JPH05118784A - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
- Publication number
- JPH05118784A JPH05118784A JP3282796A JP28279691A JPH05118784A JP H05118784 A JPH05118784 A JP H05118784A JP 3282796 A JP3282796 A JP 3282796A JP 28279691 A JP28279691 A JP 28279691A JP H05118784 A JPH05118784 A JP H05118784A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- heat exchanger
- frame
- ridge
- seal member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱交換部の稜部と、この稜部を保持している
フレームとの接続部分における空気漏れを防止した構造
を持った熱交換器を得る。 【構成】 熱交換部１０の上下面にプレート１３をあ
て、その稜部１５にＬ字形をなすフレーム１４を４ケ所
組み付けて本体を構成した熱交換器１１において、上記
Ｌ字形フレーム１４の内側に弾力性を有するシール部材
１６を貼付し、その上に粘液性シール剤１７を塗布した
後、熱交換部１０に取り付けた構成とする。 【効果】 粘液性シール剤は弾力性シール部材の反発力
により、熱交換部の積層部隙間に入り込み、稜部のシー
ルを完全なものとし、フレーム接続部の空気漏れを防止
する。
フレームとの接続部分における空気漏れを防止した構造
を持った熱交換器を得る。 【構成】 熱交換部１０の上下面にプレート１３をあ
て、その稜部１５にＬ字形をなすフレーム１４を４ケ所
組み付けて本体を構成した熱交換器１１において、上記
Ｌ字形フレーム１４の内側に弾力性を有するシール部材
１６を貼付し、その上に粘液性シール剤１７を塗布した
後、熱交換部１０に取り付けた構成とする。 【効果】 粘液性シール剤は弾力性シール部材の反発力
により、熱交換部の積層部隙間に入り込み、稜部のシー
ルを完全なものとし、フレーム接続部の空気漏れを防止
する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、空気調和機に用いら
れる熱交換器に関するものである。
れる熱交換器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図４〜図６は例えば実開昭５７−１７８
９８８号公報に示された従来の熱交換器を示す図であ
り、１は熱交換器構成部材で、熱湿交換用伝熱板２が一
定間隔をあけて積層されてなる。３はこの熱交換器構成
部材の上下面に装着されたプレート、４はフレームで、
上記熱交換器構成部材１の稜部を覆い、上記プレート３
にねじ５にて装着される。６はシール部材で、上記熱交
換器構成部材１と上記フレーム４との隙間を封止するも
のである。
９８８号公報に示された従来の熱交換器を示す図であ
り、１は熱交換器構成部材で、熱湿交換用伝熱板２が一
定間隔をあけて積層されてなる。３はこの熱交換器構成
部材の上下面に装着されたプレート、４はフレームで、
上記熱交換器構成部材１の稜部を覆い、上記プレート３
にねじ５にて装着される。６はシール部材で、上記熱交
換器構成部材１と上記フレーム４との隙間を封止するも
のである。
【０００３】従来の熱交換器は上記のように構成され、
室内を同時給排気する換気装置（図示せず）の給気通路
と排気通路の交差部分に設置され、プレート３及びフレ
ーム４によって上記各通路が仕切られる。そして、換気
装置が運転されることにて室内側空気流Ｐと室外側空気
流Ｑが同時に熱交換器構成部材１に入り、ここで熱交換
及び湿度交換を行いＰ′、Ｑ′となって流出される。
室内を同時給排気する換気装置（図示せず）の給気通路
と排気通路の交差部分に設置され、プレート３及びフレ
ーム４によって上記各通路が仕切られる。そして、換気
装置が運転されることにて室内側空気流Ｐと室外側空気
流Ｑが同時に熱交換器構成部材１に入り、ここで熱交換
及び湿度交換を行いＰ′、Ｑ′となって流出される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の熱
交換器では、図６に示すように熱交換器構成部材１とフ
レーム４との間にシール部材６を充填しても、シール部
材６の表面張力により完全に上記間を封止することがで
きなく、空隙、空気溜りが発生し、その箇所にて空内側
空気流Ｐと室外側空気流Ｑが混入し、性能が低下すると
いう課題があった。
交換器では、図６に示すように熱交換器構成部材１とフ
レーム４との間にシール部材６を充填しても、シール部
材６の表面張力により完全に上記間を封止することがで
きなく、空隙、空気溜りが発生し、その箇所にて空内側
空気流Ｐと室外側空気流Ｑが混入し、性能が低下すると
いう課題があった。
【０００５】この発明は係る課題を解決するためになさ
れたもので、熱交換器構成部材とフレームの間が完全に
シール部材にて封止され、空気漏れ、室内側空気流と室
外側空気流とが混入することのない熱交換器を得ること
を目的とするものである。
れたもので、熱交換器構成部材とフレームの間が完全に
シール部材にて封止され、空気漏れ、室内側空気流と室
外側空気流とが混入することのない熱交換器を得ること
を目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係る熱交換器
は、四辺形状をなした熱または熱湿交換用の伝熱板が一
定間隔をあけて積層されてなる熱交換部を、この熱交換
部の上・下面にプレートを装着するとともに、稜部と接
する部分がＬ字形をなすフレームに収納されて構成され
た熱交換器において、上記フレームの内壁に弾力性を有
するシール部材を固着し、このシール部材に粘液性から
なるシール剤を塗布したものである。
は、四辺形状をなした熱または熱湿交換用の伝熱板が一
