JPH05120242A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH05120242A
JPH05120242A JP3283384A JP28338491A JPH05120242A JP H05120242 A JPH05120242 A JP H05120242A JP 3283384 A JP3283384 A JP 3283384A JP 28338491 A JP28338491 A JP 28338491A JP H05120242 A JPH05120242 A JP H05120242A
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JP
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processing
command
data
arithmetic
host device
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JP3283384A
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Hiroyoshi Yamada
広佳 山田
Takao Iwasaki
孝夫 岩崎
Kazunori Shimakawa
和典 島川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 データ処理装置は、ホスト装置と、前記ホス
ト装置からの要求に従って、処理完了にともない確保し
ていた資源を解放し、かつデータ処理を正常に終了し、
あるいは実行中のデータ処理を途中で強制的に中断する
手段を備えた演算処理装置とを具備することにより、実
行中の複数の演算処理コマンドを個々に解放・強制中断
することなく一括して効率よく解放・強制中断すること
ができる。 【効果】 ホスト装置の負荷、データベース演算処理装
置の負荷、さらには両者の間のインタフェースを司る第
1のチャネルとシステムバスの負荷を軽減させ、システ
ム全体として効率のよいデータ処理を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ホスト装置からの要
求に応じて演算対象のファイルデータに対してソートま
たは関係代数演算等の演算処理を実行する演算処理装置
を備えたデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンピュータシステムにおいて
は、ソート処理や関係データベースの検索系処理等を高
速に実行するために専用のデータベース演算処理装置が
設けられている。このデータベース演算処理装置はハー
ドウェアソータと称される演算回路を備えており、この
演算回路を用いることによってホスト装置からの演算処
理要求に応じたソートや関係代数演算等を高速に実行す
る。
【0003】ホスト装置からデータベース演算処理装置
に対して発行された演算処理コマンドの内部には、外部
識別子と対象識別子を持っている。外部識別子は、ホス
ト装置により関連するデータ処理の中で一意になるよう
に生成され、データベース演算処理装置内においては演
算処理コマンドに対応して生成・起動されるコマンド処
理プロセスにそのプロセス識別子として付与される。対
象識別子は、以前に実行されたコマンドの処理結果を入
力するために使用され、以降の演算処理コマンドから見
て処理の対象となるデータを識別するのに使用される。
このようなメカニズムによってデータ処理を連鎖的に実
行することが可能となる。前記メカニズムのもと、複数
の演算処理コマンドがホスト装置から発行されると、こ
れを受けたデータベース演算処理装置ではそれぞれの演
算処理コマンドに対応してコマンド処理プロセスを個別
に生成・起動する。そして、これらのコマンド処理プロ
セスは、ホスト装置からの解放(Dispose)コマ
ンドまたは強制中断(Abort)コマンドにより、終
了・解放されるかまたは強制中断されるかのどちらかが
行われない限り、データベース演算処理装置内で活性化
された状態のままとなる。
【0004】ホスト装置は、通常、データベース演算処
理装置でのデータ処理が正常に終了すると演算処理コマ
ンドに対応するコマンド処理プロセスをすべて終了する
ために解放(Dispose)コマンドを発行するが、
時にはユーザの要求によりデータ処理の途中で強制的に
中断するために強制中断(Abort)コマンドを発行
することもある。このような解放(Dispose)コ
マンドまたは強制中断(Abort)コマンドにおいて
は、そのコマンド内に強制中断または解放処理の対象と
なる対象識別子の指定領域を複数個用意するか、あるい
は対象識別子の数だけ強制中断(Abort)コマンド
または解放(Dispose)コマンドを発行するかの
どちらかの方式を用いる必要があった。
【0005】前者、すなわち対象識別子の指定領域を複
数個用意する方式によると、その用意する領域分だけコ
マンド自体が大きくなり、また不特定多数の対象識別子
を対象とするような場合においては、いくらこの領域を
用意しても十分であるとはいえない。
【0006】後者、すなわち対象識別子の数だけ解放
