JPH05116805A - 用紙搬送装置 - Google Patents

用紙搬送装置

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JPH05116805A
JPH05116805A JP3308296A JP30829691A JPH05116805A JP H05116805 A JPH05116805 A JP H05116805A JP 3308296 A JP3308296 A JP 3308296A JP 30829691 A JP30829691 A JP 30829691A JP H05116805 A JPH05116805 A JP H05116805A
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JP
Japan
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sheet
pair
roller
conveying
rollers
Prior art date
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Application number
JP3308296A
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English (en)
Inventor
Takahiro Shinga
崇浩 信賀
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で用紙検知を行うことができ、か
つ、用紙の斜め送り補正を精度よく行うことができる用
紙搬送装置を提供する。 【構成】 導電物質で構成される駆動コロ1aおよび従
動コロ1b間に用紙27が挟持されると、両者か絶縁状
態になるので用紙27が検知される。また、複数の搬送
コロ対14の用紙検知の時間差から斜め送りが検知さ
れ、搬送コロ対14を制御することで斜め送りの補正が
行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、フアクシミリ
等に適用される用紙搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機などの用紙搬送装置は、用紙の幅
方向の左右対称位置に駆動コロと従動コロからなる搬送
コロ対をそれぞれ設け、両搬送コロ対により用紙の両端
部を挟持して搬送するように構成されているのが一般的
である。
【0003】ところで、このような用紙搬送装置におい
て、用紙が正常に搬送されているか否かを検知するため
に、用紙搬送路の所定個所に、用紙の到達あるいは通過
を検知するための用紙検知センサを設けていた。
【0004】一方、用紙の斜め送り(斜行)が発生する
と、ジヤムの原因となつたり画像の転写不良が発生する
ため、従来より各種の斜め送り補正機構が提案されてい
る。一般的に用いられている斜め送り補正機構として
は、レジストローラに用紙先端を突き当てて、用紙の腰
を利用して斜め送り補正を行い、所定のタイミングの
後、搬送を開始するもの、あるいは、特開昭62−21
5449号公報、特開平1−317938号公報に示さ
れるように、搬送コロ対による搬送状態を用紙の幅方向
左右で変化させるものなどが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の用紙搬送装置は用紙検知センサを設けていたので、コ
スト高になる欠点があつた。
【0006】また、斜め送り補正機構のうち前者におい
ては、紙の種類や、湿度等の環境に影響されやすく、斜
め送り補正が必ずしも確実にできないという欠点があつ
た。また、後者においては、一般に斜め送り検知部と斜
め送り補正部(搬送コロ対)は分けて配置されているた
めに、両者の間で生じる斜め送りや用紙のたるみ等に起
因する誤差は防ぎようがなかつた。
【0007】本発明はこのような背景に基づいてなされ
たものであり、上記従来技術の欠点を解消し、簡単な構
成で用紙検知を行うことができ、かつ、用紙の斜め送り
補正を精度よく行うことができる用紙搬送装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、駆動コロお
よび従動コロよりなる搬送コロ対により用紙を挟持して
搬送する用紙搬送装置において、前記搬送コロ対が用紙
未搬送時に導電状態となるように、前記駆動コロおよび
従動コロをそれぞれ導電物質で構成した第1の手段によ
り達成される。
【0009】また、上記目的は、第1の手段において、
前記搬送コロ対を用紙搬送方向と直角方向に平行に複数
組設け、用紙の通紙により各搬送コロ対が絶縁状態にな
る時間差から用紙の斜行を検知する斜行検知手段を備え
た第2の手段により達成される。
【0010】
【作用】第1の手段においては、導電物質で構成される
駆動コロおよび従動コロ間に用紙が挟持されると、両者
が電気的に絶縁状態になるので、このことを利用して用
紙が検知される。
【0011】第2の手段においては、用紙が斜め送りさ
れた場合、用紙の幅方向の左右対称位置に配置された搬
送コロ対が、用紙の存在によつて絶縁状態になるのに時
間的に差が生じるので、これを利用して、この時間差か
