JPH05121439A - 薄膜トランジスタの製造方法 - Google Patents
薄膜トランジスタの製造方法Info
- Publication number
- JPH05121439A JPH05121439A JP27994591A JP27994591A JPH05121439A JP H05121439 A JPH05121439 A JP H05121439A JP 27994591 A JP27994591 A JP 27994591A JP 27994591 A JP27994591 A JP 27994591A JP H05121439 A JPH05121439 A JP H05121439A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impurity concentration
- semiconductor layer
- concentration region
- low
- low impurity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Thin Film Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 薄膜トランジスタにおいて十分に高いオン/
オフ電流比が得られるようにする。 【構成】 半導体層2の上方に複数のゲート電極部4a
等を形成し、これをマスクとして使用して半導体層2に
不純物を低い濃度で注入する。これにより、半導体層2
の非マスキング部分には低不純物濃度領域11a等が形
成され、隣合う低不純物濃度領域の間のマスキング部分
はチャネル層9a等として残る。これにより、半導体層
2は不純物が注入された領域とチャネル層との接合部の
数が増えると共に、チャネル層と接合する領域の不純物
濃度が低くなる。その後、レジスト5を所望の範囲に形
成し、これをマスクとして使用して不純物を高い濃度で
注入し、両端にある低不純物濃度領域11a等のチャネ
ル層9a等とは反対側に高不純物濃度領域10a等を形
成する。これにより、高不純物濃度領域10a等とチャ
ネル層との間には不純物濃度の低い低不純物濃度領域1
1a等が介装される構造となる。
オフ電流比が得られるようにする。 【構成】 半導体層2の上方に複数のゲート電極部4a
等を形成し、これをマスクとして使用して半導体層2に
不純物を低い濃度で注入する。これにより、半導体層2
の非マスキング部分には低不純物濃度領域11a等が形
成され、隣合う低不純物濃度領域の間のマスキング部分
はチャネル層9a等として残る。これにより、半導体層
2は不純物が注入された領域とチャネル層との接合部の
数が増えると共に、チャネル層と接合する領域の不純物
濃度が低くなる。その後、レジスト5を所望の範囲に形
成し、これをマスクとして使用して不純物を高い濃度で
注入し、両端にある低不純物濃度領域11a等のチャネ
ル層9a等とは反対側に高不純物濃度領域10a等を形
成する。これにより、高不純物濃度領域10a等とチャ
ネル層との間には不純物濃度の低い低不純物濃度領域1
1a等が介装される構造となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置のスイッ
チング素子、スタティックRAMのメモリセル内の負荷
素子等に用いられる薄膜トランジスタ(以下、TFTと
いう。)の製造方法に関する。
チング素子、スタティックRAMのメモリセル内の負荷
素子等に用いられる薄膜トランジスタ(以下、TFTと
いう。)の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】TFTは、オフのときリーク電流(オフ
電流)が低く、オンのときオン電流が高いことが要求さ
れる。即ち、オン/オフ電流比が高いことが要求され
る。例を挙げて説明すると、例えばアクティブマトリク
ス型の液晶表示装置に用いられるスイッチング素子用T
FTでは、液晶層を挟む電極に速やかに電荷を蓄積(充
電)するために高いオン電流が、また充電された電荷を
十分保持するために低いリーク電流(オフ電流)が要求
される。また、スタティックRAMに用いられるTFT
では、消費電流を低減させる為に低いオフ電流が、また
メモリセルを安定して動作させる為に高いオン電流が要
求される。
電流)が低く、オンのときオン電流が高いことが要求さ
れる。即ち、オン/オフ電流比が高いことが要求され
る。例を挙げて説明すると、例えばアクティブマトリク
ス型の液晶表示装置に用いられるスイッチング素子用T
FTでは、液晶層を挟む電極に速やかに電荷を蓄積(充
電)するために高いオン電流が、また充電された電荷を
十分保持するために低いリーク電流(オフ電流)が要求
される。また、スタティックRAMに用いられるTFT
では、消費電流を低減させる為に低いオフ電流が、また
メモリセルを安定して動作させる為に高いオン電流が要
求される。
【0003】ところで、TFTにおいて高いオン/オフ
電流比を得るためには、従来、マルチゲート構造とする
か、或はLDD構造(Lightly Diffused Drain)とする
ことが採用されている。マルチゲート構造のTFTは、
図3に示すように絶縁性基板21の上に形成した半導体
層22に対し、半導体層22の上方に形成した2つのゲ
ート電極24(一方が24a、他方が24b)をマスク
として不純物を注入し、前記ゲート電極24aと24b
の下方にある半導体層22の2箇所をチャネル層29と
し、そのチャネル層29の両側の3箇所を高不純物濃度
領域(N+)30とした構造をとる。即ち、ゲート電極
24の数を複数にして、チャネル層29と高不純物濃度
領域(N+)30との接合部の数を増加させ、これによ
りソース電極28aとドレイン電極28bとの間の電圧
