JPH08178471A - 吸収冷凍機用熱交換器及びその製造方法 - Google Patents
吸収冷凍機用熱交換器及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH08178471A JPH08178471A JP6325960A JP32596094A JPH08178471A JP H08178471 A JPH08178471 A JP H08178471A JP 6325960 A JP6325960 A JP 6325960A JP 32596094 A JP32596094 A JP 32596094A JP H08178471 A JPH08178471 A JP H08178471A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat transfer
- transfer tube
- header
- sub
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/27—Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/62—Absorption based systems
Abstract
(57)【要約】
【目的】機種が変わることにより伝熱管２の本数が変わ
っても、これに容易に対応できる汎用性の高い吸収冷凍
機用熱交換器を提供する。 【構成】多数本の伝熱管２をサブヘッダー１，１毎に架
設して伝熱管ユニット３を構成し、このユニット３の数
を変更することにより、各種機種に対応した熱交換器と
する。機種に応じて、サブヘッダー１を統合するヘッダ
ー４の構造は変わり得るが、個々の伝熱管ユニット３の
構造は同じとし、サブヘッダー１を共通部品にすると共
に、これに架設する伝熱管２の本数も総数に比べて少な
くし、伝熱管ユニット３におけるサブヘッダー１と各伝
熱管２との結合部分の強度およびシール性も良好なもの
にした。
っても、これに容易に対応できる汎用性の高い吸収冷凍
機用熱交換器を提供する。 【構成】多数本の伝熱管２をサブヘッダー１，１毎に架
設して伝熱管ユニット３を構成し、このユニット３の数
を変更することにより、各種機種に対応した熱交換器と
する。機種に応じて、サブヘッダー１を統合するヘッダ
ー４の構造は変わり得るが、個々の伝熱管ユニット３の
構造は同じとし、サブヘッダー１を共通部品にすると共
に、これに架設する伝熱管２の本数も総数に比べて少な
くし、伝熱管ユニット３におけるサブヘッダー１と各伝
熱管２との結合部分の強度およびシール性も良好なもの
にした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、吸収冷凍機の蒸発器や
吸収器として用いる吸収冷凍機用熱交換器に関する。
吸収器として用いる吸収冷凍機用熱交換器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の吸収冷凍機用熱交換器
は、特開平３−２５５８６２号公報等に開示されている
ように、多数本の伝熱管を備え、その管表面に液体散布
器から散布する液体を付着させ、この液体と伝熱管内に
流す流体とを熱交換させている。具体的に、蒸発器で
は、伝熱管の表面に冷媒となる水を散布して、伝熱管内
に流す冷房用水から蒸発熱を奪い取リ、又、吸収器で
は、伝熱管の表面に吸収溶液となる臭化リチウム水溶液
を散布して、伝熱管内に流す冷却水に吸収熱を与えるよ
うにしている。
は、特開平３−２５５８６２号公報等に開示されている
ように、多数本の伝熱管を備え、その管表面に液体散布
器から散布する液体を付着させ、この液体と伝熱管内に
流す流体とを熱交換させている。具体的に、蒸発器で
は、伝熱管の表面に冷媒となる水を散布して、伝熱管内
に流す冷房用水から蒸発熱を奪い取リ、又、吸収器で
は、伝熱管の表面に吸収溶液となる臭化リチウム水溶液
を散布して、伝熱管内に流す冷却水に吸収熱を与えるよ
うにしている。
【０００３】通常、この種の吸収冷凍機用熱交換器に具
備する多数本の伝熱管は、左右の管板あるいはヘッダー
に対し、その１本１本の端部を、管板等に設ける嵌合穴
に挿入して、その外径を拡管することにより結合してい
