JPH05118108A - モルタル下地用板状基材 - Google Patents
モルタル下地用板状基材Info
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- JPH05118108A JPH05118108A JP3115617A JP11561791A JPH05118108A JP H05118108 A JPH05118108 A JP H05118108A JP 3115617 A JP3115617 A JP 3115617A JP 11561791 A JP11561791 A JP 11561791A JP H05118108 A JPH05118108 A JP H05118108A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ラス網を張設することなくモルタル塗工がで
きる基板を安価に製造することができ、温度あるいは湿
度に起因する基板の伸縮、たわみ等によるモルタルの剥
離を起こさないモルタル下地用板状基材を提供する。 【構成】 表裏面に縞状の凹凸部を有する単板1と基板
との積層物、または該単板1の積層体、または該積層体
と基板との積層物、更にまたこれらの縞状の凹凸部を有
する表面にシーラー処理を施したものから成る、少なく
ともモルタル塗工面に縞状の凹凸部を有することを特徴
とするモルタル下地用板状基材。
きる基板を安価に製造することができ、温度あるいは湿
度に起因する基板の伸縮、たわみ等によるモルタルの剥
離を起こさないモルタル下地用板状基材を提供する。 【構成】 表裏面に縞状の凹凸部を有する単板1と基板
との積層物、または該単板1の積層体、または該積層体
と基板との積層物、更にまたこれらの縞状の凹凸部を有
する表面にシーラー処理を施したものから成る、少なく
ともモルタル塗工面に縞状の凹凸部を有することを特徴
とするモルタル下地用板状基材。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は家屋の壁面にモルタル施
工をする際のモルタル下地用板状基材に関するものであ
る。
工をする際のモルタル下地用板状基材に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来建築物にモルタル塗工をする場合に
は、通常建築物の柱間にラス下地材を釘着し、次いでそ
の表面に防水紙を貼着したのち、その上に金属製のラス
網を張設し、そのラス網上にモルタルを塗工していた。
しかしこのような施工方法は多くの人手と時間を必要と
するので施工の省力化のため、予め板状基板上にセメン
トと細砂にて凹凸のあるセメントモルタル付着層を形成
した上に網状物を取着した建築用下地材が提案され(特
開昭60−119860)、又木質基材に表面にアクリ
ル系樹脂を主成分とした接着剤を介して見かけの直径が
0.5〜2mmの顆粒状セメントを固着したモルタル下
地材(特開昭60−3351)が提案されている。
は、通常建築物の柱間にラス下地材を釘着し、次いでそ
の表面に防水紙を貼着したのち、その上に金属製のラス
網を張設し、そのラス網上にモルタルを塗工していた。
しかしこのような施工方法は多くの人手と時間を必要と
するので施工の省力化のため、予め板状基板上にセメン
トと細砂にて凹凸のあるセメントモルタル付着層を形成
した上に網状物を取着した建築用下地材が提案され(特
開昭60−119860)、又木質基材に表面にアクリ
ル系樹脂を主成分とした接着剤を介して見かけの直径が
0.5〜2mmの顆粒状セメントを固着したモルタル下
地材(特開昭60−3351)が提案されている。
【0003】上記のモルタル下地材は、予め板状基材に
セメントを塗工したものであるため、施工の省力化の目
的はある程度達成するものであったが、製造工程が多
く、又高価な接着剤を使用する等材料面においても高価
になるものである。又上記モルタル下地材は温度あるい
は湿度などに起因する基板のたわみによるモルタルの剥
離をきたすものであった。
セメントを塗工したものであるため、施工の省力化の目
的はある程度達成するものであったが、製造工程が多
く、又高価な接着剤を使用する等材料面においても高価
になるものである。又上記モルタル下地材は温度あるい
は湿度などに起因する基板のたわみによるモルタルの剥
離をきたすものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来の
欠点を解消し、温度、湿度等、環境の変化に起因する下
地用基材のたわみがなく、製作が簡単でしかも安価なモ
ルタル下地用板状基材を提供することを目的とする。
欠点を解消し、温度、湿度等、環境の変化に起因する下
地用基材のたわみがなく、製作が簡単でしかも安価なモ
ルタル下地用板状基材を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、表裏面
に縞状の凹凸部を有する単板を基板に積層したことを特