を分割して、1接合部当りの電界強度を低減させる構造
となっている。
電流比を得るためには、従来、マルチゲート構造とする
か、或はLDD構造(Lightly Diffused Drain)とする
ことが採用されている。マルチゲート構造のTFTは、
図3に示すように絶縁性基板21の上に形成した半導体
層22に対し、半導体層22の上方に形成した2つのゲ
ート電極24(一方が24a、他方が24b)をマスク
として不純物を注入し、前記ゲート電極24aと24b
の下方にある半導体層22の2箇所をチャネル層29と
し、そのチャネル層29の両側の3箇所を高不純物濃度
領域(N+)30とした構造をとる。即ち、ゲート電極
24の数を複数にして、チャネル層29と高不純物濃度
領域(N+)30との接合部の数を増加させ、これによ
りソース電極28aとドレイン電極28bとの間の電圧
を分割して、1接合部当りの電界強度を低減させる構造
となっている。
【0004】一方、LDD構造をしたTFTは、図4に
示すように、絶縁性基板41の上に形成した半導体層4
2が、ゲート電極44の下方の1箇所をチャネル層49
とし、その両側を共に不純物領域としており、かつ、そ
の2つの不純物領域がゲート電極44に近い側を低不純
物濃度領域(N-)51、遠い側を高不純物濃度領域
(N+)50とした構造をとる。即ち、高不純物濃度領
域(N+)50とチャネル層49との間の電界強度を、
両者間に高不純物濃度領域(N+)50よりも抵抗が高
い低不純物濃度領域(N-)51を介在させることによ
り低減させる構造となっている。
示すように、絶縁性基板41の上に形成した半導体層4
2が、ゲート電極44の下方の1箇所をチャネル層49
とし、その両側を共に不純物領域としており、かつ、そ
の2つの不純物領域がゲート電極44に近い側を低不純
物濃度領域(N-)51、遠い側を高不純物濃度領域
(N+)50とした構造をとる。即ち、高不純物濃度領
域(N+)50とチャネル層49との間の電界強度を、
両者間に高不純物濃度領域(N+)50よりも抵抗が高
い低不純物濃度領域(N-)51を介在させることによ
り低減させる構造となっている。
【0005】次に、両構造のTFTの製造方法を説明す
る。図3に示すマルチゲート構造をしたTFTの製造
は、先ず絶縁性基板21上にポリシリコンからなる半導
体層22を、例えば厚み50〜100nmに形成する。
次いで、半導体層22の上にゲート絶縁膜23を、例え
ば厚み50〜100nmに形成した後、ゲート絶縁膜2
3の上の2箇所にゲート電極24aと24bを、例えば
厚み300〜450nmに形成する。次いで、そのゲー
ト電極24aと24bをマスクとして、半導体層22中
に、不純物として、例えばリン(P)或はヒ素(As)
を1×1015cm-2注入する。これにより高不純物濃度
領域(N+)30が3箇所に形成され、残った部分がチ
ャネル層29となる。
る。図3に示すマルチゲート構造をしたTFTの製造
は、先ず絶縁性基板21上にポリシリコンからなる半導
体層22を、例えば厚み50〜100nmに形成する。
次いで、半導体層22の上にゲート絶縁膜23を、例え
ば厚み50〜100nmに形成した後、ゲート絶縁膜2
3の上の2箇所にゲート電極24aと24bを、例えば
厚み300〜450nmに形成する。次いで、そのゲー
ト電極24aと24bをマスクとして、半導体層22中
に、不純物として、例えばリン(P)或はヒ素(As)
を1×1015cm-2注入する。これにより高不純物濃度
領域(N+)30が3箇所に形成され、残った部分がチ
ャネル層29となる。
【0006】その後、かかる状態の基板21の上に層間
絶縁膜26を、例えば500nm以下の厚みに堆積した
後、注入した不純物を活性化させるために、950°C
の雰囲気中で30分間アニールを施す。次いで、層間絶
縁膜26及びゲート絶縁膜23を貫通するコンタクトホ
ール27a、27bを開口した後、このコンタクトホー
ル27a、27bに充填した状態で、層間絶縁膜26上
にAl等からなるソース電極28aとドレイン電極28
bを配線する。配線されたソース電極28aとドレイン
電極28bは、前記高不純物濃度領域(N+)30と電
気的に接続されるようになしておく。
絶縁膜26を、例えば500nm以下の厚みに堆積した
後、注入した不純物を活性化させるために、950°C
の雰囲気中で30分間アニールを施す。次いで、層間絶
縁膜26及びゲート絶縁膜23を貫通するコンタクトホ
ール27a、27bを開口した後、このコンタクトホー
ル27a、27bに充填した状態で、層間絶縁膜26上
にAl等からなるソース電極28aとドレイン電極28
bを配線する。配線されたソース電極28aとドレイン
電極28bは、前記高不純物濃度領域(N+)30と電
気的に接続されるようになしておく。
【0007】次に、図4に示すLDD構造(NMOSの
場合)の製造方法を説明する。先ず、絶縁性基板41上
に、ポリシリコンからなる半導体層42を、例えば厚み
50〜100nmに形成する。次いで、例えば厚みを5
0〜100nmとしてゲート絶縁膜43を形成し、その
上にゲート電極44を、例えば厚み300〜450nm
に形成する。次いで、低不純物濃度領域(N-)51を
形成するために、ゲート電極44をマスクとし、不純物
としてのP或はAsを半導体層52に1×1013cm-2
注入する。
場合)の製造方法を説明する。先ず、絶縁性基板41上
に、ポリシリコンからなる半導体層42を、例えば厚み
50〜100nmに形成する。次いで、例えば厚みを5
0〜100nmとしてゲート絶縁膜43を形成し、その
上にゲート電極44を、例えば厚み300〜450nm
に形成する。次いで、低不純物濃度領域(N-)51を
形成するために、ゲート電極44をマスクとし、不純物
