JPH0512574A - 商品情報の検索及び予約方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 消費者の希望する商品を家庭で手軽にしかも
タイムリに購入することのできるホ−ムショッピングシ
ステムにおける商品情報の検索、選択及び予約方法を提
供する。 【構成】 公衆電話回線に接続された電話機から情報セ
ンタを呼び出してデ−タベ−スに格納されている商品情
報または予約情報を家庭用テレビのテレビ画面に表示さ
せ、公衆電話回線を介して情報センタ接続された入力装
置を使用して表示された商品情報または予約情報中の希
望する情報の選択を行う。希望する情報が表示されない
時には、購入希望商品の情報を入力装置を介して情報セ
ンタに登録する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はホ−ムショッピングシス
テムに係り、特に消費者が家庭に居ながらにして、購入
希望ニ−ズに合致した商品情報を検索したり予約したり
出来、かつ未売品については消費者自身が商品情報を入
力して登録し、購入予約を可能とさせるホ−ムショッピ
ングシステムにおける商品情報の検索及び予約方法に関
するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来のホ−ムショッピングとしてはテレ
ビショッピングが一般に知られている。これは消費者が
テレビのホ−ムショッピング番組で紹介された商品の中
で気に入ったものや欲しいものがあった場合、それを特
定して電話予約あるいははがきによる予約をして買い求
めるものである。

【０００３】またカタログショッピングといわれている
方法もある。これは各家庭に商品提供者から送付されて
来る商品写真と商品説明とを満載した分厚いカタログを
消費者がペ−ジをめくって欲する購入希望商品を捜し、
電話やはがき等で申し込むものである。

【０００４】また、最近キャプテンシステムを用いたホ
−ムショッピングが知られている。これはキャプテン端
末を用いてショッピング情報をテレビ画面上に表示さ
せ、購入希望商品を選択して端末装置から希望商品の予
約を行うものである。

【０００５】これら従来のショッピング方法はいずれも
商品販売会社が提供した商品の中から購入希望商品を選
択して購入するという受動的な購買方法であった。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】上述したテレビショッ
ピングでは、ホ−ムショッピング番組が放映される時間
帯がまちまちであるため、消費者の方で番組を見過ごし
てしまったり、また時間的な拘束を受ける割に消費者の
思うような商品が紹介されなかったりするという欠点が
ある。

【０００７】またカタログショッピング方式では、膨大
なカタログ中の商品情報の中から消費者が自らの手でペ
−ジをめくって商品検索を行うという手間がかかった
り、逆に見ているうちに不要なものまで思わず買ってし
まうという問題も発生した。またキャプテンシステムを
利用したホ−ムショッピングでは上述した２つのショッ
ピング方式にかかわる欠点は解消されるものの、商品販
売会社が提供している商品のみしか購入できないという
欠点をいぜんとして有していた。

【０００８】本発明は上述した従来のホ−ムショッピン
グ方式における消費者側の商品購入時の不便さを解決
し、消費者の希望する商品を家庭で手軽にしかもタイム
リに購入することのできるホ−ムショッピングシステム
における商品情報の検索及び予約方法を提供することを
目的とする。

【０００９】

【課題を解決するための手段】本発明は公衆電話回線を
介して情報センタ内の商品情報を格納したデ−タベ−ス
をアクセスし、商品情報の検索と購入希望の商品の予約
とを行うホ−ムショッピングシステムにおける商品情報
の検索及び予約方法において、公衆電話回線に接続され
た電話機から情報センタを呼び出して、デ−タベ−スに
格納されている商品情報または予約情報を家庭用テレビ
ジョンのテレビ画面に表示させる第１の過程と、家庭用
テレビジョンの画面に表示された商品情報または予約情
報中の希望する情報を前記公衆電話回線を介して情報セ
ンタに接続されている入力装置を用いて選択する第２の
過程と、希望する情報が表示されない時、購入希望商品
の情報を入力装置を用いて情報センタに登録する第３の
過程とからなる。

【００１０】

【作用】本発明では公衆電話網と家庭用テレビおよびこ
の家庭用テレビのリモコン等の操作装置さらに公衆電話
網を介して情報センタに接続された入力装置を用いて商
品情報の検索、選択及び予約とを行うことができる。あ
らかじめホ−ムショッピングシステムに加入登録した後
は、いつでもテレビのスイッチをオン状態にして電話機
から情報センタを呼び出して商品情報または予約情報を
家庭用テレビジョンのテレビ画面に表示させ、前記入力
装置を用いて商品情報あるいは予約情報を選択する。ま
た希望する商品が表示されない場合には入力装置から希
望条件を入力して予約しておくこともできる。

