JPH0512309A - 商品売上状況表示方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】商品供給部７より、回転式商品棚１上に底面に
バーコードシールの付いた商品を乗せて識別部５を通過
させ、商品需要部６にてその商品を取りだしお客に提供
する。 【効果】需要の多い商品と少ない商品の比率に合ったよ
うに商品供給数量を表示することができ、一定時間中に
どの商品が何個売れたかを即座に知ることができ、ま
た、お客の商品棚への返品行為や不正行為も表示でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は商品の売上状況表示方式
に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、スーパーや回転ずしチェーンで
は、商品を入荷したり出荷したりする時などにコンピュ
ータ処理を行っていて、営業時間帯での商品棚に何個商
品があるのか、ある商品がどのくらい棚に置かれている
のか等の情報は、棚卸操作や商品の売り上げ時にレジで
のコンピュータ入力で処理していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】回転ずし等のシステム
では、目視で商品棚の商品視察をしたりレジにて売上情
報を記録しているが、現在お客の要求している物や何が
棚に不足しているかわかりにくいという欠点がある。

【０００４】本発明による商品売上状況表示方式におい
ては、棚に出ている商品情報を更新し検索し、判断プロ
グラムによって商品の売行き状態や補充数量を表示した
り、個々の商品情報を表示することを目的としている。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明の商品売上状況表
示方式は、商品棚に展示中の商品情報を読み取り、一定
時間内の商品情報の変動を認識し、前記変動から売上状
況を計算して最新売上状況に基ずく商品補充数量を計算
して表示し、商品の新鮮度を表示し、商品棚への返品お
よび不正行為も表示するようにして構成される。

【０００６】

【実施例】次に本発明について図面を参照して詳細に説
明する。

【０００７】図１は本発明の一実施例を示す説明図であ
る。同図において商品売上状況表示方式は、回転式商品
棚１，商品２，表示部３，計算部４，識別部５，商品需
要部６，商品供給部７を有する。

【０００８】商品供給部７より、回転式商品棚１上に底
面にバーコードシールの付いた商品を乗せて識別部５を
通過させ、商品需要部６にてその商品を取りだしお客に
提供する。

【０００９】まず、目標設定商品について、それが識別
部５を通過し１周する間に、商品２が何個通過したかを
計算する。例えば、棚に５０個の商品が乗るものとする
と、Ａ商品が識別部５を３０回通過し，Ｂ商品が１５
回，Ｃ商品が５回通過したとき、これを商品出品状況表
として図２のように表すと目標設定商品が１周する間に
商品が何個出品されているかがわがる。また、それが識
別部５を通過した時間を計算部４に記憶させておき、一
定時間後に識別部５を通過しなければ商品は売れたもの
と見なす。そして１週する間に、Ａ商品が１２個，Ｂ商
品が１０個，Ｃ商品が３個になったとすると、売行きは
Ａ商品が１８個，Ｂ商品が５個，Ｃ商品が２個となる。
このようにして最新売行き状況が即座にわかる（図３参
照）。

【００１０】また、回転式商品棚１上の商品数比が売行
き状況の１８：５：２になるような商品補充数を計算し
表示する。この場合補充数としては、図４の様に、Ａ商
品は２４個，Ｂ商品は０個，Ｃ商品は１個が表示される
ので店員はこれらの商品を回転棚上に乗せれば良い。

【００１１】そして、売上状況は累積されて、１日分の
売行き状況が表示されたり（図５参照）、グラフにされ
る（図６参照）。

【００１２】また、システム管理商品の内、識別部５を
一定時間の間に通過しないものがあれば、その商品が品
切れである事も即座に表示でき（図７参照）、商品棚上
にある商品を１個置く様にすれば古い商品から売上げて
いく事も可能である。

【００１３】本実施例においては、バーコードとして商
品名を一意に印刷するようにしたが図８のように全ての
商品が一意になるように商品ごとに連番を付けたバーコ
ード構成とすることもできる。この場合には、ある商品
が初めて識別部５を通過した時間を記録しておき、商品
が何周かする間に再び識別部５を通過したとすると、商
品が商品棚に乗っている時間を計る事ができ、商品の新
鮮度がわかる。

【００１４】また、一度商品棚からお客の手に渡ったも
のは、コンピュータメモリ上に販売済みと記録され、こ
の商品が再度識別部５を通過した場合は一旦客の手に渡
り返品されたものと判断でき、表示部３に表示できる。

【００１５】さらに店で管理していないバーコード付き
商品が識別部５を通過すると、計算部４でこの商品が不
正商品と判断し表示部３に表示できる。

【００１６】

【発明の効果】以上に説明したように本発明は、需要の
多い商品と少ない商品の比率に合ったように商品供給数
量を表示することができ、一定時間中にどの商品が何個
売れたかを即座に知ることができ、また、お客の商品棚
への返品行為や不正行為も表示できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示す説明図。

【図２】商品出品状況の例を示す説明図。

【図３】商品売上状況の例を示す説明図。

【図４】最適補充数の例を示す説明図。

【図５】累積売上状況の例を示す説明図。

【図６】図５をグラフ化した例を示す説明図。

【図７】商品品切状況の例を示す説明図。

【図８】バーコードデータの例を示す説明図。

【符号の説明】

１ 回転式商品提供棚 ２ 商品 ３ 表示部 ４ 計算部 ５ 識別部 ６ 商品需要部 ７ 商品供給部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【請求項１】 商品棚に展示中の商品情報を読み取り、
   一定時間内の商品情報の変動を認識し、前記変動から売
   上状況を計算して最新売上状況に基ずく商品補充数量を
   計算して表示し、商品の新鮮度を表示し、商品棚への返
   品および不正行為も表示することを特徴とする商品売上
   状況表示方式。