JP7177430B2 - ウォーターサーバー - Google Patents

ウォーターサーバー Download PDF

Info

Publication number
JP7177430B2
JP7177430B2 JP2018111115A JP2018111115A JP7177430B2 JP 7177430 B2 JP7177430 B2 JP 7177430B2 JP 2018111115 A JP2018111115 A JP 2018111115A JP 2018111115 A JP2018111115 A JP 2018111115A JP 7177430 B2 JP7177430 B2 JP 7177430B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cold water
opening
housing
lock
door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018111115A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019214387A (ja
Inventor
眞吾 荒川
植盛 甘
国強 兪
勇 高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Midea Group Co Ltd
Original Assignee
Midea Group Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Midea Group Co Ltd filed Critical Midea Group Co Ltd
Priority to JP2018111115A priority Critical patent/JP7177430B2/ja
Publication of JP2019214387A publication Critical patent/JP2019214387A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7177430B2 publication Critical patent/JP7177430B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)

Description

この発明は、幼児による誤操作を防止することを可能とするウォーターサーバーに関する。
従来、主にオフィスや病院などでウォーターサーバーが利用されており、近年、水の安全や健康への関心の高まりから、一般家庭にもウォーターサーバーが普及しつつある。
ウォーターサーバーは、通常、筐体と、その筐体の内部に収容された冷水タンクおよび温水タンクと、冷水タンク内の飲料水を冷却する冷却装置と、温水タンク内の飲料水を加熱する加熱装置と、筐体の前面側に配置された冷水蛇口および温水蛇口と、冷水タンクと冷水蛇口の間を連通する冷水注出路と、温水タンクと温水蛇口の間を連通する温水注出路とを有する(特許文献1参照)。
このウォーターサーバーでは、飲料水をいつでも利用することができるように、冷水蛇口および温水蛇口が筐体の前面側に露出して配置されている。このため、大人の冷水蛇口または温水蛇口の操作を、幼児が見て真似をして不用意に操作して、温水でやけどしたり、飲料水で床面を濡らしたりするおそれがあった。
特開2014-166862号公報
この発明が解決しようとする課題は、幼児による誤操作を防止することが可能なウォーターサーバーを提供することである。
上記の課題を解決するために、この発明は、
上下方向に延びる筒部と、その筒部の上部を塞ぐ天板とを有する筐体と、前記天板に設けられ、交換式の原水容器が載置される容器ホルダと、前記筐体の内部に収容された冷水タンクと、前記原水容器内の飲料水の自重により前記原水容器から前記冷水タンク内に飲料水を導入する原水導入管と、前記冷水タンク内の飲料水を冷却する冷却装置と、前記冷水タンク内の飲料水を注出する冷水注出管と、前記冷水注出管を開閉する冷水注出弁と、前記冷水注出弁を開閉する冷水注出操作部と、を有するウォーターサーバーにおいて、
前記筐体がその内部に設けられ、前方に開口する注出室と、前記注出室の開口を開閉する上扉とを有し、前記注出室の内部に前記冷水注出操作部が配置されており、