としてのP或はAsを半導体層52に1×1013cm-2
注入する。
【0008】続いて、ゲート電極44を覆って図示しな
いレジストをパターン形成し、そのレジストをマスクと
して、半導体層42における低不純物濃度領域(N-)
51の外側に、不純物としてのP或はAsを1×1015
cm-2注入し、高不純物濃度領域(N+)50を形成す
る。その後の工程は、マルチゲート構造のTFTと同様
に行う。
いレジストをパターン形成し、そのレジストをマスクと
して、半導体層42における低不純物濃度領域(N-)
51の外側に、不純物としてのP或はAsを1×1015
cm-2注入し、高不純物濃度領域(N+)50を形成す
る。その後の工程は、マルチゲート構造のTFTと同様
に行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マルチ
ゲート構造においては、十分なオン電流が得られる反
面、高不純物濃度領域(N+)30とチャネル層29と
の接合部における不純物濃度の勾配が高いため、結合部
での電界が強くなってリーク電流が増大し、その結果と
して十分に高いオン/オフ電流比が得られず、改良の余
地があった。一方のLDD構造においては、高不純物濃
度領域(N+)50とチャネル層49との間に介在させ
た抵抗の高い低不純物濃度領域(N-)51の存在によ
り、リーク電流を低くすることができる反面、逆のオン
状態のときには、抵抗の高い低不純物濃度領域(N-)
51により十分なオン電流が得られず、結局のところ十
分に高いオン/オフ電流比が得られず、改善の余地があ
った。
ゲート構造においては、十分なオン電流が得られる反
面、高不純物濃度領域(N+)30とチャネル層29と
の接合部における不純物濃度の勾配が高いため、結合部
での電界が強くなってリーク電流が増大し、その結果と
して十分に高いオン/オフ電流比が得られず、改良の余
地があった。一方のLDD構造においては、高不純物濃
度領域(N+)50とチャネル層49との間に介在させ
た抵抗の高い低不純物濃度領域(N-)51の存在によ
り、リーク電流を低くすることができる反面、逆のオン
状態のときには、抵抗の高い低不純物濃度領域(N-)
51により十分なオン電流が得られず、結局のところ十
分に高いオン/オフ電流比が得られず、改善の余地があ
った。
【0010】本発明はこのような従来技術の課題を解決
すべくなされたものであり、十分に高いオン/オフ電流
比が得られる薄膜トランジスタの製造方法を提供するこ
とを目的とする。
すべくなされたものであり、十分に高いオン/オフ電流
比が得られる薄膜トランジスタの製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の薄膜トランジス
タの製造方法は、表面が絶縁性の基板上に半導体層を形
成する工程と、該半導体層を覆った状態で該基板上に絶
縁膜を形成する工程と、該絶縁膜の上に複数のゲート電
極を形成する工程と、該ゲート電極をマスクとして該半
導体層に不純物イオンを低い濃度で注入して、半導体層
の非マスキング部分に低不純物濃度領域を形成する工程
と、該ゲート電極が形成された該絶縁膜の上に、両端に
ある該低不純物濃度領域の一方における他方側とは反対
側の部分の上方および、他方の全部又は一方側とは反対
側の部分の上方を残し、それ以外の半導体層部分の上方
を覆った状態で、レジストをパターン形成する工程と、
該レジストをマスクとして該半導体層中に不純物イオン
を高い濃度で注入し、半導体層の非マスキング部分に高
不純物濃度領域を形成する工程と、を含んでおり、その
ことにより上記目的を達成することができる。
タの製造方法は、表面が絶縁性の基板上に半導体層を形
成する工程と、該半導体層を覆った状態で該基板上に絶
縁膜を形成する工程と、該絶縁膜の上に複数のゲート電
極を形成する工程と、該ゲート電極をマスクとして該半
導体層に不純物イオンを低い濃度で注入して、半導体層
の非マスキング部分に低不純物濃度領域を形成する工程
と、該ゲート電極が形成された該絶縁膜の上に、両端に
ある該低不純物濃度領域の一方における他方側とは反対
側の部分の上方および、他方の全部又は一方側とは反対
側の部分の上方を残し、それ以外の半導体層部分の上方
を覆った状態で、レジストをパターン形成する工程と、
該レジストをマスクとして該半導体層中に不純物イオン
を高い濃度で注入し、半導体層の非マスキング部分に高
不純物濃度領域を形成する工程と、を含んでおり、その
ことにより上記目的を達成することができる。
【0012】
【作用】本発明にあっては、ゲート電極部を複数形成
し、これをマスクとして使用して半導体層に不純物を低
い濃度で注入する。これにより、半導体層の複数の非マ
スキング部分には低不純物濃度領域がそれぞれ形成さ
れ、隣合う低不純物濃度領域の間のマスキング部分はチ
ャネル層として残る。これにより、半導体層は不純物が
注入された領域とチャネル層との接合部の数が増えると
共に、チャネル層と接合する領域の不純物濃度が低くな
る。
し、これをマスクとして使用して半導体層に不純物を低
い濃度で注入する。これにより、半導体層の複数の非マ
スキング部分には低不純物濃度領域がそれぞれ形成さ
れ、隣合う低不純物濃度領域の間のマスキング部分はチ
ャネル層として残る。これにより、半導体層は不純物が
注入された領域とチャネル層との接合部の数が増えると
共に、チャネル層と接合する領域の不純物濃度が低くな
る。
【0013】その後、レジストを所望の範囲に形成し、
これをマスクとして使用して不純物を高い濃度で注入
し、両端にある低不純物濃度領域のチャネル層とは反対
側に高不純物濃度領域を形成する。これにより、高不純
物濃度領域とチャネル層との間には不純物濃度の低い低
不純物濃度領域が介装される構造となる。
これをマスクとして使用して不純物を高い濃度で注入
