JPH0512217U - ヒーター吹出口構造 - Google Patents

ヒーター吹出口構造

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Publication number
JPH0512217U
JPH0512217U JP6796091U JP6796091U JPH0512217U JP H0512217 U JPH0512217 U JP H0512217U JP 6796091 U JP6796091 U JP 6796091U JP 6796091 U JP6796091 U JP 6796091U JP H0512217 U JPH0512217 U JP H0512217U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accelerator pedal
foot
adjusting plate
outlet
direction adjusting
Prior art date
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Pending
Application number
JP6796091U
Other languages
English (en)
Inventor
健司 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP6796091U priority Critical patent/JPH0512217U/ja
Publication of JPH0512217U publication Critical patent/JPH0512217U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 左ハンドル車において、右ハンドル車用のヒ
ーターユニットをそのまま搭載したとき、足元吹出口か
らの温風がアクセルペダル上の右足にあたるのを防止す
ることにより、走行中の快適性を確保する。 【構成】 左ハンドル車において、ヒーターユニット2
の足元吹出口5に風向調整板10を配設し、コネクティン
グロッド15を介してアクセルペダル8と連結し、さら
に、風向調整板10にリターンスプリング13を付設する。
これにより、アクセルペダル13の動きに風向調整板10が
連動して、足元吹出口5からの温風がアクセルペダル13
上の右足に直接当たらないようにする。アクセルを戻す
と、風向調整板10は、リターンスプリング13によりスタ
ート位置に戻る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、たとえば右ハンドル車用のヒーターユニットを、そのまま左ハンド ル車に設置する場合に適用できる、ヒーター吹出口構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からヒーターユニットは、図6において示すように、インストルメントパ ネル1の中央部下方に配置され、ヒーターユニット2内に設けられたヒーターコ アにより加温された温風が、センタ吹出口3、後方向足元吹出口4、横方向足元 吹出口5、デフロスタ6、サイド吹出口7などから吹き出すように概略構成され ている。
【0003】 ところで、外国仕様の左ハンドル車においても、アクセルペダルは国内仕様の 右ハンドル車と同様に右足で操作するように配置されていることから、アクセル ペダル8は運転席前方右側に位置することになる。ここでヒーターユニット2を 国内仕様と同様のものを使用したとき、図6に示すように、ヒーターユニット2 の足元吹出口5は運転者の右足近傍に位置することになる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
当然ながら車両走行中におけるアクセルペダル8上には運転者の右足が車両の 速度を調節するために載置されており、この右足には横向きに開口した足元吹出 口5からの温風が直接吹き付けられることになる。このため、長時間走行の場合 においては右足が熱せられるにも拘らず、アクセルペダル8から足を離すことが できないため、非常に不便であるという問題が生ずる。
【0005】 実開昭57-135411 号公報においては、図7により示すように、足元吹出口4又 は5を多数設けて温風吹出風速を低下させ得る程度に総吹出し面積が十分大とな るように構成し、更に、各吹出口4又は5からの温風吹出方向がランダムとなる ような吹出方向を規制するラインを設けたヒーター吹出口構造が開示されている が、この開示技術において、吹出風速の低い温風を多方向に分散することが可能 であったとしても、吹出方向を変更するまでには至っていないため、上記の問題 を解決するには不十分な構造であった。
【0006】 したがって、本考案の目的は、左ハンドル車において、アクセルペダルがヒー ターユニットの足元吹出口に隣接して配置されていたとしても、アクセルペダル 上の運転者の右足に温風が直接吹き付けず、そのため右足が熱くなることもなく 、長時間走行においても何ら問題のないヒーター吹出口構造を提供することであ る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するための手段として、足元吹出口を運転者側に開 口したヒーター吹出口構造において、前記足元吹出口に前記アクセルペダルの動 きに連動して温風の風向きを変える風向調整板を付設したことを特徴とするもの である。
【0008】
【作用】
以上のように構成することにより、車両走行中において、アクセルペダル上に 運転者の右足が載置されてあったとしても、アクセルペダルの動きに連動して風 向調整板が移動し、足元吹出口からの温風が右足に当たることを防止するため、 長時間走行においても右足が熱くならないことになる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1ないし図5にもとづいて説明する。なお、前出 の図と同一の部材については同一の符号を付すものとする。
