JPH05120647A - 回転ヘツド高さ測定装置 - Google Patents
回転ヘツド高さ測定装置Info
- Publication number
- JPH05120647A JPH05120647A JP27922491A JP27922491A JPH05120647A JP H05120647 A JPH05120647 A JP H05120647A JP 27922491 A JP27922491 A JP 27922491A JP 27922491 A JP27922491 A JP 27922491A JP H05120647 A JPH05120647 A JP H05120647A
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- Japan
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- head
- rotary
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気記録再生装置の回転再生ヘッドの出力を
処理することで、回転ヘッド装置を磁気記録再生装置に
実装したままで回転消去ヘッドの高さを測定する。 【構成】 少なくとも２つの回転再生ヘッドと少なくと
も２つの回転消去ヘッドとを備えた回転ヘッド型磁気記
録再生装置の回転ヘッド高さ測定装置であって、回転再
生ヘッド出力の最大値と最小値とを検出する手段と、前
記回転再生ヘッド出力の最大値と最小値とを処理し回転
消去ヘッドの高さのずれを結果として得る手段とから構
成されている。 【効果】 小型で安価で精度良く回転消去ヘッドの高さ
を測定する装置を提供することができる。
処理することで、回転ヘッド装置を磁気記録再生装置に
実装したままで回転消去ヘッドの高さを測定する。 【構成】 少なくとも２つの回転再生ヘッドと少なくと
も２つの回転消去ヘッドとを備えた回転ヘッド型磁気記
録再生装置の回転ヘッド高さ測定装置であって、回転再
生ヘッド出力の最大値と最小値とを検出する手段と、前
記回転再生ヘッド出力の最大値と最小値とを処理し回転
消去ヘッドの高さのずれを結果として得る手段とから構
成されている。 【効果】 小型で安価で精度良く回転消去ヘッドの高さ
を測定する装置を提供することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、回転ヘッド装置を磁気
記録再生装置に実装したままで、回転消去ヘッドの高さ
を測定する装置に関するものである。
記録再生装置に実装したままで、回転消去ヘッドの高さ
を測定する装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】以下、従来の回転ヘッド高さ測定装置装
置について説明する。
置について説明する。
【０００３】従来、回転ヘッド装置を磁気記録再生装置
に実装したままで回転ヘッドの高さを測定する装置とし
ては、直接ヘッドの高さを測定するための顕微鏡や、記
録されたテープのパターンから間接的にヘッドの高さを
測定するための顕微鏡等が用いられてきた。
に実装したままで回転ヘッドの高さを測定する装置とし
ては、直接ヘッドの高さを測定するための顕微鏡や、記
録されたテープのパターンから間接的にヘッドの高さを
測定するための顕微鏡等が用いられてきた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において、
直接ヘッドの高さを測定する顕微鏡については、顕微鏡
自体が小型でないと磁気記録測定装置内に入らないため
に測定倍率を大きく取ることができず、測定精度が良く
ないと言う欠点を有していた。また、記録されたテープ
パターンを測定する顕微鏡については、測定倍率の高い
大型の顕微鏡を用いることができるため測定精度は良い
が、顕微鏡が高価になることや、顕微鏡を備えた場所で
しか測定を行うことができないと言う欠点を有してい
た。
直接ヘッドの高さを測定する顕微鏡については、顕微鏡
自体が小型でないと磁気記録測定装置内に入らないため
に測定倍率を大きく取ることができず、測定精度が良く
ないと言う欠点を有していた。また、記録されたテープ
パターンを測定する顕微鏡については、測定倍率の高い
大型の顕微鏡を用いることができるため測定精度は良い
が、顕微鏡が高価になることや、顕微鏡を備えた場所で
しか測定を行うことができないと言う欠点を有してい
た。
【０００５】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、小型で安価で精度良く回転消去ヘッドの高さを測定
する装置を提供することを目的としている。