(Dispose)コマンドまたは強制中断(Abor
t)コマンドを発行する方式においては、対象処理の数
だけコマンドが発行されることになり、コマンド発行に
伴うインタフェース時の処理オーバーヘッドが増大す
る。また、同等の処理が別のコマンドとして多重に発行
されるため、その分だけ処理が重複することになり時間
的無駄が多くなり、結果として解放処理や強制中断処理
の性能が低下する。
【0007】さらに、前記いずれの方式においても、ホ
スト装置は現在データベース演算処理装置内で実行中の
演算処理コマンドの全対象識別子のリストを保持した
り、そのリストを生成・変更するなど保守しなければな
らず、ホスト装置にとっても負荷が大きくなる。
【0008】このように実行中の演算処理コマンドの対
象識別子リストを用いる方式は、データベース演算処理
装置内で実行中のすべての演算処理コマンドに対応する
演算処理プロセスの対象識別子を必要とするような解放
処理あるいは強制中断処理を実行する上で、システム全
体の性能低下を引き起こす原因となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来では、データベー
ス演算処理装置内で実行中の演算処理コマンドに対応す
る演算処理プロセス1つ1つが持つ対象識別子をすべて
ホスト装置が対象識別子リストとして保持し、実行中の
演算処理コマンドの解放または強制中断時には、その対
象識別子リスト全体を解放(Dispose)コマンド
または強制中断(Abort)コマンドにセットする
か、あるいはその対象識別子リストの中から1つ1つの
対象識別子を順次取り出して解放(Dispose)コ
マンドまたは強制中断(Abort)コマンドにセット
するしか方法がなく、言い換えれば、実行中の演算処理
コマンドをまとめて解放または強制中断することができ
ず、システム全体の負荷が大きくなるという欠点があっ
た。
【0010】この発明は、このような点に鑑みなされた
もので、実行中の演算処理コマンドをまとめて解放また
は強制中断することができるようにし、解放処理または
強制中断処理を要求発行する主体であるホスト装置の負
荷と、解放処理または強制中断処理を実行する主体であ
るデータベース演算処理装置の負荷が軽減できるデータ
処理装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段および作用】この発明は、
ホスト装置と、演算対象のファイルデータが格納される
2次記憶装置と、前記2次記憶装置を直接アクセスする
ためのパスを有し、前記ホスト装置からの要求に応じて
前記演算対象のファイルデータに対して所定の演算処理
を実行する演算処理装置とを備えたデータ処理装置にお
いて、前記演算処理装置は、前記ホスト装置からの演算
要求に従って前記演算対象のファイルデータを前記パス
を介して前記2次記憶装置から入力する入力手段と、入
力された演算対象のファイルデータに対してソートまた
は関係代数演算を実行する演算処理手段と、前記演算対
象のファイルデータおよび前記演算処理手段による演算
結果データが格納される内部メモリと、前記演算結果デ
ータを前記2次記憶装置に出力する出力手段と、前記入
力手段、前記演算処理手段および前記出力手段によるデ
ータ処理の完了にともない前記ホスト装置からの演算処
理の終了処理要求に従って使用中の資源を解放させ実行
中の前記データ処理を正常に終了させる手段と、前記デ
ータ処理の実行中に前記ホスト装置からの演算処理の強
制中断要求に従って前記資源を解放させ実行中の前記デ
ータ処理を強制的に中断させる手段とを具備し、前記演
算処理装置が前記ホスト装置からの要求に従って、処理
完了にともない前記演算処理装置内に確保していた前記
資源を解放しかつデータ処理を正常に終了し、あるいは
前記資源を解放しかつ実行中のデータ処理を途中で強制
的に中断することを第1の特徴とする。
【0012】このデータ処理装置においては、演算処理
コマンドの対象識別子を、演算処理コマンドグループ識
別子とグループ内識別子の2段階により構成し、グルー
プ内識別子を空値とすることによって、そのグループ内
の演算処理コマンドすべてに対する演算処理プロセスを
解放(Dispose)コマンドまたは強制中断(Ab
ort)コマンドの対象として指定できるようにしてあ
り、これによってホスト装置は、現在データベース演算
処理装置で実行中の演算処理コマンドの対象識別子リス
トを保持する代わりに、演算処理コマンドのグループ識
別子ただ1個のみを保持すればよく、また演算処理コマ
ンド1つ1つについて解放(Dispose)コマンド
または強制中断(Abort)コマンドをデータベース
演算処理装置に対して発行要求する代わりに、保持して
いた演算処理コマンドのグループ識別子についてのみ解
放(Dispose)コマンドまたは強制中断(Abo
rt)コマンドを発行要求すればよく、ホスト装置の負
荷が軽減できると共に、ホスト装置とデータベース演算
処理装置間のインタフェースを司る第1のチャネルとシ
ステムバスの負荷を軽減させ、さらにデータベース演算
処理装置内での解放処理または強制中断処理の負荷もあ
わせて軽減することが可能となる。
【0013】また、この発明は、データベース演算処理
装置に第1乃至第3のプロセッサから構成されるマルチ
プロセッサ構成を採用し、データベース演算処理装置と
