JP2014097830A - 密閉容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】密閉容器の容器本体に対して蓋を直線的な動きで着脱可能でありながら、蓋が容器本体の内圧で押されても外れないようにする。
【解決手段】蓋3に組み込んだフック13が容器本体1のフック受部37から外れるロック解除動作によって、蓋3を直線移動で容器本体1から引き抜けるようにする。また、蓋3が、容器本体1内と大気間に亘る連通路47を開閉する弁と、ロック解除動作を弁の開弁動作に変換する連動機構とを有する。フック13は、フック受部37に引っ掛かる状態で内圧が大気圧を超えて上昇すると、内圧に抵抗することによって姿勢変化を起こす。フック13は、内圧が大気圧の状態でロック解除動作しても蓋3の静止段状部49に引っ掛からない姿勢に保たれるが、内圧が大気圧を一定以上超えている状態でロック解除動作してもフック受部37から外れる以前に静止段状部49に引っ掛かる姿勢に保たれる
【選択図】図1

Description

この発明は、密閉容器に関する。
一般に、密閉容器は、容器本体と、この容器本体の口部を密封する蓋とを備えている。蓋は、容器本体への収容を容易にするため、着脱可能となっている。その着脱構造として、ねじが採用されている。蓋を付けたまま、容器本体内から内容物をカップ等に注ぐことができるようにするため、内容物を注ぐための流路が、蓋の中に通されている。この流路を閉じて密閉容器内の密閉性を高めるため、蓋に弁と、弁を開くための操作機構とが設けられている(例えば、特許文献1)。
実開昭58−179071号公報
ねじ式の蓋を採用すると、ねじ部の清掃性が良くない。また、何度も蓋を回して外す必要があるため、面倒であった。この問題は、蓋を直線的な動きで着脱可能な構造にすれば回避できる。
しかしながら、例えばポットのように、容器本体に熱い内容物を蓄える場合、大気と遮断されている容器本体の内圧が上昇する。蓋を直線的な動きで着脱可能な構造にする場合、蓋が内圧で押されても外れることがないようにすることが必要になる。
そこで、この発明が解決しようとする課題は、密閉容器の容器本体に対して蓋を直線的な動きで着脱可能でありながら、蓋が容器本体の内圧で押されても外れないようにすることである。
上記の課題を解決するため、本願発明者は、容器本体と、この容器本体の口部を密封する蓋とを備えている密閉容器において、前記蓋に組み込んだフックが前記容器本体のフック受部から外れるロック解除動作によって、前記蓋を直線移動で前記容器本体から引き抜くことが可能になる構造の採用を検討した。この蓋の着脱・ロック構造によれば、容器本体に対して蓋を直線的な動きで着脱可能でありながら、蓋が容器本体の内圧で押されても、ロック解除操作をしない限り蓋が容器本体から外れないようにすることができる。
ところが、試作を行うと、容器本体に熱い内容物を蓄えて時間が経過した後、蓋を外す際、フックがフック受部から抜けた直後、大気圧を上回る容器本体の内圧で蓋が急に押し出されたり、さらに、容器本体の内壁面に付着している内容物が減圧の吹き出し流に運ばれて飛び出したりする可能性が見い出された。内圧が高いということは、飛び出す内容物も熱いということであり、これを防止しないと、安全上、前述の構造を採用することは好ましくない。なお、従来のねじ式の場合を検討すると、蓋を回して螺合を解除するのに時間を要し、この間にねじ山と谷底の隙間から減圧が進行した後に蓋が外れるため、前述の可能性を見い出せなかった。なお、ポットのように熱い飲食物を内容物とする場合、その温度は、65℃〜100℃である。一般的な密閉性能からすると、6時間を越えると、内容物の温度が下がるので、内圧が問題になることはなく、この条件下で安全性を確保すれば、実用的である。
