JPH05122853A - 発電プラントの異常時支援装置 - Google Patents

発電プラントの異常時支援装置

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JPH05122853A
JPH05122853A JP3303766A JP30376691A JPH05122853A JP H05122853 A JPH05122853 A JP H05122853A JP 3303766 A JP3303766 A JP 3303766A JP 30376691 A JP30376691 A JP 30376691A JP H05122853 A JPH05122853 A JP H05122853A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】システム制御部1のカメラ選択部5は、異常の
種類に応じて選択して工業用テレビモニタ13に画像情
報を出力する。通報先選択部6は異常の種類に応じて通
報先を選択し、自動電話処理部14により電話交換局1
7を介して異常状況を通報する。支援ドキュメント選択
部7は、異常の種類に応じてイメージ情報を選択しイメ
ージ処理部19によりイメージプリンタ23またはイメ
ージ情報モニタ22に出力する。 【効果】異常発生時の対応業務を確実、かつ、迅速に処
理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発電プラントにおいて
自然災害や事故などの異常事態が発生した場合に一連の
対応業務を支援する発電プラントの異常時支援装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】火力発電所や原子力発電所などの発電プ
ラントは、火力発電所を例にとると、ボイラ、タービン
発電機などの主機をはじめとして復水器、給水加熱器、
ポンプなどの補機類、各種電源設備、これらを互いに連
絡する諸配管・電線群、制御装置、更に燃料設備等極め
て多種多様の機器より構成される巨大なシステムであ
る。この巨大システムの発電プラントのほとんどは、昼
夜間・平日・休祭日の区別することなく運転されてい
る。
【0003】このような運転条件のもと、これら発電プ
ラントの本来の使命である安定で、かつ、経済的な電力
の供給を長期的に行っていくためには、災害や事故等の
異常事態発生の未然防止、また、万一異常が発生した場
合の拡大防止の対策は、必要不可欠である。このため通
常発電プラントには消化装置の設置、民家からの離隔距
離の確保、消防車の設置などが義務づけられている。ま
た、異常内容に応じた対応処置マニュアルや、関係各所
に電話連絡をする情報連絡網も整備されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た発電プラントの異常時支援装置には、次の問題があ
る。
【0005】まず、第一に、災害等の異常の発生パター
ンは、多岐にわたるとともに、その規模によっても対応
方法が異なり、迅速に異常時の対応が出来ないという問
題がある。特に夜間・休祭日など発電所運転員(当直
員)以外に人がいない時間帯に各種災害等の異常が発生
した場合、十数名の当直員で異常時の対応をせざるを得
ない。また、災害発生時の訓練も平日対応が主体となっ
ているため、特に夜間・休日の緊急時の迅速な対応は身
に付きにくいという問題がある。
【0006】第二に、異常の規模に応じて運転を維持・
継続しながら回復・救難に努めなければならず、自治体
・官公署等への連絡の他に近所在住所員や関連部門(補
修課部門、工事部門など)等の数十箇所にのぼる呼出し
や関連図面類の検索等を行うのに大変な時間と人手を裂
かざるを得ないという問題がある。
【0007】第三に、災害発生時には、外来者からの問
い合わせも多くなり、夜間・休祭日の電話の第一窓口で
あることが多い警備員室においては十分な情報が伝わっ
ておらず、的確な対応がとられにくいという問題があ
る。
【0008】このためには、何よりも現場の状況の把
握、確認を迅速に行う事が重要であり、このような場合
にはプラント各所に配置された工業テレビを用いること
が効果的であるが、現場の画像の選択はオペレータの手
動選択によっており、異常発生の状態における的確な選
択は困難な場合が多い。
【0009】そこで、本発明は、オペレータの簡単な操
作により、異常発生時の対応業務を総合的に支援する発
電プラントの異常時支援装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、オペレータが
指定した発電プラントの異常の種類に応じて異常状況を
画像情報で監視するため予め保存されたカメラ選択ファ
イルから監視するカメラを選択し、かつ、異常状況を電
話回線を介して通報するために予め登録された通報先フ
