JPH05324428A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

Info

Publication number
JPH05324428A
JPH05324428A JP4133469A JP13346992A JPH05324428A JP H05324428 A JPH05324428 A JP H05324428A JP 4133469 A JP4133469 A JP 4133469A JP 13346992 A JP13346992 A JP 13346992A JP H05324428 A JPH05324428 A JP H05324428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
request
arithmetic
processing
processor
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4133469A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Iwasaki
孝夫 岩崎
Hiroyoshi Yamada
広佳 山田
Kazunori Shimakawa
和典 島川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4133469A priority Critical patent/JPH05324428A/ja
Publication of JPH05324428A publication Critical patent/JPH05324428A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multi Processors (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】使用中のホスト装置がダウンしても他のホスト
装置からの要求を受け付けることを可能とする。 【構成】エンジン制御プロセッサ(ECP)162は、
その内部のローカルメモリに保持しているステータスデ
ータのポート番号フィールドと、新たに受信したエンジ
ンインタフェースプロセッサ(EIP)161からのス
テータスデータのポート番号フィールドとを比較して、
既に実行中の演算要求と新たな演算要求が異なるポート
番号である否か、つまり要求元のホストコンピュータが
異なるか否かを調べる。異なるホストコンピュータから
の演算要求であった場合には、エンジン制御プロセッサ
(ECP)162は、まず、実行中の演算処理を中断
し、そして、新たな演算要求に対する処理を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ホスト装置からの要
求に応じて演算対象のファイルデータに対してソートま
たは関係代数演算等の演算処理を実行する演算処理装置
を備えたデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンピュータシステムにおいて
は、ソート処理や関係データベースの検索系処理等を高
速に実行するために専用のデータベース演算処理装置が
設けられている。このデータベース演算処理装置はハー
ドウェアソータと称される演算回路を備えており、この
演算回路を用いることによってホスト装置から演算処理
要求に応じたソートや関係代数演算等を高速に実行す
る。このようなコンピュータシステムでは、データベー
ス演算処理装置は複数のホストに接続されており、どの
ホスト装置からでも使えるようになっている。このデー
タベース演算処理装置の排他制御は、データベース演算
処理装置が使用中であるか否かを示すステータス情報を
利用して行われている。
【0003】この場合、データベース演算処理装置は、
演算要求を発行したホスト装置が何等かの理由により障
害が発生してダウンしてしまった場合でも、要求された
処理が終了するまで処理を継続する。処理が終了する
と、データベース演算処理装置は、処理の終了を要求発
行元のホスト装置に通知する。しかし、要求発行元のホ
スト装置がこの時既にダウンしていると、終了通知が行
えない。このため、コンピュータシステム内のステータ
ス情報は、データベース演算処理装置が実際には処理を
完了して未使用状態になっているにも拘らず、使用中を
示したままとなってしまう。また、データベース演算処
理装置自体も、終了通知が行えないことにより、新たな
要求を受け付けることができなくなる。この結果、以降
は、このコンピュータシステム内のどのホスト装置もデ
