JPH05120401A - 画像編集方法およびその装置 - Google Patents

画像編集方法およびその装置

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JPH05120401A
JPH05120401A JP3285108A JP28510891A JPH05120401A JP H05120401 A JPH05120401 A JP H05120401A JP 3285108 A JP3285108 A JP 3285108A JP 28510891 A JP28510891 A JP 28510891A JP H05120401 A JPH05120401 A JP H05120401A
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image
editing
stack
input
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JP3285108A
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Megumi Yamaoka
岡 め ぐ み 山
Takashi Hamada
田 高 志 浜
Koji Hatano
野 浩 司 幡
Ryuji Yasukochi
河 内 龍 二 安
Yoshiyasu Takeuchi
内 良 康 竹
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークステーションなどで利用される画像編
集装置において、複数回前の編集状態への復帰を実現す
ること。 【構成】 コマンド入力手段1からの入力が編集コマン
ドか取り消しコマンドかを選択するとともに、編集コマ
ンドの入力数から編集の途中結果画像の更新タイミング
を生成するコマンド選択手段2と、選択された編集コマ
ンドを格納するコマンドスタック3と、編集コマンドを
コマンドスタック3に格納したり読み出すコマンドスタ
ックアクセス手段4と、編集コマンドに従って画像編集
を行なう画像編集部5と、画像編集部5の中間結果を格
納する画像メモリ6と、画像メモリ6と画像編集部5の
間で画像を転送する画像転送手段7とを備え、編集の途
中結果画像に対してコマンドスタック3に格納されたコ
マンド列を編集コマンド投入時と同じ順序で再実行する
ことにより、複数回前のコマンドまで復帰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像を編集する際に、任
意回数前の編集状態に容易に復帰することのできる画像
編集方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像編集装置は次第に市場での普
及の度合いを高めつつあり、それに従って、画像編集に
テキスト編集と同等の復元機能を望む声が高まってきて
いる。例えば、特公平1―181164号公報に示され
ているように、従来は編集前の図形データを退避領域に
複写し、編集後取り消し操作が指示された場合には、退
避領域のデータに基づいて新規図形データを作成し、元
の図形を復元するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、編集対象となった旧図形データを退避領域に
複写するという手法をとっていたので、1つ前の状態へ
の復元のみ可能であり、スムーズな編集作業に必要な2
ステップ以上前の状態への復元ができないという問題が
あった。
【0004】本発明は、このような従来の問題点を解決
するためになされたものであって、複数回前の編集状態
に容易に復元可能な画像編集方法およびその装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、コマンド選択手段で選択された編集コマ
ンドをコマンドスタックに格納するとともに、画像編集
の中間結果を画像メモリに格納し、取り消し操作が指示
されると、編集の途中結果画像に対して、コマンドスタ
ックに格納されたコマンド列を編集コマンド投入時と同
じ順序で再実行することにより、複数回前の編集状態に
復帰できるようにしたものである。
【0006】
【作用】したがって本発明によれば、途中結果画像記憶
直後のコマンドから、指定した復元画像生成時のコマン
