JPH05126687A - タイヤトレツドの硬度測定装置 - Google Patents

タイヤトレツドの硬度測定装置

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Publication number
JPH05126687A
JPH05126687A JP3292797A JP29279791A JPH05126687A JP H05126687 A JPH05126687 A JP H05126687A JP 3292797 A JP3292797 A JP 3292797A JP 29279791 A JP29279791 A JP 29279791A JP H05126687 A JPH05126687 A JP H05126687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hardness
tread
pneumatic tire
tire
measuring device
Prior art date
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Pending
Application number
JP3292797A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Yamaguchi
洋一 山口
Kenhachi Mihashi
健八 三橋
Gonzo Izawa
権蔵 伊沢
Akira Kida
昌 木田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP3292797A priority Critical patent/JPH05126687A/ja
Publication of JPH05126687A publication Critical patent/JPH05126687A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気入りタイヤの曲率を有するショルダー部
を含むトレッド全面にわたって硬度測定を高精度に行う
ことができるタイヤトレッドの硬度測定装置を提供す
る。 【構成】 硬度測定位置が押針15に対して垂直でない
場合、コントローラー16の指示により角度調整アーム
4を摺動させ、車軸6の角度を調整することにより、そ
の測定位置を押針15に対して垂直にする。硬さ計14
を一定速度で下方に移動させることにより、空気入りタ
イヤ8のトレッド面に押針15を介して一定荷重を作用
させて硬度測定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は硬さ計を使用してスタン
ド等に支持された空気入りタイヤのトレッド面の硬度を
高精度に測定するタイヤトレッドの硬度測定装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】タイヤトレッドの硬度を測定する装置と
しては、特公平2−57260号公報、特公平2−57
261号公報及び特公平2−57659号公報等に示す
ものがある。これらの硬さ計においては、空気入りタイ
ヤのトレッド面に押針を介して一定荷重を作用させ、こ
の押針の変移量に基づいてトレッド面の硬度を測定す
る。
【0003】従来、タイヤトレッドの硬度を測定する場
合、測定者が硬さ計を手に持ってトレッド面の硬度測定
を行っている。この場合、測定者の技能に応じて硬さ計
の押し付け速度又は押し付け角度が相違するため、測定
結果のバラツキが大きいという欠点がある。そこで、特
開昭57−148232号公報においては、デュロメー
タ(硬さ計)が均一な降下速度で垂直運動するように装
架されたスタンドに空気入りタイヤを取り付け、このデ
ュロメータを使用してトレッド面の硬度測定を行うこと
により、測定者による測定結果のバラツキを低減してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
57−148232号公報に示すタイヤトレッドの硬度
測定装置においては、空気入りタイヤに対してデュロメ
ータが垂直運動するだけであるため、トレッド面の水平
部分で硬度測定が可能であるものの、曲率を有するショ
ルダー部付近では押針が測定面に対して垂直にならない
ため正確な硬度測定が不可能であるという問題点があっ
た。本発明の目的は、空気入りタイヤのトレッド全面に
わたって硬度測定を高精度に行うことができるタイヤト
レッドの硬度測定装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るタイヤトレ
ッドの硬度測定装置は、支持スタンドに角度調整手段を
介して空気入りタイヤの回転軸を傾動可能に支持し、か
つ前記支持スタンドの上方に、前記空気入りタイヤのト
レッド面に押針を一定速度で一定荷重を作用させたとき
の変移量により硬度を測定するディジタル式硬さ計を、
移動調整手段を介して少なくともトレッド幅方向に移動
可能に支持したことを特徴とするものである。
【0006】本発明においては、角度調整手段が空気入
りタイヤの回転軸角度を調整すると共に、移動調整手段
が硬さ計の位置を少なくともトレッド幅方向に調整する
ようになっている。このため、支持スタンドに支持した
空気入りタイヤを回転させると共に硬さ計をタイヤトレ
ッド幅方向に移動させてトレッド面における硬度測定位
置を決定し、前記回転軸角度を調整して前記硬度測定位
置が硬さ計の押針に対して垂直になるようにすれば、曲
率を有するショルダー部を含むトレッド全面にわたって
高精度の硬度測定を行うことができる。
【0007】また、本発明において、ディジタル式の硬
さ計は一定速度で下方に移動することによりトレッド面
に押針を介して一定荷重を作用させるので、前記押針の
変移量に基づくトレッド面の硬度を人によるバラツキを
小さくして高精度に測定することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付の図面を
参照して説明する。図1は本発明の実施例に係るタイヤ
トレッドの硬度測定装置を示す正面図である。図1にお