で、小型で安価で精度良く回転消去ヘッドの高さを測定
する装置を提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、回転再生ヘッド出力の最大値と最小値とを
検出する手段と、前記回転再生ヘッド出力の最大値と最
小値とを処理し回転消去ヘッドの高さのずれを結果とし
て得る手段とから構成されている。
に本発明は、回転再生ヘッド出力の最大値と最小値とを
検出する手段と、前記回転再生ヘッド出力の最大値と最
小値とを処理し回転消去ヘッドの高さのずれを結果とし
て得る手段とから構成されている。
【０００７】
【作用】上記の手段によって、回転ヘッド型磁気記録再
生装置の少なくとも２つの回転消去ヘッドのうちの１つ
の回転消去ヘッドにより消去を行った後の回転再生ヘッ
ドの出力により得られる最大値と最小値とを検出し処理
することで、回転ヘッド装置を磁気記録再生装置に実装
したままで回転消去ヘッドの高さのずれを測定すること
ができる。
生装置の少なくとも２つの回転消去ヘッドのうちの１つ
の回転消去ヘッドにより消去を行った後の回転再生ヘッ
ドの出力により得られる最大値と最小値とを検出し処理
することで、回転ヘッド装置を磁気記録再生装置に実装
したままで回転消去ヘッドの高さのずれを測定すること
ができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例の回転ヘッド高さ測
定装置について、図面を参照しながら説明する。
定装置について、図面を参照しながら説明する。
【０００９】図１は本発明の回転ヘッド高さ測定装置の
構成図、図２は本発明の回転ヘッド高さ測定装置を適用
する磁気記録再生装置の回転ヘッドの構成例の図であ
る。図１において１は検波回路、２はＡ／Ｄ変換回路、
３はコンピュータである。図２において４は回転ドラ
ム、５・６・７・８はそれぞれ記録再生ヘッドＡ１・Ｂ
１・Ａ２・Ｂ２、９・１０はそれぞれ消去ヘッドＥ１・
Ｅ２である。記録再生ヘッドＡ１・Ａ２とＢ１・Ｂ２と
は互いに逆のアジマス角を有している。
構成図、図２は本発明の回転ヘッド高さ測定装置を適用
する磁気記録再生装置の回転ヘッドの構成例の図であ
る。図１において１は検波回路、２はＡ／Ｄ変換回路、
３はコンピュータである。図２において４は回転ドラ
ム、５・６・７・８はそれぞれ記録再生ヘッドＡ１・Ｂ
１・Ａ２・Ｂ２、９・１０はそれぞれ消去ヘッドＥ１・
Ｅ２である。記録再生ヘッドＡ１・Ａ２とＢ１・Ｂ２と
は互いに逆のアジマス角を有している。
【００１０】上記構成においてその動作を説明する。図
３は前記磁気記録再生装置により記録されたテープパタ
ーンで、１１はテープ、１２、１３、１４、１５はそれ
ぞれＡ１・Ｂ１・Ａ２・Ｂ２ヘッドによる記録トラック
である。ここでＡ１・Ｂ１トラックをインサート編集し
た場合を考える。ここでインサート編集を行うのは、回
転ヘッド型磁気記録再生装置において回転消去ヘッドに
よる消去のみが行われることはほとんど無いためで、回
転消去ヘッドによる消去が行われる場合としてインサー
ト編集の例をしめす。
３は前記磁気記録再生装置により記録されたテープパタ
ーンで、１１はテープ、１２、１３、１４、１５はそれ
ぞれＡ１・Ｂ１・Ａ２・Ｂ２ヘッドによる記録トラック
である。ここでＡ１・Ｂ１トラックをインサート編集し
た場合を考える。ここでインサート編集を行うのは、回
転ヘッド型磁気記録再生装置において回転消去ヘッドに
よる消去のみが行われることはほとんど無いためで、回
転消去ヘッドによる消去が行われる場合としてインサー
ト編集の例をしめす。
【００１１】消去ヘッドＥ１の高さが正しい場合、イン
サート編集後のテープパターンは図３と同じパターンと
なる。次に消去ヘッドＥ１の高さがずれていた場合を考
える。図４はＥ１ヘッドが所定の高さよりも高い場合の
テープパターンで、１６はＥ１ヘッドの消去パターンで
ある。この場合、消去ヘッドＥ１の高さのずれ△ｈによ
り、Ａ２ヘッドの記録パターンの一部が消去されたまま
となり、記録だけの場合に比べ、幅が狭くなる。図５は
図３・図４のテープパターンを再生した場合の再生出力
である。１７はヘッド切替信号、１８は図３のテープパ
ターンを再生した場合の再生出力、１９は図４のテープ
パターンを再生した場合の再生出力である。Ｅ１ヘッド
の高さがずれている図４のパターンを再生した場合に
は、Ａ２ヘッドの記録パターンの幅が狭くなっているた
め再生出力が小さくなる。これを最小値Ａ２ｍｉｎと
し、トラックの１部が消去されずに残っているのでその
部分を再生したときの出力を最大値Ａ２ｍａｘとする。
記録トラックの幅をＴｗとすると、消去ヘッドＥ１の高
さのずれ△ｈは、
サート編集後のテープパターンは図３と同じパターンと