ドまでを編集時と同じ順序で再実行することによって、
任意の編集途中の状態に復帰することができるようにな
る。
【0007】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の実施例について、図面を参
照しながら説明する。まず始めに、本発明の画像編集方
法を実施するための装置について、図1を参照して説明
する。図1において、1はキーボードやマウスなどから
画像編集用コマンドの入力を行うコマンド入力手段であ
る。2はコマンド選択手段で、コマンド入力手段1から
の入力が取り消しコマンドか画像編集コマンドかを選択
するとともに、編集コマンドの累計の入力数から編集の
途中結果画像の更新を行うタイミングを生成する。3は
コマンドスタックで、コマンド取り消し操作時に備えて
画像編集コマンドを記憶する。4はコマンドスタックア
クセス手段で、コマンド選択手段2で出力した編集コマ
ンドをコマンドスタック3に格納したり、コマンドスタ
ック3から編集コマンドを読み出したりする。5は画像
編集部で、コマンド選択手段2から出力された編集コマ
ンドやコマンドアクセス手段4から出力された編集コマ
ンドに従って画像編集を行う。6は画像メモリで、画像
編集部5で得られた中間結果画像を格納する。7は画像
転送手段で、画像編集部5で得られた中間結果画像を画
像メモリ6に転送したり、画像メモリ6の画像を画像編
集部5に転送する。8は更新取消情報線で、コマンド選
択手段2で選択された取り消しコマンドやコマンド選択
手段2で生成された更新タイミングの情報をコマンドス
タックアクセス手段4や画像転送手段7に伝える。
【0008】以上のように構成された画像編集装置を用
いた画像編集方法について、以下図1、図2、図3、図
4、図5を用いてその動作を説明する。
【0009】初めに編集操作について図1を参照しなが
ら説明する。まず図1のコマンド入力手段1において、
キーボードなどの入力から、編集コマンドが生成され
る。コマンド入力手段1は、生成した編集コマンドをコ
マンド選択手段2に送る。コマンド選択手段2は、コマ
ンド入力手段1から受けたコマンドが編集コマンドであ
るか、取り消しコマンドであるかを選択し、それぞれ異
なった動作をする。コマンド入力手段1から編集コマン
ドを受けた場合は、その編集コマンドをコマンドスタッ
クアクセス手段4及び画像編集部5に送る。コマンドス
タックアクセス手段4は、コマンド選択手段2から受け
た編集コマンドをコマンドスタック3に書き込む。ま
た、画像編集部5はコマンドスタックアクセス手段4か
ら受けた編集コマンドに従って内部に持つ画像データを
処理する。
【0010】ここで、この画像編集操作の具体例を図2
を用いて説明する。図2―1は初期状態で、コマンドス
タック3にはコマンドが何も書き込まれていない状態で
ある。また、画像編集部5には、これから処理が施され
る原画像が格納されている。さらに、画像メモリ6にも
原画像が格納されている。図2―2は拡大コマンドがコ
マンド入力手段1から入力された結果を示す。コマンド
スタック3には拡大コマンドが書き込まれており、画像
編集部5には原画像に対して拡大処理を実行した結果の
画像データが格納されている。図2―3は編集コマンド
がいくつか投入された後の状態を示している。コマンド
スタック3には複数の編集コマンドが投入順に格納され
ており、画像編集部5にはそれらの編集コマンドに従っ
て処理が施された結果が格納されている。
【0011】次に、画像更新操作について説明する。一
般に多くのコマンド取り消し操作は、高々数個のコマン
ドを取り消すにとどまり、取り消すコマンドの数が増え
るほどその発生頻度は小さくなる。この性質を利用する
のが更新操作である。ここでは、図3に示すように、コ
マンドスタック3上の編集コマンドが一定の数nになる
と、画像編集部5内の編集画像を画像メモリ6に格納す
るとともに、コマンドスタック3内のコマンドを消去す
る。この操作を更新操作と呼ぶことにする。この更新操
作後は、更新操作によって画像メモリ6に格納された画
像と、更新操作後にコマンドスタック3に書き込まれた
コマンドを使ってコマンド取り消し操作が行われる。
【0012】ここで、この画像更新操作を図1を用いて
説明する。入力された編集コマンドの数は、コマンド選
択手段でカウントされ、この数がある決められた数の倍
数になると、コマンド選択手段2は更新取消情報線8を
