JP2002136474A - 内視鏡 - Google Patents
内視鏡Info
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- JP2002136474A JP2002136474A JP2000336377A JP2000336377A JP2002136474A JP 2002136474 A JP2002136474 A JP 2002136474A JP 2000336377 A JP2000336377 A JP 2000336377A JP 2000336377 A JP2000336377 A JP 2000336377A JP 2002136474 A JP2002136474 A JP 2002136474A
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- Japan
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- endoscope
- distal end
- image
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 病変部と挿入部先端とを近接した状態で処置
具の視野確保がし易く、処置性能を向上可能な内視鏡を
実現する。 【解決手段】 内視鏡2は、処置具挿通用チャンネル2
4を挿通配設した挿入部11の先端部15に、視野範囲
26b内の被写体像を取り込む対物レンズユニット22
を有して構成されている。前記挿入部11の先端部15
に形成した前記処置具挿通用チャンネル24の開口部2
4aの中心軸を、前記視野範囲26bの視野角φが最大
となる方向に配置した。
具の視野確保がし易く、処置性能を向上可能な内視鏡を
実現する。 【解決手段】 内視鏡2は、処置具挿通用チャンネル2
4を挿通配設した挿入部11の先端部15に、視野範囲
26b内の被写体像を取り込む対物レンズユニット22
を有して構成されている。前記挿入部11の先端部15
に形成した前記処置具挿通用チャンネル24の開口部2
4aの中心軸を、前記視野範囲26bの視野角φが最大
となる方向に配置した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡、特に処置
具挿通用チャンネルを挿通配設した挿入部の先端部に、
視野範囲内の被写体像を取り込む対物光学系を有する内
視鏡に関する。
具挿通用チャンネルを挿通配設した挿入部の先端部に、
視野範囲内の被写体像を取り込む対物光学系を有する内
視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、内視鏡は、広く用いられている。
内視鏡は、細長な挿入部の先端部内に対物光学系を配設
している。このような内視鏡は、前記対物光学系で取り
込んだ被写体像を内蔵した撮像装置又は外付けテレビカ
メラ等の撮像装置の撮像面に結像させて撮像し、撮像信
号を得ている。前記撮像装置で得た撮像信号は、内視鏡
外部に設置した画像処理装置に伝達され、この画像処理
装置で画像信号に変換されてモニタ等の表示装置に内視
鏡画像が表示されるようになっている。
内視鏡は、細長な挿入部の先端部内に対物光学系を配設
している。このような内視鏡は、前記対物光学系で取り
込んだ被写体像を内蔵した撮像装置又は外付けテレビカ
メラ等の撮像装置の撮像面に結像させて撮像し、撮像信
号を得ている。前記撮像装置で得た撮像信号は、内視鏡
外部に設置した画像処理装置に伝達され、この画像処理
装置で画像信号に変換されてモニタ等の表示装置に内視
鏡画像が表示されるようになっている。
【0003】また、内視鏡は、鉗子等の内視鏡処置具が
挿通可能な処置具挿通用チャンネルを挿入部に挿通配設
している。例えば、このような内視鏡は、特公平8−8
9474号公報に記載されているように内視鏡先端部に
処置具挿通用チャンネルや送気送水用ノズルが設けられ
ているものが提案されている。
挿通可能な処置具挿通用チャンネルを挿入部に挿通配設
している。例えば、このような内視鏡は、特公平8−8
9474号公報に記載されているように内視鏡先端部に
処置具挿通用チャンネルや送気送水用ノズルが設けられ
ているものが提案されている。
【0004】上記内視鏡は、前記対物光学系である対物
レンズの中心及び前記送気送水用ノズル中心を結ぶ線
と、前記対物レンズの中心及び処置具挿通用チャンネル
の開口部の中心を結ぶ線とで挟まれた角を略直角、又は
鈍角になるように配置されている。このような内視鏡
は、内視鏡下で病変部の処置をする場合は、処置具を視
野範囲に確保する必要がある。この場合、ある一定以
上、処置具は内視鏡先端より出す必要がある。
レンズの中心及び前記送気送水用ノズル中心を結ぶ線
と、前記対物レンズの中心及び処置具挿通用チャンネル
の開口部の中心を結ぶ線とで挟まれた角を略直角、又は
鈍角になるように配置されている。このような内視鏡
は、内視鏡下で病変部の処置をする場合は、処置具を視
野範囲に確保する必要がある。この場合、ある一定以
上、処置具は内視鏡先端より出す必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
公平8−89474号公報に記載の内視鏡は、内視鏡下
で病変部の処置をする場合に、処置具を視野範囲に確保
するために病変部と挿入部先端とを一定以上離す必要が
あり、処置しづらいという不都合を生じていた。
公平8−89474号公報に記載の内視鏡は、内視鏡下
で病変部の処置をする場合に、処置具を視野範囲に確保
するために病変部と挿入部先端とを一定以上離す必要が
あり、処置しづらいという不都合を生じていた。
【0006】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
ものであり、病変部と挿入部先端とを近接した状態で処
置具の視野確保がし易く、処置性能を向上可能な内視鏡
を提供することを目的とする。
ものであり、病変部と挿入部先端とを近接した状態で処
置具の視野確保がし易く、処置性能を向上可能な内視鏡
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の請求項1は、処置具挿通用チャンネルを挿
通配設した挿入部の先端部に、視野範囲内の被写体像を
取り込む対物光学系を有する内視鏡において、前記挿入
部の先端部に形成した前記処置具挿通用チャンネルの先
端開口の中心軸を、前記視野範囲の視野角が最大となる
方向に配置したことを特徴としている。また、本発明の
請求項2は、処置具挿通用チャンネルを挿通配設した挿
入部の先端部に、視野範囲内の被写体像を取り込む対物
光学系を有する内視鏡において、前記挿入部の先端部に
形成した前記処置具挿通用チャンネルの先端開口の中心
軸を、前記視野範囲の視野角が最大となる方向に配置
し、前記対物光学系で取り込んだ被写体像を撮像装置で
撮像し、内視鏡画像を表示可能な表示装置の表示画像エ
リアの中心及びこの表示画像エリアの対角を結んだ直線
と、前記表示画像エリアの水平線とでなす角に対して、
前記対物光学系の中心及び前記処置具挿通用チャンネル
の先端開口の中心を結んだ直線と、前記対物光学系の中
心を有する面の水平線とでなす角を略同じ角度となるよ
うに、前記処置具挿通用チャンネルの先端開口の中心軸
を配置したことを特徴としている。 ◎また、本発明の
請求項3は、請求項2に記載の内視鏡において、前記対
物光学系の中心及び前記処置具挿通用チャンネルの先端
開口の中心を結んだ直線と、前記対物光学系の中心を有
する面の水平線とでなす角を、略30°から53°の範
囲となるように前記処置具挿通用チャンネルの先端開口
の中心軸を配置したことを特徴としている。この構成に
より、病変部と挿入部先端とを近接した状態で処置具の
視野確保がし易く、処置性能を向上可能な内視鏡を実現
する。
め、本発明の請求項1は、処置具挿通用チャンネルを挿
通配設した挿入部の先端部に、視野範囲内の被写体像を
取り込む対物光学系を有する内視鏡において、前記挿入
部の先端部に形成した前記処置具挿通用チャンネルの先
端開口の中心軸を、前記視野範囲の視野角が最大となる
方向に配置したことを特徴としている。また、本発明の
請求項2は、処置具挿通用チャンネルを挿通配設した挿
入部の先端部に、視野範囲内の被写体像を取り込む対物
光学系を有する内視鏡において、前記挿入部の先端部に
形成した前記処置具挿通用チャンネルの先端開口の中心
軸を、前記視野範囲の視野角が最大となる方向に配置
し、前記対物光学系で取り込んだ被写体像を撮像装置で
撮像し、内視鏡画像を表示可能な表示装置の表示画像エ
リアの中心及びこの表示画像エリアの対角を結んだ直線
と、前記表示画像エリアの水平線とでなす角に対して、
前記対物光学系の中心及び前記処置具挿通用チャンネル
の先端開口の中心を結んだ直線と、前記対物光学系の中
心を有する面の水平線とでなす角を略同じ角度となるよ
うに、前記処置具挿通用チャンネルの先端開口の中心軸
を配置したことを特徴としている。 ◎また、本発明の
請求項3は、請求項2に記載の内視鏡において、前記対