【００１１】

【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。まず本発明の検索及び予約方法を実施するた
めの手段として家庭用テレビと公衆電話網とが必要とな
る。情報センタのデ−タベ−スに格納されている商品情
報を公衆電話網に接続された電話機から読みだし、これ
を視覚デ−タとして表示させるためには各家庭において
普及率の高い家庭用テレビをモニタ画面として利用する
のが最も安価で効率が良い。また表示画面中の情報画面
を操作選択していく手段として、この家庭用テレビのリ
モコン等の操作装置を使用する。

【００１２】例えば、チャンネルキ−は表示画面中に表
れる選択番号の指定に使用することができる。ボリュ−
ム調節キ−は音量の調節に、また音声切り替えキ−は英
語または日本語による切り替えを行い商品説明を日本語
あるいは英語によって行うことに利用できる。テレビの
モニタ画面に写しだされる画像は、文字、記号、図形、
動画、写真等種々の形態が採用でき、またカラ−表示し
たり、音声や音楽付きで表示させることもできる。

【００１３】このような商品情報が情報センタから家庭
用テレビの表示画面に表示されるわけであるが、消費者
のニ−ズに沿った商品情報が必ずしも常に提供されると
は限らない。このような場合には消費者自身が希望する
商品情報や商品条件を情報センタに登録しておき後に販
売された時点でこれを購入できるよう予約しておくこと
もできる。このために商品情報や商品条件をインプット
するためのキ−ボ−ド等の入力装置が公衆電話回線に接
続して設置してある。

【００１４】図１は上述した各種の手段を用いて本発明
の商品情報の検索及び予約方法を実施するためのフロ−
チャ−トを示したものである。本発明では基本的に画面
の表現方法や展開方法あるいは消費者の商品情報へのア
クセス方法や検索方法に統一性をもたせておく必要があ
る。

【００１５】まず本発明にかかるホ−ムショッピングシ
ステムの検索及び予約方法を実施するためには、あらか
じめ消費者はホ−ムショッピングシステムに加入登録を
済ませておかなければならない。加入登録に当たって
は、住所、氏名、電話番号および商品代金振替の銀行口
座番号等をあらかじめ情報センタに登録しておく。

【００１６】次に商品情報の検索や予約を行うために
は、家庭用テレビのスイッチをオンにした状態で公衆電
話回線を介して情報センタ内の商品情報を格納したデ−
タベ−スをアクセスするために、電話機のプッシュホン
を使って決められた番号を押してシステムとの会話を開
始する。

【００１７】ショッピングシステムは加入済みの消費者
であるか否かを確認する。この確認は、例えばかかって
きた電話の相手先番号を判別し、この予め登録されてい
る電話番号であるかを確認することによって行う。加入
済みの消費者であれば、テレビ画面上にホ−ムショッピ
ングシステムの最初の画像例えばタイトル画面が写しだ
される（ステップ１０１）。一定時間が経過すると次画
面に移る。

【００１８】次画面は機能選択画面であって、１．商品
情報の表示、あるいは２．予約商品情報の表示のいずれ
かである（ステップ１０２）。そこでリモコン等の操作
装置のチャンネルキ−を使用して「１」あるいは「２」
のいずれかを選択する。ここで「２」を選択した場合に
予約商品情報が表示画面中に表示され（ステップ１０
３）、予約商品のキャンセルを受け付けたり商品登録を
していた商品の仮予約を予約に変更したりする等の操作
が行われる（ステップ１０３〜１０７）。これらの操作
はいずれも操作装置のチャンネルキ−を使用して行うこ
とができる。

【００１９】前記ステップ１０２において、「１」を選
択した場合には商品情報の紹介が続き、商品の大分類か
ら中分類、小分類へと段々に焦点をしぼっていき最終的
に商品の詳細情報（色、サイズ、素材など）を選択し
（ステップ１０８〜１１４）、すべての条件が消費者の
ニ−ズに合致した場合には予約する（ステップ１１５〜
１１８）。また途中で消費者の希望に沿わなければ消費
者自身が前述した公衆回線に接続されたキ−ボ−ド等の
入力装置を使用して商品の詳細情報をインプットして商
品登録をしておき、さらに予約か仮予約かの指定をして
おく（ステップ１１７）。

【００２０】予約し商品が売り出されると同時に消費者
に発送されるが、仮予約の場合には予約情報として登録
されていて、消費者が予約情報の照会時に表示されるだ
けである。したがって仮予約の場合には商品が実際に売
り出されても発送は行わず消費者にさらにキャンセルか
正式予約かの判断を求める待ち状態となる。