2次記憶装置間のデータ入出力を第1のプロセッサに、
演算回路を用いた演算処理を第2のプロセッサに、そし
て、全体の制御を第3のプロセッサにそれぞれ機能分散
すると共に、ホスト装置からの演算処理の解放処理また
は強制中断処理を第3のプロセッサによって実行させる
ように構成したことを第2の特徴とする。
【0014】この構成においては、第1乃至第3のプロ
セッサによって効率よく負荷分散が図れ、しかも第1の
プロセッサによるデータ入出力と、第2のプロセッサに
よる演算処理との並行動作が可能となり、それら並行動
作の制御およびホスト装置からの解放処理または強制中
断処理の要求を第3のプロセッサが実行制御することに
より、データベース演算処理装置の動作性能を十分に向
上させることができる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。
【0016】図1にはこの発明の一実施例に係わるデー
タ処理装置の全体のシステム構成が示されている。この
データ処理装置は、ホストコンピュータ10と、データ
ベース演算処理装置(データベースエンジン;DBE)
16と、磁気ディスク装置17とによって構成されてい
る。ホストコンピュータ10は、CPU11、主記憶装
置12、第1および第2のチャネル装置14、15によ
って構成されており、これらCPU11、主記憶装置1
2、およびチャネル装置14、15はシステムバス13
を介して相互接続されている。
【0017】ホストコンピュータ10とデータベース演
算処理装置16は第1のチャネル14によって接続さ
れ、またホストコンピュータ10と磁気ディスク装置1
7はチャネル装置15によって接続されている。さら
に、データベース演算処理装置16と磁気ディスク17
は専用のアクセスパス18を介して接続されている。
【0018】CPU11は、ホストコンピュータ10全
体の制御を司るものであり、データベース演算処理装置
16に対してソート処理や関係代数演算等の各種演算処
理の実行を依頼する。主記憶装置12には、データベー
ス演算処理装置16に演算対象ファイルや演算内容を指
示するためのコマンドが格納される。
【0019】データベース演算処理装置(DBE)16
は、CPU11からのコマンドに基づいて演算対象ファ
イルのデータに対して演算処理を実行するものであり、
演算対象ファイルの入力および演算結果の出力のため
に、アクセスパス18を介して磁気ディスク装置17を
直接的にアクセスする。
【0020】このデータベース演算処理装置(DBE)
16は、エンジンインタフェースプロセッサ(EIP)
161、エンジン制御プロセッサ(ECP)162、大
容量メモリ(EBDM)163、ハードウェアソータ制
御プロセッサ(ECAM)164、並列ソーティングモ
ジュール(PSOM)165、および並列関係代数演算
モジュール(PRAM)166によって構成されてい
る。
【0021】エンジンインタフェースプロセッサ(EI
P)161、エンジン制御プロセッサ(ECP)16
2、およびハードウェアソータ制御プロセッサ(ECA
M)164の3台のプロセッサは内部バス167によっ
て相互接続されており、大容量メモリ(EBDM)16
3を共有メモリとする密結合のマルチプロセッサを構成
している。大容量メモリ(EBDM)163は、3台の
各プロセッサの共通のアドレス空間上に配置されてい
る。また、これら3台のプロセッサ、つまりエンジンイ
ンタフェースプロセッサ(EIP)161、エンジン制
御プロセッサ(ECP)162、およびハードウェアソ
ータ制御プロセッサ(ECAM)164には機能分散が
なされている。この場合、それぞれの固有の役割を効率
よく実行するために、これら各プロセッサは、密結合な
がらそれぞれに適した独立のモニタによって動作制御さ
れるように構成されている。
【0022】エンジンインタフェースプロセッサ(EI
P)161、エンジン制御プロセッサ(ECP)16
2、およびハードウェアソータ制御プロセッサ(ECA
M)164の機能分散は、次のようになされている。
【0023】すなわち、エンジンインタフェースプロセ
ッサ(EIP)161は、ホストコンピュータ10とデ
ータベース演算処理装置16間の通信を行うと共に、磁
気ディスク装置17のディスクコントローラにもアクセ
スパス18を介して接続されており、磁気ディスク装置
17との間でのデータ入出力を制御する。また、エンジ
ンインタフェースプロセッサ(EIP)161は、磁気
ディスク装置17にデータを出力する際、出力ファイル
の再構成処理も行う。
【0024】ホストコンピュータ10との通信において
は、エンジンインタフェースプロセッサ(EIP)16
1は、第1のチャネル装置14を介してCPU11から
送られてくるコマンドを受信し、それをエンジン制御プ
ロセッサ(ECP)162に送信する。また、エンジン
インタフェースプロセッサ(EIP)161は、エンジ
ン制御プロセッサ(ECP)162から送られてくるコ
マンド結果としてステータスを受信し、それを第1のチ
ャネル14を介してCPU11に返信する。磁気ディス
ク装置17との間のデータ入出力においては、エンジン
インタフェースプロセッサ(EIP)161は、エンジ
ン制御プロセッサ(ECP)162からの入出力要求を
受け付け、大容量メモリ(EBDM)163と磁気ディ