ータベース演算処理装置を使用することができなくなる
という不具合が生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来では、データベー
ス演算処理装置を使用中のホスト装置がダウンしてしま
ったとき、データベース演算処理装置が要求されていた
処理を行い続けるため、結果的にコンピュータシステム
内の残りのホスト装置が、以降そのデータベース演算処
理装置を使用できなくなるという欠点があった。
【0005】この発明はこのような点に鑑みてなされた
もので、ホスト装置からの要求に対する処理を実行中で
もその処理を中断できるようにして、使用中のホスト装
置がダウンしても他のホスト装置からの要求を受け付け
ることができるデータ処理装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】この発明は、
複数のホスト装置と、演算対象のファイルデータが格納
される2次記憶装置と、前記2次記憶装置を直接アクセ
スするためのパスを有し、前記複数のホスト装置それぞ
れからの要求に応じて前記演算対象のファイルデータに
対して所定の演算処理を実行する演算処理装置とを備え
たデータ処理装置において、前記演算処理装置は、演算
対象のファイルデータを前記パスを介して前記2次記憶
装置から入力する入力手段と、入力された演算対象のフ
ァイルデータに対してソートまたは関係代数演算を実行
する演算手段と、前記演算対象のファイルデータおよび
前記演算処理手段による演算結果データが格納される内
部メモリと、前記演算結果データを前記2次記憶装置に
出力する出力手段と、前記複数のホスト装置それぞれか
らの演算要求に応じた演算処理が実行されるように、そ
の演算要求に従って前記入力手段、演算手段および出力
手段の動作を制御する制御手段と、所定の演算要求にし
たがった演算処理の実行中に他の新たな演算要求が発行
された際、前記新たな演算要求が前記実行中の演算処理
の演算要求と異なるホスト装置からの発行されたもので
あるか否かを判別する手段と、前記新たな演算要求が異
なるホスト装置から発行されたものである時、前記実行
中の演算処理を中断して前記新たな演算要求に応じた演
算処理を実行開始する手段とを具備することを第1の特
徴とする。
【0007】このデータ処理装置においては、演算処理
の実行中に他の新たな演算要求が発行された際に、新た
な演算要求が実行中の演算処理の演算要求と異なるホス
ト装置からの発行されたものであるか否かが判別され、
異なるホスト装置から発行されたものである時には、実
行中の演算処理を中断して新たな演算要求に応じた演算
処理が実行開始される。このため、演算処理装置を使用
中のホスト装置がダウンした場合でも、別のホスト装置
からの演算要求があった時点で、ダウンしたホスト装置
の演算要求に対する処理が中断されるので、別のホスト
装置からの演算要求に対する処理を始めることができ
る。したがって、1台のホスト装置のダウンによって、
他の全てのホスト装置が演算処理装置を使用できなくな
るといった不具合を防止することができる。
【0008】また、この発明は、演算処理装置に第1な
いし第3のプロセッサから構成されるマルチプロセッサ
構成を採用し、データベース演算処理装置と2次記憶装
置間のデータ入出力を第1プロセッサに、演算回路を用
いた演算処理を第2のプロセッサに、そして、全体の制
御を第3のプロセッサにそれぞれ機能分散すると共に、
前記第3のプロセッサは所定の演算要求にしたがった演
算処理の実行中に他の新たな演算要求が発行された際前
記新たな演算要求が前記実行中の演算処理の演算要求と
異なるホスト装置からの発行されたものであるか否かを
判別し、異なるホスト装置から発行されたものである時
には前記実行中の演算処理を中断して前記新たな演算要
求に応じた演算処理を実行開始することを第2の特徴と
する。
【0009】この構成においては、第3のプロセッサに
よって実行中処理の中断を行なえるので別のホスト装置
からの要求を受け付けることができると共に、第1乃至
第3のプロセッサによって効率よく負荷分散が図れ、し
かも第1のプロセッサによるデータ入出力と、第2のプ
ロセッサによる演算処理との並行動作が可能となるの
で、データベース演算処理装置の動作性能を十分に向上
させることができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。
【0011】図1にはこの発明の一実施例に係わるデー
タ処理装置の全体のシステム構成が示されている。この
データ処理装置は、第1のホストコンピュータ100と
第2のホストコンピュータ101、データベース演算処
理装置(データヘースエンジン;DBE)16と、磁気