定間隔をあけて積層されてなる熱交換部を、この熱交換
部の上・下面にプレートを装着するとともに、稜部と接
する部分がＬ字形をなすフレームに収納されて構成され
た熱交換器において、上記フレームの内壁に弾力性を有
するシール部材を固着し、このシール部材に粘液性から
なるシール剤を塗布したものである。
【０００７】
【作用】この発明においては、四辺形状をなした熱また
は熱湿交換用の伝熱板が一定間隔をあけて積層されてな
る熱交換部を、この熱交換部の上・下面にプレートを装
着するとともに、稜部と接する部分がＬ字形をなすフレ
ームに収納されて構成された熱交換器において、上記フ
レームの内壁に弾力性を有するシール部材を固着し、こ
のシール部材に粘液性からなるシール剤を塗布したこと
より、熱交換部とフレームとの間がシール部材およびシ
ール剤にて密封される。
は熱湿交換用の伝熱板が一定間隔をあけて積層されてな
る熱交換部を、この熱交換部の上・下面にプレートを装
着するとともに、稜部と接する部分がＬ字形をなすフレ
ームに収納されて構成された熱交換器において、上記フ
レームの内壁に弾力性を有するシール部材を固着し、こ
のシール部材に粘液性からなるシール剤を塗布したこと
より、熱交換部とフレームとの間がシール部材およびシ
ール剤にて密封される。
【０００８】
【実施例】図１〜図３はこの発明の一実施例を示す図で
あり、図において１０は熱交換器１１の熱交換部で、四
辺形状からなり熱または熱湿交換用の性能を有する伝熱
板１２が一定間隔をあけて積層され、直方体よりなる。
１３はこの熱交換部１０の上・下面に装着固定されるプ
レートで、鋼板製よりなる。１４は上記熱交換部１０の
稜部１５に装着されるフレームで、上記稜部１５と接す
る部分がＬ字形をなし、両端が図示されないねじにて上
記プレート１３に装着される。１６は上記フレーム１４
内壁に貼付により装着されるシール部材で、弾力性を有
した例えば合成樹脂よりなる。１７はシール剤で、粘度
の高い粘液性からなり上記シール部材１６表面に塗布さ
れるものである。
あり、図において１０は熱交換器１１の熱交換部で、四
辺形状からなり熱または熱湿交換用の性能を有する伝熱
板１２が一定間隔をあけて積層され、直方体よりなる。
１３はこの熱交換部１０の上・下面に装着固定されるプ
レートで、鋼板製よりなる。１４は上記熱交換部１０の
稜部１５に装着されるフレームで、上記稜部１５と接す
る部分がＬ字形をなし、両端が図示されないねじにて上
記プレート１３に装着される。１６は上記フレーム１４
内壁に貼付により装着されるシール部材で、弾力性を有
した例えば合成樹脂よりなる。１７はシール剤で、粘度
の高い粘液性からなり上記シール部材１６表面に塗布さ
れるものである。
【０００９】上記のように構成された熱交換器におい
て、その組み立てはフレーム１４の内壁にシール部材１
６が接着剤等にて貼付けられ、このシール部材１６にシ
ール剤１７が隙間、切れ目のないように十分に塗布した
後、上記フレーム１４を熱交換部１０の稜部１５に装着
し、上下端をプレート１３にねじにて固定することにて
なる。そして、従来と同様に図示されない換気装置の給
気通路との交差部に設置され、プレート１３およびフレ
ーム１４にて上記各通路が仕切られる。そして、換気装
置が運転されることにて図１に示すように室内側空気流
Ｐと室外側空気流Ｑが同時に熱交換部１０に入り、熱交
換、湿度交換がなされＰ′、Ｑ′となって流出される。
この場合、室内側空気流Ｐおよび室外側空気流Ｑの稜部
１５とフレーム１４との接触部よりの漏れに対してはシ
ール部材１６およびこのシール部材１６に塗布されたシ
ール剤１７によりなくなる。また、シール剤１７をプレ
ート１３の内壁に塗布しても良い。
て、その組み立てはフレーム１４の内壁にシール部材１
６が接着剤等にて貼付けられ、このシール部材１６にシ
ール剤１７が隙間、切れ目のないように十分に塗布した
後、上記フレーム１４を熱交換部１０の稜部１５に装着
し、上下端をプレート１３にねじにて固定することにて
なる。そして、従来と同様に図示されない換気装置の給
気通路との交差部に設置され、プレート１３およびフレ
ーム１４にて上記各通路が仕切られる。そして、換気装
置が運転されることにて図１に示すように室内側空気流
Ｐと室外側空気流Ｑが同時に熱交換部１０に入り、熱交
換、湿度交換がなされＰ′、Ｑ′となって流出される。
この場合、室内側空気流Ｐおよび室外側空気流Ｑの稜部
１５とフレーム１４との接触部よりの漏れに対してはシ
ール部材１６およびこのシール部材１６に塗布されたシ
ール剤１７によりなくなる。また、シール剤１７をプレ
ート１３の内壁に塗布しても良い。
【００１０】
【発明の効果】この発明は以上説明したとおり、四辺形
状をなした熱または熱湿交換用の伝熱板が一定間隔をあ
けて積層されてなる熱交換部を、この熱交換部の上・下
面にプレートを装着するとともに、稜部と接する部分が
Ｌ字形をなすフレームに収納されて構成された熱交換器
において、上記フレームの内壁に弾力性を有するシール
部材を固着し、このシール部材に粘液性からなるシール
剤を塗布したことより、熱交換部の稜部部分とフレーム
との接触部が完全に封止され、気流の漏れがなくなるの
で熱交換効率がよくなり、製品の信頼性が向上される。
状をなした熱または熱湿交換用の伝熱板が一定間隔をあ
けて積層されてなる熱交換部を、この熱交換部の上・下
面にプレートを装着するとともに、稜部と接する部分が
Ｌ字形をなすフレームに収納されて構成された熱交換器
において、上記フレームの内壁に弾力性を有するシール
部材を固着し、このシール部材に粘液性からなるシール
剤を塗布したことより、熱交換部の稜部部分とフレーム
との接触部が完全に封止され、気流の漏れがなくなるの
で熱交換効率がよくなり、製品の信頼性が向上される。
【図１】この発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図２】この発明の一実施例を示し、図１のＡ−Ａ′断
面図である。
面図である。
【図３】この発明の一実施例を示し、図２の部分拡大図
である。
である。
【図４】従来の熱交換器を示す斜視図である。
【図５】従来の熱交換器を示し、図４のＢ−Ｂ′断面図
