JPH05121496A - 不良チツプ除去方法 - Google Patents
不良チツプ除去方法Info
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- JPH05121496A JPH05121496A JP3279398A JP27939891A JPH05121496A JP H05121496 A JPH05121496 A JP H05121496A JP 3279398 A JP3279398 A JP 3279398A JP 27939891 A JP27939891 A JP 27939891A JP H05121496 A JPH05121496 A JP H05121496A
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- JP
- Japan
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- wafer
- defective
- chip
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Abstract
(57)【要約】
【目的】集積回路の製造において、従来人手に頼ってい
たウェハー製造後の不良チップ除去を、自動的に行うこ
と。 【構成】LSI用テスタと直結したウェハー検査用プロ
ーバー101、テスタ用ホストコンピュータ102、不
良チップ除去装置103及びプローバー101とホスト
コンピュータ102を結ぶ通信回線1、ホストコンピュ
ータ102と不良チッピュ除去装置103を結ぶ通信回
線2で構成され、ウェハー検査時、プローバー101で
良品・不良品の判定を行い、各チップの判定結果を記憶
したウェハーマップ情報を作成後、作成した情報を通信
回線1、ホストコンピュータ102、通信回線2を経由
して不良チップ除去装置へ転送し、ダイシング後、ウェ
ハーマップ情報から不良チップの位置を読み出し、自動
的に除去する手段を備えている。
たウェハー製造後の不良チップ除去を、自動的に行うこ
と。 【構成】LSI用テスタと直結したウェハー検査用プロ
ーバー101、テスタ用ホストコンピュータ102、不
良チップ除去装置103及びプローバー101とホスト
コンピュータ102を結ぶ通信回線1、ホストコンピュ
ータ102と不良チッピュ除去装置103を結ぶ通信回
線2で構成され、ウェハー検査時、プローバー101で
良品・不良品の判定を行い、各チップの判定結果を記憶
したウェハーマップ情報を作成後、作成した情報を通信
回線1、ホストコンピュータ102、通信回線2を経由
して不良チップ除去装置へ転送し、ダイシング後、ウェ
ハーマップ情報から不良チップの位置を読み出し、自動
的に除去する手段を備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICの製造方法に係わ
り、特に半導体ウェハー(以下単にウェハーと称す)検
査後の不良品除去方法に関する。
り、特に半導体ウェハー(以下単にウェハーと称す)検
査後の不良品除去方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ICの製造工程は、大きく2つに分けら
れ、前工程と呼ばれるウェハー製造プロセスと後工程と
呼ばれる製品組立プロセスに分けられる。特に、ウェハ
ー製造プロセスでは、クリーンルーム内のゴミや製造プ
ロセスのバラツキ、ウェハーの結晶欠陥により、不良が
作り込まれる。
れ、前工程と呼ばれるウェハー製造プロセスと後工程と
呼ばれる製品組立プロセスに分けられる。特に、ウェハ
ー製造プロセスでは、クリーンルーム内のゴミや製造プ
ロセスのバラツキ、ウェハーの結晶欠陥により、不良が
作り込まれる。
【0003】そのため、前工程が終了した後は、ウェハ
ー検査工程を設け、良品,不良品の判別を行い不良品の
除去を行うと共に、前工程で作り込んだ不良・不具合の
内容確認も行っている。
ー検査工程を設け、良品,不良品の判別を行い不良品の
除去を行うと共に、前工程で作り込んだ不良・不具合の
内容確認も行っている。
【0004】従来のウェハー検査及び不良品の除去方法
について説明する。図8に従来例のフローチャートを示
す。フローチャートは、ウェハー検査工程と、組立工程
に分かれる。ウェハー検査工程では、まず、テスト(工
程801)を行い、良品・不良品の判定を行う。その
際、不良品には、マーキング(工程802)をし、良品
・不良品の区別が目視できるようにする。判定結果は、
