JPH0619882B2 - 磁気録画再生装置のヘッド出力波形レベル検知装置 - Google Patents

磁気録画再生装置のヘッド出力波形レベル検知装置

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JPH0619882B2
JPH0619882B2 JP62064911A JP6491187A JPH0619882B2 JP H0619882 B2 JPH0619882 B2 JP H0619882B2 JP 62064911 A JP62064911 A JP 62064911A JP 6491187 A JP6491187 A JP 6491187A JP H0619882 B2 JPH0619882 B2 JP H0619882B2
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賢二 権藤
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Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は磁気テープの長手方向に対して傾斜した記録
トラツクとして記録された映像情報信号を回転ヘツドに
より再生する際に、ヘツドが記録時と同一軌跡上をトレ
ースするようなオートトラツキングの最適ヘツド出力波
形を得るための制御用信号として使用される磁気録画再
生装置のヘツド出力波形レベル検知装置に関するもので
ある。
［従来の技術］ 第１図は磁気録画再生装置のヘツド出力波形レベル検知
装置の構成を示すブロツク図であり、同図において、
(1) は包絡線検波回路で、図示しない回転ヘツドによる
再生映像信号の包絡線検波をおこなう。(2) はレベル検
知回路で、上記包絡線検波回路(1) の出力波形が入力さ
れる。(3) は読取りパルス出力回路で、図示省略したマ
イコンから出力された読取りパルス信号を上記レベル検
知回路(2) に入力する。
つぎに、上記構成による従来におけるヘツド出力波形レ
ベル検知動作について説明する。
ヘツドによりピツクアツプされた第３図(a) で示すよう
な再生映像信号のヘツド出力波形が包絡線検波回路(1)
によつて包絡線検波されて、第３図(b) で示すような包
絡線検波出力波形が得られる。ついで、この検波出力波
形がレベル検知回路(2) に入力され、このとき、読取パ
ルス出力回路(3) からレベル検知回路(2) に第３図(c)
で示すような読取りパルス信号が入力されることによ
り、上記包絡線検波出力波形のあらゆる点においてそれ
のレベルを検知する。これによつて、ヘツド出力波形の
レベル変動を検知して、その検知信号をトラツキング制
御用の信号として使用する。
［発明が解決しようとする問題点］ 従来の磁気録画再生装置のヘツド出力波形レベル検出装
置は以上のように、包絡線検波出力波形のあらゆる点の
レベルを検知するので、第３図(b) でも明らかなよう
に、非常に不安定で変動幅の大きいヘツド切換え信号付
近のレベル検知によつて正確な検知情報が得られないと
いう問題があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、非常に精度の高いレベル検知情報を得ること
ができる磁気録画再生装置のヘツド出力波形レベル検知
装置を提供することを目的とする。
［問題点を解決するための手段］ この発明に係る磁気録画再生装置のヘッド出力波形レベ
ル検知装置は、ヘッド切換え点近傍を除いて所定周期の
読取りパルスを出力する読取りパルス出力回路から出力
される読取りパルスに基づいて、ヘッドからの再生信号
の包絡線検波をおこなう包絡線検波回路の出力のレベル
を検知するレベル検知回路を備えたことを特徴とするも
のである。
〔作用〕
この発明によれば、ヘッドからの再生信号の包絡線検波
をおこなう包絡線検波回路の出力のレベルを検知するに
あたって、非常に不安定で変動幅の大きいヘッド切換え
点近傍を除いて検知することにより、正確なレベル検知
情報を得ることが可能で、その検知情報を利用してトラ
ッキング動作を行なう際に、不安定な検知情報の影響を
受けることなく、トラッキング動作制御を良好に行なえ
る。
［実施例］ 以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明す
る。
この発明の一実施例による磁気録画再生装置のヘツド出
力波形レベル検知装置の構成は第１図で示すブロツク図
と同一である。
第２図はヘツド出力波形レベルの検知動作の説明図であ
り、同図(a) で示すヘツド出力波形、同図(b) で示す包
絡線検波出力波形は、第３図(a) ，(b) で示すものと同
一であり、第２図(c) で示す読取りパルス信号はヘツド
切換え信号付近において出力しないで、読取りをおこな
わない。
これによつて、ヘツド出力波形の真のレベル変動のみを
正確に検知することができる。
［発明の効果］ 以上のとおり、この発明によれば、不安定で変動幅の極
端なヘツド切換え信号付近の読取りを避けることによつ
て、包絡線検波波形、つまりはヘツド出力波形のレベル
変動を高精度に検知でき、もつて、回転ヘツドによる再
生時においてヘツド出力波形のレベル検知情報を利用す
るトラツキング制御を非常に良好におこない得る。
【図面の簡単な説明】
第１図は磁気録画再生装置のヘツド出力波形レベル検知
装置の構成を示すブロツク図、第２図(a) 〜(c) はこの
発明の動作説明の波形図、第３図(a) 〜(c) は従来の動
作説明の波形図である。 (1)……包絡線検波回路、(2)……レベル検知回路、(3)
……読取りパルス出力回路。 なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】ヘッド切換信号により切換えられるヘッド
    からの再生信号の包絡線検波をおこなう包絡線検波回路
    と、上記ヘッド切換え点近傍を除いて所定周期の読取り
    パルスを出力する読取りパルス出力回路と、上記読取り
    パルスに基づいて上記包絡線検波回路の出力のレベルを
    検知するレベル検知回路とを備えたことを特徴とする磁
    気録画再生装置のヘッド出力波形レベル検知装置。
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JPS5466809A (en) * 1977-11-08 1979-05-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd Magnetic reproducer
JPS5883325A (ja) * 1981-11-09 1983-05-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動トラツキング装置
JPS6236705A (ja) * 1985-08-09 1987-02-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録再生装置

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