JP2016210051A - インクヘッドのクリーニング機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】インクヘッドのワイピング終了時のインクの飛び散りを防ぎ、かつ、ワイピング時の混色を防ぐようにしたインクヘッドのクリーニング機構を提供する。
【解決手段】インクジェット方式により所定のインクを媒体上に吐出するインクヘッドのクリーニング機構10において、所定の方向に移動してインクヘッドのノズル面をワイピングするワイパー16と、ワイパー16によるノズル面のワイピング終了位置からワイパー16の進行方向へ所定の距離だけ離れた位置に昇降自在に配設される防護壁24と、ワイパー16の移動に連動して防護壁24を上昇および下降させる昇降機構26とを有するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、インクヘッドのクリーニング機構に関し、さらに詳細には、インクヘッドのワイピング終了時のインクの飛散を防止するようにしたクリーニング機構に関する。
なお、本明細書において、「媒体」とは、普通紙などの紙類よりなる各種の記録媒体は勿論のこと、PVC、ポリエステル等の樹脂材料やアルミ、鉄、木材の様な材料などの各種の材料が含まれるものとする。
また、本明細書において「インクジェット方式」とは、二値偏向方式あるいは連続偏向方式などの各種の連続方式や、サーマル方式あるいは圧電素子方式などの各種のオンデマンド方式を含む、従来より公知の各種の手法によるインクジェット技術による印刷方式を意味するものとする。
従来より、マイクロコンピューターによって全体の動作を制御され、媒体として給紙装置によって供給された記録紙上に、記録紙の幅方向で移動するインクヘッドを用いてインクジェット方式により所定の印刷を行うようにしたインクジェットプリンタが知られている。
なお、本明細書においては、上記した記録紙の幅方向を、「主走査方向」と適宜に称する。
そして、インクヘッドからインクを記録紙上に吐出させて記録を行うため、インクを記録紙に対して吐出する際の吐出口として複数のインクジェットノズルが形成されたインクヘッドを備えている。
こうしたインクジェットノズルを備えたインクヘッドのノズル面には、吐出したインクやインク吐出時に発生した微細なインク滴(ミスト)や記録紙上でのインクの跳ね返りなどによってインクが付着するなどして汚れが生じる。
インクヘッドのノズル面に生じた汚れは、クリーニング機構が有する弾性材料よりなる板状体形状を有するワイパーにより拭き取られる。
より詳細には、従来のインクジェットプリンタにおけるクリーニング機構は、インクヘッドを搭載するキャリッジの待機位置において、インクヘッドの下方側に配置される。
インクヘッドには、インクジェットノズルから下方側へインクが射出されるよう、それぞれ異なる色を射出する複数のインクジェットノズルが並べて配置される。
そして、インクジェットノズルの射出口が位置するインクヘッドの下面たるノズル面に当接可能なワイパーを有するクリーニング機構が配置されている。
ワイパーは、ノズル面に当接しながら所定の方向に移動することでノズル面を拭い、汚れを払拭する。
ここで、ノズル面のクリーニングを行う場合、ワイパーの一部がノズル面の凹凸と密着するようにキャリッジの昇降によりインクヘッドの高さが調節され、ワイパーが湾曲した状態でクリーニングが行われる。
そして、インクヘッド下面の一方の端部から他方の端部までをワイパーで拭き取ることによりクリーニングが行われるものであるが、ワイパーは、インクヘッドが摺動する主走査方向に対して直交する前後方向に移動してワイピングを行う。
ここでは、ワイパーがインクジェットプリンタの副走査方向における後方側から前方側に向かって移動するものとする。
その場合、ノズル面の後方側端部からワイピングが始まり、ワイパーが前方側端部にさしかかると、ワイパーは上方側に障害物がなくなるため、ワイパーの弾性により湾曲していた形状がもとの板状体形状に自然と復帰することとなる。
ワイパーのワイピング速度が速いと、形状が復帰する際にワイパーの復帰速度が速くなるため、復帰の際にノズル面より拭い取った汚れをワイパー装置周辺に飛散するという問題点があった。
従来、こうした問題点に対して、ワイパーのワイピング速度を低下させることにより、ワイパーを徐々に復帰させるようにし、ワイパーの弾性力を抑えるという手法を用いることで復帰の際のワイパーによる汚れの飛散を防いでいた。
しかしながら、ワイパーを徐々に復帰させる場合のワイピング速度は大変遅く、クリーニングに時間がかかるという新たな問題点を招来するものであった。
また、ワイパーのワイピング速度を低下させることにより、ワイパーがノズル面と接触する時間が長くなる。それにより、ワイパー上の汚れがノズルに浸透し、ノズルで混色が生じるという新たな問題点を招来するものであった。
