JP2002245310A - 商品管理システム - Google Patents
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- G06Q10/08—Logistics, e.g. warehousing, loading or distribution; Inventory or stock management
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q10/00—Administration; Management
- G06Q10/08—Logistics, e.g. warehousing, loading or distribution; Inventory or stock management
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 店舗に隣接した倉庫からの払い出しと実際の
販売との区分が付けられないために実質的販売数、ない
しは補充すべき数量が曖昧になっていたが、この数量管
理を明確にする商品管理システムを提供すること。 【解決手段】 商品数量情報の保管手段１と、この商品
数量情報の更新手段２と、この商品数量情報の履歴保管
手段３と、この商品数量情報および商品数量情報履歴の
提供手段４とにより構成されている。
販売との区分が付けられないために実質的販売数、ない
しは補充すべき数量が曖昧になっていたが、この数量管
理を明確にする商品管理システムを提供すること。 【解決手段】 商品数量情報の保管手段１と、この商品
数量情報の更新手段２と、この商品数量情報の履歴保管
手段３と、この商品数量情報および商品数量情報履歴の
提供手段４とにより構成されている。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、服飾衣料、靴、
鞄、財布、雑貨等ファッション性が高く、販売期間が短
い商品の販売数量を時間管理することにより、販売価
格、店舗在庫、および、商品補充管理を円滑に行い、商
品欠品を防止し、商品販売機会を増大する商品管理シス
テム、ないしはコンピュータ上に設定された仮想店舗に
おける大量製品販売におけるオークション運営に好適な
商品管理システムに関する。
鞄、財布、雑貨等ファッション性が高く、販売期間が短
い商品の販売数量を時間管理することにより、販売価
格、店舗在庫、および、商品補充管理を円滑に行い、商
品欠品を防止し、商品販売機会を増大する商品管理シス
テム、ないしはコンピュータ上に設定された仮想店舗に
おける大量製品販売におけるオークション運営に好適な
商品管理システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】服飾衣料、靴、鞄、財布、雑貨等の販売
においては各種商品を取り揃え、美的に展示することが
商品販売機会の増大に繋がる。
においては各種商品を取り揃え、美的に展示することが
商品販売機会の増大に繋がる。
【０００３】一方、各製品は、サイズ、色等多くの区分
に分かれ、各顧客に対しては最も好みに相応しい商品を
提供することが要求されるため、多くの商品在庫を保有
する必要がある。
に分かれ、各顧客に対しては最も好みに相応しい商品を
提供することが要求されるため、多くの商品在庫を保有
する必要がある。
【０００４】しかし、多量の商品在庫は美的展示を阻害
するものであり、よって、これらの商品在庫の多くは倉
庫に保管されるのが一般的である。
するものであり、よって、これらの商品在庫の多くは倉
庫に保管されるのが一般的である。
【０００５】また、ファッション性の高い商品の販売期
間は短期に限られ、顧客欲求の満足の点からも即時に所
要商品を提供することが必要となるため、商品在庫保管
倉庫は店舗内、ないしは店舗に隣接し設置され、複数の
店員がこれらの商品を顧客要求に応じ出し入れするの
で、その出納管理は煩雑となる。
間は短期に限られ、顧客欲求の満足の点からも即時に所
要商品を提供することが必要となるため、商品在庫保管
倉庫は店舗内、ないしは店舗に隣接し設置され、複数の
店員がこれらの商品を顧客要求に応じ出し入れするの
で、その出納管理は煩雑となる。
【０００６】一方、品切れとなれば商品販売機会を損ね
ることになるので、商品在庫は常に適切に補充されなけ
ればならず、店舗にとって在庫管理は重要かつ、負担の
重い課題となっており、販売数、ないしは倉庫出納数の
計数による在庫管理が提案されている。
ることになるので、商品在庫は常に適切に補充されなけ
ればならず、店舗にとって在庫管理は重要かつ、負担の
重い課題となっており、販売数、ないしは倉庫出納数の
計数による在庫管理が提案されている。
【０００７】図６に示す従来の商品管理システムにおい
ては、商品数量情報の保管手段１、商品数量情報の更新
手段２、商品数量情報の提供手段５とを有し、商品数量
情報の保管手段１は各商品の販売数ｎを保管し、商品数
量情報の更新手段２は、商品が販売される毎に商品数量
情報の保管手段１に保管される当該商品の販売数ｎを一
つづつ繰り上げて、これを計数し、商品数量情報の提供
手段５は、商品数量情報の保管手段１に保管される各製
品の販売数ｎを提供している。
ては、商品数量情報の保管手段１、商品数量情報の更新
手段２、商品数量情報の提供手段５とを有し、商品数量
情報の保管手段１は各商品の販売数ｎを保管し、商品数
量情報の更新手段２は、商品が販売される毎に商品数量
情報の保管手段１に保管される当該商品の販売数ｎを一
つづつ繰り上げて、これを計数し、商品数量情報の提供
手段５は、商品数量情報の保管手段１に保管される各製
品の販売数ｎを提供している。
【０００８】このように構成された従来の商品管理シス
テムにおいては、商品数量情報の提供手段５の提供する
販売数ｎに相当する商品を補充することで所要在庫の確
保が行われる。
テムにおいては、商品数量情報の提供手段５の提供する
販売数ｎに相当する商品を補充することで所要在庫の確
保が行われる。
【０００９】図７に示す他の従来の商品管理システムに
おいては、商品数量情報の保管手段１、商品数量情報の
更新手段２、商品数量情報の提供手段５とを有し、商品
数量情報の保管手段１は、各商品の在庫数ｎを保管し、
商品数量情報の更新手段２は、商品が補充ないし出庫さ
れる毎にその増減数量△ｎを商品数量情報の保管手段１
に保管される当該商品の在庫数ｎに加減することで更新
し、商品数量情報の提供手段５は、商品数量情報の保管
手段１に保管される各製品の在庫数ｎを提供している。
おいては、商品数量情報の保管手段１、商品数量情報の
更新手段２、商品数量情報の提供手段５とを有し、商品