し、両端にある低不純物濃度領域のチャネル層とは反対
側に高不純物濃度領域を形成する。これにより、高不純
物濃度領域とチャネル層との間には不純物濃度の低い低
不純物濃度領域が介装される構造となる。
【0014】したがって、本実施例の方法においては、
LDD構造のものよりも接合部の数を増加させてマルチ
ゲート構造にでき、またマルチゲート構造のものの接合
部での不純物濃度の勾配を小さくできる。このために、
2つの構造を同時に採用でき大幅にリーク電流を低減す
ることができる。よって、高不純物濃度領域とチャネル
層との間に存在する低不純物濃度領域により多少抵抗が
大きくなってオン電流が高くなるものの、大幅なリーク
電流の低減によりオン/オフ電流比の十分に高いTFT
を製造することが可能となる。
LDD構造のものよりも接合部の数を増加させてマルチ
ゲート構造にでき、またマルチゲート構造のものの接合
部での不純物濃度の勾配を小さくできる。このために、
2つの構造を同時に採用でき大幅にリーク電流を低減す
ることができる。よって、高不純物濃度領域とチャネル
層との間に存在する低不純物濃度領域により多少抵抗が
大きくなってオン電流が高くなるものの、大幅なリーク
電流の低減によりオン/オフ電流比の十分に高いTFT
を製造することが可能となる。
【0015】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。
【0016】図1(c)は本実施例により製造されたT
FTを示す断面図である。このTFTは、絶縁性基板1
上の所定範囲に、例えば平面視で矩形状をした半導体層
2が形成され、その半導体層2は幅方向(図の左右方
向)に沿って9つの領域に区分されている。最も外側の
領域は高不純物濃度領域(N+)10a、10bになっ
ており、その一つ内側の領域は低不純物濃度領域
(N-)11a、11dに、更に一つ内側の領域はチャ
ネル層9a、9cに、更に一つ内側の領域は低不純物濃
度領域(N-)11b、11cに、更に、内側の中央の
領域はチャネル層9bになっている。
FTを示す断面図である。このTFTは、絶縁性基板1
上の所定範囲に、例えば平面視で矩形状をした半導体層
2が形成され、その半導体層2は幅方向(図の左右方
向)に沿って9つの領域に区分されている。最も外側の
領域は高不純物濃度領域(N+)10a、10bになっ
ており、その一つ内側の領域は低不純物濃度領域
(N-)11a、11dに、更に一つ内側の領域はチャ
ネル層9a、9cに、更に一つ内側の領域は低不純物濃
度領域(N-)11b、11cに、更に、内側の中央の
領域はチャネル層9bになっている。
【0017】この半導体層2を覆った状態で基板1上に
はゲート絶縁膜3が形成されており、更にゲート絶縁膜
3の上には間隔を開けて3つのゲート電極4が形成され
ている。各ゲート電極4a、4b及び4cは、それぞれ
上述した3つのチャネル層9a、9b、9cの上に位置
している。これらゲート電極4a、4b及び4cを覆っ
て、ゲート絶縁膜3上には層間絶縁膜6が形成されてい
る。この層間絶縁膜6の上には、層間絶縁膜6及びその
下のゲート絶縁膜3を貫通するコンタクトホール7a、
7bに一部を充填した状態で、ソース電極8aとドレイ
ン電極8bとが形成されている。ソース電極8aは前記
高不純物濃度領域(N+)10aに電気的に接続され、
ドレイン電極8bは前記高不純物濃度領域(N+)10
bに電気的に接続されている。
はゲート絶縁膜3が形成されており、更にゲート絶縁膜
3の上には間隔を開けて3つのゲート電極4が形成され
ている。各ゲート電極4a、4b及び4cは、それぞれ
上述した3つのチャネル層9a、9b、9cの上に位置
している。これらゲート電極4a、4b及び4cを覆っ
て、ゲート絶縁膜3上には層間絶縁膜6が形成されてい
る。この層間絶縁膜6の上には、層間絶縁膜6及びその
下のゲート絶縁膜3を貫通するコンタクトホール7a、
7bに一部を充填した状態で、ソース電極8aとドレイ
ン電極8bとが形成されている。ソース電極8aは前記
高不純物濃度領域(N+)10aに電気的に接続され、
ドレイン電極8bは前記高不純物濃度領域(N+)10
bに電気的に接続されている。
【0018】次に、この構造のTFTの製造方法につい
て説明する。先ず、図1(a)に示すように、絶縁性基
板1の上に半導体層2を形成する。この半導体層2は、
例えば材料にポリシリコン等を使用し、厚みとしては5
0nmとしている。次に、半導体層2を覆った状態で基
板1の上にゲート絶縁膜3を、例えば100nmの厚み
に形成し、そのゲート絶縁膜3の上に3つのゲート電極
4a、4b及び4cを形成する。
て説明する。先ず、図1(a)に示すように、絶縁性基
板1の上に半導体層2を形成する。この半導体層2は、
例えば材料にポリシリコン等を使用し、厚みとしては5
0nmとしている。次に、半導体層2を覆った状態で基
板1の上にゲート絶縁膜3を、例えば100nmの厚み
に形成し、そのゲート絶縁膜3の上に3つのゲート電極
4a、4b及び4cを形成する。
【0019】次いで、ゲート電極4a、4b及び4cを
マスクとして、半導体層2に不純物を低い濃度で注入
し、半導体層2の4箇所に低不純物濃度領域(N-)1
1a、11b、11c、11dを形成する。このときに
形成された両端の低不純物濃度領域(N-)11aと1
1dとは、最終的に形成する領域よりも広くなってお
り、この後に行われる処理により狭くなる。不純物の注
入条件は、例えば不純物としてはPを使用し、電圧を1
00keV、注入密度を1×1014cm-2とした。な
お、注入密度を1×1014cm-2に設定した場合は、低
不純物濃度領域(N-)11a、11b、11c、11
dのオン抵抗を十分低いものにできる。
マスクとして、半導体層2に不純物を低い濃度で注入