特開2007−276133号公報 特開2014−043026号公報
本発明は、従来の技術の有する上記したような種々の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、インクヘッドのワイピング終了時のインクの飛び散りを防ぎ、かつ、ワイピング時の混色を防ぐようにしたインクヘッドのクリーニング機構を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、ワイパーの進行方向であって、ワイピング終了位置より所定の距離だけ離れた位置に、鉛直方向に昇降自在な防護壁を設けることにより、ワイパーより飛散する汚れを防護壁によって遮断するようにしたものである。
また、本発明は、ワイパーのワイピング速度をクリーニング開始から終了まで、混色を招くことのない速度で行うようにしたものである。
即ち、本発明は、インクジェット方式により所定のインクを媒体上に吐出するインクヘッドのクリーニング機構において、所定の方向に移動してインクヘッドのノズル面をワイピングするワイパーと、上記ワイパーによる上記ノズル面のワイピング終了位置から上記ワイパーの進行方向へ所定の距離だけ離れた位置に昇降自在に配設される防護壁と、上記ワイパーの移動に連動して上記防護壁を上昇および下降させる昇降機構とを有するようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記昇降機構は、上記ワイパーによって上記ノズル面をワイピングしている際に上記防護壁を上昇させるように構成されているようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記昇降機構は、上記ワイパーが、上記ノズル面のワイピングが終了するワイピング終了位置の近傍に達すると、上記防護壁を上昇させるように構成されているようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記昇降機構は、上記ワイパーが、上記ノズル面のワイピングが終了するワイピング終了位置に到達する前に上記防護壁の上昇を完了するように構成されているようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記昇降機構は、上記ワイパーによる上記ノズル面のワイピングが終了すると上記防護壁を下降させるように構成されているようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、該クリーニング機構は、上記ワイパーによる上記ノズル面のワイピングが終了した後、上記インクヘッドが上記ワイパーの移動経路から外れる状態になるまで、上記ワイパーを、上記防護壁とワイピング時の上記インクヘッドとの間に位置している状態を保持するように構成されているようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記防護壁は、上記防護壁の先端部が、少なくとも上記インクヘッドの上記ノズル面が位置する高さを上回る位置から、その先端部が上記ノズル面を下回る位置までの領域を昇降するようにしたものである。
本発明は、以上説明したように構成されているので、インクヘッドのワイピング終了時のインクの飛び散りを防ぎ、かつ、ワイピング時の混色を防ぐことができるようになるという優れた効果を奏する。
図1は、本発明によるインクヘッドのクリーニング機構の一例を示した概略構成斜視説明図である。 図2は、本発明によるインクヘッドのクリーニング機構が有するワイパー装置を、図1に示すII矢印方向より見た場合の概略構成説明図である。 図3は、本発明によるインクヘッドのクリーニング機構が有するワイパー装置を、図1に示すII矢印方向から見た場合の概略構成一部透視説明図である。 図4は、本発明によるインクヘッドのクリーニング機構が有するワイパー装置を、図1に示すIV矢印方向から見た場合の概略構成一部透視説明図である。 図5は、本発明によるインクヘッドのクリーニング機構が有するワイパー装置を、図1に示すV矢印方向から見た場合の概略構成説明図である。 図6は、本発明によるインクヘッドのクリーニング機構が有するワイパー装置を構成するカム機構の概念構成斜視説明図である。 図7(a)(b)は、本発明によるインクヘッドのクリーニング機構が有するワイパー機構の待機状態を示す概念構成一部透視説明図であり、図7(c)(d)は、ワイパー機構12の作動状態を示す概念構成一部透視説明図である。 図8は、本発明によるインクヘッドのクリーニング機構が有するワイパー機構のワイパーの撓み量を説明する概念構成説明図である。 図9(a)(b)(c)は、本発明によるインクヘッドのクリーニング機構が有するワイパー装置のクリーニングの開始から終了までを説明した概略構成一部透視説明図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明によるインクヘッドのクリーニング機構の実施の形態の一例について詳細に説明する。