良品数・不良品数毎にカウントし(工程803)、全チ
ップのテストが終了した時に(工程804)、カウント
した良品数,不良品数をテスト出力(工程805)し、
ウェハー検査は終了する。
について説明する。図8に従来例のフローチャートを示
す。フローチャートは、ウェハー検査工程と、組立工程
に分かれる。ウェハー検査工程では、まず、テスト(工
程801)を行い、良品・不良品の判定を行う。その
際、不良品には、マーキング(工程802)をし、良品
・不良品の区別が目視できるようにする。判定結果は、
良品数・不良品数毎にカウントし(工程803)、全チ
ップのテストが終了した時に(工程804)、カウント
した良品数,不良品数をテスト出力(工程805)し、
ウェハー検査は終了する。
【0005】ウェハー検査の終了したウェハーは、組立
工程へと進む。組立工程では、まずダイシング(工程8
06)により、半導体チップ(以下単にチップと称す)
単位に分離し、ウェハー検査で判定した不良チップの除
去(工程807)を行う。不良チップ除去は、ウェハー
検査時に付いたマーキングの有無を、人間の視覚判断で
行う。不良チップを除いた後は、ウェハー製造工程に起
因する外観上の不良チップを検査するため、チップ外観
チェック(工程808)を行い、モールドパッケージな
らばリードフレーム上に、セラミックならばケース上に
マウント(工程809)される。
工程へと進む。組立工程では、まずダイシング(工程8
06)により、半導体チップ(以下単にチップと称す)
単位に分離し、ウェハー検査で判定した不良チップの除
去(工程807)を行う。不良チップ除去は、ウェハー
検査時に付いたマーキングの有無を、人間の視覚判断で
行う。不良チップを除いた後は、ウェハー製造工程に起
因する外観上の不良チップを検査するため、チップ外観
チェック(工程808)を行い、モールドパッケージな
らばリードフレーム上に、セラミックならばケース上に
マウント(工程809)される。
【0006】その後、リードフレーム或いはケースとチ
ップを結線するためにボンディング(工程810)を行
い、封入(工程811)によりパッケージ成形し、捺印
等の仕上げ工程(工程812)を経て、組立工程は終了
する。
ップを結線するためにボンディング(工程810)を行
い、封入(工程811)によりパッケージ成形し、捺印
等の仕上げ工程(工程812)を経て、組立工程は終了
する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来、ウェハー検査で
判定された不良チップは、キズやマーキング等で印を付
けるため、良品チップにクラック,割れ,汚れ等が発生
する。また、除去では人間が目視,手作業で除去してい
るため、自動化できない。同様にして誤って良品を除去
してしまったり、除去する不良品を取りこぼす等の可能
性があるというような問題点があった。
判定された不良チップは、キズやマーキング等で印を付
けるため、良品チップにクラック,割れ,汚れ等が発生
する。また、除去では人間が目視,手作業で除去してい
るため、自動化できない。同様にして誤って良品を除去
してしまったり、除去する不良品を取りこぼす等の可能
性があるというような問題点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の不良チップ除去
方法は、予めウェハー毎に準備したウェハーマップ情報
にウェハー検査時の判定結果を記憶し、組立工程で前記
ウェハーマップ情報を読み出して、不良チップの位置を
特定し、自動的に除去する、又は、読み出した情報によ
り良チップの位置を特定し、マウントを行うという工程
から成る。
方法は、予めウェハー毎に準備したウェハーマップ情報
にウェハー検査時の判定結果を記憶し、組立工程で前記
ウェハーマップ情報を読み出して、不良チップの位置を
特定し、自動的に除去する、又は、読み出した情報によ
り良チップの位置を特定し、マウントを行うという工程
から成る。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0010】図1は本発明の第1の実施例のハードウェ
アの構成図である。本発明は、LSI用テスタと直結し
たウェハー検査用プローバー101、テスタ用ホストコ
ンピュータ102、不良チップ除去装置103及びプロ
ーバー101とホストコンピューター102を結ぶ通信
回線1,ホストコンピュータ102と不良チップ除去装
置103を結ぶ通信回線2で構成されている。ウェハー
検査用プローバー101では、良品・不良品の判定を行
