェット爪1pとラチェット歯車17,18との噛合位置を変え、コイルバネ19,20の強さを変えるようにする。
【0024】
次に、駆動部材13,14をシャッタ地板1に組付けるための構成について説明する。図6及び図7で明白なように、シャッタ地板1の上板部1cには略同一形状の二つの軸受け孔1rが形成されている。これらの各軸受け孔1rは、図7において左方が開放されており、開放部の寸法が孔1rの直径よりも僅かに小さくなるようになされている。そして、開放部の一側部1r1 は可撓性を有する柔軟部となっており、上記の開放部を押し広げることが可能になっている。また、この軸受け孔1rの周囲は、図6で明らかなように、上板部1cの他の板厚に比べて肉厚となっている。この肉厚部は補強のために、図7に点線で示すように、スロット1n,1oの上方(図において右方)まで形成されている。また、この軸受け孔1rに挿入される軸13a,14aはプリント配線板5の孔5cにも挿入されている。
【0025】
図6に示すように、基板部1bにも軸受け孔1rと平面的に略同一形状の軸受け孔1sが、該軸受け孔1rと上下(図6においては左右方向、図7においては図面の垂直方向)に対応するようにして二つ形成されている。二つのうち、図7において上方位置に形成された軸受け孔1sは対応する軸受け孔1rと全く同じ平面形状をしており、側部1r1 と同一形状の可撓性を有する側部を形成しているが、図7において下方位置に形成された軸受け孔1sには、上記のような形状の側部を形成していない。しかしながら、この下方位置に形成された軸受け孔1sの周辺部は適度の柔軟部として形成されており、後述するように駆動部材13の軸13aを良好に組付けられるようになっている。各軸受け孔1sの周囲に形成されている肉厚部は、図7においてスロット1n,1oの左端まで伸びている。また、図7に明示されているように、上板部1cには大きな切欠き部1tが形成されており、基板部1bのスロット1oには曲部1o1 が形成されている。
【0026】
先ず、先羽根用駆動部材13を含む先羽根用駆動系の組付けは、先羽根用駆動部材13の軸13aにコイルバネ19を巻装させ、その次にラチェット歯車17を嵌合させ、コイルバネ19の両端を駆動部材13とラチェット歯車17とに掛ける。この状態で図7の手前方向から駆動部材13の駆動ピン13bをスロット1nに挿入し、軸13aを基板部1b及び上板部1cに対して略垂直にする。そして、コイルバネ19を僅かに圧縮させるようにラチェット歯車17を軸方向へ押しておき、軸13aの上下部を図7の左方向から軸受け孔1r,1sに押し込み、手を離す。
【0027】
後羽根用駆動部材14を含む後羽根用駆動系の組付けも先羽根用駆動系の組付けと略同じようにして行われる。但し、上板部1cには、スペース的に切欠き部1tの如き切欠き部を設けられないため、スロット1oに曲部1o1 が形成されている。そのため、駆動部材14を斜めにして駆動ピン14bをスロット1oに挿入することになる。この駆動ピン14bの挿入後は、先羽根用駆動系の場合と同様に軸14aを垂直にし、組付ける。
【0028】
次に、図5(a)に示された先羽根用電磁石21と後羽根用電磁石22について説明する。各電磁石21,22は全体として略U字形をした鉄心21a,22aと、ボビンに巻回され各鉄心21a,22aの一方の磁極に装着されたコイル21b,22bとで構成されている。そして、電磁石21,22は、図7において右上方から基板部1bと上板部1cとの間に挿入され、夫々のビス23によって、支持壁部1d,1eのねじ孔1d1 ,1e1 に螺着される。
【0029】
図10は図7の右上方から視た図であるから、各鉄心21a,22aの具体的な形状とその装着状態が良く分かる。この図10に示すように、支持壁部1d,1eには夫々台部1d2 ,1e2 が形成されており、上板部1cには各電磁石21,22に対して夫々規制部1uと壁部1vとが形成されている。そして、各鉄心21a,22aには突部21a1 ,22a1 が形成されている。
【0030】
電磁石21,22の組付け方を電磁石22について簡単に説明する。図10において、台部1d2 を案内として鉄心22aを挿入して行き、ボビンを規制部1uと壁部1vの間へ、また突部22a1 を支持壁部1dと規制部1uの間へ挿入させる。このように突部22a1 を設け、また案内部も多いため、奥深い場所への挿入作業が極めて容易であり、しかも、この状態で手を離してもシャッタ地板1の姿勢を変えたり特別な振動を与えない限り、電磁石22はその位置を保っている。
【0031】