である。
である。
【図６】従来の熱交換器を示し、図５の部分拡大図であ
る。
る。
１０ 熱交換部 １１ 熱交換器 １２ 伝熱板 １３ プレート １４ フレーム １５ 稜部 １６ シール部材 １７ シール剤
Claims (1)
- 【請求項１】 四辺形状をなした熱または熱湿交換用の
伝熱板が一定間隔をあけて積層されてなる熱交換部と、
この熱交換部の上・下面にプレートを装着するととも
に、稜部と接する部分がＬ字形をなすフレームに収納さ
れて構成された熱交換器において、上記フレームの内壁
に弾力性を有するシール部材を固着し、このシール部材
に粘液性からなるシール剤を塗布したことを特徴とする
熱交換器。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3282796A JPH05118784A (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 熱交換器 |
| FI924603A FI101422B (fi) | 1991-10-24 | 1992-10-12 | Lämmönvaihtotuuletuslaite |
| SE9203085A SE510501C2 (sv) | 1991-10-24 | 1992-10-21 | Värmeväxlings- och ventilationsanordning |
| NO924089A NO177330C (no) | 1991-10-24 | 1992-10-22 | Varmevekslende ventilasjonsapparat |
| NO941638A NO180556C (no) | 1991-10-24 | 1994-05-04 | Varmeveksler og fremgangsmåte for dens fremstilling |
| FI971787A FI113084B (fi) | 1991-10-24 | 1997-04-25 | Lämmönvaihdin ja tämän lämmönvaihtimen valmistusmenetelmä |
| SE9801411A SE519038C2 (sv) | 1991-10-24 | 1998-04-22 | Värmeväxlare samt sätt att tillverka sådan |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3282796A JPH05118784A (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 熱交換器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05118784A true JPH05118784A (ja) | 1993-05-14 |
Family
ID=17657207
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3282796A Pending JPH05118784A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-29 | 熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05118784A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101247998B1 (ko) * | 2012-12-31 | 2013-03-27 | 주식회사 유진이엔티 | 판형 열교환기의 체결장치 |
| JP2014134324A (ja) * | 2013-01-09 | 2014-07-24 | Daikin Ind Ltd | 全熱交換器 |
| JP2016156603A (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-01 | 株式会社西部技研 | 熱交換器及びその製造方法 |
| KR20190023564A (ko) * | 2017-08-29 | 2019-03-08 | 엘지전자 주식회사 | 열교환기 실링 장치 |
| WO2023119644A1 (ja) * | 2021-12-24 | 2023-06-29 | 三菱電機株式会社 | 熱交換器 |
-
1991
- 1991-10-29 JP JP3282796A patent/JPH05118784A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101247998B1 (ko) * | 2012-12-31 | 2013-03-27 | 주식회사 유진이엔티 | 판형 열교환기의 체결장치 |
| JP2014134324A (ja) * | 2013-01-09 | 2014-07-24 | Daikin Ind Ltd | 全熱交換器 |
| JP2016156603A (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-01 | 株式会社西部技研 | 熱交換器及びその製造方法 |
| KR20190023564A (ko) * | 2017-08-29 | 2019-03-08 | 엘지전자 주식회사 | 열교환기 실링 장치 |
| WO2023119644A1 (ja) * | 2021-12-24 | 2023-06-29 | 三菱電機株式会社 | 熱交換器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20041129 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20041207 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050621 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |