JPH05118705A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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Publication number
JPH05118705A
JPH05118705A JP28655991A JP28655991A JPH05118705A JP H05118705 A JPH05118705 A JP H05118705A JP 28655991 A JP28655991 A JP 28655991A JP 28655991 A JP28655991 A JP 28655991A JP H05118705 A JPH05118705 A JP H05118705A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
distribution pipe
heat exchanger
inlet tank
introduction
Prior art date
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Pending
Application number
JP28655991A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Suzumura
村 恵 司 鈴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP28655991A priority Critical patent/JPH05118705A/ja
Publication of JPH05118705A publication Critical patent/JPH05118705A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷媒をより均一に各冷媒流路に導入できるよ
うにすること 【構成】 冷媒導入孔(16)を冷媒分配管(14)の
側面に設け、冷媒導入孔(16)と冷媒導入孔(16)
から最も離れているチユーブエレメント(2C)の冷媒
流路(5)への冷媒導入部分(15)までの距離を短く
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、チユーブエレメントと
コルゲートフインとが交互に積層されて成る清掃型の熱
交換器に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の熱交換器としては、実公
昭53−43816号広報に示されるものが知られてい
る。これは、内部に冷媒流路及び冷媒流路に連通した入
口タンク部及び出口タンク部が形成されたチユーブエレ
メントと空気流路を形成するコルゲートフインとを交互
に積層して溶着すると共に両端部にサイドプレートを連
接して成る熱交換器であつて、冷媒を各冷媒流路に分配
導入するための冷媒分配管は、各入口タンク部を貫通し
て配置されており、その一端部は冷媒導入孔が形成され
る共にサイドプレートにロウ付けによつて接合され、他
端部はチユーブエレメントの内壁面にロウ付けによつて
接合されて閉塞されていた。又、この冷媒導入管のロウ
付けによる接合は全体のロウ付けによる接合と一体に行
われるものであつた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した熱交
換器であると、冷媒導入孔が冷媒分配管の一端部に形成
されており、冷媒導入孔と冷媒導入孔から最も離れてい
る冷媒流路への分配導入部分との間の距離が長い。この
ため、各冷媒流路への冷媒の均一な分配導入が困難なも
のであり、熱吸収能力が充分に発揮されないものであつ
た。
【0005】故に、本発明は、冷媒をより均一に各冷媒
流路に導入できるようにすることを、その技術的課題と
するものである。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、冷媒分配
管の一端部をサイドプレートに固定すると共に閉塞する
固定部材と、前記冷媒分配管の側面に形成され冷媒が導
入される冷媒導入孔とを有したことである。
【0008】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。冷媒導
入孔は冷媒分配管の側面に形成されるので、冷媒導入孔
と冷媒導入孔から最も離れている冷媒流路への分配導入
部分までの距離が実質的に短くなる。これにより、冷媒
を各冷媒流路により均一に導入し得る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0010】図1及び図2に示されるように、熱交換器
1は、チユーブエレメント2と堕腹状のコルゲートフイ
ン3とが交互に多数積層されて構成されており、その両
端部にはサイドプレート4,8が接合されている。
【0011】図1ないし図4に示されるように、チユー
ブエレメント2は皿状の対の板部材2a,2bを接合し
て成り、内部にU字状の偏平な冷媒流路5が形成されて
いる。このチユーブエレメント2の上部には両方の板部
材2a,2bを夫々外方へ屈曲させて形成した入口タン
ク部6及び出口タンク部7が形成されており、入口タン
ク部6及び出口タンク部7は上部に位置する冷媒流路3
の端部に夫々連通されている。又、入口タンク部6及び
出口タンク部7は、チユーブエレメント2及びコルゲー
トフイン3が積層された状態で隣合う入口タンク部6及
び出口タンク部7と接合されており、夫々に形成された
貫通孔6a,7aにより連通している。
【0012】尚、コルゲートフイン3は冷媒流路2の側
方のみに配置されている。
【0013】図1及び図2に示されるように、積層方向
(図1示左右方向)の略中央に位置するコルゲートフイ
ン3Aの上方には冷媒導入継手9が配置されている。こ
の冷媒導入継手9は対の板部材9a,9bを接合して成
り、板部材9a,9bを夫々外方へ屈曲させて導入通路
10及び排出通路11を形成している。冷媒導入継手9
が配置されるコルゲートフイン3Aの両側のチユーブエ
レメント2A,2Bの入口タンク部6及び出口タンク部
7は片側の板部材2a,2bのみを外方へ屈曲させて形
成されており、導入通路10及び排出通路11はチユー
ブエレメント2A,2Bの入口タンク部6及び出口タン
ク部7に夫々接合されている。導入通路10及び排出通
路11には夫々貫通孔6a,7aと対向するように貫通
孔10a,11aが形成されており、夫々入口タンク部
6及び出口タンク部7と連通している。冷媒導入継手9
には冷媒導入管12が接合されており、冷媒導入管12
は膨張弁13を介して凝縮器(図示せず)及び圧縮機
(図示せず)へと接続されている。
【0014】図1,図2及び図5に示されるように、冷
媒分配管14は貫通孔6a,10aを介して入口タンク
部6及び導入通路10を貫通して配置されている。この
冷媒分配管14の側面には各入口タンク部6内に位置す
る通孔15及び導入通路10内に位置する冷媒導入孔1
6が形成されている。
【0015】サイドプレート4の外面には固定ブロツク
18が固定されており、サイドプレート4及び固定ブロ
ツク18には貫通孔6aと対向する貫通孔4a,18a
が夫々形成されている。冷媒分配管14の一端部は貫通
孔4a,18aを介して外方に延出しており、フランジ
部17が形成されている。固定ブロツク18にはキヤツ
プ19がボルト20によりシール部材21を介して締結
固定されており、フランジ部17は固定ブロツク18と
キヤツプ19によつて挟持されている。これにより、冷
媒分配管14がサイドプレート4に固定されると共に一
端部が閉塞される。又、冷媒分配管14の他端部は冷媒
導入孔16より最も離れたチユーブレメント2Cの入口
タンク部6内に位置しており、通孔15を介して連通し
ている。
【0016】このように構成された冷媒分配管14は、
チユーブエレメント2,コルゲートフイン3,固定ブロ
ツク18を持つサイドプレート4,8及び冷媒導入継手
9等の全体がロウ付けによつて接合された後、固定ブロ
ツク18側から入口タンク部6等内に貫通配置され、フ
ランジ部17を固定ブロツク18と協働して挟持した形
でキヤツプ19を固定ブロツク18にボルト20によつ
て固定することにより、全体の組付けとは別に組付けら
れる。
【0017】次に作動について説明する。
【0018】図1及び図2において、圧縮機によつて圧
縮され且つ凝縮器で液化された冷媒は、膨張弁13を介
して冷媒導入管12へと導かれる。冷媒導入管12に導
かれた冷媒は、冷媒導入継手9の導入通路10を経て冷
媒導入孔16より冷媒分配管14に導かれ、通孔15よ
り各入口タンク部6を経て冷媒流路5へと導入される。
これにより、コルゲートフイン3によつて形成される空
気流路を流れる空気との間で熱交換がなされる。尚、導
入通路10に最も近いチユーブエレメント2A,2Bの
入口タンク部6への冷媒の導入は、冷媒分配管14回り
の貫通孔10aによる隙間から導入される。
【0019】上記したように、冷媒分配管14へ冷媒を
導入する冷媒導入孔16は積層方向の略中央に設けら
れ、冷媒導入孔16から最も離れたチユーブエレメント
2Cの入口タンク部6と冷媒導入孔16までの距離が従
来に比べ短くなる。これにより、冷媒を各冷媒流路5に
より均一に導入することができ、熱吸収能力を高効率で
充分に発揮することができる。又、冷媒分配管14はロ
ウ付けによる全体の組付けとは別でキヤツプ19の締結
固定により後から組付けられる。これにより、全体の組
付け誤差に係わらず、通孔15及び冷媒導入孔16と入
口タンク部6及び導入通路10との位置関係を正確に保
つことができ、冷媒流路5への冷媒の導入が不能になる
等の不具合の発生を防ぐことができる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、内部に冷媒流路及び該冷媒流
路に連通した入口タンク部及び出口タンク部が形成され
たチユーブエレメントと空気流路を形成するコルゲート
フインとを交互に積層して溶着すると共に両端部にサイ
ドプレートを連接して成り、前記各入口タンク部を貫通
して配設され前記各冷媒流路に冷媒を分配導入する冷媒
分配管を有する熱交換器において、前記冷媒分配管の一
端部を前記サイドプレートに固定すると共に閉塞する固
定部材と、前記冷媒分配管の側面に形成され前記冷媒が
導入される冷媒導入孔とを有して熱交換器を構成したの
で、以下の如く効果を有する。
【0021】冷媒導入孔と冷媒導入孔から最も離れてい
る冷媒流路への分配導入部分までの距離が短くなること
によつて、冷媒を各冷媒流路により均一に導入すること
ができ、熱吸収能力を高効率で充分に発揮することがで
きる。
【0022】冷媒分配管を全体の組付けとは別に組付け
ることができ、全体の組付け誤差に係わらず、各部材間
の位置関係を正確に保つことができる。これにより、冷
媒流路への冷媒の導入が不能になる等の不具合の発生を
防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る熱交換器の正面図である。
【図2】図1の上面図である。
【図3】チユーブエレメントの平面図である。
【図4】図3の横断面図である。
【図5】冷媒導入管の固定部分の分解斜視図である。
【符号の説明】
2 チユーブエレメント 3 コルゲートフイン 4 サイドプレート 5 冷媒流路 6 入口タンク部 7 出口タンク部 14 冷媒分配管 15 通孔(冷媒の分配導部分) 16 冷媒導入孔 17 フランジ部(固定部材) 18 固定ブロツク(固定部材) 19 キヤツプ(固定部材) 2C 冷媒導入孔より最も離れたチユーブエレメント

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に冷媒流路及び該冷媒流路に連通し
    た入口タンク部及び出口タンク部が形成されたチユーブ
    エレメントと空気流路を形成するコルゲートフインとを
    交互に積層して溶着すると共に両端部にサイドプレート
    を連接して成り、前記各入口タンク部を貫通して配設さ
    れ前記各冷媒流路に冷媒を分配導入する冷媒分配管を有
    する熱交換器において、前記冷媒分配管の一端部を前記
    サイドプレートに固定すると共に閉塞する固定部材と、
    前記冷媒分配管の側面に形成され前記冷媒が導入される
    冷媒導入孔とを有する熱交換器。
  2. 【請求項2】 前記固定部材を、前記サイドプレートに
    固定された固定ブロツクと、前記冷媒分配管の一端部に
    形成されたフランジ部と、前記固定ブロツクに固定され
    該フランジ部を前記固定ブロツクと協働して挟持するキ
    ヤツプとを有して構成した請求項1記載の熱交換器。
JP28655991A 1991-10-31 1991-10-31 熱交換器 Pending JPH05118705A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5931221A (en) * 1997-02-21 1999-08-03 Zexel Corporation Heat exchanger
WO2024037171A1 (zh) * 2022-08-18 2024-02-22 丹佛斯有限公司 换热器

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