JPH05123898A - 缶処理機及び缶処理方法 - Google Patents

缶処理機及び缶処理方法

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JPH05123898A
JPH05123898A JP3120721A JP12072191A JPH05123898A JP H05123898 A JPH05123898 A JP H05123898A JP 3120721 A JP3120721 A JP 3120721A JP 12072191 A JP12072191 A JP 12072191A JP H05123898 A JPH05123898 A JP H05123898A
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press
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press section
press part
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JP3120721A
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Inventor
Norio Sugita
典夫 杉田
Akira Kazama
明 風間
Toshiyuki Imamura
俊之 今村
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SHIZUKOU KK
Seiko Corp
Original Assignee
SHIZUKOU KK
Seiko Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/32Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars
    • B30B9/321Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars for consolidating empty containers, e.g. cans

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Refuse Collection And Transfer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的]本発明は、圧縮されない部分を少なくするため
に、支持板の底板の缶を受ける部位を他の部位より上位
に位置させて圧縮するようにした缶処理機及び缶処理方
法を提供することを目的としている。 [構成]缶処理機1は、支持板70で投入された缶を受
け、第1のプレス部2と第2のプレス部3との間で缶を
プレスする缶処理機1において、支持板70は、回動自在
に軸支されると共にばねで付勢され、その底部は、スリ
ットを介して缶を受ける部位70a を他の部位70b より上
位に位置させると共に他の部位70b の側方を折曲した側
方部74を形成し、支持板70を進退させる進退手段と、こ
の進退手段の進退に伴い、支持板70の側方部に当接して
前記ばねに抗して支持板70を第1のプレス部2と第2の
プレス部3の底部より下方へ回動させるためのガイド部
90とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、缶ジュース、缶ビール
等の空缶をプレスして処理する缶処理機及び缶処理方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者は、支持板で投入された缶を受
け、固定プレス台と可動プレス台との間で缶をプレスす
る缶処理機を特願平2-283657号に開示した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この特願平2-283657号
の第11図乃至第14図において、固定プレス台及び可動プ
レス台の底部より下位に位置した底板(50)で、投入され
た缶(4) を受け、固定プレス台と可動プレス台との間で
缶(4) を圧縮している。
【0004】しかしながら、缶(4) は、圧縮されると、
缶(4) の圧縮方向のみならず、垂直方向にも変形を生
じ、圧縮された缶(4) が底板(50)を押して固定プレス台
及び可動プレス台の底部より突出する。
【0005】固定プレス台及び可動プレス台の底部より
突出する缶の部分は、固定プレス台と可動プレス台に当
接しないため、圧縮されず、缶の一部に圧縮されない部
分が残るという問題点が生じる。
【0006】本発明は、前記問題点を改善するために、
支持板の缶を受ける部位を第1のプレス部及び第2のプ