前記上扉が、前記注出室の開口を閉塞する状態で、前記筐体に対して係合、または係合を解除する上ロック機構を有する構成を採用することができる。
この構成では、上ロック機構により、上扉を筐体に対して注出室の開口を閉鎖する状態に係合して、その閉鎖状態を保持することができる。このとき、幼児が注出室の内部に配置されている冷水注出操作部を操作することができない。
前記上ロック機構が、前記上扉の上部に固定されるロックケースと、前記ロックケース内を前記筐体に対して係合するロック位置と、前記筐体に対して係合が解除されるアンロック位置との間で移動するロック部材と、前記ロック部材に取り付けられ、前記ロック部材の移動を操作するレバーとを有する構成を採用することができる。
この構成においては、上扉を注出室の開口を閉塞する状態で、レバーを操作して、ロック部材をロックケース内のロック位置に移動させることで、注出室の開口を閉塞する状態で保持することができる。
前記上扉の上部に、前記レバーが前記ロック部材の移動方向に沿って案内されるガイド孔部を有し、前記ガイド孔部は、前記レバーが嵌り、前記ロック部材を前記アンロック位置に保持するストッパ凹部を有する構成を採用することができる。
この構成によると、上扉を注出室の開口を閉塞する状態に保持する必要がない場合、レバーをガイド孔部のストッパ凹部に位置させることで、ロック部材をアンロック位置に保持することができる。
前記ロックケースが前記ロック部材を前記ロック位置へ向かって付勢する弾性部材を有する構成を採用すると、弾性部材によりロック部材をロック位置に保持することができる。
前記筐体が、その内部の前記注出室の下方に位置し、前方に開口する収容部と、前記収容部の開口を開閉する下扉とを有し、前記下扉が、前記収容部の開口を閉塞する状態で、前記筐体に対して係合、または係合を解除する下ロック機構を有し、
前記上扉が前記注出室の開口を閉塞し、かつ前記下扉が前記収容部の開口を閉塞する状態で、前記下ロック機構が、前記下扉に対して、前記上扉により覆われる位置にある構成を採用することができる。
この構成では、筐体に対して上扉を開かなければ、下ロック機構を操作し、下扉を開くことができない。
この発明は、冷水注出操作部が内部に配置される注出室の開口を開閉する上扉を有し、その上扉を上ロック機構により、前記注出室の開口を閉塞する状態で保持するようにしたので、幼児が冷水注出操作部を操作することができず、幼児による誤操作を防止することができる。
この発明に係る実施形態のウォーターサーバーを示す縦断面図 同上のウォーターサーバーの上扉および下扉の開状態を斜視図 同上の上扉の開閉状態を示す一部切り欠き平面図 同上の上ロック機構を示す斜視図 同上の上ロック機構を示す分解斜視図 同上の上ロック機構を示す平面図 (a)同上の上ロック機構のロック位置を示す横断面図、(b)同上の上ロック機構のアンロック位置を示す横断面図、(c)同上の上ロック機構のアンロック位置を保持している状態を示す横断面図 同上の下ロック機構を示す分解斜視図 (a)同上の下扉の下ロック機構の係合状態を示す拡大縦断面、(b)同上の下扉の下ロック機構の係合解除状態を示す拡大縦断面 同上の上扉と下ロック機構との位置関係を示す平面図
以下、この発明に係る実施形態のウォーターサーバー1を図面に基づいて説明する。このウォーターサーバー1は、図1、2に示すように、水平な床面に載置された筐体2と、筐体2の上部に設けられ、交換式の原水容器20が載置される容器ホルダ3と、筐体2の内部に収容された冷水タンク4と、原水容器20内の飲料水の自重により原水容器20から冷水タンク4内に飲料水を導入する原水導入管5とを有する。
また、ウォーターサーバー1は、冷水タンク4内の飲料水を冷却する冷却装置6と、冷水タンク4内の飲料水を筐体2の外部に注出する冷水注出管7と、冷水注出管7を開閉する冷水注出弁7bと、冷水注出弁7bを開閉する冷水注出操作部としてのコック26とを有するものである。
筐体2は、上下方向に延びる筒部8と、筒部の上端を塞ぐように設けられた天板9と、筒部8の下端を塞ぐように設けられた底板10とを有する。筒部8は、左右一対の側面板11と、側面板11の上側前縁同士を連結する前面板12と、側面板11の後縁同士を連結する後面板13とで構成されている。
筐体2は、前面板12に開口し、後方に向かって凹んで形成される注出室14と、注出室14の下方に設けられ、前方に開口する収容部15とを有する。注出室14は、その内部に突き出す状態に冷水注出管7のコック26が取り付けられている。
