JPH0511528Y2 - - Google Patents

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JPH0511528Y2
JPH0511528Y2 JP1986176572U JP17657286U JPH0511528Y2 JP H0511528 Y2 JPH0511528 Y2 JP H0511528Y2 JP 1986176572 U JP1986176572 U JP 1986176572U JP 17657286 U JP17657286 U JP 17657286U JP H0511528 Y2 JPH0511528 Y2 JP H0511528Y2
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JP
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optical fiber
case
stop plate
elastic claw
insertion hole
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、光フアイバをケースに対して着脱す
る光フアイバのコネクタに関する。
(従来の技術) 従来の光電スイツチにおける光フアイバのコネ
クタの一例を第4図に示す。即ち、ケース1の側
壁部に突設した筒部材2の外周部にねじ部3を形
成し、この筒部材2内に先端のテーパ部4にすり
割りを形成した筒状のチヤツク部材5の基端部を
嵌合している。そして、チヤツク部材5に光フア
イバ6を挿入してその端部をケース1に内設した
発光若しくは受光素子7に対応させた後、内部に
テーパ部8aを有するロツクナツト8をねじ部3
に螺合させテーパ部8aによつてチヤツク部材5
のテーパ部4を縮径させる光フアイバ6の外周部
を保持するようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の構成では、光フアイバ6をケース1に対
して着脱する場合には、その都度ロツクナツト8
を手回しによりねじ部3に螺合させ、これから螺
脱させる作業が必要であつて面倒であり、特に、
各種システムにおいては複数台の光電スイツチを
設けることが多く、この場合には、各台毎に上記
作業を行なわなければならず、作業が極めて面倒
になる。そして、複数台の光電スイツチを設ける
場合には配線、保守点検等の都合からこれを一箇
所にまとめて並置することが行なわれるが、この
ようにすると隣接する光電スイツチのコネクタ相
互間が接近するようになり、ロツクナツト8を回
す時に隣接するコネクタのロツクナツト8と干渉
するようになつて作業がやり難いという問題点が
あつた。
そこで本考案の目的は、ワンタツチ操作で光フ
アイバをケースに対して着脱し得る光フアイバの
コネクタを提供するにある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案の光フアイバのコネクタは、ケースの光
フアイバ挿通孔部分に拡縮可能な弾性爪部を有し
てその弾性爪部の拡縮により光フアイバの挿入を
許容し抜脱を阻止する止め板を設け、前記ケース
に前記止め板に対応して移動可能で前記ケース内
方に向けて移動されたとき前記止め板の弾性爪部
を拡開する解除部材を抜止め状態に設けたもので
ある。
(作用) 光フアイバをケースに装着するときは、ケース
に挿入される光フアイバの外周部により止め板の
弾性爪部を拡開させながら光フアイバ挿通孔に挿
入し、そして、止め板の弾性爪部が弾性復帰力に
よつて光フアイバの外周部に圧接して抜止め状態
に保持する。
光フアイバをケースから抜脱するときは、解除
部材をケース内方に向けて移動して前記止め板の
弾性爪部を拡開させて光フアイバの保持を解放す
る。
(実施例) 以下、本考案の一実施例につき第1図乃至第3
図を参照して説明する。
11は機器たる光電スイツチのケースで、これ
の側壁部から筒部12が突設されており、内部に
投光素子及び受光素子の一方例えば投光素子13
が配設されている。14は筒部12の基端部に嵌
合された筒部材で、内周部を光フアイバ挿通孔1
5としている。この光フアイバ挿通孔15は一方
の端部の端面が投光素子13に対向して光フアイ
バと投光素子の位置決めを行つており、他方の端
部が他よりやや径大な径大部15aに形成された
構成である。16は光フアイバ挿通孔15部分例
えば光フアイバ挿通孔15の外側面部に位置する
止め板で、これは例えば板ばねで円環状に形成さ
れており、その内周部には複数個例えば4個(3
個のみ図示)の弾性爪部17が形成されている。
この場合、4個の弾性爪部17の先端部は光フア
イバ挿通孔15の径大部15a内に侵入するよう
に円弧状に湾曲されており、これら先端部の内接
円の直径は挿入される光フアイバ18の外径より
もやや径小に形成されている。19は筒部12の
先端部に嵌合されて接着等により固定された筒部
材であり、これは前記筒部材14とともに前記止
め板16を挟持固定している。20は止め板16
の前方側に位置してこれと対応する解除部材例え
ば解除筒部材で、これは筒部材19の端部にその
内周部よりやや径小に形成された孔部19a内に
往復移動可能に挿入されており、内部に光フアイ
バ18が挿入されるようになつている。21は解
除筒部材20の外周部略中央に突設された抜止突
部で、これの端面が孔部19aの周囲の段部19
bに当接して抜止状態になされている。22は解
除筒部材20の基端部外周に突設された鍔部で、
この鍔部22と抜止突部21との間の間隔寸法は
孔部19aの長さ寸法より大に形成されている。
23は解除筒部材20の止め板16側たる先端部
の外周に形成されたテーパ部で、解除筒部材20
が矢印A方向に移動されたとき4個の弾性爪部1
7の内側に挿入され、弾性爪部17を拡開するよ