レス部の底部より上位に位置させて圧縮し、少なくとも
圧縮時においては、第1のプレス部と第2のプレス部の
底部より下方へ位置しているようにした缶処理機及び缶
処理方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の缶処理機においては、支持板で投入された
缶を受け、第1のプレス部と第2のプレス部との間で前
記缶をプレスする缶処理機において、前記支持板は、回
動自在に軸支されると共にばねで付勢され、その底部
は、スリットを介して缶を受ける部位を他の部位より上
位に位置させると共に前記他の部位の側方を折曲した側
方部を形成し、前記支持板を進退させる進退手段と、こ
の進退手段の進退に伴い、前記支持板の側方部に当接し
て前記ばねに抗して前記支持板を前記第1のプレス部と
前記第2のプレス部の底部より下方へ回動させるための
ガイド部とを有し、このガイド部と前記側方部が当接し
ないときは、前記ばねの付勢により前記支持板の缶を受
ける部位を前記第1のプレス部及び前記第2のプレス部
の底部より上位に位置させ、前記ガイド部と前記側方部
とが当接するときは、前記支持板を前記第1のプレス部
と前記第2のプレス部の底部より下方へ回動させるもの
である。
【0008】又、本発明の缶処理方法においては、第1
のプレス部と第2のプレス部との間に投入された缶を前
記第1のプレス部及び前記第2のプレス部の底部より上
位に位置する支持板の缶受け部で受ける第1の工程と、
この第1の工程の後、前記第1のプレス部と前記第2の
プレス部との間に投入された缶を圧縮し始めると共に前
記支持板の缶受け部を前記第1のプレス部及び前記第2
のプレス部の底部より下位へ移動した後、前記支持板を
前記第1のプレス部及び前記第2のプレス部の下方から
取り除く第2の工程と、この第2の工程の後、前記第1
のプレス部と前記第2のプレス部との間で投入された缶
を圧縮する第3の工程と、この第3の工程の後、前記第
1のプレス部と前記第2のプレス部との間を離間させ
て、圧縮された缶を排出する第4の工程と、この第4の
工程の後、前記第1のプレス部と前記第2のプレス部と
の間を離間させた状態で、前記支持板を前記第1のプレ
ス部及び前記第2のプレス部の底部より上位に位置させ
て投入される缶の受入れを待機する第5の工程とからな
るものである。
【0009】又、本発明の缶処理方法においては、第1
のプレス部と第2のプレス部との間に投入された缶を前
記第1のプレス部及び前記第2のプレス部の底部より上
位に位置する支持板の缶受け部で受ける第1の工程と、
この第1の工程の後、前記第1のプレス部と前記第2の
プレス部との間に投入された缶を圧縮し始めると共に前
記支持板の缶受け部を前記第1のプレス部及び前記第2
のプレス部の底部より下位へ移動する第2の工程と、こ
の第2の工程の後、前記第1のプレス部と前記第2のプ
レス部との間で投入された缶を圧縮すると共に圧縮途中
において前記支持板を前記第1のプレス部及び前記第2
のプレス部の下方から取り除く第3の工程と、この第3
の工程の後、前記第1のプレス部と前記第2のプレス部
との間を離間させて、圧縮された缶を排出する第4の工
程と、この第4の工程の後、前記第1のプレス部と前記
第2のプレス部との間を離間させた状態で、前記支持板
を前記第1のプレス部及び前記第2のプレス部の底部よ
り上位に位置させて投入される缶の受入れを待機する第
5の工程とからなるとからなるものである。
【0010】又、本発明の缶処理方法においては、第1
のプレス部と第2のプレス部との間に投入された缶を前
記第1のプレス部及び前記第2のプレス部の底部より上
位に位置する支持板の缶受け部で受ける第1の工程と、
この第1の工程の後、前記第1のプレス部と前記第2の
プレス部との間に投入された缶を圧縮し始めると共に前
記支持板の缶受け部を前記第1のプレス部及び前記第2
のプレス部の底部より下位へ移動する第2の工程と、こ
の第2の工程の後、前記第1のプレス部と前記第2のプ
レス部との間で投入された缶を圧縮する第3の工程と、
この第3の工程の後、前記第1のプレス部及び前記第2
のプレス部の下方から前記支持板を取り除くと共に前記
第1のプレス部と前記第2のプレス部との間を離間させ
て、圧縮された缶を排出する第4の工程と、この第4の
工程の後、前記第1のプレス部と前記第2のプレス部と
の間を離間させた状態で、前記支持板を前記第1のプレ
ス部及び前記第2のプレス部の底部より上位に位置させ
て投入される缶の受入れを待機する第5の工程とからな
るものである。
【0011】
【作用】上記のように構成された缶処理機においては、
支持板の缶を受ける部位を第1のプレス部及び第2のプ
レス部の底部より上位に位置させて圧縮し、少なくと
も、圧縮時においては、第1のプレス部と第2のプレス
部の底部より下方へ位置させたため、圧縮時、缶の垂直