ァイルから通報先を選択し、さらに、異常の種類に応じ
て異常事態を支援するために予めイメージとして保存さ
れたイメージ情報ファイルからイメージ情報を選択する
システム制御部と、このシステム制御により選択された
カメラからの画像情報をモニタに表示する画像情報制御
部と、システム制御部により選択された通報先の電話と
電話回線で接続して異常状況を通報する自動電話処理部
と、システム制御部により選択されたイメージ情報を出
力するイメージ処理部とを設けるようにしたものであ
る。
【0011】
【作用】上記構成により、システム制御部のオペレータ
が、異常の種類を指定すると、カメラ選択ファイルから
監視するカメラが選択され、異常状況の画像情報がモニ
タに表示される。自動電話処理部からは異常の種類に応
じ登録された通報に、予め登録されたメッセージを通報
する。この処理を行うと同時に、イメージ処理部から
は、異常の種類に応じた支援情報を極めて短時間の内に
検索し、出力を行う。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0013】図1は、本発明の一実施例を示す発電プラ
ントの異常時支援装置のブロック構成図である。システ
ム制御部1はオペレータとの対話を行うオペレータイン
タフェイス部2と、対話処理部3と、対話処理部3から
の情報により発生した異常の種別を判断する異常種別判
断部4と、異常種別判断部4からの異常種別情報により
動作するカメラ選択部5と、通報先選択部6と、支援ド
キュメント選択部7とから構成されている。カメラ選択
部5、通報先選択部6、支援ドキュメント選択部7はそ
れぞれカメラ選択情報格納部8、通報先情報格納部9、
支援ドキュメント情報格納部10とを備えている。
【0014】カメラ選択部5には、画像情報制御部11
が接続され、この画像情報制御部11には工業用テレビ
カメラ12a〜12zと工業用テレビモニタ13とが接
続されている。通報先選択部6には、自動電話処理部1
4とプリンタ15とが接続され、この自動電話処理部1
4には通報内容格納部16と電話交換局17を介した通
報先18a〜18zとに接続されている。支援ドキュメ
ント選択部7には、イメージ処理部19が接続され、こ
のイメージ処理部19には支援ドキュメントイメージ情
報格納部20とイメージスキャナ21とイメージ情報モ
ニタ22とイメージプリンタ23とが接続されている。
【0015】ここで、異常種別判断部4は、オペレータ
インタフェイス部2から異常の種類、程度の入力によ
り、その異常時の種類、程度に対応する信号を出力す
る。カメラ選択部5は、異常種別判断部4の信号に基づ
き異常の種別、程度に応じ予めカメラ選択情報格納部8
に格納された情報に基づき画像情報を順次選択する。通
報先選択部6は、異常種別判断部4の信号に基づき予め
通報先情報格納部9に格納された情報に基づき異常の種
別、程度に応じた通報先を順次選択する。支援ドキュメ
ント選択部7は、異常種別判断部4の信号に基づき予め
支援ドキュメント情報格納部10に格納されたインデッ
クス情報を順次選択する。
【0016】画像情報制御部11は、カメラ選択部5の
信号に基づき工業用テレビカメラ12a〜12zの画像
情報を選択して工業用テレビモニタ13に表示する。自
動電話処理部14は、通報先選択部6の信号に基づき電
話交換局17を介して通報先18a〜18zに異常状況
を通報する。イメージ処理部19は、支援ドキュメント
イメージ情報格納部20のイメージ情報をイメージ情報
モニタ22およびイメージプリンタ23に出力し、イメ
ージスキャナ21からイメージデータを入力する。
【0017】予め登録するカメラ選択情報はオペレータ
インタフェイス部2からカメラリストをカメラ選択情報
格納部8に保存し、異常の種類に応じた選択順序をカメ
ラ選択部5に保存する。カメラ選択情報格納部8には、
例えば、図2に示す如くのカメラ番号「No.1〜N
o.n」とこれに対応する画像名称a1〜anを保存す
るカメラリストファイル8aがある。
【0018】カメラ選択部5には、例えば、図3に示す
如くの異常の種類1「火災」,2「地震」・・・・5
「爆発」毎の異常種別カメラ選択ファイル5aがあり、
このファイルには異常の種類により選択順序とカメラN
o.が保存されている。
【0019】予め登録する通報情報は、オペレータイン
タフェイス部2から通報先リストを通報先情報格納部9
に保存し、異常の種類に応じた通報順序を通報先選択部
6に保存する。通報先情報格納部9には、例えば、図4
に示す如くの通報先「No.1〜No.n」とこれに対
応する通報先「b1〜bn」と対応する電話番号「c1
〜c2」が保存された通報先リストファイル9aがあ
る。
【0020】通報先選択部6には、例えば、図5に示す
如くの異常の種類1「火災」,2「地震」・・・・5
「爆発」毎の異常種別通報順序ファイル6aがあり、こ
