JPH05123338A - 眼内照明装置 - Google Patents

眼内照明装置

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JPH05123338A
JPH05123338A JP3313300A JP31330091A JPH05123338A JP H05123338 A JPH05123338 A JP H05123338A JP 3313300 A JP3313300 A JP 3313300A JP 31330091 A JP31330091 A JP 31330091A JP H05123338 A JPH05123338 A JP H05123338A
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Yasuo Tano
保雄 田野
Yasuo Ota
康夫 太田
Tokio Ueno
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 眼内、特に硝子体の様子を簡単かつ鮮明に写
真撮影することのできる眼内照明装置を提供する。 【構成】 照明用光源からの光を導光用ファイバに導
き、該導光用ファイバに接続された手術用プロ−ブの先
端から出射させて眼内を照明する眼内照明装置におい
て、前記照明用光源のほかにフラッシュランプを設け、
該フラッシュランプからの光も前記導光用ファイバに導
き、前記手術用プロ−ブの先端から出射させることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は眼内照明装置に係り、特
に硝子体手術等における眼内の写真撮影に用いて好適な
眼内照明装置に係る。
【0002】
【従来の技術】硝子体手術等においては、手術顕微鏡を
用い角膜上に眼球の屈折力をなくすためのコンタクトレ
ンズを装着し、眼内を観察する。しかし、手術顕微鏡付
属の照明では眼内の観察に必要な光量が得られないた
め、通常の硝子体手術では別の眼内照明装置を設け、眼
内の観察を可能としている。現在のところこの照明装置
は光源にハロゲンランプ等を用い、ファイバによって導
光された照明光を眼内に挿入されたプロ−ブ先端から出
射して照明している。一方、硝子体手術に代表される眼
内の手術は、非常に高度な熟練を要するので、この手術
を普及させるには、眼内の様子をはっきり写し出す写真
等が極めて重要な役割を果たす。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の照明で
は、硝子体手術のとき眼内の様子を写真撮影するには光
量が不足して容易ではない。また、露光の決定も非常に
難しい。現状では硝子体手術の様子は高感度のビデオカ
メラ等を使って撮影しているが、良い写真は得られてい
ない。ゆえに、論文や解説書ではイラストが使われてい
る状態である。
【0004】本発明は、上記欠点に鑑み案出されたもの
で、眼内の様子を簡単かつ鮮明に写真撮影することので
きる眼内照明装置を提供することを技術課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下の特徴を有する。すなわち、 (1) 照明用光源からの光を導光用ファイバに導き、
該導光用ファイバに接続された手術用プロ−ブの先端か
ら出射させて眼内を照明する眼内照明装置において、前
記照明用光源のほかにフラッシュランプを設け、該フラ
ッシュランプからの光も前記導光用ファイバに導き、前
記手術用プロ−ブの先端から出射させることを特徴とす
る。
【0006】(2) (1)のフラッシュランプは観察
光学系または撮影光学系の検出部からの露光量の信号に
より発光時間を制御されることを特徴とする。
【0007】(3) (1)のフラッシュランプは観察
光学系または撮影光学系の検出部からの反射光の信号に
より光量を制御されることを特徴とする。
【0008】(4) (2)または(3)の検出部は手
術眼からの反射光量を検出する受光素子であることを特
徴とする。
【0009】(5) (1)のフラッシュランプはクセ
ノンフラッシュランプであることを特徴とする。
【0010】(6) (1)の照明用光源はハロゲンラ
ンプであることを特徴とする。
【0011】
【実施例1】以下に、本発明の実施例を図に基づいて説
明する。本実施例の装置は大きく眼内照明装置と手術顕
微鏡とに分けることができる。図1は眼内照明装置の外
観図、図2は光学系配置図である。
【0012】図1において、1はランプハウスであり、