数量情報の保管手段１は、各商品の在庫数ｎを保管し、
商品数量情報の更新手段２は、商品が補充ないし出庫さ
れる毎にその増減数量△ｎを商品数量情報の保管手段１
に保管される当該商品の在庫数ｎに加減することで更新
し、商品数量情報の提供手段５は、商品数量情報の保管
手段１に保管される各製品の在庫数ｎを提供している。
【００１０】このように構成された従来の商品管理シス
テムにおいては、商品数量情報の提供手段５の提供する
在庫数ｎが０を含む一定値に達したときに所要在庫数を
確保するだけの商品を補充することで所要在庫の確保が
行われる。
テムにおいては、商品数量情報の提供手段５の提供する
在庫数ｎが０を含む一定値に達したときに所要在庫数を
確保するだけの商品を補充することで所要在庫の確保が
行われる。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図６、図７に
示す従来の商品管理システムは、第一に、在庫数が過剰
になるか、ないしは欠品を生じる欠点を有している。
示す従来の商品管理システムは、第一に、在庫数が過剰
になるか、ないしは欠品を生じる欠点を有している。
【００１２】在庫の補充は、補充の決定より、商品の手
配、配送等により一定時間の遅れを持って行われる。
配、配送等により一定時間の遅れを持って行われる。
【００１３】よって、最適な補充数は、補充の決定より
補充が行われるまでの期間に消化ないし販売される商品
の数に相当する。
補充が行われるまでの期間に消化ないし販売される商品
の数に相当する。
【００１４】すなわち、補充決定後、消化が進み、在庫
が０となると同時に補充が行われるのが理想的である。
が０となると同時に補充が行われるのが理想的である。
【００１５】しかし、図６に示す従来の商品管理システ
ムにおいては、販売数に応じた補充を行うことになり、
補充時点では常に所定の在庫数、すなわち、始めに設定
された在庫数に戻されるが、次の補充時点で全ての在庫
を消化し、在庫０となる保証は得られない。
ムにおいては、販売数に応じた補充を行うことになり、
補充時点では常に所定の在庫数、すなわち、始めに設定
された在庫数に戻されるが、次の補充時点で全ての在庫
を消化し、在庫０となる保証は得られない。
【００１６】従って、所定の在庫数が適切でなければ欠
品を生じ、販売機会を失い、これを恐れるために冗長な
在庫数を設定すれば過剰在庫を生じることになる。
品を生じ、販売機会を失い、これを恐れるために冗長な
在庫数を設定すれば過剰在庫を生じることになる。
【００１７】一般に、所定の在庫数を補充決定から補充
が行われるまでの消化数量になるように設定し、適正在
庫数を得ようとするが、販売数は時節により変動するた
め冗長な目標値を設定することになる。
が行われるまでの消化数量になるように設定し、適正在
庫数を得ようとするが、販売数は時節により変動するた
め冗長な目標値を設定することになる。
【００１８】さらに、ファッション性の高い商品におい
ては、常に新規デザイン商品を市場に投入することにな
り、販売数の実績値が得られる時期には販売機会を失っ
てしまう場合が多く、根拠の無い在庫数を設定せざるを
得ず、販売機会を失うか、過剰在庫を売れ残りとして残
すことになる。
ては、常に新規デザイン商品を市場に投入することにな
り、販売数の実績値が得られる時期には販売機会を失っ
てしまう場合が多く、根拠の無い在庫数を設定せざるを
得ず、販売機会を失うか、過剰在庫を売れ残りとして残
すことになる。
【００１９】図７に示す他の従来の商品管理システムに
おいても同様で、常に在庫数が初期の設定値に戻るよう
補充されるが、この設定値が適正値となる保証は無い。
おいても同様で、常に在庫数が初期の設定値に戻るよう
補充されるが、この設定値が適正値となる保証は無い。
【００２０】さらに、第二に、図６、図７に示す従来の
商品管理システムにおいては、店頭に展示されている商
品が０となり、販売機会を逸している状態を検出するこ
とができないと言う欠点を有している。
商品管理システムにおいては、店頭に展示されている商
品が０となり、販売機会を逸している状態を検出するこ
とができないと言う欠点を有している。
【００２１】既に述べたように、店舗在庫は、店頭に展
示された商品の他に店舗に隣接された倉庫にも保管され
ているが、顧客の購入機会にさらされているのは店頭展
示されている商品のみである。
示された商品の他に店舗に隣接された倉庫にも保管され
ているが、顧客の購入機会にさらされているのは店頭展
示されている商品のみである。
【００２２】従って、仮に店頭展示商品が無く、全て倉
庫に保管されている商品があれば当該商品が販売される
機会は極めて少ない。
庫に保管されている商品があれば当該商品が販売される
機会は極めて少ない。
【００２３】図６、図７に示す従来の商品管理システム
においては、販売数ないしは在庫数を計数してはいる
が、これらの数値から店頭展示されている商品数は導出
できず、よって、店頭展示商品が０となっても商品数量
情報の提供手段５はその旨通知することができない。
においては、販売数ないしは在庫数を計数してはいる
が、これらの数値から店頭展示されている商品数は導出
できず、よって、店頭展示商品が０となっても商品数量
情報の提供手段５はその旨通知することができない。
【００２４】また、図６に示す従来の商品管理システム
においては、在庫数が０となり販売機会を逸しているこ
とを検出することができないと言う第四の欠点を有して
いる。
においては、在庫数が０となり販売機会を逸しているこ
とを検出することができないと言う第四の欠点を有して
いる。
【００２５】図６に示す従来の商品管理システムにおい
ては、販売数は計数されているが、在庫数は計数されて
おらず、よって、仮に在庫が０となり販売機会を逸して
いても商品数量情報の提供手段５は何らの情報を提供す
ることができない。
ては、販売数は計数されているが、在庫数は計数されて
おらず、よって、仮に在庫が０となり販売機会を逸して
いても商品数量情報の提供手段５は何らの情報を提供す
ることができない。
【００２６】図７に示す従来の商品管理システムにおい
ては、在庫数が計数されており、在庫が０となれば商品
数量情報の提供手段５はその旨通知することが可能では
あるが、一方では補充すべき数量の信頼度を低下させる
と言う第五の欠点を有している。
ては、在庫数が計数されており、在庫が０となれば商品
数量情報の提供手段５はその旨通知することが可能では
あるが、一方では補充すべき数量の信頼度を低下させる
と言う第五の欠点を有している。
【００２７】このように顧客の購入機会にさらされてい
るのは、店頭展示されている商品のみである。
