JPH05115432A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JPH05115432A
JPH05115432A JP3277873A JP27787391A JPH05115432A JP H05115432 A JPH05115432 A JP H05115432A JP 3277873 A JP3277873 A JP 3277873A JP 27787391 A JP27787391 A JP 27787391A JP H05115432 A JPH05115432 A JP H05115432A
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JP
Japan
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image
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trigger signal
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JP3277873A
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English (en)
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Hiroshi Ishii
広 石井
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 モニタ画面に表示されている観察画像から任
意画像領域を速やかに選択して容易に拡大表示すること
のできる内視鏡装置を提供する。 【構成】固体撮像素子9は、ドライバ11により出力さ
れるドライブ信号により、光電変換された信号をプリプ
ロセス回路12,A/Dコンバータ13,メモリ14,
第1の切り換えスイッチ21,D/Aコンバータ15,
ポストプロセス回路16を経て親画面17に観察画像を
表示する。また、第1トリガー信号が制御回路25に供
給されると、メモリ14に記憶されたデジタル信号は、
第1の切り換えスイッチ21を介して、拡大制御回路2
4に読み出される一方、前記制御回路25で設定したよ
うに画像領域の画像を順次モニタ5に表示する。さら
に、第2トリガー信号が制御回路25に供給されると、
そのときの画面が固定されて拡大表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モニタ画面に表示され
ている内視鏡観察画像のうち所定の画像領域を拡大表示
するようにした内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、体腔内に細長な挿入部を挿入する
ことにより、体腔内を観察したり、必要に応じ処置具チ
ャンネル内に挿通した処置具を用いて各種治療処置ので
きる内視鏡が広く利用されている。
【0003】前記内視鏡で観察部位をTVモニタに表示
する場合、ファイバースコープなどの光学式内視鏡で
は、内視鏡操作部に設けられている接眼部に固体撮像素
子などの撮像手段で観察像を映像信号に変換して出力す
る外付けTVカメラが装着されるようになっている。ま
た、挿入部の先端部に固体撮像素子などの撮像手段を設
けた電子内視鏡も使用されている。
【0004】上述の内視鏡は、光源装置、信号処理装
置、及び、表示用モニタ装置と組み合わせて内視鏡装置
として使用される。
【0005】従来の内視鏡装置は、内視鏡観察画像をモ
ニタ画面に表示したときに、観察部位をより詳しく観察
できるように観察部位を拡大表示することのできるもの
がある。
【0006】前記従来例では、内視鏡観察画像をモニタ
画面に表示させ、その一部を拡大する場合、拡大したい
部分をモニタ画面の中央に位置させる必要があった。こ
のため、内視鏡挿入部の先端部を移動させて観察部位を
モニタ画面の中央に位置するようにしなければならなか
った。
【0007】しかし、挿入部の先端部が体腔内で移動困
難となり、目的とする対象部位を表示画面の中央に移動
させることができないことがあった。
【0008】一方、特開平1−280438号公報によ
れば、信号処理装置に接続されているキーボード,マウ
ス,ライトペンなどを術者などが操作することによっ
て、モニタ画面に表示されている内視鏡観察画像から任
意の画像領域を指定して拡大表示することが可能な内視
鏡装置が示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平1−280438号公報の内視鏡装置では、術者が
内視鏡の先端部を目的観察部位に対して固定しながら、
モニタの観察画像を観察しているので、前記内視鏡を固