し、半導体層2の4箇所に低不純物濃度領域(N-)1
1a、11b、11c、11dを形成する。このときに
形成された両端の低不純物濃度領域(N-)11aと1
1dとは、最終的に形成する領域よりも広くなってお
り、この後に行われる処理により狭くなる。不純物の注
入条件は、例えば不純物としてはPを使用し、電圧を1
00keV、注入密度を1×1014cm-2とした。な
お、注入密度を1×1014cm-2に設定した場合は、低
不純物濃度領域(N-)11a、11b、11c、11
dのオン抵抗を十分低いものにできる。
【0020】次いで、図1(b)に示すようにゲート絶
縁膜3の上に、左端のゲート電極4aよりも少し左側に
寄った位置から、右端のゲート電極4cよりも少し右側
に寄った位置までにわたる範囲に、レジストパターン5
を形成し、このレジストパターン5をマスクとして前記
半導体層2の両端にある低不純物濃度領域(N-)11
aと11dに不純物を高い濃度で注入する。不純物の注
入条件としては、例えば不純物にPを使用し、電圧を1
00keV、注入密度を1×1015cm-2とした。これ
により、両端の低不純物濃度領域(N-)11a、11
dの外側部分に、高不純物濃度領域(N+)10aと1
0bが形成される。
縁膜3の上に、左端のゲート電極4aよりも少し左側に
寄った位置から、右端のゲート電極4cよりも少し右側
に寄った位置までにわたる範囲に、レジストパターン5
を形成し、このレジストパターン5をマスクとして前記
半導体層2の両端にある低不純物濃度領域(N-)11
aと11dに不純物を高い濃度で注入する。不純物の注
入条件としては、例えば不純物にPを使用し、電圧を1
00keV、注入密度を1×1015cm-2とした。これ
により、両端の低不純物濃度領域(N-)11a、11
dの外側部分に、高不純物濃度領域(N+)10aと1
0bが形成される。
【0021】次いで、レジストパターン5をエッチング
等により除去し、その後、ゲート絶縁膜3の上に層間絶
縁膜6をほぼ全面に形成する。次いで、層間絶縁膜6
と、その下のゲート絶縁膜3とを貫通するコンタクトホ
ール7a、7bを形成する。これらコンタクトホール7
a、7bは、高不純物濃度領域(N+)10aと10b
の上に設ける。
等により除去し、その後、ゲート絶縁膜3の上に層間絶
縁膜6をほぼ全面に形成する。次いで、層間絶縁膜6
と、その下のゲート絶縁膜3とを貫通するコンタクトホ
ール7a、7bを形成する。これらコンタクトホール7
a、7bは、高不純物濃度領域(N+)10aと10b
の上に設ける。
【0022】その後、層間絶縁膜6の上に、前記コンタ
クトホール7aと7bに一部を充填した状態で、ソース
電極8aとドレイン電極8bを形成する。これにより、
ソース電極8aは高不純物濃度領域(N+)10aに電
気的に接続され、ドレイン電極8bは高不純物濃度領域
(N+)10bと電気的に接続される。
クトホール7aと7bに一部を充填した状態で、ソース
電極8aとドレイン電極8bを形成する。これにより、
ソース電極8aは高不純物濃度領域(N+)10aに電
気的に接続され、ドレイン電極8bは高不純物濃度領域
(N+)10bと電気的に接続される。
【0023】従って、この構造のTFTにおいては、L
DD構造のものよりも接合部の数を増加させてマルチゲ
ート構造にでき、またマルチゲート構造のものの接合部
での不純物濃度の勾配を小さくできる。このために、2
つの構造を同時に採用でき大幅にリーク電流を低減する
ことができる。よって、高不純物濃度領域とチャネル層
との間に存在する低不純物濃度領域により多少抵抗が大
きくなってオン電流が高くなるものの、大幅なリーク電
流の低減によりオン/オフ電流比の十分に高いTFTを
製造することが可能となる。
DD構造のものよりも接合部の数を増加させてマルチゲ
ート構造にでき、またマルチゲート構造のものの接合部
での不純物濃度の勾配を小さくできる。このために、2
つの構造を同時に採用でき大幅にリーク電流を低減する
ことができる。よって、高不純物濃度領域とチャネル層
との間に存在する低不純物濃度領域により多少抵抗が大
きくなってオン電流が高くなるものの、大幅なリーク電
流の低減によりオン/オフ電流比の十分に高いTFTを
製造することが可能となる。
【0024】なお、上記実施例は、ソース電極からドレ
イン電極に向け、或は逆にドレイン電極からソース電極
に向けて、選択的に両方向の一方の方向に動作させる場
合に有効な構造を示している。例えば、ドレイン電極8
bからソース電極8aに向けて電流を流す場合、つまり
MNOSの場合には、ドレイン電極8bの方がソース電
極8aより電位が大であり、チャネル層9cと低不純物
濃度領域11dとの接合部D1、チャネル層9bと低不
純物濃度領域11cとの接合部D2、チャネル層9aと
低不純物濃度領域11bとの接合部D3がTFTのリー
ク電流特性を決める接合である。逆に、ソース電極8a
からドレイン電極8bに向けてオン電流を流す場合、つ
まりMNOSの場合には、ソース電極8aの方がドレイ
ン電極8bより電位が大であり、チャネル層9cと低不
純物濃度領域11cとの接合部D1´、チャネル層9b
と低不純物濃度領域11bとの接合部D2´、チャネル
層9aと低不純物濃度領域11aとの接合部D3´がT
FTのリーク電流特性を決める接合である場合に有効な
構造を示している。
イン電極に向け、或は逆にドレイン電極からソース電極
に向けて、選択的に両方向の一方の方向に動作させる場
合に有効な構造を示している。例えば、ドレイン電極8
bからソース電極8aに向けて電流を流す場合、つまり
MNOSの場合には、ドレイン電極8bの方がソース電
極8aより電位が大であり、チャネル層9cと低不純物
濃度領域11dとの接合部D1、チャネル層9bと低不