い、各チップの判定結果を記録したウェハーマップ情報
を作成する。作成した情報は、通信回線1を通してホス
トコンピュータ102に送り、ウェハー毎に記憶する。
アの構成図である。本発明は、LSI用テスタと直結し
たウェハー検査用プローバー101、テスタ用ホストコ
ンピュータ102、不良チップ除去装置103及びプロ
ーバー101とホストコンピューター102を結ぶ通信
回線1,ホストコンピュータ102と不良チップ除去装
置103を結ぶ通信回線2で構成されている。ウェハー
検査用プローバー101では、良品・不良品の判定を行
い、各チップの判定結果を記録したウェハーマップ情報
を作成する。作成した情報は、通信回線1を通してホス
トコンピュータ102に送り、ウェハー毎に記憶する。
【0011】また、不良チップ除去装置103では、ホ
ストコンピュータ102より通信回戦2を通して、送信
されるウェハーマップ情報に基づいて、不良チップが除
去される。続いて、ウェハーマップ情報について説明を
する。
ストコンピュータ102より通信回戦2を通して、送信
されるウェハーマップ情報に基づいて、不良チップが除
去される。続いて、ウェハーマップ情報について説明を
する。
【0012】図2は、本発明で用いるウェハーマップ情
報図である。チップ毎の判定結果を記録するために、ウ
ェハーのオリエンテーションフラットに垂直な方向を行
(i;i=1,2,3,…)〈201〉,オリエンテー
ションフラットに平行な方向を列(j;j=1,2,
3,…)〈202〉とし、各チップを行列P(i,j)
及び、判定結果をXで表わし、各チップの判定結果をP
(i,j)=Xで置き換えると、例えば“X=0”はチ
ップが形成されていない部分、“X=1”は良品とする
ならば、P(1,1)=0,P(1,2)=1,P
(1.4)=2,…,P(i,j)=Xと表わすことが
できる。
報図である。チップ毎の判定結果を記録するために、ウ
ェハーのオリエンテーションフラットに垂直な方向を行
(i;i=1,2,3,…)〈201〉,オリエンテー
ションフラットに平行な方向を列(j;j=1,2,
3,…)〈202〉とし、各チップを行列P(i,j)
及び、判定結果をXで表わし、各チップの判定結果をP
(i,j)=Xで置き換えると、例えば“X=0”はチ
ップが形成されていない部分、“X=1”は良品とする
ならば、P(1,1)=0,P(1,2)=1,P
(1.4)=2,…,P(i,j)=Xと表わすことが
できる。
【0013】このP(i,j)=Xで表わした各チップ
の判定情報を、ウェハー製造工程の露光時に使用する面
付け上に記録したものが、ウェハーマップ情報となる。
の判定情報を、ウェハー製造工程の露光時に使用する面
付け上に記録したものが、ウェハーマップ情報となる。
【0014】図2のウェハーマップ情報図は、ウェハー
検査前の状態でチップが形成されている部分のXは、全
て“1”となっている。従って、同一製品ならば、ウェ
ハー検査前のウェハーマップ情報は同一である。
検査前の状態でチップが形成されている部分のXは、全
て“1”となっている。従って、同一製品ならば、ウェ
ハー検査前のウェハーマップ情報は同一である。
【0015】図3は、ウェハー検査後のウェハーマップ
情報図である。テストを行い、良品と判定されたチップ
は、Xが“1→2”に変更となり、不良品と判定された
チップ、Xは“1”のままである。
情報図である。テストを行い、良品と判定されたチップ
は、Xが“1→2”に変更となり、不良品と判定された
チップ、Xは“1”のままである。
【0016】続いて、ウェハー検査工程におけるウェハ
ーマップ情報の作成手順を説明する。
ーマップ情報の作成手順を説明する。
【0017】図4にウェハーマップ情報作成のフローチ
ャートを示す。まず、製品名を入力し、ウェハー検査前
のウェハーマップ情報を読み出す(工程401)。読み
出したウェハーマップ情報に対し、ウェハー上のチップ
のない個所にマーキングしたロット番号の読み取りを行
い、ラベルを付ける(工程402)。同様に、ウェハー
番号の読み取りも行い、ラベルを付ける(工程40
3)。
ャートを示す。まず、製品名を入力し、ウェハー検査前
のウェハーマップ情報を読み出す(工程401)。読み
出したウェハーマップ情報に対し、ウェハー上のチップ
のない個所にマーキングしたロット番号の読み取りを行
い、ラベルを付ける(工程402)。同様に、ウェハー
番号の読み取りも行い、ラベルを付ける(工程40
3)。
【0018】次に、チップの行(i)を初期化するため
にi=1とする(工程404)。同様にチップの列
