JPH05115374A - 電気湯沸し器 - Google Patents

電気湯沸し器

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JPH05115374A
JPH05115374A JP28110991A JP28110991A JPH05115374A JP H05115374 A JPH05115374 A JP H05115374A JP 28110991 A JP28110991 A JP 28110991A JP 28110991 A JP28110991 A JP 28110991A JP H05115374 A JPH05115374 A JP H05115374A
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lever
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Mitsuoki Maeda
満興 前田
Kaoru Maekawa
馨 前川
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は蓋の開閉時に於ける蓋体の外れや蓋
閉時のぐらつきを防止し安全、かつ、操作性が良く、蓋
の着脱を行えるヒンジ装置を安価に提供することを目的
とする。 【構成】 本体内に配した容器と、前記容器の開口部を
覆う蓋体3とを備え、前記本体に略L字形の溝部を有す
るヒンジ部を設けるとともに、前記ヒンジ部に上下方向
に摺動自在に移動できるレバー13を配して、このレバ
ー13を上方に付勢するように構成し、前記蓋体が前記
本体に装置されている状態において、前記軸体の前記溝
部内での移動を規制する係止部13bを前記のレバー1
3の一部に形成し、前記蓋体の軸体の前方に位置させ、
前記蓋体を開いた時に、前記レバー13を内方押し込む
ことにより、位置規制部が前記軸体から離れて軸体の移
動の規制が解除され、前記蓋体を取り外しできるように
構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湯を沸かして保温する
電気湯沸し器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気湯沸し器の蓋体の一
例を図12に示す。水を収容する容器50を密閉し、こ
の容器50内の液体51を導出する導水口52と蓋53
の内部に空気を圧縮できるポンプ54を備え、このポン
プ54に開口部55と弁56を設け、同弁56を給湯プ
レート57の動作により閉じて容器50内の液体を導水
口52より吐出する構成であった。また給湯プレート5
7は蓋体58より突出していた。
【0003】また従来の蓋体のシールを図14に示す容
器50と蓋体58の間は屈曲形状の弾性体59でシール
している。
【0004】また従来のこの種の電気湯沸し器等のヒン
ジ装置の一例を図13に示す。20は本体、21は本体
20内に配された上面開口の容器、22は容器21の開
口部を覆う蓋体である。
【0005】23は本体後部に設けられたヒンジ部で、
略L字形の溝部24が形成されている。また、25は蓋
体22に設けられた軸体で、この軸体25を、溝部24
に嵌入することにより、本体20のヒンジ部23に、ヒ
ンジ部23を中心に旋回自在に装置されている。26は
蓋体22内に配されたロック部材で、スプリング27に
より前方に付勢されており、蓋体22の閉位置におい
て、ロック部材26の前部に形成された爪受け部29に
係合しており、この状態で、蓋体22は本体20にロッ
クされた状態になる。
【0006】30は蓋体22内に配されたロック解除つ
まみで、一部に形成された突起31を、ロック部材26
の突起部32に略当接した配置になっている。
【0007】蓋体22を開いて、本体20より取り外す
ための操作としては、まず、ロック解除つまみ30の水
平部を持ち上げ、ロック部材を後退させてロック部材2
6と本体20の爪受け部29との係合解いて、蓋体22
をヒンジ部23を中心に旋回させて開き、その後、軸体
25が、ヒンジ部23の溝部24の開口側に位置するよ
うに蓋体22を前方に移動させて、本体20より外す構
成となっていた。
【0008】また従来の湯沸し器の操作部60は図12
の様な構成でケース61に別部品の表示板62を取り付
け該表示板62にホルダー63を取り付け、該ホルダー
63に操作部60や表示部62を設けていた。
【0009】また従来の底部の形状は容器底部に電気湯
沸しの制御回路部65を回路カバー66に収納し容器に