のファイルには異常の種類により通報先順序とメッセー
ジNo.とが保存されている。さらに、通報先No.に
は対応して後述するメッセージファイルのメッセージN
o.が保存されている。
【0021】即ち、図示省略した手段により異常の種類
に応じ異常の発生を知らせるメッセージや、非常出動を
知らせるメッセージ等を入力し通報先情報格納部9に保
存しておく。例えば、通報先情報格納部9には、図6に
示す如くのメッセージNo.1〜No.nとこれに対応
したメッセージd1〜dnが予め保存されている。
【0022】また、予め登録する異常時関連情報は、イ
メージスキャナ21から図面類、防災情報、支援マニュ
アル等のイメージ情報を入力し、支援ドキュメントイメ
ージ情報格納部20に保存する。例えば、支援ドキュメ
ントイメージ情報格納部20には、図7に示す如く、油
系統図等の各種イメージ情報20aが保存されている。
そのイメージ情報20aのインデックスは、オペレータ
インタフェイス部2から入力し、支援ドキュメント情報
格納部10に保存しておく。例えば、支援ドキュメント
情報格納部10には、図8に示す如くインデックスN
o.1〜No.nに対応してイメージ情報として、系統
図、配置図・・・・構造図が保存されている。支援ドキ
ュメント選択部7には、例えば、図9に示す如くの異常
の種類に応じたイメージ情報を選択する選択順序1〜n
に対応して図8のインデックスNo.を保存する異常種
別選択ファイル7aがある。
【0023】上記構成で、まず、台風や地震等の自然災
害や、火災や爆発等の緊急事態等の異常が発生すると、
オペレータは、オペレータインタフェイス部2から異常
の種類、程度等を指定をする。オペレータインタフェイ
ス部2の初期メニュー画面2aは、例えば、図10に示
すように1「火災」,2「地震」・・・・5「その他の
異常」と表示されている。ここで、オペレータが油タン
クの火災通報を受けたとすると、オペレータインタフェ
イス部2から1「火災」を指定する。異常種別判断部4
は、オペレータインタフェイス部2の指定を入力して異
常種別を判定して信号をカメラ選択部5と通報先選択部
6と支援ドキュメント選択部7とに出力する。上記例で
1「火災」を指定したとすると、異常種別判断部4から
火災を識別する信号が出力される。
【0024】カメラ選択部5では、この信号に基づきカ
メラ選択情報格納部8に予め格納してある情報に基づ
き、異常の種別、程度に応じた工業用テレビカメラの番
号を選択し、選択番号信号を画像情報制御部11に渡
す。この信号に基づき画像情報制御部11においては、
プラント各所に設置されている工業用テレビカメラ12
a〜12zの画像情報を適宜選択、切替えて工業用テレ
ビモニタ13に送り、オペレータの現場確認のための情
報として提供する。
【0025】上記の例では、カメラ選択部5が火災を識
別する信号を入力して図3に示す異常種別カメラ選択フ
ァイル5aの1「火災」のデータを読み込み、図2に示
すカメラリストファイル8aからのデータを読み込む。
即ち、カメラ選択部5では、異常種別カメラ選択ファイ
ル5aの1「火災」のNo.3、No.4、No.5・
・・・に従って、まず、カメラリストファイル8aのカ
メラNo.3と画像名称「a3」とを読み込む。続い
て、カメラNo.4、カメラNo.5・・・・について
も同様に読み込む。例えば、原油貯蔵タンクの火災であ
れば図11に示す如くの現場の映像を画像名称と共に工
業用テレビモニタ13に画像情報13aとして表示す
る。
【0026】なお、工業用テレビカメラ12a〜12z
は海水の取入口、煙突、油タンク、無人の制御室、通信
所等の周辺に設置されている。
【0027】通報先選択部6では、異常種別判断部4か
らの信号に基づき、通報先情報格納部9に予め格納して
ある情報から、電話通報に必要な相手先と通報内容を順
次選択し、自動電話処理部14に対し電話番号とメッセ
ージ番号の信号を渡す。自動電話処理部14では、与え
られた信号に基づき通報内容格納部16に予め登録され
ている通報内容メッセージを選択し、指定された通報先
に自動的に音声による電話通報を行う。自動電話処理部
14では通報先の受信状況を判断し、通報先選択部6に
通報結果の情報を返送する。通報先選択部6はこのよう
な処理を繰り返し、対話処理部3を通じてオペレータイ
ンタフェイス部2に通報状況を表示すると共に、一連の
通報処理を終了すると通報結果をプリンタ15に印字す
る。
【0028】上記の例では、通報先選択部6が火災を識
別する信号を入力して図5に示す異常種別通報順序ファ
イル6aの1「火災」のデータを読み込み、図4に示す
通報先リストファイル9aからのデータを読み込み、そ
して、メッセージファイル9bからのデータを読み込
む。即ち、通報先選択部6では、異常種別通報順序ファ
イル6aの1「火災」の通報先順序No.2、No.