(j)を初期化するためにj=1とする(工程40
5)。その次に、元々チップが形成されていない部分は
テストを省略するようにするため、ウェハー検査前のウ
ェハーマップ情報より(i,j)で指定されるチップの
Xを検索し、X=“0”の場合は、工程409へジャン
プし、X=“1”の場合は、次工程407へ進む(工程
406)。(i,j)で指定されるチップのテストを行
い、判定し(工程407)、良品の場合は、Xを“1”
→“2”に変更する(工程408)。不良品の場合は、
Xの変更は行わない。
にi=1とする(工程404)。同様にチップの列
(j)を初期化するためにj=1とする(工程40
5)。その次に、元々チップが形成されていない部分は
テストを省略するようにするため、ウェハー検査前のウ
ェハーマップ情報より(i,j)で指定されるチップの
Xを検索し、X=“0”の場合は、工程409へジャン
プし、X=“1”の場合は、次工程407へ進む(工程
406)。(i,j)で指定されるチップのテストを行
い、判定し(工程407)、良品の場合は、Xを“1”
→“2”に変更する(工程408)。不良品の場合は、
Xの変更は行わない。
【0019】続いて、jを+1カウントアップし(工程
409)、図2に示すウェハーマップ情報を持つ製品の
場合j<10ならば、隣りの列のテストを行うため、工
程406へ戻る。j=10ならば、jを+1カウントア
ップし(工程411)、図2に示すウェハーマップ情報
を持つ製品の場合、i<10ならば隣りの行のテストを
行うため、工程405へ戻る。i=10ならば、ウェハ
ー検査後のウェハーマップ情報をホストコンピュータに
転送(工程413)し、終了する。
409)、図2に示すウェハーマップ情報を持つ製品の
場合j<10ならば、隣りの列のテストを行うため、工
程406へ戻る。j=10ならば、jを+1カウントア
ップし(工程411)、図2に示すウェハーマップ情報
を持つ製品の場合、i<10ならば隣りの行のテストを
行うため、工程405へ戻る。i=10ならば、ウェハ
ー検査後のウェハーマップ情報をホストコンピュータに
転送(工程413)し、終了する。
【0020】次に、チップ除去装置について説明する。
【0021】図5は、不良チップ除去のフローチャート
である。タイミングの終わったウェハーについて、ま
ず、ウェハー上のチップのない個所にマーキングしたロ
ット番号の読み取りを行う(工程501)。同様にウェ
ハー番号の読み取りも行う(工程502)。読み取った
ロット番号,ウェハー番号より、対象となるウェハーの
ウェハーマップ情報を通信回線を通してホストコンピュ
ータより読み出す(工程503)。ここで、チップの行
(i)を初期化するためにi=1とする(工程50
4)。同様に、チップの列(j)を初期化するためにj
=1とする(工程505)。
である。タイミングの終わったウェハーについて、ま
ず、ウェハー上のチップのない個所にマーキングしたロ
ット番号の読み取りを行う(工程501)。同様にウェ
ハー番号の読み取りも行う(工程502)。読み取った
ロット番号,ウェハー番号より、対象となるウェハーの
ウェハーマップ情報を通信回線を通してホストコンピュ
ータより読み出す(工程503)。ここで、チップの行
(i)を初期化するためにi=1とする(工程50
4)。同様に、チップの列(j)を初期化するためにj
=1とする(工程505)。
【0022】そして、ウェハーマップ情報で、(i,
j)で指定されるチップのXを検索し(工程506)、
X=“1”及びX=“0”の場合、チップはピックアッ
プ後、自動的に除去され(工程507)、X=“2”の
場合、つまり良品はそのままで、工程508へ進む。
j)で指定されるチップのXを検索し(工程506)、
X=“1”及びX=“0”の場合、チップはピックアッ
プ後、自動的に除去され(工程507)、X=“2”の
場合、つまり良品はそのままで、工程508へ進む。
【0023】続いて、jを+1カウントアップし(工程
508)、図3に示すウェハーマップ情報を持つ製品の
場合、j<10ならば隣りの列へ進むため、工程506
へ戻る。j=10ならば、jを+1カウントアップし
(工程510)、図3に示すウェハーマップ情報を持つ
製品の場合、i<10ならば隣りの行へ進むため、工程
505へ戻る。i=10ならば、対象ウェハーの不良チ
ップ除去は終了する。
508)、図3に示すウェハーマップ情報を持つ製品の
場合、j<10ならば隣りの列へ進むため、工程506
へ戻る。j=10ならば、jを+1カウントアップし
(工程510)、図3に示すウェハーマップ情報を持つ
