JPH05124213A - インクジエツト・プリンタ - Google Patents

インクジエツト・プリンタ

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Publication number
JPH05124213A
JPH05124213A JP28900991A JP28900991A JPH05124213A JP H05124213 A JPH05124213 A JP H05124213A JP 28900991 A JP28900991 A JP 28900991A JP 28900991 A JP28900991 A JP 28900991A JP H05124213 A JPH05124213 A JP H05124213A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiper
recording head
nozzle surface
nozzle
ink jet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28900991A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Takasaki
徹 高崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP28900991A priority Critical patent/JPH05124213A/ja
Publication of JPH05124213A publication Critical patent/JPH05124213A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】記録ヘッドのノズル面払拭が十分にでき、かつ
払拭時のインク飛散を抑えることができるワイパを備え
るインクジェット・プリンタを提供する。 【構成】記録ヘッドのノズル面に直交し、そのノズル列
の方向と所定角度をなして定置される、弾性材料からな
る柔軟な平板状ワイパを備え、記録ヘッドのノズル面
が、記録範囲を超えてノズル列方向と直角に走行する過
程でワイパの端縁部としゅう動する。また、ワイパは、
無気泡の弾性材料からなる第1の平板と、両側の連続気
泡内蔵の弾性材料からなる柔軟な第2の平板との三層構
造にし、この第2平板側の端縁部がノズル面としゅう動
することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、インクジェット記録
ヘッド(以下、記録ヘッドという)のノズル面払拭が十
分にでき、かつ払拭時のインク飛散を抑えることができ
るワイパを備えるインクジェット・プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来例について、以下に図を参照しなが
ら説明する。図4は一従来例の要部の平面図である。図
において、案内レール5に沿って記録ヘッド1が走行
し、プラテン上を送られる記録紙8に印字記録する。記
録ヘッド1は、ノズル詰まりが生じたり、またはノズル
詰まりは生じなくても所定時間記録が継続されると、記
録紙8から外側に外れて設置される、詰まり解消装置の
キャップ2に対向する位置に移動される。ここでパイプ
4を介して真空ポンプ3に接続されるキャップ2がノズ
ル面に押圧され、このキャップ2によってノズル内部に
詰まっているインクや塵埃が吸引,除去される。なお、
記録ヘッド1がキャップ2の箇所に移動し、またはキャ
ップ2の位置から記録範囲に復帰する過程で、ノズル面
がワイパ6の端縁部としゅう動し、汚れが払拭される。
ワイパ6は、記録ヘッド1のノズル面と直角に定置され
るゴムの平板である。
【0003】図7は別の従来例の要部の平面図である。
図において、各プーリ43,44 に平行掛けされるベルト41
の表面側の所々にワイパ42が立設される。これが全体と
して図の上方向に移動し、図示してない記録ヘッドのノ
ズル面を、ワイパ42によって払拭する。なお、全体は囲
い45によって包囲され、インクの外方への飛散が防止さ
れる。また、ワイパ42の先端部の汚れが、囲い45の内側
に突設される突出部46によって払拭される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一従来例は、構造が簡
単という利点がある反面、ノズル面の払拭が十分でない
こと、インクの外方への飛散があること等の欠点があ
る。これについて以下に詳しく説明する。図5は記録ヘ
ッドに関し、(a) はその正面図、(b) はその側面図であ
る。図5(a) において、ノズル1aは2列に配置され、そ
の両側(図で上,下の各側)に突起1bが設けられる。こ
の突起1bは、ノズル1aの開口部が記録紙と接触しないよ
うに間隔をとり、これを保護する。図5(b) に示したよ
うに、ワイパ6の右端縁部が記録ヘッド1の左側のノズ
ル面としゅう動するとき、突起1bがあるため、ワイパ6
がその近傍のノズル面から若干、離れてノズル面を十分
に払拭することが妨げられる。また、図6は一従来例の
動作に関し、(a) 〜(d) は各工程の平面図である。図で
は、記録ヘッド1が右方向に走行し、定置されたワイパ
6の上端縁部としゅう動する各工程が示される。とく
に、図(d) では、しゅう動後のワイパ6の上端縁部が曲
がった状態から直線状態に急速に復帰するときの慣性に
よって、付着したインクが飛散する様子が示される。ま
た、図7に示した別の従来例は、構造的に複雑でコスト
もかかる欠点がある。
【0005】この発明の課題は、従来の技術がもつ以上
の問題点を解消し、記録ヘッドのノズル面払拭が十分に
でき、かつ払拭時のインク飛散を抑えることができるワ
イパを備えるインクジェット・プリンタを提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るインクジ
ェット・プリンタは、インクジェット記録ヘッドのノズ
ル面に直交し、そのノズル列の方向と所定角度をなして
定置される、弾性材料からなる柔軟な平板状ワイパを備
え、前記インクジェット記録ヘッドのノズル面が、記録
範囲を超えて前記ノズル列方向と直角に走行する過程で
前記ワイパの端縁部としゅう動する。
【0007】請求項2に係るインクジェット・プリンタ
は、請求項1に記載のプリンタにおいて、ワイパが、無
気泡の弾性材料からなる第1の平板と、これを両側から
挟む形で連続気泡内蔵の弾性材料からなる柔軟な第2の
平板とが積層されてなりる。
【0008】
【作用】請求項1または2に係るインクジェット・プリ
ンタでは、記録ヘッドのノズル面が、記録範囲を超えて
ノズル列方向と直角に走行する過程でワイパの端縁部と
しゅう動する。
【0009】とくに請求項2に係るインクジェット・プ
リンタでは、第1平板を挟む両側の各第2平板の端縁部
