JPH05123482A - 洗濯機の制動制御方法 - Google Patents

洗濯機の制動制御方法

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JPH05123482A
JPH05123482A JP3291363A JP29136391A JPH05123482A JP H05123482 A JPH05123482 A JP H05123482A JP 3291363 A JP3291363 A JP 3291363A JP 29136391 A JP29136391 A JP 29136391A JP H05123482 A JPH05123482 A JP H05123482A
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政幸 渡久地
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和彦 山上
Masami Yorita
昌美 頼田
Tatsuo Inada
達夫 稲田
Toyozo Kato
豊蔵 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 脱水運転中にブレーキをかけた場合、フタロ
ックを解除するタイミングの安全性を確保し、また安全
な状態になったら直ちにフタロックを解除して使い勝手
をよくする。 【構成】 攪拌翼や洗濯兼脱水槽を回転させるモーター
に、DCブラシレスモーター8を使用し、該DCブラシ
レスモーター8にモーター回転数を検出するエンコーダ
を設け、また、脱水運転中はフタをロックするフタロッ
ク機構42を設けた洗濯機において、前記エンコーダで
検出されるモーター回転数をもとに算出される負荷量の
多少や脱水の設定回転数の大小により、脱水運転中にD
Cブラシレスモーター8にブレーキをかけた後のフタロ
ック解除のタイミングを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗濯機の制動制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、全自動の一槽攪拌式洗濯機は周
知のごとく、外箱内に水受槽を吊支し、この水受槽内
に、中心に攪拌翼を立設し周囲の側壁に脱水孔を穿設し
た洗濯兼脱水槽を配設し、水受槽の下方にモーターを配
設し、このモーターの回転軸を攪拌翼の洗濯軸と洗濯兼
脱水槽の脱水軸とに連結している。
【0003】そして、脱水運転時には攪拌翼と洗濯兼脱
水槽とが一方向に高速で回転するが、かかる高速回転に
よる脱水運転時の安全を確保するため、脱水運転時に
は、洗濯兼脱水槽の上方開口部を蓋で閉塞し、さらにフ
タロック機構により脱水運転中は蓋が開かないようにし
ている。
【0004】ところで、脱水運転中に蓋が無理矢理開か
れたり、一時停止スイッチが押されたり、また、洗濯兼
脱水槽内の洗濯物が片寄ってアンバランススイッチがこ
れを検知したり、停電が発生したような場合は、攪拌
翼、洗濯兼脱水槽をこのまま回転させては危険である。
そこで、このような場合には攪拌翼、洗濯兼脱水槽を回
転させているモーターにブレーキをかけ、攪拌翼及び洗
濯兼脱水槽の回転に一定時間制動を加え、その後、フタ
ロックを解除して蓋を自由に開き洗濯兼脱水槽内の洗濯
物の取出しなどを行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようにフタロック
を解除するに際しては、フタロック解除前にモーターに
ブレーキをかける必要があるがブレーキ停止時間は洗濯
物の量の多少すなわち負荷量や脱水の強弱すなわち洗濯
兼脱水槽の設定回転数により異なるため、フタロックを
解除するタイミングとして従来のような制動開始後、所
定時間を経過した時点とする時間制御による方法では、
所定時間経過後の洗濯兼脱水槽の回転数が負荷量などに
より異なり、回転数が充分に落ちていないにもかかわら
ずフタロックが解除されるおそれもあり安全面に問題が
ある。また、反対に回転数が充分に落ちているにもかか
わらず、フタロックが解除されず、蓋を開けられない
と、次の作業、操作が行えず使い勝手がよくない。
【0006】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、脱水運転中にブレーキ制動が加えられたときのフタ
ロックを解除するタイミングを時間で制御する場合、そ
の安全性が確保でき、使い勝手の向上も図ることのでき
る洗濯機の制動制御方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、攪拌翼や洗濯兼脱水槽を回転させるモーター
にDCブラシレスモーターを使用し、該DCブラシレス
モーターにモーター回転数を検出するエンコーダを設
け、また、脱水運転中はフタをロックするフタロック機
