JPS6033056Y2 - 自動車の前部車体構造 - Google Patents
自動車の前部車体構造Info
- Publication number
- JPS6033056Y2 JPS6033056Y2 JP1976176775U JP17677576U JPS6033056Y2 JP S6033056 Y2 JPS6033056 Y2 JP S6033056Y2 JP 1976176775 U JP1976176775 U JP 1976176775U JP 17677576 U JP17677576 U JP 17677576U JP S6033056 Y2 JPS6033056 Y2 JP S6033056Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cross member
- radiator
- front cross
- panel
- body structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ラジェータ下部にフロントクロスメンバー
が配設され、このフロントクロスメンバーの前方にフロ
ントバランスパネルが設けられてなる自動車前部車体構
造の改良に関する。
が配設され、このフロントクロスメンバーの前方にフロ
ントバランスパネルが設けられてなる自動車前部車体構
造の改良に関する。
従来かかる形の自動車前部車体構造においては、第1図
に示されるようにフロントバランスパネル5がフロント
クロスメンバー3の前面および前部上下を間隙をおいて
囲むように取り付けられていて、ラジェータ1を通過す
べき空気流の一部Aがラジェータ部の抵抗のためにフロ
ントバランスパネル5とフロントクロスメンバ3の間ヲ
通過して車体下部に流れてしまってラジェータへの空気
流量が減少されラジェータの放熱効率を充分にできない
という不都合があった。
に示されるようにフロントバランスパネル5がフロント
クロスメンバー3の前面および前部上下を間隙をおいて
囲むように取り付けられていて、ラジェータ1を通過す
べき空気流の一部Aがラジェータ部の抵抗のためにフロ
ントバランスパネル5とフロントクロスメンバ3の間ヲ
通過して車体下部に流れてしまってラジェータへの空気
流量が減少されラジェータの放熱効率を充分にできない
という不都合があった。
この考案は上記従来の不都合を解消すべくなされたもの
であって、ラジ土−タへの空気流量を増大させた自動車
の前部車体構造を提供することを目的とする。
であって、ラジ土−タへの空気流量を増大させた自動車
の前部車体構造を提供することを目的とする。
この考案は、ラジェータ下部にフロントクロスメンバー
が配設され、このフロントクロスメンバーの前方にフロ
ントバラン負パネルが設けられてなる自動車の前部車体
構造において、前記フロントバランスパネル上面とフロ
ントクロスメンバーを連続的に連接しかつ該フロントク
ロスメンバーの上端面後端部をラジェータのコア下縁に
相当するコア座板パネルに向けて延設して該コア座板パ
ネルに対しフロントクロスメンバーの上端面後端部に設
けたガイド部を近接し、これによりフロントバランスパ
ネル上面トフロントクロスメンバー上面とをラジェータ
コア下縁に至る略一様な平坦面とし、これにより自動車
走行時の自然風がフロントバランスパネルとフロントク
ロスメンバーの間に流れ込むことを阻止して、ラジェー
タへの空気流量を増大させるようにしたものである。
が配設され、このフロントクロスメンバーの前方にフロ
ントバラン負パネルが設けられてなる自動車の前部車体
構造において、前記フロントバランスパネル上面とフロ
ントクロスメンバーを連続的に連接しかつ該フロントク
ロスメンバーの上端面後端部をラジェータのコア下縁に
相当するコア座板パネルに向けて延設して該コア座板パ
ネルに対しフロントクロスメンバーの上端面後端部に設
けたガイド部を近接し、これによりフロントバランスパ
ネル上面トフロントクロスメンバー上面とをラジェータ
コア下縁に至る略一様な平坦面とし、これにより自動車
走行時の自然風がフロントバランスパネルとフロントク
ロスメンバーの間に流れ込むことを阻止して、ラジェー
タへの空気流量を増大させるようにしたものである。
以下、本考案の実施例を第2図を参照して説明する。
この実施例において、第1図の従来例と同一部分には同
一符号を用いるものとする。
一符号を用いるものとする。
ラジェータ1の下部前方には間隙2を隔てフロントクロ
スメンバー3が配置されている。
スメンバー3が配置されている。
このフロントクロスメンバーの前面から下端前部は、間
隙4を設けてフロントバランスパネル5にカバーされて
いる。
隙4を設けてフロントバランスパネル5にカバーされて
いる。
このフロントバランスパネル5は、上端面6がフロント
クロスメンバー7の上端面8と平行であって、該上端面
6の後端部分でボルト・ナツト9により上端面8上に密
着固定されている。
クロスメンバー7の上端面8と平行であって、該上端面
6の後端部分でボルト・ナツト9により上端面8上に密
着固定されている。
また前記フロントクロスメンバー3の上端面後端部はラ
ジェータ1の前面に接近して上方側へ突出するガイド部
10を形成している。
ジェータ1の前面に接近して上方側へ突出するガイド部
10を形成している。
そして、フロントクロスメンバー3の上端面後端部II
tラジェータ1のコア下縁に相当するコア座板パネル1
3の前面部に向けて延長され、先端のガイド部10を当
該コア座板パネル13に近接している。
tラジェータ1のコア下縁に相当するコア座板パネル1
3の前面部に向けて延長され、先端のガイド部10を当
該コア座板パネル13に近接している。
したがって、フロントバランスパネル5の上端面6、フ
ロントクロスメンバー3の上端面8およびガイド部10
は、ラジェータのコア下縁に向かう連続的なガイド面を
形成することとなる。