スク装置17との間でデータ転送を行う。その際、エン
ジン制御プロセッサ(ECP)162からの要求に従い
出力ファイルデータの再構成処理も行う。
【0025】エンジン制御プロセッサ(ECP)162
は、エンジンインタフェースプロセッサ(EIP)16
1、大容量メモリ(EBDM)163、およびハードウ
ェアソータ制御プロセッサ(ECAM)164を内部バ
ス167を介して制御するものであり、CPU11から
のコマンドが、ソートや関係代数演算などの演算処理コ
マンドであった場合には、それに対応する各種コマンド
処理プロセスを生成・実行したり、演算処理完了に伴う
解放(Dispose)コマンドであった場合には、各
種コマンド処理プロセスが使用していたデータバッファ
や管理テーブルといった資源を一括して解放し、各種演
算処理プロセスも一括して終了したり、あるいは強制中
断(Abort)コマンドであった場合には、各種コマ
ンド処理プロセスが使用していたデータバッファや管理
テーブルといった資源を一括して解放し、実行中の各種
コマンド処理プロセスも一括して強制的に中断する。
【0026】大容量メモリ(EBDM)163は、磁気
ディスク装置17から読み出された演算対象のファイル
データ、CPU11から送られてくる各種演算処理コマ
ンド、解放(Dispose)コマンドあるいは強制中
断(Abort)コマンド、ハードウェアソータ制御プ
ロセッサ(ECAM)164、並列ソーティングモジュ
ール(PSOM)165、および並列関係代数演算モジ
ュール(PRAM)166による演算処理結果、さらに
は、エンジン制御プロセッサ(ECP)162による演
算結果の統合結果等を格納する共有メモリである。演算
対象のファイルデータは大容量メモリ(EBDM)16
3内の入力バッファ部に格納され、演算処理結果は大容
量メモリ(EBDM)163内の出力バッファ部に格納
される。ハードウェアソータ制御プロセッサ(ECA
M)164は、エンジン制御プロセッサ(ECP)16
2からの指令に基づいて、並列ソーティングモジュール
(PSOM)165および並列関係代数演算モジュール
(PRAM)166による演算を制御する。
【0027】この場合、ハードウェアソータ制御プロセ
ッサ(ECAM)164は、大容量メモリ(EBDM)
163上のデータを並列ソーティングモジュール(PS
OM)165に入力し、並列関係代数演算モジュール
(PRAM)166から出力された演算結果を大容量メ
モリ(EBDM)163上に格納するが、並列ソーティ
ングモジュール(PSOM)165へのデータ入力に際
しては、まず、キー切り出し処理を実行する。このキー
切り出し処理においては、ハードウェアソータ制御プロ
セッサ(ECAM)164は、演算対象の各レコードか
ら演算に必要な演算対象キーフィールドのみを切り出
し、それにレコード識別番号(大容量メモリ(EBD
M)163上におけるレコードの先頭アドレス)を付加
して並列ソーティングモジュール(PSOM)165へ
送出する。
【0028】並列ソーティングモジュール(PSOM)
165は、大容量メモリ(EBDM)163によって駆
動され、ソートを並列に実行する専用のハードウェア回
路であり、並列関係代数演算モジュール(PRAM)1
66に接続されている。この並列ソーティングモジュー
ル(PSOM)165は、パイプラインマージソータと
称されるものであり、2ーウェイマージを行う複数のソ
ートセルをカスケード接続してなる。
【0029】並列関係代数演算モジュール(PRAM)
166は、関係データベースにおけるJOIN(結合)
やRESTRICT(制約)といった関係代数演算を並
列に実行する専用のハードウェア回路であり、並列ソー
ティングモジュール(PSOM)165からソートされ
たデータを入力し、演算結果をハードウェアソータ制御
プロセッサ(ECAM)164に出力する。ソート処理
だけを実行する場合には、並列関係代数演算モジュール
(PRAM)166は、最終段のソートセルとして機能
する。
【0030】このように、エンジンインタフェースプロ
セッサ(EIP)161、エンジン制御プロセッサ(E
CP)162、およびハードウェアソータ制御プロセッ
サ(ECAM)164にはそれぞれ各種演算処理、例え
ばソート処理やセレクト処理を実行するための機能が分
散されている。この場合、これらプロセッサは、大容量
メモリ(EBDM)163上のバッファのやりとりを除
けば非同期に動作し、並行して各機能を実行する。すな
わち、ソートやセレクト等の処理は、通常、入力処理、
演算処理、および出力処理から構成されるが、ハードウ
ェアソータ制御プロセッサ(ECAM)164の制御に
よる演算処理は、エンジンインタフェースプロセッサ
(EIP)161による演算対象データの入力処理と並
行して実行される。また、ハードウェアソータ制御プロ
セッサ(ECAM)164からの演算結果をエンジン制
御プロセッサ(ECP)162によって統合処理する必
要がある場合には、その統合処理とエンジンインタフェ
ースプロセッサ(EIP)161による出力処理も並行
して実行される。
【0031】次に、図2乃至図4を参照して一連の関連
する演算処理コマンドのシーケンス、すなわち演算処理
コマンド列とその処理について説明する。演算処理コマ
