JP7328503B2 - 液体容器 - Google Patents
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Description
液体が収容される容器本体と、該容器本体の開口部に着脱可能に嵌合固定される栓体と、該栓体の上面を覆う蓋体と、上記栓体を上記容器本体の開口部に着脱可能に係合するロックレバーとを備え、上記ロックレバーのロック解除操作時に、上記ロックレバーが上記蓋体の下面に入り込み、上記蓋体との間で所定の段差を形成するように構成し、上記ロックレバーのロック解除後、上記蓋体を摘んで上記栓体を取り外すことができるようにした液体容器であって、
上記ロックレバーは、指挿入用の凹部を有する単一の袋構造体により形成されている一方、上記蓋体側には同袋構造体のロックレバーに対応した開口が形成されており、上記ロックレバーは、上記蓋体と係合することなく相対摺動するように構成されていることを特徴としている。
上記請求項1の発明の課題解決手段において、ロックレバーは、ロック解除方向だけでなく、ロック方向にも蓋体の下面側に入り込む部分を有し、それら各部の蓋体下面への入り込み状態から、ロック状態またはロック解除状態の判別ができるようにしたことを特徴としている。
先ず、図1~図4は、この出願の発明の実施の形態に係る液体容器の全体的な構成を示している。
容器本体1は、図3および図4に示すように、有底筒状構造のステンレス製の内容器(内ケース)11と、同じく有底筒状構造で、内容器11よりも所定寸法大径のステンレス製の外容器(外ケース)12とからなり、それら内容器11、外容器12の上端側開口縁部11a、12a同士を相互に接合し、同接合部に断面逆U字形状の環状のカバー部材13を嵌合することによって、広口の開口部1aを形成した真空断熱構造の金属製容器本体に構成されている。
図4~図6の拡大断面図は、上述した容器本体1の開口部1aに嵌合固定された状態における栓体2部分の構成を、図7および図8は、栓体2を取り外した容器本体1の構成を、図9~図16は、上述した容器本体1の開口部1aから取り外した開閉弁取付状態における栓体2部分の構成を、図17は、図9~図16の栓本体2から開閉弁5を取り外した状態における栓体2および開閉弁5相互の構成を、図18および図19は、図9~図16の栓本体2から取り外した開閉弁5の構成を、図20は、同開閉弁5の各構成部分を取り外した分解状態における構成を、図21は、同開閉弁5の中子軸61a上端に中子連結部材62を取り付けた状態における開閉弁5の構成を、図22は、同開閉弁5の中子軸61a上端に中子連結部材62を取り付ける状態における開閉弁5および中子連結部材62相互の構成を、図23および図24は、同中子連結部材62の構成を、図25は、中子軸61a部分を昇降可能に支持する第1の昇降スプリング21Aの構成を、図26は、蓋体10を取り外した栓体2内の構成を、図27は、栓体2の各構成部分を取り外した分解状態における構成を、それぞれ示している。
栓本体9は、たとえば図28に示すように、上記容器本体1の開口部1aの内径および内周面形状に対応した外径および外周面形状の合成樹脂製の有底円筒体よりなり、中央部から半径方向外方にフラットな底壁部9aの中央部内側上部に小径の筒状部(二重筒)91、同底壁部9aの外周側上部に大径の筒状部92、大径の筒状部92の下端部外周(底壁部9a外周)に上下方向中央部に係合用のリブを有するパッキン嵌合溝93、大径の筒状部92の周壁部前端の内側に液体注出通路4形成用の角形の筒体部94、同角形の筒体部94上端の水平方向前端側への曲成部基端側上部に開閉レバー7の先端側支軸71a,71aを嵌合支持する開閉レバー枢支部(支軸嵌挿孔)94a,94a、大径の筒状部92の周壁部後端上部に開閉レバー7の押圧部(本体部)7b後端を嵌装するU状の溝部(切り欠き溝)95、大径の筒状部92の周壁部左右両端側上部にロックレバー3,3のロック片32,32を遊嵌するロック片遊嵌孔(水平方向のスリット)96,96、大径の筒状部92の周壁部上端側開口縁部の外周に蓋体10外周の係合部92aを、それぞれ一体に設けて構成されている。
ロックレバー支持部材35は、たとえば図29~図31に示されるように構成されている。
この実施の形態における左右一対のロックレバー3,3は、先に述べた従来の構成のように、蓋体自体に指が入る左右一対の凹部を形成し、同凹部の中央部側底部にロックレバー嵌装用の開口を設けて、アングル構造のロックレバーを左右両方向にスライド可能に嵌装し、その下部側容器本体肩部材の係合溝まで延びる長尺のスライド片を蓋体凹部の下面側と栓本体の底壁部側から上方に断面逆U字形状に高く起立させた環状の成型部上面との間で左右両方向にスライドさせることによって、容器本体の肩部材側スライド片係合溝との係合を図るようにしたものではなく、たとえば図33~図36に示すように、左右一対のロックレバー3,3自体が、全体として指挿入用の凹部を有する袋構造体となっており、その上部側開口面の内側(図42および図49の設置状態で内側)に蓋体10の天板中央部の下面側に入り込んでスライドする第1のスライド縁部31a,31a、その開口面の外側(図42および図49の設置状態で外側)に蓋体10の天板左右両側部の下面側に入り込んでスライドする第2のスライド縁部31b,31b、側壁部外側(図42および図49の設置状態で外側)に栓本体9の大径の筒状部92の周壁部左右両側のロック片遊嵌孔96,96を貫通し、容器本体1側肩部材14左右両側のロック片係合溝15,15内にスライド可能に係合する舌部構造のロック片32,32、また底壁部中央下部に断面コの字形のスプリング受け31d,31dを設け、その内側中央にロックスプリング41の他端側を嵌装するロックスプリング他端の嵌装部(凸部)33,33をそれぞれ設けて、上述したロックレバースプリング41,41(図41参照)の他端を嵌装支持するようになっている。