ランプスタンド2に支承されている。3は導光用ファイ
バ4を光軸に一致させるようにランプハウス1に連繋さ
せるためのコネクタである。5は光を出力するためのプ
ロ−ブである。6は本装置を制御する制御部である。
【0013】図2において照明用光源であるハロゲンラ
ンプ11はランプハウス1内に固定されている。このハ
ロゲンランプ11から出力された光はやはりランプハウ
ス1に固定されたミラ−12によって反射し光軸の前方
に固定されたクセノンフラッシュランプ13の位置に収
束する。クセノンフラッシュランプ13から出力される
フラッシュ光とハロゲンランプ11からの光はクセノン
フラッシュランプ13と導光用ファイバ4の端面とを共
役にするレンズ14を通って導光用ファイバ4の端面に
収束する。
【0014】図3は観察系及び撮影系からなる手術顕微
鏡の光学系配置略図である。図3においてEは術眼であ
り、20は術眼からの反射光を平行光束にする対物レン
ズ、21は結像レンズである。22は光路を変えるプリ
ズム、23は視野絞り、24は接眼レンズである。25
は光路を分割するビ−ムスプリッタ、26は撮影用カメ
ラである。20〜25はそれぞれ右眼用と左眼用に一対
設けられカメラ26も2機設けることができる。また、
27はビ−ムスプリッタ、28は結像レンズ、29は反
射光量検出用の受光素子であり、カメラ26の台数によ
り一対設けることもできる。観察部位と受光素子29が
共役となるよう光学系が配置されている。ビ−ムスプリ
ッタ27は必ずしも図3の位置に限らず反射光学系内で
あれば適宜配置することができる。
【0015】次に、上記のような装置の動作について簡
単に説明する。先ず、制御部6のスイッチを操作してハ
ロゲンランプ11を点灯、調整する。ハロゲンランプ1
1から出力された光はクセノンフラッシュランプ13の
位置で一度収束した後発散して、レンズ14を通り導光
用ファイバ4の端面に再び収束する。このハロゲンラン
プ光は導光用ファイバ4を通って術眼内に挿入されたプ
ロ−ブ5の先端に達し、眼内を照明する。この照明光の
調整は制御部6で調節する。眼内で反射した反射光は対
物レンズ20、ビ−ムスプリッタ27、25、結像レン
ズ21を通り、プリズム22で光路を変え、接眼レンズ
24を通して作業者に観察される。また反射光の一部は
ビ−ムスプリッタ25により反射し、カメラ26の光学
系に進む。尚、ビ−ムスプリッタ27においても光の一
部が反射し、受光素子29で受光され後述する露光量の
調整に用いられる。また、クセノンフラッシュランプ1
3も発光するとレンズ14からハロゲンランプ光と同じ
経路を辿り眼内を照明する。反射光の手術顕微鏡内での
進み方も同様である。
【0016】次に、上記のような装置における写真撮影
について露光量の調整方法を中心に説明する。まず、プ
ロ−ブ5の先端を術眼の強膜から眼内に挿入する。制御
部6のスイッチによりハロゲンランプ11を点灯する。
撮影者は手術顕微鏡で眼内を観察してカメラ26による
撮影部位を定める。撮影部位を定めると、カメラ26の
絞り等を合わせた後、シャッタ30を押す。シャッタ3
0が押されるとその信号を制御部6内のマイクロコンピ
ュ−タ31に送り、ランプドライバ32を介してクセノ
ンフラッシュランプ13を発光させる。そして、受光素
子29がビ−ムスプリッタ27により分岐された反射光
を受光する。受光素子29の信号はA/D変換器33を
介してマイクロコンピュ−タ31に送られる。マイクロ
コンピュ−タ31は受光素子29からの信号を積算し、
カメラが適正な露光量になったことを検知すると、ラン
プドライバ32に信号を送りクセノンフラッシュランプ
13の発光を停止する(図4参照)。
【0017】上記のような露光量の制御はフラッシュ光
を直接検出するものであるが、以下のような方法も採用
できる。上記のように手術時と同様な準備をして制御部
6のスイッチによりハロゲンランプ11を点灯する。そ
して観察用の反射光の光量を受光素子29にて検出す
る。この検出された信号はA/D変換器33を介してマ
イクロコンピュ−タ31に送られ、あらかじめ記憶され
たハロゲン光とクセノン光の特性を補正した演算デ−タ
により、適正露光量が算出される。この結果の基にクセ
ノンフラッシュランプ13の光量、及び、絞りの大きさ
が決定される。マイクロコンピュ−タ31がランプドラ
イバ32を介してクセノンフラッシュランプ13の光
量、及び、絞り用ドライバ34を介して絞り35を制御
した後、シャッタ30を押せば適正露光量の鮮明な写真
が得られる(図5参照)。
【0018】