ンド列の各コマンドの中には、そのコマンドを識別する
ための外部識別子が含まれており、またReadコマン
ドを除く他のコマンドには演算の対象データを識別する
ための対象識別子が含まれている。第1Readコマン
ド21および第2Readコマンド22の場合には、第
1入力ファイル301および第2入力ファイル304が
磁気ディスク装置17上にあり、データベース演算処理
装置16の大容量メモリ(EBDM)163上の資源で
はないので、対象識別子は不要である。ただし、大容量
メモリ(EBDM)163上にある場合には指定する必
要がある。データベース演算処理装置16内のエンジン
制御プロセッサ(ECP)162は、ホストCPU11
が発行した演算処理コマンド列を受け取ると、まず先頭
の第1Readコマンド21から解析し、それに対応す
る第1Readコマンド処理プロセス302にプロセス
識別子として外部識別子“h/j/t/a”を付与し、
生成・起動する。ここで、外部識別子の構成について説
明すると、hはホスト番号411であり、ホストCPU
11の番号を識別し、複数CPUに対応できるようにし
てあり、jはホストh上のジョブ番号412であり、ホ
ストCPU11上で実行中のジョブの番号を識別し、複
数ジョブに対応できるようにしてあり、tはジョブjを
構成するタスク番号413であり、1つのジョブ内の複
数のタスクに対応できるようにしてあり、これら3つの
番号すなわちホスト番号411、ジョブ番号412、お
よびタスク番号413は、現在処理中のコマンド処理プ
ロセスグループを識別するためのグループ識別子41で
あり、さらにaはプロセスのグループ内での固有番号で
あり、第1Readコマンド処理プロセス302をグル
ープ内で固有に識別するためのグループ内固有番号42
である。この第1Readコマンド21の外部識別子
は、対応する第1Readコマンド処理プロセス302
の処理結果である入力データ303を識別すると共に、
次のJoinコマンド23に対するJoinコマンド処
理プロセス307への第1入力データ303を識別する
ための第1対象識別子“h/j/t/a”に引き継がれ
る。このように対象識別子の構成は、外部識別子の構成
に同じである。これ以降の演算処理コマンド列の解析に
ついて説明すると、第1コマンド処理プロセスの起動が
完了すると、つぎに、第2Readコマンド22、Jo
inコマンド23、そしてProjectionコマン
ド24と順次解析していき、それぞれに対応するコマン
ド処理プロセス、すなわち、第2Readコマンド処理
プロセス305にはプロセス識別子として外部識別子
“h/j/t/b”を付与し、Joinコマンド処理プ
ロセス307にはプロセス識別子として外部識別子“h
/j/t/c”を付与し、Projectionコマン
ド処理プロセス309にはプロセス識別子として外部識
別子“h/j/t/d”を付与し、順次生成・起動して
いく。第2Readコマンド22の外部識別子“h/j
/t/b”は、対応する第2Readコマンド処理プロ
セス305の処理結果である第2入力データ306を識
別すると共に、次のJoinコマンド23の第2番目の
対象データを識別する第2対象識別子として引き継が
れ、Joinコマンド23の外部識別子“h/j/t/
c”は、対応するJoinコマンド処理プロセス307
の処理結果である結果データ308を識別すると共に、
次のProjectionコマンド24の対象データを
識別する対象識別子として引き継がれる。さらに、Pr
ojectionコマンド24の出力データ310は、
磁気ディスク装置17上に出力された後でも、大容量メ
モリ(EBDM)163上に存在し続ける。この出力デ
ータ310は、Projectionコマンド24の外
部識別子“h/j/t/d”により識別され、現在処理
中の演算処理コマンド列以降の演算処理コマンド列の中
で処理の対象とすることができる。同様なことが、第1
Readコマンド21の外部識別子“h/j/t/a”
により識別される第1入力データ303、第2Read
コマンド22の外部識別子“h/j/t/b”により識
別される第2入力データ306,Joinコマンド23
の外部識別子“h/j/t/c”により識別される結果
データ309についても可能である。
【0032】以上は、演算処理コマンドの処理の流れを
関係代数の結合演算を例にとって説明してきたが、ここ
では図5および図6を用いて、本発明の演算処理の一括
解放および一括強制中断について説明する。まず、一括
解放から説明すると、ホストCPU11からデータベー
ス演算処理装置16に対して、処理の正常に完了した演
算処理コマンド列に対応するコマンド処理プロセスのグ
ループの所有する資源を一括して解放し、それらプロセ
スも一括して終了するために解放(Dispose)コ
マンド51が発行されると、エンジン制御プロセッサ
(ECP)162は、Disposeコマンド51の外
部識別子“h/j/t/y”をDisposeコマンド
処理プロセスのプロセス識別子として付与し、生成・起
動する。Disposeコマンド51は対象識別子“h
/j/t/空値”を持つ。この対象識別子のグループ識
別子41は“h/j/t”であり、グループ内固有識別
子42は空値である。このことは同一のグループ識別子
“h/j/t”を持つコマンド処理プロセスのグループ
を一括解放することを示している。起動されたDisp