この状態で、ビス23を鉄心22aの孔に貫通させ、ねじ孔1d1 に螺着する。このビス23による締結時に、鉄心22aは図10において右回転の力を受ける。そのため、部品製作上の累積公差分だけ鉄心22aは同方向に回転しようとする。しかしながら、本実施例によればその移動量が一番大きく現れる鉄心22aの先端部が図10において壁部1vの右端に接し、その右回転を阻止される。従って、壁部1vは、規制部1uと共にボビン即ちコイル22bの位置決めを行うと共に、鉄心22aの回転方向の位置決めを行っている。
【0032】
このようにして電磁石21,22が組付けられると、コイル21b,22bのリード線端部が、上板部1cに形成された夫々の窓1wを通し、且つプリント配線板5に形成された夫々の窓5aを通して引き出され、プリント配線板5の表面に半田付けされる。
【0033】
次に、各駆動部材13,14を、シャッタチャージ位置にセットする機構を説明する。セット部材24は合成樹脂製であって図5(b)に示すような形状をしており、表面側に、カメラ本体側の部品によって操作される被操作部24a、押圧部24b,24c、バネ掛け24dを有し、裏面側に規制部24eを有しており、また、各駆動部材13,14の軸13a,14aと同様に表裏方向に軸24fが設けられている。また、このセット部材24に対して図5(b)において左旋習性を与えるバネ25が図5(c)に示されている。
【0034】
シャッタ地板1に対するこのセット部材24の取り付け方は、駆動部材13,14の場合と殆ど同じである。即ち、図7から分かるように、基板部1bには円形の孔1xが形成されており、上板部1cには側方に開放部を有する軸受け孔1yが形成されている。そして、その軸受け孔1yの両側部1y1 は可撓性を有する柔軟部となっている。従って、セット部材24の裏面側の軸24fを孔1xに挿入し、表面側の軸24fを横側から両側部1y1 を押し広げるようにして孔1yに取り付ける。バネ25の一端はセット部材24のバネ掛け24dに掛けられ、他端は上板部1cに形成された孔を通して、プリント配線板5の孔5bに掛けられる。その後、該表面側の軸24fにはプリント配線板5の孔5cが嵌合させられる。規制部24eは、基板部1bに形成された孔1zに嵌入している。
【0035】
次に、上記のような構成をしている本実施例の作動を、主に図9を用いて説明する。図9は、図1と同様、カメラのレリーズ後であって先羽根群の走行直前状態を示したものである。即ち、各電磁石21,22は、コイル21b,22bに通電され、鉄心21a,22aで、駆動部材13,14の鉄片部材13g,14fを吸着し保持している。セット部材24はバネ25によって左旋され、規制部24eが孔1zの端面に当接し、停止している。従って、セット部材24の押圧部24b,24cは、駆動部材13,14のローラ13c,14cの作動角度範囲外に退避している。
【0036】
その後、カメラ内蔵の電子回路から信号が発せられ、先羽根用電磁石21のコイル21bへの通電が断たれると、先羽根用駆動部材13はコイルバネ19の力によって右旋する。それによって、駆動ピン13bが主アーム3を作動させ、露光開口1aを覆っていた先羽根群2は、露光開口1aを開放しつつ下方へ走行する。先羽根群2が露光開口1aを略完全に開放する位置の近傍に達した時、駆動部材13の立上げ部13dが接点部材8を押し、接点部材7に接触させる。従って、フラッシュが発光される。その後、駆動部材13は、駆動ピン13bが緩衝部材15に当接し、停止する。
【0037】
続いて、後羽根用電磁石22のコイル22bへの通電が断たれると、後羽根用駆動部材14はコイルバネ20の力によって右旋する。それによって、駆動ピン14bが主アーム11を作動させ、露光開口1aの上方に格納されていた後羽根群を下方へ走行させ、露光開口1aを閉鎖する。そして、最後に、駆動部材14の駆動ピン14bが緩衝部材15に当接して停止する。尚、フラッシュ撮影を行わず、通常の撮影を行う場合には、先羽根群2が露光開口1aを完全に開放する前に、後羽根群を走行させることは言うまでもない。
【0038】
上記のようにして撮影が終了すると、フィルムが自動的に巻き上げられるが、それに連動してシャッタがチャージされる。そのチャージ作動において、先ずセット部材24がバネ25に抗して右旋される。そのとき、先ず押圧部24bが駆動部材13のローラ13bに接触し、続いてその直後に押圧部24cが駆動部材14のローラ14bに接触し、夫々ローラ13b,14bを押すことによって、コイルバネ19,20に抗し駆動部材13,14を左旋させる。
【0039】