なお、本実施の形態においては、昇降式のキャリッジを有するインクヘッドのクリーニング機構について説明する。
そのため、従来の昇降式のキャリッジと同様に、インクヘッドのクリーニングを行う際には、クリーニング可能位置となるクリーニング機構が配置されるキャリッジ待機位置までキャリッジを移動し、また、キャリッジをワイパー装置の上方側において移動および昇降を行うことにより、キャリッジに配置されるインクヘッドのクリーニングを順次行う。
なお、クリーニング可能位置とは、キャリッジが有するインクヘッドのノズル面が、ワイパーの移動経路内(後述する。)で、ワイパーによるワイピング可能な位置を意味する。
即ち、キャリッジがクリーニング可能位置に移動すると、ワイパーの移動経路内であって、かつ、キャリッジが有するインクヘッドのノズル面に当接可能な領域に配設されることとなる。
キャリッジがクリーニング可能位置に配置されると、ワイパーによるワイピングが可能となる。
図1に示す本発明によるクリーニング機構10は、隣接して配置されるワイパー装置12とフラッシングステージ14とにより構成され、ワイパー装置12によりインクヘッド102のノズル面102aのクリーニングが行われる。
また、フラッシングステージ14は、インクヘッド102のノズルのつまりを解消する際にノズルから吐出されるインクを吸収する吸収材を有する。こうしたフラッシングステージ14は、従来のフラッシングステージを用いることが可能であるため、その詳細な説明は省略する。
また、図2には、ワイパー装置12の上方側にキャリッジ100が位置している様子を示しているが、クリーニング機構10を構成するワイパー装置12およびフラッシングステージ14の上方側は、複数のインクヘッド102を並べて配列したキャリッジ100の待機位置となっている。
そして、キャリッジ底面部100aに配置されるインクヘッド102のノズルをクリーニングする際には、キャリッジ100の昇降による高さ方向への移動および主走査方向への移動によってワイパー装置12上のクリーニング可能位置へキャリッジ100を移動し、フラッシングステージ14上の吐出可能位置へキャリッジ100を移動する。即ち、キャリッジ100は、その位置を調節して所望の領域へ配置されることが可能である。
次に、図1および図2とともに図3乃至図5を参照しながらワイパー装置12について詳細に説明する。
ワイパー装置12は、主走査方向における同一直線上に隣接して配置される2つのワイパー16と、2つのワイパー16を支持して副走査方向に摺動可能であるワイパー摺動部18と、ワイパー摺動部18を摺動可能に配設する副走査方向に延長されたガイドレール20と、上記ワイパー16とワイパー摺動部18とガイドレール20とを収容し、その上部を開放状態とした長方体形状で構成されるホルダー22と、ホルダー22内の副走査方向における前方側端部にホルダー22の開口部22gを超える高さまで昇降自在に配設される防護壁24と、防護壁24と結合して防護壁24を鉛直方向に上昇させることが可能なカム機構26と、ワイパー摺動部18を摺動させる駆動部28と、ホルダー22の副走査方向における前方側端面の外壁に配設されて、鉛直方向に押し上げられた防護壁24を下方側へ戻す引っ張りバネであるスプリング38とを有して構成される。
そして、ワイパー16は、図1に示すように、破線で示すワイパーの待機位置16aから矢印a方向に沿ってガイドレール20上を摺動することが可能である。
なお、ワイパー16はガイドレール20上を往復移動可能であり、往路においてノズル面102aのワイピングを行い、ワイピングを終了するとワイパー待機位置に戻る。
即ち、ワイパー16は、ガイドレール20上のワイパーの待機位置16aからワイピングが終了するワイピング終了位置を超えた所定の位置までの間を往復移動することが可能である。
なお、本実施の形態においては、ワイパー16によるノズル面102aのワイピングが終了してワイパー16がノズル面102aとの当接が解除される位置を、適宜、「ワイピング終了位置」と称する。
即ち、「ワイパー16がワイピング終了位置に到達する」とは、ワイパー16がノズル面102aに当接してワイピングしながら通過し、ノズル面102aとの当接が解除される位置に到達したことを意味する。
そして、本実施の形態においては、ワイパーの待機位置16aからワイピング終了位置を超えた所定の位置までの間を「ワイパーの移動経路」と適宜に称する。
上記構成について以下に詳細に説明すると、まず、ワイパー16は弾性材料よりなる板状体であって、その下方側半分の領域をワイパー摺動部18に固定されて支持される。