収容部15は、筐体2の内部に設けられ、その前方の開口の上部がマスク板部15aで閉塞され、マスク板部15aの下縁部から後方に延びる仕切板部15bにより、上方が閉塞されている。
筐体2は、前面板12の左右方向の一端側(図2中での左端側)に、注出室14の開口を閉塞する上扉16と、左右方向の一方側(図2中での左側)の側面板11に、収容部15の開口を閉塞する下扉17とを有する。
マスク板部15aは、図2に示すように、前面板12よりも後側の位置(後位)にあり、下扉17が上扉16よりも厚く形成されている。上扉16が注出室14の開口を閉塞し、かつ下扉17が収容部15の開口を閉塞する状態では、上扉16および下扉17の前面の位置が前後方向に合致するようになっている(図9参照)。
上扉16は、前面板12の左側の前縁部にヒンジ部16aを介して開閉可能に取り付けられる。上扉16の上部の左右方向他端側(図2中での右端側)に上ロック機構18が設けられ、上ロック機構18により上扉16が筐体2に対して、注出室14の開口を閉塞する状態で係合または係合解除するものである。
上ロック機構18は、図3に示すように、上扉16の上端部の左右方向他方側に取り付けられている。上ロック機構18は、上扉16の上部に固定されるロックケース31と、ロックケース31内を上扉16の幅方向(左右方向)に沿って移動するロック部材32と、ロック部材32の移動を操作するレバー33と、ロック部材32を幅方向一方へ付勢する弾性部材となるコイルばね34とを有する。
ロックケース31は、上扉16の幅方向に延びるベース板部31aと、ベース板部31a上に設けられ、上扉16の幅方向一端部に位置する第一規制枠部31b、および上扉16の幅方向他端部に位置する第二規制枠部31cとを有している。
また、ロックケース31は、ベース板部31a上に設けられ、上扉16の厚み方向一端部から立ち上がるガイド板部31dを有する。第一規制枠部31bと第二規制枠部31cとは、それぞれの上扉16の幅方向の内面が平行に対向している。
第一規制枠部31b、第二規制枠部31cおよびガイド板部31dは、ベース板部31aに一体に形成され、同一の高さを有している。ベース板部31aは、上扉16の厚み方向他端部に上向きの支持片部31eを有する。
図5に示すように、ロック部材32は、ベース板部31a上に配置され、上扉16の幅方向に延びる長方体形状をなしている。ロック部材32は、ガイド板部31dと支持片部31eとで挟まれる状態で、第一規制枠部31bと第二規制枠部31cとの間を、上扉16の幅方向に移動可能となっている。
ロック部材32は、上扉16の厚み方向他方側の表面から突出するフック部32aと、ガイド板部31dとの対向面から上扉16の厚み方向他方へ凹む切り欠き部32bとを有する。フック部32aは、ガイド板部31dよりも上扉16の厚み方向他方へ突出している。
フック部32aは、先端部分が上扉16の幅方向一方に向かって突き出している。切り欠き部32bは、ロック部材32の上面および上扉16の厚み方向一方側の表面が開口しており、レバー33の軸部33aが上扉16の厚み方向にスライド可能に移動するようになっている。切り欠き部32bは、下部が上部よりも上扉16の幅方向の開口幅が大きく形成されている。
レバー33は、ロック部材32の切り欠き部32b内に嵌め合される軸部33aと、軸部33aの上端部に固定される頭部33bとを有する。軸部33aは、円柱状をなし、下端部に切り欠き部32bの下部に嵌る大径部を有している。頭部33bは、軸部33aに固定される状態で、ロック部材32の上面から突出している。このレバー33は、頭部33bをつまんで、ロック部材32に対して切り欠き部32b内を上扉16の厚み方向にスライド可能に移動するようになっている。
ばね部材であるコイルばね34は、第二規制枠部31cと、ロック部材32との間に長さ方向に圧縮されている状態で保持されている。コイルばね34により、ロック部材32は、第一規制枠部31bへ向かって付勢されている。
図7(a)に示すように、この上ロック機構18は、ロック部材32のフック部32aが、上扉16に形成される貫通孔部35を通して、筐体2へ向かって突出している。また、上ロック機構18は、レバー33の頭部33bが、上扉16の上部に形成されるガイド孔部36を通して、上方へ突出している。
上扉16の貫通孔部35は、上扉16の幅方向に沿って延びる状態に形成されている。前面板12は、注出室14の開口を閉塞する状態での上扉16の貫通孔部35と対向する位置に受容凹部37を有する。受容凹部37は、後方へ凹んで形成され、上扉16の貫通孔部35と同じ形状に開口している。受容凹部37の内部にロック部材32のフック部32aが収容される。