取り付けられた取り付け金具68に取り付けていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の図12の蓋体の
構成では蓋体に設けられた押し板を操作する場合は蓋体
より突出しているため操作し易いが万一誤って押し板を
操作したり蓋体の上に物を置かれた場合に熱湯が吐出し
てしまうことがあった。
【0011】また蓋体に設けられた図14のような従来
の弾性体の形状は本体の側面に引っかかり蓋が閉りにく
かったり、複雑で加工に時間を要し、コストも高くなっ
ていた。
【0012】また従来のヒンジの図13ような構成にお
いては、蓋体を開き持ち上げることで、ヒンジ部より外
れて誤って蓋体を落下させたり、蓋を本体にセットする
とき蓋がぐらついたりして、前方に移動して蓋が閉まら
なかったりしていた。また、蓋体を開いた状態で、容器
の内容物を捨てるため等に蓋体を持って、本体を持ち上
げたり、傾けたりした場合、本体から蓋体が簡単に外れ
てしまい、本体を落としてしまう可能性が高く、特に、
容器の内容物が熱湯であった場合、火傷の危険性がある
などの課題があった。
【0013】また従来の図12の表示部と操作部は表示
板にホルダーを取り付けて、該ホルダーにスイッチ動作
部と表示部を設けているため表示板とホルダー部の嵌合
状態で凹凸になりシールが波うったりしていた。また組
立に時間を要していた。
【0014】また従来の図14の袴の形状では万一容器
内に水を給水するとき本体に水がかかった場合等水滴は
裏板から浸入し容器底面に設けられた制御回路部に水滴
がかかり電気部品がショートしたり、誤動作していた。
【0015】本発明は上記課題を解決するもので、第1
の目的は蓋体の操作部の上端部を同一平面上にした時に
弁が動作しないようにしたものである。
【0016】第2の目的は、シールの形状を簡単にし容
器と蓋体のシールをより確実にするものである。
【0017】第3の目的は、蓋体を開けた時容易に外れ
ず安定した開閉動作ができ安全確実、かつ、操作性良
く、蓋の着脱を行えるヒンジ装置を安価に提供すること
を目的とする。
【0018】第4の目的は、電気湯沸器の操作部の構成
を簡単にし、信頼性のある操作部を提供するものであ
る。
【0019】第5の目的は、制御回路部の水滴の防水性
を向上することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために本体内に配した液体を収容する容器と、前記
容器内の液体を加熱する手段と、前記容器の開口部を覆
う蓋体を備え、前記蓋体を容器内に空気を圧縮して送り
込むポンプ部とこのポンプ部を上下を開放し、同ポンプ
を上下方向に移動する押し板を設け前記押し板の操作時
に前記ポンプの上開口部を密閉する弁を設け、前記押し
板の外周嵌合部上端部より押し板の摺動部の上端部が同
一面に位置した時に前記弁が閉じない構成としたもので
ある。
【0021】上記第2の目的を達成するために、前記容
器の開口部を覆い容器内の液体や容器内の空気をシール
する蓋体を備え前記蓋体の下部に中板と下板とを備えこ
の下板に容器と蓋体との間をシールする弾性体を設け
前記弾性体を蓋体の中板の外周面側面と容器シール面の
側面の間に径方向の段差を設けシール面を略逆L字状と
したものである。
【0022】上記第3の目的を達成するために、本体後
部に略L字形の溝部を有するヒンジ部を設け、蓋体に
は、前記溝部に嵌入される軸体を設けるとともに、前記
ヒンジ部に、上下方向に摺動自在に移動可能なレバーを
配して、このレバーを上方に付勢し、前記蓋体が前記本
体に装着されている状態において、前記軸体の前記溝部
内での前方向の移動を規制する位置規制部を、前記レバ
ーの一部に形成し、前記蓋体を開いた状態において、前
記レバーに一体で連結された操作部を内方に押し込むの
に伴い、前記軸体の移動の規制を解除することにより、
蓋体の取り外しができるようにしたものである。
【0023】上記第4の目的を達成するため、前記容器
の外周を覆うケースを有しこのケースの下部外周に嵌合
し挟持するように前記容器底部に設けられた容器取付金
具に電気湯沸し器の制御回路部を収納する収納部を一体
形成した袴を裏板とビスにより取付け前記袴に電気湯沸
し器の沸騰スイッチの動作部と表示部を前記袴の外周側
面に形成し、該動作部と表示部をシートで覆う構成とし
たものである。
【0024】上記第5の目的を達成するため、前記袴の
制御回路の収納部は上部と周囲を覆い下方は開放し、こ
の開放部を樹脂製のシートで覆い、かつシートと前記裏
板とに隙間を設けた構成としたものである。
【0025】
【作用】本発明の構成によれば第1の手段により、蓋体
に設けられた押し板の操作で蓋体の押し板の外周嵌合部
に位置したときにポンプを密閉する弁を開放しているた
