JPH0431009Y2 - - Google Patents

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JPH0431009Y2
JPH0431009Y2 JP1989002324U JP232489U JPH0431009Y2 JP H0431009 Y2 JPH0431009 Y2 JP H0431009Y2 JP 1989002324 U JP1989002324 U JP 1989002324U JP 232489 U JP232489 U JP 232489U JP H0431009 Y2 JPH0431009 Y2 JP H0431009Y2
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JP
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lid
container
lower hinge
container body
locking piece
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JP1989002324U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、容器本体の上部に蓋体を孤回動開閉
自在に装着した蓋つき容器に関するものである。
(従来技術) この種の蓋つき容器においては、通常の使用時
には蓋体を容器本体に枢着したままで開閉し、洗
浄時などには該蓋体を容器本体から分離して行な
えるようにすると便利であることから、従来から
例えば第4図及び第5図に示すような蓋つき容器
(実開昭60−8823号広報)が用いられている。
この第4図及び第5図に示す公知の蓋つき容器
(ポンプ注液式液体容器)ては、容器本体101
側に設けた下蝶番台131と蓋体102側に設け
た上蝶番台141とを蝶番ピン130で孤回動開
閉自在なる如く枢着するとともに、下蝶番台13
1を容器本体101に対して取外し自在に装着し
ている。下蝶番台131は、容器本体101の肩
部材106の外側面に外方に向けて突出形成して
いる箱形の収容室132内に上方から挿脱自在に
挿し込まれた状態でロツク部材133により着脱
自在にロツクして取付けられている。ロツク部材
133は下蝶番台131に対してピン134で枢
着され且つバネ135でロツク方向に付勢された
状態で取付けられている。そして下蝶番台131
は、ロツク部材133を一体化させた状態で、容
器本体側の収容室132内に挿し込むことによ
り、ロツク部材133の下部外面に設けた係止爪
136が収容室132側の係止受部137に係止
されてロツクされるようになつている。尚、この
下蝶番台131は、ロツク部材133の操作部
(下端部)をバネ135に抗して内方に押圧(ロ
ツク解除される)した状態で上方に抜き出せば蓋
体102とともに容器本体側から取外すことがで
きるようになつている。
(考案が解決しようとする課題) ところが、この公知の蓋つき容器では、下蝶番
台131を収容部132に着脱自在に固定するた
めに、ロツク部材133とピン134とバネ13
5が必要となつて構造が複雑となる(部品点数が
多くなる)。又、下蝶番台の収容部132が容器
本体101の胴径より突出しているので蝶番装置
設置部分が容器の外側に突出して例えば梱包時な
どにおいて邪魔になる。さらに、下蝶番台131
をロツクするためのロツク部材133の操作部が
常時外部に露出しているので、例えば容器を転倒
させたときなどに該ロツク部材133の操作部に
外部の物品が衝突して、ロツク部材133が不用
意にロツク解除され、下蝶番台131が収容部1
32から抜け出すおそれがある、等の問題があつ
た。
本考案は、上記した従来の蓋つき容器の問題点
に鑑み、下蝶番台が蓋体とともに容器本体に対し
て着脱自在なる如くした蓋つき容器において、蝶
番装置部分の構造を簡単にするとともに容器全体
をコンパクトにし、しかも下蝶番台が不用意に容
器本体から外れないようにすることを目的として
なされたものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、容器本体側の下蝶番台と蓋体側の上
蝶番台とを蝶番ピンで枢支して前記蓋体を前記容
器本体に対して孤回動開閉自在なる如く装着し、
しかも前記下蝶番台を前記蓋体とともに容器本体
に対して取外し自在とした蓋つき容器において、
前記下蝶番台に弾性係止片を形成して、該弾性係
止片を前記容器本体の肩部内に形成した係止受部
に係脱自在に係止し、さらに前記蓋体の閉蓋状態
によつて被覆され且つ開蓋状態によつて開放され
る前記容器本体の肩部位置に、前記弾性係止片の
係合を解除操作する操作部を設けたことを特徴と
している。
(作用) 本考案の蓋つき容器によれば、下蝶番台に設け
た弾性係止片を容器本体の肩部内に設けた係止受
部に対して係合解除操作することによつて下蝶番
台が蓋体とともに容器本体に対して離脱可能とな
つている。ところで、下蝶番台の弾性係止片を係
合解除操作するための操作部は、容器本体の肩部
にあつて蓋体が閉蓋状態にあるときには該蓋体で
被覆されており、従つて蓋体の閉蓋状態において
は操作部が不用意に操作されることがない。又、
蓋体を孤回動開放させれば、上記操作部は開放さ
れて操作可能となり、該操作部を操作することに
より弾性係止片を係合解除させれば下蝶番台を容
器本体から離脱させることができる。又、下蝶番
台が容器本体に装着されている状態では、下蝶番
台の弾性係止片は容器本体の肩部内において係止