通して、画像転送手段7とコマンドスタックアクセス手
段4に画像更新情報を送る。画像更新情報が入力される
と、画像転送手段7は画像編集部5内の現編集画像を画
像メモリ6に格納し、コマンドスタックアクセス手段4
はコマンドスタック3内の全コマンドを消去する。
【0013】次に、取り消し操作について図1を参照し
ながら説明する。まず初めに、コマンド入力手段1にお
いてキーボードなどの入力から、取り消しコマンドが生
成される。次にコマンド入力手段1は生成した取り消し
コマンドをコマンド選択手段2に送る。入力が取り消し
コマンドである場合、コマンド選択手段2は、更新取消
情報線8を通して画像転送手段7及びコマンドスタック
アクセス手段4にその取り消しコマンドを送る。画像転
送手段7は取り消しコマンドを受けると、画像メモリ6
から途中結果画像を読み込んで画像編集部5に転送す
る。コマンドスタックアクセス手段4は取り消しコマン
ドを受けると、コマンドスタック3から編集コマンドを
読み出し、画像編集部5に出力する。画像編集部5はコ
マンドスタックアクセス手段4から受けた編集コマンド
に従って、画像転送手段7から受けた途中結果画像を編
集する。
【0014】ここで、この画像取り消し操作の具体例を
図4および図5を用いて説明する。図4―1は、取り消
しコマンドが入力された状態を示している。画像メモリ
6には、原画像もしくは更新動作によって書き込まれた
編集の途中結果画像が格納されており、コマンドスタッ
ク3には原画像もしくは編集の途中結果画像に加えられ
た編集コマンドが投入順に書き込まれている。また、画
像編集部5には、原画像もしくは編集の途中結果画像に
対して、拡大、回転、移動、色変換が順に施された結果
の画像が格納されている。そして、ポインタAによっ
て、コマンドスタック3上で画像を復帰させたい位置を
指している。この図では、色変換と移動という2つのコ
マンドを取り消し、回転コマンドが実行された直後の画
像に復帰させたいことを示している。図4―2は、コマ
ンド取り消し操作開始後の状態を示しており、画像編集
部5には、画像メモリ6中の原画像もしくは編集途中画
像がロードされる。また、ポインタBによってコマンド
スタック3の最上位のコマンドを指している。このポイ
ンタBを一つずつ下方に移しながら、ポインタBが指す
コマンドを画像編集部5で実現することによって、画像
の復元を行っていく。本図では、ポインタBの指す拡大
コマンドが画像編集部5で実行される。ポインタBの指
すコマンドを実行する際に、ポインタBの指すコマンド
がポインタAの指すコマンドより新しく投入されたもの
であった場合は、コマンド取り消し操作を止める。本図
ではポインタBの指す拡大コマンドの方がポインタAの
指す回転コマンドより先に投入されたものであるので、
拡大コマンドが画像編集部5で実行される。コマンド実
行後にポインタBは次のコマンドの位置に移される。図
5―1は、前記操作の結果を示している。画像編集部5
では拡大コマンドが実行され、ポインタBは拡大コマン
ドの次に投入された回転コマンドを指している。ポイン
タBはポインタAと同じ回転コマンドを指しているが、
コマンド取り消し操作終了の条件である「ポインタBの
指すコマンドがポインタAの指すコマンドより新しく投
入されたものである。」を満たしていないので、続いて
コマンド取り消し操作が行われる。図5―2は前記操作
に続いて回転コマンドが画像編集部5で実行された状態
を示すものである。この状態を見ると、ポインタBの指
す移動コマンドがポインタAの指す回転命令より新しく
投入されたものであるので、ここでコマンド取り消し操
作を終了する。このようにして、原画像もしくは途中結
果画像に対して、拡大コマンドから、指定した回転コマ
ンドまでを順次コマンドスタック3から読み出し、画像
編集部5で処理することによって、画像の復元は完了す
る。復元後の新たな編集でコマンドスタック3内に投入
される編集コマンドは、復元完了時のポインタBの位置
から順に格納される。これによって、移動、色変換の両
コマンドは消去される。
【0015】以上のように上記第1の実施例によれば、
編集途中の画像を退避する画像メモリ6と、コマンドの
履歴を記憶するコマンドスタック3を設けることによっ
て、複数回前の編集状態に容易に復帰することができ
る。
【0016】(実施例2)上記実施例1では、「多くの
コマンド取り消し操作が高々数個のコマンド取り消しで