構を設けた洗濯機において、前記エンコーダで検出され
たモーター回転数をもとに算出される負荷量の多少もし
くは脱水の設定回転数により脱水運転中にDCブラシレ
スモーターにブレーキをかけた後のフタロック解除のタ
イミングを決定することを要旨とするものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、脱水運転中に例えば一時停止
スイッチが押されるなどしてモーターにブレーキがかけ
られると、モーター停止までの時間が負荷量や脱水の設
定回転数により左右されることを考慮して、エンコーダ
で検出されるモーター回転数をもとに予め算出した負荷
量の多少や、脱水運転開始前に予め設定した脱水の設定
回転数の高低をもとにして、ブレーキをかけた後にフタ
ロックが解除されるまでの時間が決定される。よって、
負荷量の多少や脱水の設定回転数の高低によりフタロッ
ク解除まで異なる長さの時間が設定されることとなり、
充分に安全な回転数に達したところで直ちにフタロック
が解除される。
【0009】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1〜図3は本発明の洗濯機の制動制御方法
の実施例を示すフローチャート、図3は制御のブロック
図で、まず図4〜図9について本発明方法が実施される
洗濯機の構成を説明する。
【0010】図5,図6は攪拌式の全自動一槽式洗濯機
の一例を示すもので、外箱1内に防振バネ2を備えた吊
棒3等による防振手段を介して水受槽4を吊支する。こ
の該水受槽4の内部に、側壁に脱水孔7を設けた洗濯兼
脱水槽6と、攪拌翼5とを回転自在に配設した。前記水
受槽4の下方には、ローターに永久磁石を配設したU
相、V相、W相をもつ3相のDCブラシレスモーター8
を配設し、ローター軸を前記攪拌翼5の回転軸及び洗濯
兼脱水槽6の回転軸に連結する。
【0011】水受槽4の底部に開口する排水管9に排水
バルブ10を介して排水ホース11を連結するととも
に、循環ポンプ12を介して循環ホース13を連結し、
この循環ホース13を外箱1内で立上げ、先端を洗濯兼
脱水槽6の上方に開口する。図中14は、この循環ホー
ス13の開口端の下方に配設したリントフィルター、1
5は電源コード、16はアース線を示す。外箱1の上面
には上面パネル17と蓋41を設け、上面パネル17の
上面に操作パネル18と表示部19とを設け、また、上
面パネル17の内側にスイッチボックス44を設ける。
【0012】このスイッチボックス44に図11、図1
2に示すようにフタロック機構42としてのフタロック
用のソレノイド45と蓋41の開閉を検知する蓋スイッ
チ38と回動自在なレバー46とを設ける。前記レバー
46はソレノイド45のプランジャー47に係合する切
欠き46aを有する係止片46bと、蓋スイッチ38の
作動子38aを押圧する押圧片46cと、スイッチボッ
クス44外に突出して蓋41に係脱自在に嵌合する嵌合
片46dとを一体的に形成して構成した。
【0013】また、前記DCブラシレスモーター8に、
該モーター8への通電位置を検出するため、モーター8
の永久磁石の磁石位置を検出するためのローター位置検
出器(エンコーダ)28を取付ける。このエンコーダ2
8は図7〜図9に示すように、モーター8のローター軸
と同期して回転し通電位置を検出するためのスリット2
9を設けた反射板30と、該反射板30のスリット29
を検出するためのセンサーを前記反射板30に対向する
取付板32に配設するもので、この取付板32はモータ
ー枠8aに取付けたエンコーダケース28a内にボス立
てにより固定される。
【0014】そして、前記スリット29はローターに取
付けてある永久磁石のN極、S極のいずれか一方に対応
する30度分の円弧状に形成し、磁極位置検出用として
相互に30度分の幅を存して合計6個設けた。また、前
記反射板30の外周に周方向に速度検出用のスリットと
して均等面分割したスリット33aと非スリット33b
を交互に形成した。
【0015】取付板32に設けるセンサーは、前記スリ
ット29と同じ半径の同一円周上に50度の等間隔で3
個のセンサー31a,31b,31cを配設するものと
し、さらに取付板32の外周近くに前記スリット33a
の検出用のセンサー31dを配設する。
【0016】前記センサー31a〜31dは、図10に
示すように発光部としての発光ダイオードと受光部とし
てのホトトランジスタとからなり、該ホトトランジスタ
の通電検出回路34a〜34dを、ツェナーダイオード
とこれによりベース駆動でオンオフするトランジスタで
構成した反射形センサーである。
【0017】図4は、かかる洗濯機における運転制御の
ブロック図で、図中20はマイクロコンピュータなどを
用いる制御装置を示し、該制御装置20の電源回路とし
てDC定電圧回路21が接続される。このDC定電圧回
路21は全波整流回路22を介してAC100V電源2
3に接続される。