ワイパーを1枚用いて1つのインクヘッドのノズル面をワイピングすることが可能であるため、2枚のワイパー16により並列する2つのインクヘッドのノズル面を同時にワイピングすることが可能である。
ワイパー摺動部18は、ガイドレール20上を摺動可能であるように構成されている。
そして、図4および図5に示されるように、ワイパー摺動部18の上方側にはワイパー支持部18aが設けられており、ワイパー16の下方側の領域を挟んで支持する。そして、ワイパー摺動部18の下方側が有する円筒形状部内に、ガイドレール20が挿通され、ガイドレール20上のワイパーの移動経路を摺動可能となっている。
また、ガイドレール20は、図4および5に示されるように、ホルダー22内の高さ方向における中央部付近に、ガイドレール20の両端部がそれぞれホルダー22内壁の一方の端部と他方の端部とに係止するように、副走査方向に沿って配設されている。
また、ホルダー22内部におけるガイドレール20の配設位置としては、高さ方向における中央部付近に配置されており、ガイドレール20より下方側の領域は、ワイピングにより払拭した汚れやインク滴が下方側へ流れ落ちた場合に貯留するための廃液タンク22aを有する。
次に、図1乃至6を参照しながらホルダー22内に配設される防護壁24を鉛直方向に押し上げる昇降機構たるカム機構26について説明する。
カム機構26は、ホルダー22内の前方側端部に配設される防護壁24と連結して配置される。
カム機構26は、図6に示すように、ホルダー22内の主走査方向における右方側端部付近と左方側端部付近とにそれぞれ位置する2つの側面部26aaおよび側面部26abと、コ字形状を有する中央部26acと、L字形状を有する略板状体であって両端部に側面を有して防護壁24を載置可能に構成される受け部26adとにより構成される連結部26aを有する。
こうした側面部26aaと側面部26abと中央部26acと受け部26adとは、一体的に構成されており、中央部26acと受け部26adとはそれぞれの凹部が向かい合うように配置され、それぞれの両端部を側面部26aaと側面部26abとにより連結されている。
より詳細には、連結部26aは、中央部26acと右方側の側面部26abとを回動可能に連結するネジ30と、連結部26aの中央部26acと右方側の側面部26aaとを回動可能に連結するネジ32とにより係止されている。
また、連結部26aは、受け部26adと右方側の側面部26abとを回動可能に連結するネジ24cと、受け部26adと左方側の側面部26aaとを回動可能に連結するネジ24dとにより係止される。
ただし、後述するように、上記ネジ30およびネジ32と、ネジ24cおよびネジ24dは、ホルダー22の外側より後述する溝部を介して挿入され、ネジ30およびネジ32、ネジ24cおよびネジ24dは、こうした溝部をガイドとして摺動可能である。
また、防護壁24は、連結部26aが形成する受け部26adの凹部領域内に収まる長方体形状を有するものであって、その側面部24aおよび側面部24bに穿設されたそれぞれの孔(図示せず。)に、連結部26aの側面部26aaおよび側面部26abが有する孔とともにネジ24dおよびネジ24cをもって回動可能に係止される。
そして、防護壁24はワイパー16に対向するように、ワイパー16に平行に、ホルダー22の副走査方向における前方側端部であって、ワイパー16のワイピング終了位置付近に配設される。
即ち、防護壁24は、ワイパー16のワイピング終了位置からワイパー16の進行方向へ所定の距離だけ離れた位置であるホルダー22の前方側端部に昇降自在に配設される。
また、カム機構26の受け部26adの副走査方向における前方側の側面には、所定の長さを受け部26adの側面から突出させて配置されるネジ24eを有する。
そして、連結部26aの中央部26ac中心付近に穿設された孔(図示せず。)に、ネジ34により固定されて連結部26aと動作をともにする圧縮バネであるバネ26bを有する。バネ26bの先端部にはゴムなどの材料よりなる保護部26cを有する。
次に、上記ネジ24c、ネジ24d、ネジ30およびネジ32が摺動する際にガイドとなる溝部について説明する。
はじめに、ホルダー22の上方側であって主走査方向における右方側および左方側の両側面には、一対の溝部22bと、一対の溝部22dとが穿設されている(図1においては、ホルダー22の右方側に穿設された溝部22bおよび溝部22dのみを示している。ホルダー22の左方側の側面の対応する部位に、同様の溝部がそれぞれ穿設されている。)。
即ち、ホルダー22に穿設される溝部22bは、ネジ30およびネジ32に相当する位置にそれぞれ穿設され、ネジ30およびネジ32は溝部22bを介してホルダー22外に突出する。