上扉16のガイド孔部36は、上扉16の幅方向に沿って延びる状態に形成されている。ガイド孔部36の上扉16の幅方向他端縁には、上扉16の厚み方向他方へ向かって凹むストッパ凹部36aが形成されている(図10参照)。
図7(a)に示すように、上扉16が注出室14の開口を閉塞する状態において、ロック部材32がロックケース31内の第一規制枠部31b側の位置(ロック位置)にあるとき、フック部32aが受容凹部37の開口部の左右方向一端縁と係合するようになっている。
一方、図7(b)に示すように、レバー33の操作によって、上扉16が注出室14の開口を閉塞する状態において、ロック部材32がロックケース31内の第二規制枠部31c側の位置(アンロック位置)にあるとき、フック部32aは受容凹部37の開口部の左右方向一端縁との係合が解除するようになっている。
このロック部材32は、ロックケース31内の前記ロック位置と前記アンロック位置との間で移動し、フック部32aによって、上扉16が筐体2に対して係合または係合を解除する状態となる。
また、図7(c)に示すように、ロック部材32がロックケース31内の前記アンロック位置にあるとき、レバー33をガイド孔部36のストッパ凹部36a内に移動させることで、ロック部材32がロックケース31内の前記アンロック位置にある状態に保持される。
下扉17は、左右方向の一方側(図2中での左側)の側面板11の前縁部にヒンジ部(図示省略)を介して開閉可能に取り付けられる。下扉17の上部の左右方向他端側(図2中での右端側)に下ロック機構19が設けられる。下扉17は、下ロック機構19により筐体2に対して、収容部15の開口を閉塞し、かつマスク板部15aを覆う状態で、係合または係合を解除するものである(図1参照)。
下ロック機構19は、図8に示すように、枠状のロックホルダ38と、ロックホルダ38内を上下方向に移動可能に嵌合するロック部材39と、ロック部材39をロックホルダ38に対して上方に付勢するコイルばね40とを有する。
ロックホルダ38は、相似となる大小二つの長円がその直線部分がつながる形状となるベース板部38aと、ベース板部38aの周縁部のうち、下扉17の厚さ方向一方側を除いた部分から立ち上がる側壁部38bと、コイルばね40の下部が挿入される凹部38cとを有する。
ロック部材39は、横断面が長円となる押しボタン部39aと、押しボタン部39aの下部の平坦部分につながるフック部39bとを有する。押しボタン部39aは、コイルばね40の上端部に差し込まれる支持軸部39cを有する。
フック部39bは、その下部と押しボタン部39aの下部が一体に形成され、その上部が押しボタン部39aの上面よりも高い位置にある。コイルばね40は、下端部がロックホルダ38の凹部38cに嵌り、上端部に押しボタン部39aの支持軸部39cが挿通されている。
図9に示すように、下ロック機構19は、ロック部材39の押しボタン部39aとフック部39bが下扉17の上面部を上方へ貫通する状態で、下扉17の上部に固定されている。ロック部材39は、ロックホルダ38内を上下方向に移動可能となっており、コイルばね40により上方へ付勢されている。
下扉17が収容部15の開口を閉塞する状態で、ロック部材39の押しボタン部39aが前面板12よりも前側の位置(前位)にあり、フック部39bが前面板12よりも後側の位置(後位)にある。ロック部材39は、押しボタン部39aの上部とフック部39bの上部とが下扉17の上面から突出する状態となっている。
図9(a)に示すように、下扉17が収容部15の開口を閉塞する状態で下ロック機構19のフック部39bが、下扉17の上面から突出する位置(ロック位置)にあるとき、フック部39bが前面板12の下端部に係合するようになっている。
一方、図9(b)に示すように、押しボタン部39aが押し下げられることで、フック部39bが下扉17の上面に対して没入する位置(アンロック位置)にあるとき、フック部39bは、前面板12の下端部との係合が解除するようになっている。なお、下ロック機構19のフック部39bがロック位置にあるときは、上扉16の開閉を阻害しないようになっている。
筐体2の天板9は、上方に突出する矩形の台座部9aと、台座部9aの中央部に設けられる容器ホルダ3とを有する。天板9の台座部9aは、中央に設けられる容器ホルダ3に向かうに従って、下向きに傾斜するすり鉢状をなし、外周縁部が天板9の外周縁部よりも高位にある。容器ホルダ3は、天板9のうち原水容器20を保持する部分である。
