JPS5936570Y2 - 外壁ジヨイント部の防水構造 - Google Patents
外壁ジヨイント部の防水構造Info
- Publication number
- JPS5936570Y2 JPS5936570Y2 JP7522279U JP7522279U JPS5936570Y2 JP S5936570 Y2 JPS5936570 Y2 JP S5936570Y2 JP 7522279 U JP7522279 U JP 7522279U JP 7522279 U JP7522279 U JP 7522279U JP S5936570 Y2 JPS5936570 Y2 JP S5936570Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- waterproof
- main body
- waterproof structure
- wall
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は外壁ジヨイント部特に縦ジヨイント部に装着す
るための防水構造に関する。
るための防水構造に関する。
従来、外壁の縦ジヨイント部id:、第9図に示す如く
、柱Aの外側面にアスファルトフェルトナトの防水シー
ト2を介して鉄板捨水WBが縦ジヨイント部の周外壁材
1,1間隙に当接するようにバンクアップ材として取り
つけられ、その前部にコーキング材Cを充填して構成さ
れていた。
、柱Aの外側面にアスファルトフェルトナトの防水シー
ト2を介して鉄板捨水WBが縦ジヨイント部の周外壁材
1,1間隙に当接するようにバンクアップ材として取り
つけられ、その前部にコーキング材Cを充填して構成さ
れていた。
併しながら、この仕様によると1両外壁材1,1間に前
記水切材Bたるバンクアンプ材を介入させるため、両外
壁材間に大きな隙間を必要とし、この隙間につめたコー
キング材Cが目立ち、体裁上好ましくない。
記水切材Bたるバンクアンプ材を介入させるため、両外
壁材間に大きな隙間を必要とし、この隙間につめたコー
キング材Cが目立ち、体裁上好ましくない。
また、鉄板水切材Bの加工が難かしぐ、かつ型材である
ためその取扱い、運搬が面倒である。
ためその取扱い、運搬が面倒である。
更に、該水切材Bが横ジヨイント部まで延長してとりつ
げられると、横ジヨイント部における合じやくり部分に
特別の加工をしなげればその部分の重なりが厚くなり、
かつ、防水性においても低下するという欠点があった。
げられると、横ジヨイント部における合じやくり部分に
特別の加工をしなげればその部分の重なりが厚くなり、
かつ、防水性においても低下するという欠点があった。
本考案は上記欠点を除き、施工が簡単で、防水性に富み
、しかも、取扱いや持ち運びが便利な防水テープを用い
た防水構造を提供することを目的とする。
、しかも、取扱いや持ち運びが便利な防水テープを用い
た防水構造を提供することを目的とする。
以下本考案の一実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図において外壁材1,1は柱への前側にアスファル
トフェルト防湿シート2を介し、これら周外壁材の縦ジ
ヨイント部が前記性Aの中央に位置するよう配設される
。
トフェルト防湿シート2を介し、これら周外壁材の縦ジ
ヨイント部が前記性Aの中央に位置するよう配設される
。
そして、前記シート2と外壁材1との間には防水テープ
3が前記縦ジヨイント部の長さ方向に沿って介装される
。
3が前記縦ジヨイント部の長さ方向に沿って介装される
。
しかして、該防水テープ3は第2図示の如く約0.5
mm程度のブチルゴム系の裏面粘着性平板テープ状本体
31と、該本体31の長さ方向に沿う中央部および両端
部の裏面側に接殖されたスポンジ状の軟質紐状体32と
が一体に組合わされてなる。
mm程度のブチルゴム系の裏面粘着性平板テープ状本体
31と、該本体31の長さ方向に沿う中央部および両端
部の裏面側に接殖されたスポンジ状の軟質紐状体32と
が一体に組合わされてなる。
従って、該防水テープ3は両端および中央の表面側(反
駁状体接着面側)に厚肉半円形の山部3aと該山部間に
挾まれたテープ状本体のままの谷部3bとを形成してい
る。
駁状体接着面側)に厚肉半円形の山部3aと該山部間に
挾まれたテープ状本体のままの谷部3bとを形成してい
る。
該防水テープ3の裏面側には剥離紙33が貼着され、第
3図示の如く表面側を軸心側にした巻体とされている。
3図示の如く表面側を軸心側にした巻体とされている。
縦ジヨイント部に防水テープ3が装着される際は、該ジ
ヨイント部の長さ方向に沿い、その目地が位置する場所