純物濃度領域11cとの接合部D2、チャネル層9aと
低不純物濃度領域11bとの接合部D3がTFTのリー
ク電流特性を決める接合である。逆に、ソース電極8a
からドレイン電極8bに向けてオン電流を流す場合、つ
まりMNOSの場合には、ソース電極8aの方がドレイ
ン電極8bより電位が大であり、チャネル層9cと低不
純物濃度領域11cとの接合部D1´、チャネル層9b
と低不純物濃度領域11bとの接合部D2´、チャネル
層9aと低不純物濃度領域11aとの接合部D3´がT
FTのリーク電流特性を決める接合である場合に有効な
構造を示している。
【0025】本発明は、このような両方向に動作をさせ
る構造のTFTに限らず、一方向に動作をさせる構造の
TFTにも適用できる。例えば、図2に示すように、ド
レイン電極側がソース電極側よりも電位が大きく、ドレ
イン電極側からソース電極側へ向けて電流が流れる場合
を例に挙げて説明すると、低い電圧側、即ちソース電極
側にあるゲート電極4aの下方のチャネル層9aと左端
にある高不純物濃度領域10aとの間には、低不純物濃
度領域の形成は不要である。
る構造のTFTに限らず、一方向に動作をさせる構造の
TFTにも適用できる。例えば、図2に示すように、ド
レイン電極側がソース電極側よりも電位が大きく、ドレ
イン電極側からソース電極側へ向けて電流が流れる場合
を例に挙げて説明すると、低い電圧側、即ちソース電極
側にあるゲート電極4aの下方のチャネル層9aと左端
にある高不純物濃度領域10aとの間には、低不純物濃
度領域の形成は不要である。
【0026】この構造のTFTの製造は、図1(a)に
示すように形成された状態のものに対し、図2に示すよ
うにレジスト5を、その左端をゲート電極4aの上に配
し、かつ右端をゲート電極4cの右側に配して形成し、
そのレジスト5をマスクとして上方から不純物を高濃度
で注入することにより行われる。
示すように形成された状態のものに対し、図2に示すよ
うにレジスト5を、その左端をゲート電極4aの上に配
し、かつ右端をゲート電極4cの右側に配して形成し、
そのレジスト5をマスクとして上方から不純物を高濃度
で注入することにより行われる。
【0027】なお、上述した実施例ではゲート電極を3
つ形成してチャネル層を4つ形成する場合を説明してい
るが、本発明はこれに限るものではなく、ゲート電極を
2又は4以上形成してチャネル層を3又は5以上形成す
る場合にも適用できることはもちろんである。
つ形成してチャネル層を4つ形成する場合を説明してい
るが、本発明はこれに限るものではなく、ゲート電極を
2又は4以上形成してチャネル層を3又は5以上形成す
る場合にも適用できることはもちろんである。
【0028】
【発明の効果】以上詳述するように、本発明による場合
には、LDD構造のものよりも接合部の数を増加させて
マルチゲート構造にでき、またマルチゲート構造のもの
の接合部での不純物濃度の勾配を小さくできるため、2
つの構造を同時に採用でき大幅にリーク電流を低減する
ことができる。よって、高不純物濃度領域とチャネル層
との間に存在する低不純物濃度領域により多少抵抗が大
きくなってオン電流が高くなるものの、大幅なリーク電
流の低減によりオン/オフ電流比の十分に高いTFTを
製造することが可能となる。
には、LDD構造のものよりも接合部の数を増加させて
マルチゲート構造にでき、またマルチゲート構造のもの
の接合部での不純物濃度の勾配を小さくできるため、2
つの構造を同時に採用でき大幅にリーク電流を低減する
ことができる。よって、高不純物濃度領域とチャネル層
との間に存在する低不純物濃度領域により多少抵抗が大
きくなってオン電流が高くなるものの、大幅なリーク電
流の低減によりオン/オフ電流比の十分に高いTFTを
製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例にかかる薄膜トランジスタの製造工程
図であり、(a)は低不純物濃度領域までを形成した断
面図を示し、(b)はレジストまでを形成した断面図を
示し、(c)は最終段階まで形成した断面図を示す。
図であり、(a)は低不純物濃度領域までを形成した断
面図を示し、(b)はレジストまでを形成した断面図を
示し、(c)は最終段階まで形成した断面図を示す。
【図2】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図3】従来の薄膜トランジスタを示す断面図である。
【図4】従来の他の構造の薄膜トランジスタを示す断面
図である。
図である。
1 絶縁性基板 2 半導体層 3 ゲート絶縁膜 4、4a、4b、4c ゲート電極 5 レジスト 6 層間絶縁膜 7a、7b コンタクトホール 8a ソース電極 8b ドレイン電極 9a、9b、9c チャネル層 10a、10b 高不純物濃度領域 11a、11b、11c、11d 低不純物濃度領域
Claims (1)
- 【請求項1】 表面が絶縁性の基板上に半導体層を形成
する工程と、 該半導体層を覆った状態で該基板上に絶縁膜を形成する
工程と、 該絶縁膜の上に複数のゲート電極を形成する工程と、 該ゲート電極をマスクとして該半導体層に不純物イオン
を低い濃度で注入して、半導体層の非マスキング部分に
低不純物濃度領域を形成する工程と、 該ゲート電極が形成された該絶縁膜の上に、両端にある
該低不純物濃度領域の一方における他方側とは反対側の
部分の上方および、他方の全部又は一方側とは反対側の
部分の上方を残し、それ以外の半導体層部分の上方を覆
った状態で、レジストをパターン形成する工程と、 該レジストをマスクとして該半導体層中に不純物イオン
を高い濃度で注入し、半導体層のマスキング部分に高不