受部に係止されている。
(考案の効果) 本考案の蓋つき容器によれば、下蝶番台に設け
た弾性係止片を容器本体の肩部に設けた係止受部
に係止することによつて下蝶番台を容器本体に装
着しているので、下蝶番台を容器本体に対して取
外し自在としたものであつても、該下蝶番台を容
器本体側に固定するための構造が簡単となる。
又、係止受部を容器本体の肩部内に設けているの
で、蝶番装置を容器の胴部外周に収めることがで
き、容器全体をコンパクトにできる。さらに、蓋
体の閉蓋状態においては、弾性係止片を係合解除
操作するための操作部が蓋体で被覆されているの
で、該操作部が不用意に操作されることがなくな
り、安全性が向上する等の効果がある。
(実施例) 第1図ないし第3図を参照して本考案の実施例
を説明すると、この実施例のポンプ注液式液体容
器は、外ケース5の上部に肩部材6を設けさらに
該外ケース5内に真空二重瓶製の内容器7を収容
してなる容器本体1と、内部にエアーポンプ9を
収容した蓋体2と、一連の液体注出通路10とを
備えて構成されている。尚、この実施例では、肩
部材6が実用新案登録請求の範囲中の肩部1aと
なる。
蓋体2は、容器本体1の後側上部において蝶番
装置3によつて孤回動開閉自在なる如く枢着され
ている。
蓋体2の前部は蓋ロツク装置21でロツクされ
ている。この蓋ロツク装置21は、容器本体1側
に設けたレバー式のロツク部材22の係止爪24
を蓋体2側に設けた爪受部25に係止することに
よつて蓋体2をロツクし得るようになつている。
前記蝶番装置3部分には、蓋体2を開放方向に
付勢しているバネ40が設けられている。
そして、この液体容器では、蓋ロツク装置21
の操作部23を押すと係止爪24が爪受部25か
ら外れると同時にバネ40の付勢力により自動的
に蓋体2が開くようになつている。
肩部材6の中央部には給液口8が形成されてい
る。この給液口8の口縁下面と内容器7の上部口
縁との間には適宜高さをもつ筒壁14が介設され
ている。この筒壁14は、その外側面上部に設け
た外向き爪15(円周方向に複数個形成されてい
る)を肩部材6の下面に設けた爪受部16に対し
て無理嵌合させることによつて固定されている。
液体注出通路10は、内容器7内に挿入されて
いる縦向きの液体汲上管17と、内容器7外にお
いて横向きに設置されている液体注出管18と、
該液体注出管18の先端下方に設置されている注
口管19とを有している。液体汲上管17と液体
注出管18とは前記筒壁14に形成した横向きの
穴14aを介して相互に連通させている。
蓋体2内に設けたエアーポンプ9は、ポンプ底
板51とポンプ上板52の間に環状のベロフラム
53を介設して構成されている。尚、ポンプ底板
51が蓋体2の底面を形成している。ポンプ上板
52の中央部には吸入弁55によつて開閉される
吸入口54が形成されている。吸入弁55とポン
プ底板51上面との間にはポンプ伸長用のスプリ
ング56が介設されている。
ポンプ底板51下面のほぼ中央部には、閉蓋時
に給液口8を閉塞する栓11が設けられている。
この栓内には閉蓋時にエアーポンプ9と内容器7
内とを連通する空気通路12が形成されている。
蓋体2を枢着している蝶番装置3は、容器本体
1側に着脱自在に固定される下蝶番台31と蓋体
2側に設けられた上蝶番台41とを蝶番ピン30
で枢支して構成されている。
下蝶番台31には、その基台部32に内方側の
横向きに突出する弾性係止片33を設けている。
この弾性係止片33の先部側上面には上面側に膨
出する係止爪34が一体形成されている。又、こ
の弾性係止片33は、その先部側(係止爪34)
が弾性により上下に変位し得るようになつてい
る。
他方、肩部材6の後側上部には、上方及び外側
方が開放された凹室状の下蝶番台収容部61が形
成されている。この収容部61は、その内部に下
蝶番台31を収容した際に該下蝶番台31が肩部
材6の外側面から外方にはみ出さないようにし得
る程度の大きさを有している。又、この下蝶番台
収容部61の奥壁61aには下蝶番台31の前記
弾性係止片33を抜き挿し自在に挿入し得る穴6
2が形成されている。この穴62の上縁は弾性係
止片33の係止爪34を係止するための係止受部
63となるもので、該係止受部63は、下蝶番台
31を収容部61内に収容した状態において、弾
性係止片33の係止爪34よりやや高位置となる
ように位置決めされている。
そして、下蝶番台31を収容部61内に装着す
るには、該下蝶番台31を、その弾性係止片33
側が収容部61に対向する姿勢で該収容部61の
水平外方から収容部61内に嵌入させればよい。
そのときには、下蝶番台31の弾性係止片33も
収容部奥壁61aの穴62内に挿入されるが、そ
の際、弾性係止片33の係止爪34が穴62の上
縁(係止受部63)に衝合して、該弾性係止片3
3全体が下方に撓ませながら進入していき、該係
止爪34が収容部奥壁61aより内側に達したと
きに弾性係止片33が上方に弾性復帰して、係止
爪34が係止受部63に係合するようになつてい
る。
又、肩部材6の上面には、下蝶番台31の弾性
係止片33が対応する直上部に、該弾性係止片3
3を下方に押圧して係止受部63との係合を解除
せしめ得る操作部64が設けられている。この操
作部64は、第3図に示すように肩部材6上面に
おける弾性係止片33が対応する部分にコ形の切
り溝65を形成し、しかも該切り溝65内の舌片
部66の肉厚を薄くして、該舌片部66を下方向
に撓ませることができるようにして形成されてい
る。そして、この操作部64を押圧すると、第2
図に示すように舌片部66が下方に撓ませられて
その下面で下蝶番台31側の弾性係止片33を鎖