1、No.3・・・・に従って、まず、通報先リストフ
ァイル9aの通報先名「b2」電話番号「c2」を読み
込み、さらに、メッセージファイル9bよりメッセージ
No.2に対応するメッセージ「d2」を読み込む。続
いて通報先No.1,No.3についても同様にデータ
を読み込む。この検索により自動電話処理部14へ順次
通話先と通報メッセージが伝達される。そして自動電話
処理部14により通話先順序に従い電話交換局17へ自
動的にダイヤル発信し、音声によるメッセージを伝え
る。
【0029】支援ドキュメント選択部7では、異常種別
判断部4からの信号に基づき、支援ドキュメント情報格
納部10に予め格納してある支援ドキュメントのインデ
ックス情報を順次選択し、ドキュメント番号を指定する
信号の形でイメージ処理部19に渡す。イメージ処理部
19では、与えられた信号に基づき、支援ドキュメント
イメージ情報格納部20にイメージスキャナ21を用い
て予め登録されているイメージ情報を検索し、イメージ
情報モニタ22に表示をするか、イメージプリンタ23
に印刷出力をする。
【0030】上記例では支援ドキュメント選択部7が火
災を識別する信号を入力して図9に示す異常種別選択フ
ァイル7aの1「火災」のデータを読み込み、さらに、
これに対応して図8に示すインデックスNo.ファイル
10aと図7に示す支援ドキュメントイメージ情報格納
部20のイメージ情報ファイルのデータを読み込む。こ
の結果、イメージ情報はイメージプリンタ23とイメー
ジ情報モニタ22に出力される。
【0031】通報した結果は、相手側からの応答信号を
受信する。これにより、通報処理中は、オペレータイン
タフェイス部2の表示画面にて通話の進行状況を表示さ
せる。例えば、現在の通話進行状況を図12に示す通報
途中経過画面2cの如く、通報先No.と通報先名で表
示し、このとき「通報応答完了」「不応答」「話し中」
「通報中」等を○×Δや色彩による識別等で表示する。
これにより、通報に対する途中の結果が表示される。そ
の後、異常種別通報順序ファイル6aの全ての通報先へ
の通報処理が完了すると、図13に示す通報先応答終了
画面2dとなる。これにより、応答のない通報先には別
の手段で連絡することもできる。なお、通報先が「不応
答」「話し中」などのときは所定時間再度通報するよう
になっている。また、通報処理開始後の外来者からの問
い合わせ電話に関しては、異常状況を自動電話処理部1
4から電話交換局17を介して通報する。
【0032】図1の実施例ではオペレータインタフェイ
ス部2と工業用テレビモニタ13とイメージ情報モニタ
22をそれぞれ別装置としているが、本発明はこれに限
らず図14に示す如くこれらは一つの装置として共用し
て実施することができる。また、通報結果の印刷用のプ
リンタ15と支援イメージ情報の印刷出力用のイメージ
プリンタ23についても、同様に共用して実施できる。
図14中の24は、対話処理部3からのコード情報、画
像情報制御部11からの工業用テレビ画像情報、イメー
ジ処理部19からの支援ドキュメントイメージ情報を同
一のオペレータインタフェイス部2に表示するためのマ
ルチメディア処理部である。また、印刷出力情報は、す
べてイメージプリンタ23に出力するものとしている。
図14の構成によるシステムでは、図1の構成によるシ
ステムと比べモニタ台数、プリンタ台数の削減が図ら
れ、既存の発電所などの設置スペースの少ないプラント
に対しても適用しやすくなっている。
【0033】このようにシステム制御部のオペレータイ
ンタフェイス部により、異常の種類、程度等を指定する
と、画像情報制御部の切り替え操作により、操作室の工
業用テレビモニタに異常に関連する箇所の現在状況が自
動的に表示され、自動電話処理部からは異常の種類に応
じ登録された相手先に、予め登録された異常の発生を知
らせるメッセージや非常出動を要請するメッセージを通
報し、着信状況を記憶する。さらに、外来からの問い合
わせに対して、異常発生時にシステム制御部からの要求