るのは、店頭展示されている商品のみである。
【００２８】図７に示す従来の商品管理システムにおい
ては、在庫数の減少量が新たに補充すべき数量と認識さ
れるが、一補充期間の一時期に店頭展示品が０となって
いる期間があれば、その期間に販売されるべき数量は計
数されず、理想的な補充量である一補充期間の販売量と
の間に差を生じることになる。
ては、在庫数の減少量が新たに補充すべき数量と認識さ
れるが、一補充期間の一時期に店頭展示品が０となって
いる期間があれば、その期間に販売されるべき数量は計
数されず、理想的な補充量である一補充期間の販売量と
の間に差を生じることになる。
【００２９】一方、店頭展示商品が０となっていること
に気付き、一気に在庫商品を店頭に展示すれば、在庫数
は急激に減少し、補充量は大きな数量となるが、実質的
には在庫所在地が店頭に変わっただけであり、本来、販
売数量として扱うべきでない数量となってしまう。
に気付き、一気に在庫商品を店頭に展示すれば、在庫数
は急激に減少し、補充量は大きな数量となるが、実質的
には在庫所在地が店頭に変わっただけであり、本来、販
売数量として扱うべきでない数量となってしまう。
【００３０】すなわち、図７に示す従来の商品管理シス
テムにおいては、店舗に隣接した倉庫からの払い出しと
実際の販売との区分が付けられないために実質的販売
数、ないしは補充すべき数量が曖昧になると言う欠点を
有している。
テムにおいては、店舗に隣接した倉庫からの払い出しと
実際の販売との区分が付けられないために実質的販売
数、ないしは補充すべき数量が曖昧になると言う欠点を
有している。
【００３１】
【課題を解決するための手段】本発明による商品管理シ
ステムは、商品数量情報の保管手段、該商品数量情報の
更新手段、該商品数量情報の履歴保管手段、該商品数量
情報および該商品数量情報履歴の提供手段とを有する。
商品数量情報の保管手段は、商品数量情報として少なく
とも異なる時間における複数の販売数を有する。商品数
量情報の更新手段は、少なくとも販売数の加算手段を有
する。商品数量情報および商品数量情報履歴の提供手段
は、少なくとも異なる時間の販売数より一定期間に購入
される商品数を演算する手段を有する。商品数量情報の
保管手段は、商品数量情報として販売価格に関わる情報
を有する。商品数量情報および商品数量情報履歴の提供
手段は、少なくとも異なる時間の販売数と販売価格に関
わる情報を元に販売価格を演算する手段を有する。商品
数量情報および商品数量情報履歴の提供手段は、通信手
段を経由し、顧客に販売価格を通知する手段を有する。
商品数量情報の保管手段は、商品数量情報として少なく
とも店頭商品の展示数を有する。商品数量情報の更新手
段は、少なくとも店頭商品の展示数の加算手段と減算手
段とを有する。商品数量情報の保管手段は、少なくとも
異なる時間における複数の店頭商品の展示数を有する。
商品数量情報の保管手段は、商品数量情報として少なく
とも店舗倉庫の在庫数を有する。商品数量情報の更新手
段は、少なくとも店舗倉庫の在庫数の加算手段と減算手
段とを有する。商品数量情報の保管手段は、商品数量情
報として少なくとも店頭商品の展示数と店舗倉庫の在庫
数とを有する。商品数量情報および商品数量情報履歴の
提供手段は、展示数と在庫数の和を消化する時間を予測
する手段を有する。商品数量情報および商品数量情報履
歴の提供手段は、通信手段を経由し、展示数と在庫数の
和を消化する時間を通知する手段を有する。商品数量情
報の履歴保管手段は、少なくとも該商品数量情報に関わ
る店舗の営業時間より短い単位で履歴を保管する手段を
有する。商品数量情報は、コンピュータ上に作られた仮
想店舗の商品数量に関わる情報を含む。商品数量情報
は、少なくとも服飾衣料、靴、鞄、財布、雑貨のいずれ
かの商品数量情報を有する。
ステムは、商品数量情報の保管手段、該商品数量情報の
更新手段、該商品数量情報の履歴保管手段、該商品数量
情報および該商品数量情報履歴の提供手段とを有する。
商品数量情報の保管手段は、商品数量情報として少なく
とも異なる時間における複数の販売数を有する。商品数
量情報の更新手段は、少なくとも販売数の加算手段を有
する。商品数量情報および商品数量情報履歴の提供手段
は、少なくとも異なる時間の販売数より一定期間に購入
される商品数を演算する手段を有する。商品数量情報の
保管手段は、商品数量情報として販売価格に関わる情報
を有する。商品数量情報および商品数量情報履歴の提供
手段は、少なくとも異なる時間の販売数と販売価格に関
わる情報を元に販売価格を演算する手段を有する。商品
数量情報および商品数量情報履歴の提供手段は、通信手
段を経由し、顧客に販売価格を通知する手段を有する。
商品数量情報の保管手段は、商品数量情報として少なく
とも店頭商品の展示数を有する。商品数量情報の更新手
段は、少なくとも店頭商品の展示数の加算手段と減算手
段とを有する。商品数量情報の保管手段は、少なくとも
異なる時間における複数の店頭商品の展示数を有する。
商品数量情報の保管手段は、商品数量情報として少なく
とも店舗倉庫の在庫数を有する。商品数量情報の更新手
段は、少なくとも店舗倉庫の在庫数の加算手段と減算手
段とを有する。商品数量情報の保管手段は、商品数量情
報として少なくとも店頭商品の展示数と店舗倉庫の在庫
数とを有する。商品数量情報および商品数量情報履歴の
提供手段は、展示数と在庫数の和を消化する時間を予測
する手段を有する。商品数量情報および商品数量情報履
歴の提供手段は、通信手段を経由し、展示数と在庫数の
和を消化する時間を通知する手段を有する。商品数量情
報の履歴保管手段は、少なくとも該商品数量情報に関わ
る店舗の営業時間より短い単位で履歴を保管する手段を
有する。商品数量情報は、コンピュータ上に作られた仮
想店舗の商品数量に関わる情報を含む。商品数量情報
は、少なくとも服飾衣料、靴、鞄、財布、雑貨のいずれ
かの商品数量情報を有する。
【００３２】
【発明の実施の形態】次に、本発明の商品管理システム
を図面に基づいて説明する。図１に示す第１の実施形態
は、商品数量情報の保管手段１、商品数量の更新手段
２、商品情報の履歴保管手段３、商品数量情報および商
品数量情報履歴の提供手段４とを有し、商品数量情報の
保管手段１は商品毎に現在および過去の販売数ｎ(0)、
ｎ(1)、ｎ(2)・・・を有し、商品数量の更新手段２は商
品が販売される毎に商品数量情報の保管手段１の保有す
る現在の販売数ｎ(0)に１加算し、商品情報の履歴保管
手段３は一定時間毎に商品数量情報の保管手段１の保有
する現在の販売数ｎ(0)は一履歴過去の販売数ｎ(1)に、
一履歴過去の販売数ｎ(1)は二履歴過去の販売数ｎ(２)