物光学系の中心及び前記処置具挿通用チャンネルの先端
開口の中心を結んだ直線と、前記対物光学系の中心を有
する面の水平線とでなす角を、略30°から53°の範
囲となるように前記処置具挿通用チャンネルの先端開口
の中心軸を配置したことを特徴としている。この構成に
より、病変部と挿入部先端とを近接した状態で処置具の
視野確保がし易く、処置性能を向上可能な内視鏡を実現
する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図14は本発明の第1
の実施の形態に係り、図1は本発明の第1の実施の形態
を備えた内視鏡装置の全体構成を示す説明図、図2は本
発明の第1の実施の形態の内視鏡の挿入部先端部を示す
断面図、図3は図2の挿入部先端部の先端側外観図、図
4は図2の先端レンズ群の第1レンズ付近の拡大図、図
5は図2の固体撮像素子及びこの固体撮像素子から延出
するTABテープの展開図、図6は図2のB−B断面
図、図7は図2の撮像ユニットの変形例、図8は図2の
撮像ユニットの他の変形例、図9は図8のTABテープ
の展開図、図10は図9とは異なるTABテープの展開
図、図11は図2の撮像ユニットの更なる変形例、図1
2は図11の封止テープを示す外形図、図13は図12
の封止テープをプリズムに通している際の説明図、図1
4は図11のH−H断面図である。
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図14は本発明の第1
の実施の形態に係り、図1は本発明の第1の実施の形態
を備えた内視鏡装置の全体構成を示す説明図、図2は本
発明の第1の実施の形態の内視鏡の挿入部先端部を示す
断面図、図3は図2の挿入部先端部の先端側外観図、図
4は図2の先端レンズ群の第1レンズ付近の拡大図、図
5は図2の固体撮像素子及びこの固体撮像素子から延出
するTABテープの展開図、図6は図2のB−B断面
図、図7は図2の撮像ユニットの変形例、図8は図2の
撮像ユニットの他の変形例、図9は図8のTABテープ
の展開図、図10は図9とは異なるTABテープの展開
図、図11は図2の撮像ユニットの更なる変形例、図1
2は図11の封止テープを示す外形図、図13は図12
の封止テープをプリズムに通している際の説明図、図1
4は図11のH−H断面図である。
【0009】図1に示すように本実施の形態を備えた内
視鏡装置1は、撮像装置として後述のCCD等の固体撮
像素子を有する電子内視鏡(単に内視鏡)2と、この内
視鏡2へ照明光を供給する光源装置3と、前記内視鏡2
の制御及び内視鏡2で得た画像信号に対して信号処理を
行うビデオプロセッサ4と、このビデオプロセッサ4か
ら出力される映像信号を受けて内視鏡画像を表示するモ
ニタ5とで主に構成されている。
視鏡装置1は、撮像装置として後述のCCD等の固体撮
像素子を有する電子内視鏡(単に内視鏡)2と、この内
視鏡2へ照明光を供給する光源装置3と、前記内視鏡2
の制御及び内視鏡2で得た画像信号に対して信号処理を
行うビデオプロセッサ4と、このビデオプロセッサ4か
ら出力される映像信号を受けて内視鏡画像を表示するモ
ニタ5とで主に構成されている。
【0010】前記内視鏡2は、細長な挿入部11及びこ
の挿入部11の基端側に操作部12を備え、この操作部
12の側部より図示しない照明光伝達手段などを内挿し
たユニバーサルコード13を延出して構成されている。
前記内視鏡2は、このユニバーサルコード13の端部に
設けたライトガイドコネクタ13aを介して前記光源装
置3と着脱自在に接続されるようになっており、このラ
イトガイドコネクタ13aの側部より延出する信号ケー
ブル14の端部に設けた電気コネクタ14aを介して前
記ビデオプロセッサ4と着脱自在に接続されるようにな
っている。尚、前記ビデオプロセッサ4は、図示しない
VTRデッキ、ビデオプリンタ、ビデオディスク等の周
辺機器が接続可能である。
の挿入部11の基端側に操作部12を備え、この操作部
12の側部より図示しない照明光伝達手段などを内挿し
たユニバーサルコード13を延出して構成されている。
前記内視鏡2は、このユニバーサルコード13の端部に
設けたライトガイドコネクタ13aを介して前記光源装
置3と着脱自在に接続されるようになっており、このラ
イトガイドコネクタ13aの側部より延出する信号ケー
ブル14の端部に設けた電気コネクタ14aを介して前
記ビデオプロセッサ4と着脱自在に接続されるようにな
っている。尚、前記ビデオプロセッサ4は、図示しない
VTRデッキ、ビデオプリンタ、ビデオディスク等の周
辺機器が接続可能である。
【0011】前記挿入部11は、先端に設けられた先端
部15と、この先端部15の基端側に設けられた湾曲自
在の湾曲部16と、この湾曲部16の基端側に設けられ
た長尺で可撓性を有する可撓管部17とから構成されて
いる。前記操作部12は、この後方側に図示しない湾曲
操作レバーが設けられており、この湾曲操作レバーを回
動操作することにより前記湾曲部16を湾曲することが
できるようになっている。また、前記操作部12は、こ
の前端付近に生検鉗子やレーザープローブ等の処置具1
8を挿入する処置具挿入口19が設けられており、処置
具18を挿入することで、その内部に配設された後述の
処置具挿通用チャンネルを経て処置具18の先端側を突
出させることができ、患部組織を採取する生検等を行う
ことができる。
部15と、この先端部15の基端側に設けられた湾曲自
在の湾曲部16と、この湾曲部16の基端側に設けられ
た長尺で可撓性を有する可撓管部17とから構成されて
いる。前記操作部12は、この後方側に図示しない湾曲
操作レバーが設けられており、この湾曲操作レバーを回
動操作することにより前記湾曲部16を湾曲することが
できるようになっている。また、前記操作部12は、こ
の前端付近に生検鉗子やレーザープローブ等の処置具1
8を挿入する処置具挿入口19が設けられており、処置
具18を挿入することで、その内部に配設された後述の
処置具挿通用チャンネルを経て処置具18の先端側を突
出させることができ、患部組織を採取する生検等を行う
ことができる。
【0012】図2に示すように前記先端部15は、透孔
が形成された略円柱状の先端部本体21に各種内蔵物を
固定している。この先端部本体21には、送気送水チャ
ンネルや図示しない照明光伝達手段で伝達される照明光
を必要な角度に広げる照明光学系(図3参照)と、この
照明光学系からの照明光で照明された被写体像を取り込
む対物レンズユニット22と、この対物レンズユニット
22を介して被写体を撮像する撮像ユニット23が配設
されている。また、先端部本体21には、前記処置具挿
入口19から処置具を挿通する処置具挿通用チャンネル
24が配設されている。この処置具挿通用チャンネル2
4は、前記先端部本体21に嵌合している先端カバー2
1aに開口部24aを形成している。尚、符号24b
は、処置具挿通用チャンネル24と連通するチャンネル
チューブである。
が形成された略円柱状の先端部本体21に各種内蔵物を
固定している。この先端部本体21には、送気送水チャ
ンネルや図示しない照明光伝達手段で伝達される照明光
を必要な角度に広げる照明光学系(図3参照)と、この
照明光学系からの照明光で照明された被写体像を取り込
む対物レンズユニット22と、この対物レンズユニット
22を介して被写体を撮像する撮像ユニット23が配設
されている。また、先端部本体21には、前記処置具挿
入口19から処置具を挿通する処置具挿通用チャンネル
24が配設されている。この処置具挿通用チャンネル2
4は、前記先端部本体21に嵌合している先端カバー2
1aに開口部24aを形成している。尚、符号24b
は、処置具挿通用チャンネル24と連通するチャンネル
チューブである。
【0013】本実施の形態では、前記処置具挿通用チャ
ンネル24の開口部24aの中心軸を、前記対物レンズ
ユニット22で取り込まれる視野範囲内の視野角が最大
となる方向に配置するように構成する。先ず、対物レン
ズユニット22及び撮像ユニット23について説明す
る。前記対物レンズユニット22は、先端側の対物レン
ズ枠25に組み付けた先端レンズ群26と、前記対物レ
ンズ枠25の後端側を嵌合しているレンズホルダ27に
組み付けた後端レンズ群28とで構成されている。
ンネル24の開口部24aの中心軸を、前記対物レンズ
ユニット22で取り込まれる視野範囲内の視野角が最大
となる方向に配置するように構成する。先ず、対物レン
ズユニット22及び撮像ユニット23について説明す
る。前記対物レンズユニット22は、先端側の対物レン
ズ枠25に組み付けた先端レンズ群26と、前記対物レ
ンズ枠25の後端側を嵌合しているレンズホルダ27に
組み付けた後端レンズ群28とで構成されている。
【0014】前記対物レンズユニット22は、前記先端
レンズ群26と、後端レンズ群28との相対距離を調整
することでピント調整が可能となっている。尚、前記対
物レンズ枠25は、前記先端カバー21a及び前記先端
部本体21の透孔に固定されており、前記先端レンズ群
26の第1レンズ26aが前記先端カバー21aに露出