る。
備する多数本の伝熱管は、左右の管板あるいはヘッダー
に対し、その１本１本の端部を、管板等に設ける嵌合穴
に挿入して、その外径を拡管することにより結合してい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、伝熱管は、冷
凍機の能力に応じてその本数が変わり、中・小型の冷凍
機で数１０本〜１００本前後、大型機になると４００本
以上になり、伝熱管を統合する管板あるいはヘッダーが
機種毎に必要となって、汎用性に欠ける問題がある。
凍機の能力に応じてその本数が変わり、中・小型の冷凍
機で数１０本〜１００本前後、大型機になると４００本
以上になり、伝熱管を統合する管板あるいはヘッダーが
機種毎に必要となって、汎用性に欠ける問題がある。
【０００５】又、１本１本の伝熱管の外径を拡管してい
るため、工数が嵩み、大量生産に向かない問題がある。
ここで、拡管工法に代えて、各伝熱管と管板等との接続
部をロウ付けにより固定することが考えられるが、１０
０本近くを超える本数の伝熱管を一括ロウ付けするのは
製造設備面等から困難であり、部分的にロウ付け不良が
生じ、シール性が損なわれる問題がある。
るため、工数が嵩み、大量生産に向かない問題がある。
ここで、拡管工法に代えて、各伝熱管と管板等との接続
部をロウ付けにより固定することが考えられるが、１０
０本近くを超える本数の伝熱管を一括ロウ付けするのは
製造設備面等から困難であり、部分的にロウ付け不良が
生じ、シール性が損なわれる問題がある。
【０００６】本発明では、機種が変わることにより伝熱
管の本数が変わっても、これに容易に対応できる汎用性
の高い吸収冷凍機用熱交換器を提供すると共に、製造を
簡易にして大量生産に適する吸収冷凍機用熱交換器の製
造方法を提供することを主な目的とする。
管の本数が変わっても、これに容易に対応できる汎用性
の高い吸収冷凍機用熱交換器を提供すると共に、製造を
簡易にして大量生産に適する吸収冷凍機用熱交換器の製
造方法を提供することを主な目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
汎用性の高い吸収冷凍機用熱交換器を得るため、図１又
は図４に示すように、一対のサブヘッダー１，１の間
に、複数本の伝熱管２を架設して成る伝熱管ユニット３
を複数個備え、各伝熱管ユニット３を互いに隣接するサ
ブヘッダー１同士を突き合わせて並設していると共に、
各伝熱管ユニット３のサブヘッダー１に備える流体の給
排口に、各伝熱管ユニット３に流体を給排するヘッダー
４を取り付けている構成にした。
汎用性の高い吸収冷凍機用熱交換器を得るため、図１又
は図４に示すように、一対のサブヘッダー１，１の間
に、複数本の伝熱管２を架設して成る伝熱管ユニット３
を複数個備え、各伝熱管ユニット３を互いに隣接するサ
ブヘッダー１同士を突き合わせて並設していると共に、
各伝熱管ユニット３のサブヘッダー１に備える流体の給
排口に、各伝熱管ユニット３に流体を給排するヘッダー
４を取り付けている構成にした。
【０００８】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明において、更に、各伝熱管２に流す流体の通路制御を
も簡易に行えるようにするため、図３に示すように、各
サブヘッダー１に、各伝熱管２に流す流体の通路制御を
行う仕切板５を介装している構成にした。
明において、更に、各伝熱管２に流す流体の通路制御を
も簡易に行えるようにするため、図３に示すように、各
サブヘッダー１に、各伝熱管２に流す流体の通路制御を
行う仕切板５を介装している構成にした。
【０００９】請求項３記載の発明は、請求項１又は請求
項２記載の各発明において、更に、熱交換器全体のシー
ル性を一層高めるため、図１又は図４に示すように、熱
交換領域を区画する密閉ケーシング６を備え、このケー
シング６の内部に、サブヘッダー１及びヘッダー４を配
設している構成にした。
項２記載の各発明において、更に、熱交換器全体のシー
ル性を一層高めるため、図１又は図４に示すように、熱
交換領域を区画する密閉ケーシング６を備え、このケー
シング６の内部に、サブヘッダー１及びヘッダー４を配
設している構成にした。