【0018】また、AC100V電源23に倍電圧整流
回路24、スイッチング電源回路25が順次接続され、
該スイッチング電源回路25にこれをDC電源とするD
Cブラシレスモーター8がTRM(トランジスタモジュ
ール)駆動回路26を介して接続される。図中27はD
Cブラシレスモーター8に制動を加えるためのブレーキ
回路で、ホトカプラ35とトライアック36で構成され
る。なお、トライアック36に代えてサイリスタを用い
ることも可能である。
【0019】そして、制御装置20の入力ポートに操作
パネル18に設けた洗濯内容などを設定する設定スイッ
チなどのキー入力回路37からの出力と、蓋41の開閉
を検知する蓋スイッチ38からの出力と、洗濯物の片寄
りを検出するアンバランススイッチ39からの出力と、
センサー31a〜31dからの出力とが導入するように
接続され、制御装置20の出力ポートにリレー40、T
RM駆動回路26、ブレーキ回路27、表示部19に設
けた洗濯内容などを表示する表示ランプの表示回路43
とが接続され、前記リレー40にはフタロック機構42
が接続される。
【0020】次に動作を図1のフローチャートについて
説明する。DCブラシレスモーター8に通電され、これ
が回転するとこの回転力が攪拌翼5と洗濯兼脱水槽6に
伝わり、これらが回転して脱水運転が行われる。この
間、図12に示すように蓋41は閉じ、蓋41の先端が
レバー46の嵌合片46dを押し、蓋スイッチ38の作
動子38aが押圧片46cで押されて蓋スイッチ38が
オンし、また、蓋スイッチ38のオンに連動してリレー
40に出力されるソレノイド45に通電されプランジャ
ー47が移動してその先端がレバー46の係止片46b
の切欠き46aに係合してレバー46を係止する。これ
によりレバー46の回動が阻止されフタロックされ、か
かるフタロック機構42の働きで脱水運転中は蓋41は
開けられない。
【0021】また、この脱水運転中のモーター8の回転
数はエンコーダ28で検出されるが、センサー31a〜
31cはそれぞれ50度ずつずれた位置にあるので50
度ずつずれてスリット29の位置を検出し、図13に示
したタイミングにより各センサー31a,31b,31
cの過電検出回路34a,34b,34cから出力して
デジタル化した磁極位置検出信号が制御装置20に入力
される。制御装置20ではこの信号をもとにローターの
磁極位置を判断し、TRM駆動回路26に出力し、ここ
からの出力でトランジスタモジュールによるDCブラシ
レスモーター8の通電を制御する。
【0022】他方、センサー31dではスリット33a
と非スリット33bとが10度毎に交互に位置し、反射
状態と非反射状態とが交互に表われ、センサー31dは
それぞれ反射状態で内部回路のトランジスタがオンし、
非反射状態でオフするこのオン、オフ信号が通電検出回
路34dの入力端子に入力され、ここでのオン、オフ信
号が基準電圧と比較され、図13に示した矩形波の出力
信号が制御装置20に出力するので、制御装置20では
この信号を取込んで回転速度を演算する。
【0023】かかる脱水運転中に切スイッチが押されて
電源がオフしたり、一時停止スイッチが押されたり、洗
濯物の片寄を検知してアンバランススイッチ39がオン
したり、蓋41が無理に開かれて蓋スイッチ38がオフ
したり、あるいは停電が発生したりすると、これらスイ
ッチ等からの出力を受けて制御装置20ではDCブラシ
レスモーター8に制動を加える必要ありと判断する。
【0024】そして、リレー出力をオフし排水弁などの
機能を停止した後(ステップイ)、TRM駆動回路26
に出力しトランジスタモジュール駆動信号をオフし(ス
テップロ)、スイッチング電源回路25からDCブラシ
レスモーター8への電力供給を断つ。
【0025】その後、入力保護のため500msec経
過してから(ステップハ)、制御装置20からブレーキ
回路27のトライアック36に出力してこれをオンし
(ステップニ)、11msecの間だけブレーキ信号を
出力してオフする(ステップホ,ヘ)。DCブラシレス
モーター8では、電源が断たれ惰性で回転し、この回転
により発電しているときにトライアック36をオンする
ことによりモーターコイルを短絡させると、モーター8
に対して制動を加える力が作用しモーター8に電気的に
ブレーキがかかる。
【0026】次に制御装置20ではエンコーダ28で検
出されるモーター回転数をもとに算出される負荷量デー
タを取込む(ステップト)。この負荷量の算出方法とし
ては、例えば洗濯を開始する前の段階で洗濯兼脱水槽6
に洗濯物だけを投入し、水を入れない状態でDCブラシ
レスモーター8に通電する。そして、図14に示すよう
に予め設定してある回転数、例えば250r/mまで回
転数を上げ、この回転数で洗濯兼脱水槽6を所定時間回
転する。
【0027】その後、DCブラシレスモーター8に電気
的に制動を加え、洗濯兼脱水槽6にブレーキをかけ、回
転数が所定回転数例えば200r/mまで下がり、0.