に前記防水テープの中央山部3aを位置せしめ、テープ
表面側を外向きにして、前記剥離紙33を剥がしながら
巻体な巻きもどし。
ヨイント部の長さ方向に沿い、その目地が位置する場所
に前記防水テープの中央山部3aを位置せしめ、テープ
表面側を外向きにして、前記剥離紙33を剥がしながら
巻体な巻きもどし。
アスファルトフェルト20表面に貼着させる。
最後に、該テープ3を避けた左右両側位置に外壁材を貫
通して封着し、該テープ3を圧着させて取付けを完了す
る。
通して封着し、該テープ3を圧着させて取付けを完了す
る。
外壁材1が壁の高さ全体にわたる上下通し継ぎの場合は
、その縦ジヨイント部全長に合わせて防水テープ3を装
着すればよい。
、その縦ジヨイント部全長に合わせて防水テープ3を装
着すればよい。
併し、第4図示や如く、正面視煉瓦継ぎQ縦ジヨイント
部に対しては、第5図示の如く、各縦ジヨイント部毎に
、その下部合じやぐり部1aに対して・該テープ3の下
端部分が、前記合じやくり部の垂直対向面11.11間
に挾持されるよう装着する。
部に対しては、第5図示の如く、各縦ジヨイント部毎に
、その下部合じやぐり部1aに対して・該テープ3の下
端部分が、前記合じやくり部の垂直対向面11.11間
に挾持されるよう装着する。
該テープ3の上端部分は外壁材の上部合じやくり部1b
に挾みこむことなく、該合じやくり部1bを赳・えて上
部壁材の後面に当接される。
に挾みこむことなく、該合じやくり部1bを赳・えて上
部壁材の後面に当接される。
防水テープ3は外壁材表面から該テープ3の両側に釘4
が打たれ固着されるので、防水テープ30山部3aが外
壁材裏面に水密的に密着される。
が打たれ固着されるので、防水テープ30山部3aが外
壁材裏面に水密的に密着される。
従って、壁の縦ジヨイント部の隙間から水が浸入しても
、山部3aが止水堰として作用し、谷部3bを流下する
ので、水分が壁の内部まで達することがない。
、山部3aが止水堰として作用し、谷部3bを流下する
ので、水分が壁の内部まで達することがない。
防水テープは、他の実施例として第6図に示す如く、塩
ビ等のフィルムからなる平板状テープ本体410表面の
長さ方向に沿う中央部と両端部とにホントメルト系など
の軟質防水シール材42を紐状に貼着して山部とし、該
本体の裏面に剥離可能な処理を施こした粘着剤を塗布し
く離型紙付でもよい)、巻体としたものでもよい。
ビ等のフィルムからなる平板状テープ本体410表面の
長さ方向に沿う中央部と両端部とにホントメルト系など
の軟質防水シール材42を紐状に貼着して山部とし、該
本体の裏面に剥離可能な処理を施こした粘着剤を塗布し
く離型紙付でもよい)、巻体としたものでもよい。
この場合も、該防水テープ4Iri防水シール材42貼
付側表面を外壁材1の裏面に圧接せしめて用い、前記実
施例と同様の効果を得る。
付側表面を外壁材1の裏面に圧接せしめて用い、前記実
施例と同様の効果を得る。
麩に別の実施例として防水テープは第7図または第8図
に示す如く全体が軟質ゴム等のテープ材5で形成され、
その少なくとも何れか一方側面の長さ方向に沿う中央部
と両端部とに山部5aを一体形成したものであってもよ
い。
に示す如く全体が軟質ゴム等のテープ材5で形成され、
その少なくとも何れか一方側面の長さ方向に沿う中央部
と両端部とに山部5aを一体形成したものであってもよ
い。
防水テープの材質は有機性防水紙等を使用した試験例に
よると250℃程度まで耐火性を依持することができる
が他の不燃性材料を用いてもよい。
よると250℃程度まで耐火性を依持することができる
が他の不燃性材料を用いてもよい。
また、防水テープは表面側に石綿紙等の無機系防火テー
プを接着したものであってもよい。
プを接着したものであってもよい。
本考案は以上の如くテープ状本体の少なくとも何れか一
方側面の中央部と両端部とに、軟質の断面厚内山部と、
該山部に挾まれる谷部とが形成された防水テープを前記
山部、谷部が形成された面を外壁材の縦ジヨイント部分
の長さ方向に沿う裏側にその中央山部を合わせて圧接さ
れたので、壁材の縦ジヨイント部の隙間から裏側へ水が
浸入することがない。
方側面の中央部と両端部とに、軟質の断面厚内山部と、
該山部に挾まれる谷部とが形成された防水テープを前記
山部、谷部が形成された面を外壁材の縦ジヨイント部分
の長さ方向に沿う裏側にその中央山部を合わせて圧接さ
れたので、壁材の縦ジヨイント部の隙間から裏側へ水が
浸入することがない。
また、もし浸入した場合でも前記山部が止水堰の作用を
なし、水は谷部を流下し、壁の内部まで達することがな
い。
なし、水は谷部を流下し、壁の内部まで達することがな