oseコマンド処理プロセスは、自身の対象識別子“h
/j/t/y”を取り出し(601)、その対象識別子
“h/j/t/y”に含まれるグループ内固有識別子が
空値であるかを検査し(602)、この場合は空値なの
で、コマンド処理プロセスのリストからコマンド処理プ
ロセスを取り出し(603)、全部のコマンド処理プロ
セスの処理が完了したか検査し(604)、この場合に
は第1Readコマンド処理プロセス302が残ってい
るので、第1Readコマンド処理プロセス302のプ
ロセス識別子“h/j/t/a”のグループ識別子部分
“h/j/t”がDisposeコマンド51内の対象
識別子“h/j/t/空値”に含まれるグループ識別子
“h/j/t”と同じグループ識別子と同一であるかを
検査し(605、606)、この場合は同一であるので
第1Readコマンド処理プロセス302に停止を指示
すると(607)、その指示を受け取った第1Read
コマンド処理プロセス302は自らが所有する資源を解
放し、自プロセスを停止し、次のコマンド処理プロセス
のリストから該当するものを探して停止させるという一
連の処理を同一グループ識別子を持つコマンド処理プロ
セス全て、すなわちこの場合には、第2Readコマン
ド処理プロセス305、Joinコマンド処理プロセス
307、Projectionコマンド処理プロセス3
09に対して繰り返す。最終的に同一プロセス識別子を
持つすべてのコマンド処理プロセスの所有する資源の解
放とそのプロセスの停止が完了すると、Dispose
コマンド処理プロセスは、ホストCPU11に解放の処
理完了の応答を返した後(609)、自プロセスを停止
させる(610)。一方、判定(602)でグループ内
固有識別子が空値でなければ同一のプロセス識別子を持
つコマンド処理プロセスに対して停止の指示を出し(6
08)、ホストCPU11へ応答を返し(609)、自
プロセスを停止させる(610)。また、判定(60
6)で、グループ内固有識別子が同一でない場合には、
次のコマンド処理プロセスの取り出し(603)に戻
る。
【0033】次に、強制中断(Abort)コマンドの
処理について説明すると、ホストCPU11からデータ
ベース演算処理装置16に対して、実行中の演算処理コ
マンド列に対応するコマンド処理プロセスのグループの
所有する資源を一括して解放し、それらプロセスも一括
して強制中断するために強制中断(Abort)コマン
ド52が発行されると、エンジン制御プロセッサ(EC
P)162は、Abortコマンド52の外部識別子
“h/j/t/z”をAbortコマンド処理プロセス
のプロセス識別子として付与し、生成・起動する。Ab
ortコマンド52は対象識別子“h/j/t/空値”
を持つ。この対象識別子のグループ識別子41は“h/
j/t”であり、グループ内固有識別子42は空値であ
る。このことは同一のグループ識別子“h/j/t”を
持つコマンド処理プロセスのグループを一括強制中断す
ることを示している。起動されたAbortコマンド処
理プロセスは、自身の対象識別子“h/j/t/空値”
を取り出し(601)、その対象識別子“h/j/t/
空値”に含まれるグループ内固有識別子が空値であるか
を検査し(602)、この場合は空値なので、コマンド
処理プロセスのリストからコマンド処理プロセスを取り
出し(603)、全部のコマンド処理プロセスの処理が
完了したか検査し(604)、この場合には第1Rea
dコマンド処理プロセス302が残っているので、第1
Readコマンド処理プロセス302のプロセス識別子
“h/j/t/a”のグループ識別子部分“h/j/
t”がAbortコマンド52内の対象識別子“h/j
/t/空値”に含まれるグループ識別子“h/j/t”
と同じグループ識別子と同一であるかを検査し(60
5、606)、この場合は同一であるので第1Read
コマンド処理プロセス302に停止を指示すると(60
7)、その指示を受け取った第1Readコマンド処理
プロセス302は処理の途中で自らが所有する資源を解
放し、自プロセスを停止し、次のコマンド処理プロセス
のリストから該当するものを探して停止させるという一
連の処理を同一グループ識別子を持つコマンド処理プロ
セス全て、すなわちこの場合には、第2Readコマン
ド処理プロセス305、Joinコマンド処理プロセス
307、Projectionコマンド処理プロセス3
09に対して繰り返す。最終的に同一プロセス識別子を
持つすべてのコマンド処理プロセスの所有する資源の解
放とそのプロセスの停止が完了すると、Abortコマ
ンド処理プロセスは、ホストCPU11に強制中断の処
理完了の応答を返した後(609)、自プロセスを停止
させる(610)。一方、判定(602)でグループ内
固有識別子が空値でなければ同一のプロセス識別子を持
つコマンド処理プロセスに対して停止の指示を出し(6
08)、ホストCPU11へ応答を返し(609)、自
プロセスを停止させる(610)。また、判定(60
6)で、グループ内固有識別子が同一でない場合には、
次のコマンド処理プロセスの取り出し(603)に戻
る。
【0034】このように、強制中断(Abort)コマ
ンドの場合、解放(Dispose)コマンドの場合と
全く同様の手順により、同一グループ識別子のコマンド
