JPH0511777B2 - - Google Patents
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- JPH0511777B2 JPH0511777B2 JP60249571A JP24957185A JPH0511777B2 JP H0511777 B2 JPH0511777 B2 JP H0511777B2 JP 60249571 A JP60249571 A JP 60249571A JP 24957185 A JP24957185 A JP 24957185A JP H0511777 B2 JPH0511777 B2 JP H0511777B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M3/00—Investigating fluid-tightness of structures
- G01M3/02—Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum
- G01M3/04—Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by detecting the presence of fluid at the leakage point
- G01M3/20—Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by detecting the presence of fluid at the leakage point using special tracer materials, e.g. dye, fluorescent material, radioactive material
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の目的］
産業上の利用分野
本発明は、建物の屋根や外壁等の建物躯体の表
面に於ける漏水検知層付き防水構造に関するもの
である。
面に於ける漏水検知層付き防水構造に関するもの
である。
従来の技術
従来の漏水検知の方法として、水張試験や場合
によつては水張試験水中に極微細粉の顔料を混入
し、漏水経路を調べる方法や、防水層下層にアル
ミ箔を施工して置き、漏水時に上部から検知器を
用いて電流の流れの有無（電気抵抗値の大小）に
よつて検知する方法があつた。また最近に於い
て、スラブ下の漏水部よりフロンガスを注入し、
防水層上部でそのフロンガスを検知する方法があ
つた。
によつては水張試験水中に極微細粉の顔料を混入
し、漏水経路を調べる方法や、防水層下層にアル
ミ箔を施工して置き、漏水時に上部から検知器を
用いて電流の流れの有無（電気抵抗値の大小）に
よつて検知する方法があつた。また最近に於い
て、スラブ下の漏水部よりフロンガスを注入し、
防水層上部でそのフロンガスを検知する方法があ
つた。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、上記従来の顔料を混入する方法
やフロンガス注入による方法ではコンクリート躯
体を通しての検知であるため、顔料水やガスの透
過経路が長く、検知までの時間を要し確実性も低
く、また検知のために躯体を斫つたり、躯体を隠
している壁や天井を壊さねばならない問題点があ
つた。また、電気抵抗の場合も検知の確実性が低
く、現在一般的にこの方法は採用されていないの
が実情であつた。
やフロンガス注入による方法ではコンクリート躯
体を通しての検知であるため、顔料水やガスの透
過経路が長く、検知までの時間を要し確実性も低
く、また検知のために躯体を斫つたり、躯体を隠
している壁や天井を壊さねばならない問題点があ
つた。また、電気抵抗の場合も検知の確実性が低
く、現在一般的にこの方法は採用されていないの
が実情であつた。
本発明は、上記従来の問題点を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、防水
層の漏水位置から漏水に起因するガスを発生せし
め、これを直接検知することにより、漏水場所を
検知することが出来る建物躯体表面の漏水検知層
付き防水構造を提供することにある。
なされたもので、その目的とするところは、防水
層の漏水位置から漏水に起因するガスを発生せし
め、これを直接検知することにより、漏水場所を
検知することが出来る建物躯体表面の漏水検知層
付き防水構造を提供することにある。
［発明の構成］
問題点を解決するための手段
本発明の建物躯体表面の漏水検知層付き防水構
造は、建物のコンクリート躯体の表面に溶融アス
フアルトを貼付けて第１の防水層を形成し；該第
１防水層の表面に、水と反応してガスを発生させ
る物質を含有したシートをラミネートしたルーフ
イングを敷設し；該ルーフイング表面に溶融アス
フアルトを貼付けて第２の防水層を形成したこと
を特徴とするものである。
造は、建物のコンクリート躯体の表面に溶融アス
フアルトを貼付けて第１の防水層を形成し；該第