へと順次シフトし、商品数量情報および商品数量情報履
歴の提供手段４は商品数量情報の保管手段１の保有する
現在および過去の販売数ｎ(0)、ｎ(1)、ｎ(2)・・・を
用い、過去から現在へ掛けての販売数動向を提示してい
る。
を図面に基づいて説明する。図１に示す第１の実施形態
は、商品数量情報の保管手段１、商品数量の更新手段
２、商品情報の履歴保管手段３、商品数量情報および商
品数量情報履歴の提供手段４とを有し、商品数量情報の
保管手段１は商品毎に現在および過去の販売数ｎ(0)、
ｎ(1)、ｎ(2)・・・を有し、商品数量の更新手段２は商
品が販売される毎に商品数量情報の保管手段１の保有す
る現在の販売数ｎ(0)に１加算し、商品情報の履歴保管
手段３は一定時間毎に商品数量情報の保管手段１の保有
する現在の販売数ｎ(0)は一履歴過去の販売数ｎ(1)に、
一履歴過去の販売数ｎ(1)は二履歴過去の販売数ｎ(２)
へと順次シフトし、商品数量情報および商品数量情報履
歴の提供手段４は商品数量情報の保管手段１の保有する
現在および過去の販売数ｎ(0)、ｎ(1)、ｎ(2)・・・を
用い、過去から現在へ掛けての販売数動向を提示してい
る。
【００３３】このように構成された図１に示す第１の実
施形態において、商品数量情報および商品数量情報履歴
の提供手段４は、販売数を現在までの積分値のみでな
く、過去からの経緯として単位時間当りの販売数ｄＮ／
ｄｔをも提供することが可能であるので、販売数が例え
時節により変動する場合でも、時間的に連続な関数とし
て変動する限りは将来の一定期間における販売数をより
的確に予測することが可能となり、適切な補充量を決定
することが可能となる。
施形態において、商品数量情報および商品数量情報履歴
の提供手段４は、販売数を現在までの積分値のみでな
く、過去からの経緯として単位時間当りの販売数ｄＮ／
ｄｔをも提供することが可能であるので、販売数が例え
時節により変動する場合でも、時間的に連続な関数とし
て変動する限りは将来の一定期間における販売数をより
的確に予測することが可能となり、適切な補充量を決定
することが可能となる。
【００３４】また、ファッション性の高い商品のように
常に新規商品を市場に投入する場合においても、商品情
報の履歴保管手段３による履歴の更新サイクルを充分短
くすれば新規商品投入後、早期に販売動向を得ることが
可能になり、初期的に在庫した数量の消化時間を予測、
欠品の生じない補充が可能となる。
常に新規商品を市場に投入する場合においても、商品情
報の履歴保管手段３による履歴の更新サイクルを充分短
くすれば新規商品投入後、早期に販売動向を得ることが
可能になり、初期的に在庫した数量の消化時間を予測、
欠品の生じない補充が可能となる。
【００３５】図２に示す第２の実施形態は、商品数量情
報の保管手段１、商品数量の更新手段２、商品情報の履
歴保管手段３、商品数量情報および商品数量情報履歴の
提供手段４とを有し、商品数量情報の保管手段１は商品
毎に販売価格に関わる情報としての上代と単位時間にお
ける販売数の目標値、さらに、現在および過去の販売数
ｎ(0)、ｎ(1)、ｎ(2)・・・を有し、商品数量の更新手
段２は商品が販売される毎に商品数量情報の保管手段１
の保有する現在の販売数ｎ(0)を１加算し、商品情報の
履歴保管手段３は一定時間毎に商品数量情報の保管手段
１の保有する現在の販売数ｎ(0)は一履歴過去の販売数
ｎ(1)に、一履歴過去の販売数ｎ(1)は二履歴過去の販売
数ｎ(２)へと順次シフトし、商品数量情報および商品数
量情報履歴の提供手段４は商品数量情報の保管手段１の
保有する現在および過去の販売数ｎ(0)、ｎ(1)、ｎ(2)
・・・を用い、過去から現在へ掛けての販売数動向を提
示し、かつ、単位時間当りの販売数量ｄＮ／ｄｔを演算
するとともに、上代、販売目標数、より価格を演算し、
これを通信手段により顧客に提示している。
報の保管手段１、商品数量の更新手段２、商品情報の履
歴保管手段３、商品数量情報および商品数量情報履歴の
提供手段４とを有し、商品数量情報の保管手段１は商品
毎に販売価格に関わる情報としての上代と単位時間にお
ける販売数の目標値、さらに、現在および過去の販売数
ｎ(0)、ｎ(1)、ｎ(2)・・・を有し、商品数量の更新手
段２は商品が販売される毎に商品数量情報の保管手段１
の保有する現在の販売数ｎ(0)を１加算し、商品情報の
履歴保管手段３は一定時間毎に商品数量情報の保管手段
１の保有する現在の販売数ｎ(0)は一履歴過去の販売数
ｎ(1)に、一履歴過去の販売数ｎ(1)は二履歴過去の販売
数ｎ(２)へと順次シフトし、商品数量情報および商品数
量情報履歴の提供手段４は商品数量情報の保管手段１の
保有する現在および過去の販売数ｎ(0)、ｎ(1)、ｎ(2)
・・・を用い、過去から現在へ掛けての販売数動向を提
示し、かつ、単位時間当りの販売数量ｄＮ／ｄｔを演算
するとともに、上代、販売目標数、より価格を演算し、
これを通信手段により顧客に提示している。
【００３６】通信端末６は、商品数量情報および商品数
量情報履歴の提供手段４が提供する価格情報を伝える顧
客を代表すべく示されている。
量情報履歴の提供手段４が提供する価格情報を伝える顧
客を代表すべく示されている。
【００３７】このように構成された図２に示す第２の実
施形態においては、商品数量情報および商品数量情報履
歴の提供手段４は販売数を現在までの積分値ではなく、
過去からの経緯として提供し、適切な補充量を決定する
ことが可能となること、並びに、ファッション性の高い
商品のように常に新規商品を市場に投入する場合におい
ても、初期的に在庫した数量の消化時間を予測、欠品の
生じない補充が可能となる点は、図１に示す第１の実施
形態と同様であり、さらに、販売推進に適正な価格を顧
客に提示できる利点を有している。
施形態においては、商品数量情報および商品数量情報履
歴の提供手段４は販売数を現在までの積分値ではなく、
過去からの経緯として提供し、適切な補充量を決定する
ことが可能となること、並びに、ファッション性の高い
商品のように常に新規商品を市場に投入する場合におい
ても、初期的に在庫した数量の消化時間を予測、欠品の
生じない補充が可能となる点は、図１に示す第１の実施
形態と同様であり、さらに、販売推進に適正な価格を顧
客に提示できる利点を有している。
【００３８】すなわち、商品数量情報および商品数量情
報履歴の提供手段４は、単位時間当りの販売数量ｄＮ／
ｄｔとその目標数、および上代より、適度な演算により
販売価格を決定することが可能となる。
報履歴の提供手段４は、単位時間当りの販売数量ｄＮ／
ｄｔとその目標数、および上代より、適度な演算により
販売価格を決定することが可能となる。