なる。次に消去ヘッドＥ１の高さがずれていた場合を考
える。図４はＥ１ヘッドが所定の高さよりも高い場合の
テープパターンで、１６はＥ１ヘッドの消去パターンで
ある。この場合、消去ヘッドＥ１の高さのずれ△ｈによ
り、Ａ２ヘッドの記録パターンの一部が消去されたまま
となり、記録だけの場合に比べ、幅が狭くなる。図５は
図３・図４のテープパターンを再生した場合の再生出力
である。１７はヘッド切替信号、１８は図３のテープパ
ターンを再生した場合の再生出力、１９は図４のテープ
パターンを再生した場合の再生出力である。Ｅ１ヘッド
の高さがずれている図４のパターンを再生した場合に
は、Ａ２ヘッドの記録パターンの幅が狭くなっているた
め再生出力が小さくなる。これを最小値Ａ２ｍｉｎと
し、トラックの１部が消去されずに残っているのでその
部分を再生したときの出力を最大値Ａ２ｍａｘとする。
記録トラックの幅をＴｗとすると、消去ヘッドＥ１の高
さのずれ△ｈは、
【００１２】
【数１】
【００１３】で表される。ここで最大値Ａ２ｍａｘは消
去されずに残っている部分の再生出力としたが、インサ
ート前の再生出力を最大値Ａ２ｍａｘとしても良い。ま
たここでは消去ヘッドＥ１が所定の高さより高い場合の
例を示したが、低い場合にはＢ２トラックの幅が狭くな
るため、Ｂ２ヘッドの出力を測定すれば良い。またＥ２
ヘッドの高さがずれている場合には、Ａ１及びＢ１ヘッ
ドの出力を測定すれば良い。
去されずに残っている部分の再生出力としたが、インサ
ート前の再生出力を最大値Ａ２ｍａｘとしても良い。ま
たここでは消去ヘッドＥ１が所定の高さより高い場合の
例を示したが、低い場合にはＢ２トラックの幅が狭くな
るため、Ｂ２ヘッドの出力を測定すれば良い。またＥ２
ヘッドの高さがずれている場合には、Ａ１及びＢ１ヘッ
ドの出力を測定すれば良い。
【００１４】本実施例では図１に示したように、再生ヘ
ッド出力は検波回路１で検波された後、Ａ／Ｄ変換回路
２で数値化され、コンピュータ３で最大値と最小値との
検出及び前記計算式による処理を行い高さのずれ△ｈを
求め、これをコンピュータ上のディスプレイに表示す
る。またデータの精度を上げるため、所定の回数だけデ
ータの取り込みを行い平均化することも行っている。
ッド出力は検波回路１で検波された後、Ａ／Ｄ変換回路
２で数値化され、コンピュータ３で最大値と最小値との
検出及び前記計算式による処理を行い高さのずれ△ｈを
求め、これをコンピュータ上のディスプレイに表示す
る。またデータの精度を上げるため、所定の回数だけデ
ータの取り込みを行い平均化することも行っている。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように本発明の回転ヘッド
高さ測定装置は、回転再生ヘッドと回転消去ヘッドとを
備えた回転ヘッド型磁気記録再生装置の回転ヘッド高さ
測定装置であって、回転再生ヘッド出力の最大値と最小
値とを検出する手段と、前記回転再生ヘッド出力の最大
値と最小値とを処理し回転消去ヘッドの高さのずれを結
果として得る手段とを備え、回転ヘッド装置を磁気記録
再生装置に実装したままで回転消去ヘッドの高さを測定
することができる。実施例で示した回路やコンピュータ
ーは安価なものを使用できるため、従来の特殊な顕微鏡
を用いた装置に比べ安価に構成することができ、測定精
度も良い。また最近の非常に小型のコンピューターを使
用することにより自由に持ち運びができるため、磁気記
録再生装置を使用している現場で使用することができ
る。さらにＲＳ２３２Ｃ等の制御インターフェースを備
えた磁気記録再生装置であれば、操作をコンピュータで
制御することにより、自動測定装置を構成することがで
きるという利点もある。
高さ測定装置は、回転再生ヘッドと回転消去ヘッドとを
備えた回転ヘッド型磁気記録再生装置の回転ヘッド高さ
測定装置であって、回転再生ヘッド出力の最大値と最小
値とを検出する手段と、前記回転再生ヘッド出力の最大
値と最小値とを処理し回転消去ヘッドの高さのずれを結
果として得る手段とを備え、回転ヘッド装置を磁気記録
再生装置に実装したままで回転消去ヘッドの高さを測定
することができる。実施例で示した回路やコンピュータ
ーは安価なものを使用できるため、従来の特殊な顕微鏡
を用いた装置に比べ安価に構成することができ、測定精
度も良い。また最近の非常に小型のコンピューターを使
用することにより自由に持ち運びができるため、磁気記
録再生装置を使用している現場で使用することができ
る。さらにＲＳ２３２Ｃ等の制御インターフェースを備
えた磁気記録再生装置であれば、操作をコンピュータで
制御することにより、自動測定装置を構成することがで
きるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の回転ヘッド高さ測定装置の１実施例の
構成を示す説明図
構成を示す説明図
【図２】本発明を適用する磁気記録再生装置の回転ヘッ
ド装置の構成例を示す説明図
ド装置の構成例を示す説明図
【図３】本発明を適用する磁気記録再生装置の記録テー
プパターンを示す説明図
プパターンを示す説明図
【図４】本発明を適用する磁気記録再生装置のインサー
ト後の記録テープパターンを示す説明図
ト後の記録テープパターンを示す説明図
【図５】本発明を適用する磁気記録再生装置の再生ヘッ
ド出力を示す説明図
ド出力を示す説明図
１ 検波回路 ２ Ａ／Ｄ変換回路 ３ コンピュータ ４ 回転ドラム ５ 記録再生ヘッドＡ１ ６ 記録再生ヘッドＢ１ ７ 記録再生ヘッドＡ２ ８ 記録再生ヘッドＢ２ ９ 消去ヘッドＥ１ １０ 消去ヘッドＥ２ １１ テープ １２ Ａ１ヘッドによる記録トラックパターン １３ Ｂ１ヘッドによる記録トラックパターン １４ Ａ２ヘッドによる記録トラックパターン １５ Ｂ２ヘッドによる記録トラックパターン １６ Ｅ１ヘッドによる消去パターン １７ ヘッド切替信号 １８ 図３パターンの再生出力 １９ 図４パターンの再生出力
Claims (1)
- 【請求項１】 少なくとも２つの回転再生ヘッドと少な
くとも２つの回転消去ヘッドとを備えた回転ヘッド型磁
気記録再生装置の回転ヘッド高さ測定装置であって、回
転再生ヘッド出力の最大値と最小値とを検出する手段
と、前記回転再生ヘッド出力の最大値と最小値とを処理
し回転消去ヘッドの高さのずれを結果として得る手段と
を備えたことを特徴とする回転ヘッド高さ測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03279224A JP3109176B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 回転ヘッド高さ測定方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03279224A JP3109176B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 回転ヘッド高さ測定方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05120647A true JPH05120647A (ja) | 1993-05-18 |
| JP3109176B2 JP3109176B2 (ja) | 2000-11-13 |
Family
ID=17608161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03279224A Expired - Fee Related JP3109176B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 回転ヘッド高さ測定方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3109176B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5867336A (en) * | 1995-03-14 | 1999-02-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Apparatus and method for rotary head height measurement |
-
1991
- 1991-10-25 JP JP03279224A patent/JP3109176B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5867336A (en) * | 1995-03-14 | 1999-02-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Apparatus and method for rotary head height measurement |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3109176B2 (ja) | 2000-11-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080914 Year of fee payment: 8 |
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