１防水層の表面に、水と反応してガスを発生させ
る物質を含有したシートをラミネートしたルーフ
イングを敷設し；該ルーフイング表面に溶融アス
フアルトを貼付けて第２の防水層を形成したこと
を特徴とするものである。
実施例
以下、本発明方法の一実施例について図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
図は、露出アスフアルト防水密着張りの一例を
示す断面図であつて、１はコンクリート下地であ
る。該コンクリート下地１の表面にはアスフアル
トを溶剤に溶したアスフアルトプライマー２を塗
布して、コンクリート面へ浸潤させ、防水層の付
着を良くするようにしている。該アスフアルトプ
ライマー２の表面には溶融アスフアルト３を貼付
け、第１の防水層を作る。
示す断面図であつて、１はコンクリート下地であ
る。該コンクリート下地１の表面にはアスフアル
トを溶剤に溶したアスフアルトプライマー２を塗
布して、コンクリート面へ浸潤させ、防水層の付
着を良くするようにしている。該アスフアルトプ
ライマー２の表面には溶融アスフアルト３を貼付
け、第１の防水層を作る。
該溶融アスフアルト３の表面には後述のガス発
生物質を含有せしめたシート４をルーフイング５
にラミネートしたものを敷設する。
生物質を含有せしめたシート４をルーフイング５
にラミネートしたものを敷設する。
上記ルーフイング５表面には再び溶融アスフア
ルト６を貼付け、第２の防水層を作ると共にその
上にルーフイング７を介して第３の防水層である
溶融アスフアルト８を貼付ける。
ルト６を貼付け、第２の防水層を作ると共にその
上にルーフイング７を介して第３の防水層である
溶融アスフアルト８を貼付ける。
該溶融アスフアルト８の表面には砂付きルーフ
イング９を貼付け、その表面にシルバーペイント
１０を塗布して仕上げる。
イング９を貼付け、その表面にシルバーペイント
１０を塗布して仕上げる。
上記シート４に含有せしめるガス発生物質とし
ては、基本的には水と反応してガスを発生させる
物質であれば何れでも良いが、例えばアセチレン
を発生する二炭化カルシウムCaC2、水素を発生
するアルミン酸ナトリウムNa［Al（OH）4］、アン
モニアを発生するカルシウムシアナミドCaCN2、
二酸化窒素を発生する天然硝石KNO3等が好適で
ある。
ては、基本的には水と反応してガスを発生させる
物質であれば何れでも良いが、例えばアセチレン
を発生する二炭化カルシウムCaC2、水素を発生
するアルミン酸ナトリウムNa［Al（OH）4］、アン
モニアを発生するカルシウムシアナミドCaCN2、
二酸化窒素を発生する天然硝石KNO3等が好適で
ある。
以上のようなアスフアルト防水構造において漏
水が生ずると、雨水等がシート４の層に侵入し、
この中に含まれている上記ガス発生物質と反応し
てガスを発生させる。
水が生ずると、雨水等がシート４の層に侵入し、
この中に含まれている上記ガス発生物質と反応し
てガスを発生させる。
発生したガスは市販の適宜ガス検知器によつて
検知するか、界面活性剤を塗布して、泡の吹出し
によつて検知するか、水張試験によつて検知す
る。また、人間の五感で検知する。
検知するか、界面活性剤を塗布して、泡の吹出し
によつて検知するか、水張試験によつて検知す
る。また、人間の五感で検知する。
上記実施例では、ガス発生物質をシート４に含
有せしめたが、防水シート（フエルト類等）やア
スフアルト等の接着剤およびプライマー中に微粉
体又は粉体又は粒体として混入せしめても良い。
有せしめたが、防水シート（フエルト類等）やア
スフアルト等の接着剤およびプライマー中に微粉
体又は粉体又は粒体として混入せしめても良い。
また、浮き張り工法の場合には、その下地とシ
ート（フエルト等）の層間中にガス発生物質を含
有せしめたシート等を配置したり、ベンチレーシ
ヨン部からガス発生物質を含有せしめたシート等
を配置したり、ベンチレーシヨン部から検知用ガ
スやガス発生物質を吹込んでも良い。
ート（フエルト等）の層間中にガス発生物質を含
有せしめたシート等を配置したり、ベンチレーシ
ヨン部からガス発生物質を含有せしめたシート等
を配置したり、ベンチレーシヨン部から検知用ガ
スやガス発生物質を吹込んでも良い。
［発明の効果］
(1) 建物のコンクリート躯体の表面の防水層に漏
水が生じればその箇所に直ちにガスが発生し、
迅速かつ確実に検知することができる。
水が生じればその箇所に直ちにガスが発生し、
迅速かつ確実に検知することができる。
(2) 漏水検知のためにコンクリート躯体を破壊す
る必要がない。
る必要がない。
図はアスフアルト防水構造の断面図である。
１……コンクリート下地、２……アスフアルト
プライマー、３……溶融アスフアルト、４……シ
ート、５……ルーフイング、６……溶融アスフア
ルト、７……ルーフイング、８……溶融アスフア
ルト、９……ルーフイング、１０……シルバーペ
イント。
プライマー、３……溶融アスフアルト、４……シ
ート、５……ルーフイング、６……溶融アスフア
ルト、７……ルーフイング、８……溶融アスフア
