JPH0512483B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0512483B2
JPH0512483B2 JP1074900A JP7490089A JPH0512483B2 JP H0512483 B2 JPH0512483 B2 JP H0512483B2 JP 1074900 A JP1074900 A JP 1074900A JP 7490089 A JP7490089 A JP 7490089A JP H0512483 B2 JPH0512483 B2 JP H0512483B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pile
concrete
steel material
cut
length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1074900A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02256712A (ja
Inventor
Hiromu Rokusha
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maeta Concrete Industry Ltd
Mitani Sekisan Co Ltd
Original Assignee
Maeta Concrete Industry Ltd
Mitani Sekisan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maeta Concrete Industry Ltd, Mitani Sekisan Co Ltd filed Critical Maeta Concrete Industry Ltd
Priority to JP1074900A priority Critical patent/JPH02256712A/ja
Publication of JPH02256712A publication Critical patent/JPH02256712A/ja
Publication of JPH0512483B2 publication Critical patent/JPH0512483B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Piles And Underground Anchors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、地中に建て込んで構築物の基礎を支
持させるプレキヤストPC(プレストレストコンク
リート)杭に関する。
(従来の技術) 一般にプレキヤストPC杭(以下単にPC杭と略
記する)は工場にて製造されるものであり、円柱
状をしたコンクリート製の杭本体の長手方向に
PC鋼材が挿入され、このPC鋼材の緊張力によつ
て、杭本体にプレストレスを導入してる。このプ
レストレスの導入方法には、あらかじめPC鋼材
を引張しておき、これを杭本体内に埋設し、コン
クリートの固化後、PC鋼材端部の引張を解き、
コンクリートの圧縮応力を導入するプレテンシヨ
ン方式と、杭本体内に移動可能にPC鋼材を挿通
させた状態で杭本体を成型し、コンクリートの固
化後、PC鋼材の端部を杭本体に支持させて緊張
し、その後PC鋼材の挿通孔にグラウトを注入し
てコンクリートと一体化させるポストテンシヨン
方式とがある。
これらのPC杭は、その使用に際し、地中に建
て込み、これを支持させる構築物の基礎底部地面
より突出した部分をカツトオフし、その残された
杭上端に支持させて基礎コンクリートを打設し、
場合によつては、基礎杭のPC鋼材、もしくはこ
れに連続させたPC鋼材を基礎コンクリート中に
挿通させ、その上端を基礎コンクリート上端に支
持させて緊張定着させ、建て込まれたPC杭によ
つて基礎コンクリートにかかる上向きの荷重をも
支持せんとしている。
(発明が解決しようとする課題) 上述の如き従来のPC杭は、PC鋼材と杭本体と
コンクリートとを付着させた、いわゆるボンド構
造となつており、しかも全長にわたつてプレスト
レスが与えられている。このためPC杭を建て込
んだ後に、基礎底部地面より突出した部分をカツ
トオフする場合、プレキヤストが導入させたまま
で実施する必要があり、これが杭本体のコンクリ
ートにひび割れの発生やPC鋼材の付着破壊等の
原因となつている。
また、この突出部分のカツトオフは、鉄筋及び
