JPH051203U - 可変受動素子 - Google Patents

可変受動素子

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JPH051203U
JPH051203U JP047640U JP4764091U JPH051203U JP H051203 U JPH051203 U JP H051203U JP 047640 U JP047640 U JP 047640U JP 4764091 U JP4764091 U JP 4764091U JP H051203 U JPH051203 U JP H051203U
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は可変受動素子に関し、導体基板と導体
基板に装着される可変受動素子との絶縁不良を防止する
ことを目的とする。 【構成】半固定抵抗器10の抵抗値を加減する回動自在
とされた調整部材15の周囲に、調整部材15よりも高
く延出させた筒状部材18を、本体部14を構成する絶
縁材料であるセラミックにより本体部14と一体成形す
る。鉄板を主体としたステータ基板12に穿設された開
口部12cに、上記筒状部材18を嵌合して半固定抵抗
器10をステータ基板12に実装する。半固定抵抗器1
0の抵抗値を決める接点(図には表れていない)と電気
的に導通している調整部材15と、絶縁処理されていな
い開口部12cの内周面とが、上記筒状部材18により
確実に絶縁される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は可変受動素子に係り、特に導体で形成された調整用の可動部を有し、 ディスク装置のアキシャル・ギャップ方式のモータのステータ基板のように導体 による基板上に実装される可変受動素子に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8は従来の可変受動素子が基板上に装着された一例の断面図、図9は図8中 、矢視Aによる一部切截斜視図を示す。
【0003】 図8,9中、1は可変受動素子である半固定抵抗器であり、例えば、ディスク 装置のスピンドルモータ2が形成されるステータ基板3上に実装され、スピンド ルモータ2のインデックスのタイミングを調整する電子部品として使用されてい る。この半固定抵抗器1は、大略、セラミック等の絶縁体によって形成され上面 に抵抗体(図には表れていない)が塗布された本体部1aと、導体で形成され上 記抵抗体上に電気的な接点(図には表れていない)を摺動させる調整部材1bと よりなり、この調整部材1bを回動させることにより抵抗体上の接点の位置を変 化させ、抵抗値を変化させる構造である。この調整部材1bは、両図に示すよう に、回動操作が行いやすいように本体部1aの表面よりも突出させて設けられて いる。
【0004】 一般にスピンドルモータ2のようにアキシャル・ギャップ方式のスピンドルモ ータは、ステータ基板3上にコイル2aが配置されるため、ステータ基板3がモ ータのヨークを兼ねていることが多く、この場合、ステータ基板3は薄い鉄板で 形成される。また、更に最近ではディスク装置の薄型化・小型化の要望に応える ために、ヨークを兼ねて鉄板製とされたステータ基板3を、モータ駆動回路を実 装するための回路基板として兼用することも多く行われている。このため、ステ ータ基板3の製造工程は、鉄板を先ず所定の形状に加工し、表面に絶縁塗料を塗 布し、その上に銅箔による所定の回路パターンをエッチング等により形成し、更 にマスキング塗料を塗布した後に、実装部品とクリーム半田が配置されるという 工程となる。
【0005】 ここでディスク装置においては、スピンドルモータ2の上方にディスク装着脱 機構(図示せず)が装着されるため、上記半固定抵抗器1の調整部材1bの調整 は、ステータ基板3の裏側から行わざるをえない。このため、半固定抵抗器1を ステータ基板3上に実装する際には、図8,9に示すように、ステータ基板3に 開口部3aを穿設して、この開口部3aを通してステータ基板3の下面3b側か ら調整部材1bの調整を行っていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来例において、半固定抵抗器1の取付位置がステータ基板3の面方向に 多少ずれて取り付けられた場合、上記の如く本体部1aより突出した形状の調整 部材1bと、ステータ基板3の開口部3aの内周面とが接触してしまう。