【００３９】仮に、販売価格を上代に単位時間当りの販
売数量ｄＮ／ｄｔとその目標値の比を乗算した値とした
場合、 ｛価格｝＝｛上代｝×（｛単位時間当りの販売数量 ｄ
Ｎ／ｄｔ｝÷｛目標値｝） 単位時間当りの販売数量が目標値に達しない場合には、
販売価格が自動的に下げられ、販売数量が目標値を上回
る場合には販売価格を引き上げるになる。
売数量ｄＮ／ｄｔとその目標値の比を乗算した値とした
場合、 ｛価格｝＝｛上代｝×（｛単位時間当りの販売数量 ｄ
Ｎ／ｄｔ｝÷｛目標値｝） 単位時間当りの販売数量が目標値に達しない場合には、
販売価格が自動的に下げられ、販売数量が目標値を上回
る場合には販売価格を引き上げるになる。
【００４０】従って、販売価格の演算方法をより複雑に
設定すれば効果的な販売価格を得ることが可能となり、
この価格を通信手段により顧客に通知すれば販売機会を
より増大せしめることが可能となる。
設定すれば効果的な販売価格を得ることが可能となり、
この価格を通信手段により顧客に通知すれば販売機会を
より増大せしめることが可能となる。
【００４１】商品が店舗において売れ残り在庫となった
場合、一般に一端保管倉庫に返送され、特売時期まで保
管、再度特売会場に運搬し、値引き価格で販売に掛けら
れることになる。
場合、一般に一端保管倉庫に返送され、特売時期まで保
管、再度特売会場に運搬し、値引き価格で販売に掛けら
れることになる。
【００４２】従って、売れ残り商品の再販売には２度の
輸送費用と倉庫保管費用、さらに値引き費用が必要とな
る。
輸送費用と倉庫保管費用、さらに値引き費用が必要とな
る。
【００４３】図２に示す第２の実施形態によれば、売れ
残りが生じそうな場合、値引きは行われることになるが
保管倉庫への返送費用、保管費用、特売会場への送付費
用等を削減することが可能となる。
残りが生じそうな場合、値引きは行われることになるが
保管倉庫への返送費用、保管費用、特売会場への送付費
用等を削減することが可能となる。
【００４４】また、図２に示す第２の実施形態において
商品数量情報の保管手段１の保有する情報がコンピュー
タ上に構成された仮想店舗に関わる情報とすれば、単品
販売で無い場合においても、売れ行きに連動した時価提
示が可能となり、従来は困難であった、同一製品を大量
に販売するためのオークションシステムを構成すること
が可能となる。
商品数量情報の保管手段１の保有する情報がコンピュー
タ上に構成された仮想店舗に関わる情報とすれば、単品
販売で無い場合においても、売れ行きに連動した時価提
示が可能となり、従来は困難であった、同一製品を大量
に販売するためのオークションシステムを構成すること
が可能となる。
【００４５】図３に示す第３の実施形態は、商品数量情
報の保管手段１、商品数量の更新手段２、商品情報の履
歴保管手段３、商品数量情報および商品数量情報履歴の
提供手段４とを有し、商品数量情報の保管手段１は、商
品毎に現在および過去の販売数ｎ(0)、ｎ(1)、ｎ(2)・
・・と現在店頭に展示されている商品の展示数ｍとを有
し、商品数量の更新手段２は、商品が販売される毎に商
品数量情報の保管手段１の保有する現在の販売数ｎ(0)
に１を加算、かつ現在の展示数ｍより１減算すると伴
に、商品が店舗に付帯する倉庫から店頭に移動される際
にその移動数量を現在の展示数ｍに加算し、商品情報の
履歴保管手段３は一定時間毎に商品数量情報の保管手段
１の保有する現在の販売数ｎ(0)は一履歴過去の販売数
ｎ(1)に、一履歴過去の販売数ｎ(1)は二履歴過去の販売
数ｎ(２)へと順次シフトし、商品数量情報および商品数
量情報履歴の提供手段４は商品数量情報の保管手段１の
保有する現在および過去の販売数ｎ(0)、ｎ(1)、ｎ(2)
・・・を用い、過去から現在へ掛けての販売数動向を提
示している。
報の保管手段１、商品数量の更新手段２、商品情報の履
歴保管手段３、商品数量情報および商品数量情報履歴の
提供手段４とを有し、商品数量情報の保管手段１は、商
品毎に現在および過去の販売数ｎ(0)、ｎ(1)、ｎ(2)・
・・と現在店頭に展示されている商品の展示数ｍとを有
し、商品数量の更新手段２は、商品が販売される毎に商
品数量情報の保管手段１の保有する現在の販売数ｎ(0)
に１を加算、かつ現在の展示数ｍより１減算すると伴
に、商品が店舗に付帯する倉庫から店頭に移動される際
にその移動数量を現在の展示数ｍに加算し、商品情報の
履歴保管手段３は一定時間毎に商品数量情報の保管手段
１の保有する現在の販売数ｎ(0)は一履歴過去の販売数
ｎ(1)に、一履歴過去の販売数ｎ(1)は二履歴過去の販売
数ｎ(２)へと順次シフトし、商品数量情報および商品数
量情報履歴の提供手段４は商品数量情報の保管手段１の
保有する現在および過去の販売数ｎ(0)、ｎ(1)、ｎ(2)
・・・を用い、過去から現在へ掛けての販売数動向を提
示している。
【００４６】このように構成された図３に示す第３の実
施形態においては、商品数量情報および商品数量情報履
歴の提供手段４は、販売数を現在までの積分値ではな
く、過去からの経緯として提供し、適切な補充量を決定
することが可能となること、並びに、ファッション性の
高い商品のように常に新規商品を市場に投入する場合に
おいても、初期的に在庫した数量の消化時間を予測、欠
品の生じない補充が可能となる点は図１に示す実施形態
同様であり、さらに、販売機会損失を削減し、かつ、よ
り精度の高い補充数の決定を可能にする利点を有してい
る。
施形態においては、商品数量情報および商品数量情報履
歴の提供手段４は、販売数を現在までの積分値ではな
く、過去からの経緯として提供し、適切な補充量を決定
することが可能となること、並びに、ファッション性の
高い商品のように常に新規商品を市場に投入する場合に
おいても、初期的に在庫した数量の消化時間を予測、欠
品の生じない補充が可能となる点は図１に示す実施形態
同様であり、さらに、販売機会損失を削減し、かつ、よ
り精度の高い補充数の決定を可能にする利点を有してい
る。
【００４７】すなわち、店頭の展示商品が０となった場
合、商品数量情報および商品数量情報履歴の提供手段４
は、展示数の現在値ｍとしてこれを検出しうるので、店
頭商品の補充を促すことが可能となり、よって店頭に展
示商品が無いことによる販売機会の損失を削減すること
が可能となる。
合、商品数量情報および商品数量情報履歴の提供手段４
は、展示数の現在値ｍとしてこれを検出しうるので、店
頭商品の補充を促すことが可能となり、よって店頭に展
示商品が無いことによる販売機会の損失を削減すること
が可能となる。
【００４８】図４に示す第４の実施形態は、商品数量情
報の保管手段１、商品数量の更新手段２、商品情報の履