【００１０】請求項４記載の発明は、大量生産に適する
吸収冷凍機用熱交換器の製造方法を得るため、図２に示
すように、一対のサブヘッダー１，１の間に、複数本の
伝熱管２を架設して、これらサブヘッダー１と各伝熱管
２との接続部を一括ロウ付けにより固定して伝熱管ユニ
ット３を形成する第１工程と、この第１工程により形成
した伝熱管ユニット３を複数個併設して、互いに隣接す
るサブヘッダー１同士を突き合わせ、該各サブヘッダー
１に備える流体の給排口に、各伝熱管ユニット３に流体
を給排するヘッダー４を取り付ける第２工程とから成る
ものとした。
吸収冷凍機用熱交換器の製造方法を得るため、図２に示
すように、一対のサブヘッダー１，１の間に、複数本の
伝熱管２を架設して、これらサブヘッダー１と各伝熱管
２との接続部を一括ロウ付けにより固定して伝熱管ユニ
ット３を形成する第１工程と、この第１工程により形成
した伝熱管ユニット３を複数個併設して、互いに隣接す
るサブヘッダー１同士を突き合わせ、該各サブヘッダー
１に備える流体の給排口に、各伝熱管ユニット３に流体
を給排するヘッダー４を取り付ける第２工程とから成る
ものとした。
【００１１】
【作用】請求項１記載の発明では、多数本の伝熱管２
は、サブヘッダー１，１毎にまとめられて伝熱管ユニッ
ト３を構成し、このユニット３の数を、変更することに
より、各種機種に対応した熱交換器を構成することがで
きる。機種に応じて、サブヘッダー１を統合するヘッダ
ー４の構造は変わり得るが、個々の伝熱管ユニット３の
構造は同じであり、サブヘッダー１を共通部品にできる
と共に、これに架設する伝熱管２の本数も総数に比べて
少なく、伝熱管ユニット３におけるサブヘッダー１と各
伝熱管２との結合部分の強度およびシール性も良好なも
のにすることができる。
は、サブヘッダー１，１毎にまとめられて伝熱管ユニッ
ト３を構成し、このユニット３の数を、変更することに
より、各種機種に対応した熱交換器を構成することがで
きる。機種に応じて、サブヘッダー１を統合するヘッダ
ー４の構造は変わり得るが、個々の伝熱管ユニット３の
構造は同じであり、サブヘッダー１を共通部品にできる
と共に、これに架設する伝熱管２の本数も総数に比べて
少なく、伝熱管ユニット３におけるサブヘッダー１と各
伝熱管２との結合部分の強度およびシール性も良好なも
のにすることができる。
【００１２】請求項２記載の発明では、各サブヘッダー
１に介装する仕切板５により、ユニット単位で伝熱管２
に流す流体の通路制御が行え、熱交換器全体の通路制御
が簡易に行える。
１に介装する仕切板５により、ユニット単位で伝熱管２
に流す流体の通路制御が行え、熱交換器全体の通路制御
が簡易に行える。
【００１３】請求項３記載の発明では、伝熱管２との間
で結合部分をもつサブヘッダー１、並びに、このサブヘ
ッダー１との間で結合部分をもつヘッダー４とが、何れ
も密閉ケーシング６の内部に配設される。こうして、部
材間の結合部分が密閉ケーシング６の内部に位置される
ため、密閉ケーシング６の内外を貫くシール部分を少な
くでき、それだけ、熱交換器全体のシール性を向上する
ことができる。
で結合部分をもつサブヘッダー１、並びに、このサブヘ
ッダー１との間で結合部分をもつヘッダー４とが、何れ
も密閉ケーシング６の内部に配設される。こうして、部
材間の結合部分が密閉ケーシング６の内部に位置される
ため、密閉ケーシング６の内外を貫くシール部分を少な
くでき、それだけ、熱交換器全体のシール性を向上する
ことができる。
【００１４】請求項４記載の発明では、第１工程による
一括ロウ付けにより、各伝熱管２をサブヘッダー１に固
定することができる。このサブヘッダー１に固定する伝
熱管２の本数は、総数に比べて少なく、良好な一括ロウ
付けが可能であり、この一括ロウ付けにより、各伝熱管
２とサブヘッダー１との間の結合部分の強度およびシー
ル性を高いものとできる。こうして、第１工程により、
伝熱管ユニット３を簡易且つ良好に形成することができ
る。その後の第２工程では、サブヘッダー１とヘッダー
４との間の結合を行うことになるが、その結合個所も、
伝熱管総数に比べて格段に少ない。こうして、全体とし
て、製造工数を削減でき、大量生産に適合させることが
できる。
一括ロウ付けにより、各伝熱管２をサブヘッダー１に固
