JPH0511940B2 - - Google Patents

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JPH0511940B2
JPH0511940B2 JP1034758A JP3475889A JPH0511940B2 JP H0511940 B2 JPH0511940 B2 JP H0511940B2 JP 1034758 A JP1034758 A JP 1034758A JP 3475889 A JP3475889 A JP 3475889A JP H0511940 B2 JPH0511940 B2 JP H0511940B2
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JP
Japan
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ashitaba
powder
konjac
stirring
water
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1034758A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02215354A (ja
Inventor
Masamitsu Hamazaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANMI SHOJI KK
Original Assignee
SANMI SHOJI KK
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Publication date
Application filed by SANMI SHOJI KK filed Critical SANMI SHOJI KK
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Publication of JPH02215354A publication Critical patent/JPH02215354A/ja
Publication of JPH0511940B2 publication Critical patent/JPH0511940B2/ja
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  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、伊豆七島などの温暖な自然の山野
に自生している「あしたば(明日葉)」を栽培収
穫し、さらにこれを乾燥させ粉砕することにより
製造した「あしたば粉末」を利用した、あしたば
入りのこんにやくの製造方法に関し、特に低カロ
リーのダイエツト食品として食用に供されている
こんにやくに薬用効果を有する「あしたば粉末」
を付加させた低カロリー健康食品である、あした
ば入りこんにやくの製造方法に関する。
(従来の技術および従来の問題点) 伊豆七島などの温暖な自然の山野に自生してい
る「あしたば(明日葉)」には、各種のビタミン
やミネラルなど二十種以上の成分がバランスよく
含有されていることが科学的に解明されており、
回春長寿、精力増強、疲労回復、食欲増進、便
秘、利尿、増乳、高血圧症、動脈硬化等に対して
の薬用効果が広く認められている。
このような各種の薬用効果を有する「あしたば
(明日葉)」であるが、その栽培適地が伊豆諸島に
限られているために、生薬の状態での全国流通に
は困難があり、この解消のために特開昭59−
154935号公報に開示されるような「あしたば」を
乾燥、粉砕することにより製造する「あしたば粉
末」が製品化されていた。
しかしながら、この「あしたば粉末」を利用し
た食品についての研究は十分に行われておらず、
「あしたば粉末」を混入させた商品の出現が期待
されていた。
また、近年我国における食生活の変化に伴つて
低カロリー食品を好んで食する傾向が顕著である
が、低カロリーでかつ薬用効果を有する「あした
ば粉末」を利用した商品の出現が期待されてい
た。
(発明の目的) この発明は上記従来の問題点に鑑みてなされた
ものであつて、各種のビタミンやミネラルなど二
十種以上の成分がバランスよく含有されている
「あしたば(明日葉)」を栽培収穫しさらにこれを
乾燥させ粉砕することにより製造した「あしたば
粉末」を利用した、あしたば入りこんにやくの製
造方法を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この発明は、水とあしたば粉末とコンニヤク精
粉とを混合し撹拌させた後に凝固剤を混入し、さ
らに撹拌させることにより製造するあしたば入こ
んにやくの製造方法において、40℃前後の湯約
120リツトルにあしたば粉末約400gを加えてよく
撹拌させた後、コンニヤク精粉約4Kgを加えてよ
く撹拌して略1時間30分放置し、該混合液に約15
リツトルの水の中に約200gの水酸化カルシウム
を溶解させて製造した凝固剤を加えて約50秒間混
合撹拌した後、さらに該混合物を型枠に入れて約
5時間放置した後、該型枠から外して90℃〜100
℃の湯の中で約2時間煮込んだことを特徴とする
あしたば入こんにやくの製造方法を提供すること
により上記目的を達成するものである。
(作用) この発明においては、こんにやくの製造工程に
おいてあしたば粉末を混入させているため、こん
にやくを食する際に、あしたば粉末に含有された
各種のビタミンやミネラルなど二十種以上の成分
を同時に体内に取り入れることができ、回春長
寿、精力増強、疲労回復、食欲増進、便秘、利
尿、増乳、高血圧症、動脈硬化等に対して有効な
効用があり健康増進に役立たせることができる。
特に、あしたば粉末中には、ビタミン12が含有
されているため、造血作用を促進させ、さらに成
長ホルモンを誘発させることができる。
また、あしたば粉末中には、黄色フラノボイド
も含有されているため、新陳代謝が促進され、利
尿作用が向上するとともに毛細血管を強化するこ
とができる。
さらに、コンニヤク精粉の主成分であるコンニ
ヤクマンナンには、現代の食生活において不足し