【実施例2】次に、本発明の第2の実施例を図6に基づ
いて説明する。図6は照明光の経路にフラッシュ光の経
路を接続するアダプタ部分を示す光学系配置図である。
40はハロゲンランプ光源からの光を集光して導いた照
明用導光ファイバであり、ファイバ40の端面から出射
した光はコリメ−ティングレンズ41により平行光とな
る。集光レンズ42はコリメ−ティングレンズ41から
の平行光をファイバ43の端面に収束させる。ファイバ
43の端面に入射した光は他端に接続された図示しない
プロ−ブの先端から出射される。44はクセノンフラッ
シュランプ用の導光ファイバであり、45はフラッシュ
光を平行光にするコリメ−ティングレンズである。46
はハ−フミラ−であり、このハ−フミラ−46で反射し
たフラッシュ光とハ−フミラ−46を透過した照明光は
合成される。上記のような構成をもつ眼内照明装置も写
真撮影の方法は実施例1と同様であるので説明は省略す
る。実施例2のような構成にすれば構成はやや複雑にな
るものの、既存の照明装置が利用できる利点がある。ま
た、アダプタ部にクセノンフラッシュランプ用の導光フ
ァイバ44を接続せず、直接クセノンランプを設けるも
のであっても良い。
【0019】以上の実施例においては照明光とフラッシ
ュ光がほぼ同軸になってファイバに入光する場合につい
て説明したが、非同軸の状態でファイバに入光するもの
であっても良く、これらの変容も本発明に含まれるもの
であることはいうまでもない。
【0020】
【発明の効果】本発明の眼内照明装置によれば、眼内、
特に硝子体の様子を簡単かつ鮮明に写真撮影することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】眼内照明装置の外観図である。
【図2】眼内照明装置の光学系配置図である。
【図3】手術顕微鏡の光学系配置略図である。
【図4】クセノンフラッシュランプの制御を示すブロッ
ク図である。
【図5】クセノンフラッシュランプの別の制御方法を示
すブロック図である。
【図6】実施例2の眼内照明装置のアダプタ部分を示す
光学系配置図である。
【符号の説明】
4 導光用ファイバ 11 ハロゲンランプ 12 ミラ− 13 クセノンフラッシュランプ 14 レンズ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明用光源からの光を導光用ファイバに
    導き、該導光用ファイバに接続された手術用プロ−ブの
    先端から出射させて眼内を照明する眼内照明装置におい
    て、前記照明用光源のほかにフラッシュランプを設け、
    該フラッシュランプからの光も前記導光用ファイバに導
    き、前記手術用プロ−ブの先端から出射させることを特
    徴とする眼内照明装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のフラッシュランプは観察光学
    系または撮影光学系の検出部からの露光量の信号により
    発光時間を制御されることを特徴とする眼内照明装置。
  3. 【請求項3】 請求項1のフラッシュランプは観察光学
    系または撮影光学系の検出部からの反射光の信号により
    光量を制御されることを特徴とする眼内照明装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3の検出部は手術眼
    からの反射光量を検出する受光素子であることを特徴と
    する眼内照明装置。
  5. 【請求項5】 請求項1のフラッシュランプはクセノン
    フラッシュランプであることを特徴とする眼内照明装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1の照明用光源はハロゲンランプ
    であることを特徴とする眼内照明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006522653A (ja) * 2003-04-08 2006-10-05 メディベル・メディカル・ビジョン・テクノロジーズ・リミテッド 強膜経由の眼の照明方法及びシステム
GB2425186A (en) * 2006-05-16 2006-10-18 Litechnica Ltd Flash generation and synchronisation for slit lamp microscope

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