その後、セット部材24の右旋は、その規制部24eが孔1zの端面に当接して停止する。従って、駆動部材13,14の左旋も停止するが、この時、鉄片部材13g,14fは、バネ13h,14gを僅かに圧縮させ、鉄心21a,22aに確実に面接触している。セット部材24はこのチャージ完了状態に保持されており、次の撮影時にカメラのレリーズボタンが押された時、その初期段階で、夫々の電磁石21,22によって駆動部材13,14が保持された後、バネ25によって図9の位置へ復帰する。
【0040】
上記のような構成のシャッタにおいては、周知のように、各羽根群の走行速度を早くするためにコイルバネ19,20の力が極めて大きい。そのため、上記のようにして、各駆動部材13,14をシャッタ地板1に支持させると、コイルバネ19,20の巻き方によっては、主にシャッタチャージのとき、コイルバネ19,20の力が図9において左方向、即ち、軸13a,14aを夫々の軸受け孔1r,1sから外す方向へ強く作用する場合がある。そのため、軸受け孔1r,1sの開放部の側部をより柔軟にし、駆動部材13,14を組付け易くすればするほど、使用中に軸13a,14aが傾いたり外れたりする可能性が大きくなる。
【0041】
上記の実施例においては、そのような力が作用しても問題がないように、軸13a,14aをプリント配線板5の孔5cに嵌合させているが、コイルバネ19,20の巻回方法そのものにも、そのような力が殆ど作用しないように配慮されている。その点を図11を用いて説明する。図11(a)はコイルバネ20を示しており、図11(e)はコイルバネ19を示している。これらのコイルバネ19,20は、図9に示す状態、即ちシャッタがチャージされ緊張された状態で示されており、上記したようにそれらの一端部19a,20aは、ラチェット歯車17,18のスリワリ17a,18aに掛けられており、他端部19b,20bは駆動部材13,14の立上げ部13e,14dに掛けられている。
【0042】
各駆動部材13,14に掛けられた他端部19b,20bは、羽根群の露光走行時には時計方向に移動し、その終了時には点線位置で停止する。従って、本実施例においては、その作動範囲は各々約75度である。他方、一端部19a,20aの位置は、ばね力を調整するために、製作時においてラチェット歯車17,18を回転させ、変えられるようになっている。その調整範囲は本実施例の場合、各々約90度である。図11(b),(f)は、各一端部19a,20aが図11(a),(e)の位置から90度の位置に調整された場合、図11(c),(g)は45度の位置に調整された場合、図11(d),(h)は図11(a),(e)の位置に調整されている場合を示している。
【0043】
図11(b),(f)においては、シャッタのチャージに伴いコイルバネ19,20の他端部19b,20bを点線位置から実線位置まで移動させ緊張させていくと、駆動部材13,14の軸13a,14aに掛かる角度方向への力の作用線は、先ず点線矢印方向へ働き、順次移動して最終的には実線矢印状態となる。同様にして、図11(c),(g)の場合、及び図11(d),(h)の場合における、駆動部材13,14の軸13a,14aに掛かる角度方向への力の作用線が各図に示されている。その結果、コイルバネ19,20のばね力を90度の調整範囲で調整した場合には、上記の力の働く角度範囲は、11(a),(e)に“ばねの寄り方向”として示したようになる。
【0044】
ところで、上記した軸受け孔1r,1sの開口部は、該軸受け孔の中心から図の左方向へ所定の角度範囲にわたって形成されているので、この“ばねの寄り方向”とは角度方向が一致せず、重なった部分もない。従って、コイルバネ19,20によって、駆動部材13,14の軸13a,14aを軸受け孔1r,1sの開口部側へ押す力が働いていない。
【0045】
しかし、駆動部材13,14の軸13a,14aを軸受け孔1r,1sの開口部側へ押す力が働かないようにするためには、単にこのようなコイルバネ19,20の力のみを配慮するだけでは済まない場合がある。即ち、上記したように駆動部材13,14は、セット部材24にローラ13c,14cを押されて左旋されるが、そのとき当然ながら軸13a,14aには所定の角度方向への力が作用する。そのため、その角度方向が開口部の形成されている方向と一致せず、異なる方向となるようにする必要がある。その点、上記の実施例においては、図9に示す配置構成から分かるように、セット部材24の力は、軸13aの場合は略上方へ、軸14aの場合は略右方へ働くので問題はない。
【0046】