ロントクロスメンバー3の上端面8およびガイド部10
は、ラジェータのコア下縁に向かう連続的なガイド面を
形成することとなる。
図の符号11はメンバーの下端を示す。
自動車の走行時に発生する自然風は矢符12で示スよう
に、バンパ11とフロントバランスパネル5の間では、
上端面8,6、ガイド部10により案内されて、他に曲
ることなく直接にラジェータ1に向かうこととなる。
に、バンパ11とフロントバランスパネル5の間では、
上端面8,6、ガイド部10により案内されて、他に曲
ることなく直接にラジェータ1に向かうこととなる。
なお上記実施例において、間隙4はフロントバランスパ
ネル5の上端面8により、その上部がカバーされている
が、これは間隙4の上端が実質的にカバーされればよ<
、シたがって、フロントクロスメンバー3の上端面6を
前方に突出してこれをフロントバランスパネル5と連結
してもよい。
ネル5の上端面8により、その上部がカバーされている
が、これは間隙4の上端が実質的にカバーされればよ<
、シたがって、フロントクロスメンバー3の上端面6を
前方に突出してこれをフロントバランスパネル5と連結
してもよい。
上記のようにこの考案は、ラジェータ下部にフロントク
ロスメンバーが配設され、このフロントクロスメンバー
の前方にフロントバランスパネルが設けられてなる自動
車の前部車体構造において、前記フロントバランスパネ
ル上面とフロントクロスメンバーを連続的に連続しかつ
該フロントクロスメンバーの上端後端部をラジェータの
コア下縁に相当するコア座板パネルに向けて延設して該
コア座板パネルに対しフロントクロスメンバーの上端面
後端部に設けたガイド部を近接することにより、フロン
トバランスパネルとフロントクロスメンバーの上面を連
続した略一様平坦なガイド面としてラジェータコア下縁
部分に接続される結果、前方からの自然風がフロントバ
ランスパネルとフロントクロスメンバーの間を通って車
体の下部に流れることが防止されるとともに、これが、
ラジェータに向かって案内されるので、ラジェータを通
過する空気量が増大されるという優れた効果を有する。
ロスメンバーが配設され、このフロントクロスメンバー
の前方にフロントバランスパネルが設けられてなる自動
車の前部車体構造において、前記フロントバランスパネ
ル上面とフロントクロスメンバーを連続的に連続しかつ
該フロントクロスメンバーの上端後端部をラジェータの
コア下縁に相当するコア座板パネルに向けて延設して該
コア座板パネルに対しフロントクロスメンバーの上端面
後端部に設けたガイド部を近接することにより、フロン
トバランスパネルとフロントクロスメンバーの上面を連
続した略一様平坦なガイド面としてラジェータコア下縁
部分に接続される結果、前方からの自然風がフロントバ
ランスパネルとフロントクロスメンバーの間を通って車
体の下部に流れることが防止されるとともに、これが、
ラジェータに向かって案内されるので、ラジェータを通
過する空気量が増大されるという優れた効果を有する。
第1図は従来の自動車の前部車体構造を示す断面図、第
2図は本考案に係る自動車の前部車体構造の実施例を示
す断面図である。 1・0・・・ラジェータ、3・・・・漬・フロントクロ
スメンバー、5・・・・・・フロントバランスパネル、
6.8・・・・・・上端面。
2図は本考案に係る自動車の前部車体構造の実施例を示
す断面図である。 1・0・・・ラジェータ、3・・・・漬・フロントクロ
スメンバー、5・・・・・・フロントバランスパネル、
6.8・・・・・・上端面。
Claims (1)
- ラジェータ下部にフロントクロスメンバーが配設され、
このフロントクロスメンバーの前方にフロントバランス
パネルが設けられてなる自動車の前部車体構造において
、前記フロントバランスパネル上面とフロントクロスメ
ンバーを連続的に連接しかつ該フロントクロスメンバー
の上端面後端部をラジェータのコア下縁に相当するコア
座板パネルに向けて延設して該コア座板パネルに対しフ
ロントクロスメンバーの上端面後端部に設けたガイド部
を近接したことを特徴とする自動車の前部車体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976176775U JPS6033056Y2 (ja) | 1976-12-28 | 1976-12-28 | 自動車の前部車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976176775U JPS6033056Y2 (ja) | 1976-12-28 | 1976-12-28 | 自動車の前部車体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5393824U JPS5393824U (ja) | 1978-07-31 |
JPS6033056Y2 true JPS6033056Y2 (ja) | 1985-10-02 |
Family
ID=28784101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976176775U Expired JPS6033056Y2 (ja) | 1976-12-28 | 1976-12-28 | 自動車の前部車体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6033056Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-12-28 JP JP1976176775U patent/JPS6033056Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5393824U (ja) | 1978-07-31 |
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