方向に変形が生じても、該変形部は、第1のプレス部及
び第2のプレス部に当接して圧縮され、第1のプレス部
及び第2のプレス部の底部より突出する量を減らして缶
を圧縮することができるものである。
【0012】又、支持板の缶を受ける部位を第1のプレ
ス部及び第2のプレス部の底部より上位に位置させるこ
とに伴い、支持板が可動側のプレス部後方へ侵入するお
それが生じるが、進退手段の進退に伴い、ガイド部と側
方部とが当接して、支持板を第1のプレス部と第2のプ
レス部の底部より下方へ回動して、支持板が可動側のプ
レス部後方へ侵入するのを防止している。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して、説明す
ると、1は、缶処理機で、缶処理機1は、第1のプレス
部2と第2のプレス部3との間に投入された缶4を挟
み、モータ5の回転運動を直線運動に変換して第2のプ
レス部3を第1のプレス部2に対して、進退自在にして
プレス処理するものである。
【0014】この缶処理機1は、概略的に投入された缶
4をプレスする室に案内するか、非プレスする室に案内
するかを決定するガイド部Aと、プレスする室に案内さ
れた缶4をプレスするプレス部Bとから構成されてい
る。
【0015】ガイド部Aは、軸6を支点として回動自在
に軸支された扉7、投入された缶4の重量を判別する手
段、例えば、投入された缶4を受け止めて缶4の重量が
異常に重い(所定値以上)か否かを判別するストッパ部
8、投入された缶4のストッパを解除する解除部9、選
択的にプレス側の通路B1と非プレス側の通路B2とに
案内するガイド10とからなっている。
【0016】扉7の近傍には、開閉状態を検知するセン
サ11が設けられ、センサ11は、開から閉を検知した場
合、制御装置12へ信号を送る。
【0017】ストッパ部8は、断面L字型のレバー81が
軸13を支点として回動自在に軸支されている。
【0018】そして、バネ14の一端がレバー81に他端が
第1の作動片20に立設した立設片に取り付けられてい
る。
【0019】缶4の重さが所定値以上に達すると、バネ
14が縮み、ストッパ部8が反時計回りに回転し、レバー
81が光電管15の光りを遮断する。
【0020】光電管15の光りが遮断されると、制御装置
12 へ信号が送られる。
【0021】解除部9は、投入された缶4のストッパを
解除するもので、第1のソレノイド16の第1のプランジ
ャ17に第1のアーム18が取り付けられ、第1のアーム18
の他端に、軸19で軸支された第1の作動片20を連結して
いる。
【0022】解除部9とストッパ部8とは、バネ14を介
して一体となっている。
【0023】ガイド10は、選択的にプレス側の通路B1
と非プレス側の通路B2とに案内するもので、例えば、
第2のソレノイド21の第2のプランジャ22に第2のアー
ム23が取り付けられ、第2のアーム23の他端に、軸24で
軸支されたガイド部材25を連結している。
【0024】なお、第1図記載の第1のソレノイド16及
び第2のソレノイド21は、励磁されていない状態(OF
F)を示している。
【0025】一方、プレス部Bは、図2乃至図7に示す
ように、(ガイド10を開として)第1のプレス部2と第
2のプレス部3との間に投入された缶4を挟み、モータ
5の回転運動を直線運動に変換して第2のプレス部3を
第1のプレス部2に対して、進退自在にしてプレス処理
する。
【0026】なお、伸縮自在な弾性部材30は、第2のプ
レス部3の加圧面に加わる力が所定力、例えば、250kg
未満であれば、伝達部材29は、弾性部材30を介して第2
のプレス部3と一体となって移動する。
【0027】又、例えば、可燃ガスが入ったスプレ−缶
が第1のプレス部2と第2のプレス部3との間に投入さ
れた場合には、第2のプレス部3の加圧面に加わる力が
所定力以上に達し、第2のプレス部3は移動せず、弾性
部材30が縮み伝達部材29が移動してモ−タ5の負荷化を
防止している。
【0028】又、プレス部Bの下方には、第1のプレス
部2と第2のプレス部3との間に投入された缶4を受け
止め(図3参照)、少なくとも缶排出時には、後退する
支持板70が設けられ、プレスした缶4は回収箱53に落下
する。
【0029】なお、55は、分別ガイドで、分別ガイド55
により、缶の材質により回収箱(鉄側)53、図示しない
回収箱(アルミ側)へとプレスした缶4を振分けるもの
である。
【0030】支持板70は、図2、図3、図8、及び図9
に示すように、回動自在に蝶板71で軸支されると共にば
ね72で付勢され、支持板70の底部は、スリット73を介し
て缶を受ける部位70a を他の部位70b より上位に位置さ
せると共に他の部位70b の側方を折曲した側方部74を備
えている。
【0031】又、支持板70には、支持板70を進退させる
進退手段80が設けられている。