定することができる。このサブヘッダー１に固定する伝
熱管２の本数は、総数に比べて少なく、良好な一括ロウ
付けが可能であり、この一括ロウ付けにより、各伝熱管
２とサブヘッダー１との間の結合部分の強度およびシー
ル性を高いものとできる。こうして、第１工程により、
伝熱管ユニット３を簡易且つ良好に形成することができ
る。その後の第２工程では、サブヘッダー１とヘッダー
４との間の結合を行うことになるが、その結合個所も、
伝熱管総数に比べて格段に少ない。こうして、全体とし
て、製造工数を削減でき、大量生産に適合させることが
できる。
【００１５】
【実施例】図１に示すものは、吸収冷凍機の吸収器又は
蒸発器として用いる熱交換器であり、上下方向に長い左
右一対のサブヘッダー１，１の間に、１０本の伝熱管２
を架設した縦形の伝熱管ユニット３を５個備えている。
蒸発器として用いる熱交換器であり、上下方向に長い左
右一対のサブヘッダー１，１の間に、１０本の伝熱管２
を架設した縦形の伝熱管ユニット３を５個備えている。
【００１６】各伝熱管ユニット３は、図２に示すよう
に、予め、その第１工程により、一対のサブヘッダー
１，１の挿入穴１１，１１に、１０本の伝熱管２の端部
を受け入れさせて架設し、これらサブヘッダー１と各伝
熱管２との接続部を一括ロウ付けにより固定して組上げ
たものである。
に、予め、その第１工程により、一対のサブヘッダー
１，１の挿入穴１１，１１に、１０本の伝熱管２の端部
を受け入れさせて架設し、これらサブヘッダー１と各伝
熱管２との接続部を一括ロウ付けにより固定して組上げ
たものである。
【００１７】この第１工程により形成した各伝熱管ユニ
ット３は、後の第２工程により、その５個がまとめら
れ、熱交換器に仕上げられる。すなわち、互いに隣接す
るサブヘッダー１同士、つまり左側なら左側のもの同
士、右側なら右側同士を突き合わせて配置し、左側ヘッ
ダー１Ａの下部に備える供給口１２、並びに、右側ヘッ
ダー１Ｂの上部に備える排出口１３に、それぞれ、各伝
熱管ユニット３に流体を給排する入口ヘッダー４１およ
び出口ヘッダー４２から成るヘッダー４を取り付けるの
である。
ット３は、後の第２工程により、その５個がまとめら
れ、熱交換器に仕上げられる。すなわち、互いに隣接す
るサブヘッダー１同士、つまり左側なら左側のもの同
士、右側なら右側同士を突き合わせて配置し、左側ヘッ
ダー１Ａの下部に備える供給口１２、並びに、右側ヘッ
ダー１Ｂの上部に備える排出口１３に、それぞれ、各伝
熱管ユニット３に流体を給排する入口ヘッダー４１およ
び出口ヘッダー４２から成るヘッダー４を取り付けるの
である。
【００１８】尚、各伝熱管ユニット３毎に、伝熱管２の
中間部を統合して保持する板状のチューブサポート７を
取り付けている。又、入口ヘッダー４１には、流体の入
口管８を、出口ヘッダー４２には、流体の出口管９を接
続している。
中間部を統合して保持する板状のチューブサポート７を
取り付けている。又、入口ヘッダー４１には、流体の入
口管８を、出口ヘッダー４２には、流体の出口管９を接
続している。
【００１９】以上構成する熱交換器は、全体を密閉ケー
シング６の横幅寸法内に形成しており、このケーシング
６の内部に、各サブヘッダー１及びヘッダー４を配設し
ている。
シング６の横幅寸法内に形成しており、このケーシング
６の内部に、各サブヘッダー１及びヘッダー４を配設し
ている。
【００２０】図３に示す第２実施例は、各サブヘッダー
１の内部に、上下を仕切る仕切板５を介装したものであ
り、この仕切板５により、各伝熱管ユニット３毎に、伝
熱管２を２本一組としたパスに、流体を往復状に流すよ
うにしている。
１の内部に、上下を仕切る仕切板５を介装したものであ
り、この仕切板５により、各伝熱管ユニット３毎に、伝
熱管２を２本一組としたパスに、流体を往復状に流すよ
うにしている。
【００２１】図４に示す第３実施例は、水平に置く左右
一対のサブヘッダー１，１の間に、５本の伝熱管２を架
設した横形の伝熱管ユニット３を備え、各伝熱管ユニッ
ト３を１０段階に上下積層状に並設したものである。こ
のものも、予め、伝熱管ユニット３を一括ロウ付けによ
り形成した後で、総組付けをしたものである。各サブヘ
ッダー１に取り付けるヘッダー４は、上下のユニット間