ているといわれている植物繊維(ダイエタリー・
フアイバー)を補う効果があることが医学的に立
証されているため、便秘、心臓病、ガン、胆石、
痔等にかかりずらい体質を形成する一助と成すこ
とができる。
また、コンニヤクマンナンがノーカロリーであ
るため、低カロリー食品となり、これにより、肥
満にかかりずらい体質を形成する一助となるとと
もに、前記植物繊維によりインシユリンホルモン
を節約することが出来るため、血液中の血糖値を
正常にして糖尿病にかかりずらい体質を形成する
一助と成すことができる。
さらに、コンニヤクマンナン中にはカルシユウ
ムが十分含有されているため日本人の食生活にお
いて不足しがちなカルシユウムを補充することが
出来、また、コンニヤクマンナンが人体の血中ト
リグリセリド濃度の低下、血中コレステロール値
の上昇抑制効果があるため、コレステロール値を
下げ動脈硬化を避けたり、高脂肪症の人の血液を
正常レベルに戻す等の医学的な効果を得ることが
できる。
(実施例) 以下本発明の実施例を詳細に説明する。
この実施例は、水とあしたば粉末とコンニヤク
精粉とを混合し撹拌させた後に凝固剤を混入し、
さらにこれらを撹拌させる方法によりあしたばが
混入されたこんにやくを製造するものである。
前記あしたば粉末は、あしたばの葉茎部を栽培
場より収穫後、よく水洗いし適度の大きさに切断
して蒸気槽に入れ、高温の水蒸気にあて、しかる
後、冷却、乾燥、粉砕することにより製造された
粉末である。
前記コンニヤク精粉は、コンニヤク芋を切つて
乾燥させて荒粉をさらに微粉砕させることにより
コンニヤクマンナン成分のみを抽出させたもので
ある。
つぎに、本あしたば入こんにやくの製造方法の
実施例について製造工程にしたがつて説明する。
まず、40℃の湯120が入れられた所定容器内
にあしたば粉末400gを入れよく撹拌させる。
次に、上気あしたば粉末が混入された湯の中に
コンニヤク精粉を4Kg入れよく撹拌させる。
さらに、この状態で略1時間半放置する。
次に、水とあしたば粉末とコンニヤク精粉とが
よく混合されるように3〜4分程よく練り合わせ
る。
次に、15の水の中に水酸化カルシウムを約
200g溶解させることにより製造した凝固剤を前
記水とあしたば粉末とコンニヤク精粉との混合物
中に混入し、約50秒程混合撹拌を行う。
しかる後、凝固剤により凝固された水とあした
ば粉末とコンニヤク精粉との混合物を型ワクに入
れて約5時間放置する。
上記放置後、型ワクから外し90℃〜100℃の湯
の中で約2時間煮込み、その後、販売するサイズ
(一つが200g〜1.5Kg)に細かく切断し袋詰めを
行う。
さらに、上記袋詰めしたあしたば入こんにやく
を85℃の湯で約1時間加熱殺菌を行うことにより
製造を終了する。
(発明の効果) 本発明は上記の方法により、あしたば混入され
たこんにやくを製造しているため、以下に記載す
る効果を奏する。
この発明においては、こんにやくの中にあし
たば粉末を混入させているため、こんにやくを
食する際に、あしたば粉末に含有された各種の
ビタミンやミネラルなど二十種以上の成分を同
時に体内に取り入れることができ、回春長寿、
精力増強、疲労回復、食欲増進、便秘、利尿、
増乳、高血圧症、動脈硬化等に対して有効な効
用があり健康増進に役立つことができるという
優れた効果を有するものである。
特に、あしたば粉末中には、ビタミン12が含
有されているため、造血作用を促進させ、さら
に成長ホルモンを誘発させることができるとい
う優れた効果を有するものである。
また、あしたば粉末中には、黄色フラノボイ
ドも含有されているため、新陳代謝が促進さ
れ、利尿作用が向上するとともに毛細血管を強
化することができるという優れた効果を有する
ものである。
また、この発明においては、上記したあした
ば粉末の薬用効果に加えて、 (1) コンニヤクマンナンがノーカロリーである
ため、低カロリー食品となり、肥満にかかり
ずらい体質を形成する一助となつたり、 (2) 前記植物繊維によりインシユリンホルモン
を節約することが出来るため、血液中の血糖
値を正常にして糖尿病にかかりずらい体質を
形成する一助となつたり、 (3) コンニヤクマンナンに多量に含まれるカル
シユウムにより人体に不足がちなカルシユウ
ムを補充したり、 (4) コンニヤクマンナンの人体血中トリグリセ
リド濃度の低下および血中コレステロール値
の上昇抑制効果により、コレステロール値の
低下動脈硬化の回避や高脂肪症の人の血液浄
化を行つたり、 する等のコンニヤクマンナンの持つ医学的な
効果をも、本あしたば入こんにやくを食する際
に、同時に得ることができるという優れた効果
を有するものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 水とあしたば粉末とコンニヤク精粉とを混合
    し撹拌させた後に凝固剤を混入し、さらに撹拌さ
    せることにより製造するあしたば入こんにやくの
    製造方法において、40℃前後の湯約120リツトル
    にあしたば粉末約400gを加えてよく撹拌させた
    後、コンニヤク精粉約4Kgを加えてよく撹拌して
    略1時間30分放置し、該混合液に約15リツトルの
    水の中に約200gの水酸化カルシウムを溶解させ
    て製造した凝固剤を加えて約50秒間混合撹拌した
    後、さらに該混合物を型枠に入れて約5時間放置
    した後、該型枠から外して90℃〜100℃の湯の中
    で約2時間煮込んだことを特徴とするあしたば入
    こんにやくの製造方法。
JP1034758A 1989-02-14 1989-02-14 あしたば入こんにゃくの製造方法 Granted JPH02215354A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1034758A JPH02215354A (ja) 1989-02-14 1989-02-14 あしたば入こんにゃくの製造方法

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JPH02215354A JPH02215354A (ja) 1990-08-28
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