製品の場合、i<10ならば隣りの行へ進むため、工程
505へ戻る。i=10ならば、対象ウェハーの不良チ
ップ除去は終了する。
【0024】次に本発明の第2の実施例を説明する。こ
の実施例では、不良チップ除去工程をマウント工程に取
り込み組立工程を1工程省略したため、第1実施例と比
べて、さらにコストの低減となる。
の実施例では、不良チップ除去工程をマウント工程に取
り込み組立工程を1工程省略したため、第1実施例と比
べて、さらにコストの低減となる。
【0025】図6は、本発明の第2の実施例のハードウ
ェアの構成図である。本発明は、LSI用テスタと直結
したウェハー検査用プローバ601、テスタ用ホストコ
ンピュータ602、マウント装置603、及び601と
602を結ぶ通信回線3、602と603を結ぶ通信回
線4で構成されている。
ェアの構成図である。本発明は、LSI用テスタと直結
したウェハー検査用プローバ601、テスタ用ホストコ
ンピュータ602、マウント装置603、及び601と
602を結ぶ通信回線3、602と603を結ぶ通信回
線4で構成されている。
【0026】ウェハー製造工程を終了したウェハーは、
ウェハー検査用プローバー601で良品・不良品の判定
を行い、チップ毎の判定情報から、ウェハーマップ情報
を作成し、作成した情報を通信回線3を通してホストコ
ッピュータ602に送り、ウェハー毎に記憶するのは、
第1実施例と同様である。
ウェハー検査用プローバー601で良品・不良品の判定
を行い、チップ毎の判定情報から、ウェハーマップ情報
を作成し、作成した情報を通信回線3を通してホストコ
ッピュータ602に送り、ウェハー毎に記憶するのは、
第1実施例と同様である。
【0027】また、マウント装置603では、前記ウェ
ハーマップ情報が、通信回線4を通してホストコンピュ
ータより送られ、良チップの位置が出力され、マウント
が行われる。ウェハー検査工程におけるウェハーマップ
情報の作成の詳細は、第1の実施例と同様なので、ここ
ではマウント装置を中心に説明する。
ハーマップ情報が、通信回線4を通してホストコンピュ
ータより送られ、良チップの位置が出力され、マウント
が行われる。ウェハー検査工程におけるウェハーマップ
情報の作成の詳細は、第1の実施例と同様なので、ここ
ではマウント装置を中心に説明する。
【0028】図7はマウントのフローチャートである。
ダイシングの終わったウェハー(不良チップ除去は実施
しない)について、まず、ウェハー上のチップのない個
所にマーキングしたロット番号の読み取りを行う(工程
701)。同様にウェハー番号の読み取りも行う(工程
702)。読み取ったロット番号、ウェハ番号より対象
となるウェハーのウェハーマップ情報を通信回線を通し
てホストコンピュータより読み出す(工程703)。こ
こで、チップの行(i)を初期化するためにi=1とす
る(工程704)。同様に、チップの列(j)を初期化
するためにj=1とする(工程705)。
ダイシングの終わったウェハー(不良チップ除去は実施
しない)について、まず、ウェハー上のチップのない個
所にマーキングしたロット番号の読み取りを行う(工程
701)。同様にウェハー番号の読み取りも行う(工程
702)。読み取ったロット番号、ウェハ番号より対象
となるウェハーのウェハーマップ情報を通信回線を通し
てホストコンピュータより読み出す(工程703)。こ
こで、チップの行(i)を初期化するためにi=1とす
る(工程704)。同様に、チップの列(j)を初期化
するためにj=1とする(工程705)。
【0029】そして、ウェハーマップ情報で(i,j)
で指定されるチップのXを検索し(工程706)、X=
“2”の場合、つまり良品のチップはピックアップ後マ
ウントされ(工程707)、X=“1”及びX=“0”
の場合、つまり不良品はそのままで、工程708へ進
む。
で指定されるチップのXを検索し(工程706)、X=
“2”の場合、つまり良品のチップはピックアップ後マ
ウントされ(工程707)、X=“1”及びX=“0”
の場合、つまり不良品はそのままで、工程708へ進
む。
【0030】続いて、jを+1カウントし(工程70
8)、図3に示すウェハーマップ情報を持つ製品の場
合、j<10ならば隣りの列へ進むため、工程706へ
戻る。j=10ならば、iを+1カウントアップし(工
程710)、図3に示すウェハーマップ情報を持つ製品
の場合、i<10ならば、隣りの行へ進むため、工程7
05へ戻る。i=10ならば、対象ウェハーのマウント
は終了する。
8)、図3に示すウェハーマップ情報を持つ製品の場
合、j<10ならば隣りの列へ進むため、工程706へ