処理プロセスのグループを強制的に中断させることがで
きる。解放(Dispose)コマンドと異なる点は、
強制中断の指示の処理が完了したか検査し(604)、
この場合には第1Readコマンド処理プロセス302
が残っているので、第1Readコマンド処理プロセス
302のプロセス識別子“h/j/t/a”のグループ
識別子部分“h/j/t”がAbortコマンド52内
の対象識別子“h/j/t/空値”に含まれるグループ
識別子“h/j/t”と同じグループ識別子と同一であ
るかを検査し(605、606)、この場合は同一であ
るので第1Readコマンド処理プロセス302に停止
を指示すると(607)、その指示を受け取った第1R
eadコマンド処理プロセス302は処理の途中で自ら
が所有する資源を解放し、自プロセスを停止し、次のコ
マンド処理プロセスのリストから該当するものを探して
停止させるという一連の処理を同一グループ識別子を持
つコマンド処理プロセス全て、すなわちこの場合には、
第2Readコマンド処理プロセス305、Joinコ
マンド処理プロセス307、Projectionコマ
ンド処理プロセス309に対して繰り返す。最終的に同
一プロセス識別子を持つすべてのコマンド処理プロセス
の所有する資源の解放とそのプロセスの停止が完了する
と、Abortコマンド処理プロセスは、ホストCPU
11に強制中断の処理完了の応答を返した後(60
9)、自プロセスを停止させる(610)。一方、判定
(602)でグループ内固有識別子が空値でなければ同
一のプロセス識別子を持つコマンド処理プロセスに対し
て停止の指示を出し(608)、ホストCPU11へ応
答を返し(609)、自プロセスを停止させる(61
0)。また、判定(606)で、グループ内固有識別子
が同一でない場合には、次のコマンド処理プロセスの取
り出し(603)に戻る。
【0035】このように、強制中断(Abort)コマ
ンドの場合、解放(Dispose)コマンドの場合と
全く同様の手順により、同一グループ識別子のコマンド
処理プロセスのグループを強制的に中断させることがで
きる。解放(Dispose)コマンドと異なる点は、
強制中断の指示を各コマンド処理プロセスが実行中いつ
でも受け取れるようになっている点と、まだ演算処理結
果のないコマンド処理プロセスが存在し得るがそのよう
なコマンド処理プロセスの停止では自身の持つ資源はな
いので解放はしないという点である。
【0036】以上は、グループ識別子がホスト番号、ジ
ョブ番号およびタスク番号から構成される場合の説明で
あるが、ホスト番号とジョブ番号の2つの要素から、あ
るいは、ホスト番号のみの1つの要素から構成すれば、
それぞれジョブ内で発行された全タスクに対する演算処
理コマンドやホスト内で発行された全ジョブに対する演
算処理コマンドの解放または強制中断ができる。このよ
うに、状況に応じて、グループ識別子の構成要素を変更
すれば、柔軟な一括解放または一括強制中断が可能とな
る。
【0037】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ホス
ト装置がデータベース演算処理装置16で実行中の複数
の演算処理コマンドを個々に解放・強制中断することな
く一括して効率よく解放・強制中断することができるよ
うになり、ホスト装置の負荷、データベース演算処理装
置の負荷、さらには両者の間のインタフェースを司る第
1のチャネルとシステムバスの負荷を軽減させ、システ
ム全体として効率のよいデータ処理を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係わる全体のシステム構
成を示すブロック図。
【図2】図1のシステムにおける演算処理コマンド列に
含まれる各コマンドの形式と関連を示す図。
【図3】図1のシステムにおける演算処理コマンド列に
対応するコマンド処理プロセスと関連する資源を示す
図。
【図4】図1のシステムにおける演算処理コマンド列の
中の各コマンドの外部識別子および対象識別子の構成を
示す図。
【図5】図1のシステムにおけるデータベース演算処理
装置において実行中の演算処理コマンド列を解放または
強制終了するための解放(Dispose)コマンドお
よび強制中断(Abort)コマンドの形式を示す図。
【図6】図1のシステムにおける解放(Dispos
e)コマンドおよび強制中断(Abort)コマンドの
動作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
10…ホストコンピュータ、13…システムバス、14
…チャネル、16…データベース演算処理装置、17…
磁気ディスク装置、18…アクセスパス、161、16
2、164…プロセッサ、163…大容量メモリ、16
5…並列ソーティングモジュール、166…並列関係代
数演算モジュール、21…第1Readコマンド、22
…第2Readコマンド、23…Joinコマンド、2
4…Projectionコマンド、301…第1入力
ファイル、302…第1Readコマンド処理プロセ
ス、303…第1入力データ、304…第2入力ファイ
ル、305…第2Readコマンド処理プロセス、30
6…第2入力データ、307…Joinコマンド処理プ
ロセス、308…Joinの結果データ、309…Pr