いて、支持スタンド1は垂直に立設されており、その高
さ方向の略中央に固定アーム2が水平に取り付けられて
いる。また、支持スタンド1には、連結アーム3を介し
て固定アーム2とリンク機構を構成する角度調整アーム
4が取り付けられている。この角度調整アーム4はスラ
イドモーター5により水平方向に摺動するようになって
いる。連結アーム3には車軸6が水平に設置されてお
り、この車軸6にホイール7が取り付けられている。そ
して、硬度測定に供する空気入りタイヤ8はホイール7
に装着される。
【0009】アーム部材9,10は支持スタンド1の上
部に配設されており、それぞれスライドモーター11,
12を移動調整手段として水平方向及び垂直方向に摺動
するようになっている。定速上下動装置13はアーム部
材10に固定されており、遠隔操作等により上下動す
る。この定速上下動装置13にはエアーダンパーが内蔵
されており、下方に移動する際に一定速度が保持される
ようになっている。ディジタル式の硬さ計14は定速上
下動装置13の下端に取り付けられており、この定速上
下動装置13と共に上下動する。硬さ計14はその下部
に設けられた押針15の変移量に基づいて空気入りタイ
ヤ8のトレッド面の硬度を測定し、その測定結果を不図
示の表示器に表示する。なお、硬さ計14は測定位置の
若干(±2°)の傾斜には追従して硬度測定ができるよ
うになっている。
【0010】コントローラー16はスライドモーター1
1,12の動作を制御して硬度測定位置を決定すると共
に、この測定位置に応じてスライドモーター5の動作を
制御して空気入りタイヤ8の回転軸角度を調整する。こ
の場合、例えば、コントローラー16に空気入りタイヤ
8のトレッド形状を予め入力し、この情報に基づいてス
ライドモーター5,11,12の動作を適宜制御するこ
とができる。また、測定位置の角度を検出する角度検出
手段を設け、その検出結果に基づいてスライドモーター
5,11,12の動作を適宜制御することもできる。
【0011】次に、上述したタイヤトレッドの硬度測定
装置の動作について説明する。先ず、ホイール7に空気
入りタイヤ8を装着し、空気圧等によりトレッドを内側
から押圧する。次に、空気入りタイヤ8を回転させて所
望の位置で固定した後、コントローラー16の指示によ
りアーム部材9,10を摺動させて空気入りタイヤ8の
トレッド面における測定位置を決定する。このとき、測
定位置(測定面)が硬さ計14の押針15に対して垂直
の関係になっていない場合、コントローラー16の指示
により角度調整アーム4を摺動させ、車軸6の角度を調
整することにより、その測定位置を押針15に対して垂
直にする。
【0012】次いで、定速上下動装置13を操作して硬
さ計14を一定速度で下方に移動させることにより、空
気入りタイヤ8のトレッド面に押針15を介して一定荷
重を作用させる。このとき、押針15はトレッド面の硬
度に応じて変移するので、硬さ計14は押針15の変移
量に基づいてトレッド面の硬度を測定し、その測定結果
をディジタル値として表示器に表示する。
【0013】本実施例によれば、角度調整アーム4を摺
動させ、車軸6の角度を調整することにより、空気入り
タイヤ8のトレッド面における硬度測定位置を常に押針
15に対して垂直にすることができる。このため、曲率
を有するショルダー部を含むトレッド全面にわたって高
精度の硬度測定を行うことができる。また、硬さ計14
は定速上下動装置13と連動して一定速度で下方に移動
してトレッド面に押針15を介して一定荷重を作用させ
るので、トレッド面の硬度を人によるバラツキを小さく
して高精度に測定することができる。
【0014】実際に、本実施例に係る本発明のタイヤト
レッドの硬度測定装置及び従来の手動式の硬さ計を使用
して、室温(24.5℃)で、タイヤサイズがそれぞれ
205/55R15、195/55R15、225/5
5R16である空気入りタイヤ1〜3のトレッド面の硬
度測定を行った。この硬度測定においては、2人の測定
者A,Bが上記タイヤ1〜3についてそれぞれ3回の測
定を行った。その結果を下記表1に示す。
【0015】 この表1から明らかなように、従来例装置では測定者間
のデータの差が1〜3.4ポイント生じていたが、本発
明装置では測定者間のデータの差を1ポイント以下に縮
小することができた。また、本発明装置によれば、曲率
を有するショルダー部を含むトレッド全面にわたって硬
度測定を行うことができた。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、角
度調整手段が空気入りタイヤの回転軸角度を調整し、ま
た移動調整手段がディジタル式硬さ計の位置を少なくと
もトレッド幅方向に調整してトレッド面の硬度測定位置
を設定することにより硬度測定を行うから、曲率を有す
るショルダー部を含むトレッド全面にわたって高精度の
硬度測定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るタイヤトレッドの硬度測
定装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 支持スタンド 2 固定アーム 3 連結アーム 4 角度調整アーム 5,11,12 スライドモーター 6 車軸 7 ホイール 8 空気入りタイヤ 9,10 アーム部材 13 定速上下動装置 14 硬さ計 15 押針 16 コントローラー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持スタンドに角度調整手段を介して空
    気入りタイヤの回転軸を傾動可能に支持し、かつ前記支
    持スタンドの上方に、前記空気入りタイヤのトレッド面
    に押針を一定速度で一定荷重を作用させたときの変移量
    により硬度を測定するディジタル式硬さ計を、移動調整
    手段を介して少なくともトレッド幅方向に移動可能に支
    持したタイヤトレッドの硬度測定装置。
JP3292797A 1991-11-08 1991-11-08 タイヤトレツドの硬度測定装置 Pending JPH05126687A (ja)

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