【0007】 ここで、半固定抵抗器1の調整部材1bは、上記の如く抵抗値を決める接点を 有し、且つ導体にて形成されており、また、ステータ基板3の開口部3aは、鉄 板上に絶縁塗料等の表面処理が行われた後に穿設されるため、開口部3aの内周 面には絶縁処理が施されていない。従って、上記の如く調整部材1bと、開口部 3aの内周面とが接触した場合、この間に不正な電流が流れてモータ駆動回路に 誤動作が発生し問題となっていた。
【0008】 これに対して、開口部3aの内周面に絶縁処理を施すことが考えられていたが 、板厚の薄いステータ基板3の端面に絶縁膜を形成することは難しく、また、絶 縁処理作業によるコスト上昇も加わり好ましくない。
【0009】 そこで本考案は上記課題に鑑みなされたもので、導体基板と導体基板に装着さ れる可変受動素子との絶縁不良を防止した可変受動素子を提供することを目的と する。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の考案は、 受動素子本体に設けられた調整用の可動部が、基板に設けられた開口部により 、前記基板の前記受動素子本体の装着面とは反対側から調整可能となるように前 記基板に装着される可変受動素子において、 絶縁材料により形成され、前記可動部と前記開口部端面との間に挟装させて前 記可動部と前記開口部端面との接触を防止する絶縁部材を前記受動素子本体に設 けた構成である。
【0011】 請求項2の考案は、 前記絶縁部材に代えて、 前記可動部と前記基板の前記受動素子本体の装着面との間に隙間を形成するス ペーサ部材を前記受動素子本体に設けた構成である。
【0012】 請求項3の考案は、 受動素子本体に設けられた調整用の可動部が、基板に設けられた開口部により 、前記基板の前記受動素子本体の装着面とは反対側から調整可能となるように前 記基板に装着される可変受動素子において、 前記可動部を絶縁材料で形成した構成である。
【0013】 請求項4の考案は、 前記絶縁材料で形成した前記可動部に代えて、 前記可動部の表面に絶縁処理を施した構成である。
【0014】
【作用】
請求項1の考案において、絶縁体で形成され、可動部と開口部端面との間に挟 装して設けられた絶縁部材は、可動部が基板に穿設された開口部に挿通される位 置に設けられる場合であっても可動部と開口部端面との接触を防止し、可動部と 開口部端面とを電気的に絶縁する。
【0015】 請求項2の考案において、スペーサ部材は、可動部を基板の受動素子本体の装 着面から離間させて配置せしめ、可動部と開口部端面との接触を防止し、可動部 と開口部端面とを電気的に絶縁する。
【0016】 請求項3の考案において、可動部を絶縁材料で構成したことにより、可動部と 開口部端面とが接触した場合であっても、可動部と開口部端面とは電気的に絶縁 される。
【0017】 請求項4の考案において、可動部の表面に絶縁処理を施したことにより、可動 部と開口部端面とが接触した場合であっても、可動部と開口部端面とは電気的に 絶縁される。
【0018】
【実施例】
図1は本考案になる可変受動素子の第1実施例が基板に装着された状態を示す 断面図、図2は図1中、矢視Bによる一部切截斜視図、図3は図1に示す可変受 動素子が装着された基板の平面図、図4は図1中、矢視Cによる分解斜視図を示 す。
【0019】 各図中、10は本実施例の可変受動素子である半固定抵抗器であり、図3に示 すように、ディスク装置のスピンドルモータ11が形成されたステータ基板12 の上面12a上にモータ駆動回路の一部品として他の電子部品13等と共に実装 されており、スピンドルモータ11のインデックスのタイミングを調整する作用 をしている。
【0020】 この半固定抵抗器10は、図1,2、及び図4に示すように、絶縁体であるセ ラミックで形成された本体部14と、本体部14の上面に両端部を有して環状に 膜形成された抵抗体であるカーボン皮膜19と、導体で形成され、本体部14の 中央の孔に回動自在に挿通された調整部材15と、上記カーボン皮膜14a上を 接触状態で摺動する接点16aを有すると共に、上記調整部材15の上端部にか しめられて固定された円盤形状の摺動体16と、上記カーボン皮膜19の両端部 に接続された端子17a,17bと、調整部材15を介して上記摺動体16の接 点16aに接続された端子17cとより構成されている。