め湯が吐出することがない。
【0026】第2の手段により本体に引っかかって弾性
体がはみ出したりせずシールが確実にでき、かつ加工が
簡単になる。
【0027】第3の手段に蓋体を本体から外す際には、
蓋体を開いた状態で、レバーを内方に押すことにより、
蓋体に設けられている軸体の前方向移動の規制を解除す
るので、蓋体が本体より外れる。
【0028】また、蓋体を本体に装着する際には、軸体
を溝部の開口部に位置させ、下方に押し込むことによ
り、軸体によってレバーが下方に押し下げられ、溝部が
開くので、軸体を容易に溝の奥に押し込むことができ
る。
【0029】レバー単体で上方に付勢するように略屈曲
形状の弾性部と操作部を有しているため上下動出来るも
のである。
【0030】第4の手段により、沸騰スイッチの動作部
を一体に構成しているためスイッチ動作が安定する。
【0031】第5の手段により、裏板部分に侵入した水
滴を制御回路部に侵入しないようにする。
【0032】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1〜図
11を参照しながら説明する。
【0033】図1〜図11において、1は本体、2は本
体1内に配された上面開口の容器、3は容器2の開口部
を覆う蓋体である。蓋体3は容器内に空気を圧縮して送
り込むベーローズ式のポンプ部4設けている。ポンプは
上下に開口部4a、4bをもうけている。5は開口部を
シールする弁である。6は弁とポンプを押し下げる押し
板である。
【0034】このとき蓋体3は前記押し板6が摺動する
ように摺動部を設け、かつ押し板6にガイド6aを設け
押し板6が垂直に下がるように構成している。また蓋体
3は略球状で構成されるためaの段差が生じる。従って
摺動部の外周面は押し板6が下がったとき図3のごとく
同一平面になる。かりに押し板6を動作させた時少なく
とも弁5が閉じないようにしている。
【0035】7は前記ポンプを取り付けている中板であ
る。8はステンレス等の金属で構成された下板である。
9は下板8に取り付けられたシリコンゴム等で構成され
た弾性体である。弾性体9はビスにより中板7に押圧さ
れ取り付けられる。
【0036】この弾性体9は下板8にはめ込むように溝
9aを設け、上板7の凹部7aに係止されるように凸部
9cを備え、上部をほぼ中板7と同一の径とし下部のシ
ール部9bは内方に段差を設けて略逆L字状に構成され
ている。
【0037】従って弾性体9は下部シール部9bを径方
向に段差を設けているので弾性体9が変形しても本体1
との側壁1bとの余裕を確保できる。引っかかることが
ない。また形状も簡単にできる。
【0038】10は本体に設けられたヒンジ部で、略L
字形の溝部11が形成されている。また、12は蓋体3
に設けられた軸体である。13はヒンジ部4内に上下方
向に摺動自在に配されたレバーである。このレバー13
は、上部に位置規制部13aを有し、左右に操作部14
を有し、その操作部14とレバー部13を一体で連結す
る略波形状の屈曲部15を設けている。
【0039】蓋体3が本体1に装着されている状態、即
ち、軸体12がヒンジ部4の溝部1a内にある状態にお
いて、軸体12の溝部11内での移動を規制する位置規
制部7aが、レバー7の一部に形成されており、また、
前記操作部14の部分を押し込むと、略波形状の屈曲部
15が弾性変形し、前記位置規制部7aが下がり、蓋体
3の軸体12の位置規制が解除され、本体1のヒンジ部
4よりロックが解除され着脱できるものである。
【0040】前記屈曲部15の応力により、付勢されて
ヒンジ部の係止部1cにセットされている。
【0041】また16は蓋体3内に配されたロック部材
で、スプリング17により前方に付勢されており、蓋体
3の閉位置において、ロック部材16の前部に形成され
た爪部18は、本体1に形成された爪受け部(図示せ
ず)に係合しており、この状態で蓋体3は本体1にロッ
クされている。20は操作つまみで、一部に形成された
突起21を、ロック部材16に略当接した配置になって
いる。
【0042】ロックを解除し蓋体3を開くためには、操
作つまみ20を上方に持ち上げることによりレーバ係止
部に連結されたスプリング17が変形し突起21がロツ
ク部材16を後退させるので爪部18と爪受け部の係合
が外れて、蓋体3を開くことができる。
【0043】図8は蓋体3を開いた後、蓋体3を本体1
のヒンジ部4より外すときの各部の挙動を示したもの
で、この状態において、レバー7の係止部13bは軸体
12の前方向の移動を規制しており、軸体12は溝部1
1の開口部の前方向へ移動できないので、蓋体3をどの
方向に引っ張っても、ヒンジ部4からはずれることはな
い。