純物濃度領域を形成する工程と、 を含む薄膜トランジスタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27994591A JPH05121439A (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 薄膜トランジスタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27994591A JPH05121439A (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 薄膜トランジスタの製造方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11432699A Division JPH11340475A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | トランジスタの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05121439A true JPH05121439A (ja) | 1993-05-18 |
Family
ID=17618114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27994591A Pending JPH05121439A (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 薄膜トランジスタの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05121439A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08186262A (ja) * | 1994-12-19 | 1996-07-16 | Korea Electron Telecommun | 薄膜トランジスタの製造方法 |
EP0871227A2 (en) * | 1997-04-08 | 1998-10-14 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Thin film transistor, manufacturing method therefor and liquid crystal display unit using the same |
JP2003519915A (ja) * | 2000-01-07 | 2003-06-24 | セイコーエプソン株式会社 | 薄膜トランジスタおよびその製造方法 |
JP2003519917A (ja) * | 2000-01-07 | 2003-06-24 | セイコーエプソン株式会社 | 半導体トランジスタ |
KR100485531B1 (ko) * | 2002-04-15 | 2005-04-27 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 다결정 실리콘 박막트랜지스터와 그 제조방법 |
US8928044B2 (en) | 2010-01-12 | 2015-01-06 | Japan Display West Inc. | Display device, switching circuit and field effect transistor |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58105574A (ja) * | 1981-12-17 | 1983-06-23 | Seiko Epson Corp | 液晶表示装置 |
JPS62237762A (ja) * | 1986-04-08 | 1987-10-17 | Citizen Watch Co Ltd | Ldd型mosトランジスタとその製造方法 |
JPH01218070A (ja) * | 1988-02-26 | 1989-08-31 | Matsushita Electron Corp | Mosトランジスタ |
-
1991
- 1991-10-25 JP JP27994591A patent/JPH05121439A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58105574A (ja) * | 1981-12-17 | 1983-06-23 | Seiko Epson Corp | 液晶表示装置 |
JPS62237762A (ja) * | 1986-04-08 | 1987-10-17 | Citizen Watch Co Ltd | Ldd型mosトランジスタとその製造方法 |
JPH01218070A (ja) * | 1988-02-26 | 1989-08-31 | Matsushita Electron Corp | Mosトランジスタ |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08186262A (ja) * | 1994-12-19 | 1996-07-16 | Korea Electron Telecommun | 薄膜トランジスタの製造方法 |
EP0871227A2 (en) * | 1997-04-08 | 1998-10-14 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Thin film transistor, manufacturing method therefor and liquid crystal display unit using the same |