を連通させる構造となっており、左側ヘッダー１Ａに
は、その２段目と３段目、４段目と５段目、６段目と７
段目、８段目と９段目とを相互に連通させて流体を給排
する４個の分割ヘッダー４３が、又、右側ヘッダー１Ｂ
には、その１段目と２段目、３段目と４段目、５段目と
６段目、７段目と８段目、９段目と１０段目とを相互に
連通させて流体を給排する５個の分割ヘッダー４４が固
定されている。流体の入口管８は、１段目の左側ヘッダ
ー１Ａに結合しており、又、流体の出口管９は、１０段
目の同左側ヘッダー１Ａに結合している。
一対のサブヘッダー１，１の間に、５本の伝熱管２を架
設した横形の伝熱管ユニット３を備え、各伝熱管ユニッ
ト３を１０段階に上下積層状に並設したものである。こ
のものも、予め、伝熱管ユニット３を一括ロウ付けによ
り形成した後で、総組付けをしたものである。各サブヘ
ッダー１に取り付けるヘッダー４は、上下のユニット間
を連通させる構造となっており、左側ヘッダー１Ａに
は、その２段目と３段目、４段目と５段目、６段目と７
段目、８段目と９段目とを相互に連通させて流体を給排
する４個の分割ヘッダー４３が、又、右側ヘッダー１Ｂ
には、その１段目と２段目、３段目と４段目、５段目と
６段目、７段目と８段目、９段目と１０段目とを相互に
連通させて流体を給排する５個の分割ヘッダー４４が固
定されている。流体の入口管８は、１段目の左側ヘッダ
ー１Ａに結合しており、又、流体の出口管９は、１０段
目の同左側ヘッダー１Ａに結合している。
【００２２】尚、以上説明した実施例では、伝熱管２の
総数を５０としたが、これに限定されるものでないのは
いうまでもなく、上下方向の列の数および水平方向の列
の数は種々の組合せが可能である。
総数を５０としたが、これに限定されるものでないのは
いうまでもなく、上下方向の列の数および水平方向の列
の数は種々の組合せが可能である。
【００２３】
【発明の効果】請求項１記載の発明によれば、多数本の
伝熱管２は、サブヘッダー１，１毎にまとめられて伝熱
管ユニット３を構成し、このユニット３の数を、変更す
ることにより、各種機種に対応した熱交換器を構成する
ことができ、汎用性を高めることができる。
伝熱管２は、サブヘッダー１，１毎にまとめられて伝熱
管ユニット３を構成し、このユニット３の数を、変更す
ることにより、各種機種に対応した熱交換器を構成する
ことができ、汎用性を高めることができる。
【００２４】請求項２記載の発明によれば、更に、各サ
ブヘッダー１に介装する仕切板５により、熱交換器全体
の通路制御が簡易に行える。
ブヘッダー１に介装する仕切板５により、熱交換器全体
の通路制御が簡易に行える。
【００２５】請求項３記載の発明によれば、更に、部材
間の結合部分が密閉ケーシング６の内部に位置されるた
め、密閉ケーシング６の内外を貫くシール部分を少なく
でき、熱交換器全体のシール性を一層向上することがで
きる。
間の結合部分が密閉ケーシング６の内部に位置されるた
め、密閉ケーシング６の内外を貫くシール部分を少なく
でき、熱交換器全体のシール性を一層向上することがで
きる。
【００２６】請求項４記載の発明によれば、第１工程に
よる一括ロウ付けと、その後の第２工程による組立てと
により、全体として、製造工数を削減でき、大量生産に
適合させることができる。
よる一括ロウ付けと、その後の第２工程による組立てと
により、全体として、製造工数を削減でき、大量生産に
適合させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る吸収冷凍機用熱交換器の第１実施
例の斜視図。
例の斜視図。
【図２】同製造方法を示す分解斜視図。
【図３】同第２実施例の斜視図。
【図４】同第３実施例の斜視図。
１；サブヘッダー、２；伝熱管、３；伝熱管ユニット、
４；ヘッダー、５；仕切板、６；密閉ケーシング
４；ヘッダー、５；仕切板、６；密閉ケーシング
Claims (4)
- 【請求項１】 一対のサブヘッダー（１，１）の間に、
複数本の伝熱管（２）を架設して成る伝熱管ユニット
（３）を複数個備え、各伝熱管ユニット（３）を互いに
隣接するサブヘッダー（１）同士を突き合わせて並設し
ていると共に、各伝熱管ユニット（３）のサブヘッダー
（１）に備える流体の給排口に、各伝熱管ユニット
