JPH0511519U - 水晶発振回路 - Google Patents

水晶発振回路

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Publication number
JPH0511519U
JPH0511519U JP6654691U JP6654691U JPH0511519U JP H0511519 U JPH0511519 U JP H0511519U JP 6654691 U JP6654691 U JP 6654691U JP 6654691 U JP6654691 U JP 6654691U JP H0511519 U JPH0511519 U JP H0511519U
Authority
JP
Japan
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resistor
crystal
grounded
crystal oscillator
frequency
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6654691U
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English (en)
Inventor
哲郎 内田
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication of JPH0511519U publication Critical patent/JPH0511519U/ja
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  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 常に安定した発振周波数を得る。 【構成】 アンプ部11の出力端には第1の抵抗R
一端が接続され、アンプ部の入力端には第1の抵抗の他
端が接続されている。水晶振動子の一端が第2の抵抗R
を介して第1の抵抗の一端に接続され水晶振動子の他
端が第1の抵抗の他端に接続されている。第3の抵抗R
の一端は水晶振動子の一端に接続され、第3の抵抗の
他端は接地されている。第1及び第2のコンデンサーC
及びCは第3の抵抗に並列に配置されている。この
ように、第2の抵抗を第1の抵抗と水晶振動子との間に
挿入するとともに第2の抵抗を第3の抵抗を介して接地
するようにしたから、基本波周波数に対応するループゲ
インのみを1を越える値に押さえることができ、その結
果、基本周波数のみを安定して発振できる

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は水晶発振回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
まず、図2を参照して、従来の水晶発振回路について説明する。 図示の水晶発振回路はNOTゲート11を備えており、NOTゲート11はC −MOSで構成されている。NOTゲート11に並列に抵抗R及び水晶振動子 Xが接続されている。そして、図示のようにNOTゲート11の出力端はコン デンサーCを介して接地され、NOTゲート11の入力端はコンデンサーC を介して接地されている。この水晶発振回路ではNOTゲート11はアンプとし て機能し、抵抗RによってNOTゲート11の入力端にバイアス電圧が加えら れる。一方、水晶振動子X、コンデンサーC及びCによって帯域フィルタ ーが構成され、これによって出力端子12から所定の発振周波数が出力されるこ とになる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、水晶振動子Xは基本波周波数(例えば、4MHz)に対して約3 倍の周波数(高調波,例えば、12MHz)に副共振点を有しており、このため 、NOTゲート11と抵抗Rで構成されるループ(帰還ループ)のゲイン(ル ープゲイン)が大きい場合、基本波周波数たけでなく第3高調波周波数の発振が 行われ、安定した発振周波数が得られないという問題点がある。 本考案の目的は常に安定した発振周波数を得ることのできる水晶発振回路を提 供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、入力端及び出力端を備えるアンプ部と、一端が前記出力端に 接続され他端が及び前記入力端に接続された第1の抵抗と、一端が第2の抵抗を 介して前記第1の抵抗の一端に接続され他端が前記第2の抵抗の他端に接続され た水晶振動子と、一端が前記水晶振動子の一端に接続され他端が接地された第3 の抵抗と、一端が前記水晶振動子の一端に接続され他端が接地された第1のコン デンサーと、一端が前記水晶振動子の他端に接続され他端が接地された第2のコ ンデンサーとを有することを特徴とする水晶発振回路が得られる。
【0005】
【作用】
本考案では、水晶振動子の一端を第2の抵抗を介して第1の抵抗の一端に接続 し、さらに、第3の抵抗の一端を水晶振動子の一端に接続し、他端を接地するよ うにしたから、基本波周波数に対応するループゲインのみを1を越える値に押さ えることができ、その結果、基本周波数のみを安定して発振できる。
【0006】
【実施例】
以下本考案について実施例によって説明する。 図1において、図2に示す水晶発振回路と同様の構成要素については同一の参 照番号を付し、説明を省略する。図示の水晶発振回路では抵抗Rと水晶振動子 Xとが抵抗Rによって接続されている。コンデンサーCに並列に抵抗R が接続され、さらに、この抵抗Rは抵抗Rに接続されるとともに接地されて いる。 図1に示す水晶発振回路ではNOTゲート11の出力端に抵抗R及びRで 構成される減衰器(アッテネータ)が接続されていることになるから、抵抗R 及びRの抵抗値を適当な値に選択することによって、ループゲインのうち基本 波周波数(4MHz)に対応するゲイン(基本波ゲイン)を1を越える値まで減 衰し、第3高調波周波数(12MHz)に対応するゲイン(第3高調波ゲイン) を1未満の値まで減衰することができる(例えば、抵抗Rの抵抗値対抵抗R の抵抗値を9対1とする)。この結果、基本波ゲインに対応する発振周波数のみ が出力されることになり、常に安定した発振周波数を得ることができる。
【0007】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案では第2の抵抗を第1の抵抗と水晶振動子との間 に挿入するとともに第2の抵抗を第3の抵抗を介して接地するようにしたから、 基本波周波数に対応するループゲインのみを1を越える値とすることができ、そ の結果、基本周波数のみを安定して発振できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案による水晶発振回路を示す回路図
である。
【図2】図2は従来の水晶発振回路を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
11 NOTゲート 12 出力端子 R 第1の抵抗 R 第2の抵抗 R 第3の抵抗 C 第1のコンデンサー C 第2のコンデンサー X 水晶振動子

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 入力端及び出力端を備えるアンプ部と、
    一端が前記出力端に接続され他端が及び前記入力端に接
    続された第1の抵抗と、一端が第2の抵抗を介して前記
    第1の抵抗の一端に接続され他端が前記第2の抵抗の他
    端に接続された水晶振動子と、一端が前記水晶振動子の
    一端に接続され他端が接地された第3の抵抗と、一端が
    前記水晶振動子の一端に接続され他端が接地された第1
    のコンデンサーと、一端が前記水晶振動子の他端に接続
    され他端が接地された第2のコンデンサーとを有するこ
    とを特徴とする水晶発振回路。
JP6654691U 1991-07-29 1991-07-29 水晶発振回路 Withdrawn JPH0511519U (ja)

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JP6654691U JPH0511519U (ja) 1991-07-29 1991-07-29 水晶発振回路

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JPH0511519U true JPH0511519U (ja) 1993-02-12

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ID=13319013

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JP6654691U Withdrawn JPH0511519U (ja) 1991-07-29 1991-07-29 水晶発振回路

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JP (1) JPH0511519U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5275285U (ja) * 1975-11-27 1977-06-04

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5275285U (ja) * 1975-11-27 1977-06-04

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19951102