歴保管手段３、商品数量情報および商品数量情報履歴の
提供手段４とを有し、商品数量情報の保管手段１は、商
品毎に現在および過去の販売数ｎ(0)、ｎ(1)、ｎ(2)・
・・と現在店頭に展示されている商品の現在および過去
の展示数ｍ(0)、ｍ(1)、m(2)・・・とを有し、商品数量
の更新手段２は、商品が販売される毎に商品数量情報の
保管手段１の保有する現在の販売数ｎ(0)に１を加算、
かつ現在の展示数m(0)より１減算すると伴に、商品が店
舗に付帯する倉庫から店頭に移動される際にその移動数
量を現在の展示数ｍ(0)に加算し、商品情報の履歴保管
手段３は、一定時間毎に商品数量情報の保管手段１の保
有する現在の販売数ｎ(0)並びに現在の展示数ｍ(0)は一
履歴過去の販売数ｎ(1)、展示数ｍ(1)に、一履歴過去の
販売数ｎ(1)並びに展示数ｍ(1)は二履歴過去の販売数ｎ
(２)、展示数ｍ(2)へと順次シフトし、商品数量情報お
よび商品数量情報履歴の提供手段４は、商品数量情報の
保管手段１の保有する現在および過去の販売数ｎ(0)、
ｎ(1)、ｎ(2)・・・を用い、過去から現在へ掛けての販
売数動向を提示している。
報の保管手段１、商品数量の更新手段２、商品情報の履
歴保管手段３、商品数量情報および商品数量情報履歴の
提供手段４とを有し、商品数量情報の保管手段１は、商
品毎に現在および過去の販売数ｎ(0)、ｎ(1)、ｎ(2)・
・・と現在店頭に展示されている商品の現在および過去
の展示数ｍ(0)、ｍ(1)、m(2)・・・とを有し、商品数量
の更新手段２は、商品が販売される毎に商品数量情報の
保管手段１の保有する現在の販売数ｎ(0)に１を加算、
かつ現在の展示数m(0)より１減算すると伴に、商品が店
舗に付帯する倉庫から店頭に移動される際にその移動数
量を現在の展示数ｍ(0)に加算し、商品情報の履歴保管
手段３は、一定時間毎に商品数量情報の保管手段１の保
有する現在の販売数ｎ(0)並びに現在の展示数ｍ(0)は一
履歴過去の販売数ｎ(1)、展示数ｍ(1)に、一履歴過去の
販売数ｎ(1)並びに展示数ｍ(1)は二履歴過去の販売数ｎ
(２)、展示数ｍ(2)へと順次シフトし、商品数量情報お
よび商品数量情報履歴の提供手段４は、商品数量情報の
保管手段１の保有する現在および過去の販売数ｎ(0)、
ｎ(1)、ｎ(2)・・・を用い、過去から現在へ掛けての販
売数動向を提示している。
【００４９】このように構成された図４に示す実施形態
においてその作用、効果は概ね図３に示す実施形態と同
じであり、詳細な説明は省略するが、さらに単位時間当
りの販売数をより的確に演算しうる利点を有している。
においてその作用、効果は概ね図３に示す実施形態と同
じであり、詳細な説明は省略するが、さらに単位時間当
りの販売数をより的確に演算しうる利点を有している。
【００５０】すなわち、店頭の展示商品が０となってい
た時期について、商品数量情報および商品数量情報履歴
の提供手段４は、展示数の現在値ｍ(0)、並びに過去値
ｍ(1)、ｍ(2)・・・としてこれを認識しうるので、単位
時間当りの販売数動向を演算するに排除すべき時間帯を
正確に認識することが可能となり、よってより的確な補
充数量を演算することが可能となる。
た時期について、商品数量情報および商品数量情報履歴
の提供手段４は、展示数の現在値ｍ(0)、並びに過去値
ｍ(1)、ｍ(2)・・・としてこれを認識しうるので、単位
時間当りの販売数動向を演算するに排除すべき時間帯を
正確に認識することが可能となり、よってより的確な補
充数量を演算することが可能となる。
【００５１】また、店頭に商品が少ない場合、商品が顧
客の目に触れる機会が減少し、必然的に販売機会が減少
する。
客の目に触れる機会が減少し、必然的に販売機会が減少
する。
【００５２】図４に示す第４の実施形態では、このよう
な事象を考慮に入れた補充数量の決定も可能であり、よ
り精細かつ的確な単位時間当りの販売数量、補充すべき
数量を得るには商品数量情報の履歴保管手段３の履歴更
新時間は店舗の営業時間より短い単位に設定されるのが
好ましい。
な事象を考慮に入れた補充数量の決定も可能であり、よ
り精細かつ的確な単位時間当りの販売数量、補充すべき
数量を得るには商品数量情報の履歴保管手段３の履歴更
新時間は店舗の営業時間より短い単位に設定されるのが
好ましい。
【００５３】図５に示す第５の実施形態は、商品数量情
報の保管手段１、商品数量の更新手段２、商品情報の履
歴保管手段３、商品数量情報および商品数量情報履歴の
提供手段４とを有し、商品数量情報の保管手段１は、商
品毎に現在および過去の店頭の販売数ｎ(0)、ｎ(1)、ｎ
(2)・・・、と現在店頭に展示されている商品の展示数
ｍ、および店舗倉庫の在庫数ｌを有し、商品数量の更新
手段２は、商品が販売される毎に商品数量情報の保管手
段１の保有する現在の販売数ｎ(0)に１を加算、かつ現
在の展示数より１減算すると伴に、商品が店舗に付帯す
る倉庫から店頭に移動される際には、その移動数量を商
品数量情報の保管手段１の保有する現在の展示数ｍに加
算し、かつ在庫数ｌより減算し、かつ商品が店舗倉庫に
入荷する際には、その入荷数量を商品数量情報の保管手
段１の保有する現在の在庫数ｌに加算し、商品情報の履
歴保管手段３は、一定時間毎に商品数量情報の保管手段
１の保有する現在の販売数ｎ(0)は一履歴過去の販売数
ｎ(1)に、一履歴過去の販売数ｎ(1)は二履歴過去の販売
数ｎ(２)へと順次シフトし、商品数量情報および商品数
量情報履歴の提供手段４は、商品数量情報の保管手段１
の保有する現在および過去の販売数ｎ(0)、ｎ(1)、ｎ
(2)・・・を用い、過去から現在へ掛けての展示商品数
動向すなわち販売数動向並びに在庫総数の消化時間を提
示しており、これを通信手段により補充倉庫に提供して
いる。
報の保管手段１、商品数量の更新手段２、商品情報の履
歴保管手段３、商品数量情報および商品数量情報履歴の
提供手段４とを有し、商品数量情報の保管手段１は、商
品毎に現在および過去の店頭の販売数ｎ(0)、ｎ(1)、ｎ
(2)・・・、と現在店頭に展示されている商品の展示数
ｍ、および店舗倉庫の在庫数ｌを有し、商品数量の更新
手段２は、商品が販売される毎に商品数量情報の保管手
段１の保有する現在の販売数ｎ(0)に１を加算、かつ現
在の展示数より１減算すると伴に、商品が店舗に付帯す
る倉庫から店頭に移動される際には、その移動数量を商
品数量情報の保管手段１の保有する現在の展示数ｍに加
算し、かつ在庫数ｌより減算し、かつ商品が店舗倉庫に
入荷する際には、その入荷数量を商品数量情報の保管手
段１の保有する現在の在庫数ｌに加算し、商品情報の履
歴保管手段３は、一定時間毎に商品数量情報の保管手段