徴とするモルタル下地用板状基材、又は該単板を、凹凸
部が互いに嵌合しないように積層接着したことを特徴と
するモルタル下地用板状基材、更に該単板の積層体の片
面に基板を積層したモルタル下地用板状基材、更にまた
これら基材の、単板或いは単板を積層した側の、縞状の
凹凸部を有する表面に、シーラー処理が施されているこ
とを特徴とするモルタル下地用板状基材が提供される。
に縞状の凹凸部を有する単板を基板に積層したことを特
徴とするモルタル下地用板状基材、又は該単板を、凹凸
部が互いに嵌合しないように積層接着したことを特徴と
するモルタル下地用板状基材、更に該単板の積層体の片
面に基板を積層したモルタル下地用板状基材、更にまた
これら基材の、単板或いは単板を積層した側の、縞状の
凹凸部を有する表面に、シーラー処理が施されているこ
とを特徴とするモルタル下地用板状基材が提供される。
【0006】本発明のモルタル下地用板状基材は、表裏
面に縞状の凹凸部を交互に有する単板を少なくともモル
タル塗工面に有するものである。以下、本発明のモルタ
ル下地用板状基材について具体的に説明する。
面に縞状の凹凸部を交互に有する単板を少なくともモル
タル塗工面に有するものである。以下、本発明のモルタ
ル下地用板状基材について具体的に説明する。
【0007】本発明のモルタル下地用板状基材を構成す
る基板としては、例えば合板、繊維板、パーティクルボ
ード、製材品及び窯業系板等が挙げられる。単板の縞状
の凹凸部の形状は深さ1〜5mm、幅5〜10mmが好
ましく、凸部に側辺は単板に対して直角に立ち上がって
もよく、凸部の先端が細くなるようやや斜めに立ち上が
ってもよい。また単板の厚さは(表面の凸部から裏面の
凸部まで)、約2〜15mm程度が好ましい。単板を積
層する場合は、各単板の形状は同一でも異なっていても
よいが、積層接着に際し、接着面の不陸、不整合が生じ
ないようにするためには、同一形状のものが好ましい。
る基板としては、例えば合板、繊維板、パーティクルボ
ード、製材品及び窯業系板等が挙げられる。単板の縞状
の凹凸部の形状は深さ1〜5mm、幅5〜10mmが好
ましく、凸部に側辺は単板に対して直角に立ち上がって
もよく、凸部の先端が細くなるようやや斜めに立ち上が
ってもよい。また単板の厚さは(表面の凸部から裏面の
凸部まで)、約2〜15mm程度が好ましい。単板を積
層する場合は、各単板の形状は同一でも異なっていても
よいが、積層接着に際し、接着面の不陸、不整合が生じ
ないようにするためには、同一形状のものが好ましい。
【0008】前記表裏面に縞状の凹凸部を交互に有する
単板は、凹凸部を形成するように曲げられた切削刃によ
り原木を切削する方法がより経済的であるが、他の方法
によっても製作することができる。即ち、厚手の基板か
ら凹部に該当する部分を削り取るか、薄手の基板に凸部
と同形状の長尺体を貼着する方法等がある。
単板は、凹凸部を形成するように曲げられた切削刃によ
り原木を切削する方法がより経済的であるが、他の方法
によっても製作することができる。即ち、厚手の基板か
ら凹部に該当する部分を削り取るか、薄手の基板に凸部
と同形状の長尺体を貼着する方法等がある。
【0009】又前記単板の積層接着に際しては、単板の
凹凸部が互いに嵌合しないように前記凹凸部の凸部同士
をつき合わせるか、直交するようにして通常の合板用接
着剤を用いて接着する。
凹凸部が互いに嵌合しないように前記凹凸部の凸部同士
をつき合わせるか、直交するようにして通常の合板用接
着剤を用いて接着する。
【0010】本発明のモルタル下地用板状基材を構成か
る基板には、合板、パーティクルボード等が使用でき
る。
る基板には、合板、パーティクルボード等が使用でき
る。
【0011】前記モルタル下地用板状基材の表面に施す
シーラー処理の処理剤としては、通常塗膜防水工法等に
用いられる接着性の大きい樹脂、例えばアクリルスチレ
ン系、エチレン酢酸ビニル系、ブチルゴム、SBR等の
合成ゴム系の樹脂が使用できる。
シーラー処理の処理剤としては、通常塗膜防水工法等に
用いられる接着性の大きい樹脂、例えばアクリルスチレ
ン系、エチレン酢酸ビニル系、ブチルゴム、SBR等の
合成ゴム系の樹脂が使用できる。
【0012】前記の如く、少なくとも表面に縞状の凹凸
部を有するモルタル下地用板状基材は、モルタル塗工面
に、表裏面に縞状の凹凸部を有する単板の単層或いは積
層面を有するものであるから、モルタルを強固に接着す
ることができ、又シーラー処理を施したものはラス網を
釘着したり、防水紙を貼着することなくモルタルを塗工
できるものである。本発明のモルタル下地用板状基材
は、施工前に予めモルタルを塗工しておくこともできる
が、施工現場にてモルタルを塗工することもできる。
部を有するモルタル下地用板状基材は、モルタル塗工面
に、表裏面に縞状の凹凸部を有する単板の単層或いは積
層面を有するものであるから、モルタルを強固に接着す
ることができ、又シーラー処理を施したものはラス網を
釘着したり、防水紙を貼着することなくモルタルを塗工
できるものである。本発明のモルタル下地用板状基材