戻る。j=10ならば、iを+1カウントアップし(工
程710)、図3に示すウェハーマップ情報を持つ製品
の場合、i<10ならば、隣りの行へ進むため、工程7
05へ戻る。i=10ならば、対象ウェハーのマウント
は終了する。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明の不良品除去
方法は、ウェハー検査時にチップ毎の判定結果を記憶し
たウェハーマップ情報を作成し、ダイシング後、前記情
報を読み出して不良チップの位置と特定できるため、従
来手作業で行なっていた不良品除去を自動化できる効果
と、不良チップを除去をマウント工程に盛り込み、1工
程省略したことによる後期短縮の効果を有する。
方法は、ウェハー検査時にチップ毎の判定結果を記憶し
たウェハーマップ情報を作成し、ダイシング後、前記情
報を読み出して不良チップの位置と特定できるため、従
来手作業で行なっていた不良品除去を自動化できる効果
と、不良チップを除去をマウント工程に盛り込み、1工
程省略したことによる後期短縮の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成図。
【図2】ウェハー検査前のウェハーマップ情報を示す
図。
図。
【図3】ウェハー検査後のウェハーマップを示す情報
図。
図。
【図4】本発明の第1の実施例のウェハーマップ情報の
作成のためのフローチャートを示す図。
作成のためのフローチャートを示す図。
【図5】本発明の第1の実施例の不良チップ除去のため
のフローチャートを示す図。
のフローチャートを示す図。
【図6】本発明の第2の実施例の構成図。
【図7】本発明の第2の実施例のマウントのためのフロ
ーチャートを示す図。
ーチャートを示す図。
【図8】従来技術のウェハー検査工程及び組立工程のた
めのフローチャートを示す図。
めのフローチャートを示す図。
1,2,3,4 通信回線 101,601 ウェハー検査用プローバー 102,602 テスター用ホストコンピュータ 103 不良チップ除去装置 603 マウント装置
Claims (1)
- 【請求項1】 半導体ウェハー製造後の不良半導体チッ
プの除去において、前記半導体ウェハー上の半導体チッ
プをテストする第1の工程と、該第1工程におけるテス
ト結果を、予め半導体ウェハー毎に準備したウェハーア
ップ情報に記憶する第2の工程と、該第2工程で記憶し
た情報に基づき、不良チップを除去する第3の工程から
成ることを特徴とする不良チップ除去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3279398A JPH05121496A (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 不良チツプ除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3279398A JPH05121496A (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 不良チツプ除去方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05121496A true JPH05121496A (ja) | 1993-05-18 |
Family
ID=17610567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3279398A Pending JPH05121496A (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 不良チツプ除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05121496A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6238942B1 (en) * | 1998-04-07 | 2001-05-29 | Micron Technology, Inc. | Method of wire-bonding a repair die in a multi-chip module using a repair solution generated during testing of the module |
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