【0032】進退手段80は、例えば、モータ5の駆動に
より回転するカム81、カム81に当接する第1の連接棒8
2、第1の連接棒82に接続された第2の連接棒83、第2
の連接棒83に接続された第3の連接棒84、第3の連接棒
84に設けられた長穴85に係合する突起86を有して支持板
70に接続された第4の連接棒87とから構成され、第1の
連接棒82の先端は、ばね88によりカム81に当接し、第4
の連接棒87は、支持板70に接続されている。
【0033】なお、第1の連接棒82の先端が、ばね88に
よりカム81に当接するようにしたが、ばね88の代わりに
図10、図11に示すように、第4の連接棒87に一体に取付
けられた取付板87’に設けたばね88’でも良い。89は、
底板89’に設けられた第4の連接棒87のガイドである。
【0034】又、プレス室Cの側方には、ガイド部90が
設けられ、進退手段80の進退に伴い、支持板70の側方部
74に当接して、ばね72に抗して第1のプレス部2と第2
のプレス部3の底部より下方へ回動させ、ガイド部90と
側方部74が当接しないときは、ばね72の付勢により支持
板70の缶を受ける部位70a を第1のプレス部2及び第2
のプレス部3の底部より上位に位置させて圧縮が開始さ
れる。
【0035】従って、まず、扉7から投入された缶4
は、ガイド10を介してプレス側の通路B1に導かれ、図
3に示すように、第1のプレス部2と第2のプレス部3
との間であって第1のプレス部2及び第2のプレス部3
の底部より上位に位置する支持板70の缶を受ける部位70
a で受ける(第1の工程)。
【0036】本実施例の第1の工程においては、図2に
示すように、第1のプレス部2と第2のプレス部3との
間の離間状態は、最大であり、且つ第1の連接棒82の先
端とカム81の谷部とが当接し、支持板70の前進位置も最
大である。
【0037】そして、缶4を支持板70で受けた状態にお
いては、すでに缶4の落下を光電管60が検知しているか
ら、この検知に基づきモ−タ5が駆動し、第2のプレス
部3及びカム81が作動し始める。
【0038】つまり、カム81は、図2記載の矢印方向へ
回転すると共に第2のプレス部3は、第1のプレス部2
に向かって移動して、第1のプレス部2と第2のプレス
部3との間に投入された缶4を圧縮し始めると共に圧縮
された缶4により、支持板70は下方へ押し退けられて、
支持板70の缶を受ける部位70a を第1のプレス部2及び
第2のプレス部3の底部より下方へ移動した後、支持板
70を第1のプレス部2及び第2のプレス部3の下方から
取り除くこととなる第2の工程(第2の工程)。
【0039】本実施例の第2の工程においては、第2の
プレス部3は、第1のプレス部2に向かつて移動すると
共に第1の連接棒82の先端はカム81の谷部から山部に向
かうため、支持板70は、後退し始める(図4、図5参
照)。
【0040】この第2の工程の後、第1のプレス部2と
第2のプレス部3との間で投入された缶4を圧縮する
(第3の工程)。
【0041】この第3の工程の後、図6、図7に示すよ
うに、第1のプレス部2と第2のプレス部3との間を離
間させて、圧縮された缶4を排出する(第4の工程)。
【0042】この第4の工程の後、第1のプレス部2と
第2のプレス部3との間を離間させた状態で、支持板70
の缶の受入れ部を第1のプレス部2及び第2のプレス部
3の底部より上位に位置させて投入される缶の受入れを
待機する(第5の工程)。
【0043】なお、ガイド部90と側方部74を当接させて
いるのは、可動側のプレス部(本実施例では、第2のプ
レス部3)の後方に支持板70が侵入するのを防止するた
めである。
【0044】なお、前述の実施例では、支持板70を圧縮
開始直後後退させるようにしたが、カム81の形状を変え
て、支持板70を圧縮途中から後退させるようにしても良
く、又、缶の圧縮終了後、後退させるように調整しても
良い、要は、圧縮された缶を排出する際、支持板70が第
1のプレス部2及び第2のプレス部3の下方から取り除
かれていれば良い。
【0045】即ち、第1のプレス部と第2のプレス部と
の間に投入された缶を前記第1のプレス部及び前記第2
のプレス部の底部より上位に位置する支持板の缶受け部
で受ける第1の工程と、この第1の工程の後、前記第1
のプレス部と前記第2のプレス部との間に投入された缶
を圧縮し始めると共に前記支持板の缶受け部を前記第1
のプレス部及び前記第2のプレス部の底部より下位へ移
動する第2の工程と、この第2の工程の後、前記第1の
プレス部と前記第2のプレス部との間で投入された缶を
圧縮すると共に圧縮途中において前記支持板を前記第1
のプレス部及び前記第2のプレス部の下方から取り除く
第3の工程と、この第3の工程の後、前記第1のプレス
部と前記第2のプレス部との間を離間させて、圧縮され
た缶を排出する第4の工程と、この第4の工程の後、前