ディスク装置17とによって構成されている。第1のホ
ストコンピュータ100は、CPU110、主記憶装置
120、第1および第2のチャネル装置140、150
によって構成されており、これらCPU110、主記憶
装置120、およびチャネル装置140、150はシス
テムバス130を介して相互接続されている。同様に第
2のホストコンピュータ101も、CPU111、主記
憶装置121、第1および第2のチャネル装置141、
151によって構成されており、これらCPU111、
主記憶装置121、およびチャネル装置141、151
はシステムバス131を介して相互接続されている。
【0012】第1のホストコンピュータ100とデータ
ベース演算処理装置(DBE)16はチャネル装置14
0によって接続され、また第1のホストコンピュータ1
00と磁気ディスク装置17はチャネル装置150によ
って接続されている。一方、第2のホストコンピュータ
101とデータベース演算処理装置(DBE)16はチ
ャネル装置141によって接続され、また第2のホスト
コンピュータ101と磁気ディスク装置17はチャネル
装置151によって接続されている。さらに、データベ
ース演算処理装置(DBE)16と磁気ディスク17は
専用のアクセスパス18を介して接続されている。
【0013】CPU110は、第1のホストコンピュー
タ100全体の制御を司るのであり、データベース演算
処理装置(DBE)16に対してソート処理や関係代数
演算等の各種演算処理の実行を依頼する。主記憶装置1
20には、データベース演算処理装置(DBE)16に
演算対象ファイルや演算内容を指示するためのコマンド
が格納される。同様に、CPU111は、第2のホスト
コンピュータ101全体の制御を司るものであり、デー
タベース演算処理装置(DBE)16に対してソート処
理や関係代数演算等の各種演算処理の実行を依頼する。
主記憶装置121には、データベース演算処理装置(D
BE)16に演算対象ファイルや演算内容を指示するた
めのコマンドが格納される。
【0014】データベース演算処理装置(DBE)16
は、CPC110およびCPU111それぞれからのコ
マンドに基づいて演算対象ファイルのデータに対して演
算処理を実行するものであり、演算対象ファイルの入力
および演算結果の出力のために、パス18を介して磁気
ディスク装置17を直接的にアクセスする。
【0015】このデータベース演算処理装置(DBE)
16は、エンジンインタフェースプロセッサ(EIP)
161、エンジン制御プロセッサ(ECP)162、大
容量メモリ(EBDM)163、ハードウェアソータ制
御プロセッサ(ECAM)164、並列ソーティングモ
ジュール(PSOM)165、および並列関係代数演算
モジュール(PRAM)166によって構成されてい
る。
【0016】エンジンインタフェースプロセッサ(EI
P)161、エンジン制御プロセッサ(ECP)16
2、およびハードウェアソータ制御プロセッサ(ECA
M)164の3台のプロセッサは内部バス167によっ
て相互接続されており、大容量メモリ(EBDM)16
3を共有メモリとする密結合のマルチプロセッサを構成
している。大容量メモリ(EBDM)163は、3台の
各プロセッサの共通のアドレス空間上に配置されてい
る。また、これら3台のプロセッサ、つまりエンジンイ
ンタフェースプロセッサ(EIP)161、エンジン制
御プロセッサ(ECP)162、およびハードウェアソ
ータ制御プロセッサ(ECAM)164には機能分散が
なされている。この場合、それぞれの固有の役割を効率
よく実行するために、これら各プロセッサは、密結合な
がらそれぞれに適した独立のモニタによって動作制御さ
れるように構成されている。エンジンインタフェースプ
ロセッサ(EIP)161、エンジン制御プロセッサ
(ECP)162、および機能分散は、次のようになさ
れている。
【0017】すなわち、エンジンインタフェースプロセ
ッサ(EIP)161は、ホストコンピュータ100と
データベース演算処理装置(DBE)16間の通信を行
うと共に、磁気ディスク装置17のディスクコントロー
ラにもパス18を介して接続されており、磁気ディスク
装置17との間でのデータ入出力を制御する。また、エ
ンジンインタフェースプロセッサ(EIP)161は、
磁気デイスク装置17にデータを出力する際、出力ファ
イルの再構成処理も行う。
【0018】第1のホストコンピュータ100との通信
においては、エンジンインタフェースプロセッサ(EI
P)161は、第1のチャネル装置140を介してCP
U110から送られてくるコマンドを受信し、それをエ
ンジン制御プロセッサ(ECP)162に送信する。そ
