JP2003176612A - クロス下地用コーナー材およびクロス貼り施工法 - Google Patents

クロス下地用コーナー材およびクロス貼り施工法

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JP2003176612A
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Katsusuke Shimizu
克祐 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】熟練を要さない簡単な作業により全高に渡って
シャープで曲がりやゆがみがなくきれいな仕上ったクロ
ス貼りを得ることができるクロス下地用コーナー材とク
ロス張り施工法を提供する。 【解決手段】下地用ボードで構成されるクロス貼り下地
構造のコーナーを得るための手段であり、ボードと厚み
が略同等のバー状樹脂成形体からなり、該バー状樹脂成
形体が断面において、内側にコーナー用角状強度部材1
の凸角100に合致する凹隅角20とこれに続きコーナ
ー用角状強度部材1の両側表面101,102に接する
固定用面21,22を有し、外側には前記凹隅角20の
対角線上の凸隅角23と、両側のボード表面301,3
02と略整合するクロス貼り用面24,25を有してい
る。これを使用して下地コーナーを形成して、クロスを
貼る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクロス下地用コーナ
ー材およびこれを利用したクロス貼り施工法に関する。
【0002】
【従来の技術】住宅建築などにおいては、間仕切りで代
表される壁や天井の内装仕上げとしてクロス貼りを行う
ことが多い。このようなクロス貼りは、通常の場合、石
膏ボードを下地材として張設し、その上に接着すること
で行われる。この施工は、石膏ボードの表面が平らであ
るため面部領域はきれいに貼ることができるが、コーナ
ー部については、シャープに角が出てしかも全高にわた
ってゆがみや曲がりがなく施工することが難しかった。
【0003】すなわち、旧来では、石膏ボードの先端側
面に他の石膏ボードの先端面を当接させてL状に組み付
けてコーナーを形成していたが、石膏ボードの端面は疎
であったり、いびつであることが多く、しかも、衝撃で
欠けたり、くぼんだりしやすいため、その上にクロスを
貼っても、要求されるようなきれいなコーナーにはなら
ない。
【0004】この対策として、図1のように、コーナー
施工の補助材として、L状断面をなした塩化ビニール製
の薄いビードAをL状の突合せ石膏ボード3a,3bの
角部外表面に接着することが行われているが、2m以上
の長さにわたって接着剤を塗布したり、予め施してある
接着面から剥離紙を除去し、上から下までなぞって押圧
接着することは容易でなく、また、冬季には接着性が悪
くなるため、施工に手間と時間がかかるという問題があ
った。
【0005】しかも、前記補助材は石膏ボード3a,3
bのコーナーの外面に重ねられるので、その分だけ他の
部分よりも厚みが増加し、コーナー付近がふくらむ傾向
となる。これを少なくするには補助材をできるだけ肉薄
にすることが必要になる。その結果、強度と剛性が乏し
くなるため、ソリ、ゆがみが生じやすく、取り扱いの際
のちょっとした力加減で曲がりやねじれが生じ、そのま
ま石膏ボード3a ,3bの角部外表面に張られやす
い。このため、熟練を要し、熟練度によって仕上がりに
大きなバラツキが生じ、コーナーの全高にわたって直角
度がうまく出ず、部分的に曲がり部分が生じた状態でク
ロス材が張られ、角がきれいに仕上がらない不具合が多
発していた。この結果、建物としての商品価値が下がっ
たり、やり直し作業が必要となり、工費が増し、工期が
延びるという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
問題点を解消するためになされたもので、その目的とす
るところは、熟練を要さない簡単な作業により全高に渡
ってシャープで曲がりやゆがみがなくきれいな仕上った
クロス貼りを得ることができるクロス下地用コーナー材
を提供することにある。
【0007】また、本発明の他の目的は、角が全高に渡
ってシャープで曲がりやゆがみがなくきれいな仕上った
クロス貼りを、熟練を労さず簡単な作業で能率的に施工