（３）に流体を給排するヘッダー（４）を取り付けてい
ることを特徴とする吸収冷凍機用熱交換器。 - 【請求項２】 各サブヘッダー（１）に、各伝熱管
（２）に流す流体の通路制御を行う仕切板（５）を介装
している請求項１記載の吸収冷凍機用熱交換器。 - 【請求項３】 熱交換領域を区画する密閉ケーシング
（６）を備え、このケーシング（６）の内部に、サブヘ
ッダー（１）及びヘッダー（４）を配設している請求項
１又は請求項２記載の吸収冷凍機用熱交換器。 - 【請求項４】 一対のサブヘッダー（１，１）の間に、
複数本の伝熱管（２）を架設して、これらサブヘッダー
（１）と各伝熱管（２）との接続部を一括ロウ付けによ
り固定して伝熱管ユニット（３）を形成する第１工程
と、この第１工程により形成した伝熱管ユニット（３）
を複数個併設して、互いに隣接するサブヘッダー（１）
同士を突き合わせ、該各サブヘッダー（１）に備える流
体の給排口に、各伝熱管ユニット（３）に流体を給排す
るヘッダー（４）を取り付ける第２工程とから成ること
を特徴とする吸収冷凍機用熱交換器の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6325960A JPH08178471A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 吸収冷凍機用熱交換器及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6325960A JPH08178471A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 吸収冷凍機用熱交換器及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08178471A true JPH08178471A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18182526
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6325960A Pending JPH08178471A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 吸収冷凍機用熱交換器及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08178471A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998043027A1 (fr) * | 1997-03-25 | 1998-10-01 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Absorbeur de refrigerateur a absorption |
| JP2014159948A (ja) * | 2014-04-03 | 2014-09-04 | Mayekawa Mfg Co Ltd | 製氷装置 |
| CN106766387A (zh) * | 2017-01-23 | 2017-05-31 | 天津大学 | 强化传质的模块化吸附床 |
| JP2019529859A (ja) * | 2016-10-10 | 2019-10-17 | マゲン エコ エナジー エー．シー．エス リミテッド | 熱交換器およびそのモジュール |
| WO2020066394A1 (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-02 | サンデンホールディングス株式会社 | 熱交換器 |
| JP2021092325A (ja) * | 2019-12-06 | 2021-06-17 | 有限会社エクサ | 熱交換器 |
-
1994
- 1994-12-27 JP JP6325960A patent/JPH08178471A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998043027A1 (fr) * | 1997-03-25 | 1998-10-01 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Absorbeur de refrigerateur a absorption |