している。前記後端レンズ群28の後端側には、撮像ユ
ニット23を構成しているプリズム31が接着固定され
ている。このプリズム31の略垂直方向には、受光面3
2を向けて固体撮像素子33が固着されている。
レンズ群26と、後端レンズ群28との相対距離を調整
することでピント調整が可能となっている。尚、前記対
物レンズ枠25は、前記先端カバー21a及び前記先端
部本体21の透孔に固定されており、前記先端レンズ群
26の第1レンズ26aが前記先端カバー21aに露出
している。前記後端レンズ群28の後端側には、撮像ユ
ニット23を構成しているプリズム31が接着固定され
ている。このプリズム31の略垂直方向には、受光面3
2を向けて固体撮像素子33が固着されている。
【0015】前記固体撮像素子33の電極33aは、電
子部品34を搭載したTABテープ35に接続されてい
る。このTABテープ35は、前記プリズム31の上部
デッドスペースを利用してプリズム31の後端側へ延出
され、後述のランド35aに信号ケーブル36aが接続
されている。一方、前記固体撮像素子33の電極33b
は、TABテープ37に接続されている。このTABテ
ープ37は、折り曲げられてランド37aに信号ケーブ
ル36bが接続されている。
子部品34を搭載したTABテープ35に接続されてい
る。このTABテープ35は、前記プリズム31の上部
デッドスペースを利用してプリズム31の後端側へ延出
され、後述のランド35aに信号ケーブル36aが接続
されている。一方、前記固体撮像素子33の電極33b
は、TABテープ37に接続されている。このTABテ
ープ37は、折り曲げられてランド37aに信号ケーブ
ル36bが接続されている。
【0016】尚、前記レンズホルダ27は、前記固体撮
像素子33の電極33bとTABテープ35とがバンプ
接続される位置に切り欠き部27aを形成している。こ
れにより、前記レンズホルダ27と前記固体撮像素子3
3とが挿入部長手軸方向に重なっている部分に対してレ
ンズホルダ27を切り欠くことで、固体撮像素子33と
TABテープ37との接続部分がレンズホルダ27に干
渉しない。よって、固体撮像素子33を対物レンズユニ
ット22の光軸中心側に寄せることが可能となる。従っ
て、撮像装置を小型化でき、挿入部の細径化が可能とな
る。
像素子33の電極33bとTABテープ35とがバンプ
接続される位置に切り欠き部27aを形成している。こ
れにより、前記レンズホルダ27と前記固体撮像素子3
3とが挿入部長手軸方向に重なっている部分に対してレ
ンズホルダ27を切り欠くことで、固体撮像素子33と
TABテープ37との接続部分がレンズホルダ27に干
渉しない。よって、固体撮像素子33を対物レンズユニ
ット22の光軸中心側に寄せることが可能となる。従っ
て、撮像装置を小型化でき、挿入部の細径化が可能とな
る。
【0017】視野範囲26bから取り込まれる被写体像
は、前記対物レンズユニット22により集光され、前記
プリズム31により光軸が略垂直に曲げられる。そし
て、被写体像は、挿入部長手方向と平行に置かれた固体
撮像素子33の受光面32に結像され、固体撮像素子3
3で光電変換されるようになっている。
は、前記対物レンズユニット22により集光され、前記
プリズム31により光軸が略垂直に曲げられる。そし
て、被写体像は、挿入部長手方向と平行に置かれた固体
撮像素子33の受光面32に結像され、固体撮像素子3
3で光電変換されるようになっている。
【0018】ここで、図4に示すように前記対物レンズ
ユニット22内を通過する被写体像の光線は、前記第1
レンズ26aのα面で光線高は最大となる。このため、
前記第1レンズ26aの外形寸法は、α面での光線高よ
り多少大きく設計する必要がある。本実施の形態では、
前記第1レンズ26aと前記対物レンズ枠25とをカシ
メ固定するため、光線高がα面より低くなる第1レンズ
26a外周部の略中間付近にカシメ部25aを設けてい
る。これにより、対物レンズユニット22の外形はα面
を基準とし、カシメ固定のために外形を大きくする必要
がない。これにより、対物レンズユニット22を小型化
しつつ第1レンズ26aと対物レンズ枠25を強固に固
定することが可能となる。
ユニット22内を通過する被写体像の光線は、前記第1
レンズ26aのα面で光線高は最大となる。このため、
前記第1レンズ26aの外形寸法は、α面での光線高よ
り多少大きく設計する必要がある。本実施の形態では、
前記第1レンズ26aと前記対物レンズ枠25とをカシ
メ固定するため、光線高がα面より低くなる第1レンズ
26a外周部の略中間付近にカシメ部25aを設けてい
る。これにより、対物レンズユニット22の外形はα面
を基準とし、カシメ固定のために外形を大きくする必要
がない。これにより、対物レンズユニット22を小型化
しつつ第1レンズ26aと対物レンズ枠25を強固に固
定することが可能となる。
【0019】また、前記固体撮像素子33で光電変換さ
れた電気信号は、図5に示す経路を辿るようになってい
る。尚、図5は前記TABテープ37の折り曲げ前の展
開図である。前記固体撮像素子33で光電変換された電
気信号は、この固体撮像素子33の電極33bからTA
Bテープ37のパターン37bを介して、前記ランド3
7aに接続した信号ケーブル36bを介してビデオプロ
セッサ4へ伝送されるようになっている。一方、電極3
3aからの電気信号は、この電極33aから電子部品3
4で信号処理され、前記ランド35aに接続した信号ケ
ーブル35aを介してビデオプロセッサ4へ伝送される
ようになっている。
れた電気信号は、図5に示す経路を辿るようになってい
る。尚、図5は前記TABテープ37の折り曲げ前の展
開図である。前記固体撮像素子33で光電変換された電
気信号は、この固体撮像素子33の電極33bからTA
Bテープ37のパターン37bを介して、前記ランド3
7aに接続した信号ケーブル36bを介してビデオプロ
セッサ4へ伝送されるようになっている。一方、電極3
3aからの電気信号は、この電極33aから電子部品3
4で信号処理され、前記ランド35aに接続した信号ケ
ーブル35aを介してビデオプロセッサ4へ伝送される
ようになっている。
【0020】ここで、従来は、信号ケーブル36bの本
数が多い場合、TABテープ35は電気接続するための
面積が大きくなり、電気接続部分が大型化していた。本
実施の形態では、図6に示すようにTABテープに信号
ケーブルを配線後、TABテープを丸めて配置させてい
るので、信号ケーブル36bが多い場合においても、T
ABテープの丸めた部分は、プリズム31の挿入部後端
側への投影面積内に納まることが可能となり、ケーブル
の接続部分の小型化が実現できるようになっている。
数が多い場合、TABテープ35は電気接続するための
面積が大きくなり、電気接続部分が大型化していた。本
実施の形態では、図6に示すようにTABテープに信号
ケーブルを配線後、TABテープを丸めて配置させてい
るので、信号ケーブル36bが多い場合においても、T
ABテープの丸めた部分は、プリズム31の挿入部後端
側への投影面積内に納まることが可能となり、ケーブル
の接続部分の小型化が実現できるようになっている。
【0021】本発明は、図2の対物レンズユニット22
の第1レンズ26aと、処置具挿通用チャンネル24の
開口部24aとの位置関係に関するものであり、図3を
用いて説明する。図3は、図2の先端部15の先端側外
観図である。上述したように先端部15の先端カバー2
1aには、対物レンズユニット22を構成している第1
レンズ26aが露出している。また、先端部15の先端
カバー21aには、処置具挿通用チャンネル24の開口
部24aが形成されている。尚、符号15bは、先端部
15に設けられた照明光学系であり、符号15cは先端
部15に形成された送気送水チャンネルの開口部であ
る。
の第1レンズ26aと、処置具挿通用チャンネル24の
開口部24aとの位置関係に関するものであり、図3を
用いて説明する。図3は、図2の先端部15の先端側外
観図である。上述したように先端部15の先端カバー2
1aには、対物レンズユニット22を構成している第1
レンズ26aが露出している。また、先端部15の先端
カバー21aには、処置具挿通用チャンネル24の開口
部24aが形成されている。尚、符号15bは、先端部
15に設けられた照明光学系であり、符号15cは先端
部15に形成された送気送水チャンネルの開口部であ
る。
【0022】図3に示す破線は、被写体が前記第1レン
ズ26aに近接した場合において、この第1レンズ26
aを介して対物レンズユニット22により取り込まれ前
記固体撮像素子33の受光面32に結像することが可能
な視野範囲26bを示している。前記視野範囲26b
は、前記第1レンズ26aの中心26cを軸とした角度
φに依存し変化するようになっている。
ズ26aに近接した場合において、この第1レンズ26
aを介して対物レンズユニット22により取り込まれ前
記固体撮像素子33の受光面32に結像することが可能
な視野範囲26bを示している。前記視野範囲26b
は、前記第1レンズ26aの中心26cを軸とした角度