【0044】図6は、レバー7を操作部14を内方へ押
し込んだ状態を示すもので、レバー7の係止部13bが
下がり蓋体3の軸体12の径分だけ寸法が開口すると、
軸体12の溝部11の開口部の方向への移動が可能とな
る。この状態において、蓋体3を斜め上方に持ち上げれ
ば、蓋体3はヒンジ部4より外れる。
【0045】また、蓋体3を本体1に装着する際には、
軸体6を溝部5の開口部に位置させ、下方に押し込むこ
とにより、レバー7も下方に押し下げられ、溝部が開い
て軸体12が溝部1aの奥まで容易に入り込み、蓋体3
のヒンジ装置のセットが完了する。
【0046】22は本体1に係合するケースである。2
3はケースを挟持している袴である。袴23は外周側面
に湯沸し器の沸騰動作スイッチ24や保温中の表示ラン
プの表示部25を備え接着テープ等を貼つけられた表示
ラベルル26で覆っている。また袴23の一部に動作部
23a備えている。この表示ラベルを会して沸騰動作ス
イッチを動作させるものである。このように袴23に一
体で動作部23aを形成しているため、前記動作スイッ
チ24との位置関係も安定するため沸騰スイッチの感触
もよくすることができる。
【0047】制御回路の収納も一体に兼ねているため基
板も別部品に取り付ける事なく直接取り付けできる。
【0048】また袴は容器内の湯を吐出する導水管をガ
イドの案内リブ23bも備えている。
【0049】また袴23は電気湯沸し器の制御回路を収
納する収納部27を一体形成している。28は制御回路
の基板で沸騰スイッチ24や表示ランプ25等の電子部
品を備えている。
【0050】前記袴23の収納部27は上部と側面は前
記制御回路部を覆う様に構成している。かつ、下方は開
放している。この開放部分にシート30を袴23に係止
部31を設けて止めている。従ってシート30は表示部
側30aを袴25の先端に差込み両サイド30bをはめ
込みセットされる。32は容器取り付け金具で裏板33
をねじ34によりとりつけている。
【0051】このときシート30と裏板33の間を隙間
を取ることにより万一裏板33に水滴が侵入しても直接
制御回路部の電子部品に滴下することはない。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば 1)前記押し板の外周嵌合部上端部より押し板の摺動部
の上端部が同一面して前記弁が閉じない構成としため押
し板の不意の操作によっても熱湯が吐出することがなく
また押し板の上に間違って平面上のものを置かれて湯を
沸かされたり保温中このような動作されても湯が吐出す
ることはない。
【0053】2)前記容器の開口部を覆い容器内の液体
や空気をシールする蓋体を備え前記蓋体の下部に中板と
下板とを備え該下板に容器と蓋体との間をシールする弾
性体を設け 前記弾性体を蓋体の中板の外周面側面と容
器シール面の側面の間に径方向の段差を設けシール面を
略逆L字状としため弾性体の形状を簡単にできるととも
にかりに弾性体の端面がはみだしてもシール面が一段さ
がつているためシールが安定する。また本体の側面に引
っかかることがなく、蓋の開閉時に操作が重たくなるよ
うなこともなくすことができる。
【0054】3)前記本体後部に略L字形の溝部を有す
るヒンジ部を設け、蓋体には、前記溝部に嵌入される軸
体を設けるとともに、前記ヒンジ部に、上下方向に摺動
自在に移動可能なレバーを配して、このレバーを上方に
付勢し、前記蓋体が前記本体に装着されている状態にお
いて、前記軸体の前記溝部内での前方向の移動を規制す
る位置規制部を、前記レバーの一部に形成し、前記蓋体
を開いた状態において、前記レバーを内方に押すことに
伴い、前記軸体の移動の規制を解除することにより、蓋
体の取り外しができるようにしたものである。
【0055】またレバー操作時以外は、蓋体が本体に常
時確実に結合されているため、蓋開閉時に蓋体がはずれ
ることなく操作でき、また、前方に蓋体の軸体を付勢し
ているため、蓋全体の横方向のグラツキや蓋閉時のズレ
も防止出来るものである。
【0056】また、蓋体を本体から外す際には、蓋体を
開いた状態で、レバーを内方に押し込むだけままで、蓋
体を斜め上方に持ち上げれば外すことができ、レバー単
体で弾性部も有しているので内方向の付勢をやめれば自
然復帰し、1つの部品で構成出来るので、部品コストも
安価に提供できる。
【0057】4)前記容器の外周を覆うケースを有し該
ケースの下部外周に嵌合し挟持するように前記容器底部
に設けられた容器取付金具に電気湯沸し器の制御回路部
を収納する収納部を一体形成した袴を裏板とビスにより
取付け前記袴に電気湯沸し器の沸騰スイッチの動作部と
表示部を前記袴の外周側面に形成し、該動作部と表示部