そこで、この発明は、前記蓋の着脱・ロック構造と共に、前記フックが前記フック受部に引っ掛かる状態で前記容器本体の内圧が大気圧を超えて上昇すると、当該フックが当該内圧に抵抗することによって姿勢変化を起こし、前記容器本体の内圧が大気圧の状態では、前記フックが、ロック解除動作しても前記蓋の静止段状部に引っ掛からない姿勢に保たれ、前記容器本体の内圧が大気圧を一定以上超えている状態では、前記フックが、ロック解除動作しても前記フック受部から外れる以前に前記静止段状部に引っ掛かる姿勢に保たれる構成の採用により、容器本体の内圧が大気圧を一定以上越えた危険な状態では、その内圧を利用した静止段状部とフックの引っ掛かりを可能とし、これにより、蓋の急な押し出しや内容物の飛び出しを防ぐことができるようにした。
具体的には、前記フックが、前記フック受部に引っ掛かるフック部と、前記ロック解除動作のために与えられた操作力を前記フック部に伝える操作伝達部とを有し、前記フック部が、前記静止段状部に引っ掛かる係合端を有し、前記操作伝達部と前記フック部が、前記フック受部に対する当該操作伝達部の傾きを許す揺動軸と軸受部とで連結されているとよい。この場合、内圧に抵抗するフックのうち、フック受部に引っ掛かるフック部の姿勢変化を避け、操作伝達部の傾きを利用して係合端と静止段状部の引っ掛かりを実現し、そのフック部のロック解除動作を静止段状部で直接に阻止することができる。
より好ましくは、前記揺動軸と前記軸受部は、前記操作伝達部と前記フック部の相対的なスライドを許し、前記操作伝達部は、前記フック部と挟持する付勢ばねを有し、前記フックがロック解除動作するとき、前記容器本体の内圧が大気圧の状態では、前記操作伝達部と前記フック部が前記付勢ばねの抵抗で連動し、前記容器本体の内圧が大気圧を一定以上超えている状態では、前記操作伝達部が前記フック部に対してスライドすることによって前記付勢ばねが蓄勢し、前記操作伝達部に操作力が与えられなくなると、当該蓄勢力によって当該操作伝達部がスライド前の位置に復帰するとよい。この場合、容器本体の内圧が大気圧を一定以上超えているためにフック部の係合端が静止段状部に引っ掛かったとき、操作伝達部だけがスライドするため、引っ掛かったままの強引なロック解除操作をスライドストロークで防ぎ、フックの傷みを防止することができる。また、使用者がロック解除操作を止めると、操作伝達部に操作力が与えられなくなるので、操作伝達部が付勢ばねの反発で自然とスライド前の位置に戻るため、次回のロック解除操作に支障はない。
さらに好ましくは、前記蓋が、前記容器本体内と大気間に亘る連通路を開閉する弁と、前記静止段状部に引っ掛かっている前記フック部に対してスライドする前記操作伝達部の運動を前記弁の開弁動作に変換する連動機構とを有し、前記弁が開いた前記連通路から前記容器本体の内圧を逃し、前記操作伝達部に操作力を与え続けると大気圧まで減圧することができるようにするとよい。この場合、操作伝達部のスライドを利用して弁を開き、容器本体内を大気圧まで減圧することができる。これにより、フックの姿勢変化が戻って前記係合端が静止段状部に引っ掛からない状態となるので、使用者が一旦ロック解除操作を止めると、操作伝達部が前記付勢ばねで復帰させられる。この後、使用者が再びロック解除操作を行えば、今度は係合端が静止段状部に引っ掛からないので、フック部がフック受部から外れ、蓋を引き抜くことが可能になる。
前述のように、操作伝達部の傾きを利用して係合端と静止段状部の引っ掛かりを実現する場合、フックを除いた蓋部分の上昇を利用することができる。
例えば、前記フック部が前記フック受部に引っ掛かる状態で前記容器本体の内圧上昇が大気圧を超えて進行すると、前記フック部を除いた蓋部分が上昇することによって前記操作伝達部が傾き、前記静止段状部が前記係合端に接近するようにしてもよい。この例は、蓋部分の上昇を利用して静止段状部をフック部の係合端に接近させるので、フック部の傾きを避け、フック受部への引っ掛かりを安定させたいときに好適である。