φに依存し変化するようになっている。
【0023】本実施の形態では、前記第1レンズ26a
の中心26cから前記視野範囲26bの距離が最大とな
る視野角度φ方向に開口部24aを設けて構成してい
る。これにより、図2における前記視野範囲26bの視
野角度も最大となる。よって、処置具挿通用チャンネル
24の開口部24aから処置具18を突き出した場合、
最小距離で処置具18がモニタ5によって確認できるよ
うになっている。
の中心26cから前記視野範囲26bの距離が最大とな
る視野角度φ方向に開口部24aを設けて構成してい
る。これにより、図2における前記視野範囲26bの視
野角度も最大となる。よって、処置具挿通用チャンネル
24の開口部24aから処置具18を突き出した場合、
最小距離で処置具18がモニタ5によって確認できるよ
うになっている。
【0024】この結果、本実施の形態は、視野角の広い
方向に処置具挿通用チャンネルを設けることで、病変部
と挿入部先端とを近接した状態で処置具の視野確保がし
易くなり、処置性能を向上させることができるという効
果を得る。
方向に処置具挿通用チャンネルを設けることで、病変部
と挿入部先端とを近接した状態で処置具の視野確保がし
易くなり、処置性能を向上させることができるという効
果を得る。
【0025】尚、本実施の形態では、撮像ユニット23
を挿入部11の先端部15に内蔵した内視鏡2に本発明
を適用しているが、本発明はこれに限定されず、処置具
挿通用チャンネル24を挿通配設した挿入部11の先端
部15に視野範囲内の被写体像を取り込む対物レンズユ
ニット22を有するものであれば、対物レンズユニット
22で取り込んだ被写体像を挿入部に挿通したイメージ
ガイド又はリレーレンズ等の導光手段により伝達する光
学内視鏡に本発明を適用しても構わない。この場合、前
記光学内視鏡に着脱自在に取り付けた外付けテレビカメ
ラ等の撮像装置で被検体像を撮像する構成であっても良
い。
を挿入部11の先端部15に内蔵した内視鏡2に本発明
を適用しているが、本発明はこれに限定されず、処置具
挿通用チャンネル24を挿通配設した挿入部11の先端
部15に視野範囲内の被写体像を取り込む対物レンズユ
ニット22を有するものであれば、対物レンズユニット
22で取り込んだ被写体像を挿入部に挿通したイメージ
ガイド又はリレーレンズ等の導光手段により伝達する光
学内視鏡に本発明を適用しても構わない。この場合、前
記光学内視鏡に着脱自在に取り付けた外付けテレビカメ
ラ等の撮像装置で被検体像を撮像する構成であっても良
い。
【0026】また、撮像ユニット23は、図7又は図8
ないし図10に示すように構成しても良い。先ず、図7
の撮像ユニットを説明する。図7に示すように撮像ユニ
ット41は、TABテープ41aの一端を前記固体撮像
素子33の電極33bに接続している。そして、このT
ABテープ41aの他端は、プリズム31の側面を引き
回した後、このプリズム31の上部のデッドスペースに
て電子部品34を実装している。尚、前記電極33aと
信号ケーブル36cとは、リード41bを介して接続さ
れるようになっている。
ないし図10に示すように構成しても良い。先ず、図7
の撮像ユニットを説明する。図7に示すように撮像ユニ
ット41は、TABテープ41aの一端を前記固体撮像
素子33の電極33bに接続している。そして、このT
ABテープ41aの他端は、プリズム31の側面を引き
回した後、このプリズム31の上部のデッドスペースに
て電子部品34を実装している。尚、前記電極33aと
信号ケーブル36cとは、リード41bを介して接続さ
れるようになっている。
【0027】次に、図8の撮像ユニットを説明する。図
8に示すように撮像ユニット42は、前記固体撮像素子
33の電極33a(紙面に手前及び奥手の2箇所)に電
子部品を実装したTABテープ42a及びTABテープ
42bと接続されている。尚、信号ケーブル42cは、
これらTABテープ42a及びTABテープ42bの他
端に接続されるようになっている。
8に示すように撮像ユニット42は、前記固体撮像素子
33の電極33a(紙面に手前及び奥手の2箇所)に電
子部品を実装したTABテープ42a及びTABテープ
42bと接続されている。尚、信号ケーブル42cは、
これらTABテープ42a及びTABテープ42bの他
端に接続されるようになっている。
【0028】前記TABテープ42aは図9に示すよう
に、LL軸及びMM軸で矢印方向に折り曲げられ、紙面
に手前にある電極33aと接続されるようになってい
る。一方、前記TABテープ42bは図10に示すよう
に、NN軸、OO軸で矢印方向に折り曲げられて、紙面
に奥手にある電極33aと接続されるようになってい
る。尚、図9は、TABテープ42aの展開図であり、
図10はTABテープ42bの展開図である。
に、LL軸及びMM軸で矢印方向に折り曲げられ、紙面
に手前にある電極33aと接続されるようになってい
る。一方、前記TABテープ42bは図10に示すよう
に、NN軸、OO軸で矢印方向に折り曲げられて、紙面
に奥手にある電極33aと接続されるようになってい
る。尚、図9は、TABテープ42aの展開図であり、
図10はTABテープ42bの展開図である。
【0029】これら図7又は図8ないし図10で説明し
た構成により、撮像ユニットは、TABテープに対して
ケーブル及び電子部品を接続するスペースがプリズム3
1の上方にあるデッドスペースに設けることができる。
従って、撮像装置の短縮化が出来ると共に、内視鏡挿入
部の先端硬性部を短くすることができる。
た構成により、撮像ユニットは、TABテープに対して
ケーブル及び電子部品を接続するスペースがプリズム3
1の上方にあるデッドスペースに設けることができる。
従って、撮像装置の短縮化が出来ると共に、内視鏡挿入
部の先端硬性部を短くすることができる。
【0030】尚、図2で説明した撮像ユニット23は、
固体撮像素子33とプリズム31とを面接触させ、この
面接触部分を接着固定する構成となっているが、この撮
像ユニット23よりも感度が向上する構造となるように
図11ないし図14に示すように構成しても良い。
固体撮像素子33とプリズム31とを面接触させ、この
面接触部分を接着固定する構成となっているが、この撮
像ユニット23よりも感度が向上する構造となるように
図11ないし図14に示すように構成しても良い。
【0031】図11に示すように撮像ユニット43は、
前記固体撮像素子33の受光面32の表面に図示しない
マイクロレンズを設けている。そして、この撮像ユニッ
ト43は、前記マイクロレンズの上に空気層44aを有
する空間部44を形成可能にカバーガラス45を前記固
体撮像素子33の受光面32側とプリズム31との間に
配置する構成となっている。
前記固体撮像素子33の受光面32の表面に図示しない
マイクロレンズを設けている。そして、この撮像ユニッ
ト43は、前記マイクロレンズの上に空気層44aを有
する空間部44を形成可能にカバーガラス45を前記固
体撮像素子33の受光面32側とプリズム31との間に
配置する構成となっている。
【0032】また、前記固体撮像素子33とカバーガラ
ス45との間には、固体撮像素子33から延出している
TABテープ42bを設けている。更に、前記TABテ
ープ42bと固体撮像素子33のボンディング部以外に
図12に示す封止テープ46を設け、固体撮像素子33
とカバーガラス45との間を封止する。
ス45との間には、固体撮像素子33から延出している
TABテープ42bを設けている。更に、前記TABテ
ープ42bと固体撮像素子33のボンディング部以外に
図12に示す封止テープ46を設け、固体撮像素子33
とカバーガラス45との間を封止する。
【0033】図12に示すように封止テープ46は、矩
形の形状で、略中心にプリズム逃げ穴47を切り欠いて
形成している。この封止テープ46は、折り曲げ部46
aによって折り曲げられるようになっている。この封止
テープ46は、図11に示すようにF部を紙面手前側
に、G部を紙面奥になるように配置される。そして、封
止テープ46は、図13に示すように前記プリズム逃げ
穴47に前記プリズム31に通されると共に、接触部4
8aでカバーガラス45に密着するように配置する。更
に、封止テープ46は、前記折り曲げ部46aで折り曲
げられ、図14に示すように前記F、G部を固体撮像素
子33の裏面で接触部48bに密着される。そして、前
記固体撮像素子33と前記TABテープ42b及び前記
カバーガラス45と前記封止テープ46との境には、接
着剤49を盛って封止する。
形の形状で、略中心にプリズム逃げ穴47を切り欠いて
形成している。この封止テープ46は、折り曲げ部46
aによって折り曲げられるようになっている。この封止
テープ46は、図11に示すようにF部を紙面手前側
に、G部を紙面奥になるように配置される。そして、封
止テープ46は、図13に示すように前記プリズム逃げ
穴47に前記プリズム31に通されると共に、接触部4
8aでカバーガラス45に密着するように配置する。更
に、封止テープ46は、前記折り曲げ部46aで折り曲
げられ、図14に示すように前記F、G部を固体撮像素