このように、上記の実施例においては、軸受け孔1r,1sの開口部が、駆動部材13,14がセット部材24に押される方向とは異なる角度方向位置に形成され、しかもコイルバネ19,20の力による寄せ方向とは異なる角度方向位置に形成されているので、本来であれば心配ないのであるが、上記したようにプリント配線板5の孔5cに軸13a,14aを挿入させ、安全を図っている。しかしながら、少なくともそれらの方策の一つを採用するだけでも足りる場合があり、また、プリント配線板5の孔5cに代えて、カバー板10に類似の孔を形成したり、各種の抜け止め部材を、基板部1b及び上板部1cに設けるようにしてもよい。
【0047】
尚、上記の実施例においては、各駆動部材13,14及びセット部材24を合成樹脂製として説明したが、本発明においては、これを金属製としてもよく、また、それらの軸13a,14a,24fを別部材とし、一体的に組付けて構成するようにしたものにも適用される。また、本発明は、駆動部材13,14及びセット部材24の取り付け構成のみならず、基板部1bと上板部1cの間に回転可能に取り付けられる全ての回動部材に適用されるし、また、そのような回動部材の一部にのみ適用することを妨げない。
【0048】
更に、各軸受け孔を開放部を有しない円孔とし、且つ上板部1cに対して基板部1bとは反対方向へ撓むような柔軟性を付与しておき、駆動部材等の回動部材を取り付けるに際しては、上板部1cを撓ませておき、該軸受け孔に軸を挿着するようにしてもよい。従って、セット部材24の軸受け方法からも分かるように、柔軟性のある部分によって取りつけるようにした軸受け孔は、上板部1cと基板部1bとの一方にだけ設けるようにしても差し支えない。また、上記の実施例においては、各軸受け孔1rを軸13a,14aを貫通させる孔としたが、めくら孔としても構わない。
【0049】
更に、上記の実施例においては、各駆動部材13,14及びセット部材24等を、シャッタ地板1に形成された基板部1bと上板部1cの間に回転可能に取り付けるようにしているが、基板部1b,上板部1c,支持壁部1d,1e,1f,1gを、シャッタ地板1とは独立した合成樹脂製の補助部材として製作し、該補助部材をシャッタ地板1に適宜取り付けるようにしたものも本発明に含まれる。その場合、駆動部材13,14等の組付けは上記の取り付けの前後を問わない。更に、上記においては、駆動部材をコイルバネによって駆動するものについて説明したが、本発明はこれに限定されず、モータで駆動するものにも適用が可能である。
【0050】
次に、上記の実施例の変形例を説明する。上記の実施例においてはプリント配線板5に形成されている孔5cが円形であったが、図12に示す変形例においてはD型の大きめな孔5c′として示してある。このような形状にすることによって、三つの孔5c′の相対的な位置は、図の左右方向(即ち、孔5c′の直線部)には厳しい精度を要求されるが、上下方向には比較的精度が緩くてよいという利点があり、プリント配線板5の製作と取り付け作業が一段と容易になる。尚、この図12は拡大されているので、上記の実施例で説明した接点部材7,8の形状が、図5(d)よりも容易に確認できる。
【0051】
次に、図13に示された変形例を説明する。この変形例は、上記実施例における駆動部材13,14の軸受け構成の変形例であり、図13は図6に対応して示したものである。上記の実施例においては図3から明白なように、駆動部材13,14及びラチェット歯車17,18を面で受けていたが、この変形例においては、駆動部材13,14を極めて摩擦の少ない線接触で受けるようにしている。即ち、軸受け孔1r,1sの周囲を肉厚にし、基板部1bと上板部1cとの対向面側を球面としたものである。従って、馬蹄形の線接触となるが、軸受け孔1r,1sを円形にした場合には、円形の線接触となる。また、該球面を円弧面としても差し支えない。
【0052】
次に、上記の実施例における支持壁部1d,1e,1f,1gの変形例を図14を用いて説明する。図(a)は正面図であり、図(b)は図(a)のB−B線断面図である。この変形例におけるシャッタ地板11は露光開口31aを有し、その基板部31b,上板部31c,支持壁部31dは合成樹脂で一体成形されている。基板部31bと上板部31cには上記の実施例と同じように駆動部材の軸受け孔31e,31fが形成されている。
【0053】