１の保有する現在の販売数ｎ(0)は一履歴過去の販売数
ｎ(1)に、一履歴過去の販売数ｎ(1)は二履歴過去の販売
数ｎ(２)へと順次シフトし、商品数量情報および商品数
量情報履歴の提供手段４は、商品数量情報の保管手段１
の保有する現在および過去の販売数ｎ(0)、ｎ(1)、ｎ
(2)・・・を用い、過去から現在へ掛けての展示商品数
動向すなわち販売数動向並びに在庫総数の消化時間を提
示しており、これを通信手段により補充倉庫に提供して
いる。
【００５４】店舗在庫の総数は現在の展示数ｍと在庫数
ｌの総和であり、単位時間当りの商品販売数をｄＮ／ｄ
ｔとすれば ｛消化時間｝＝｛総在庫数｝÷ｄＮ／ｄｔ ｛総在庫数｝＝｛展示数ｍ｝＋｛在庫数ｌ｝ となる。
ｌの総和であり、単位時間当りの商品販売数をｄＮ／ｄ
ｔとすれば ｛消化時間｝＝｛総在庫数｝÷ｄＮ／ｄｔ ｛総在庫数｝＝｛展示数ｍ｝＋｛在庫数ｌ｝ となる。
【００５５】通信端末６は、商品数量情報および商品数
量情報履歴の提供手段４が提供する補充情報を伝える補
充倉庫を代表すべく示されている。
量情報履歴の提供手段４が提供する補充情報を伝える補
充倉庫を代表すべく示されている。
【００５６】このように構成された図５に示す第５の実
施形態において、商品数量情報および商品数量情報履歴
の提供手段４は販売数を現在までの積分値ではなく、過
去からの経緯として提供し、適切な補充量を決定するこ
とが可能となること、並びに、ファッション性の高い商
品のように常に新規商品を市場に投入する場合において
も、初期的に在庫した数量の消化時間を予測、欠品の生
じない補充が可能となる点、販売機会損失を削減し、か
つ、より精度の高い補充数の決定を可能にする利点を有
している点は、図３に示す第３の実施形態と同様であ
る、さらに最適な補充決定を促す利点を有している。
施形態において、商品数量情報および商品数量情報履歴
の提供手段４は販売数を現在までの積分値ではなく、過
去からの経緯として提供し、適切な補充量を決定するこ
とが可能となること、並びに、ファッション性の高い商
品のように常に新規商品を市場に投入する場合において
も、初期的に在庫した数量の消化時間を予測、欠品の生
じない補充が可能となる点、販売機会損失を削減し、か
つ、より精度の高い補充数の決定を可能にする利点を有
している点は、図３に示す第３の実施形態と同様であ
る、さらに最適な補充決定を促す利点を有している。
【００５７】すなわち、消化時間が補充に要する時間と
一致した時点で補充倉庫に補充要請を行えば、補充要請
に応じ、実際に補充が行われる時点では店舗在庫の消化
が進み、在庫総数は０に達する。
一致した時点で補充倉庫に補充要請を行えば、補充要請
に応じ、実際に補充が行われる時点では店舗在庫の消化
が進み、在庫総数は０に達する。
【００５８】さらに、補充すべき数量は補充決定時の販
売数量動向により決定することが可能となるので、その
数量においても適正な値を得ることが可能となり、時
期、数量伴に理想的な補充決定が可能となる。
売数量動向により決定することが可能となるので、その
数量においても適正な値を得ることが可能となり、時
期、数量伴に理想的な補充決定が可能となる。
【００５９】
【発明の効果】以上、説明でしたように、本発明による
商品管理システムによれば以下の効果を奏することがで
きる。第１に、店舗における商品在庫の数量を適正化
し、過剰在庫、売れ残りを防止する。第２に、同じく、
欠品による商品販売機会の損失を防ぐ。第３に、店頭展
示商品の品切れを検出し、商品販売機会の損失を防ぐ。
第４に、販売数が、例え時節により変動する場合でも将
来の一定期間における販売数を予測することが可能とな
り、適切な補充量を決定することが可能となる。第５
に、新規商品を市場に投入する場合においても、新規商
品投入後、早期に販売動向を得ることが可能になり、初
期的に在庫した数量の消化時間を予測、欠品の生じない
補充が可能となる。第６に、効果的な販売価格を得るこ
とが可能となり、これを顧客に通知すればことにより販
売機会をより増大せしめる。第７に、商品が店舗におい
て売れ残り在庫となった場合に生じる値引き販売に関わ
る諸費用を削減することができる。第８に、売れ行きに
連動した時価提示による、同一製品を大量に販売しうる
効果的なオークションシステムを構成することが可能と
なる。
商品管理システムによれば以下の効果を奏することがで
きる。第１に、店舗における商品在庫の数量を適正化
し、過剰在庫、売れ残りを防止する。第２に、同じく、
欠品による商品販売機会の損失を防ぐ。第３に、店頭展
示商品の品切れを検出し、商品販売機会の損失を防ぐ。
第４に、販売数が、例え時節により変動する場合でも将
来の一定期間における販売数を予測することが可能とな
り、適切な補充量を決定することが可能となる。第５
に、新規商品を市場に投入する場合においても、新規商
品投入後、早期に販売動向を得ることが可能になり、初
期的に在庫した数量の消化時間を予測、欠品の生じない
補充が可能となる。第６に、効果的な販売価格を得るこ
とが可能となり、これを顧客に通知すればことにより販
売機会をより増大せしめる。第７に、商品が店舗におい
て売れ残り在庫となった場合に生じる値引き販売に関わ
る諸費用を削減することができる。第８に、売れ行きに
連動した時価提示による、同一製品を大量に販売しうる
効果的なオークションシステムを構成することが可能と
なる。
【図１】本発明の商品管理システムの第１の実施形態を
示す図、
示す図、
【図２】本発明の商品管理システムの第２の実施形態を
示す図、
示す図、
【図３】本発明の商品管理システムの第３の実施形態を
示す図、
示す図、
【図４】本発明の商品管理システムの第４の実施形態を
示す図、
示す図、
【図５】本発明の商品管理システムの第５の実施形態を
示す図、
示す図、
【図６】従来の商品管理システムの一例の構成を示す
図、
図、
【図７】従来の商品管理システムの他の例の構成を示す
図である。
図である。
【符号の説明】 １ 商品数量情報の保管手段 ２ 商品数量の更新手段 ３ 商品数量情報の履歴保管手段 ４ 商品数量情報および商品数量情報履歴の提供手段 ５ 商品数量情報の提供手段 ６ 通信端末
Claims (18)
- 【請求項１】 商品数量情報の保管手段、該商品数量情
報の更新手段、該商品数量情報の履歴保管手段、該商品
数量情報および該商品数量情報履歴の提供手段とを有す
ることを特徴とする商品管理システム。 - 【請求項２】 商品数量情報の保管手段は商品数量情報
として少なくとも異なる時間における複数の販売数を有
することを特徴とする請求項１に記載の商品管理システ
ム。 - 【請求項３】 商品数量情報の更新手段は少なくとも販