することができるクロス貼り施工法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、下地用ボードで構成されるクロス貼り下地構
造のコーナーを得るための手段において、該手段がボー
ドと厚みが略同等のバー状樹脂成形体からなり、該バー
状樹脂成形体が断面において、内側にコーナー用角状強
度部材の凸角に合致する凹隅角とこれに続きコーナー用
角状強度部材の両側表面に接する固定用面を有し、外側
には前記凹隅角の対角線上の凸隅角と、両側のボード表
面と略整合するクロス貼り用面を有していることを特徴
としている。
【0009】前記バー状樹脂成形体は、好適には強化発
泡樹脂製であり、また、前記クロス貼り用面が端部にテ
ーパー状部を有し、かつクロス貼り用面から固定用面に
達する通孔をバー高さ方向で所定の間隔ごとに有してい
る。これは、コーナー用角状強度部材がスタッドである
ような場合に好適である。さらに前記バー状樹脂成形体
は、好適にはクロス貼り用面が多数本の溝からなる食い
つき用リブを有している。
【0010】また、本発明のクロス貼り施工法は、下地
用ボードで構成されるクロス貼り下地構造にクロスを貼
るにあたり、断面において内側にコーナー用角状強度部
材の凸角に合致する凹隅角とこれに続き両側表面に接す
る固定用面を有し、外側には前記凹隅角の対角線上の凸
隅角と、両側のボード表面と略整合するクロス貼り用面
を有し、かつ前記クロス貼り用面が端部にテーパー状部
を有しているバー状樹脂成形体を使用し、該バー状樹脂
成形体の前記凹隅角と固定用面をコーナー用角状強度部
材のコーナー部分に当接させるとともに、固定要素をク
ロス貼り用面から固定用面を貫いてコーナー用角状強度
部材に打ち込むことでバー状樹脂成形体を固定し、両側
のボードの端面を前記バー状樹脂成形体の端部に突合
せ、突合せ部分のテーパー状部にパテ処理を施し、クロ
ス材をボードおよびバー状樹脂成形体のクロス貼り用面
の上に接着することを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を添付図面
を参照して説明する。図1ないし図4は本発明によるク
ロス下地用コーナー材をスタッド式間仕切り壁に適用し
た第1実施例を示しており、1はコーナー用角状強度部
材、1’は面部用強度部材であり、閉鎖輪郭断面又は溝
形断面の金属加工材からなっている。3aと3bは不燃
念又は準不燃の材料からなる左右のボードであり、石膏
ボード、シージングボード、断熱ボードなどが用いられ
る。4はクロス材(壁紙を含む)であり、任意の材質の
シートまたはフイルムからなっている。
【0012】2は本発明によるクロス下地用コーナー材
であり、長手方向と直角の断面がL字状をなしたバー状
樹脂成形体からなり、前記コーナー用角状強度部材1の
凸角100とその両側の平面101,102にわたるよ
うに位置されるとともに、全高にわたって固定要素この
例ではビス5,5によって前記平面101に固定されて
いる。
【0013】バー状樹脂成形体の材質は、塩化ビニー
ル、ポリプロピレン、ポリエチレン、EVA,ポリカー
ボネートなど任意であるが、ねじや釘といった固定要素
で直接コーナー用角状強度部材1に固定するので、好ま
しくは、粘りがあるとともに曲げ弾性にすぐれたもの、
たとえばポリスチレンとブタジエン−スチレン共重合体
をブレンドした耐衝撃性樹脂などが好適である。中でも
発泡樹脂(強化発泡樹脂)たとえば再生発泡樹脂などが
価格や軽量性の面から好適である。かかる再生発泡強化
樹脂は、たとえば、曲げ強度8〜16Mpa、曲げ弾性率
600〜750Mpa、圧縮強度3〜11Mpa,圧縮弾性
率200〜300Mpa、釘引き抜き強度:端面1.0〜
6.0N,側面2.0〜8.0Nの特性を有しているもの
が用いられる。
【0014】前記バー状樹脂成形体は、図3のように、
高さ(長さ)が通常2m以上であり、図4のように、厚
みは前記ボード3a、3bのそれと略同等となってい
る。バー状樹脂成形体は、長さ方向と直角の断面におい
て、内側にコーナー用角状強度部材1の凸角100に合
致する直角状の凹隅角20を有しているとともに、凹隅
角20に続いて、コーナー用角状強度部材1の両側表面
101,102に接する固定用面21,22を有してい
る。
【0015】また、外側には、前記凹隅角20の対角線
上に凸隅角23が設けられるとともに、両側のボード3
a、3bの表面301,302と略整合するクロス貼り