この変形例における支持壁部31dは、図(b)から明白なように、駆動系を含むシャッタ羽根群の開閉機構と、露光開口31aの一側辺との隔壁として形成されている。しかも、支持壁部31dは、上壁部31d1 と下壁部31d2 で構成され、上壁部31d1 は図(a)において左方向からの光が露光開口31aへ入射するのを防いでいる。他方、下壁部31d2 は、図(a)に示すように露光開口31aを囲むようにしてU字形に形成され、各方向からの光を遮断するのは基より、ミラーボックスユニットの一部を構成している。
【0054】
即ち、下壁部31d2 は、図(a)においてその両側部に夫々軸32を植設し、枠体33を回転可能に支持している。枠体33には被写体光をファインダーへ導くミラー34が取り付けられている。また、軸32には図示していないコイルバネが巻回され、図(b)において枠体33を右旋させるように付勢している。カメラ本体側に取り付けられた回転軸35には、カム36が取り付けられており、カムフォロワー33aがこのカム36に操作されることによって、枠体33が往復動するように構成されている。このような構成にすることによって、従来よりも組立時におけるシャッタとミラー機構との調整が極めて簡単となる。また、支持壁部31dを上記のように構成したことによって、レンズ取り付け部等を有するカメラ本体側の前枠部材を取り付けるようにすることも可能である。
【0055】
【発明の効果】
以上のように、本発明は、基板部と、それに対して略平行に配置される上板部とを、両者に対して略垂直な支持壁部と共に合成樹脂にて一体成形してシャッタ地板を製作し、該基板部と該上板部とに軸受け孔を形成すると共に、少なくとも一方の軸受け孔の近傍位置に柔軟部を形成したので、回転軸を同軸二方向に一体的に設けたシャッタ駆動部材等の回動部材を、簡単に取り付けることが可能となり、極めて低コストのフォーカルプレンシャッタを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の正面図であり、カメラのレリーズ後であって先羽根群の走行直前状態を示している。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】図2と同じ左側面図であるが、一部を断面で示してある。
【図4】各図は実施例のシャッタ地板と、主にシャッタ地板の左側からシャッタ地板に組付けられる主要構成部品を示す平面図であり、図(a)は先羽根用駆動部材と後羽根用駆動部材を、図(b)は先・後羽根用駆動部材の各駆動用コイルバネを、図(c)は駆動用コイルバネのバネ力を調整するためのラチェット歯車を、図(d)は先・後羽根用駆動部材の各緩衝部材を、図(e)はシャッタ地板を示している。
【図5】各図は実施例において、主にシャッタ地板の右側と上側からシャッタ地板に組付けられる主要構成部品を示す平面図であり、図(a)は先羽根用電磁石,後羽根用電磁石とそれらの取り付け用ビスを、図(b)はセット部材を、図(c)はセット部材の付勢バネを、図(d)はプリント配線板を、図(e)はプリント配線板の取り付け用ビスを示している。
【図6】図4(e)の左側面図である。
【図7】図4(e)の一部拡大図である。
【図8】図7のA−A線断面図である。
【図9】図1においてプリント配線板を取り除き、シャッタ開閉機構の主要部品を透視的に示した図である。
【図10】各電磁石の取り付け構成を分かり易くするために他の部品を取り除き図9の右上方から視た側面図である。
【図11】図(a)及び図(e)は、シャッタ駆動用の各コイルバネによって、各駆動部材の軸の径方向に作用する力を説明するための図であって、図(b),(c),(d)及び図(f),(g),(h)は各コイルバネの調整位置が異なる場合を示している。
【図12】プリント配線板の変形例を示す正面図である。
【図13】駆動部材の軸受け部の変形例を示したシャッタ地板の側面図である。
【図14】支持壁部の変形例を示すための説明図であり、図(a)は正面図、図(b)は図(a)のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1,31 シャッタ地板
1a,31a 露光開口
1b,31b 基板部
1c,31c 上板部
1d,1e,1f,1g,31d 支持壁部
1h 取付部
13a,14a,24f,32 軸
1n,1o スロット
1o1 曲部
1r,1s,1y,31e,31f 軸受け孔
1r1 ,1y1 側部
1t 切欠き部
1v 壁部
1x,1z,5c,5c′ 孔
2 先羽根群
3,11 主アーム
4,12 副アーム
5 プリント配線板
13 先羽根用駆動部材
13b,14b 駆動ピン
13c,14c ローラ
13g.14f 鉄片部材
14 後羽根用駆動部材
17,18 ラチェット歯車
19,20 コイルバネ