記第1のプレス部と前記第2のプレス部との間を離間さ
せた状態で、前記支持板を前記第1のプレス部及び前記
第2のプレス部の底部より上位に位置させて投入される
缶の受入れを待機する第5の工程とからなる缶処理方法
でも良く。
【0046】又、第1のプレス部と第2のプレス部との
間に投入された缶を前記第1のプレス部及び前記第2の
プレス部の底部より上位に位置する支持板の缶受け部で
受ける第1の工程と、この第1の工程の後、前記第1の
プレス部と前記第2のプレス部との間に投入された缶を
圧縮し始めると共に前記支持板の缶受け部を前記第1の
プレス部及び前記第2のプレス部の底部より下位へ移動
する第2の工程と、この第2の工程の後、前記第1のプ
レス部と前記第2のプレス部との間で投入された缶を圧
縮する第3の工程と、この第3の工程の後、前記第1の
プレス部及び前記第2のプレス部の下方から前記支持板
を取り除くと共に前記第1のプレス部と前記第2のプレ
ス部との間を離間させて、圧縮された缶を排出する第4
の工程と、この第4の工程の後、前記第1のプレス部と
前記第2のプレス部との間を離間させた状態で、前記支
持板を前記第1のプレス部及び前記第2のプレス部の底
部より上位に位置させて投入される缶の受入れを待機す
る第5の工程とからなる缶処理方法でも良い。
【0047】本実施例では、同一モ−タ5により、第2
のプレス部3、カム81を駆動させるため、制御にセンサ
−等がいらず、その制御が簡素化されると共に迅速に処
理される。
【0048】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、構成さ
れているので以下に示すような効果を奏する。
【0049】本発明の缶処理機においては、支持板の缶
を受ける部位を第1のプレス部及び第2のプレス部の底
部より上位に位置させて圧縮したため、圧縮途中におい
て、缶の垂直方向に変形が生じても、該変形部は、第1
のプレス部及び第2のプレス部に当接して圧縮され、第
1のプレス部及び第2のプレス部の底部より突出する量
を減らして缶を圧縮することができ、従来生じていた圧
縮されない部分の量を少なくすることができる。
【0050】又、支持板の缶を受ける部位を第1のプレ
ス部及び第2のプレス部の底部より上位に位置させるこ
とに伴い、支持板が可動側のプレス部の後方へ侵入する
おそれが生じるが、本発明にあっては、進退手段の進退
に伴い、ガイド部と側方部とが当接して、支持板を第1
のプレス部と第2のプレス部の底部より下方へ回動させ
るため、支持板が可動側のプレス部の後方に侵入するの
を防止することができる。
【0051】又、本発明の缶処理方法においては、第1
のプレス部と第2のプレス部との間に投入された缶を前
記第1のプレス部及び前記第2のプレス部の底部より上
位に位置する支持板の缶受け部で受ける第1の工程と、
この第1の工程の後、少なくとも、圧縮された缶を排出
する際、支持板を第1のプレス部2及び第2のプレス部
3の下方から取り除く工程を設けているため、前記同様
従来生じていた圧縮されない缶の部分の量を少なくする
して、圧縮した缶を排出することができる。
【0052】なお、支持板の缶を受ける側を第1のプレ
ス部及び第2のプレス部の底部より上位に位置させる量
を圧縮途中における缶の垂直方向の変形量を考慮して調
節することにより、圧縮されない部分を無くすこともで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す缶処理機の概略的側部
断面図である。
【図2】本発明の要部を示すもので、投入される缶の受
入れを待機する状態の概略的平面図である。
【図3】本発明の要部を示すもので、投入される缶の圧
縮開始前の状態の概略的側部断面図である。
【図4】本発明の要部を示すもので、缶の圧縮終了状態
の概略的平面図である。
【図5】図4の概略的側部断面図である。
【図6】本発明の要部を示すもので、圧縮された缶の排
出状態の概略的平面図である。
【図7】本発明の要部を示すもので、圧縮された缶の排
出状態の概略的側部断面図である。
【図8】ガイド部と側方部との当接状態を示すための、
概略的斜視図である。
【図9】ガイド部と側方部との当接状態を示すための、
概略的斜視図である。
【図10】図2の他の実施例を示すもので、投入される
缶の受入れを待機する状態の概略的平面図である。
【図11】図10の状態で缶が投入され、缶の圧縮開始
前の状態の概略的側部断面図である。
【符号の説明】
1 缶処理機 2 第1のプレス部 3 第2のプレス部 70 支持板 70a 缶を受ける部位 70b 他の部位 74 側方部 80 進退手段 90 ガイド部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持板で投入された缶を受け、第1のプレ