用面24,25が形成されている。そして、前記クロス
貼り用面24,25の端部には、パテ処理のためのテー
パー状部240,250が欠設されている。凸隅角23
は微小な曲面たとえばR0.6〜0.8程度を有してい
る。また、この実施例では、コーナー用角状強度部材1
に簡単に固定することができるように、クロス貼り用面
24から固定用面21を貫通する皿付きの通孔28が長
さ方向で一定の間隔を置いて配設されている。
【0016】前記左右のボード3a、3bは面部用強度
部材1’にビスで固定され、また、図4に示すように、
端部内面がそれぞれ前記コーナー用角状強度部材1の平
面101,102に密接されてビス5で固定されるとと
もに、端部が前記クロス下地用コーナー材2の両端面2
6,27に突き合わされている。前記端部には、パテ処
理のために、テーパー状部304,305が設けられて
いる。
【0017】本発明は前述した実施例に限定されるもの
ではない。図5(a)のように、クロス貼り用面24か
ら固定用面21を貫通する皿付きの通孔28を設けなく
てもよい。この態様は、コーナー用角状強度部材1がス
タッドでなく、木製の角材である場合などに適用しう
る。この場合、固定要素として釘が用いられるので、打
ち込みを行いやすいように、一定の間隔で窪み28’を
設けておくことも好適である。
【0018】また、前記実施例では凹隅角20と凸隅角
23を境として辺の長さが異なっているが、これに代え
て図5(b)のように、同等の長さとしてもよく、この
場合には、それぞれの辺に通孔28、28を設けてもよ
く、こうすれば、2辺がコーナー用角状強度部材1の平
面101,102に固定要素で固定されるため、より固
定強度を増すことができる。
【0019】次に、第1実施例のクロス下地用コーナー
材を使用したクロス貼り施工法について説明する。まず
図6(a)のように、あらかじめ組み立てられている壁
用骨組みのコーナー用角状強度部材1にクロス下地用コ
ーナー材2をセットし、固定する。クロス下地用コーナ
ー材2はボード3a、3bの肉厚と略同等の肉厚成形体
であるから、良好な剛性を有し、そりやゆがみが生じな
い。そして、内側にコーナー用角状強度部材1の凸角1
00と合致する直角状の凹隅角20を有し、その凹隅角
20からコーナー用角状強度部材1の両側表面101,
102に対応する平坦な固定用面21,22を直角方向
に有しているので、クロス下地用コーナー材2をコーナ
ー用角状強度部材1の隅部分に当てるだけで正確に位置
決めされる。
【0020】この状態で皿付きの通孔28にビス5を配
し、電動ドライバーでトルクを与えれば、ビス5はコー
ナー用角状強度部材1の側壁を螺通し、強固に固定され
る。したがって簡単に作業を行うことができ、このとき
に、クロス下地用コーナー材2は粘りがあるとともに曲
げ弾性にすぐれた樹脂であるため、ビス5のねじ込みに
よって割れたり、抜けが生ずることがない。なお、クロ
ス下地用コーナー材2は粘りがあるため、コーナー用角
状強度部材1が木質材である場合、ビス5でなく釘を使
用しても同様にしっかりと固定することができる。
【0021】次いで、(b)のように、ボード3a、3
bの端面をクロス下地用コーナー材2の端面26,27
に突き当てる。クロス下地用コーナー材2はボード3
a、3bの肉厚と略同等の肉厚となっているからこの作
業も簡単である。ついで、(c)のようにテーパー状部
240,250とテーパー状部304,305とで構成
されているV状の空隙にパテ6,6を充填するなどして
継ぎ目処理を行う。クロス下地用コーナー材2は、ボー
ド3a、3bの肉厚と略同等の肉厚となっているので、
自動的に外面としてのクロス貼り用面24,25がボー
ド3a、3bの表面301,302と面一に揃うことに
なり、従来のような、外部のテーパー状のふくらみが生
じない。
【0022】あとは、図2のように、所望のクロス材4
をボード3a、3bの表面301,302およびクロス
下地用コーナー材2のクロス貼り用面24,25に接着
剤(パテの場合を含む)で接着すればよく、これで図6
(d)(e)のようにクロス貼りが完成する。
【0023】クロス下地用コーナー材2がボード3a、
3bと同等の厚みを有していて、コーナー用角状強度部
材1の出隅にフイットしつつ固定要素により直接コーナ
ー用角状強度部材1に固定され、浮きが生じないこと、
クロス下地用コーナー材2が、ボード3a、3bの表面