また、前記フック部が前記フック受部に引っ掛かる状態で前記容器本体の内圧上昇が大気圧を超えて進行すると、前記フック部を除いた蓋部分の上端面と当該フック部が接触することによって前記内圧に押される当該蓋部分の上昇が阻止され、当該フック部がロック解除動作する方向にずれることによって前記静止段状部が前記係合端に対向し、当該蓋部分が上昇するようにしてもよい。この例は、容器本体の内圧上昇によって蓋が容器本体から浮き上がることを蓋部分の上端面とフック部の接触で阻止することができる。このため、内圧上昇が生じても密閉容器の見栄えが悪化しない。内圧が大気圧を一定以上超えているとき、当該阻止状態にあるので、ロック解除動作を利用して当該上端面とフック部の接触を外し、蓋部分の上昇を許して静止段状部と係合端の引っ掛かりを実現することができる。
上述のように、この発明は、上記構成の採用により、密閉容器の容器本体に対して蓋を直線的な動きで着脱可能でありながら、フックとフック受部で蓋が容器本体の内圧で外れないようにすることができ、このようにしても、内圧が高い危険な状態では蓋のロック解除を阻止し、急な蓋の押し出しや内容物の飛び出しを防ぐことができる。
(a)は、この発明の第1実施形態に係る密閉容器の容器本体の内圧が大気圧を一定以上越えている状態のフックを示す作用図、(b)は、前記(a)の状態でフックのロック解除動作と弁の開弁動作の連動を示す作用図、(c)は、前記(b)の状態から容器本体の内圧が大気圧になった状態を示す作用図 図1の密閉容器の全体構成を容器本体の内圧が大気圧の状態で示す縦断側面図 図2と同じ状態の縦断正面図 図1の密閉容器の分解斜視図 図2の蓋の分解斜視図 図2の栓ユニットの分解斜視図 (a)は図2のときのラック部とピニオンの関係を示す平面図、(b)は図1(b)のときのラック部とピニオンの関係を示す平面図 (a)は、図1の密閉容器の容器本体の内圧が大気圧の状態でフックのロック中を示す作用図、(b)は、前記(a)からフックがフック受部から外れた状態を示す作用図 (a)は、この発明の第2実施形態に係る密閉容器の容器本体の内圧が大気圧を一定以上越えている状態のフックを示す作用図、(b)は、前記(a)の状態からフックのロック解除動作が進行した様子を示す作用図
以下、この発明の第1実施形態に係る密閉容器を添付図面に基いて説明する。図2、図3に示すように、この密閉容器は、容器本体1と、この容器本体1の口部2を密封する蓋3とを備えている。
容器本体1は、少なくとも内容物を入れる容器を含み、密閉容器の蓋を除いた部分のことをいう。例えば、容器本体1として、図示のようなポットの他、マグボトル、ランチボックスの汁容器等が挙げられる。容器本体1は、図2〜図4に示すように、内容物の給水口となる口部2をもった断熱容器4と、断熱容器4の肩部に被さる肩カバー部材5とをもっている。断熱容器4として、例えば、ステンレス製の真空二重容器、魔法瓶等を用いることができる。断熱容器4に代えて、真空層、断熱部材等の断熱手段をもたない剛性容器を採用してもよい。肩カバー部材5は、内容物の注ぎ口6と、ハンドル7とをもっている。
蓋3は、図2、図4、図5に示すように、直線移動で口部2から断熱容器4に対して抜き差しされる栓ユニット8と、栓ユニット8に被さるトップカバー9とを組み合わせた構造になっている。直線移動方向を図中に一点鎖線で描いた。一点鎖線は、断熱容器4の断面円形状の内周面と同一軸線上にある。栓ユニット8は、図2、図3、図5に示すように、断熱容器4の内周に密着する栓パッキン10と、断熱容器4内から注ぎ口6まで連通する流路11と、流路11を開閉する弁と、内容物を注ぐときに使う操作レバー12と、フック13、13と、ピニオン14と、フック復帰ばね15、15と、レバー復帰ばね16とをもっている。