【００２１】図２は本発明の検索及び予約方法が適用さ
れるホ−ムショッピングシステムの構成図を示したもの
である。商品情報の提供者は情報センタ３０のホストマ
シンに直結した端末２０を使用してこれに接続されたキ
−ボ−ド２１から情報のインプットを行う。その情報は
情報センタ３０内のマスタデ−タベ−ス３１に格納され
る。

【００２２】また地域ごとにサ−ビスセンタ４０ａ、・
・・４０ｎが配置され、このサ−ビスセンタ４０ａ、・
・・４０ｎの持つデ−タベ−ス４１ａ、・・・４１ｎは
情報センタ３０のマスタデ−タベ−ス３１の情報をピッ
クアップして生成したものである。消費者の家庭内の電
話機５０は各地域のサ−ビスセンタ４０ａ、・・・４０
ｎ内の情報をアクセス可能とする。

【００２３】さらに各地域のサ−ビスセンタ４０ａには
商品情報端末５４も接続されており、キ−ボ−ド５５を
用いてその地域内のデ−タベ−ス４１ａのみに情報登録
も可能である。またこのようにして登録された情報はそ
の地域内の家庭でのみ紹介可能となる。また地域内の商
品情報提供端末５４は一般の人々でも利用できるように
コンビニエンスストアなどにも設置しておき、個人個人
が気軽に商品情報の買入ができるようにしておくのが良
い。

【００２４】家庭用テレビ５１にはリモコン等の操作装
置５２が付属しているためこの操作装置を用いて前述し
た商品情報の検索を行う。希望の商品情報があったら、
公衆回線を介して接続されるキ−ボ−ド等の入力装置５
３を操作し買入商品情報を入力し、情報センタ３０に通
知する。また、画面に表示された情報中に希望の商品情
報がなかった場合に購入希望商品の情報を前記入力装置
５３を操作してセンタ３０、４０ａに登録することにな
る。なお、入力装置５３は電話機５０の操作ボタンで全
ての情報入力ができる場合は、必ずしも必要なものでは
なく、この場合は電話機５０の操作ボタンを入力装置と
する。

【００２５】このようにしてホ−ムショッピングシステ
ムを用いて購入した商品が手元に届いたときの返却方法
は次のようにして行う。予約商品情報の照会画面中では
商品の状態として、 １．未売（予約または仮予約） ２．発送中（キャンセルまたはＯＫ） の２種類があるため「２発送中」の個所でキャンセル指
示を出し、画面に指定された期日までに送り返せば良
い。送られてきた商品が購入希望条件に合致すればＯＫ
の指示を出す。

【００２６】

【発明の効果】以上実施例に基づいて詳細に説明したよ
うに本発明では消費者の求めているニ−ズを的確にとら
えて多くの商品情報と幅広い品ぞろえが提供できる。ま
た消費者の側からの情報登録もでき、しかも情報更新も
手軽であるため常時フレッシュな情報を即座に使用者に
通知できるとともに、消費者にとっても購入操作や登録
操作が容易であるため便利なホ−ムショッピングシステ
ムが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の商品情報の検索及び予約方法を説明す
るためのフロ−チャ−ト。

【図２】本発明の方法が適用されるホ−ムショッピング
システム構成図。

【符号の説明】

２０ 情報提供者用端末 ３０ 情報センタ ３１ マスタデ−タベ−ス ４０ａ・・４０ｎ 地域サ−ビスセンタ ４１ａ・・４１ｎ デ−タベ−ス ５０ 電話機 ５１ 操作装置 ５３ 入力装置 ５１ 家庭用テレビ ５４ 地域サ−ビス内の情報提供者用端
末

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【請求項１】 公衆電話回線を介して情報センタ内の商
   品情報を格納したデ−タベ−スをアクセスし、商品情報
   の検索と購入希望の商品の予約とを行うホ−ムショッピ
   ングシステムにおける商品情報の検索及び予約方法にお
   いて、 前記公衆電話回線をに接続された電話機から前記情報セ
   ンタを呼び出して、前記デ−タベ−スに格納されている
   商品情報または予約情報を家庭用テレビジョンのテレビ
   画面に表示させる第１の過程と、 前記家庭用テレビジョンの画面に表示された商品情報ま
   たは予約情報中の希望する情報を前記公衆電話回線を介
   して情報センタに接続されている入力装置を用いて選択
   する第２の過程と、 希望する情報が表示されないときに、購入希望商品の情
   報を前記入力装置を介して前記入力装置を介して前記情
   報センタに登録する第３の過程とを具備したことを特徴
   とするホ−ムショッピングシステムにおける商品情報の
   検索及び予約方法。