21 先羽根用電磁石
22 後羽根用電磁石
24 セット部材
24a 被操作部
24b,24c 押圧部
24d バネ掛け
25 バネ
31d1 上壁部
31d2 下壁部
33 枠体
34 ミラー

Claims (10)

  1. 露光開口を形成した基板部と該基板部に対して略平行に配置される上板部とを該両板部間に該両板部に対して略垂直に設けられる少なくとも一つの支持壁部と共に合成樹脂にて一体成形したシャッタ地板と、回転軸を同軸二方向に一体的に設けた回動部材と、を備え、前記基板部と前記上板部とに前記回転軸の軸受け孔を形成し、該両軸受け孔の少なくとも一方は、前記回転軸の軸径よりも狭い寸法の開放部を有していて、該開放部の少なくとも一方の側部が柔軟部として形成され、該開放部が前記回転軸によって押し広げられ得るようにしたことを特徴とするカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
  2. 前記同軸二方向に設けた回転軸の一方に前記回動部材の力源であるコイルバネが緩く嵌装されていることを特徴とする請求項1に記載のカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
  3. 前記コイルバネによって前記回転軸が寄せられる方向とは異なる方向の位置に前記開放部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
  4. 前記回動部材がシャッタ駆動部材であって、該駆動部材の回転軸に緩く嵌装されたコイルバネによる寄せ方向と、シャッタチャージのとき該駆動部材を押すセット部材の押圧方向とによって、該駆動部材が寄せられる方向とは異なる方向の位置に前記開放部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載のカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
  5. 前記軸受け孔の前記開放部側において前記回動部材の回転軸に接し得る部材を該軸受け孔を形成している前記基板部もしくは前記上板部に取り付けたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
  6. 前記軸受け孔のうち少なくとも一つの軸受け孔の周囲を肉厚にし、前記基板部と前記上板部との対向面側を球面又は円弧面とし、該球面又は円弧面を前記回動部材に接し得るようにしたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
  7. 前記回動部材とその回転軸とを合成樹脂の一体成形で製作していることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
  8. 前記支持壁部は、少なくとも前記露光開口の側辺に沿ってその近傍位置に形成され、且つ前記上板部から前記基板部とは反対方向に張り出して形成されていることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載のカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
  9. 前記支持壁部は、少なくとも前記露光開口の側辺に沿ってその近傍位置に形成され、カメラ本体側部品の一部を兼ねていることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載のカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
  10. 露光開口を形成した基板と、下板部と該下板部に対して略平行に配置される上板部とを該両板部間に該両板部に対して略垂直に設けられる少なくとも一つの支持壁部と共に合成樹脂にて一体成形した補助部材と、回転軸を同軸二方向に一体的に設けた回動部材と、を備え、前記基板部と前記上板部とに前記回転軸の軸受け孔を形成し、該両軸受け孔の少なくとも一方は、前記回転軸の軸径よりも狭い寸法の開放部を有していて、該開放部の少なくとも一方の側部が柔軟部として形成され、該開放部が前記回転軸によって押し広げられ得るようにすると共に、前記補助部材が前記基板に取り付けられていることを特徴とするカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
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