【0021】 導体で形成された円柱形状の調整部材15の下端部15aには、ドライバ挿入 用の切溝15bが形成され、また、調整部材15の上端部に固着された摺動体1 6の中央部にも、同じくドライバ挿入用の溝16bが形成されている。よって、 調整部材15は、半固定抵抗器10の上下両側のどちらからでも回動可能とされ ている。そして、この調整部材15の回動により摺動体16の接点16aが本体 部14上に形成されたカーボン皮膜19上を摺動する。ここでカーボン皮膜19 は、上記の如く抵抗体であるため、カーボン皮膜19上の接点16aの位置によ って、カーボン皮膜19の端部と接点16aとの間の抵抗値が変化する。このよ うに半固定抵抗器10では、調整部材15を回動変位させることにより、端子1 7cと、端子17a及び17bとの間の抵抗値が変化する構成である。
【0022】 ステータ基板12は、従来のステータ基板3と同一構成であり、ディスク装置 の薄型化を実現するためにステータ基板とモータ駆動回路用の基板が兼用され、 鉄板上に絶縁塗料と回路パターン等が配設されている。ディスク装置においては 、従来で述べた如く、各種電子部品が実装された上面12aの更に上方にディス ク装着脱機構(図示せず)が設置される。従って、ステータ基板12の半固定抵 抗器10が装着される部分には、従来と同様にステータ基板12の下面12b側 からドライバを挿通させ、調整部材15を回動させるための開口部12cが穿設 されている。
【0023】 本実施例の半固定抵抗器10は、図1,2に示すように、略円柱形状の調整部 材15が、本体部14のステータ基板12との当接面14dより突出した部分の 周囲に、調整部材15の下端部15aよりも高く延出した筒状の筒状部材18が 形成されている。この筒状部材18はセラミックによる本体部14と一体成形さ れたものである。
【0024】 半固定抵抗器10をステータ基板12の上面12a上に実装する場合、図1, 2、及び図4に示すように、上記筒状部材18を開口部12cに嵌合させ、本体 部14の当接面14dとステータ基板12の上面12aとを当接させる。尚、上 記開口部12cは、この筒状部材18が嵌合可能とされる内径寸法で予め形成さ れている。そして、各端子17a,17b,17cをステータ基板12上の回路 パターンに、また、本体部14に設けられた支持用導体(図示せず)を回路に関 係無いパターンに夫々半田付けすることにより、半固定抵抗器10をステータ基 板12に固定する。
【0025】 このように半固定抵抗器10がステータ基板12上に装着された状態では、図 1,2に示すように、筒状部材18が開口部12cの内周面と調整部材15との 間に挟装されており、調整部材15と開口部12cの内周面との直接的な接触は 防止されている。このため、上述したように絶縁皮膜が無く、鉄板が露出してい る開口部12cの内周面と、導体で形成され接点16aと電気的に接続されてい る調整部材15とは、絶縁体であるセラミックで形成された筒状部材18により 完全に絶縁される。従って、本実施例の半固定抵抗器10の採用により、従来に おいて発生していた調整部材15とステータ基板12との絶縁不良による不具合 は完全に防止され、ステータ基板12の歩留まりは従来に比べて向上する。
【0026】 また、本実施例の半固定抵抗器10は、筒状部材18を開口部12cに嵌合す るだけで、上記の如く絶縁不良を防止してステータ基板12に対して位置決めす ることができる。このように半固定抵抗器10によれば、半固定抵抗器10のス テータ基板12への取付作業の作業性を向上させることができる。
【0027】 更に、半固定抵抗器10の筒状部材18は、上記の如く本体部14と一体成形 により設けられるため、筒状部材18を設けるための特別な工程を必要とせず、 半固定抵抗器10自体は、従来に比べてコスト上昇するとこはない。
【0028】 以上の如く、本実施例の半固定抵抗器10を採用することにより、絶縁不良が 防止されてディスク装置のステータ基板12の歩留まりが従来に比べて向上する と共に、半固定抵抗器10の取付作業性が改善されてステータ基板12の製造コ ストを低減することができる。
【0029】 尚、上記実施例では調整部材15の全周囲に渡って筒状部材18を形成した構 成を示したが、調整部材15の周囲に周方向に沿って断片的に設けられ、調整部 材15と開口部12cの内周面との間に挟装される複数の挟装部材を本体部14 に設けた構成としても上記効果と同様の効果を得ることができる。また、筒状部 材18は、調整部材15の下端部15aよりも低い寸法のものであっても、開口 部12cに嵌合する高さ寸法を有していれば上記同様の効果を得ることができる 。更に、調整部材15の半径方向において、調整部材15と筒状部材18、また は、筒状部材18と開口部12c内周面との間に隙間が形成される構成であって も上記同様の効果を得ることができる。