子33の裏面で接触部48bに密着される。そして、前
記固体撮像素子33と前記TABテープ42b及び前記
カバーガラス45と前記封止テープ46との境には、接
着剤49を盛って封止する。
【0034】従来では、前記固体撮像素子33と前記カ
バーガラス45との間に空気層がある場合には、空気層
に湿気等が混入しないように封止する必要がある。しか
し、本実施例では、上記構造により固体撮像素子33周
辺に接着剤を設けるためのスペースが不要となり、撮像
装置を小型化できる。また、本実施例では、封止テープ
46を貼るだけの作業なので、接着剤を硬化する手間が
省け、組立作業性が向上する。
バーガラス45との間に空気層がある場合には、空気層
に湿気等が混入しないように封止する必要がある。しか
し、本実施例では、上記構造により固体撮像素子33周
辺に接着剤を設けるためのスペースが不要となり、撮像
装置を小型化できる。また、本実施例では、封止テープ
46を貼るだけの作業なので、接着剤を硬化する手間が
省け、組立作業性が向上する。
【0035】(第2の実施の形態)図15及び図16は
本発明の第2の実施の形態に係り、図15は本発明の第
2の実施の形態を備えた内視鏡装置の全体構成を示す説
明図、図16は本発明の第2の実施の形態の内視鏡の挿
入部先端部の先端側外観図である。本第2の実施の形態
では、上記第1の実施の形態の構成に更に加え、NTS
C( National Television System Committee )信号用
モニタ又はHDTV( High Definion Television )信
号用モニタに表示される内視鏡像の像高が最大となる方
向に処置具挿通用チャンネル24の開口部24aの中心
を設けるように構成する。それ以外の構成は、上記第1
の実施の形態と同様なので説明を省略し、同じ構成には
同じ符号を付して説明する。
本発明の第2の実施の形態に係り、図15は本発明の第
2の実施の形態を備えた内視鏡装置の全体構成を示す説
明図、図16は本発明の第2の実施の形態の内視鏡の挿
入部先端部の先端側外観図である。本第2の実施の形態
では、上記第1の実施の形態の構成に更に加え、NTS
C( National Television System Committee )信号用
モニタ又はHDTV( High Definion Television )信
号用モニタに表示される内視鏡像の像高が最大となる方
向に処置具挿通用チャンネル24の開口部24aの中心
を設けるように構成する。それ以外の構成は、上記第1
の実施の形態と同様なので説明を省略し、同じ構成には
同じ符号を付して説明する。
【0036】図15に示すように本第2の実施の形態を
備えた内視鏡装置50は、上記第1の実施の形態で説明
したのとほぼ同様な内視鏡50aと、光源装置3と、ビ
デオプロセッサ4と、モニタ5とで主に構成されてい
る。また、前記内視鏡50aは、図2で説明したのと同
様に処置具挿入口19より処置具18を挿入すること
で、配設された処置具挿通用チャンネル24を経て挿入
部先端部15の開口部24aから処置具18の先端側を
突出可能である。
備えた内視鏡装置50は、上記第1の実施の形態で説明
したのとほぼ同様な内視鏡50aと、光源装置3と、ビ
デオプロセッサ4と、モニタ5とで主に構成されてい
る。また、前記内視鏡50aは、図2で説明したのと同
様に処置具挿入口19より処置具18を挿入すること
で、配設された処置具挿通用チャンネル24を経て挿入
部先端部15の開口部24aから処置具18の先端側を
突出可能である。
【0037】前記モニタ5をフル画面で出画する場合、
図2で説明した対物レンズユニット22を通過する被写
体像の光線は、対物レンズユニット22の中心軸対称で
ある。このため、前記モニタ5に表示される内視鏡画像
の像中心51から一番離れた表示画像エリア52の四隅
にある対角52aに対応する被写体像の光線は、図2で
説明した視野範囲26bの最大値となる。
図2で説明した対物レンズユニット22を通過する被写
体像の光線は、対物レンズユニット22の中心軸対称で
ある。このため、前記モニタ5に表示される内視鏡画像
の像中心51から一番離れた表示画像エリア52の四隅
にある対角52aに対応する被写体像の光線は、図2で
説明した視野範囲26bの最大値となる。
【0038】図16に示すように本第2の実施の形態で
は、前記対物レンズユニット22の第1レンズ26aの
中心26c及び前記処置具挿通用チャンネル24の開口
部24aの中心を結んだ直線と、前記対物レンズユニッ
トの第1レンズ26aの中心26cを有する面の水平線
とでなす角θ1に対して、モニタ5の内視鏡画像を表示
する表示画像エリア52の像中心51及びこの表示画像
エリア52の対角52aを結んだ直線と、前記表示画像
エリア52の水平線とでなす角θ2と略同じ角度となる
ように、前記処置具挿通用チャンネル24の開口部24
aの中心を設けている。
は、前記対物レンズユニット22の第1レンズ26aの
中心26c及び前記処置具挿通用チャンネル24の開口
部24aの中心を結んだ直線と、前記対物レンズユニッ
トの第1レンズ26aの中心26cを有する面の水平線
とでなす角θ1に対して、モニタ5の内視鏡画像を表示
する表示画像エリア52の像中心51及びこの表示画像
エリア52の対角52aを結んだ直線と、前記表示画像
エリア52の水平線とでなす角θ2と略同じ角度となる
ように、前記処置具挿通用チャンネル24の開口部24
aの中心を設けている。
【0039】尚、通常のNTSC信号用モニタの場合、
モニタ5に示したA:Bの大きさ比が4:3であるた
め、第1レンズ26aの中心26cから画像水平方向に
対してθ1を53°傾けた方向に処置具挿通用チャンネ
ル24の開口部24aの中心を設ける。また、HDTV
信号用モニタの場合、A:Bの大きさ比が16:9とな
るため、第1レンズ26aの中心26cから画像水平方
向に対してθ1を30゜傾けた方向に処置具挿通用チャ
ンネル24の開口部24aの中心を設ける。
モニタ5に示したA:Bの大きさ比が4:3であるた
め、第1レンズ26aの中心26cから画像水平方向に
対してθ1を53°傾けた方向に処置具挿通用チャンネ
ル24の開口部24aの中心を設ける。また、HDTV
信号用モニタの場合、A:Bの大きさ比が16:9とな
るため、第1レンズ26aの中心26cから画像水平方
向に対してθ1を30゜傾けた方向に処置具挿通用チャ
ンネル24の開口部24aの中心を設ける。
【0040】NTSCモニタとHDTVモニタとを併用
する場合は、前記角度の近傍にあることが有効であるた
め、第1レンズ26aの中心26cから画像水平方向に
対してθ1を30°〜54°とした方向に前記処置具挿
通用チャンネル24の開口部24aの中心を設ける。
する場合は、前記角度の近傍にあることが有効であるた
め、第1レンズ26aの中心26cから画像水平方向に
対してθ1を30°〜54°とした方向に前記処置具挿
通用チャンネル24の開口部24aの中心を設ける。
【0041】この結果、第1の実施の形態と同様な効果
を得ることに加え、モニタ5で表示される像高が最大と
なる方向に処置具挿通用チャンネル24の開口部24a
の中心を設けることが可能である。
を得ることに加え、モニタ5で表示される像高が最大と
なる方向に処置具挿通用チャンネル24の開口部24a
の中心を設けることが可能である。
【0042】尚、本発明は、上記した実施の形態にのみ
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能である。
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能である。
【0043】ところで、従来の電子内視鏡の挿入部先端
部に内蔵される撮像装置は、挿入部長手方向と、固体撮
像素子の長辺方向との間には位置関係が存在していなか
った。高画素を有するHDTV等の固体撮像素子は、従
来の固体撮像素子に比べ表示エリアが幅広となっている
ため、HDTV用の固体撮像装素子の外形も幅広となっ
ている。このため、固体撮像素子の幅広方向(長辺方
向)を挿入部径方向に配置した場合、挿入部外径が太く
なりがちであった。そこで、挿入部を細径化可能な撮像
装置の提供が望まれていた。
部に内蔵される撮像装置は、挿入部長手方向と、固体撮
像素子の長辺方向との間には位置関係が存在していなか
った。高画素を有するHDTV等の固体撮像素子は、従
来の固体撮像素子に比べ表示エリアが幅広となっている
ため、HDTV用の固体撮像装素子の外形も幅広となっ
ている。このため、固体撮像素子の幅広方向(長辺方
向)を挿入部径方向に配置した場合、挿入部外径が太く
なりがちであった。そこで、挿入部を細径化可能な撮像
装置の提供が望まれていた。
【0044】図17及び図18を用い、図2を参照して
このような挿入部を細径化可能な撮像装置の構成例を説
明する。図17は挿入部を細径化可能な固体撮像素子の
外形を示す外形図、図18は図17の固体撮像素子を有
する撮像装置を備えた電子内視鏡挿入部の先端断面図で
ある。
このような挿入部を細径化可能な撮像装置の構成例を説