PC鋼材が長手方向に連続して埋設されているコ
ンクリートを破壊するものであるため、その作業
が著しく困難であるという問題があつた。
本発明はこのような従来の問題にかんがみ、
PC杭建て込み後の突出部分のカツトオフが容易
に行うことができ、しかもこのカツトオフ作業に
よるひび割れや、PC鋼材の付着破壊が生じるこ
となく、更に基礎コンクリートの一体化を良好、
かつ簡単に行い得るPC杭の提供を目的としたも
のである。
(課題を達成するための手段) 上述の如き従来の問題を解決し、所期の目的を
達成するための本発明のプレキヤストPC杭の特
徴は柱状をしたコンクリート製杭本体の長手方向
にPC鋼材を挿通させ、該PC鋼材を緊張した状態
で、前記杭本体のコンクリートに付着させてなる
キヤストPC杭において、前記杭本体の杭頭部に、
その杭天端から一定長さだけ前記PC鋼材を杭本
体コンクリートと付着させないアンボンド区間を
設け、該PC鋼材の先端を杭天端に緊張状態で定
着させたことにある。
また、上記アンボンド区間の杭本体を輪切り状
に分割した形状の複数のブロツクをもつて構成す
ることにより、杭頭部のカツトオフがPC鋼材の
プレストレス解除のみによつて容易になし得られ
る。
(作用) このプレキヤストPC杭は、運搬や建て込みの
際には、アンボンド区間においてもPC鋼材の緊
張がなされているため、全体がPC構造となつて
いる。そして建て込み後の突出部分のカツトオフ
に際し、上端のPC鋼材の定着を解き徐々に緊張
を解除する。このとき、アンボンド区間のプレス
トレスは解除されるが、その他の部分は、コンク
リートとPC鋼材との付着によつてプレストレス
が与えられた状態が維持される。
一方アンボンド区間においては、PC鋼材の緊
張が解かれるため、通常の鉄筋コンクリート構造
になり、この部分を切断してもプレストレスが与
えられている部分の杭本体コンクリートには影響
を及ぼさない。
また、アンボンド区間を輪切り状のブロツクに
て構成しているPC杭の場合には、アンボンド区
間のプレストレスが解除されることによつて各ブ
ロツクが取り外し可能な状態となり、必要な長さ
分のブロツクを取り外すことにより、突出部分の
カツトオフができる。
更に、PC杭頭部の突出部分をカツトオフした
後、PC鋼材を再び緊張することにより、切断さ
れずに残されているアンボンド区間に再度プレス
トレスを導入でき、このとき、そのPC鋼材をPC
杭上に造成されるコンクリート基礎に挿通させる
ことによりPC杭と基礎とを強固に一体化できる。
(実施例) 次に本発明の実施例の図面について説明する。
第1図は本発明にかかるプレキヤストPC杭を
示しており、このPC杭1は、コンクリート製杭
本体2の長手方向に向けて、PC鋼棒からなるPC
鋼材3が挿通され、このPC鋼材3を緊張し、全
体にプレストレスを与えている。このPC鋼材3
は天端側の一定長さ分だけ、杭本体2のコンクリ
ートと付着しないアンボンド区間4となつてお
り、他の部分はPC鋼材3とコンクリートとが付
着している。
このアンンド区間4の製造はPC鋼材3に必要
とするアンボンド区間の長さ分のポリエチレンチ
ユーブ5を覆せ、この状態で型内に収容し、緊張
した後コンクリートを打設することによりチユー
ブ5の長さ部だけアンボンド区間4となす。
この他、ポリエチレンチユーブ5の代りに防錆
ペイントを塗布したり、ブロンアスフアルト等の
石油ピツチ系防錆塗布剤を塗布してもよい。な
お、図中6は定着板、7は定着ナツトである。
このように構成されるPC杭1の頭部カツトオ
フの際には、定着ナツト7をゆるめることにより
アンボンド区間4のプレストレスが解放されるこ
ととなり、他の部分はコンクリートとPC鋼材3
との付着力によつてプレストレスが与えられた状
態が維持される。従つてプレストレスが解除され
た頭部は、他の部分に影響を及ぼすことなくカツ
トオフがなされる。
一方このPC杭1の頭部カツトオフ可能長さは
以下の如くである。
杭頭部切断後の杭頭付近のPC鋼材3は、定着
板がないため杭本体2のコンクートとの付着力に
よつて端部が定着されることとなる。従つてカツ
トオフ後にプレストレスが完全に導入される位置
はアンボンド区間4の端部から、コンクリートと
PC鋼材3との付着力による定着長さ(伝達長)
L1だけ下がつた位置となる。定着長さL1部分は
不完全プレストレス導入区間となるので、この部
分の略1/2より天端側では、プレストレス完全導
入部分に影響を及ぼさずにカツトオフすることが
容易である。
従つて、カツトオフ可能長さL=アンボンド区
間長さL2+定着長さL1/2 とすることができる。
このことは第2図に示すように、アンボンド区
