JPH06249662A - レール計測用ターゲット - Google Patents

レール計測用ターゲット

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Publication number
JPH06249662A
JPH06249662A JP5950393A JP5950393A JPH06249662A JP H06249662 A JPH06249662 A JP H06249662A JP 5950393 A JP5950393 A JP 5950393A JP 5950393 A JP5950393 A JP 5950393A JP H06249662 A JPH06249662 A JP H06249662A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
target
rail
base
supported
measurement
Prior art date
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Pending
Application number
JP5950393A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuji Sato
哲司 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kiden Kogyo Ltd
Original Assignee
Hitachi Kiden Kogyo Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kiden Kogyo Ltd filed Critical Hitachi Kiden Kogyo Ltd
Priority to JP5950393A priority Critical patent/JPH06249662A/ja
Publication of JPH06249662A publication Critical patent/JPH06249662A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 三次元計測装置のレール計測時、簡単にター
ゲットの倒れを修正することにより、より正確な計測結
果を提供する。 【構成】 中心線が表示され、レーザービーム反射機能
を持つターゲット板9を回動及び角度調整自在にして支
持したターゲットフレーム8を傾斜補正台3上に支持す
る。そしてこの傾斜補正台3を円弧形のガイド面をもつ
ベース1上に、かつ傾斜角度調整手段4,5を介して傾
斜自在に支持する。これによりレール計測時、レールR
自体が傾きをもっているときも正確な計測が可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は三次元計測装置を用いて
レールの変位を計測する装置において、特にレール自体
が設置された建屋の倒れ、地盤沈下等により、傾いてい
るときのレール計測に好適な計測用ターゲットに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】レール計測とは、レールの上下方向の変
位量、左右方向の変位量を測定することであり、具体的
には、レール上面のまがり変位、及びレール側面のまが
り変位を計測することである。三次元計測装置は計測点
に反射ターゲットを置き、測定装置より反射ターゲット
までの距離角度を計測し、計測点位置を三次元座標で表
す機能を持つ。三次元計測装置を利用したレール測定用
の従来のターゲットは図4に示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って従来のターゲッ
トTは、レールR上面と片側面に密着するベースBに搭
載されることにより、ターゲットTの中心点Cの上下左
右の変位量は、レールR自体の上下左右の変位量と同一
となり、ターゲットTの中心点Cを三次元計測器で測定
することにより、レール計測が可能となる。しかし図5
に示すようにレール自体が傾いていると、レール上面か
らターゲット中心Cまでの距離をDとしたとき、左右方
向でDsinα、上下方向でD−Dcosαの誤差が発
生する。またこの誤差は、Dが大きくなると比例して大
きくなるため、ターゲット点を高くすることもできなか
った。
【0004】本発明は三次元計測装置のレール計測時、
簡単にターゲットの倒れを修正することにより、より正
確な計測結果を提供すること目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたもので、中心線が表示され、レーザー
ビーム反射機能を持つターゲット板を回動及び角度調整
自在にして支持したターゲットフレームを傾斜補正台上
に支持すると共に、この傾斜補正台を円弧形のガイド面
をもつベース上に、かつ傾斜角度調整手段を介して傾斜
自在に支持したことを要旨とする。
【0006】
【作用】ターゲット板は自由に回転可能で三次元計測器
の方向にターゲット面を向けることができ、しかもター
ゲットフレームには気泡式等の水準器が取り付けられて
いるので、この水準器の気泡の位置でターゲットフレー
ムの傾きを簡単に確認できる。しかもこのターゲットフ
レームの下には傾斜補正台があり、これはレール面上に
その中心を持つ円弧形のガイドに沿って、角度を変えな
がら動く。その駆動は外部のダイヤルの回転によるウォ
ームギヤ機構により、傾斜補正台の角度を自由に変更で
き、またその時レール上の1点とターゲット中心の位置
関係は変わらず、傾斜補正台下のベースはレールの上面
及び片側面に接するようになっているので、レールの計
測が容易に、高精度に行える。
【0007】
【実施例】以下本発明レール計測用ターゲットを図示の
実施例に基づいて説明する。図において1はレールR上
に載置する計測用ターゲットのベースで、これはレール
Rの頂面上に正確にセットされるよう、水平片の一側面
にレール側面と当接する垂片を連設してL字形となすと
共に、このベースの水平片上に所要高の計測ガイド2を
一体に設ける。この計測ガイド2の頂面はレールの幅方
向に円弧径となしたガイド面2Gを一体に形成する。
【0008】このガイド面2Gは計測ガイド2の頂面
で、レール長手方向の前後位置に形成し、両ガイド面2
G,2Gの中央部分は、このガイド面より低くなるよう
にして低部ガイド面2Lを形成すると共に、このガイド
面の円弧形状はレール頂面上に、その中心を持つように
する。
【0009】計測ガイド2の上部には、ガイド面2G、
低部ガイド面2Lにより形成される凹溝内に嵌合するよ