【0030】 図5は本考案になる可変受動素子の第2実施例が基板に装着された状態を示す 断面図、図6は図5中、矢視Dによる一部切截斜視図を示す。
【0031】 両図中、20は本第2実施例の可変受動素子である半固定抵抗器である。半固 定抵抗器20は、第1実施例における当接面14dに相当する対向面14e、こ の対向面14eに設けられたスペーサ14f、各端子17a,17b,17cが 設けられる突出部14g、及び第1実施例の筒状部材18を除いては第1実施例 の半固定抵抗器10と同一構造であり、図1,2に示す構成部分と対応する部分 には同一符号を付してその説明を省略する。
【0032】 第2実施例の半固定抵抗器20は、対向面14e上の一端にスペーサ14fが 突出するように設けられ、また反対側端に、各端子17a,17b,17cが設 けられる突出部14gが対向面14eから突出して設けられている。そして、こ れらスペーサ14fと突出部14g夫々の対向面14eからの突出寸法は全て同 一寸法とされている。
【0033】 このため、対向面14eをステータ基板12の上面12aに対向させて半固定 抵抗器20をステータ基板12に装着した状態では、図5に示すように、調整部 材15の下端部15aとステータ基板12の上面12aとの間に寸法aで示され る隙間21が形成される。即ち、上記スペーサ14f及び突出部14g夫々は、 半固定抵抗器20の装着状態において上記寸法aの隙間21が構成される突出寸 法で予め形成されている。
【0034】 このように、第2実施例の半固定抵抗器20によれば、スペーサ14f及び突 出部14gにより構成された隙間21により、調整部材15とステータ基板12 は調整部材15の軸方向において離間し、調整部材15と開口部12cとの接触 は防止される。この結果、調整部材15はステータ基板12の開口部12cと完 全に絶縁された状態となり、従来の調整部材15とステータ基板12との絶縁不 良による不具合は完全に防止される。また、上記スペーサ14f及び突出部14 gは、セラミックにより本体部14と一体成形されるため、上記第1実施例と同 様、上記構成の半固定抵抗器20においても従来に比べてコスト上昇をもたらす ことはない。
【0035】 尚、上記第2実施例では、対向面14e上にスペーサ14fと突出部14gを 突出させて形成した構成としたが、図7に示す本考案の第3実施例のように、半 固定抵抗器30の本体部31の厚さ方向(図中、T1 −T2 方向)の寸法を従来 に比べて厚く形成し、調整部材15の下端部15aが、本体部31のステータ基 板12と当接する当接面31aから寸法bで示す分、凹んだ構成としてもよい。 この場合においても、半固定抵抗器30は、調整部材15とステータ基板12が 離間した状態で装着され、第2実施例の半固定抵抗器20と同様の効果を得るこ とができる。また、第3実施例の半固定抵抗器30によれば、本体部31の形状 が半固定抵抗器20に比べて簡略化されるため、例えば半固定抵抗器20におけ る突出部14g等の欠損が防止され、半固定抵抗器30の歩留まりが向上する。
【0036】 上記半固定抵抗器20,30のように、調整部材15の下端部15aとステー タ基板12の上面12aとの間を、調整部材15の軸方向に離間させて夫々の接 触を防止する構成とすることにより、半固定抵抗器20,30夫々の本体部14 ,31の形状は、第1実施例の半固定抵抗器10に比べて簡略化され、本体部1 4,31の製作工程においてメリットを有する。
【0037】 また、上記第1乃至第3実施例のように半固定抵抗器の形状を従来の形状から 変化させない構成の実施例も考えられる。
【0038】 即ち、図8,9に示す調整部材1bを絶縁材料で形成し、上記摺動部に設けら れた接点と、ステータ基板3の回路に接続される端子とをリード線により電気的 に接続した構成の半固定抵抗器である。この場合、調整部材1bの本体部1aか ら露出した部分が開口部3aの内周面に接触した状態で半固定抵抗器がステータ 基板に装着された場合であっても、抵抗値を決める接点と開口部3aの内周面と の間は完全に絶縁され、従来の絶縁不良による不具合は防止される。