前記弁は、図2、図3、図6に示すように、弁軸17と、弁軸17を軸方向に案内する弁軸ガイド18と、弁体19と、弁座20と、弁ばね21と、弁軸ばね22と、弁ばね押さえ23、弁軸ばね押さえ24とからなる。弁軸ガイド18、弁座20、流路11は、一体の下筒部材25に形成されている。弁ばね押さえ23と、下筒部材25の上面との間に弁ばね21が介在している。下筒部材25の下面と弁体19との間に弁軸ばね押さえ24と、弁軸ばね22が介在している。弁ばね21、弁軸ばね22が自然長のとき、弁軸17は待ち受け位置にあり、弁体19が弁座20に密着し、前記弁は閉じた状態になっている。使用者が操作レバー12のハンドル7側を押すと、傾いた操作レバー12で弁軸17の頭部を押すことができる。これにより、頭部を押された弁軸17が軸方向に下降する。この下降中、弁軸17に係止している弁ばね押さえ23が一緒に下降し、弁ばね21を圧縮し、また、弁軸17に係止している弁軸ばね押さえ24、これに押された弁軸ばね22、弁体19も一緒に下降する。弁体19が下降すると弁座20から浮き、前記弁が開いた状態になる。使用者が操作レバー12を離すと、レバー復帰ばね16によって操作レバー12が待ち受け位置に戻り、弁軸17が弁ばね押さえ23から弁ばね21の弾性回復力を受けて上昇し、待ち受け位置に復帰し、これにより、前記弁が閉じた状態になる。
図2、図5、図6に示すように、操作レバー12の揺動軸を支持する軸受部26、フック13を弁軸ガイド18と直角な進退方向に案内するフックガイド部27、フック13と共にフック復帰ばね15、15を保持するばね受部28、ピニオン14の旋回支持部29は、一体の栓カバー部材30の上面に形成されている。
図5に示すように、フック13は、プッシュ面31と、ラック部32とをもっている。図6に示す栓カバー部材30と下筒部材25を図5に示すように係合し、さらに栓カバー部材30にトップカバー9を被せてねじ止めすると、図2〜図4に示すように、フック13等が組み込まれた蓋3になる。図3、図4に示すように、トップカバー9の上面には、フック13のプッシュ面31を押すロック解除操作を実施するための凹み孔33が形成されている。
図3、図4に示すように、肩カバー部材5は、トップカバー9の後方突出部34が嵌る切欠き部35と、フック13のフック部36が前記直線方向に引っ掛かるフック受部37とをもっている。
図3、図5に示すように、フック13は、前述のフック部36と、ロック解除動作のためにプッシュ面31に与えられた操作力をフック部36に伝える操作伝達部38とを有する。操作伝達部38は、プッシュ面31及びラック部32をもった操作部材39と、フック部36と進退方向に挟持する付勢ばね40と、操作伝達部38を下から支持する支持ばね41とで構成されている。操作伝達部38とフック部36は、揺動軸42と軸受部43とで連結されている。
操作部材39は、フック復帰ばね15を保持するばね受部44を有する。フック復帰ばね15は、コイルばねになっている。付勢ばね40は、コイルばねの軸線方向を進退方向に向け、ばね一端部をフック部36のばね保持部に嵌合し、ばね他端部を操作部材39のばね保持部に嵌合することによって挟持されている。支持ばね41は、板ばねの両側を操作部材39の挿入部に差し込み、この際、操作部材39の鉤状部に支持ばね41の孔が嵌ることで操作部材39に保持されている。
揺動軸42は、進退方向に直角な方向に沿った向きになっている。軸受部43は、短軸長さが概ね丸軸状の揺動軸42の外径に相当し、長軸が進退方向に沿った長孔状になっている。このため、揺動軸42と軸受部43は、フック受部37及びフック部36に対する操作伝達部38の傾きを許し、また、操作伝達部38とフック部36の相対的な進退方向のスライドを許す。