【0010】 図1ないし図3は、エンジンのアイドリング状態、即ち、アクセルペダル7に 足を載せない状態を示したものである。ヒーターユニット2の下部正面に後方向 足元吹出口4と下部側面に横方向足元吹出口5がそれぞれ形成されている。足元 吹出口5に隣接してアクセルペダル8が配置されている。アクセルペダル8はそ の基端部8aを支持部材9に支持され、この支持部材9を支点として一定の範囲内 で回動可能に設定されている。
【0011】 横方向足元吹出口5は車両の前後方向に長い矩形におおよそ形成されており、 この吹出口5より若干大きい大きさをもつ薄板状の風向調整板10が足元吹出口5 の内側に配設されている。図3においてより明らかなように、風向調整板10の車 両前進方向端部にピン11が足元吹出口5から突出するように埴設されている。ま た、ピン11から水平かつ車両後進方向に所定距離をおいたヒーターユニット2の 表側に係止部材12が取り付けられており、ピン11と係止部材12はリターンスプリ ング13により連結されている。これにより、風向調整板10は常時車両後進側に付 勢されている。
【0012】 アクセルペダル8の基端部8a側寄り、かつ足元吹出口5側にピン14が埴設され ている。そしてこのピン14と調整板10のピン11とはコネクティングロッド15によ り連結されている。なお、図3において、16は、アクセルペダル7の左側に配設 されたブレーキペダルである。
【0013】 以上のような構成において、アイドリング状態においては、図1ないし図3に より示すように、風向調整板10はリターンスプリング10によってスタート位置、 即ち、足元吹出口5から吹き出される温風の吹出方向を干渉しない位置に位置さ れている。したがって、温風は矢印Aで示す方向、即ちアクセルペダル8に直接 あたる方向に吹き出される。
【0014】 車両の走行状態においては、図4及び図5により示すように、アクセルペダル 8は図面に示さない運転者の右足により力を加えられて、支持部材9を支点とし て時計方向、換言すれば、図4における点線の位置から実線の位置に回動される 。これに連動して風向調整板10は、コネクティングロッド15を介して、かつリタ ーンスプリング13の付勢力に抗して、足元吹出口5の吹出面積を縮小する方向に 移動する。このとき、アクセルペダル8を深く踏み込めば踏み込むほど、風向調 整板10は足元吹出口5の吹出面積を縮小する方向に移動し、温風が矢印Bの方向 に吹出し、運転手の右足に直接あたるのを防止する。
【0015】 アクセルペダル8を戻したとき、即ち、アクセルペダル8から負荷が取り除か れたとき、風向調整板10はリターンスプリング13の付勢力により図1ないし図3 に示されたスタートの位置に再度戻される。なお、風向調整板10はその移動に際 して、風向調整板10の上端および下端に対応するヒーターユニット2の裏側に設 けられた図面に示さない案内部材により案内されつつ滑らかに移動することがで きる。
【0016】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、左ハンドル車において、ア クセルペダルがヒーターユニットの足元吹出口に隣接して配置されていたとして も、アクセルペダル上の運転者の右足に温風が直接吹き付けず、そのため右足が 熱くなることもなく、長時間走行においても何ら問題がない。したがって、走行 時における快適性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のアイドリング状態をを示す
斜視図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】アクセルペダルを踏み込んだときの状態を示す
斜視図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】従来技術の一例を示す斜視図である。
【図7】別の従来技術を示す側面図である。
【符号の説明】
2 ヒーターユニット 5 横方向足元吹出口 8 アクセルペダル 10 風向調整板 13 リターンスプリング 15 コネクティングロッド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】足元吹出口を運転者側に開口したヒーター
    吹出口構造において、前記足元吹出口に前記アクセルペ
    ダルの動きに連動して温風の風向きを変える風向調整板
    を付設したことを特徴とするヒーター吹出口構造。
JP6796091U 1991-07-31 1991-07-31 ヒーター吹出口構造 Pending JPH0512217U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6796091U JPH0512217U (ja) 1991-07-31 1991-07-31 ヒーター吹出口構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6796091U JPH0512217U (ja) 1991-07-31 1991-07-31 ヒーター吹出口構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0512217U true JPH0512217U (ja) 1993-02-19

Family

ID=13360047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6796091U Pending JPH0512217U (ja) 1991-07-31 1991-07-31 ヒーター吹出口構造

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JP (1) JPH0512217U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013014324A (ja) * 2011-07-04 2013-01-24 Visteon Global Technologies Inc フットベントを備えた空調装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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