原水容器20は、水出口20aを下向きにした姿勢で容器ホルダ3に載置される。原水容器20の容量は、満水状態で10~20リットルの範囲で設定されている。この原水容器20は、内部の残水量の減少に伴って収縮するように柔軟性をもたせて形成される。
筐体2の天板9には、容器ホルダ3で保持した原水容器20から筐体2の内部に収容される冷水タンク4に飲料水を導入する原水導入管5が設けられている。原水導入管5の一端は原水容器20に着脱可能に接続され、原水導入管5の他端は冷水タンク4に固定して接続されている。
原水導入管5の冷水タンク4側の端部には、冷水タンク4内の水位に応じて開閉するフロートバルブ21が設けられている。筐体2の上部には、原水容器20を覆うカバー22が取り付けられている。
冷水タンク4は、内部に収容された飲料水を冷却する冷却装置6が取り付けられている。冷却装置6の作動により、例えば、マイナス15℃からマイナス30℃程度に冷却され、冷水タンク4内の飲料水を低温(5℃程度)に保つようになっている。
冷水タンク4の底面には、冷水タンク4内の低温の飲料水を外部に注出する冷水注出管7が接続されている。冷水注出管7には、筐体2の外部から操作可能なコック26が設けられ、このコック26を開くことによって冷水タンク4から低温の飲料水を注出室14内でカップ等に注出できるようになっている。
ここで、コック26を開いたときに、冷水タンク4内の飲料水がその自重で冷水注出管7を通って筐体2の外部に注出されるように(すなわちポンプを使用せずに飲料水を移動させることができるように)冷水注出管7の水出口7aは、冷水タンク4の底面よりも下側に配置されている。冷水タンク4の飲料水の容量は、原水容器20の容量よりも小さく、2~4リットル程度である。
図2に示すように、カバー22は、下方が開口する箱形をなしている。カバー22の開口縁部は、天板9の台座部9aの外周縁部よりも一回り大きい矩形をなしている。カバー22は、台座部9aの周囲に開口縁部が位置するように、天板9上に載置されている。
この実施形態に係るウォーターサーバー1は、以上のように構成されている。ウォーターサーバー1は、注出室14の開口を閉塞する上扉16が、筐体2に対して開閉するようにヒンジ部16aを介して取り付けられたものである。
図3に示すように、上扉16が注出室14の開口を閉塞する状態において、上ロック機構18のロック部材32がロックケース31内のロック位置にあるとき、フック部32aが受容凹部37の開口部の左右方向一端縁と係合する。
この係合状態では、上扉16により注出室14の開口が閉塞されている。このとき、注出室14内のコック26を操作することができず、幼児が誤ってコック26を操作することを防止することができる。
ウォーターサーバー1は、上ロック機構18が上扉16の上部に固定され、レバー33が上扉16の上面から上方に突出している。このように突出するレバー33は、幼児の手が届きにくい高い位置にあるので、幼児によってレバー33の誤操作がされにくくなっている。
また、ウォーターサーバー1は、上扉16が注出室14の開口を閉塞し、かつ下扉17が収容部15の開口を閉塞する状態で、下ロック機構19の押しボタン部39aが、下扉17に対して、上扉16により覆われる位置にある。
このため、上ロック機構18により上扉16が注出室14の開口を閉塞する状態で係合していると、下ロック機構19の押しボタン部39aを操作することができない。押しボタン部39aの操作ができないため、下扉17を開くことができない。
なお、筐体2は、その内部に形成され、前方に開口する収容部15および収容部15の開口を開閉する下扉17を有しないものであってもよい。
1 ウォーターサーバー
2 筐体
3 容器ホルダ
4 冷水タンク
5 原水導入管
6 冷却装置
7 冷水注出管
7a 水出口
7b 冷水注出弁
8 筒部
9 天板
9a 台座部
10 底板
11 側面板
12 前面板
13 後面板
14 注出室
15 収容部
16 上扉
16a ヒンジ部
17 下扉
18 上ロック機構
19 下ロック機構
20 原水容器
21 フロートバルブ
22 カバー
26 コック
31 ロックケース
32 ロック部材
32a フック部
33 レバー
34、40 コイルばね
35 貫通孔部
36 ガイド孔部
36a ストッパ凹部
37 受容凹部
38 ロックホルダ
38a ベース板部
39 ロック部材
39a 押しボタン部
39b フック部
39c 支持軸部