蓋3の直線方向回りの向きを後方突出部34と切欠き部35とが合う方向にして、蓋3の栓ユニット8側を口部2から前記直線方向に差し込むと、トップカバー9が肩カバー部材5に載る前に、フック部36のテーパ状の滑り面45がフック受部37に当たり、この際の進退方向の分力で付勢ばね40、フック復帰ばね15が圧縮される。さらに差し込みが進んで、フック部36がフック受部37よりも低くなると、付勢ばね40、フック復帰ばね15の弾性回復によってフック13が進出し、フック部36がフック受部37の下方に位置する。これにより、フック部36とフック受部37とによって蓋3が容器本体1にロックされた状態になる。この差し込みの間、図7(a)、(b)に示すように、ラック部32、32とピニオン14によって両フック13、13の同期した進退運動が成される。
図3に示すように蓋3が容器本体1にロックされた状態で、図2に示すように流路11の出口路46が注ぎ口6と一連になっている。すなわち、流路11と注ぎ口6が連なることにより、容器本体1内と大気間に亘る全長の連通路47が形成されている。操作レバー12を押さない限り、前記弁は流路11の入り口で連通路47を閉じている。連通路47は、操作レバー12を押して前記弁を開いた状態のまま、この密閉容器全体を注ぎ口6の方へ傾けて容器本体1内から内容物をカップ等の外部へ注ぐための流路になる。
図8(a)に拡大して示すように、容器本体1の内圧(断熱容器4内の圧力)が大気圧の状態、かつフック部36がフック受部37の下方に位置し、フック受部37に引っ掛かるロック状態では、フック部36が図5に示す揺動軸42、軸受部43及び付勢ばね40で操作伝達部38に対して傾かないように支持され、図8(a)、(b)に矢線Fで示すように、使用者がプッシュ面31を押すロック解除操作を行っても、フック13の最低所部である係合端48が、支持ばね41及びフック復帰ばね15により、フックガイド部27に対して所定の高さを下回らないように支持される。プッシュ面31から操作伝達部38に与えられた操作力は、フック復帰ばね15を圧縮し、付勢ばね40を介してフック部36に伝わる。付勢ばね40はあまり圧縮されず、操作伝達部38とフック部36が付勢ばね40の抵抗で連動し、図8(b)に示すようにフック部36がフック受部37から外れるまでフック部36が後退する。これにより、蓋3を前記直線方向に沿った直線移動で容器本体1から引き抜くことが可能になる。このようにフック13がロック解除動作しても、フック13は、支持ばね41、フック復帰ばね15によってフックガイド部27から所定の高さを下回らないように支持されるので、蓋3の静止段状部49に引っ掛からない姿勢に保たれる。なお、このロック解除動作の間も両フック13、13の同期運動が成されることは勿論である。
一方、フック部36がフック受部37の下方に位置し、フック受部37に引っ掛かるロック状態で、容器本体1の内圧が大気圧を超えて上昇すると、図1(a)に拡大して示すように、フック13が、当該内圧に抵抗することによって姿勢変化を起こす。すなわち、フック受部37に引っ掛かるフック13を除いた蓋3部分の上昇が起こる。この蓋3部分の上昇によって、操作伝達部38と蓋3部分間に介在するフック復帰ばね15が操作部材39と反対側で持ち上げられ、支持ばね41が下側へ圧縮されるので、揺動軸42が軸受部43に対して少し滑り、操作伝達部38がフック受部37に対して傾く。このように操作伝達部38が傾いても、フック部36は、フック受部37に面接触しているので、殆ど傾かない。この蓋3部分の上昇と操作伝達部38の傾きは、内圧上昇に伴って大きくなり、内圧減少に伴って小さくなる。また、蓋3部分の上昇によって、静止段状部49が係合端48に接近する。容器本体の内圧が大気圧を一定以上超えている状態では、係合端48が静止段状部49と進退方向に対向するまで、蓋3部分の上昇、操作伝達部38の傾きが進行する。容器本体1の内圧が下降しない限り、蓋3部分の下降は起こらず、支持ばね41やフック復帰ばね15が弾性回復することはできない。したがって、容器本体1の内圧が大気圧を一定以上超えている状態では、フック13がロック解除動作しても、フック部36がフック受部37から外れる以前に、フック部36の係合端48が静止段状部49に進退方向に引っ掛かる。このように、この密閉容器は、内圧に抵抗するフック13のうち、フック受部37に引っ掛かるフック部36の姿勢変化を避け、操作伝達部38の傾きを利用して係合端48と静止段状部49の引っ掛かりを実現し、そのフック部36のロック解除動作を静止段状部49で直接に阻止することができる。