が記録ヘッドのノズル面としゅう動する。
【0010】
【実施例】この発明に係る記録ヘッドの実施例につい
て、以下に図を参照しながら説明する。図1は実施例の
要部の平面図、図2実施例の動作に関し、(a) ,(b) ,
(c)はノズル面払拭の各工程の正面図である。図1,図
2に示したように、ゴム材料からなる柔軟な平板状のワ
イパ9が、記録ヘッド1のノズル面に直交し、ノズル1a
の列の方向と所定角度をなして斜めに定置される。図2
では、記録ヘッド1が右方向に走行するとき、定置され
たワイパ9の端縁部としゅう動する各工程が示される。
この実施例では、ワイパ9がノズル列と所定角度をなす
から、ノズル面とワイパ9の端縁部とのしゅう動が、た
とえノズル面に突起1bがあっても、その影響がノズルに
及ぶことが少なく円滑におこなわれる。その結果、記録
ヘッド1のノズル面払拭が十分にでき、かつワイパ9の
端縁部の戻り動作が順次部分的に、したがって比較的緩
慢におこなわれるから、払拭終了時のインク飛散を抑え
ることができる。しかも、構造が簡単で、コスト的に有
利である。
【0011】図3は実施例におけるワイパの変形例の側
面図である。図において、ワイパ10は、無気泡のゴム材
料からなる第1の平板11と、連続気泡内蔵のゴム材料か
らなる柔軟な第2の平板12とが積層される三層構造であ
る。しかも、第2板12の側がノズル面をしゅう動する。
したがって、腰の強さは、第1板11が分担し、インク払
拭作用は吸収性の良い第2板12が分担するため、インク
払拭が十分で、かつ持続性をもつ効果がある。
【0012】
【発明の効果】請求項1または2に係るインクジェット
・プリンタでは、記録ヘッドのノズル面が、記録範囲を
超えてノズル列方向と直角に走行する過程でワイパの端
縁部としゅう動する。したがって、ノズル面とワイパの
端縁部とのしゅう動が、たとえノズル面に突起があって
も、その影響がノズルに及ぶことが少なく円滑におこな
われる。その結果、記録ヘッドのノズル面払拭が十分に
でき、かつワイパの端縁部の戻り動作が順次部分的に、
したがって比較的緩慢におこなわれるから、払拭終了時
のインク飛散を抑えることができる。しかも、構造が簡
単で、コスト的に有利である。
【0013】とくに請求項2に係るインクジェット・プ
リンタでは、第1平板を挟む両側の各第2平板の端縁部
が記録ヘッドのノズル面としゅう動する。したがって、
第1平板によって腰の強さが確保され、両側の各第2平
板によってインク払拭作用が確保されるから、インク払
拭が十分で、かつ持続性をもつ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例の要部の平面図
【図2】実施例の動作に関し、(a) ,(b) ,(c) はノズ
ル面払拭の各工程の正面図
【図3】実施例におけるワイパの変形例の側面図
【図4】一従来例の要部の平面図
【図5】同じくその記録ヘッドに関し、(a) はその正面
図、(b) はその側面図
【図6】同じくその動作に関し、(a) 〜(d) は各工程の
平面図
【図7】別の従来例の要部の平面図
【符号の説明】
1 記録ヘッド 1a ノズル 1b 突起 9 ワイパ 10 ワイパ 11 第1板 12 第2板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクジェット記録ヘッドのノズル面に直
    交し、そのノズル列の方向と所定角度をなして定置され
    る、弾性材料からなる柔軟な平板状ワイパを備え、前記
    インクジェット記録ヘッドのノズル面が、記録範囲を超
    えて前記ノズル列方向と直角に走行する過程で前記ワイ
    パの端縁部としゅう動する構成にしたことを特徴とする
    インクジェット・プリンタ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のプリンタにおいて、ワイ
    パは、無気泡の弾性材料からなる第1の平板と、これを
    両側から挟む形で連続気泡内蔵の弾性材料からなる柔軟
    な第2の平板とが積層されてなりることを特徴とするイ
    ンクジェット・プリンタ。
JP28900991A 1991-11-06 1991-11-06 インクジエツト・プリンタ Pending JPH05124213A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28900991A JPH05124213A (ja) 1991-11-06 1991-11-06 インクジエツト・プリンタ

Applications Claiming Priority (1)

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JP28900991A JPH05124213A (ja) 1991-11-06 1991-11-06 インクジエツト・プリンタ

Publications (1)

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JPH05124213A true JPH05124213A (ja) 1993-05-21

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ID=17737656

Family Applications (1)

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JP28900991A Pending JPH05124213A (ja) 1991-11-06 1991-11-06 インクジエツト・プリンタ

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JP (1) JPH05124213A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002127432A (ja) * 2000-10-20 2002-05-08 Konica Corp インクジェットプリンタ
JP2019147261A (ja) * 2018-02-26 2019-09-05 株式会社リコー 液体吐出装置用払拭部材、液体吐出ヘッドの払拭装置、液体吐出ヘッドの払拭方法、及び液体吐出装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002127432A (ja) * 2000-10-20 2002-05-08 Konica Corp インクジェットプリンタ
JP2019147261A (ja) * 2018-02-26 2019-09-05 株式会社リコー 液体吐出装置用払拭部材、液体吐出ヘッドの払拭装置、液体吐出ヘッドの払拭方法、及び液体吐出装置

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