    ス部と第2のプレス部との間で前記缶をプレスする缶処
    理機において、前記支持板は、回動自在に軸支されると
    共にばねで付勢され、その底部は、スリットを介して缶
    を受ける部位を他の部位より上位に位置させると共に前
    記他の部位の側方を折曲した側方部を形成し、前記支持
    板を進退させる進退手段と、この進退手段の進退に伴
    い、前記支持板の側方部に当接して前記ばねに抗して前
    記支持板を前記第1のプレス部と前記第2のプレス部の
    底部より下方へ回動させるためのガイド部とを有し、こ
    のガイド部と前記側方部が当接しないときは、前記ばね
    の付勢により前記支持板の缶を受ける部位を前記第1の
    プレス部及び前記第2のプレス部の底部より上位に位置
    させ、前記ガイド部と前記側方部とが当接するときは、
    前記支持板を前記第1のプレス部と前記第2のプレス部
    の底部より下方へ回動させることを特徴とする缶処理
    機。
  2. 【請求項2】第1のプレス部と第2のプレス部との間に
    投入された缶を前記第1のプレス部及び前記第2のプレ
    ス部の底部より上位に位置する支持板の缶受け部で受け
    る第1の工程と、この第1の工程の後、前記第1のプレ
    ス部と前記第2のプレス部との間に投入された缶を圧縮
    し始めると共に前記支持板の缶受け部を前記第1のプレ
    ス部及び前記第2のプレス部の底部より下位へ移動した
    後、前記支持板を前記第1のプレス部及び前記第2のプ
    レス部の下方から取り除く第2の工程と、この第2の工
    程の後、前記第1のプレス部と前記第2のプレス部との
    間で投入された缶を圧縮する第3の工程と、この第3の
    工程の後、前記第1のプレス部と前記第2のプレス部と
    の間を離間させて、圧縮された缶を排出する第4の工程
    と、この第4の工程の後、前記第1のプレス部と前記第
    2のプレス部との間を離間させた状態で、前記支持板を
    前記第1のプレス部及び前記第2のプレス部の底部より
    上位に位置させて投入される缶の受入れを待機する第5
    の工程とからなることを特徴とする缶処理方法。
  3. 【請求項3】第1のプレス部と第2のプレス部との間に
    投入された缶を前記第1のプレス部及び前記第2のプレ
    ス部の底部より上位に位置する支持板の缶受け部で受け
    る第1の工程と、この第1の工程の後、前記第1のプレ
    ス部と前記第2のプレス部との間に投入された缶を圧縮
    し始めると共に前記支持板の缶受け部を前記第1のプレ
    ス部及び前記第2のプレス部の底部より下位へ移動する
    第2の工程と、この第2の工程の後、前記第1のプレス
    部と前記第2のプレス部との間で投入された缶を圧縮す
    ると共に圧縮途中において前記支持板を前記第1のプレ
    ス部及び前記第2のプレス部の下方から取り除く第3の
    工程と、この第3の工程の後、前記第1のプレス部と前
    記第2のプレス部との間を離間させて、圧縮された缶を
    排出する第4の工程と、この第4の工程の後、前記第1
    のプレス部と前記第2のプレス部との間を離間させた状
    態で、前記支持板を前記第1のプレス部及び前記第2の
    プレス部の底部より上位に位置させて投入される缶の受
    入れを待機する第5の工程とからなることを特徴とする
    缶処理方法。
  4. 【請求項4】第1のプレス部と第2のプレス部との間に
    投入された缶を前記第1のプレス部及び前記第2のプレ
    ス部の底部より上位に位置する支持板の缶受け部で受け
    る第1の工程と、この第1の工程の後、前記第1のプレ
    ス部と前記第2のプレス部との間に投入された缶を圧縮
    し始めると共に前記支持板の缶受け部を前記第1のプレ
    ス部及び前記第2のプレス部の底部より下位へ移動する
    第2の工程と、この第2の工程の後、前記第1のプレス
    部と前記第2のプレス部との間で投入された缶を圧縮す
    る第3の工程と、この第3の工程の後、前記第1のプレ
    ス部及び前記第2のプレス部の下方から前記支持板を取
    り除くと共に前記第1のプレス部と前記第2のプレス部
    との間を離間させて、圧縮された缶を排出する第4の工
    程と、この第4の工程の後、前記第1のプレス部と前記
    第2のプレス部との間を離間させた状態で、前記支持板
    を前記第1のプレス部及び前記第2のプレス部の底部よ
    り上位に位置させて投入される缶の受入れを待機する第
    5の工程とからなることを特徴とする缶処理方法。
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