図1(a)の状態から使用者がロック解除操作を行うと、フック部36の係合端48が静止段状部49に引っ掛かり、揺動軸42が軸受部43を進退方向に滑り、操作伝達部38がフック部36に対して進退方向にスライドする。このスライド中、操作伝達部38は、停止しているフック部36に向って付勢ばね40を圧縮する。このため、付勢ばね40が蓄勢する。したがって、操作伝達部38に操作力が与えられなくなると、当該蓄勢力によって操作伝達部38がスライド前の図1(a)の位置に復帰する。このように、この密閉容器は、係合端48が静止段状部49に引っ掛かったとき、操作伝達部38だけがスライドするため、引っ掛かったままの強引なロック解除操作をスライドストロークで防ぎ、フック13の傷みを防止することができる。また、使用者がロック解除操作を止めると、操作伝達部38が自然とスライド前の位置に戻るため、次回のロック解除操作に支障はない。
操作伝達部38がスライドしても、容器本体1の内圧が大気圧を一定以上超えている状態では、支持ばね41やフック復帰ばね15が弾性回復することはできず、軸受部43が揺動軸42を下側から支持するため、図1(b)に示すように操作伝達部38の傾きは小さくなるが、フック13としては、依然、フック部36の係合端48が静止段状部49に進退方向に引っ掛かる姿勢に保たれる。
蓋3は、図1(a)、(b)に示すように、前記ロック解除動作を前記弁の開弁動作に変換する連動機構を有する。この連動機構は、操作レバー12と、フック13とからなり、静止段状部49に引っ掛かっているフック部36に対してスライドする操作伝達部38の運動を前記弁の開弁動作に変換する。スライドする操作伝達部38の角部50が、操作レバー12のテーパ状の当り面51に接触して下向きの分力が発生する。この分力が操作レバー12を軸方向に押し下げ、操作レバー12を介して弁軸17に伝わった分力が弁ばね21を圧縮し、これに伴って弁軸17が軸方向に下降し、弁体19が弁座20から浮いて前記弁が開く。前記弁が開くと、図2の連通路47から容器本体1の内圧を逃すことができる。なお、弁体19に作用する断熱容器4の内圧が弁軸ばね22の弾性力よりも強い場合、弁軸17のみが下降し、弁体19と弁軸17間に生じた隙間から内圧が抜け、弁体19に作用する内圧が弁軸ばね22の弾性力よりも弱くなってくると、弁体19が下降し、弁体19と弁座20間に生じた隙間からも内圧が抜ける。
図1(a)に示すように、蓋3がロックされ、前記弁が閉じているとき、角部50は、当り面51の直近に待機している。この待機時、角部50と当り面51間の進退方向の距離は、フック受部37とフック部36の進退方向の掛かり代よりも明らかに小さい。使用者がプッシュ面31を押してロック解除操作を開始すると、角部50が速やかに操作レバー12を押し始める。図1(b)に示すように操作伝達部38を限界まで押し切っても、角部50が当り面51を押し続けるため、前記弁も開き続ける。したがって、操作伝達部38に操作力を与え続けると、図1(a)に示す容器本体1の内圧を図1(c)に示すように大気圧まで減圧することができる。これにより、図1(a)のフック13を除いた蓋3部分は、図1(c)に示すように角部50に操作レバー12が押されることで下降させられ、支持ばね41やフック復帰ばね15の弾性回復が起きて、フック13は、係合端48が静止段状部49に引っ掛からない状態に戻る。使用者が図1(c)の状態で一旦ロック解除操作を止めると、操作伝達部38が付勢ばね40で図8(a)の位置へ復帰させられる。