うになつている。尚、解除筒部材20の先端部側
外周には例えば複数条のすり割り溝(図示せず)
が形成されていて、解除筒部材20を筒部材19
の孔部19aに挿入した場合において抜止突部2
1がその孔部19aを通過するときに先端部が縮
径状態になる。
次に上記構成の作用について説明する。
先ず、光フアイバ18をケース11に装着する
場合について説明する。第2図に示す状態から光
フアイバ18を解除筒部材20の内部に挿入し矢
印A方向へ押し込むと、光フアイバ18はその外
周部が止め板16の弾性爪部17を二点鎖線で示
すように拡開させながら進み光フアイバ挿通孔1
5内の所定の位置に挿入される。この場合、弾性
爪部17のエツジ17aがその弾性爪部17の弾
性復帰力によつて光フアイバ18の外周部を圧接
するようになり、光フアイバ18が反矢印A方向
に引張られると、第2図中左方向へ湾曲している
弾性爪部17のエツジ17aがくさび状に光フア
イバ18の外周部に食い込んで抜止め状態に保持
され、以て光フアイバ18がケース11に装着さ
れる。
次に光フアイバ18をケース11から抜脱する
場合には、解除筒部材20をケース11内方に向
けて矢印A方向に移動すると、第3図に示すよう
に、テーパ部23が弾性爪部17の内側に挿入さ
れるので弾性爪部17が拡開され、そのエツジ1
7aが光フアイバ18の外周部から離反して光フ
アイバ18の保持状態が解除される。そこで、光
フアイバ18を反矢印A方向に引きケース11か
ら抜脱する。
上記実施例によれば、次の効果を得ることがで
きる。光フアイバ挿通孔15の外側面部に拡縮可
能な4個の弾性爪部17を有する止め板16を設
け、ケース11に止め板16の前方側に位置して
往復移動可能に解除筒部材20を設けたので、光
フアイバ18を止め板16の弾性爪部17を挿通
させながら光フアイバ挿通孔15内に押し込むだ
けでケース11に抜止状態に装着することがで
き、また、解除筒部材20をケース11に移動さ
せてテーパ部23を弾性爪部17の内側に挿入さ
せることにより光フアイバ18の保持状態を解除
してケース11から抜脱することができるので、
光フアイバ18のケース11に対する着脱がワン
タツチ操作で成し得る。従つて、システム上複数
個の光電スイツチを設ける場合でも、従来とは異
なり各光電スイツチ毎にロツクナツトを手回しす
る必要がないことから作業が容易になり、又、複
数台の光電スイツチを一箇所にまとめて並置する
場合でも、従来とは異なりロツクナツトが干渉す
ることはなくケース11に対する光フアイバ18
の着脱がやり難くなることはない。
尚、この種の光フアイバを用いた光電スイツチ
を設置するに当つては、設置状況即ち検出状況に
応じて光フアイバの先端部を適宜切断して、その
光フアイバを最適長さに調節するのが一般的であ
るが、この場合、例えば光フアイバの先端部に特
別なコネクタ連結用の支持部材を固定するような
構造であると、光フアイバの切断による長さ調節
ができなくなつて、必要以上に長い光フアイバを
用いることになり、このため、光フアイバが周囲
の機械に巻き込まれたり或いは作業者が光フアイ
バを引掛けたりする不具合が生ずる。しかるに、
本実施例においては、光フアイバ18をその先端
部を光フアイバ挿通孔15内に押込むだけでケー
ス11に抜止状態に装着できるので、光フアイバ
18の先端部を切断してもケース11に対する装
着には何ら支障がないものであり、光フアイバ1
8の切断による長さ調節を自由に行なうことがで
きる。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように本考案は、光フ
アイバ挿通孔部分に拡縮可能な弾性爪部を有する
止め板を設け、ケースに止め板に対応して移動可
能に解除部材を設けたので、光フアイバを光フア
イバ挿通孔内に押し込むだけでケースに装着する
ことができ、また、解除部材をケースに向けて移
動させるだけで光フアイバをケースから抜脱する
ことができ、従つて、ワンタツチ操作で光フアイ
バをケースに着脱し得、光フアイバを必要とする
複数個の機器を並置した場合でも光フアイバの着
脱作業を容易になし得、しかも、止め板及び解除
部材等の少ない部品を設けるだけの簡単な構成で
実現し得るという実用上優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は要部の縦断側面図、第2図及び第
3図は作用説明のための縦断側面図であり、第4
図は従来例の一部を破断して示す側面図である。 図中、11はケース、15は光フアイバ挿通
孔、16は止め板、17は弾性爪部、18は光フ
アイバ、20は解除筒部材(解除部材)を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケースの側壁部に形成された光フアイバ挿通孔
    に光フアイバを挿入してこの光フアイバを前記ケ
    ースに装着するものであつて、前記光フアイバ挿
    通孔部分に設けられ拡縮可能な弾性爪部を有しそ
    の弾性爪部の拡縮により光フアイバの挿入を許容
    し抜脱を阻止する止め板と、前記ケースに前記止
    め板に対応して移動可能で且つ抜止め状態に設け
    られ前記ケース内方に向けて移動されたとき前記
    止め板の弾性爪部を拡開する解除部材とを具備し
    てなる光フアイバのコネクタ。
JP1986176572U 1986-11-17 1986-11-17 Expired - Lifetime JPH0511528Y2 (ja)

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JPS6382206U JPS6382206U (ja) 1988-05-30
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