明する。図17は挿入部を細径化可能な固体撮像素子の
外形を示す外形図、図18は図17の固体撮像素子を有
する撮像装置を備えた電子内視鏡挿入部の先端断面図で
ある。
【0045】図17に示すように固体撮像素子33は、
略長方形の形状であり、寸法Eは寸法Dより大きくなっ
ている。前記固体撮像素子33に設けられた電極33b
は、固体撮像素子33のUP、DOWN方向の位置に配
列している。
略長方形の形状であり、寸法Eは寸法Dより大きくなっ
ている。前記固体撮像素子33に設けられた電極33b
は、固体撮像素子33のUP、DOWN方向の位置に配
列している。
【0046】図18に示すように前記固体撮像素子33
は、略挿入部中心に配置しているため、挿入部先端部1
5の外径は、固体撮像素子33の寸法と略同じ大きさと
なる。前記固体撮像素子33の寸法E方向(長辺方向)
を、図2に示す挿入部長手方向(図2の紙面で左右方
向)に平行になるように配置し、固体撮像素子33の寸
法D方向(短辺方向)を挿入部先端部15の外径側とす
る。そして、電極33bは、受光面32に対して挿入部
長手方向の配置となる。前記電極33bより延出したT
ABテープ35は、固体撮像素子33の裏面を通り、挿
入部後方側へ引き回される。
は、略挿入部中心に配置しているため、挿入部先端部1
5の外径は、固体撮像素子33の寸法と略同じ大きさと
なる。前記固体撮像素子33の寸法E方向(長辺方向)
を、図2に示す挿入部長手方向(図2の紙面で左右方
向)に平行になるように配置し、固体撮像素子33の寸
法D方向(短辺方向)を挿入部先端部15の外径側とす
る。そして、電極33bは、受光面32に対して挿入部
長手方向の配置となる。前記電極33bより延出したT
ABテープ35は、固体撮像素子33の裏面を通り、挿
入部後方側へ引き回される。
【0047】この結果、固体撮像素子33のパッケージ
が略長方形の場合、固体撮像素子33の長辺方向を挿入
部長手方向に配置することで、短辺方向を先端部径方向
に対応できる。また、固体撮像素子33の電極33a及
び33bは、受光面32に対して挿入部長手方向に配置
されるため、固体撮像素子33の外径を先端径方向に電
極33bの分だけ大きくする必要がなくなる。これによ
り、細い挿入部を維持したままで高画素の固体撮像素子
を有する内視鏡を実現できる。
が略長方形の場合、固体撮像素子33の長辺方向を挿入
部長手方向に配置することで、短辺方向を先端部径方向
に対応できる。また、固体撮像素子33の電極33a及
び33bは、受光面32に対して挿入部長手方向に配置
されるため、固体撮像素子33の外径を先端径方向に電
極33bの分だけ大きくする必要がなくなる。これによ
り、細い挿入部を維持したままで高画素の固体撮像素子
を有する内視鏡を実現できる。
【0048】ところで、上述したような電子内視鏡等に
用いられるビデオプロセッサ4は、接続されるモニタ5
の出画の種類(アスペクト比)によって、図19に示す
ように内視鏡画像のレイアウトが自動的に変更される。
また、ビデオプロセッサ4には複数の出力端子が設けて
いる。ビデオプロセッサ4は、図20に示す電子回路構
成101をとることで、アスペクト比が異なる周辺機器
を混在して使用することが可能である。また、ビデオプ
ロセッサ4は、図21に示す電子回路構成102をとる
ことで、HDTV( High Definion Television )フォ
ーマットや、NTSC( National Television System
Committee )フォーマットのモニタに画像を出画するこ
とも可能である。
用いられるビデオプロセッサ4は、接続されるモニタ5
の出画の種類(アスペクト比)によって、図19に示す
ように内視鏡画像のレイアウトが自動的に変更される。
また、ビデオプロセッサ4には複数の出力端子が設けて
いる。ビデオプロセッサ4は、図20に示す電子回路構
成101をとることで、アスペクト比が異なる周辺機器
を混在して使用することが可能である。また、ビデオプ
ロセッサ4は、図21に示す電子回路構成102をとる
ことで、HDTV( High Definion Television )フォ
ーマットや、NTSC( National Television System
Committee )フォーマットのモニタに画像を出画するこ
とも可能である。
【0049】モニタがHDTVフォーマットの場合、従
来のNTSC用モニタに対して、画像情報を多く表示す
ることができる。よって、表示が広がった部分に患者の
データ、心電図モニタ等の情報を内視鏡画像と重ならず
表示ができるため、術者はより内視鏡像に注意して検査
が可能となる。
来のNTSC用モニタに対して、画像情報を多く表示す
ることができる。よって、表示が広がった部分に患者の
データ、心電図モニタ等の情報を内視鏡画像と重ならず
表示ができるため、術者はより内視鏡像に注意して検査
が可能となる。
【0050】ビデオプロセッサ4は、接続されるモニタ
5のアスペクト比によって、図19に示すように表示レ
イアウトの内視鏡画像を出力可能な構成となっている。
撮像素子は、例えばCCD等の固体撮像素子が用いられ
ており、そのアスペクト比は通常4:3であるため、ア
スペクト比が4:3のモニタに表示する画像は図19
(b)に示す4:3用内視鏡画像レイアウトの表示とな
り、アスペクト比が16:9のモニタに表示する画像は
図19(a)に示す16:9用内視鏡画像レイアウトの
表示となる。
5のアスペクト比によって、図19に示すように表示レ
イアウトの内視鏡画像を出力可能な構成となっている。
撮像素子は、例えばCCD等の固体撮像素子が用いられ
ており、そのアスペクト比は通常4:3であるため、ア
スペクト比が4:3のモニタに表示する画像は図19
(b)に示す4:3用内視鏡画像レイアウトの表示とな
り、アスペクト比が16:9のモニタに表示する画像は
図19(a)に示す16:9用内視鏡画像レイアウトの
表示となる。
【0051】上記ビデオプロセッサ4の信号処理回路1
01の動作を図20を用いて説明する。固体撮像素子
(不図示)から送られてくる画像信号は、図示しないA
/D変換器によりデジタル信号に変換されて親画面メモ
リ111に入力する。子画面メモリ112には、術者か
らの指示により静止画像が保存される。これら親画面メ
モリ111及び子画面メモリ112は、CPU113の
制御による同期信号発生回路(以下、SSG)114か
らの基準クロックに基づき、画像信号の書き込み/読み
出しが行われる。図19(a)に示す16:9用内視鏡
画像レイアウトに示される表示形態は、動画信号が親画
面メモリ111から読み出され、且つ静止画信号が子画
面メモリ112から読み出され、前記CPU113の制
御によるキャラジェネレータ114からの文字信号と加
算器116aで合成される。この信号は、図示しないD
/A変換器によりアナログ信号に変換され、75Ωドラ
イバ117aを介して16:9アスペクト比画像として
モニタに送られる。同様に、図19(b)に示す4:3
用内視鏡画像レイアウトに示される表示形態は、親画面
メモリ111、子画面メモリ112から動画像、静止画
像が読み出され、文字信号と加算器116bで合成され
た後に、75Ωドライバ117bを介して14:3アス
ペクト比画像としてモニタに送られる。
01の動作を図20を用いて説明する。固体撮像素子
(不図示)から送られてくる画像信号は、図示しないA
/D変換器によりデジタル信号に変換されて親画面メモ
リ111に入力する。子画面メモリ112には、術者か
らの指示により静止画像が保存される。これら親画面メ
モリ111及び子画面メモリ112は、CPU113の
制御による同期信号発生回路(以下、SSG)114か
らの基準クロックに基づき、画像信号の書き込み/読み
出しが行われる。図19(a)に示す16:9用内視鏡
画像レイアウトに示される表示形態は、動画信号が親画
面メモリ111から読み出され、且つ静止画信号が子画
面メモリ112から読み出され、前記CPU113の制
御によるキャラジェネレータ114からの文字信号と加
算器116aで合成される。この信号は、図示しないD
/A変換器によりアナログ信号に変換され、75Ωドラ
イバ117aを介して16:9アスペクト比画像として
モニタに送られる。同様に、図19(b)に示す4:3
用内視鏡画像レイアウトに示される表示形態は、親画面
メモリ111、子画面メモリ112から動画像、静止画
像が読み出され、文字信号と加算器116bで合成され
た後に、75Ωドライバ117bを介して14:3アス
ペクト比画像としてモニタに送られる。
【0052】アスペクト比が4:3のモニタに表示する
場合は、固体撮像素子のアスペクト比が4:3であるた
め、モニタ画面の全領域に動画画像が表示される。従っ
て、静止画画像及び文字画像は図19に示すように動画
画像に重なってしまう。しかしながら、アスペクト比が
16:9のモニタに表示する場合は、動画像を全て表示
させてもなお余りの領域が有るので、この領域に静止画
画像及び文字画像を配置し、動画画像に静止画画像及び
文字画像を重ねずに表示することができる。尚、余りの
領域には、心電図モニタ等の情報を表示しても良い。