の際、エンジンインタフェースプロセッサ(EIP)1
61は、そのコマンドが第1のホストコンピュータ10
0からの要求である旨を図2で示すような通知データ2
0を用いてエンジン制御プロセッサ(ECP)162へ
通知する。すなわち、通知データ20は、ステータスフ
ィールド21、ポート番号フィールド22、レベルフィ
ールド23、およびサイズフィールド24から構成され
ている。ステータスフィールド21はホスト装置からの
要求であることを示す。ポート番号フィールド22はエ
ンジンインタフェースプロセッサ(EIP)161にお
けるホスト装置と物理的に接続されているポートの番号
を示す。このポートがホスト装置と対応していることに
より、異なるホスト装置からの演算要求をこのポート番
号により区別することができる。レベルフィールド23
はホスト装置からの要求のレベルを示す。サイズフィー
ルド24はホスト装置からの演算要求の実際のサイズを
示す。このステータスデータ20は、ホスト装置からの
演算コマンドに先だってエンジンインタフェースプロセ
ッサ(EIP)161からエンジン制御プロセッサ(E
CP)162に通知される。また、エンジンインタフェ
ースプロセッサ(EIP)161は、エンジン制御プロ
セッサ(ECP)162から送られてくるコマンド結果
としてステータスを受信し、それを第1のチャネル装置
140を介してCPU110に返信する。
【0019】また、第2のホストコンピュータ101と
の通信においては、エンジンインタフェースプロセッサ
(EIP)161は、第1のチャネル装置141を介し
てCPU111から送られてくるコマンドを受信し、そ
れをエンジン制御プロセッサ(ECP)162に送信す
る。この場合も、エンジンインタフェースプロセッサ
(EIP)161は、そのコマンドが第2のホストコン
ピュータ100からの要求である旨を図2の通知データ
20を用いてエンジン制御プロセッサ(ECP)162
へ通知する。また、エンジンインタフェースプロセッサ
(EIP)161は、エンジン制御プロセッサ(EC
P)162から送られてくるコマンド結果としてステー
タスを受信し、それを第1のチャネル装置141を介し
てCPU111に返信する。
【0020】磁気ディスク装置17との間のデータ入出
力においては、エンジンインタフェースプロセッサ(E
IP)161は、エンジン制御プロセッサ(ECP)1
62からの入出力要求を受け付け、大容量メモリ(EB
DM)163と磁気ディスク装置17との間でデータ転
送を行う。その際エンジン制御プロセッサ(ECP)1
62からの要求に従い出力ファイルデータの再構成処理
も行う。
【0021】エンジン制御プロセッサ(ECP)162
は、エンジンインタフェースプロセッサ(EIP)16
1、大容量メモリ(EBDM)163、およびハードウ
ェアソータ制御プロセッサ(ECAM)164を内部バ
ス167を介して制御するものであり、CPU110ま
たはCPU111からのコマンドが、ソートや関係代数
演算などの演算処理コマンドであった場合には、それに
対応する各種コマンド処理プロセスを生成・実行したり
する。さらに、CPU110からのコマンドを実行中の
際、CPU111からのコマンドをエンジンインタフェ
ースプロセッサ(EIP)161を通して受け取った場
合には、CPU110からのコマンドに対応する処理を
全て中断し、CPU110からのコマンドはなかったも
のとし、CPU111からのコマンドに対応する処理を
開始する。
【0022】大容量メモリ(EBDM)163は、磁気
ディスク装置17から読み出された演算対象のファイル
データ、ハードウェアソータ制御プロセッサ(ECA
M)164、並列ソーティングモジュール(PSOM)
165、および並列関係代数演算モジュール(PRA
M)166によるソート処理結果、さらには、エンジン
制御プロセッサ(ECP)162によるマージ結果等を
格納する共有メモリである。演算対象のファイルデータ
は大容量メモリ(EBDM)163内の入力バッファ部
に格納され、ソート結果およびマージ結果は大容量メモ
リ(EBDM)163内の出力バッファ部に格納され
る。
【0023】ハードウェアソータ制御プロセッサ(EC
AM)164は、エンジン制御プロセッサ(ECP)1
62からの指令に基づいて、並列ソーティングモジュー
ル(PSOM)165および並列関係代数演算モジュー
ル(PRAM)166による演算を制御する。
【0024】この場合、ハードウェアソータ制御プロセ
ッサ(ECAM)164は、大容量メモリ(EBDM)
163上のデータを並列ソーティングモジュール(PS
OM)165に入力し、並列関係代数演算モジュール
(PRAM)166から出力された演算結果を大容量メ