そして、カム機構26が作動する際に、ネジ30およびネジ32はそれぞれ溝部22bに沿ってスライドすることが可能である。
また、ホルダー22に穿設される溝部22dについては、ネジ24cおよびネジ24dに相当する位置にそれぞれ穿設され、ネジ24cおよびネジ24dは溝部22dを介してホルダー22外に突出する。
そして、防護壁24がカム機構26とともに作動する際に、ネジ24cおよびネジ24dはそれぞれ溝部22dに沿ってスライドすることが可能である。
また、ホルダー22の副走査方向における前方側の側面における上方側には、溝部22fが穿設されている。
即ち、ホルダー22に穿設される溝部22fは、カム機構26の受け部26adが有するネジ24eに相当する位置に穿設され、ネジ24eは溝部22fを介してホルダー22外に突出する。
そして、防護壁24がカム機構26とともに作動する際に、ネジ24eは溝部22fに沿ってスライドすることが可能である。
また、図3および図4に示すように、防護壁24のネジ24eの下方側には、ネジ36が所定の長さをホルダー22の側面から突出させて配置されている。
このネジ36と防護壁24のネジ24eとの間にはスプリング38が係着しており、防護壁24が上方側へスライドすると、防護壁24を下方側へ戻す方向に付勢力が働く。
次に、駆動部28は、駆動源28aの駆動力により回転するギヤ40と、ギヤ40の回転に伴って回転するギヤ42と、ギヤ42の正面であってホルダー22の他方側の端部に配設されてギヤ42とともに回転するギヤ44と、ギヤ42とギヤ44との間に無端状に張った状態に巻回される駆動ベルト46とを有して構成される。
即ち、ギヤ42およびギヤ44は、高さ方向においてガイドレール20と貯留タンク22aとの間付近に配設され、駆動ベルト46はワイパー摺動部18と連動するようガイドレール20に平行に巻回される。
以上の構成において、本発明によるインクヘッドのクリーニング機構においては、ワイパー16の動きに合わせて防護壁24が上昇する。
以下、本発明によるインクヘッドのクリーニング機構の動作について詳細に説明するが、キャリッジ上に隣接して配置される6列のインクヘッドについて、インクヘッドのノズル面を2列ずつ同時にワイピングしてクリーニングを行う。
また、以下の説明において、「ワイピング」とは、ワイパー16がワイパー16の待機位置から移動し、ノズル面を払拭しながらノズル面下方側の領域を通過し、ノズル面よりも副走査方向における前方側に到達するまでのことを指すものとする。
即ち、「ワイピングを開始」とは、ワイパー16がワイパー待機位置から進行方向へ移動を開始することを意味し、また、「ワイピングを終了」とは、ワイパー16がノズル面よりも副走査方向における前方側に到達して移動を停止することを意味する。
また、以下の説明において、「ワイピング可能な位置」とは、キャリッジがキャリッジの待機状態の際に配置される領域を指すものとする。
即ち、「キャリッジがワイピング可能な位置にある」とは、キャリッジが移動および昇降によりワイパー装置12の上方側であって、ワイパーの移動経路上に配置され、クリーニングが開始できる状態にあることを意味する。
はじめに、図7(a)および(b)に示すように、クリーニング機構10によるクリーニング開始前は、ワイパー装置12のワイパー16は待機状態に位置する。即ち、ガイドレール20上の、副走査方向における最も後方側の位置において待機しているものとする。
同様に、防護壁24およびカム機構26も待機状態にあり、図7(a)(b)および図9(a)に示す状態となっている。
即ち、防護壁24は上昇している状態ではなく、防護壁24の副走査方向における前方側面に固着されるネジ24eとホルダー22の前方側面に固着されたネジ36との間に係着されるスプリング38の付勢力により、高さ方向における下方側への力が働いており、最下部に位置している。
このとき、防護壁24の前方側面のネジ24eは、溝部22fの下端部に位置し、また、防護壁24の側面部24aおよび側面部24bにそれぞれ固着されたネジ24dおよびネジ24cは、それぞれ溝部22dの下端部に位置している。
なお、防護壁24およびカム機構26に関しては、ワイパー16が作動し、カム機構26が有する保護部26cに当接するまでは作動せずに待機状態にある。
また、図7(b)および図9(a)に示すように、ワイパー16が待機状態である間は、カム機構26のバネ26bおよびスプリング38はいずれも自由状態にあり、カム機構26のバネ26bは最も伸びた状態にあり、また、スプリング38は最も縮んだ状態である。
カム機構26は移動することなく、ネジ30およびネジ32はそれぞれ溝部22bの副走査方向における後方側端部に位置する。
次に、クリーニング機構10によるクリーニングが開始されてワイパー16が作動状態となると、はじめに、ギヤ40の回転に伴い、ギヤ42が回転する。