場合は、固体撮像素子のアスペクト比が4:3であるた
め、モニタ画面の全領域に動画画像が表示される。従っ
て、静止画画像及び文字画像は図19に示すように動画
画像に重なってしまう。しかしながら、アスペクト比が
16:9のモニタに表示する場合は、動画像を全て表示
させてもなお余りの領域が有るので、この領域に静止画
画像及び文字画像を配置し、動画画像に静止画画像及び
文字画像を重ねずに表示することができる。尚、余りの
領域には、心電図モニタ等の情報を表示しても良い。
【0053】上述した信号処理回路101は、16:9
用モニタ出力端子(16:9アスペクト比画像)と4:
3用モニタ出力端子(4:3アスペクト比画像)との2
つを用意しているが、出力端子を1つにまとめて、接続
されるモニタの種類に応じて自動的にモニタのアスペク
ト比に応じた画像信号が出力するように親画面メモリ、
子画面メモリ、キャラジェネレータを制御しても良い。
用モニタ出力端子(16:9アスペクト比画像)と4:
3用モニタ出力端子(4:3アスペクト比画像)との2
つを用意しているが、出力端子を1つにまとめて、接続
されるモニタの種類に応じて自動的にモニタのアスペク
ト比に応じた画像信号が出力するように親画面メモリ、
子画面メモリ、キャラジェネレータを制御しても良い。
【0054】また、信号処理回路101は、4:3用モ
ニタ出力端子を例えばVTRなどの記録機器用出力端子
として用いることにより、アスペクト比が異なる周辺機
器を混在して使用することが可能となる。
ニタ出力端子を例えばVTRなどの記録機器用出力端子
として用いることにより、アスペクト比が異なる周辺機
器を混在して使用することが可能となる。
【0055】次に、信号処理回路102の動作を図21
を用いて説明する。図21に示すように信号処理回路1
02は、NTSCフォーマット出力(アスペクト比4:
3)とHDTVフォーマット出力(アスペクト比16:
9)を出力可能なビデオプロセッサ4の信号処理回路1
02の構成を示したものである。
を用いて説明する。図21に示すように信号処理回路1
02は、NTSCフォーマット出力(アスペクト比4:
3)とHDTVフォーマット出力(アスペクト比16:
9)を出力可能なビデオプロセッサ4の信号処理回路1
02の構成を示したものである。
【0056】信号処理回路102は、固体撮像素子から
のNTSCフォーマットをHDTVフォーマットにアッ
プコンバートする変換回路としてNTSC→HDTV変
換回路121を有している。また、信号処理回路102
は、NTSCフォーマット出力用の4:3用内視鏡像処
理部122a及びHDTVフォーマット出力用の16:
9用内視鏡像処理部122bを有し、CPU113の制
御によりSSG114a又は114bの基準クロックに
基づき、画像信号の書き込み/読み出しが行われ、それ
ぞれNTSCフォーマット出力又はHDTVフォーマッ
ト出力がなされる。その他の回路は図20に準ずる。
のNTSCフォーマットをHDTVフォーマットにアッ
プコンバートする変換回路としてNTSC→HDTV変
換回路121を有している。また、信号処理回路102
は、NTSCフォーマット出力用の4:3用内視鏡像処
理部122a及びHDTVフォーマット出力用の16:
9用内視鏡像処理部122bを有し、CPU113の制
御によりSSG114a又は114bの基準クロックに
基づき、画像信号の書き込み/読み出しが行われ、それ
ぞれNTSCフォーマット出力又はHDTVフォーマッ
ト出力がなされる。その他の回路は図20に準ずる。
【0057】これにより、アスペクト比16:9のモニ
タの場合、従来のアスペクト比4:3のモニタに対し
て、画像情報を多く表示することができる。よって、表
示が広がった部分に患者のデータ、心電図モニタ等の情
報を内視鏡画像とは重ならず表示できるため、術者はよ
り内視鏡像に注力して検査が可能となる。
タの場合、従来のアスペクト比4:3のモニタに対し
て、画像情報を多く表示することができる。よって、表
示が広がった部分に患者のデータ、心電図モニタ等の情
報を内視鏡画像とは重ならず表示できるため、術者はよ
り内視鏡像に注力して検査が可能となる。
【0058】[付記] (付記項1) 処置具挿通用チャンネルを挿通配設した
挿入部の先端部に、視野範囲内の被写体像を取り込む対
物光学系を有する内視鏡において、前記挿入部の先端部
に形成した前記処置具挿通用チャンネルの先端開口の中
心軸を、前記視野範囲の視野角が最大となる方向に配置
したことを特徴とする内視鏡。
挿入部の先端部に、視野範囲内の被写体像を取り込む対
物光学系を有する内視鏡において、前記挿入部の先端部
に形成した前記処置具挿通用チャンネルの先端開口の中
心軸を、前記視野範囲の視野角が最大となる方向に配置
したことを特徴とする内視鏡。
【0059】(付記項2) 処置具挿通用チャンネルを
挿通配設した挿入部の先端部に、視野範囲内の被写体像
を取り込む対物光学系を有する内視鏡において、前記挿
入部の先端部に形成した前記処置具挿通用チャンネルの
先端開口の中心軸を、前記視野範囲の視野角が最大とな
る方向に配置し、前記対物光学系で取り込んだ被写体像
を撮像装置で撮像し、内視鏡画像を表示可能な表示装置
の表示画像エリアの中心及びこの表示画像エリアの対角
を結んだ直線と、前記表示画像エリアの水平線とでなす
角に対して、前記対物光学系の中心及び前記処置具挿通
用チャンネルの先端開口の中心を結んだ直線と、前記対
物光学系の中心を有する面の水平線とでなす角を略同じ
角度となるように、前記処置具挿通用チャンネルの先端
開口の中心軸を配置したことを特徴とする内視鏡。
挿通配設した挿入部の先端部に、視野範囲内の被写体像
を取り込む対物光学系を有する内視鏡において、前記挿
入部の先端部に形成した前記処置具挿通用チャンネルの
先端開口の中心軸を、前記視野範囲の視野角が最大とな
る方向に配置し、前記対物光学系で取り込んだ被写体像
を撮像装置で撮像し、内視鏡画像を表示可能な表示装置
の表示画像エリアの中心及びこの表示画像エリアの対角
を結んだ直線と、前記表示画像エリアの水平線とでなす
角に対して、前記対物光学系の中心及び前記処置具挿通
用チャンネルの先端開口の中心を結んだ直線と、前記対
物光学系の中心を有する面の水平線とでなす角を略同じ
角度となるように、前記処置具挿通用チャンネルの先端
開口の中心軸を配置したことを特徴とする内視鏡。
【0060】(付記項3) 前記対物光学系の中心及び
前記処置具挿通用チャンネルの先端開口の中心を結んだ
直線と、前記対物光学系の中心を有する面の水平線とで
なす角を、略30°から53°の範囲となるように前記
処置具挿通用チャンネルの先端開口の中心軸を配置した
ことを特徴とする請求項2に記載の内視鏡。
前記処置具挿通用チャンネルの先端開口の中心を結んだ
直線と、前記対物光学系の中心を有する面の水平線とで
なす角を、略30°から53°の範囲となるように前記
処置具挿通用チャンネルの先端開口の中心軸を配置した
ことを特徴とする請求項2に記載の内視鏡。
【0061】(付記項4) 処置具挿通用チャンネルを
挿通配設した挿入部の先端部に、視野範囲内の被写体像
を取り込む対物光学系及びこの対物光学系で取り込んだ
視野範囲内の被写体像を撮像する撮像装置を有し、この
撮像装置で撮像して得た内視鏡画像を表示装置に表示可
能な電子内視鏡において、前記挿入部の先端部に形成し
た前記処置具挿通用チャンネルの先端開口の中心軸を、
前記視野範囲の視野角が最大となる方向に配置したこと
を特徴とする電子内視鏡。
挿通配設した挿入部の先端部に、視野範囲内の被写体像
を取り込む対物光学系及びこの対物光学系で取り込んだ
視野範囲内の被写体像を撮像する撮像装置を有し、この
撮像装置で撮像して得た内視鏡画像を表示装置に表示可
能な電子内視鏡において、前記挿入部の先端部に形成し
た前記処置具挿通用チャンネルの先端開口の中心軸を、
前記視野範囲の視野角が最大となる方向に配置したこと
を特徴とする電子内視鏡。
【0062】(付記項5) 異なる辺の長さによって形
成される略長方形の固体撮像素子を有する撮像装置を挿
入部の先端部に備えた電子内視鏡において、前記固体撮
像素子の長辺方向を、前記挿入部長手方向と略平行とし
たことを特徴とする電子内視鏡。
成される略長方形の固体撮像素子を有する撮像装置を挿
入部の先端部に備えた電子内視鏡において、前記固体撮
像素子の長辺方向を、前記挿入部長手方向と略平行とし
たことを特徴とする電子内視鏡。
【0063】(付記項6) 前記固体撮像素子から延出
するTABテープを前記挿入部長手方向より延出させた
ことを特徴とする電子内視鏡。
するTABテープを前記挿入部長手方向より延出させた
ことを特徴とする電子内視鏡。
【0064】(付記項7) 内視鏡の挿入部長手方向に
対して略平行に配置した固体撮像素子と、被写体像を取
り込む対物レンズ群と、この対物レンズ群を保持するレ
ンズ枠を有する内視鏡用撮像装置において、前記レンズ
枠は、前記固体撮像素子と前記対物レンズ枠とが近接す
る位置に切り欠き部を形成したことを特徴とする内視鏡
用撮像装置。
対して略平行に配置した固体撮像素子と、被写体像を取