十分であり、取り消すコマンド数が増えるほどその発生
頻度は小さくなる。」という性質を利用して、編集の途
中結果画像とそれに加えられた編集コマンドを記憶して
取り消し操作時に用いた。しかしこのようにすると、途
中結果画像を記憶した時点で、それ以前の編集状態の復
元は不可能となってしまう。
【0017】そこで本発明の第2の実施例では、画像メ
モリ6に途中結果画像と原画像を記憶し、コマンドスタ
ック3に原画像に加えられたコマンドを投入順に書き込
むことによって、全ての編集操作に対して復元可能とす
る。本実施例における画像更新操作を図6を参照しなが
ら説明する。図6―1は、最初の途中結果画像が画像メ
モリ6に記憶された状態を示している。編集前、画像メ
モリ6内には原画像のみ格納されているが、編集開始
後、ある一定数nの編集コマンドが入力されると、実施
例1と同様の方法で途中結果画像が画像メモリ6内に格
納される。図6―2は、途中結果画像が更新された状態
を示す。図6−1で示した途中結果画像格納の後、さら
に一定数編集コマンドが入力されると、新しい途中結果
画像が画像メモリ6内に格納されて、古い途中結果画像
は消去される。このとき、本実施例では、コマンドスタ
ック3内にあるコマンドの消去は行われず、ポインタa
によって途中結果画像の位置を示している。
【0018】次に本実施例の取り消し操作を図7および
図8を用いて説明する。図7―1は、取り消しコマンド
が入力された状態を示している。画像メモリ6には、原
画像及び途中結果画像が格納されており、コマンドスタ
ック3には、全ての編集コマンドが投入順に書き込まれ
ている。また、画像編集部5には、原画像に対して拡大
から縮小までのコマンドが順に施された結果の画像が格
納されている。そして、コマンドスタック3上では、ポ
インタAによって画像を復帰させたい位置を、またポイ
ンタaによって途中結果画像格納直後のコマンドの位置
を指している。(a)は、ポインタAがポインタaより
上にある場合で、回転以降のコマンドを取り消し、色変
換コマンドが実行された直後の画像に復帰させたいこと
を示している。この時、復元には原画像を用いることに
なる。(b)は、ポインタAがポインタa以降にある場
合で、移動コマンドより先のコマンドを取り消し、移動
コマンドが実行された直後の画像に復帰させたいことを
示している。この時、復元には途中結果画像を用いるこ
とになる。図7―2は、コマンド取り消し操作開始後の
状態を示している。(a)の場合は、画像編集部5に画
像メモリ6中の原画像がロードされ、ポインタBでコマ
ンドスタック3の最上位のコマンドを指す。(b)の場
合は、画像編集部5に画像メモリ6中の途中結果画像が
ロードされ、ポインタBでコマンドスタック3のポイン
タaの位置を指す。このポインタBを一つずつ下方に移
しながら、ポインタBが指すコマンドを画像編集部5で
実現することによって、画像の復元を行っていく。
(a)では、ポインタBの指す拡大コマンドが、また
(b)では、ポインタBの指す移動コマンドがまず実行
される。ポインタBの指すコマンドがポインタAの指す
コマンドより新しく投入されたものであった場合には、
コマンド取り消し操作を止める。また、コマンド実行後
にポインタBは次のコマンドの位置に移される。図8―
1は、前記操作の結果を示している。(a)では、画像
編集部5で拡大コマンドが実行され、ポインタBは拡大
コマンドの次のコマンドを指し、引き続きコマンド取り
消し操作が行われる。(b)では、画像編集部5で移動
コマンドが実行され、ポインタBは移動コマンドの次の
コマンドを指す。図8―2(a)は、前記操作を繰り返
して、色変換コマンドが画像編集部5で実行された後の
状態を示すものである。ポインタBの指す回転コマンド
がポインタAの指す色変換コマンドより新しく投入され
たものであるので、ここでコマンド取り消し操作を終了
する。図8―2(b)は、前記操作の結果である。この
場合も、ポインタBの指すコマンドがポインタAの指す
コマンドより新しく投入されたものなので、ここでコマ
ンド取り消し操作を終了する。このようにして、原画像
あるいは途中結果画像に対して、コマンドを順次コマン
ドスタック3から読み出して画像編集部5で処理するこ
とによって、任意の画像の復元が実現する。復元後の新
たな編集でコマンドスタック3内に投入される編集コマ
ンドは、復元完了時のポインタBの位置から順に格納さ