モリ(EBDM)163上に格納するが、並列ソーティ
ングモジュール(PSOM)165へのデータ入力に際
しては、キー切り出し処理を実行する。このキー切り出
し処理においては、ハードウェアソータ制御プロセッサ
(ECAM)164は、演算対象の各レコードから演算
に必要なキーのみを切り出し、それにレコード識別番号
(大容量メモリ163上におけるレコードの先頭アドレ
ス)を付加して並列ソーティングモジュール(PSO
M)165へ送出する。
【0025】並列ソーティングモジュール(PSOM)
165は、ハードウェアソータ制御プロセッサ(ECA
M)164によって駆動され、ソートを並列に実行する
専用のハードウェア回路であり、並列関係代数演算モジ
ュール(PRAM)166に接続されている。この並列
ソーティングモジュール(PSOM)165は、パイプ
ラインマージソータと称されるものであり、2−ウェイ
マージを行う複数のソートセルをカスケード接続してな
る。
【0026】並列関係代数演算モジュール(PRAM)
166は、関係型データベースにおけるJOIN(結
合)やRESTRICT(制約)といった関係代数演算
を並列に実行する専用のハードウェア回路であり、並列
ソーティングモジュール(PSOM)165からソート
されたデータを入力し、演算結果をハードウェアソータ
制御プロセッサ(ECAM)164に出力する。ソート
処理だけを実行する場合には、並列関係代数演算モジュ
ール(PRAM)166は、最終段のソートセルとして
機能する。
【0027】このように、エンジンインターフェースプ
ロセッサ(EIP)161、エンジン制御プロセッサ
(ECP)162、およびハードウェアソータ制御プロ
セッサ(ECAM)164にはそれぞれ外部ソートのた
めの機能が分散されている。この場合、これらプロセッ
サは、大容量メモリ(EBDM)163上のバッファの
やりとりを除けば非同期に動作し、並行して各機能を実
行する。すなわち、外部ソートは、入力処理、ソート処
理、マージ処理、および出力処理から構成されるが、ハ
ードウェアソータ制御プロセッサ(ECAM)164の
制御によるソート演算処理は、エンジンインターフェー
スプロセッサ(EIP)161による演算対象データの
入力処理と並行して実行され、また、エンジンインター
フェースプロセッサ(EIP)161による演算結果の
データ出力処理は、エンジン制御プロセッサ(ECP)
162によるマージ処理と並行して実行される。次に、
図3を参照して一連の関連する処理について説明する。
【0028】エンジン制御プロセッサ(ECP)162
はホスト装置からの演算要求に応じて図3に示す流れに
より処理を行う。すなわち、まず、エンジン制御プロセ
ッサ(ECP)162は、エンジンインタフェースプロ
セッサ(EIP)161からのステータスデータ20を
受けとると、既に演算要求に対する処理を実行している
かどうかチェックを行う(ステップS31)。そして、
処理を行っていない場合には演算要求を受信し(ステッ
プS34)、要求に対応する処理を実行する(ステップ
S35)。処理が完了すると(ステップS36)、演算
要求に対応するステータスをエンジンインタフェースプ
ロセッサ(EIP)161を通してホスト装置に送信す
る(ステップS37)。
【0029】一方、既に演算要求に対する処理を実行し
ている場合は、エンジン制御プロセッサ(ECP)16
2は、その内部のローカルメモリに保持しているステー
タスデータ20のポート番号フィールド22と、新たに
受信したステータスデータ20のポート番号フィールド
22とを比較して、既に実行中の演算要求と新たな演算
要求が異なるポート番号である否か、つまり要求元のホ
ストコンピュータが異なるか否かを調べる(ステップS
32)。異なるホストコンピュータからの演算要求であ
った場合には、エンジン制御プロセッサ(ECP)16
2は、まず、実行中の演算処理を中断し(ステップS3
3)、そして、新たな演算要求に対する処理を開始する
(ステップS34〜S37)。また、同一のホストコン
ピュータからの演算要求であった場合には、エンジン制
御プロセッサ(ECP)162は、実行中の処理が終了
してから(ステップS38)、その新たな演算要求に対
する処理を開始する(ステップS34〜S37)。
【0030】以上のように、この実施例においては、例
えばホストコンピュータ100からの要求にしたがった
演算処理の実行中にそのホストコンピュータ100がダ
ウンした場合でも、ホストコンピュータ101からの演
算要求があった時点で、ダウンしたホストコンピュータ
100の演算要求に対する処理が中断されるので、ホス
トコンピュータ101からの演算要求に対する処理を始