301,302と略整合するクロス貼り用面24,25
と、これの交点に精度の高い直角状の凸隅角23が全高
にわったて設けられていて、曲がりやゆがみがないこと
により、得られたクロス貼りは、全高にわたって直角で
曲がり等のないきれいな仕上がりのコーナーとなる。ま
た、クロス貼りはそのコーナーの下地が耐衝撃性のよい
樹脂であるため、硬い物が衝突しても、へこんだりしな
い。
【0024】なお、本発明の施工は、接着剤の併用を不
可とするものではない。また、本発明は、間仕切り壁で
代表されるの縦コーナーだけでなく、横コーナーたとえ
ば図7のような下がり天井のクロス貼りコーナーなどの
施工にも適用されることはもとよりである。クロス下地
用コーナー材2は現場でのこぎりなどを使って斜めなど
自由に切断できるので、出窓部分の内側枠のコーナーも
簡単に施工できる。
【0025】図8ないし図10は本発明によるクロス下
地用コーナー材2の別の実施例とこれを使用した施工法
例を示しており、バー状樹脂成形体が内側にコーナー用
角状強度部材1の凸角100に合致する直角状の凹隅角
20と、これに続いて、コーナー用角状強度部材1の両
側表面101,102に接する固定用面21,22を有
し、外側には、前記凹隅角20の対角線上に凸隅角23
が設けられるとともに、両側のボード3a、3bの表面
301,302と略整合するクロス貼り用面24,25
が形成されていることは第1実施例と同じであるが、前
記クロス貼り用面24,25は表面が平滑ではなく、多
数本の溝からなる食いつき用リブ241,251を有し
ている。
【0026】すなわち、食いつき用リブ241,251
は、凸隅角23を除いた部分に所定たとえば0.4〜
0.7mmの間隔で形成された深さ0.3〜0.4mm
程度のV状の溝からなり、この溝群によりクロス貼り用
面24,25がリブ状に細分化されている。図示するも
のでは食いつき用リブ241,251は縦方向である
が、横方向に走っていてもよい。この図8、図9は前記
図5の実施例にも適用される。他の構成は第1実施例と
同じである。
【0027】かかる第2実施例の施工法は図6で説明し
たところと同様であるが、クロス材4を貼るときに、ク
ロス貼り用面24,25に接着剤(パテの場合を含む)
8を塗布すると、接着剤8はリブ状に細分化されたクロ
ス貼り用面24,25の表面に付着されるほか、図10
(b)のように食いつき用リブ241,251内に充填
される。
【0028】リュームが増すとともに溝に充填されてい
ることからみだりに接着剤8が移動したりしないので、
クロス4はしっかりと接合され、しごかれても滑ったり
ゆがんだりすることがない。したがって、きれいに仕上
げることができる。そして、仕様変更のため、あるい
は、模様替えのためその後にクロス4を張り替えるとき
にも、旧クロスの剥しが容易であり、その状態で細かい
食いつき用リブ241,251に充填された接着剤8が
クロス貼り用面24,25と面一に残存しているため、
新たなクロスを押し付けることで再びきれいに張ること
ができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明した本発明の請求項1のクロス
下地用コーナー材によるときには、簡単な構造で、熟練
を要さない簡単な作業により全高に渡ってシャープで曲
がりやゆがみがなくきれいな仕上ったコーナークロス貼
りを施工できる手段を提供することというすぐれた効果
が得られる。
【0030】請求項2によれば、耐衝撃性が優れ、粘り
があり割れにくい材質であるため、コーナー用角状強度
部材を選ばず、固定要素で直接コーナー用角状強度部材
に確実に固定できるというすぐれた効果が得られる。
【0031】請求項3によれば、電動工具で簡単、確
実、迅速にコーナー用角状強度部材に確実に固定でき、
またボードとクロス下地用コーナー材との継ぎ目が現れ
ずきれいなクロス貼りが得られるというすぐれた効果が
得られる。
【0032】請求項4によれば、クロスの接着が確実に
なるとともに、その後クロスを張り替えるときに食いつ
き用リブの溝に残存した接着剤により簡単、確実に新し
いクロスを貼り付けることができるというすぐれた効果
が得られる。請求項5によれば、角が全高に渡ってシャ
ープで曲がりやゆがみがなくきれいな仕上ったクロス貼
りを、熟練を労さず簡単な作業で能率的に施工すること
ができるというすぐれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の工クロス下地用コーナー材とそれを使用
したクロス貼り施工法を示す部分的側面図である。
【図2】(a)は本発明によるクロス下地用コーナー材
とそれを使用したクロス貼り施工法の第1実施例を示す
平面図、(b)はその部分拡大斜視図である
【図3】(a)は線に沿う一実施例を示す部分切欠正面
図、(b)はその一部拡大図、(c)はX−X線に沿う
断面図である。
【図4】本発明の施工状態を示す拡大断面図である。
【図5】(a)は本発明のクロス下地用コーナー材の他
の例を示す断面図(b)は本発明のクロス下地用コーナ
ー材の他の例を示す断面図である。
【図6】(a)(b)(c)(d)は本発明の施工法の
一例を段階的に示す横断面図、(e)は(d)の正面図
である。
【図7】本発明の他の施工例を示す部分的斜視図であ
る。
【図8】本発明のクロス下地用コーナー材の第2実施例
を示す部分省略正面図である。
【図9】(a)は第2実施例の平面図、(b)はその一
部拡大断面図である。
【図10】(a)は第2実施例のコーナー材を使用した
施工状態を示す部分的斜視図、(b)は(a)の部分的
拡大断面図である。
【符号の説明】
1 コーナー用角状強度部材 2 クロス下地用コーナー材 3a、3b ボード 4 クロス材 5 固定要素 20 凹隅角 21,22 固定用面 23 凸隅角 24,25 クロス貼り用面 28 通孔 100 凸角 101,102 表面 240,250 テーパー状部 301、302 表面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下地用ボードで構成されるクロス貼り下地
    構造のコーナーを得るための手段において、該手段がボ
    ードと厚みが略同等のバー状樹脂成形体からなり、該バ
    ー状樹脂成形体が断面において、内側にコーナー用角状
    強度部材1の凸角100に合致する凹隅角20とこれに
    続きコーナー用角状強度部材1の両側表面101,10
    2に接する固定用面21,22を有し、外側には前記凹
    隅角20の対角線上の凸隅角23と、両側のボード表面
    301,302と略整合するクロス貼り用面24,25
    を有していることを特徴とするクロス下地用コーナー
    材。
  2. 【請求項2】バー状樹脂成形体が強化発泡樹脂製からな
    っている請求項1に記載のクロス下地用コーナー材。
  3. 【請求項3】前記クロス貼り用面24,25が端部にテ
    ーパー状部240,250を有し、かつクロス貼り用面
    24から固定用面21に達する通孔28をバー高さ方向
    で所定の間隔ごとに有している請求項1または2に記載
    のクロス下地用コーナー材。
  4. 【請求項4】前記クロス貼り用面24,25が多数本の
    溝からなる食いつき用リブ241,251を有している
    請求項1ないし3のいずれかに記載のクロス下地用コー
    ナー材。
  5. 【請求項5】下地用ボードで構成されるクロス貼り下地
    構造にクロスを貼るにあたり、断面において内側にコー
    ナー用角状強度部材1の凸角100に合致する凹隅角2
    0とこれに続き両側表面に接する固定用面21,22を
    有し、外側には前記凹隅角20の対角線上の凸隅角23
    と、両側のボード表面301,302と略整合するクロ
    ス貼り用面24,25を有し、かつ前記クロス貼り用面
    が端部にテーパー状部240,250を有しているバー
    状樹脂成形体を使用し、該バー状樹脂成形体の前記凹隅
    角20と固定用面21,22をコーナー用角状強度部材
    1のコーナー部分に当接させるとともに、固定要素をク
    ロス貼り用面24から固定用面21を貫いてコーナー用
    角状強度部材1に打ち込むことでバー状樹脂成形体を固
    定し、両側のボード3a、3bの端面を前記バー状樹脂
    成形体の端部26,27に突合せ、突合せ部分のテーパー
    状部240,250にパテ処理を施し、クロス材4をボ
    ード表面およびバー状樹脂成形体のクロス貼り用面2
    4,25の上に接着することを特徴とするクロス貼り施
    工法。
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