間長さL2は最大カツトオフ可能長さLより定着
長さL1の1/2だけ短くて良いことを意味する。
即ちPC鋼棒の付着によるプレストレス伝達長
は、慣用異形PC鋼棒の場合には、60×公称径程
度であるので、その1/2の長さは、例えばφ9.2mm
鋼棒では27.6cm、φ11mm鋼棒では33cmであり、し
たがつて、杭頭部50cmの部分のPC鋼棒をアンボ
ンド加工すれば、実質的カツトオフ可能長さは前
者で77.6cm、後者で83cmとなる。
このように構成されるPC杭1の使用に際して
は、第3図に示すように地盤10中に建て込んだ
PC鋼棒3の端部の定着を解いてプレストレスを
解放した状態で、最大カツトオフ可能長さLの範
囲内において頭部をカツトオフする。
このプレストレスの解放は、工場にてあらかじ
め杭頭部のPC鋼材の定着を解いておく方法と、
施工現場で必要に応じてPC鋼材の定着を緩めて
解放する方法がある。前者の方法をとる場合に
は、杭運搬及び建て込み時の杭頭ひび割れを防止
するために必要な限度のプレストレスを杭頭部に
導入しておく。この際のプレストレス導入はトル
クレンチで十分である。また、後者の場合のプレ
ストレス解放にもトルクレンチが使用可能であ
る。
このようにしてカツトオフ後、第4図に示すよ
うにPC杭1上に基礎コンクリート11を打設し、
必要に応じてカツトオフ後にPC杭1上に突出し
たPC鋼材3を基礎コンクリート10のシース1
2内に挿通し、上面にて再度緊張定着することに
より、PC杭1と基礎コンクリート11の強固な
一体化がなされる。また、カツトオフ長さが短く
てPC鋼材3が突出長さが短い場合は、第4図に
示すようにカプラー13を使用してPC鋼材14
を継ぎ足し、緊張定着する。
なお、図において15はアンカープレート、1
6は定着ナツトである。
第5図は本発明の他の実施例を示している。こ
の実施例ではアンボンド区間4のコンクート製杭
本体2を輪切り状にした複数のブロツク8,8…
…をもつて構成しており、PC鋼材3の端部の定
着を解くことにより各ブロツク8,8……は先端
側より順に抜き取ることが可能となり、必要なカ
ツトオフ長さ分だけ抜き取つた後、PC鋼材を再
度緊張定着させることにより、残つたアンボンド
区間に再度プレストレスを導入できる。
(発明の効果) 本発明のプレキヤストPC杭は上述の如く構成
され、カツトオフが予想される杭頭部に、PC鋼
材か杭本体のコンクリートと付着しないアンボン
ド区間を設けたことにより、杭頭部におけるPC
鋼材の定着を解くとによつてカツトオフ部分をプ
レストレスを解放した状態となすことができ、従
つて杭頭部のカツトオフに起因する杭本体コンク
リートのひび割れや、PC鋼材の付着破壊が発生
しなくなつたものである。また、上記アンボンド
区間の杭本体を輪切り状のブロツクをもつて構成
すれば、カツトオフを極めて簡単に行うことがで
き、しかもカツトオフ後のPC鋼材が損傷されず、
そのまま使用可能な状態で残されるため、PC杭
上に造成される基礎コンクリートとの一体化より
強固なものとなし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例の断面図、第2図
はカツトオフ可能長さ説明用の断面図、第3図,
第4図はそれぞれ別々の使用状態を示す断面図、
第5図は第二実施例の断面図である。 1……PC杭、2……コンクリート製杭本体、
3……PC鋼材、4……アンボンド区間、5……
ポリエチレンチユーブ、6……定着板、7……定
着ナツト、8……ブロツク、10……地盤、11
……基礎コンクリート、12……シース、13…
…カプラー、14……PC鋼材、15……アンカ
ープレート、16……定着ナツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 柱状をしたコンクリート製杭本体の長手方向
    にPC鋼材を挿通させ、該PC鋼材を緊張した状態
    で、前記杭本体のコンクリートに付着させてなる
    キヤストPC杭において、前記杭本体の杭頭部に、
    その杭天端から一定長さだけ前記PC鋼材を杭本
    体コンクリートと付着させないアンボンド区間を
    設け、該PC鋼材の先端を杭天端に緊張状態で定
    着させたことを特徴としてなるプレキヤストPC
    杭。 2 アンボンド区間の杭本体を輪切状に分割した
    形状の複数のブロツクをもつて構成してなる請求
    項1記載のプレキヤストPC杭。