定した状態を維持して信号処理装置に接続されているキ
ーボード等を操作して任意画像領域を指定して拡大表示
させることは術者一人では困難となるので助手等を必要
としていた。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、モニタ画面に表示される観察画像を観察していると
き、術者が拡大表示したい画像領域を容易に、且つ速や
かに選択することができるようにした内視鏡装置を提供
することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による内視鏡装置は、内視鏡観察画像をモニタ画
面に表示する内視鏡装置であって、前記モニタ画面に表
示する内視鏡観察画像を記憶するメモリと、前記メモリ
に記憶される観察画像を拡大表示したい領域毎に複数域
に設定すると共に、この設定された各観察画像領域を順
次モニタ画面に表示する制御手段と、前記制御手段によ
り設定された観察画像領域を拡大する画像拡大手段と、
前記メモリに記憶される観察画像を拡大表示したい領域
毎にモニタに順次表示するようトリガー信号を前記制御
手段に供給する第1のトリガ信号発生手段と、前記モニ
タ画面に表示された各観察画像領域のうち一つの領域を
選択して固定し、拡大表示するよう前記制御手段にトリ
ガー信号を供給する第2のトリガー信号発生手段とを備
えている。
【0012】
【作 用】この構成で、術者は、モニタ画面に表示され
ている観察画像のうち所望の画像領域の拡大画像を表示
したいときには、第1のトリガー信号を発生させ予め設
定された複数の領域毎モニタ画像に順次表示する。次
に、前記表示された画像領域の中から選択画像領域が決
定したときには、第2のトリガー信号を発生させて選択
画像領域を固定して拡大しモニタに表示する。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0014】図1ないし図3は本発明の第1実施例に係
り、図1は内視鏡と内視鏡装置の信号処理部の構成を示
すブロック図、図2はモニタ画面の画面配置を示す説明
図、図3は拡大表示領域を示す説明図である。
【0015】図1に示すように、内視鏡装置1は、電子
内視鏡2と、この電子内視鏡に照明光を供給する光源装
置3と、前記電子内視鏡2の信号処理をする信号処理部
4と、この信号処理部4から出力される映像信号を表示
するモニタ5とから構成されている。
【0016】前記電子内視鏡2は、細長の挿入部6を有
し、この挿入部6の内部には照明光を伝送するライトガ
イド7が挿通されている。前記ライトガイド7の入射端
を光源装置3に接続することにより、前記光源装置3か
らライトガイド7に照明光が供給されて、体腔内の被写
体を照明するようになっている。この照明光によって照
明された被写体は、挿入部6の先端部側に配設されてい
る対物レンズ8によって、その焦点面に配置された固体
撮像素子9に結像される。
【0017】前記固体撮像素子9は、ドライバ11によ
り出力されるドライブ信号により、光電変換された信号
電荷が読み出され、プリプロセス回路12に入力され映
像信号に変換処理される。この変換処理された映像信号
は、A/Dコンバータ13でデジタル信号に変換され
て、メモリ14に記憶される。前記メモリ14に記憶さ
れたデジタル信号は、このメモリ14から読み出される
信号を第1の切り換えスイッチ21,D/Aコンバータ
15を介してポストプロセス回路16に出力するように
なっている。そして、前記ポストプロセス回路16によ
ってガンマー補正や輪郭補正などを行いモニタ表示可能
な信号に処理して、モニタ5の親画面17に被写体の観
察画像を表示するようになっている。
【0018】前記プリプロセス回路12で変換処理され
た映像信号は、第2の切り換えスイッチ22を介して子
画面回路23に入力され、信号処理されてポストプロセ
ス回路16を経て図2のように配設されているモニタ5
の子画面18に観察画像を表示するようになっている。
【0019】さらに、前記メモリ14に記憶されたデジ
タル信号は、第1の切り換えスイッチ21を介して、拡
大制御回路24に読み出される一方、この拡大制御回路
24で信号処理された信号は、D/Aコンバータ15,
ポストプロセス回路16を経てモニタ5の親画面17に
表示されるようになっている。
【0020】また、前記信号処理部4には、制御回路2
5が設けられている。前記制御回路25は、ズームスイ
ッチ30からの第1トリガー信号31,第2トリガー信
号32,第3トリガー信号33を入力することによって
以下の制御をするようになっている。
【0021】まず、前記ズームスイッチ30の第1トリ
ガー信号発生部31から第1のトリガー信号が発生され
ると、制御回路25は、メモリ回路14に記憶されてい
る画像データを拡大制御回路24を通して親画面17に