い。
このことは、従来の鉄板捨水切材を使った場合に比べて
施工性、取扱いに優れて居り、防水性にも勝る。
施工性、取扱いに優れて居り、防水性にも勝る。
防水テープは上記の如く長さ方向に沿う厚肉山部により
、伸びが制限され施・工時変形することなく作業がやり
易い。
、伸びが制限され施・工時変形することなく作業がやり
易い。
また、該防水テープは巻体とすることも可能であって、
搬送に便利であるなど多くの効果を得た。
搬送に便利であるなど多くの効果を得た。
第1図は本考案の一実施例の横断面図、第2図は防水テ
ープの拡大断面図、第3図は防水テープの巻体斜視図、
第4図は壁体の正面図、第5図は第4図のV−■断面要
部拡大図、第6図は他の実施例の防水テープを用いた収
まり収態な示す横断面図、第7図、第8図は夫々他の実
施例の防水テープの断面図、第9図は従来の外壁の縦ジ
ヨイント部を示す横断面図である。 1・・・・・・外壁材、2・・・・・・アスファルトフ
ェルト。
ープの拡大断面図、第3図は防水テープの巻体斜視図、
第4図は壁体の正面図、第5図は第4図のV−■断面要
部拡大図、第6図は他の実施例の防水テープを用いた収
まり収態な示す横断面図、第7図、第8図は夫々他の実
施例の防水テープの断面図、第9図は従来の外壁の縦ジ
ヨイント部を示す横断面図である。 1・・・・・・外壁材、2・・・・・・アスファルトフ
ェルト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (υ テープ状本体の少なく何れか一方側面の長さ方向
に沿う中央部と両端部とに軟質の断面厚内山部が設けら
れ、該山部に挾まれて谷部が形成された防水テープが前
記山部、谷部が形成された面を外壁材の縦ジヨイント部
分の長さ方向に沿う裏側にその中央山鉢な合わせて圧接
されたことを特徴とする外壁ジヨイント部の防水構造。 (2)テープ状本体は裏面が粘着性をもつ平板体からな
り、山部は前記平板体の裏面側にスポンジ状の軟質紐状
体が接着されてなる実用新案登録請求の範囲第1項記載
の外壁ジヨイント部の防水構造。 C3) テープ状本体は平板体からなり、山部は前記
テープ状本体の表面側に軟質防水シール材が紐状に貼着
されてなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の外壁ジ
ヨイント部の防水構造。 (4)テープ状本体と山部とが軟質の防水シール材を用
いて一体に形成された実用新案登録請求の範囲第1項記
載の外壁ジヨイント部の防水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7522279U JPS5936570Y2 (ja) | 1979-06-02 | 1979-06-02 | 外壁ジヨイント部の防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7522279U JPS5936570Y2 (ja) | 1979-06-02 | 1979-06-02 | 外壁ジヨイント部の防水構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55174409U JPS55174409U (ja) | 1980-12-15 |
JPS5936570Y2 true JPS5936570Y2 (ja) | 1984-10-08 |
Family
ID=29308769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7522279U Expired JPS5936570Y2 (ja) | 1979-06-02 | 1979-06-02 | 外壁ジヨイント部の防水構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5936570Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58167109U (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-08 | 松下電工株式会社 | 建築部材の防水接合構造 |
-
1979
- 1979-06-02 JP JP7522279U patent/JPS5936570Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55174409U (ja) | 1980-12-15 |
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