この後、使用者が再びロック解除操作を行えば、今度は係合端48が静止段状部49に引っ掛からないので、フック部36がフック受部37から外れ、蓋3を引き抜くことが可能になる。なお、連通路47の前記弁よりも大気側に付着していた内容物は、大気に熱を奪われて冷めているので、減圧中に飛び出しても危険性はない。断熱容器4の内壁面に付着している内容物は、連通路47に入り込んだとしても、連通路47は大気に出るまでに複雑に曲がっているので、連通路47の壁面で捕捉でき、減圧中に連通路47から飛び出す心配はない。
上述のように、この密閉容器は、容器本体1に対して蓋3を直線的な動きで着脱可能でありながら、フック13とフック受部37で蓋3が容器本体1の内圧で外れないようにすることができ、このようにしても、内圧が高い危険な状態では蓋3のロック解除を阻止し、急な蓋3の押し出しや内容物の飛び出しを防ぐことができる。また、この密閉容器は、図2に示す連通路47及び前記弁が内圧逃し用と、内容物注ぎ用を兼ねているので、蓋3の構造複雑化を防止することができる。また、この密閉容器は、連動機構を図1(a)、(b)に示すように蓋3のロックに必要なフック13と、内容物を注ぐのに必要な操作レバー12とで構成しているので、変換専用の他部材を蓋3に組み込むことがなく、これによっても蓋3の構造複雑化を防止することができる。
この発明の第2実施形態を図9に基いて説明する。なお、以下、第1実施形態との相違点を説明するに留める。第2実施形態では、図9(a)に示すように、フック部36がフック受部37に引っ掛かる状態で容器本体1の内圧上昇が大気圧を超えて進行すると、フック13を除いた蓋2部分の上端面52とフック部36が接触することによって蓋3部分の上昇が阻止される。静止段状部49は、上端面52から低くなった凹所の内側に位置している。係合端48は、上端面52との接触面から高く繋がっている。このため、容器本体1の内圧が大気圧を一定以上超えているとき、フック部36がロック解除動作する方向にずれることによって、図9(b)に示すように、係合端48が凹所内に入り込み、これに伴って内圧に押される蓋3部分の急な上昇が起こり、静止段状部49が係合端48に進退方向に対向する。したがって、トップカバー9は、図9(a)に示すように、容器本体1の内圧が上昇しても、肩カバー部材5から浮き上がらず、内圧上昇中の密閉容器使用状態の見栄えが悪化しない。
上述の実施形態では、弁軸と弁体が独立した例を示したが、弁軸と弁体が一体になっているものでもよい。内容物流路用の弁と減圧用の弁の兼用例を示したが、減圧用の弁を別途に設けてもよい。例えば、特許文献1のように弁軸の中に減圧用の弁の弁軸や圧力逃し路を通し、フックで内容物流路用の弁軸又は操作レバーを押す前に、減圧用の弁軸を押し、その後、内容物流路用の弁軸又は操作レバーを押すようにすることができる。また、この実施形態ではフックが操作レバーを介して弁軸を押すようにしたが、兼用例にする場合、フックが直接に弁軸を押すようにすることもできる。例えば、操作レバー12の揺動軸の高さをより上に設定できる場合、弁軸17をさらに上方へ延長し、当り面51で押す角部50相当箇所を弁軸17に設ければ、フック13が直接に弁軸17を押すようにすることができる。この発明の技術的範囲は、上述の態様に限定されず、特許請求の範囲の記載に基く技術的思想の範囲内での全ての変更を含むものである。
1 容器本体
2 口部
3 蓋
4 断熱容器
6 注ぎ口
11 流路
12 操作レバー
13 フック
15 フック復帰ばね
17 弁軸
18 弁軸ガイド
19 弁体
20 弁座
27 フックガイド部
31 プッシュ面
32 ラック部
36 フック部
37 フック受部
38 操作伝達部
39 操作部材
40 付勢ばね
41 支持ばね
42 揺動軸
43 軸受部
47 連通路
48 係合端
49 静止段状部