うにして傾斜補正台3を設ける。従ってこの傾斜補正台
3は、その下面を計測ガイド2のガイド面2G,2Lに
しっくり嵌合できる円弧形をした凹凸面とする。そして
この傾斜補正台3の中央部に、しかもレール幅方向に調
整軸4を回動自在に貫通支持し、該軸4の一端にダイヤ
ル5を固定し、このダイヤル5を回動することにより傾
斜補正台3を計測ガイド2のガイド面2Gに沿って、図
1に示すように頃動するようになす。
【0010】従って調整軸4にはウォームギヤ機構を備
え、外部のダイヤル5を回動させることにより、円弧形
のガイド面2Gに沿って傾斜補正台3の角度を変更でき
るようになす。
【0011】傾斜補正台3の上部には、ターゲットフレ
ーム台6を取り付けると共に、このターゲットフレーム
台6に水準器7を設け、この水準器7にて傾斜補正台3
及び、これに取り付けたターゲットフレーム台6の傾斜
角とその方向を検知できるようになす。
【0012】ターゲットフレーム台6には、角U字形を
したターゲットフレーム8の支軸8aを固定または回動
自在に支持し、このターゲットフレーム8にターゲット
板9を軸支し、これによりターゲット板9を任意の方向
・角度に向けるようになす。このターゲット板8,9に
は、中心Cが従来と同じように表示されている。
【0013】上述の如く構成したターゲットを用いてレ
ールを計測するには、次のようにして行う。図5に示す
ように三次元計測器を自由な位置に設置し、ターゲット
は計測レール上に、図1,図2に示すようにセットす
る。ターゲット部の作業員はターゲット上の気泡式水準
器の気泡の位置によりターゲットフレームの傾きを知
り、傾斜補正台のダイヤルを回すことにより、ターゲッ
トフレームを水平に調整する。これはダイヤルを回すこ
とによりウオーム機構を介して傾斜補正台3、ターゲッ
トフレームが傾く時、ターゲットフレームに設けた水準
器を見ながら調整を行うものである。このレールの角度
変位は微量であるため、修正機構も微調整が必要である
が、この構造では気泡管のまがり量、ウォームギヤのネ
ジ幅、ダイヤルの大きさを選定することにより、微量送
りも可能である。また構造も簡単で、大きさも手持ちサ
イズとできる。三次元計測器はターゲット中心を計測
し、同じターゲットをレール各所に移動させて順次計測
し、これによりターゲット中心の変位はレールの変位と
同値となり、レールの計測が可能となる。
【0014】
【発明の効果】本発明レール計測用ターゲットは、中心
線が表示され、レーザービーム反射機能を持つターゲッ
ト板を回動及び角度調整自在にして支持したターゲット
フレームを傾斜補正台上に支持すると共に、この傾斜補
正台を円弧形のガイド面をもつベース上に、かつ傾斜角
度調整手段を介して傾斜自在に支持するようになしてい
るため、レール計測時、レール自体が傾きをもっている
ときも正確な計測が可能となる。またターゲットの傾き
が無視できるため、ターゲットの位置を高くすることが
可能となり、三次元計測器の設置場所が広範囲となる。
例えば、高所レールを計測するとき、三次元計測器の地
上設置が可能となる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明レール計測用ターゲットの一実施例を示
す正面図である。
【図2】同側面図である。
【図3】本発明を用いた計測時の説明図である。
【図4】公知例の水平位置の状態を示す正面図である。
【図5】同傾斜位置の状態を示す正面図である。
【符号の説明】
R レール 1 ベース 2 計測ガイド 2G ガイド面 3 傾斜補正台 4 調整軸 5 ダイヤル 6 ターゲットフレーム台 7 水準器 9 ターゲット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心線が表示され、レーザービーム反射
    機能を持つターゲット板を回動及び角度調整自在にして
    支持したターゲットフレームを傾斜補正台上に支持する
    と共に、この傾斜補正台を円弧形のガイド面をもつベー
    ス上に、かつ傾斜角度調整手段を介して傾斜自在に支持
    したことを特徴とするレール計測用ターゲット。
JP5950393A 1993-02-23 1993-02-23 レール計測用ターゲット Pending JPH06249662A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5950393A JPH06249662A (ja) 1993-02-23 1993-02-23 レール計測用ターゲット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5950393A JPH06249662A (ja) 1993-02-23 1993-02-23 レール計測用ターゲット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06249662A true JPH06249662A (ja) 1994-09-09

Family

ID=13115145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5950393A Pending JPH06249662A (ja) 1993-02-23 1993-02-23 レール計測用ターゲット

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JP (1) JPH06249662A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101271048B1 (ko) * 2011-02-01 2013-06-04 한국철도공사 선로용 좌표측량 프리즘타켓
KR101290692B1 (ko) * 2013-06-04 2013-07-31 주식회사 동운 측지측량용 장비 보호장치
KR101351549B1 (ko) * 2013-07-04 2014-01-14 (주)인화엔지니어링 측지측량용 표척의 충격 보호장치
JP2017156131A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 清水建設株式会社 反射ターゲット、調整工具、及び施工方法

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KR101290692B1 (ko) * 2013-06-04 2013-07-31 주식회사 동운 측지측량용 장비 보호장치
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