また、上記舌部構造の係合片32,32の裏面側には、ロック片遊嵌孔96,96、ロック片係合溝15,15部分との摺動性を良くするためのリブ32a,32a・・が設けられている。
各々が上記のように構成された左右一対のロックレバー3,3は、たとえば図37~図40に示すように、各々その底壁面側のガイドリブ31e、31e部分が、上記ロックレバー支持部材35左右のロックレバー摺動支持台38,38間に跨る形で、当該ロックレバー摺動支持台38,38のテーブル面上に載置され、上記底壁面内側の摺動リブ31f,31f部分が同テーブル面のリブ溝38b,38bに係合した状態で支持される。また、この支持状態では、上記ロックレバー支持部材35の上記ロックレバー摺動支持台38,38間を基端側で連結する縦壁部38a中央部分に設けられているロックレバースプリング嵌装部34と自身の本体底壁部中央に設けられているロックレバースプリング嵌装部33との間に図41に示すロックレバースプリング41が所定の弾圧状態で介装され、同ロックレバースプリング41の伸長方向への付勢力によって、当該左右一対のロックレバー3,3が左右両側外方に押圧され、その舌部構造のロック片32,32が上記栓本体9の大径の筒状部92左右両側のロック片遊嵌孔96,96部分を貫通し、所定の長さ突出する状態で同大径の筒状部92周壁部の上端側内側前後の係止リブ部分(符号省略)に当接して係止される(図42の状態を参照)。
この実施の形態における開閉レバー7も、上述した中子61の中子軸61a部分を押圧することにより、開閉弁5の弁体51を下降させて液体注出路4の液体流入口4aを開放して容器本体1内の液体を流出させるのは、従来のものと基本的に同様である。
この実施の形態における蓋体10は、たとえば図4~図6および図26、図27に示すように、全体として偏平、かつフラットな円板構造のものに形成されており、その天壁部の外周部前端には、栓本体9側の液体流出口4b上端に対応した切り欠き10a、同左右両側にはロックレバー3,3のフック片遊嵌孔96,96上端に対応した切り欠き10d、10d、天壁部後端には開閉レバー7の後端7cの垂直部立ちあがり用の開口10b、天壁部の左右方向両側所定の幅を置いた2つの位置には、中央部側に同所定の幅の天壁部を残して、上記フックレバー3,3の指挿入孔(袋構造の凹部)開口部の大きさ、形状に対応した指挿入用の開口10c,10cが並設されている。
上記フラットな蓋体10の下面に沿い、開閉弁5を開閉作動させる中子連結部材62および中子61、中子軸61aが、その押圧レバー7b部分の直下にある上記開閉レバー7が下方に押圧されていない状態では、同開閉レバー7は、上記第1の昇降スプリング21Aにより上方に付勢されて、中子連結部材62における被開閉レバー押圧部62d部分中央の押圧凸部62fは、ロックレバー支持部材35の上部側小径の円筒体35Bの上端側開口面より所定寸法上方に突出した状態で支持されている。
Claims (2)
- 液体が収容される容器本体と、
該容器本体の開口部に着脱可能に嵌合固定される栓体と、
該栓体の上面を覆う蓋体と、
上記栓体を上記容器本体の開口部に着脱可能に係合するロックレバーとを備え、
上記ロックレバーのロック解除操作時に、上記ロックレバーが上記蓋体の下面に入り込み、上記蓋体との間で所定の段差を形成するように構成し、
上記ロックレバーのロック解除後、上記蓋体を摘んで上記栓体を取り外すことができるようにした液体容器であって、
上記ロックレバーは、指挿入用の凹部を有する単一の袋構造体により形成されている一方、上記蓋体側には同袋構造体のロックレバーに対応した開口が形成されており、
上記ロックレバーは、上記蓋体と係合することなく相対摺動するように構成されている、
ことを特徴とする液体容器。 - ロックレバーは、ロック解除方向だけでなく、ロック方向にも蓋体の下面側に入り込む部分を有し、
それら各部の蓋体下面への入り込み状態から、ロック状態またはロック解除状態の判別ができるようにした、
ことを特徴とする請求項1記載の液体容器。
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- 2020-03-17 CN CN202020330639.7U patent/CN212591459U/zh active Active
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