50 角部
51 当り面
52 上端面

Claims (6)

  1. 容器本体(1)と、この容器本体(1)の口部(2)を密封する蓋(3)とを備えている密閉容器において、
    前記蓋(3)に組み込んだフック(13)が前記容器本体(1)のフック受部(37)から外れるロック解除動作によって、前記蓋(3)を直線移動で前記容器本体(1)から引き抜くことが可能になり、
    前記フック(13)が前記フック受部(37)に引っ掛かる状態で前記容器本体(1)の内圧が大気圧を超えて上昇すると、当該フック(13)が当該内圧に抵抗することによって姿勢変化を起こし、
    前記容器本体(1)の内圧が大気圧の状態では、前記フック(13)が、ロック解除動作しても前記蓋(3)の静止段状部(49)に引っ掛からない姿勢に保たれ、前記容器本体(1)の内圧が大気圧を一定以上超えている状態では、前記フック(13)が、ロック解除動作しても前記フック受部(37)から外れる以前に前記静止段状部(49)に引っ掛かる姿勢に保たれることを特徴とする密閉容器。
  2. 前記フック(13)が、前記フック受部(37)に引っ掛かるフック部(36)と、前記ロック解除動作のために与えられた操作力を前記フック部(36)に伝える操作伝達部(38)とを有し、前記フック部(36)が、前記静止段状部(49)に引っ掛かる係合端(48)を有し、前記操作伝達部(38)と前記フック部(36)が、前記フック受部(37)に対する当該操作伝達部(38)の傾きを許す揺動軸(42)と軸受部(43)とで連結されている請求項1に記載の密閉容器。
  3. 前記揺動軸(42)と前記軸受部(43)は、前記操作伝達部(38)と前記フック部(36)の相対的なスライドを許し、前記操作伝達部(38)は、前記フック部(36)と挟持する付勢ばね(40)を有し、前記フック(13)がロック解除動作するとき、前記容器本体(1)の内圧が大気圧の状態では、前記操作伝達部(38)と前記フック部(36)が前記付勢ばね(40)の抵抗で連動し、前記容器本体(1)の内圧が大気圧を一定以上超えている状態では、前記操作伝達部(38)が前記フック部(36)に対してスライドすることによって前記付勢ばね(40)が蓄勢し、前記操作伝達部(38)に操作力が与えられなくなると、当該蓄勢力によって当該操作伝達部(38)がスライド前の位置に復帰する請求項2に記載の密閉容器。
  4. 前記蓋(3)が、前記容器本体(1)内と大気間に亘る連通路(47)を開閉する弁と、前記静止段状部(49)に引っ掛かっている前記フック部(36)に対してスライドする前記操作伝達部(38)の運動を前記弁の開弁動作に変換する連動機構とを有し、
    前記弁が開いた前記連通路(47)から前記容器本体(1)の内圧を逃し、前記操作伝達部(38)に操作力を与え続けると大気圧まで減圧することができる請求項3に記載の密閉容器。
  5. 前記フック部(36)が前記フック受部(37)に引っ掛かる状態で前記容器本体(1)の内圧上昇が大気圧を超えて進行すると、前記フック部(36)を除いた蓋(3)部分が上昇することによって前記操作伝達部(38)が傾き、前記静止段状部(49)が前記係合端(48)に接近する請求項2から4のいずれか1項に記載の密閉容器。
  6. 前記フック部(36)が前記フック受部(37)に引っ掛かる状態で前記容器本体(1)の内圧上昇が大気圧を超えて進行すると、前記フック部(36)を除いた蓋(3)部分の上端面(52)と当該フック部(36)が接触することによって前記内圧に押される当該蓋(3)部分の上昇が阻止され、当該フック部(36)がロック解除動作する方向にずれることによって前記静止段状部(49)が前記係合端(48)に対向し、当該蓋(3)部分が上昇する請求項2から4のいずれか1項に記載の密閉容器。
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