5秒経過したところでエンコーダ28から出力されるパ
ルス数を制御装置20で所定時間例えば3秒間積算す
る。そしてこのパルス数の積算値により負荷量を判定す
る。
【0028】この場合、洗濯物の量が多いほど洗濯兼脱
水槽6に慣性による回転力が大きく作用するので洗濯兼
脱水槽6に停止しにくくなり、パルス数が多くなる。よ
ってパルス数の積算値が多いほど負荷量が大と判断され
る。
【0029】以上のようにして予め算出されている負荷
量Aを取出し、この負荷量Aを基準値N1 と比較し、当
該負荷量Aが基準値N1 よりも大きいか等しければ(ス
テップチ)、負荷量Aは大であると判断して、DCブラ
シレスモーター8が停止するまでには長い時間を要する
ものとしてフタロック解除までの時間を例えば10秒間
と設定する(ステップリ)。
【0030】他方、負荷量Aが基準値N1 よりも小さけ
れば(ステップチ)、負荷量Aは小であると判断して、
DCブラシレスモーター8は短時間で停止するものとし
てフタロック解除までの時間を例えば5秒間に設定する
(ステップヌ)。
【0031】そして、10秒あるいは5秒に設定された
フタロック解除までの時間が経過したならば(ステップ
ル)、洗濯兼脱水槽6の回転数が蓋41を開けても安全
な回転数に達しているものとして、制御装置20からフ
タロック機構42のリレー40に出力し、リレー40を
オフする。これによりソレノイド45への通電が断たれ
ソレノイド45が係止片46bの切欠き45aから離脱
してフタロックが解除される(ステップヲ)。
【0032】前記第1実施例はフタロック解除のタイミ
ングを負荷量の大小により設定したが、これに限定され
るものではなく、第2実施例として図2に示すように脱
水の設定回転数により設定してもよい。この場合は第1
実施例と同様にDCブラシレスモーター8に電気的に制
動が加えられた後(ステップイ〜ヘ)、脱水の設定回転
数データBを取込む(ステップワ)。この脱水の設定回
転数は、洗濯を開始する前に脱水の強弱として例えば5
段階の中から使用者が洗濯物の量、すなわち負荷量に応
じて予め選択し設定しておいたものである。
【0033】制御装置20はこの設定回転数Bを基準値
2 と比較し、設定回転数Bが基準値N2 よりも大きい
か等しければ(ステップカ)、負荷量が大であると判断
して、フタロック解除までの時間を10秒間と設定する
(ステップリ)。
【0034】他方、設定回転数Bが基準値N2 よりも小
さければ(ステップカ)、負荷量が小であると判断し
て、フタロック解除までの時間を5秒間に設定する(ス
テップヌ)。そして、これらフタロック解除までの設定
時間が経過すれば、第1実施例と同様にフタロックが解
除される(ステップル,ヲ)。
【0035】図3のフローチャートは、第3実施例を示
すもので、フタロック解除のタイミングを脱水の設定回
転数と、運転開始時に判定した負荷量との両方のデータ
を組合わせこれをもとにして設定するもので、第1、第
2実施例と同様、DCブラシレスモーター8に電気的に
制動が加えられた後(ステップイ〜ヘ)、脱水の設定回
転数データBと負荷量データAとを取込む(ステップ
ヨ,タ)。
【0036】そして、まず負荷量Aを基準値N1 と比較
して、負荷量Aが基準値N1 よりも小さければ(ステッ
プレ)、負荷量は小であると判断してフタロック解除ま
での時間を5秒間に設定する(ステップヌ)。これに対
し、負荷量Aが基準値N1 よりも大きいか等しいときは
(ステップレ)、負荷量が大であると判断した上でさら
に設定回転数Bを基準値N2と比較する。その結果、設
定回転数Bが基準値N2 よりも小さければ(ステップ
ソ)、回転数は小であるとしてフタロック解除までの時
間を短い方の5秒間に設定する(ステップヌ)。これに
対し、設定回転数Bが基準値N2 よりも大きいか等しい
ときは(ステップソ)、回転数が大であると判断してフ
タロック解除までの時間を10秒間に設定する(ステッ
プリ)。以後、フタロック解除までの時間が経過すれば
フタロックが解除される(ステップル,ヲ)。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように本発明の洗濯機の制動
制御方法は、脱水運転中にブレーキをかけたときにフタ
ロックを解除するタイミングを時間で制御する場合、負
荷量や脱水の設定回転数によって時間を可変とし負荷量
などに見合う時間を設定するようにしたので、安全が充
分に確保された状態で蓋を開くことができ、また安全な
状態になれば直ちに蓋を開けられるので使い勝手もよい
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗濯機の制動制御方法の第1実施例の
動作を示すフローチャートである。
【図2】本発明の洗濯機の制動制御方法の第2実施例の