売数の加算手段を有することを特徴とする請求項２に記
載の商品管理システム。 - 【請求項４】 商品数量情報および商品数量情報履歴の
提供手段は少なくとも異なる時間の販売数より一定期間
に購入される商品数を演算する手段を有することを特徴
とする請求項２に記載の商品管理システム。 - 【請求項５】 商品数量情報の保管手段は商品数量情報
として販売価格に関わる情報を有することを特徴とする
請求項２に記載の商品管理システム。 - 【請求項６】 商品数量情報および商品数量情報履歴の
提供手段は少なくとも異なる時間の販売数と販売価格に
関わる情報を元に販売価格を演算する手段を有すること
を特徴とする請求項５に記載の商品管理システム。 - 【請求項７】 商品数量情報および商品数量情報履歴の
提供手段は通信手段を経由し、顧客に販売価格を通知す
る手段を有することを特徴とする請求項６に記載の商品
管理システム。 - 【請求項８】 商品数量情報の保管手段は商品数量情報
として少なくとも店頭商品の展示数を有することを特徴
とする請求項２に記載の商品管理システム。 - 【請求項９】 商品数量情報の更新手段は少なくとも店
頭商品の展示数の加算手段と減算手段とを有することを
特徴とする請求項８に記載の商品管理システム。 - 【請求項１０】 商品数量情報の保管手段は少なくとも
異なる時間における複数の店頭商品の展示数を有するこ
とを特徴とする請求項８に記載の商品管理システム。 - 【請求項１１】 商品数量情報の保管手段は商品数量情
報として少なくとも店舗倉庫の在庫数を有することを特
徴とする第二項記載の商品管理システム。 - 【請求項１２】 商品数量情報の更新手段は少なくとも
店舗倉庫の在庫数の加算手段と減算手段とを有すること
を特徴とする請求項１１に記載の商品管理システム。 - 【請求項１３】 商品数量情報の保管手段は商品数量情
報として少なくとも店頭商品の展示数と店舗倉庫の在庫
数とを有することを特徴とする請求項２に記載の商品管
理システム。 - 【請求項１４】 商品数量情報および商品数量情報履歴
の提供手段は展示数と在庫数の和を消化する時間を予測
する手段を有することを特徴とする請求項１３に記載の
商品数量管理システム。 - 【請求項１５】 商品数量情報および商品数量情報履歴
の提供手段は通信手段を経由し、展示数と在庫数の和を
消化する時間を通知する手段を有することを特徴とする
請求項１４に記載の商品管理システム。 - 【請求項１６】 商品数量情報の履歴保管手段は少なく
とも該商品数量情報に関わる店舗の営業時間より短い単
位で履歴を保管する手段を有することを特徴とする請求
項１に記載の商品管理システム。 - 【請求項１７】 商品数量情報はコンピュータ上に作ら
れた仮想店舗の商品数量に関わる情報を含むことを特徴
とする請求項１に記載の商品管理システム。 - 【請求項１８】 商品数量情報は少なくとも服飾衣料、
靴、鞄、財布、雑貨のいずれかの商品数量情報を有する
ことを特徴とする請求項１に記載の商品管理システム。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001044344A JP2002245310A (ja) | 2001-02-20 | 2001-02-20 | 商品管理システム |
| US10/223,804 US20040034580A1 (en) | 2001-02-20 | 2002-08-19 | Merchandise control system |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001044344A JP2002245310A (ja) | 2001-02-20 | 2001-02-20 | 商品管理システム |
| US10/223,804 US20040034580A1 (en) | 2001-02-20 | 2002-08-19 | Merchandise control system |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002245310A true JP2002245310A (ja) | 2002-08-30 |
Family
ID=32472423
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001044344A Pending JP2002245310A (ja) | 2001-02-20 | 2001-02-20 | 商品管理システム |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20040034580A1 (ja) |
| JP (1) | JP2002245310A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013084400A1 (ja) * | 2011-12-08 | 2013-06-13 | 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント | ストア提供システム、価格決定装置および価格決定方法 |
| JP2013120562A (ja) * | 2011-12-08 | 2013-06-17 | Sony Computer Entertainment Inc | 価格決定装置および価格決定方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US8051015B2 (en) * | 2004-03-08 | 2011-11-01 | Sap Ag | Method and system for automated control of pricing |
| US8219444B2 (en) * | 2004-03-08 | 2012-07-10 | Sap Aktiengesellschaft | System and method for using sales patterns with markdown profiles |
| US7996330B2 (en) * | 2004-03-08 | 2011-08-09 | Sap Aktiengeselleschaft | Automated system for generating proposed markdown strategy and tracking results of proposed markdown |
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