表示できるように第1のスイッチ21を拡大制御回路2
4側に切り換え、親画面17上にそのとき表示されてい
た観察画像の一領域を拡大した部位を表示するようにな
っている。ここで、さらに第1のトリガー信号が供給さ
れ続けると前記制御回路25は、観察画像中拡大表示し
たい領域を予め複数域設定しているので、この複数域に
設定された各領域を前記メモリ回路14に記憶されてい
る画像データから順次拡大制御回路24を通して親画面
17に拡大表示するようになっている。
【0022】次に、前記ズームスイッチ30の第2トリ
ガー信号発生部32から第2のトリガー信号が発生され
ると、制御回路25は、第2の切り換えスイッチ22を
オン状態にすることにより、観察画像を子画面上に表示
すると共に、前記親画面17に拡大表示されていた領域
の画像を選択して固定し、拡大画像を親画面17上に表
示するようになっている。
【0023】さらに、前記ズームスイッチ30の第3ト
リガー信号発生部33から第3のトリガー信号が発生さ
れると、制御回路25は、拡大制御回路24側に切り換
わっていた第1の切り換えスイッチ21をD/Aコンバ
ータ側に切り換えると共に、第2の切り換えスイッチ2
2もオフ状態となり、親画面17上には初期状態の観察
画像が表示される。このとき、小画面18上には何も表
示されていない。
【0024】なお、前記ズームスイッチ30は、前記電
子内視鏡2の手元側に設けられている図示しない操作部
に配設された単一のスイッチであり、最初のスイッチ押
し込み操作による立ち上がりが第1のトリガー信号の発
生となり、この押し込み操作を解除したときの立ち上が
りが第2のトリガー信号発生となり、再びスイッチ押し
込み操作をしたときの立ち上がりを第3のトリガー信号
発生となるように構成されている。
【0025】上述のように構成されている内視鏡装置の
作用を説明する。図1に示すように、光源装置3からの
照明光は、体腔内の被写体を照明し、観察画像をモニタ
5の親画面17に表示するようになっている。術者は、
モニタ画面を通して被写体の観察画像を見ながら内視鏡
を操作し観察する。そして、術者が親画面17上の観察
画像のうち所望の画像領域の拡大観察像を見たくなった
ときには、操作部に設けられているズームスイッチ30
を押し込むと、第1トリガー信号発生部31から第1ト
リガー信号が制御部25に供給され、第1の切り換えス
イッチ21が拡大制御回路24側に切り換わり、まず、
観察画像の中央近傍の一領域を親画面17に拡大表示す
る。さらに、第1トリガー信号を供給し続けると、例え
ば、図3に示すように予め5つの領域にされている複数
領域をメモリ回路14から読み出すと共に、それぞれの
領域である領域A・B・C・D・Eを順次親画面17に
拡大して表示するようになっている。このときの画面の
切り換わり時間は予め設定されている。
【0026】術者は、この順次切り換わる画面を見なが
ら所望の画面を選択し、所望の画面が表示されたときに
操作部のズームスイッチ30の押しボタンから指をはな
せば良い。前記ズームスイッチ30から指を離すことに
より、第2トリガー信号発生部32から第2のトリガー
信号が発生して制御回路25に供給され、選択された画
像が親画面17上に拡大されて表示されると共に、第2
の切り換えスイッチがオン状態となり、子画面18上に
観察画像が表示される。従って術者は、観察画像の全体
と観察部位の拡大画面とを同時に観察することができ
る。
【0027】そして、再びズームスイッチ30を押し込
むことによって、第3トリガー信号発生部33から第3
のトリガー信号が発生して制御部25に供給され、画面
は初期状態に戻る。
【0028】このように、術者は、モニタの観察画像を
観察中に、この観察画像の拡大画像を見たくなったとき
に、操作部に設けられているズームスイッチ30を操作
することにより、自動的に拡大領域が順次切り換わって
表示されるので、速やかに拡大領域を選択することがで
きると共に、容易に拡大表示することができる。
【0029】そして、ズームスイッチ30は、操作部に
設けられている単一のスイッチなのでスイッチ操作時に
も、内視鏡操作性を損なうことがない。さらに、前記操
作部に設けられているズームスイッチ30をフットスイ
ッチにしても良い。
【0030】また、内視鏡先端部を移動させる手間や選
択画面を得るために助手を必要とするなどの煩わしさか
ら解放される。
【0031】なお、本実施例においては、画面を5領域
に設定しているが、領域をいくつに設定するようにして
も良い。
【0032】図4及び図5は第2実施例に係り、図4は
内視鏡装置の概略構成を示すブロック図、図5の(a)
は領域囲み枠の動きを説明する説明図、(b)は領域囲
み枠と子画面及び親画面の関係を示す説明図である。
【0033】図4に示すように、本実施例の内視鏡装置