ギヤ42が回転すると駆動ベルト46が稼働し、ワイパー摺動部18を移動させる。ワイパー16は、ガイドレール20に沿って図9(a)に示すb矢印方向に移動を開始する。
ワイパー16がインクヘッド100の下方側の領域へ移動すると、ワイパー16によるノズル面102aのワイピングが行われる。
ここで、圧縮バネであるバネ26bの付勢力は、引っ張りバネであるスプリング38の付勢力よりも大きい。このため、ワイパー16がカム機構26の保護部26cに当接し、ワイパー16が図9(a)に示すb矢印方向に移動しても、防護壁24およびネジ24eが図9(b)に示すd矢印方向に上昇して、スプリング38が伸びきるまでは、バネ26bは圧縮されない。
ワイパー16を支持するワイパー摺動部18が、図9(a)に示すb矢印方向に移動し、図9(b)に示すようにワイパー16がノズル面102aのワイピングを終了するワイピング終了位置の近傍に到達すると、ワイパー摺動部18がカム機構26の保護部26cに当接する。その状態からワイパー16がb矢印方向への移動を継続すると、スプリング38が自由状体を維持したまま、ワイパー16がb矢印方向に移動する。
この際、図9(b)に示すように、カム機構26のネジ30およびネジ32がそれぞれ溝部22bに沿って、副走査方向における前方側へスライドする。
これに伴い、防護壁24の両側面に配置されたネジ24cおよびネジ24dが溝部22dを高さ方向における上方側へスライドすることで、ネジ24cが図9(b)に示すd矢印方向に移動して、防護壁24が上昇する(図7(c)(d)を参照する。)。
ここで、スプリング38の付勢力は、バネ26bの付勢力よりも小さいため、ネジ24cのd矢印方向への移動、即ち、ネジ24eの図9(b)に示すe矢印方向への移動に伴ってスプリング38は伸びることになる。
そして、ワイパー16が、ワイピング終了位置に到達する直前に位置する状態において、ネジ24cが溝部22dの上端に当接すると、防護壁24は最も上昇した位置になるとともに、スプリング38は最も伸びた状態となる。
この状態から、ワイパー摺動部18がb矢印方向へさらに移動すると、図9(c)に示すようにワイパー16がノズル面102aから外れてワイピングが終了する。
ここで、ワイパー16がノズル面102aから外れる際に、ノズル面102aに付着した汚れやインク滴が防護壁24の方向(例えば、図9(c)に示すf矢印方向)へ飛散するが、防護壁24に付着するなどして、防護壁24を超えての飛散が遮断される。
ワイパー16がノズル面102aから外れると、ワイパー摺動部18のb矢印方向への移動に伴い、バネ26bが縮む。
そして、ワイパー摺動部18は、ワイパー16がノズル面102aの下方側の領域から外れてワイパー16とノズル面102aとの当接が解除されてから、所定の距離移動した後に停止する。
なお、本実施の形態においては、防護壁24の上端部は、キャリッジ底面部100aに当接するようになされている。
次に、ワイピング終了後に、ワイピングするインクヘッドを変更する際ならびにワイパー16を待機位置へ移動させる際のワイパー16の移動について説明すると、はじめに、ワイパー16がノズル面102aから外れた状態を保ったまま、キャリッジ100を主走査方向(図9において紙面に直交する方向である。)に移動させる。
そして、キャリッジ100が所定位置に移動した後、ワイパー摺動部18を図9(a)に示す位置またはワイパーの待機位置16aに示す位置まで移動させる。
この際、バネ26b、スプリング38および防護壁24は図7(a)(b)および図9(a)に示す状態である自由状態にそれぞれ戻る。
即ち、バネ26bは最も伸びた状態になる一方、ネジ24cが溝部22dの下端に当接することにより、防護壁24は最も下降した位置に戻る。
また、ネジ24eが図9(a)に示す位置まで下降することで、スプリング38は自由状態、即ち、最も縮んだ状態に戻る。
即ち、上記の説明においては、ワイパー16によるノズル面102aのワイピングが終了した後、ワイパー16がワイパーの待機位置16aに移動する際に防護壁24が下降するものであるが、これに限られるものではないことは勿論である。
例えば、ワイパー16がノズル面102aに対してワイピングを終了し、ワイピング終了位置に到達した後、所定時間経過後に、防護壁24を下降するように構成したり、ワイパーによるノズル面のワイピングが終了すると同時に防護壁を下降させるようにしてもよい。
次に、クリーニング時のワイパー16の形状について図8および図9(a)(b)(c)を参照しながら説明すると、ワイパー16は、インクヘッド102の下方側に到達すると、形状を撓ませてインクヘッド102のノズル面102aを払拭しながらガイドレール20上を図9(b)に示す矢印方向へ移動してワイピングを行う。