| US6192704B1 (en) | 1997-03-25 | 2001-02-27 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Absorber of absorption system refrigerator |
| JP2014159948A (ja) * | 2014-04-03 | 2014-09-04 | Mayekawa Mfg Co Ltd | 製氷装置 |
| JP2019529859A (ja) * | 2016-10-10 | 2019-10-17 | マゲン エコ エナジー エー．シー．エス リミテッド | 熱交換器およびそのモジュール |
| CN106766387A (zh) * | 2017-01-23 | 2017-05-31 | 天津大学 | 强化传质的模块化吸附床 |
| WO2020066394A1 (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-02 | サンデンホールディングス株式会社 | 熱交換器 |
| JP2021092325A (ja) * | 2019-12-06 | 2021-06-17 | 有限会社エクサ | 熱交換器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5348081A (en) | High capacity automotive condenser | |
| JPH06123523A (ja) | 熱交換器 | |
| EP2447657B1 (en) | Heat exchanger with plurality of heat exchange sections and partitioned manifolds | |
| JPH10122705A (ja) | リキッドタンク付コンデンサ | |
| JPS63267868A (ja) | 冷媒蒸発器 | |
| WO2007132779A1 (ja) | 熱交換器の配管コネクタ | |
| JPH05272889A (ja) | 熱交換器 | |
| JPH08178471A (ja) | 吸収冷凍機用熱交換器及びその製造方法 | |
| JPH0814702A (ja) | 積層型蒸発器 | |
| JPH10160382A (ja) | 空調用熱交換器およびその製造方法 | |
| JPH11142087A (ja) | 熱交換器 | |
| JPH0961084A (ja) | 積層型熱交換器用入口または出口パイプの製造方法 | |
| JP2984326B2 (ja) | 熱交換器 | |
| JP3909401B2 (ja) | 積層型熱交換器 | |
| JPH0933187A (ja) | 積層型熱交換器 | |
| JPH10111086A (ja) | 熱交換器 | |
| JPH11281291A (ja) | 熱交換器 | |
| JPH0399193A (ja) | 熱交換器 | |
| JPH11325788A (ja) | 熱交換器の接続構造 | |
| JPH054600B2 (ja) | ||
| JP2004183960A (ja) | 熱交換器 | |
| JP2000283603A (ja) | 熱交換器 | |
| JP3856181B2 (ja) | 蒸発器、吸収器および過冷却器の組合せ一体型熱交換器およびその製造方法 | |
| CN113654277B (zh) | 一种冷凝器 | |
| JPH11294989A (ja) | 熱交換器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040610 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040615 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041019 |