【0039】 また、調整部材1b全体を絶縁材料で構成せずに、調整部材1bの表面に絶縁 処理を施した構成としても上記同様の効果を得ることができる。
【0040】 このように、調整部材1bを絶縁材料とする、或いは絶縁処理することにより 、調整部材1bを開口部3aの内周面に接触させてステータ基板3に装着しても 問題無いため、半固定抵抗器の取付作業性は良好となる。
【0041】 尚、上記実施例は全て半固定抵抗器による実施例を示したが、例えば、トリマ ・コンデンサのように調整可能とされた可変受動素子であれば他のものであって も良い。
【0042】
【考案の効果】
上述の如く請求項1の考案によれば、可変受動素子の可動部と基板の開口部端 面とが確実に絶縁され、従来において可変受動素子の可動部と基板との絶縁不良 により発生していた電気的な不具合を防止することができる。このため、本考案 の可変受動素子を装着する基板の歩留まりを向上させることができる。また、可 動部を基板の開口部に挿通する低い位置に設けることができ、可変受動素子が装 着される基板を薄型化することができる。更に、可変受動素子の基板に対する位 置決めが簡単となり、可変受動素子の基板への取付作業性を向上させることがで きる。
【0043】 請求項2の考案によれば、可変受動素子の可動部と基板との絶縁不良を確実に 防止できると共に、受動素子本体を簡単な形状で形成することができ、受動素子 本体の製作工程上、有利である。
【0044】 請求項3,4の考案によれば、可変受動素子の可動部と基板の開口部端面とが 確実に絶縁され、従来において可変受動素子の可動部と基板との絶縁不良により 発生していた電気的な不具合を防止することができる。また、可動部を開口部端 面に接触させて可変受動素子を基板に装着しても問題ないため、可変受動素子の 取付作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案になる可変受動素子の第1実施例が基板
に装着された状態を示す断面図である。
【図2】図1における矢視Bによる一部切截斜視図であ
る。
【図3】図1に示す可変受動素子が装着された基板の平
面図である。
【図4】図1における矢視Cによる分解斜視図である。
【図5】本考案になる可変受動素子の第2実施例が基板
に装着された状態を示す断面図である。
【図6】図5における矢視Dによる一部切截斜視図であ
る。
【図7】本考案になる可変受動素子の第3実施例が基板
に装着された状態を示す断面図である。
【図8】従来の可変受動素子が基板上に装着された一例
の断面図である。
【図9】図8における矢視Aによる一部切截斜視図であ
る。
【符号の説明】
10,20,30 半固定抵抗器 11 スピンドルモータ 12 ステータ基板 12a 上面 12b 下面 12c 開口部 14,31 本体部 14d,31a 当接面 14e 対向面 14f スペーサ 14g 突出部 15 調整部材 15a 下端部 16 摺動部 16a 接点 17a,17b,17c 端子 18 筒上部材 19 カーボン皮膜 21 隙間

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受動素子本体に設けられた調整用の可動
    部が、基板に設けられた開口部により、前記基板の前記
    受動素子本体の装着面とは反対側から調整可能となるよ
    うに前記基板に装着される可変受動素子において、絶縁
    材料により形成され、前記可動部と前記開口部端面との
    間に挟装させて前記可動部と前記開口部端面との接触を
    防止する絶縁部材を前記受動素子本体に設けた構成の可
    変受動素子。
  2. 【請求項2】 前記絶縁部材に代えて、前記可動部と前
    記基板の前記受動素子本体の装着面との間に隙間を形成
    するスペーサ部材を前記受動素子本体に設けた構成の請
    求項1記載の可変受動素子。
  3. 【請求項3】 受動素子本体に設けられた調整用の可動
    部が、基板に設けられた開口部により、前記基板の前記
    受動素子本体の装着面とは反対側から調整可能となるよ
    うに前記基板に装着される可変受動素子において、前記
    可動部を絶縁材料で形成した構成の可変受動素子。
  4. 【請求項4】 前記絶縁材料で形成した前記可動部に代
    えて、前記可動部の表面に絶縁処理を施した構成の請求
    項3記載の可変受動素子。
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