即ち、図8に示すように、ワイパー16が、インクヘッド102のノズル面102aをクリーニングする際は、ワイパー16は本来のワイパー先端位置からワイパーの撓み量分だけその形状を撓ませてノズル面の下方側へ入り込む。
この間、インクヘッドのノズル面の汚れおよびインク滴を払拭し、ワイパー16の表面上に汚れが回収される。
そして、ワイパー16は、ノズル面102aの下方側に位置している際は形状を撓ませているが、図9(c)に示すように、ノズル面102aのワイピングが終了し、インクヘッド102の下方側領域から脱すると、上方側に障害物がなくなり、ノズル面102aとワイパー16との当接が解除されて、ワイパー16の形状は復帰する。
ワイパー16が本来の形状に復帰する際に、ワイパー16はその弾性力により、ワイパー16に付着した汚れを、例えば、図9(c)に示す破線矢印f方向へ飛散させる。
ワイパー16のワイパー摺動部18がインクヘッド102のノズル面102aを超えた場所に到達するタイミングにおいては、既に防護壁24は上昇した状態にあり、キャリッジ底面部100aと防護壁24とが密着しており、キャリッジ100とワイパー装置12との間には間隙が存在しない。
そのため、ワイパー16の復帰の際に付着した汚れが、ワイパー16から飛散したとしても、飛散した汚れは防護壁24により防護壁24を超えての飛散は遮断され、ワイパー装置12周辺に飛散することはなくなるものである。
ワイパー16によるノズル面102aのクリーニングが終了すると、ワイパー16はギヤ40の回転により再度ワイパーの待機位置16aまで移動する。
この際、ワイパー16を摺動させるワイパー摺動部18は当接していたカム機構26の保護部26cから離れ、バネ26bは伸長してもとの状態に戻る。
そして、防護壁24の前方側面に固着されたネジ24eとホルダー22に固着されたネジ36との間に係着されるスプリング38の付勢力により防護壁24は下降し、再度待機状態に戻る。
こうしてワイパー16がワイパーの待機位置16aに移動すると、ワイパー装置12は、隣接するインクヘッドのノズル面のクリーニングを開始し、上記において説明した工程を行うものである。
以上において説明したように、本発明によるインクヘッドのクリーニング機構においては、ワイパーの進行方向であって、ワイピング終了位置から所定の距離だけ離れた位置に、鉛直方向に昇降自在な防護壁を設けるようにした。
これにより、本発明によるインクヘッドのクリーニング機構においては、ワイパーより飛散する汚れを防護壁によって遮断することが可能であるため、ワイピング終了時の汚れやインク滴の飛散を防止することができるようになる。
また、このため、本発明によるインクヘッドのクリーニング機構においては、クリーニング開始から終了まで、混色を招くことのないワイピング速度で行うことが可能となる。
これにより、本発明によるインクヘッドのクリーニング機構においては、ノズル面における混色を防止することができるようになる。
なお、上記した実施の形態は、以下の(1)乃至(6)に示すように変形することができる。
(1)上記した実施の形態においては、防護壁24が上昇するタイミングとして、ワイパー16がワイピング終了位置に到達する直前に防護壁24を上昇させるようにし、また、防護壁24が下降するタイミングとして、ワイパー16がワイパーの待機位置16aに戻る際に、防護壁24が下降するようにしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、ワイパー16より飛散する汚れおよびインク滴を遮断することが可能であれば、防護壁24の上昇および下降のタイミングは、上記において説明したタイミングと異なるタイミングとなるように構成してもよい。
(2)上記した実施の形態においては、防護壁を単に板状体とし、防護壁に付着した汚れは下方側に配置されるホルダーの廃液タンクに落下するものとしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、例えば、スポンジなどインクを吸収する素材で構成し、付着した汚れをスポンジに吸収させるようにしてもよい。
なお、スポンジを形成する材料としては、発泡ウレタンやメラミンが挙げられる。
(3)上記した実施の形態においては、防護壁が作動状態にある場合には、防護壁がキャリッジ底面部に当接するように構成したが、これに限られるものではないことは勿論であり、ワイパーより飛散する汚れが防護壁によって飛散を遮断することができるものであれば、防護壁の先端部がキャリッジ底面部に近接し、防護壁とキャリッジ底面部との間に、例えば、1mm程度の間隙が存在していてもよい。
(4)上記した実施の形態においては、昇降式のキャリッジを有するインクヘッドのクリーニング機構について説明しており、防護壁が上昇すると、キャリッジ底面部と防護壁24の先端部とが当接するものとしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、非昇降式のキャリッジを有するインクジェットプリンタにおいて本発明のインクヘッドのクリーニング機構を用いるようにしてもよい。