Claims (6)

  1. 上下方向に延びる筒部(8)と、その筒部(8)の上部を塞ぐ天板(9)とを有する筐体(2)と、前記天板(9)に設けられ、交換式の原水容器(20)が載置される容器ホルダ(3)と、前記筐体(2)の内部に収容された冷水タンク(4)と、前記原水容器(20)内の飲料水の自重により前記原水容器(20)から前記冷水タンク(4)内に飲料水を導入する原水導入管(5)と、前記冷水タンク(4)内の飲料水を冷却する冷却装置(6)と、前記冷水タンク(4)内の飲料水を注出する冷水注出管(7)と、前記冷水注出管(7)を開閉する冷水注出弁(7b)と、前記冷水注出弁(7b)を開閉する冷水注出操作部(26)と、を有するウォーターサーバーにおいて、
    前記筐体(2)がその内部に設けられ、前方に開口する注出室(14)と、前記注出室(14)の開口を開閉する上扉(16)とを有し、前記注出室(14)の内部に前記冷水注出操作部(26)が配置されており、
    前記上扉(16)が、前記注出室(14)の開口を閉塞する状態で、前記筐体(2)に対して係合、または係合を解除する上ロック機構(18)を有し、前記上ロック機構(18)が、前記上扉(16)の上部に固定されるロックケース(31)と、前記ロックケース(31)内を前記筐体(2)に対して係合するロック位置と、前記筐体(2)に対して係合が解除されるアンロック位置との間で移動するロック部材(32)と、前記ロック部材(32)に取り付けられ、前記ロック部材(32)の移動を操作するレバー(33)とを有し、前記上扉(16)の上部に、前記レバー(33)が前記ロック部材(32)の移動方向に沿って案内されるガイド孔部(36)を有し、前記ガイド孔部(36)は、前記レバー(33)が嵌り、前記ロック部材(32)を前記アンロック位置に保持するストッパ凹部(36a)を有することを特徴とするウォーターサーバー。
  2. 前記ロックケース(31)が前記ロック部材(32)を前記ロック位置へ向かって付勢する弾性部材を有することを特徴とする請求項に記載されたウォーターサーバー。
  3. 前記筐体(2)が、その内部の前記注出室(14)の下方に位置し、前方に開口する収容部(15)と、前記収容部(15)の開口を開閉する下扉(17)とを有し、前記下扉(17)が、前記収容部(15)の開口を閉塞する状態で、前記筐体(2)に対して係合、または係合を解除する下ロック機構(19)を有し、
    前記上扉(16)が前記注出室(14)の開口を閉塞し、かつ前記下扉(17)が前記収容部(15)の開口を閉塞する状態で、前記下ロック機構(19)が、前記下扉(17)に対して、前記上扉(16)により覆われる位置にあることを特徴とする請求項1または2に記載されたウォーターサーバー。
  4. 上下方向に延びる筒部(8)と、その筒部(8)の上部を塞ぐ天板(9)とを有する筐体(2)と、前記天板(9)に設けられ、交換式の原水容器(20)が載置される容器ホルダ(3)と、前記筐体(2)の内部に収容された冷水タンク(4)と、前記原水容器(20)内の飲料水の自重により前記原水容器(20)から前記冷水タンク(4)内に飲料水を導入する原水導入管(5)と、前記冷水タンク(4)内の飲料水を冷却する冷却装置(6)と、前記冷水タンク(4)内の飲料水を注出する冷水注出管(7)と、前記冷水注出管(7)を開閉する冷水注出弁(7b)と、前記冷水注出弁(7b)を開閉する冷水注出操作部(26)と、を有するウォーターサーバーにおいて、
    前記筐体(2)がその内部に設けられ、前方に開口する注出室(14)と、前記注出室(14)の開口を開閉する上扉(16)とを有し、前記注出室(14)の内部に前記冷水注出操作部(26)が配置されており、
    前記上扉(16)が、前記注出室(14)の開口を閉塞する状態で、前記筐体(2)に対して係合、または係合を解除する上ロック機構(18)を有し、前記筐体(2)が、その内部の前記注出室(14)の下方に位置し、前方に開口する収容部(15)と、前記収容部(15)の開口を開閉する下扉(17)とを有し、前記下扉(17)が、前記収容部(15)の開口を閉塞する状態で、前記筐体(2)に対して係合、または係合を解除する下ロック機構(19)を有し、
    前記上扉(16)が前記注出室(14)の開口を閉塞し、かつ前記下扉(17)が前記収容部(15)の開口を閉塞する状態で、前記下ロック機構(19)が、前記下扉(17)に対して、前記上扉(16)により覆われる位置にあることを特徴とするウォーターサーバー。
  5. 前記上ロック機構(18)が、前記上扉(16)の上部に固定されるロックケース(31)と、前記ロックケース(31)内を前記筐体(2)に対して係合するロック位置と、前記筐体(2)に対して係合が解除されるアンロック位置との間で移動するロック部材(32)と、前記ロック部材(32)に取り付けられ、前記ロック部材(32)の移動を操作するレバー(33)とを有することを特徴とする請求項に記載されたウォーターサーバー。
  6. 前記ロックケース(31)が前記ロック部材(32)を前記ロック位置へ向かって付勢する弾性部材を有することを特徴とする請求項に記載されたウォーターサーバー。
JP2018111115A 2018-06-11 2018-06-11 ウォーターサーバー Active JP7177430B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018111115A JP7177430B2 (ja) 2018-06-11 2018-06-11 ウォーターサーバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018111115A JP7177430B2 (ja) 2018-06-11 2018-06-11 ウォーターサーバー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019214387A JP2019214387A (ja) 2019-12-19
JP7177430B2 true JP7177430B2 (ja) 2022-11-24