線33′で示すように係止爪34が係止受部63
から外れる高さまで下方に撓ませるようになり、
それによつて下蝶番台31を収容部61から水平
外方に抜き出すことができるようになつている。
又、この操作部64は、閉蓋状態では蓋体2に
よつて覆われているが、このように閉蓋状態にお
いて操作部64を蓋体2で被覆するようにすれ
ば、例えば誤つて容器を転倒させた場合でも、該
操作部64に外部の物品が衝突することがなく、
操作部64が誤操作されることがない。又、第2
図に示すように蓋体2を開放すれば操作部64は
開放され、該操作部64を上方から押圧操作でき
るようになつている。
この下蝶番台31は、蓋体2側の上蝶番台41
に蝶番ピン30で枢支された状態で、該蓋体2と
ともに一体的に取扱われ、該下蝶番台31を容器
本体1に対して着脱操作することにより、蓋体2
を容器本体1に対して着脱させることができるよ
うになつている。
尚、蓋体2開放用のバネ40は、その一端が蓋
体上板の裏面に係止され、他端が下蝶番台31に
設けた縦溝35内に挿し込まれている。
この実施例の蓋つき容器は、エアーポンプ9の
上部に設けた筒形押板状のポンプ操作部材71を
押圧することによりエアーポンプ9が圧縮され、
該エアーポンプ9からの加圧空気が内容器7内に
吹き込まれて、その加圧空気によつて内容器7の
液体を一連の液体注出通路10を通して外部へ注
出できるようになつている。又、下蝶番台31
は、容器本体1側の収容部61内に収容されて肩
部材6の外側面から外方にはみ出さないようにな
つているので、蝶番装置3部分が容器外に突出す
ることがなくなつてコンパクトになる。さらに、
下蝶番台31を容器本体1側に着脱自在に固定す
るための機構として、下蝶番台31に設けた弾性
係止片33を容器本体1側の収容部61の奥壁6
1aに設けた係止受部63に係脱自在に係止し得
るようにしているので、その構成が簡単となる。
尚、この実施例では、蓋つき容器としてポンプ
注液式液体容器を採用しているが、本考案は、容
器本体に対して蓋体が孤回動開閉自在に枢支され
た構造のものであれば適宜の蓋つき容器(例えば
電気炊飯器など)に適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかる蓋つき容器の
上半部縦断面図、第2図は第1図の状態変化図、
第3図は第2図の容器本体部分の一部平面図、第
4図は公知の蓋つき容器の一部縦断面図、第5図
は第4図の分解斜視図である。 1……容器本体、1a……肩部、2……蓋体、
3……蝶番装置、30……蝶番ピン、31……下
蝶番台、33……弾性係止片、41……上蝶番
台、63……係止受部、64……操作部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器本体1側の下蝶番台31と蓋体2側の上蝶
    番台41とを蝶番ピン30で枢支して前記蓋体2
    を前記容器本体1に対して孤回動開閉自在なる如
    く装着し、しかも前記下蝶番台31を前記蓋体2
    とともに容器本体1に対して取外し自在とした蓋
    つき容器であつて、前記下蝶番台31に弾性係止
    片33を形成して、該弾性係止片33を前記容器
    本体1の肩部1a内に形成した係止受部63に係
    脱自在に係止し、さらに前記蓋体2の閉蓋状態に
    よつて被覆され且つ開蓋状態によつて開放される
    前記容器本体1の肩部1a位置に、前記弾性係止
    片33の係合を解除操作する操作部64を設けた
    ことを特徴とする蓋つき容器。
JP1989002324U 1989-01-11 1989-01-11 Expired JPH0431009Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989002324U JPH0431009Y2 (ja) 1989-01-11 1989-01-11

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JP1989002324U JPH0431009Y2 (ja) 1989-01-11 1989-01-11

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JPH0294752U JPH0294752U (ja) 1990-07-27
JPH0431009Y2 true JPH0431009Y2 (ja) 1992-07-27

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JP1989002324U Expired JPH0431009Y2 (ja) 1989-01-11 1989-01-11

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5827732U (ja) * 1981-08-18 1983-02-22 株式会社寺岡精工 電子秤の表示装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5827732U (ja) * 1981-08-18 1983-02-22 株式会社寺岡精工 電子秤の表示装置

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Publication number Publication date
JPH0294752U (ja) 1990-07-27

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