めることができる。したがって、1台のホスト装置のダ
ウンによって、他の全てのホスト装置が演算処理装置を
使用できなくなるといった不具合を防止することができ
る。
【0031】また、データベース演算処理装置16にマ
ルチプロセッサ構成を採用し、データベース演算処理装
置16と磁気ディスク装置17間のデータ入出力をエン
ジンインタフェースプロセッサ(EIP)161に、ハ
ードウェアソータ制御プロセッサ(ECAM)164お
よび並列ソーティングモジュール(PSOM)165を
用いた演算処理をハードウェアソータ制御プロセッサ
(ECAM)164に、そして、全体の制御をエンジン
制御プロセッサ(ECP)162にそれぞれ機能分散す
ると共に、エンジン制御プロセッサ(ECP)162に
実行中の演算処理を中断して新たな演算要求に応じた演
算処理を実行開始する機能を持たさせているので、使用
中のホストコンピュータがダウンしても別のホストコン
ピュータからの要求を受け付けることができると共に、
3つのプロセッサによって効率よく負荷分散が図れ、デ
ータベース演算処理装置16の動作性能を十分に向上さ
せることができる。
【0032】なお、ホストコンピュータ100,101
間におけるデータベース演算処理装置16の排他制御の
手法としてはデータベース演算処理装置16が使用中で
あるか否かを示す前述のステータス情報を利用すること
ができる。この場合、ホストコンピュータ100,10
1間で定期的に通信を行なって相手装置の障害を検知で
きるようにし、障害検知した際にはステータス情報を無
効としてデータベース演算処理装置16に要求を発行で
きるように構成することが好ましい。
【0033】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ホス
ト装置からの要求に対する処理を実行中でもその処理を
中断できるようになり、使用中のホスト装置がダウンし
ても他のホスト装置からの要求を受け付けることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係わる全体のシステム構
成を示すブロック図。
【図2】同実施例で使用されるステータスデータの知内
容を示す図。
【図3】同実施例において演算処理実行中に別の演算要
求が発行された場合の動作を説明するためのフローチャ
ート。
【符号の説明】
100…第1のホストコンピュータ、101…第2のホ
ストコンピュータ、130,131…システムバス、1
40,141…チャネル、16…データベース演算処理
装置、17…磁気ディスク装置、161,162,16
4…プロセッサ、163…大容量メモリ、165…並列
ソーティングモジュール、166…並列関係代数演算モ
ジュール。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のホスト装置と、演算対象のファイ
    ルデータが格納される2次記憶装置と、前記2次記憶装
    置を直接アクセスするためのパスを有し、前記複数のホ
    スト装置それぞれからの要求に応じて前記演算対象のフ
    ァイルデータに対して所定の演算処理を実行する演算処
    理装置とを備えたデータ処理装置において、 前記演算処理装置は、演算対象のファイルデータを前記
    パスを介して前記2次記憶装置から入力する入力手段
    と、入力された演算対象のファイルデータに対してソー
    トまたは関係代数演算を実行する演算手段と、前記演算
    対象のファイルデータおよび前記演算処理手段による演
    算結果データが格納される内部メモリと、前記演算結果
    データを前記2次記憶装置に出力する出力手段と、前記
    複数のホスト装置それぞれからの演算要求に応じた演算
    処理が実行されるように、その演算要求に従って前記入
    力手段、演算手段および出力手段の動作を制御する制御
    手段と、所定の演算要求にしたがった演算処理の実行中
    に他の新たな演算要求が発行された際、前記新たな演算
    要求が前記実行中の演算処理の演算要求と異なるホスト
    装置からの発行されたものであるか否かを判別する手段
    と、前記新たな演算要求が異なるホスト装置から発行さ
    れたものである時、前記実行中の演算処理を中断して前
    記新たな演算要求に応じた演算処理を実行開始する手段
    とを具備することを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 複数のホスト装置と、演算対象のファイ
    ルデータが格納される2次記憶装置と、前記2次記憶装
    置を直接アクセスするためのパスを有し、前記複数のホ