ルト、９……ルーフイング、１０……シルバーペ
イント。
Claims (1)
- １ 建物のコンクリート躯体の表面に溶融アスフ
アルトを貼付けて第１の防水層を形成し；該第１
防水層の表面に、水と反応してガスを発生させる
物質を含有したシートをラミネートしたルーフイ
ングを敷設し；該ルーフイング表面に溶融アスフ
アルトを貼付けて第２の防水層を形成したことを
特徴とする建物躯体表面の漏水検知層付き防水構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24957185A JPS62108122A (ja) | 1985-11-07 | 1985-11-07 | 建物躯体表面の漏水検知層付き防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24957185A JPS62108122A (ja) | 1985-11-07 | 1985-11-07 | 建物躯体表面の漏水検知層付き防水構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62108122A JPS62108122A (ja) | 1987-05-19 |
| JPH0511777B2 true JPH0511777B2 (ja) | 1993-02-16 |
Family
ID=17194980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24957185A Granted JPS62108122A (ja) | 1985-11-07 | 1985-11-07 | 建物躯体表面の漏水検知層付き防水構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62108122A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0543777U (ja) * | 1991-11-15 | 1993-06-11 | 株式会社甲府明電舎 | ブラシレスｄｃモータ |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005146549A (ja) * | 2003-11-12 | 2005-06-09 | Mym Corp | 洗面化粧台，流し台における漏水検知装置 |
| DE102010035432A1 (de) * | 2010-08-26 | 2012-03-01 | Inficon Gmbh | Verfahren zur Dichtheitsprüfung |
| CN103528760A (zh) * | 2013-10-25 | 2014-01-22 | 重庆科技学院 | 一种发动机水泵密封性检测工装 |
| FR3027390B1 (fr) * | 2014-10-21 | 2016-10-14 | Georges Caribotti | Procede de detection de defauts d'etancheite dans la membrane d'un toit plat |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5021314A (ja) * | 1973-06-27 | 1975-03-06 | ||
| JPS589036A (ja) * | 1981-02-20 | 1983-01-19 | Asahi Ishiwata Kogyo Kk | ナトリウム配管における金属ナトリウムの漏洩検知方法及びその装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5924983Y2 (ja) * | 1981-01-19 | 1984-07-23 | 株式会社クボタ | 水中ポンプの浸水検知装置 |
-
1985
- 1985-11-07 JP JP24957185A patent/JPS62108122A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5021314A (ja) * | 1973-06-27 | 1975-03-06 | ||
| JPS589036A (ja) * | 1981-02-20 | 1983-01-19 | Asahi Ishiwata Kogyo Kk | ナトリウム配管における金属ナトリウムの漏洩検知方法及びその装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0543777U (ja) * | 1991-11-15 | 1993-06-11 | 株式会社甲府明電舎 | ブラシレスｄｃモータ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62108122A (ja) | 1987-05-19 |
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