の信号処理部には、第1実施例を示す図1の構成に加え
てスーパーインポーズ制御回路35が設けられている。
前記スーパーインポーズ制御回路35は、第1のトリガ
ー信号31が発生すると、図5の(a)に示すように、
親画面17上の観察画像に拡大画像の領域を示す囲み枠
36を重ね合わせて表示する。このとき、第1切り換え
スイッチ21はD/Aコンバータ15側に切り換わった
状態である。そして、さらに第1のトリガー信号を供給
し続けると、前記囲み枠36は、親画面17上の観察画
像上をあらかじめ設定したとおりに移動する。また、前
記領域囲み枠36が移動しているときに第2のトリガー
信号32を発生させると、前記第1切り換えスイッチ2
1はD/Aコンバータ側15から拡大制御回路24側に
切り換わり、親画面17には術者の選択した領域囲み枠
36内の画像領域が拡大して表示されるようになってい
る。さらに、子画面18には、観察画像領域の全体が表
示されると共に、この観察画像上にも囲み枠36が表示
されるようになっている。その他の構成は、第1実施例
と同様である。
【0034】上述のように構成された第2実施例の作用
を説明する。図4に示すように、図示しない光源装置か
らの照明光は、体腔内の被写体を照明し、観察画像をモ
ニタ5の親画面17に表示するようになっている。術者
は、この観察画像を見ながら観察を行っている。そし
て、術者が親画面17上の観察画像中所望画像領域の拡
大観察像を見たくなったときには、操作部に設けられて
いるズームスイッチ30を押し込むと、第1トリガー信
号が第1トリガー信号発生部31から制御回路25に供
給されて観察画像の、例えば、図5(a)の左上面に囲
み枠が表示される。さらに、第1トリガー信号が供給さ
れ続けると、制御回路25にあらかじめ設定された方向
に前記囲み枠36が間欠的に所定の時間毎に移動を開始
する。なお、前記囲み枠36の移動時間間隔は、予め設
定されている。
【0035】術者は、この移動する囲み枠36と観察画
像とを見ながら必要な拡大部位を選択するようになって
いる。そして、所望の領域に囲み枠36が移動したとき
に操作部のズームスイッチ30の押しボタンから指を離
して第2のトリガー信号を発生させと、第1の切り換え
スイッチ21が拡大制御回路24側に切り換わり、図5
(b)に示すように、所望の画像領域を親画面17上に
拡大表示すると共に、第2の切り換えスイッチがオン状
態となり子画面18上に観察画像の全体と拡大領域を示
す囲み枠36とが重なって表示されるようになってい
る。
【0036】上述のように、観察画像上に囲み枠36が
表示されることにより、拡大観察領域の選択を容易に行
うことができるばかりでなく、拡大観察領域の観察中に
も観察画像全体に対しての拡大観察領域の位置を容易に
把握することができる。
【0037】ところで、内視鏡の湾曲部は以下のように
構成することもできる。図6ないし図8は内視鏡の湾曲
部の構成例に係り、図6は内視鏡の挿入部の概略構成を
示す説明図、図7の(a)は内視鏡の先端部の構成を示
す説明図、(b)は(a)のZ−Z′断面図、図8は内
視鏡先端部の湾曲を示す説明図である。
【0038】図6に示すように内視鏡50の挿入部51
は、先端部52に硬性の先端構成部材53が設けられ、
前記先端部52に隣接する後方部分には湾曲自在な湾曲
部54が形成されている。前記湾曲部54は、互いに回
転自在に連結された複数の湾曲駒55、55...を配
置し、第1の湾曲部55aと第2の湾曲部55bの湾曲
部上部側は、蝶番56によって接続されており、下部は
通電することにより伸長する形状記憶合金57によって
接続されている。前記湾曲駒55の内周面には、上・下
・左・右方向に先端部52を指向させるための牽引・弛
緩手段としてのワイヤ58とこのワイヤ58を支持する
ためのワイヤ受け59が設けられている。なお、最先端
のワイヤ受け59aは、第2湾曲駒55bの先端部側に
設けられるようになっている。前記湾曲駒55の外周に
は、可撓性を有するゴム等の外被60が被覆されてい
る。前記外被60に覆われた湾曲駒55bから最後尾の
湾曲駒55までの外周は、ブレード61により被覆され
ている。
【0039】図7の(a),(b)に示すように、前記
電子内視鏡50の先端部52に配設されている硬性の先
端構成部材53には、前記形状記憶合金57及び第1湾
曲駒55aが接続されており、軸方向には撮像ユニット
用透孔70と2つの照明用透孔71及び処置具挿通用の
透孔72が形成されている。前記撮像ユニット用透孔7
0に嵌入される撮像ユニット73は、観察光学系74
と、この観察光学系74の結像位置に配設される固体撮
像素子75と、この固体撮像素子75に接続されると共
にIC76やコンデンサ77などの電子部品が実装され
ている基板78と、この基板78に接続される信号線7
9と、これらを封止する例えばエポキシ樹脂80,81