非昇降式のキャリッジを有するインクジェットプリンタにおいて本発明のインクヘッドのクリーニング機構を搭載する場合には、キャリッジ底面部と防護壁の先端部との距離が1mm程度の間隙を有するようにすることで、防護壁が最も上昇した状態でキャリッジ底面部を副走査方向に移動しても、防護壁の上端面とキャリッジの底面部とが互いに干渉しないようにしてもよい。
(5)上記した実施の形態においては、ワイパー16を有するワイパー摺動部18が移動によりカム機構26を押圧する力により防護壁24を上昇させるようにしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、防護壁24をモーターなどの電動機構を用いて昇降させるようにしてもよい。
なお、防護壁24を電動機構を用いて昇降させる場合には、ワイパー16がインクヘッドのノズル面に当接する前、即ち、ワイパー16が図9(a)に示す状態に位置するときに防護壁24を上昇させるようにしてもよい。
(6)上記した実施の形態ならびに上記した(1)乃至(5)に示す変形例は、適宜に組み合わせるようにしてもよい。
本発明は、インクジェットプリンタのノズルをクリーニングする際に用いるクリーニング機構として好適である。
10 クリーニング機構、12 ワイパー装置、14 フラッシングステージ、16 ワイパー、18 ワイパー摺動部、18a ワイパー支持部、20 ガイドレール、22 ホルダー、22a 廃液タンク、22b、22d、22f 溝部、24 防護壁、24a、24b 側面部、24c、24d、24e ネジ、26 カム機構、26a 連結部、26aa、26ab 側面部、26ac 中央部、26b バネ、26c 保護部、28 駆動部(モーター)、28a 駆動源、30、32、34、36 ネジ、40、42、44 ギヤ、46 駆動ベルト

Claims (7)

  1. インクジェット方式により所定のインクを媒体上に吐出するインクヘッドのクリーニング機構において、
    所定の方向に移動してインクヘッドのノズル面をワイピングするワイパーと、
    前記ワイパーによる前記ノズル面のワイピング終了位置から前記ワイパーの進行方向へ所定の距離だけ離れた位置に昇降自在に配設される防護壁と、
    前記ワイパーの移動に連動して前記防護壁を上昇および下降させる昇降機構と
    を有することを特徴とするインクヘッドのクリーニング機構。
  2. 請求項1に記載のインクヘッドのクリーニング機構において、
    前記昇降機構は、前記ワイパーによって前記ノズル面をワイピングしている際に前記防護壁を上昇させるように構成されている
    ことを特徴とするインクヘッドのクリーニング機構。
  3. 請求項2に記載のインクヘッドのクリーニング機構において、
    前記昇降機構は、前記ワイパーが、前記ノズル面のワイピングが終了するワイピング終了位置の近傍に達すると、前記防護壁を上昇させるように構成されている
    ことを特徴とするインクヘッドのクリーニング機構。
  4. 請求項3に記載のインクヘッドのクリーニング機構において、
    前記昇降機構は、前記ワイパーが、前記ノズル面のワイピングが終了するワイピング終了位置に到達する前に前記防護壁の上昇を完了するように構成されている
    ことを特徴とするインクヘッドのクリーニング機構。
  5. 請求項1、2または3のいずれか1項に記載のインクヘッドのクリーニング機構において、
    前記昇降機構は、前記ワイパーによる前記ノズル面のワイピングが終了すると前記防護壁を下降させるように構成されている
    ことを特徴とするインクヘッドのクリーニング機構。
  6. 請求項5に記載のインクヘッドのクリーニング機構において、
    該クリーニング機構は、前記ワイパーによる前記ノズル面のワイピングが終了した後、前記インクヘッドが前記ワイパーの移動経路から外れる状態になるまで、前記ワイパーを、前記防護壁とワイピング時の前記インクヘッドとの間に位置している状態を保持するように構成されている
    ことを特徴とするインクヘッドのクリーニング機構。
  7. 請求項1、2、3、4、5または6のいずれか1項に記載のインクヘッドのクリーニング機構において、
    前記防護壁は、前記防護壁の先端部が、少なくとも前記インクヘッドの前記ノズル面が位置する高さを上回る位置から、その先端部が前記ノズル面を下回る位置までの領域を昇降する
    ことを特徴とするインクヘッドのクリーニング機構。
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