JP1074900A 1989-03-29 1989-03-29 プレキャストpc杭 Granted JPH02256712A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1074900A JPH02256712A (ja) 1989-03-29 1989-03-29 プレキャストpc杭

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1074900A JPH02256712A (ja) 1989-03-29 1989-03-29 プレキャストpc杭

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02256712A JPH02256712A (ja) 1990-10-17
JPH0512483B2 true JPH0512483B2 (ja) 1993-02-18

Family

ID=13560723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1074900A Granted JPH02256712A (ja) 1989-03-29 1989-03-29 プレキャストpc杭

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02256712A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4890069B2 (ja) * 2006-03-29 2012-03-07 株式会社フジタ 杭頭接合部の設計方法
JP4700640B2 (ja) * 2007-03-15 2011-06-15 高周波熱錬株式会社 締結装置、および、締結方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02256712A (ja) 1990-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4604003A (en) Method and apparatus for retensioning prestressed concrete members
US2948995A (en) Connections between reinforced, precast concrete structures and method of making same
KR101056027B1 (ko) 긴장재를 구비한 변단면 프리스트레스트 콘크리트 복합말뚝과 확대기초의 결합구조
JP3130216B2 (ja) Pc鋼棒ユニット、及び該pc鋼棒ユニットを用いたセメント硬化物の緊締方法
JPH0512483B2 (ja)
JP3832312B2 (ja) プレストレストコンクリート多径間連続桁構造物の分割施工により構成された桁部の構造及びその構築方法
JP4148317B2 (ja) プレキャスト床版の連結構造
JP2896988B2 (ja) プレストレス組積構造物の施工方法
JPH05340031A (ja) プレストレストコンクリート桁及びその製造方法
JP3585470B2 (ja) プレキャストpc部材及びその製造方法並びに該部材と他部材との接合方法
JP3989474B2 (ja) プレストレス力導入装置の定着構造およびプレストレス式の接合構造
JPH0348350Y2 (ja)
JP2008069519A (ja) プレキャストコンクリート部材、プレキャストコンクリート部材の作成方法
KR102540408B1 (ko) 재긴장 phc 말뚝 및 그 시공방법
JP3156197B2 (ja) 既製コンクリート杭と基礎スラブコンクリートとの杭頭接合構造
JPH0610389B2 (ja) Pcケ−ブルによる縦方向プレストレストコンクリ−ト工法
JP2005097995A (ja) プレキャストpc部材およびプレキャストpc部材と他部材との接合方法
JP2655820B2 (ja) アースアンカー工法
KR102614593B1 (ko) 두부 커팅 pc말뚝의 외측보강구조
JPS6233380B2 (ja)
JPH07103573B2 (ja) 法枠の施工方法
JPH0892970A (ja) 基礎構造
JP2739562B2 (ja) アンカー定着体及びその製造方法並びにアンカー組立方法
US4696605A (en) Composite reinforced concrete and timber pile section and method of installation
JP2719991B2 (ja) 法面保護構造物の施工法