    スト装置それぞれからの要求に応じて前記演算対象のフ
    ァイルデータに対して所定の演算処理を実行する演算処
    理装置とを備えたデータ処理装置において、 前記演算処理装置は、前記複数のホスト装置それぞれと
    の間の通信、および前記2次記憶装置との間のデータ入
    出力を実行する第1のプロセッサと、ソースまたは関係
    代数演算を行う演算回路と、この演算回路による演算を
    実行制御する第2のプロセッサと、前記第1のプロセッ
    サによって入力される演算対象のファイルデータおよび
    前記演算回路による演算結果が格納される内部メモリ
    と、前記複数のホスト装置それぞれからの演算要求に応
    じた演算処理が実行されるように、前記第1のプロセッ
    サを介して供給される前記ホスト装置からの演算要求に
    基づき前記第1および第2のプロセッサを動作制御する
    第3のプロセッサとを具備し、 前記第3のプロセッサは、所定の演算要求にしたがった
    演算処理の実行中に他の新たな演算要求が発行された際
    前記新たな演算要求が前記実行中の演算処理の演算要求
    と異なるホスト装置からの発行されたものであるか否か
    を判別し、異なるホスト装置から発行されたものである
    時には前記実行中の演算処理を中断して前記新たな演算
    要求に応じた演算処理を実行開始するように構成されて
    いることを特徴とするデータ処理装置。
JP4133469A 1992-05-26 1992-05-26 データ処理装置 Pending JPH05324428A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4133469A JPH05324428A (ja) 1992-05-26 1992-05-26 データ処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4133469A JPH05324428A (ja) 1992-05-26 1992-05-26 データ処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05324428A true JPH05324428A (ja) 1993-12-07

Family

ID=15105508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4133469A Pending JPH05324428A (ja) 1992-05-26 1992-05-26 データ処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05324428A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5796941A (en) Method for supervising software execution in a license restricted environment
US5146561A (en) Communication network data manager system
JPH05324428A (ja) データ処理装置
JP3004102B2 (ja) データベース演算処理装置
JPH05324431A (ja) データ処理装置
JPH05324430A (ja) データ処理装置
JP3002041B2 (ja) データベース演算処理装置
JP2866588B2 (ja) 処理プロセス間で制御の移転を行うシステムおよび方法
JPH06348561A (ja) データ処理装置
JPH06348554A (ja) データ処理装置
JPH06176074A (ja) データ処理装置
JPH06176075A (ja) データ処理装置
JPH06348560A (ja) データ処理装置
JPH06110745A (ja) データ処理装置
JPH05324432A (ja) データ処理装置
JP2983352B2 (ja) データベース演算処理装置
JPH06348529A (ja) データ処理装置
JPH05101110A (ja) データベース演算処理装置
JPH06110716A (ja) データ処理装置
JPH06176076A (ja) データ処理装置
JPH03116338A (ja) 保守制御方式
JPH06175993A (ja) データ処理装置
JPH05324580A (ja) データ処理装置
JPH06348558A (ja) データ処理装置
JPH02291039A (ja) メモリ制御システム