れる。従って、(a)では回転以降のコマンド、(b)
では移動より後に投入されたコマンドは消去される。
【0019】以上のように上記第2の実施例によれば、
画像メモリ6に原画像と途中結果画像を退避し、コマン
ドスタック3に全編集コマンドを記憶することによっ
て、任意の編集状態に復帰することができる。
【0020】(実施例3)前記した実施例1では、画像
更新時に、それまで投入された編集コマンドを全て消去
してしまうため、更新前の編集状態への復帰は不可能と
なる。また、上記した実施例2では、更新前の編集状態
への復帰は可能であるが、更新回数が増えるにつれ更新
前の編集コマンド数は多くなり、更新前の画像の復元に
原画像からの再編集を行う手法はあまり効率が良くな
い。
【0021】そこで本発明の第3の実施例では、途中結
果画像を2個退避するという手法をとって、更新前の編
集状態への復帰を容易にする。本実施例における更新操
作を図9を用いて説明する。図9―1は、編集開始後、
一定数nの編集コマンドがコマンドスタック3に投入さ
れた状態である。編集開始時には、画像編集部5と画像
メモリ6内の領域に原画像が置かれ、コマンドスタッ
ク3には何もない状態であるが、一定数nの編集コマン
ドがコマンドスタック3に投入されると、コマンド選択
手段2から更新情報が画像更新手段に出力され、画像更
新手段が、途中結果画像1を画像編集部5から画像メモ
リ6内の領域に転送する。図9―2は、上記操作から
さらに一定数nの編集コマンドがコマンドスタック3に
投入された状態である。この時、まず、途中結果画像1
が画像メモリ6内の領域に複写され、それから、途中
結果画像2が画像編集部5から画像メモリ6内の領域
に転送される。このため、画像メモリ6には、途中結果
画像1と途中結果画像2が退避され、原画像は消去され
ることになる。図9―3は、上記操作からさらに一定数
nの編集コマンドがコマンドスタック3に投入された状
態である。ここでも同様に、まず、途中結果画像2が画
像メモリ6内の領域に複写され、次に途中結果画像3
が画像編集部5から画像メモリ6内の領域に転送さ
れ、途中結果画像1は消去される。
【0022】次に、取り消し操作について図10を用い
て説明する。図10は、取り消しコマンドが入力された
状態である。画像メモリ6には、更新手段によって書き
込まれた途中結果画像1、2が格納されており、コマン
ドスタック3には、この途中結果画像1、2に加えられ
た編集コマンドが投入順に書き込まれている。また、画
像編集部5には現在の編集結果、すなはち、上下反転コ
マンドまでを実行した結果の画像が格納されている。そ
してコマンドスタック3上では、途中結果画像1を画像
メモリ6に格納した直後の編集コマンドの位置をポイン
タaで、途中結果画像2を画像メモリ6に格納した直後
の編集コマンドの位置をポインタbで、さらに、画像を
復帰させたい位置をポインタAで指している。図10
(a)は、ポインタAがポインタbより上方のコマンド
を指す場合を表わす。この場合、取り消し操作を開始す
ると、画像編集部5には画像メモリ6中の途中結果画像
1がロードされる。図10(b)は、ポインタAがポイ
ンタbより下方のコマンドを指す場合を表わす。この場
合は、取り消し操作を開始すると、画像編集部5に画像
メモリ6中の途中結果画像2がロードされる。この操作
の後、(a)ではポインタaの、また(b)ではポイン
タbの指すコマンドから、ポインタAの指すコマンドま
で、逐次、画像編集部5で実現することによって、画像
の復元が行われる。
【0023】以上のように本実施例では、画像を2種類
だけ画像メモリ6に退避することによって、更新前の編
集状態への復帰をも効率的に実現することができる。
【0024】なお、上記各実施例では、更新操作をコマ
ンドスタック3に格納されるコマンド数がある一定数n
になったことによって起動しているが、更新コマンドを
用意し、そのコマンドが投入された時点で更新操作を起
動したり、ある特定の編集コマンドが投入された時点で
起動をかけることも同様に可能であり、その構成は本実
施例から容易に類推できるものである。
【0025】また、上記第3の実施例では、途中結果画
像の数を2枚に限って説明を進めたが、この数が任意の
複数枚であっても同様の操作で実現可能であることは、
容易に類推できるものである。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明は、コマンド選択手