動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の洗濯機の制動制御方法の第3実施例の
動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の洗濯機の制動制御方法の制御ブロック
図である。
【図5】本発明方法が実施される洗濯機の斜視図であ
る。
【図6】本発明方法が実施される洗濯機の縦断側面図で
ある。
【図7】本発明方法が実施される洗濯機のエンコーダの
一部切欠いた正面図である。
【図8】本発明方法が実施される洗濯機のエンコーダの
反射板の平面図である。
【図9】本発明方法が実施される洗濯機のエンコーダの
取付板の斜視図である。
【図10】センサーの構成回路図である。
【図11】フタロック機構の解除状態の縦断側面図であ
る。
【図12】フタロック機構の作動状態の縦断側面図であ
る。
【図13】センサーの通電検出回路の出力信号のタイミ
ング図である。
【図14】負荷量判定時のパルス数の変化を示すグラフ
である。
【符号の説明】
1…外箱 2…防振バネ 3…吊棒 4…水受槽 5…攪拌翼 6…洗濯兼脱水槽 7…脱水孔 8…DCブラシレスモーター 8a…モーター枠 9…排水管 10…排水バルブ 11…排水ホース 12…循環ポンプ 13…循環ホース 14…リントフィルター 15…電源コード 16…アース線 17…上面パネル 18…操作パネル 19…表示部 20…制御装置 21…DC定電圧回路 22…全波整流回路 23…AC100V電源 24…倍電圧整流回路 25…スイッチング電源回路 26…TRM駆動回路 27…ブレーキ回路 28…エンコーダ 28a…エンコーダケース 29…スリット 30…反射板 31a,31b,31c,31d…センサー 32…取付板 33a…スリット 33b…非スリット 34a〜34d…通電検出回路 35…ホトカプラ 36…トライアック 37…キー入力回路 38…フタスイッチ 38a…作動子 39…アンバランススイッチ 40…リレー 41…蓋 42…フタロック機構 43…表示回路 44…スイッチボックス 45…ソレノイド 46…レバー 46a…切欠き 46b…係止片 46c…押圧片 46d…嵌合片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山上 和彦 千葉県船橋市山手1丁目1番1号 日本建 鐵株式会社船橋製作所内 (72)発明者 頼田 昌美 千葉県船橋市山手1丁目1番1号 日本建 鐵株式会社船橋製作所内 (72)発明者 稲田 達夫 千葉県船橋市山手1丁目1番1号 日本建 鐵株式会社船橋製作所内 (72)発明者 加藤 豊蔵 千葉県船橋市山手1丁目1番1号 日本建 鐵株式会社船橋製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 攪拌翼や洗濯兼脱水槽を回転させるモー
    ターにDCブラシレスモーターを使用し、該DCブラシ
    レスモーターにモーター回転数を検出するエンコーダを
    設け、また、脱水運転中はフタをロックするフタロック
    機構を設けた洗濯機において、前記エンコーダで検出さ
    れたモーター回転数をもとに算出される負荷量の多少に
    より脱水運転中にDCブラシレスモーターにブレーキを
    かけた後のフタロック解除のタイミングを決定すること
    を特徴とする洗濯機の制動制御方法。
  2. 【請求項2】 攪拌翼や洗濯兼脱水槽を回転させるモー
    ターにDCブラシレスモーターを使用し、脱水運転中は
    フタをロックするフタロック機構を設けた洗濯機におい
    て、脱水の設定回転数の高低により、脱水運転中にDC
    ブラシレスモーターにブレーキをかけた後のフタロック
    解除のタイミングを決定することを特徴とする洗濯機の
    制動制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100373764C (zh) * 1999-07-21 2008-03-05 Lg电子株式会社 用于制动洗衣机的方法与装置
WO2022137614A1 (ja) * 2020-12-24 2022-06-30 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ 駆動装置、駆動方法およびプログラム

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WO2022137614A1 (ja) * 2020-12-24 2022-06-30 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ 駆動装置、駆動方法およびプログラム

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