り込む対物レンズ群と、この対物レンズ群を保持するレ
ンズ枠を有する内視鏡用撮像装置において、前記レンズ
枠は、前記固体撮像素子と前記対物レンズ枠とが近接す
る位置に切り欠き部を形成したことを特徴とする内視鏡
用撮像装置。
【0065】(付記項8) 前記固体撮像素子から延出
した外部端子をフレキシブルに形成し、この外部端子に
信号ケーブルを接続後、フレキシブル部分を丸めたこと
を特徴とする付記項7に記載の内視鏡用撮像装置。
した外部端子をフレキシブルに形成し、この外部端子に
信号ケーブルを接続後、フレキシブル部分を丸めたこと
を特徴とする付記項7に記載の内視鏡用撮像装置。
【0066】(付記項9) 前記内視鏡挿入部の先端部
に露出する前記対物レンズ群の第1レンズの中間部に、
外径の小さなレンズ枠カシメ部を設けたことを特徴とす
る付記項7に記載の内視鏡用撮像装置。
に露出する前記対物レンズ群の第1レンズの中間部に、
外径の小さなレンズ枠カシメ部を設けたことを特徴とす
る付記項7に記載の内視鏡用撮像装置。
【0067】(付記項10) 被写体像を取り込む対物
光学系と、この対物光学系で取り込んだ被写体像を略垂
直方向に曲げるプリズムと、このプリズムの投影面に受
光面を向けて配置し、このプリズムからの被写体像を撮
像する固体撮像素子と、この固体撮像素子の受光面周辺
部に設けた電気接続部に接続されるTABテープと、を
有する撮像装置において、前記TABテープを折り曲
げ、前記プリズム後端部のデッドスペースに電気部品、
信号ケーブル接続部を設けたことを特徴とする撮像装
置。
光学系と、この対物光学系で取り込んだ被写体像を略垂
直方向に曲げるプリズムと、このプリズムの投影面に受
光面を向けて配置し、このプリズムからの被写体像を撮
像する固体撮像素子と、この固体撮像素子の受光面周辺
部に設けた電気接続部に接続されるTABテープと、を
有する撮像装置において、前記TABテープを折り曲
げ、前記プリズム後端部のデッドスペースに電気部品、
信号ケーブル接続部を設けたことを特徴とする撮像装
置。
【0068】(付記項11) 前記固体撮像素子とカバ
ーガラスとの間に前記TABテープを設け、このTAB
テープと前記固体撮像素子のボンディング部以外に封止
テープを設けて、前記固体撮像素子と前記TABテープ
及び前記カバーガラスと前記封止テープとを封止したこ
とを特徴とする付記項10に記載の撮像装置。
ーガラスとの間に前記TABテープを設け、このTAB
テープと前記固体撮像素子のボンディング部以外に封止
テープを設けて、前記固体撮像素子と前記TABテープ
及び前記カバーガラスと前記封止テープとを封止したこ
とを特徴とする付記項10に記載の撮像装置。
【0069】(付記項12) 被写体像を撮像する撮像
手段で撮像して得た撮像信号を信号処理して表示手段に
異なるアスペクト比の映像信号が出力可能な画像処理装
置において、前記異なるアスペクト比に応じて、文字間
隔、フォントの種類、子画面位置等を含む画面レイアウ
トを変更する変更手段を設けたことを特徴とする画像処
理装置。
手段で撮像して得た撮像信号を信号処理して表示手段に
異なるアスペクト比の映像信号が出力可能な画像処理装
置において、前記異なるアスペクト比に応じて、文字間
隔、フォントの種類、子画面位置等を含む画面レイアウ
トを変更する変更手段を設けたことを特徴とする画像処
理装置。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、病
変部と挿入部先端とを近接した状態で処置具の視野確保
がし易く、処置性能を向上可能な内視鏡を実現すること
ができる。
変部と挿入部先端とを近接した状態で処置具の視野確保
がし易く、処置性能を向上可能な内視鏡を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を備えた内視鏡装置
の全体構成を示す説明図
の全体構成を示す説明図
【図2】本発明の第1の実施の形態の内視鏡の挿入部先
端部を示す断面図
端部を示す断面図
【図3】図2の挿入部先端部の先端側外観図
【図4】図2の先端レンズ群の第1レンズ付近の拡大図
【図5】図2の固体撮像素子及びこの固体撮像素子から
延出するTABテープの展開図
延出するTABテープの展開図
【図6】図2のB−B断面図
【図7】図2の撮像ユニットの変形例
【図8】図2の撮像ユニットの他の変形例
【図9】図8のTABテープの展開図
【図10】図9とは異なるTABテープの展開図
【図11】図2の撮像ユニットの更なる変形例
【図12】図11の封止テープを示す外形図
【図13】図12の封止テープをプリズムに通している
際の説明図
際の説明図
【図14】図11のH−H断面図
【図15】本発明の第2の実施の形態を備えた内視鏡装
置の全体構成を示す説明図
置の全体構成を示す説明図
【図16】本発明の第2の実施の形態の内視鏡の挿入部
先端部の先端側外観図
先端部の先端側外観図
【図17】挿入部を細径化可能な固体撮像素子の外形を
示す外形図
示す外形図
【図18】図17の固体撮像素子を有する撮像装置を備
えた電子内視鏡挿入部の先端断面図
えた電子内視鏡挿入部の先端断面図
【図19】モニタに表示される内視鏡画像のレイアウト
を示す説明図
を示す説明図
【図20】ビデオプロセッサに設けられる電子回路構成
を示す回路ブロック図
を示す回路ブロック図
【図21】ビデオプロセッサに設けられる他の電子回路
構成を示す回路ブロック図
構成を示す回路ブロック図
1 …内視鏡装置 2 …内視鏡 4 …ビデオプロセッサ 5 …モニタ 11 …挿入部 15 …先端部 18 …処置具 22 …対物レンズユニット 23 …撮像ユニット 24 …処置具挿通用チャンネル 24a …処置具挿通用チャンネルの開口部 26a …第1レンズ 26b …視野範囲 26c …第1レンズの中心 33 …固体撮像素子
Claims (3)
- 【請求項1】 処置具挿通用チャンネルを挿通配設した
挿入部の先端部に、視野範囲内の被写体像を取り込む対
物光学系を有する内視鏡において、 前記挿入部の先端部に形成した前記処置具挿通用チャン
ネルの先端開口の中心軸を、前記視野範囲の視野角が最
大となる方向に配置したことを特徴とする内視鏡。 - 【請求項2】 処置具挿通用チャンネルを挿通配設した
挿入部の先端部に、視野範囲内の被写体像を取り込む対
物光学系を有する内視鏡において、 前記挿入部の先端部に形成した前記処置具挿通用チャン
ネルの先端開口の中心軸を、前記視野範囲の視野角が最
大となる方向に配置し、 前記対物光学系で取り込んだ被写体像を撮像装置で撮像
し、内視鏡画像を表示可能な表示装置の表示画像エリア
の中心及びこの表示画像エリアの対角を結んだ直線と、
前記表示画像エリアの水平線とでなす角に対して、前記
対物光学系の中心及び前記処置具挿通用チャンネルの先
端開口の中心を結んだ直線と、前記対物光学系の中心を
有する面の水平線とでなす角を略同じ角度となるよう
に、前記処置具挿通用チャンネルの先端開口の中心軸を
配置したことを特徴とする内視鏡。 - 【請求項3】 前記対物光学系の中心及び前記処置具挿
通用チャンネルの先端開口の中心を結んだ直線と、前記
対物光学系の中心を有する面の水平線とでなす角を、略
30°から53°の範囲となるように前記処置具挿通用
チャンネルの先端開口の中心軸を配置したことを特徴と
する請求項2に記載の内視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000336377A JP2002136474A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | 内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000336377A JP2002136474A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | 内視鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002136474A true JP2002136474A (ja) | 2002-05-14 |
Family
ID=18811961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000336377A Pending JP2002136474A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | 内視鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002136474A (ja) |
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2000
- 2000-11-02 JP JP2000336377A patent/JP2002136474A/ja active Pending
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