段で選択された編集コマンドをコマンドスタックに格納
するとともに、画像編集の中間結果を画像メモリに格納
し、取り消し操作が指示されると、編集の途中結果画像
に対して、コマンドスタックに格納されたコマンド列を
編集コマンド投入時と同じ順序で再実行するようにした
ので、複数回前の編集状態を容易に復元することがで
き、その効果は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における画像編集装置のブロ
ック図
【図2】本発明の画像編集方法の第1の実施例における
画像編集操作説明のための模式図
【図3】同第1の実施例における画像更新操作説明のた
めの模式図
【図4】同第1の実施例における取り消し操作説明のた
めの模式図
【図5】同第1の実施例における取り消し操作説明のた
めの模式図
【図6】本発明の画像編集方法の第2の実施例における
画像更新操作説明のための模式図
【図7】同第2の実施例における取り消し操作説明のた
めの模式図
【図8】同第2の実施例における取り消し操作説明のた
めの模式図
【図9】同第3の実施例における画像更新操作説明のた
めの模式図
【図10】本発明の画像編集方法の第3の実施例におけ
る取り消し操作説明のための模式図
【符号の説明】 1 コマンド入力手段 2 コマンド選択手段 3 コマンドスタック 4 コマンドスタックアクセス手段 5 画像編集部 6 画像メモリ 7 画像転送手段 8 更新取消情報線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安 河 内 龍 二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 竹 内 良 康 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された編集コマンドをコマンドスタ
    ックに格納するとともに、画像編集の途中結果を画像メ
    モリに格納し、取消コマンドが入力されたときに、編集
    の途中結果画像に対してコマンドスタックに格納された
    コマンド列を編集コマンド投入時と同じ順序で再実行す
    ることにより、複数回前のコマンドまで復帰できるよう
    にした画像編集方法。
  2. 【請求項2】 画像メモリに編集前の原画像をも格納
    し、取消コマンドが入力されたときに、編集前の原画像
    および編集の途中結果画像に対してコマンドスタックに
    格納されたコマンド列を編集コマンド投入時と同じ順序
    で再実行することにより、複数回前のコマンドまで復帰
    できるようにした請求項1記載の画像編集方法。
  3. 【請求項3】 画像メモリに編集前の原画像および編集
    の途中結果画像を予め定められた枚数だけ格納する請求
    項2記載の画像編集方法。
  4. 【請求項4】 画像更新コマンドを入力することによ
    り、画像更新動作が行なわれる請求項1から3のいずれ
    かに記載の画像編集方法。
  5. 【請求項5】 画像編集用コマンドを入力するコマンド
    入力手段と、前記コマンド入力手段からの入力が編集コ
    マンドか取り消しコマンドかを選択するとともに、編集
    コマンドの入力数から編集の途中結果画像の更新タイミ
    ングを生成するコマンド選択手段と、前記コマンド選択
    手段で選択された編集コマンドを格納するコマンドスタ
    ックと、前記コマンド選択手段の出力する編集コマンド
    を前記コマンドスタックに格納したり前記コマンドスタ
    ックから編集コマンドを読み出すコマンドスタックアク
    セス手段と、前記コマンド選択手段と前記コマンドスタ
    ックアクセス手段の出力する編集コマンドに従って画像
    編集を行う画像編集部と、前記画像編集部の中間結果を
    格納する画像メモリと、前記画像メモリと前記画像編集
    部の間で画像を転送する画像転送手段とを備えた画像編
    集装置。
JP3285108A 1991-10-30 1991-10-30 画像編集方法およびその装置 Pending JPH05120401A (ja)

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