は、施工前に予めモルタルを塗工しておくこともできる
が、施工現場にてモルタルを塗工することもできる。
【0013】
【実施例】以下図面に基づいて説明する。まず、刃形
が、平面において山部と谷部を有する切削刃で原木を切
削し、図1に示す縞状の凹凸部を表裏面に交互に有する
単板1を作製する。次に前記単板を合板、パーティクル
ボード等に貼着するか、図2に示すように前記縞状の凹
凸部を有する単板1を、該凹凸部が互いに嵌合しないよ
うに適宜枚数積層接着してモルタル下地用板状基材2を
作製する。
が、平面において山部と谷部を有する切削刃で原木を切
削し、図1に示す縞状の凹凸部を表裏面に交互に有する
単板1を作製する。次に前記単板を合板、パーティクル
ボード等に貼着するか、図2に示すように前記縞状の凹
凸部を有する単板1を、該凹凸部が互いに嵌合しないよ
うに適宜枚数積層接着してモルタル下地用板状基材2を
作製する。
【0014】
【発明の効果】前記の如く、本発明のモルタル下地用板
状基材は、少なくともその表面に、モルタルを強固に接
着できる縞状の凹凸部を有する単板が積層されているた
め、容易にしかも安価に製造できるものである。特にシ
ーラー処理をしたものは防水紙やラス網を張設すること
なくモルタル塗工ができる。更に、表裏面に縞状の凹凸
部を交互に有する単板を前記凹凸部が嵌合しないように
積層接着したものは温度及び湿度等の変化によるモルタ
ル下地用板状基材のたわみが生じないので塗工されたモ
ルタルの剥離が起こらないものである。
状基材は、少なくともその表面に、モルタルを強固に接
着できる縞状の凹凸部を有する単板が積層されているた
め、容易にしかも安価に製造できるものである。特にシ
ーラー処理をしたものは防水紙やラス網を張設すること
なくモルタル塗工ができる。更に、表裏面に縞状の凹凸
部を交互に有する単板を前記凹凸部が嵌合しないように
積層接着したものは温度及び湿度等の変化によるモルタ
ル下地用板状基材のたわみが生じないので塗工されたモ
ルタルの剥離が起こらないものである。
【図1】本発明のモルタル下地用板状基材の表面に積層
接着される、表裏面に縞状の凹凸部を有する単板の斜視
図である。
接着される、表裏面に縞状の凹凸部を有する単板の斜視
図である。
【図2】表裏面に縞状の凹凸部を有する単板を適宜枚数
凹凸部が嵌合しないように積層接着したモルタル下地用
板状基材にモルタルを塗工したものの断面図である。
凹凸部が嵌合しないように積層接着したモルタル下地用
板状基材にモルタルを塗工したものの断面図である。
1.表裏面に縞状の凹凸部を有する単板 2.モルタル下地用板状基材 3.モルタル
Claims (4)
- 【請求項1】 表裏面に縞状の凹凸部を有する単板を基
板に積層したことを特徴とするモルタル下地用板状基
材。 - 【請求項2】 表裏面に縞状の凹凸部を有する単板を適
宜枚数、前記凹凸部が互いに嵌合しないように積層接着
したことを特徴とするモルタル下地用板状基材。 - 【請求項3】 前記単板を積層接着した積層体の片面
に、更に基板を積層したことを特徴とする請求項2記載
のモルタル下地用板状基材。 - 【請求項4】 モルタル下地用板状基材の、単板側或い
は単板を積層した側の、縞状の凹凸部を有する表面に、
シーラー処理が施されていることを特徴とする請求項
1、2又は3記載のモルタル下地用板状基材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3115617A JPH05118108A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | モルタル下地用板状基材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3115617A JPH05118108A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | モルタル下地用板状基材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05118108A true JPH05118108A (ja) | 1993-05-14 |
Family
ID=14667092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3115617A Pending JPH05118108A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | モルタル下地用板状基材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05118108A (ja) |
-
1991
- 1991-04-19 JP JP3115617A patent/JPH05118108A/ja active Pending
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