ら斜め送りおよびその度合が検知される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0013】図1はコロの斜視図であり、コロ1は中央
に軸受穴2を設け、絶縁部材で構成されるコロ本体3の
外周に導電部材4を被覆して構成されている。
【0014】図2は用紙搬送装置の正面図、図3は同側
面図である。
【0015】1対の駆動コロ1aはそれぞれクラツチ5
に接続されており、クラツチ5内部に同軸上に接続され
た上側スライドパイプ6を介して、上側スライド軸7上
を自由に回転、スライドができるようになつている。下
側スライドパイプ8は下側スライド軸9にて支持されて
いるが、上側スライドパイプ6と異なり、スライドのみ
自由にできるようになつている。中継ギヤ10は下側ス
ライドパイプ8に接続され、下側スライド軸9より伝達
される回転をクラツチ5に伝達する。また、下側スライ
ドパイプ8、クラツチ5および従動コロ1bは、それぞ
れブラケツト11により一体に連結され、ブラケツト1
1に取り付けられたラツク12とピニオン13により左
右連動するようになつている。そして、手動またはモー
タにより図示されていない用紙サイズ検知センサにより
得られた用紙サイズに応じた所定の位置に、上記駆動コ
ロ1aおよび従動コロ1bよりなる搬送コロ対14を移
動させる。
【0016】なお、ここでの所定の位置とは、本実施例
における斜め送り補正装置において、最も斜め送り補正
効果が発揮される位置であり、左右用紙端より10〜1
5mm内側を示す。
【0017】図1において、15は従動コロ軸、16は
側板、17,18は下側スライド軸9に駆動力を伝達す
る動力伝達ギヤである。
【0018】図2において、20は用紙検知装置、2
1,22はコロ1の外周部の導電部材4に接触する電
極、23,24はこの電極21,22と用紙検知装置2
0を接続する導線、25,26は搬送コロ対14のニツ
プ部近傍を切り欠いた搬送ガイド板、27はこの搬送ガ
イド板25,26に案内されて搬送コロ対14に挟持搬
送される用紙である。
【0019】前述したように、コロ1の表面には導電部
材4が設けてあるので、用紙27が駆動コロ1aと従動
コロ1b間に挟持されていない場合、導線23,24間
が導電可能状態であり、用紙27が両コロ1a,1b間
に挟持された場合、導線23,24間が絶縁状態となる
ことを用紙検知装置20にて検知することにより、用紙
検知が可能となる。なお、用紙検知装置20は搬送コロ
対14に対応した数だけ設けてあり、各搬送コロ対14
の導通、非導通状態を個別に検知するようになつてい
る。
【0020】次にこの用紙検知装置20を利用して用紙
27の斜め送り検知およびその補正を行う方法を説明す
る。
【0021】図4はその制御フローチヤート、図5ない
し図8は斜め送り補正時の用紙の各状態を示す説明図で
ある。
【0022】まず用紙27の搬送が開始されると、用紙
サイズ検知センサにより得られたサイズ信号が入力され
(S1)、2組の搬送コロ対14a,14bが図5に示
すように所定の位置に移動する(S2)。
【0023】ここで、用紙27が左側が前方になるよう
に斜め送りされた場合、まず左側の搬送コロ対14aに
用紙27の左端部が挟持されることで、導線23,24
間が絶縁状態になつたことが、対応する用紙検知装置2
0によつて検知される(S3)。この場合、図示しない
制御手段により左側のクラツチ5をオフさせることによ
り(S4)、左側の搬送コロ対14aが停止し、従つて
用紙27も左先端部を搬送コロ対14aに挟持された状
態で停止する。
【0024】一方、用紙27は搬送路上流側より別の搬
送コロ群28により搬送されており、結果として用紙2
7は図6に示すように、左先端を中心に実線の矢印A方
向に回転し、斜め送りが補正される。そして右側の搬送
コロ対14bに用紙27が挟持されたことが前述と同様
に用紙検知装置20によつて検知されたら(S5で
Y)、左側のクラツチ5をオンさせると(S6)、図8
に示すように用紙27は再び搬送を再開される。
【0025】用紙27の右側が前方になる斜め送りが発
生した時は(S7でY)、逆に右側のクラツチ5をオフ
して(S8)右側の搬送コロ対14bを停止させ、前述
と同様に、図7に示すように用紙27を右先端を中心に
矢印B方向に回転させ、斜め送りを補正した後、左側の
搬送コロ対14aに用紙27の左側端部が挟持された時
点で(S9でY)、右側のクラツチ5をオンして(S1
0)、前述と同様に用紙27の搬送を再開させる。
【0026】なお、本実施例においては搬送コロ対14
の駆動源を1個としているが、複数でもよい。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、搬送コロ
対に用紙検知機能を持たせたので、用紙検知用のセンサ
を別途設ける必要がなく、コスト低減を図ることができ
る。
【0028】請求項2記載の発明によれば、複数の搬送
コロ対のみで斜行検知を行うことができ、また、各搬送
コロ対に用紙先端を挟持した状態で用紙の斜行検知が行
われるため、用紙先端のカールによる用紙先端の検知タ
イミングに誤差が生じることがない。
【0029】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の効果に加え、1つの搬送コロ対を動力伝達手段を介