をシートで覆い一つの部品で構成しているため、動作部
の寸法が安定しスイッチの感触も安定するシール貼付け
部も同一平面であるため凹凸のない外観がきれいに出来
品位も向上できるものである。
【0058】5)前記袴の制御回路の収納部は上部と周
囲を覆い下方は開放し、該開放部を樹脂製のシートで覆
い、かつシートと前記裏板とに隙間を設けた構成とした
め万一裏板から水滴が侵入してもシートにより防水で
き、水滴による回路部のショートを防止出来、信頼性の
高い電気湯沸器を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】同本発明の一実例を示す縦断面図
【図2】本発明における蓋体の押し板が定位置に位置し
たときの要部断面図
【図3】本発明における蓋体の押し板が嵌合部外周面ま
で動作させたときの要部断面図
【図4】本発明における蓋体の弾性体を示す断面図
【図5】本発明における蓋開時ヒンジ部を後方より見た
部分断面図
【図6】本発明におけるヒンジ部のレバー部を内方に動
作させたときの部分断面図
【図7】a)本発明の一実施例を示すレバー単品の側面
図 b) 本発明の一実施例を示すレバー単品を後ろから見
た図
【図8】本発明の蓋体の着脱の挙動を示す要部拡大縦断
面図
【図9】本発明における下部操作部の分解斜視図
【図10】本発明の電器湯沸し器を裏方向より見た平面
【図11】本発明における底部の要部断面図
【図12】従来例を示す縦断面図
【図13】従来例を示す縦断面図
【図14】従来例の弾性体を示す断面図
【符号の説明】
1 本体 2 容器 3 蓋体 4 ポンプ部 5 弁 6 押し板 7 中板 8 下板 9 弾性体 9a 凹部 9b 下部シール部 10 ヒンジ部 12 軸体 13 レバー 13a 位置規制部 13b 係止部 14 操作部 15 屈曲部 23 袴 24 動作スイッチ 25 表示部 26 表示ラベル 27 収納部 28 基板 30 シート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内に配した液体を収容する容器と、
    前記容器内の液体を加熱する手段と、前記容器の開口部
    を覆う蓋体とを備え、前記蓋体係合し上下に摺動可能に
    して容器内に空気を送り込むポンプ部とこのポンプ部を
    上下を開放し、同ポンプを上下方向に摺動する押し板を
    設け、前記押し板の操作時に前記ポンプの上開口部を密
    閉する弁を設け、前記押し板の外周嵌合部上端部より押
    し板の上端部が同一平面に位置した時に前記弁が閉じな
    い構成とした電気湯沸し器。
  2. 【請求項2】 容器の開口部を覆い容器内の液体や内部
    の空気をシールする蓋体の下部に中板と下板とを備え下
    板に容器と蓋体との間をシールする弾性体を設け、 前
    記弾性体を蓋体に設けた中板の外周面側面と容器シール
    面の側面の間に径方向の段差を設けシール面を略逆L字
    状とした第1項記載の電気湯沸し器。
  3. 【請求項3】 本体内に配した容器と、前記容器の開口
    部を覆う蓋体とを備え、前記本体に略L字形の溝部を有
    するヒンジ部を設けるとともに、前記ヒンジ部に上下方
    向に摺動自在に移動できる係止部を有するレバーと前記
    レバーと連動して横方向に、略屈曲形状の弾性部を有し
    て作動部と一体に連結して、前記蓋体が前記本体に装置
    されている状態において、前記軸体の前記溝部内での移
    動を規制する位置規制部を前記レバーの一部に形成し、
    前記蓋体の軸体の前方に位置させ、前記レバーの作動部
    を内方に押すことにより、位置規制部が前記軸体から離
    れて軸体の移動の規制が解除され、前記蓋体を取外しで
    きるように構成された電気湯沸し器。
  4. 【請求項4】 容器の外周を覆うケースを有し該ケース
    の下部外周に嵌合し挟持するように前記容器底部に設け
    られた容器取付金具に電気湯沸し器の制御回路部を収納
    する収納部を一体形成した袴を裏板とビスにより取付け
    前記袴に電気湯沸し器の沸騰スイッチ等の動作部と表示
    部を前記袴の外周側面に形成し、この動作部と表示部を
    表示ラベルで覆う構成とした第1項記載の電気湯沸し
    器。
  5. 【請求項5】 袴の制御回路の収納部は上部と周囲を覆
    い下方は開放し、この開放部を樹脂製のシートで覆い、
    かつシートと前記裏板とに隙間を設けた第1項記載の電
    気湯沸し器。
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