及びシリコン系樹脂82と、電気的にシールドするシー
ルドカバー部材83を全周に設けるのではなく下半分だ
けに設けてユニットとして構成している。
【0040】上述のように構成された内視鏡の湾曲部5
4の作用を説明する。図8に示すように、前記第1湾曲
駒55aと第2湾曲駒55bとを接続している形状記憶
合金57に通電すると、この形状記憶合金57は伸長す
る。前記形状記憶合金57が伸長すると蝶番56を中心
にして第1湾曲部55aが上方に湾曲しようとする。こ
のとき、第2湾曲駒55bまでを覆っているブレード6
1の先端側端部も先端部52湾曲のための支持部の役割
をすることにより、前記外皮60だけで覆われている第
1湾曲駒55aだけが湾曲する。
【0041】また、前述の第1湾曲駒55aと第2湾曲
駒55bとの湾曲を解除するときには、通電を停止すれ
ば、外皮60の弾性力によって先端部は元の状態に戻
る。
【0042】このように、第1湾曲駒55aと第2湾曲
駒55bとを蝶着すると共に、前記第1湾曲駒55aと
第2湾曲駒55bで形成された湾曲部54の先端だけを
形状記憶合金57で湾曲させることにより、従来よりも
上方向への湾曲が可能となっている。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、モ
ニタ画面に表示される観察画像を観察しているとき、術
者が拡大表示したい画像領域を容易に、且つ速やかに選
択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1ないし図3は本発明の第1実施例に係
り、図1は内視鏡と内視鏡装置の信号処理部の構成を示
すブロック図
【図2】 モニタ画面の画面配置を示す説明図
【図3】 拡大表示領域を示す説明図
【図4】 図4及び図5は第2実施例に係り、図4は内
視鏡装置の概略構成を示すブロック図
【図5】 (a)は領域囲み枠の動きを説明する説明図 (b)は領域囲み枠と子画面及び親画面の関係を示す説
明図
【図6】 図6ないし図8は内視鏡の湾曲部の構成例に
係り、図6は内視鏡の挿入部の概略構成を示す説明図
【図7】 (a)は内視鏡の先端部の構成を示す説明図 (b)は(a)のZ−Z′断面図
【図8】 内視鏡先端部の湾曲状態を示す説明図
【符号の説明】
1… 内視鏡装置 4… 信号処理部 14… メモリ 21… 第1切り換えスイッチ 22… 第2切り換えスイッチ 23… 子画面制御回路 24… 拡大制御回路 25… 制御回路 30… ズームスイッチ 31… 第1トリガー 32… 第2トリガー 33… 第3トリガー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年1月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】術者は、この移動する囲み枠36と観察画
像とを見ながら必要な拡大部位を選択するようになって
いる。そして、所望の領域に囲み枠36が移動したとき
に操作部のズームスイッチ30の押しボタンから指を離
して第2のトリガー信号が発生すると、第1の切り換え
スイッチ21が拡大制御回路24側に切り換わり、図5
(b)に示すように、所望の画像領域を親画面17上に
拡大表示すると共に、第2の切り換えスイッチがオン状
態となり子画面18上に観察画像の全体と拡大領域を示
す囲み枠36とが重なって表示されるようになってい
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡観察画像をモニタ画面に表示する
    内視鏡装置であって、 前記モニタ画面に表示する内視鏡観察画像を記憶するメ
    モリと、 前記メモリに記憶される観察画像を拡大表示したい領域
    毎に複数域に設定すると共に、この設定された各観察画
    像領域を順次モニタ画面に表示する制御手段と、 前記制御手段により設定された観察画像領域を拡大する
    画像拡大手段と、 前記メモリに記憶される観察画像を拡大表示したい領域
    毎にモニタに順次表示するようトリガー信号を前記制御
    手段に供給する第1のトリガ信号発生手段と、 前記モニタ画面に表示された各観察画像領域のうち一つ
    の領域を選択して固定し、拡大表示するよう前記制御手
    段にトリガー信号を供給する第2のトリガー信号発生手
    段と、 を備えたことを特徴とする内視鏡装置。
JP3277873A 1991-10-24 1991-10-24 内視鏡装置 Withdrawn JPH05115432A (ja)

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Cited By (8)

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