して回転数制御することで用紙の斜行を補正することが
でき、全体として搬送コロ対により斜行検知およびその
補正を同時に行つているので、斜行検知部と補正部が別
々に配置されているものに比して精度のよい斜行補正を
行うことができる。
【0030】請求項4および5記載の発明によれば、用
紙の幅方向の左右対称位置に設けられた複数の搬送コロ
対を同時に制御することで上記と同様の効果を奏する。
【0031】請求項6記載の発明によれば、各搬送コロ
対を用紙サイズに応じて用紙の幅方向に移動させるよう
にしたから、用紙サイズごとに最も効果のある位置、即
ち、用紙の幅の両端付近において正確な斜行補正を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に適用される用紙搬送用のコロの斜視図
である。
【図2】本発明の実施例に係る用紙搬送装置の正面図で
ある。
【図3】本発明の実施例に係る用紙搬送装置の側面図で
ある。
【図4】本発明の実施例に係る用紙斜行検知およびその
補正方法の制御フローチヤートである。
【図5】斜行補正時の用紙の各状態を示す説明図であ
る。
【図6】斜行補正時の用紙の各状態を示す説明図であ
る。
【図7】斜行補正時の用紙の各状態を示す説明図であ
る。
【図8】斜行補正時の用紙の各状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1a 駆動コロ 1b 従動コロ 4 導電部材 5 クラツチ 6 上側スライドパイプ 7 上側スライド軸 8 下側スライドパイプ 9 下側スライド軸 10 中継ギヤ 14 搬送コロ対 17,18 動力伝達ギヤ 20 用紙検知装置 27 用紙

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動コロおよび従動コロよりなる搬送コ
    ロ対により用紙を挟持して搬送する用紙搬送装置におい
    て、前記搬送コロ対が用紙未搬送時に導電状態となるよ
    うに、前記駆動コロおよび従動コロをそれぞれ導電物質
    で構成したことを特徴とする用紙搬送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記搬送コロ対
    を用紙搬送方向と直角方向に平行に複数組設け、用紙の
    通紙により各搬送コロ対が絶縁状態になる時間差から用
    紙の斜行を検知する斜行検知手段を備えたことを特徴と
    する用紙搬送装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載において、少なくとも1つ
    の前記搬送コロ対に、装置本体の紙送り機構とは独立に
    前記駆動コロの回転数を変化させることができる動力伝
    達手段を設け、この搬送コロ対を制御することで用紙の
    斜行を補正することを特徴とする用紙搬送装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載において、少なくとも2つ
    の前記搬送コロ対に、装置本体の紙送り機構とは独立に
    前記駆動コロの回転数を変化させることができる動力伝
    達手段を設け、前記斜行検知手段により検知された用紙
    の斜行の程度に応じて遅れ側の前記搬送コロ対の回転数
    を所定時間制御し、あるいは進み側の前記搬送コロ対の
    回転数を所定時間制御することを特徴とする用紙搬送装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載において、前記斜行検知手
    段により先に用紙先端を検知された側の前記搬送コロ対
    の駆動を停止し、かつ、他方の用紙先端が他方の前記搬
    送コロ対に到達した時点で再び駆動させるよう制御する
    ことを特徴とする用紙搬送装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載において、前記搬
    送コロ対を、搬送される用紙サイズに応じて軸方向の所
    定の位置に移動可能に設けたことを特徴とする用紙搬送
    装置。
JP3308296A 1991-10-29 1991-10-29 用紙搬送装置 Pending JPH05116805A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1053355A (ja) * 1996-08-12 1998-02-24 Nec Niigata Ltd スキュー補正装置
EP1279632A1 (en) * 2001-07-27 2003-01-29 Xerox Corporation Printer sheet lateral registration and deskewing system
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JP2012503580A (ja) * 2008-09-24 2012-02-09 イーストマン コダック カンパニー シートの位置合わせに対する装置及び方法

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