Family

ID=68919339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018111115A Active JP7177430B2 (ja) 2018-06-11 2018-06-11 ウォーターサーバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7177430B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112741495B (zh) * 2021-01-06 2022-12-30 广州市银志营销策划有限公司 一种防儿童烫伤饮水机

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001207713A (ja) 2000-01-25 2001-08-03 Takigen Mfg Co Ltd ラッチ錠
CN104643933A (zh) 2013-11-20 2015-05-27 山肯亚嘉达维贾股份有限公司 双进水饮水机
JP2016536234A (ja) 2013-10-24 2016-11-24 レイヴァ, ロバートLEYVA, Robert 多目的且つ審美的に改良された樽分注装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0860924A (ja) * 1994-08-24 1996-03-05 Takigen Mfg Co Ltd 解錠位置拘束型ラッチ装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001207713A (ja) 2000-01-25 2001-08-03 Takigen Mfg Co Ltd ラッチ錠
JP2016536234A (ja) 2013-10-24 2016-11-24 レイヴァ, ロバートLEYVA, Robert 多目的且つ審美的に改良された樽分注装置
CN104643933A (zh) 2013-11-20 2015-05-27 山肯亚嘉达维贾股份有限公司 双进水饮水机

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019214387A (ja) 2019-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3205180U (ja) 容器の蓋体構造
KR102066752B1 (ko) 커피 머신
JP5955890B2 (ja) 飲料用容器の栓体
US20160106241A1 (en) Lid assembly and drinking container comprising the same
JP7177430B2 (ja) ウォーターサーバー
JP2021080026A (ja) 栓体および飲料容器
JP3168423U (ja) 電気ケトル
CN211408561U (zh) 烹饪器具
US11103099B2 (en) Beverage dispensing machine
JP2018015570A (ja) 飲料調製装置用の貯蔵タンクシステム
TWI617270B (zh) Cooking rice cooker
JP4021373B2 (ja) ポットの蓋ヒンジロック構造
JP3224167U (ja) 飲料容器の栓体
JPWO2017145437A1 (ja) 炊飯器
JP6483149B2 (ja) 保温ポット
KR20180055003A (ko) 코크 안전장치
JP5099606B2 (ja) 電動加圧注出式液体容器
JP3206294U (ja) 飲料容器の栓体
JP3190286U (ja) 飲料容器の口栓装置
JP2018104037A (ja) 鍵付きウォーターサーバー
KR20190138342A (ko) 휴대용 조리용기
CN212117864U (zh) 烹饪器具
JP5875486B2 (ja) 飲料抽出機
JPH05115374A (ja) 電気湯沸し器
JP7008953B2 (ja) 飲料容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210525

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220330

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220405

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220630

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221025

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7177430

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150