ojectionコマンド処理プロセス、310…出力
データ、41…グループ識別子、411…ホスト番号、
412…ジョブ番号、413…タスク番号、42…グル
ープ内固有番号、51…Disposeコマンド、52
…Abortコマンド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト装置と、演算対象のファイルデー
    タが格納される2次記憶装置と、前記2次記憶装置を直
    接アクセスするためのパスを有し、前記ホスト装置から
    の要求に応じて前記演算対象のファイルデータに対して
    所定の演算処理を実行する演算処理装置とを備えたデー
    タ処理装置において、 前記演算処理装置は、前記ホスト装置からの演算要求に
    従って前記演算対象のファイルデータを前記パスを介し
    て前記2次記憶装置から入力する入力手段と、入力され
    た前記演算対象のファイルデータに対してソートまたは
    関係代数演算を実行する演算処理手段と、前記演算対象
    のファイルデータおよび前記演算処理手段による演算結
    果データが格納される内部メモリと、前記演算結果デー
    タを前記2次記憶装置に出力する出力手段と、前記入力
    手段、前記演算処理手段および前記出力手段によるデー
    タ処理の完了にともない前記ホスト装置からの終了処理
    要求に従って前記資源を解放させ前記データ処理を正常
    に終了させる手段と、前記データ処理の実行中に前記ホ
    スト装置からの演算処理の強制中断要求に従って使用中
    の資源を解放させ実行中の前記データ処理を強制的に中
    断させる手段とを具備し、 前記演算処理装置が前記ホスト装置からの要求に従っ
    て、処理完了にともない前記演算処理装置内に確保して
    いた前記資源を解放しかつデータ処理を正常に終了し、
    あるいは前記資源を解放しかつ実行中のデータ処理を途
    中で強制的に中断することを特徴とするデータ処理装
    置。
  2. 【請求項2】 ホスト装置と、演算対象のファイルデー
    タが格納される2次記憶装置と、前記2次記憶装置を直
    接アクセスするためのパスを有し、前記ホスト装置から
    の要求に応じて前記演算対象のファイルデータに対して
    所定の演算処理を実行する演算処理装置とを備えたデー
    タ処理装置において、 前記演算処理装置は、前記ホスト装置との間の通信、お
    よび前記2次記憶装置との間のデータ入出力を実行する
    第1のプロセッサと、ソートまたは関係代数演算を行う
    演算回路と、この演算回路による演算を実行制御する第
    2のプロセッサと、前記第1のプロセッサによって入力
    される演算対象のファイルデータおよび前記演算回路に
    よる演算結果が格納される内部メモリと、前記第1のプ
    ロセッサを介して供給される前記ホスト装置からの指示
    に基づき、前記第1および第2のプロセッサを動作制御
    する第3のプロセッサとを具備し、 前記第3のプロセッサは、前記演算処理装置が前記ホス
    ト装置からの要求に従って、処理完了にともないデータ
    処理を正常に終了する際に前記演算処理装置内に確保し
    ていた使用中の資源を一括して解放したのち前記データ
    処理を実行中のコマンド処理プロセスのグループも一括
    して終了し、あるいは実行中のデータ処理を途中で強制
    的に中断する際に前記資源を一括して解放したのち前記
    コマンド処理プロセスのグループも一括して強制中断す
    ることを特徴とするデータ処理装置。
JP3283384A 1991-10-30 1991-10-30 データ処理装置 Pending JPH05120242A (ja)

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JP3283384A JPH05120242A (ja) 1991-10-30 1991-10-30 データ処理装置

Applications Claiming Priority (1)

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Family

ID=17664820

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007529833A (ja) * 2004-07-15 2007-10-25 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント アウト・オブ・オーダーのdmaコマンドキューにおけるコマンド順序の設定に関する技術

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007529833A (ja) * 2004-07-15 2007-10-25 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント アウト・オブ・オーダーのdmaコマンドキューにおけるコマンド順序の設定に関する技術

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