EP0871227A3 (en) * | 1997-04-08 | 1999-12-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Thin film transistor, manufacturing method therefor and liquid crystal display unit using the same |
JP2003519915A (ja) * | 2000-01-07 | 2003-06-24 | セイコーエプソン株式会社 | 薄膜トランジスタおよびその製造方法 |
JP2003519917A (ja) * | 2000-01-07 | 2003-06-24 | セイコーエプソン株式会社 | 半導体トランジスタ |
KR100485531B1 (ko) * | 2002-04-15 | 2005-04-27 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 다결정 실리콘 박막트랜지스터와 그 제조방법 |
US7002178B2 (en) | 2002-04-15 | 2006-02-21 | Lg.Philips Lcd Co., Ltd. | Polycrystalline silicon thin film transistor and method for fabricating the same |
US7118944B2 (en) | 2002-04-15 | 2006-10-10 | Lg.Philips Lcd Co., Ltd. | Method for fabricating polycrystalline silicon thin film transistor |
US8928044B2 (en) | 2010-01-12 | 2015-01-06 | Japan Display West Inc. | Display device, switching circuit and field effect transistor |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2689888B2 (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
KR910007377B1 (ko) | 반도체장치 | |
KR930011232A (ko) | 불휘발성 반도체메모리장치 및 그 제조방법 | |
US5565368A (en) | High density integrated semiconductor device and manufacturing method thereof | |
US5780893A (en) | Non-volatile semiconductor memory device including memory transistor with a composite gate structure | |
KR100205373B1 (ko) | 액정표시소자의 제조방법 | |
JP2000058800A (ja) | サリサイド接合をもつlvトランジスタ及び不揮発性メモリセルを有する電子装置及びその製造方法 | |
KR0184071B1 (ko) | 필드 시일드 소자 분리 구조체를 가지는 반도체 장치와 그의 제조방법 | |
JP2945969B2 (ja) | 不揮発性メモリデバイス並びにその製造方法 | |
JPH05121439A (ja) | 薄膜トランジスタの製造方法 | |
US5149664A (en) | Self-aligning ion-implantation method for semiconductor device having multi-gate type MOS transistor structure | |
US6707116B2 (en) | Integrated circuit and manufacturing method therefor | |
JP2001044393A (ja) | 半導体装置の製造方法及び半導体装置 | |
US5915173A (en) | Thin film transistor and method for fabricating the same | |
JPS60160169A (ja) | Mosトランジスタおよびその製造方法 | |
JPH06334155A (ja) | 半導体記憶装置およびその製造方法 | |
KR100206877B1 (ko) | 박막트랜지스터 제조방법 | |
EP0440222B1 (en) | Ultraviolet-erasable type nonvolatile semiconductor memory device having asymmetrical field oxide structure | |
JPH11340475A (ja) | トランジスタの製造方法 | |
JPH04206971A (ja) | 薄膜半導体装置 | |
US6100566A (en) | Multi-layer semiconductor device and method for fabricating the same | |
JPH04279033A (ja) | 薄膜トランジスタの製造方法 | |
KR900004730B1 (ko) | 반도체 기억장치(半導體記憶裝置) 및 그 제조방법 | |
JPS62211955A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH08306875A (ja) | 半導体デバイス |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990301 |