により自動電話処理部に登録した異常内容に関するメッ
セージのサービスを行うことも可能である。異常の電話
関係の処理を行うと同時に、イメージ処理部からは、大
量の登録情報の中から、異常の種類に応じた支援情報を
極めて短時間の内に検索し、印刷またはモニタ表示の出
力を行うことができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、特
に夜間・休祭日等人が少ないときの災害等の異常発生時
に、現場の状況確認に有効な画像情報を異常の種別に応
じて選択して表示すると共に、時間のかかる電話通報、
関連ドキュメント等の一連の対応業務を自動化、省略化
することができるため、異常状況の把握が確実に行える
と共に、プラントの機能の維持、回復というオペレータ
本来の業務に専念でき、大規模な災害などの場合でも、
オペレータがパニック状態になるようなことを防止し、
異常発生後の確実、かつ、迅速な処置を可能とすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す発電プラントの異常時
支援装置のブロック図である。
【図2】同装置のカメラリストファイルの1例を示す説
明図である。
【図3】同装置の異常種別カメラ選択ファイルの1例を
示す説明図である。
【図4】同装置の通報先リストファイルの1例を示す説
明図である。
【図5】同装置の異常種別通報順序ファイルの1例を示
す説明図である。
【図6】同装置のメッセージファイルの1例を示す説明
図である。
【図7】同装置の支援ドキュメントイメージ情報格納部
のイメージデータの1例を示す説明図である。
【図8】同装置のインデックスNo.ファイルの1例を
示す説明図である。
【図9】同装置の異常種別イメージ選択ファイルの1例
を示す説明図である。
【図10】同装置のオペレータインタフェイスの初期メ
ニュー画面の1例を示す説明図である。
【図11】同装置の工業用テレビモニタの表示画面の1
例を示す説明図である。
【図12】同装置のオペレータインタフェイスの通報途
中経過画面の1例を示す説明図である。
【図13】同装置のオペレータインタフェイスの通報先
応答終了画面の1例を示す説明図である。
【図14】本発明の他の実施例を示す発電プラントの異
常時支援装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 システム制御部 5 カメラ選択部 6 通報先選択部 7 支援ドキュメント選択部 11 画像情報制御部 12a〜12z 工業用テレビカメラ 13 工業用テレビモニタ 14 自動電話処理部 19 イメージ処理部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オペレータが指定した発電プラントの異
    常の種類に応じて異常状況を画像情報で監視するために
    予め保存されたカメラ選択ファイルから監視するカメラ
    を選択し、かつ、異常状況を電話回線を介して通報する
    ために予め登録された通報先ファイルから通報先を選択
    し、さらに、前記異常の種類に応じて異常事態を支援す
    るために予めイメージとして保存されたイメージ情報フ
    ァイルからイメージ情報を選択するシステム制御部と、 このシステム制御により選択されたカメラからの画像情
    報をモニタに表示する画像情報制御部と、 前記システム制御部により選択された通報先の電話と前
    記電話回線で接続して異常状況を通報する自動電話処理
    部と、 前記システム制御部により選択されたイメージ情報を出
    力するイメージ処理部とを備えたことを特徴とする発電
    プラントの異常時支援装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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