JPH0743003U - 圧電発振器 - Google Patents
圧電発振器Info
- Publication number
- JPH0743003U JPH0743003U JP7588793U JP7588793U JPH0743003U JP H0743003 U JPH0743003 U JP H0743003U JP 7588793 U JP7588793 U JP 7588793U JP 7588793 U JP7588793 U JP 7588793U JP H0743003 U JPH0743003 U JP H0743003U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- frequency
- oscillator
- oscillation
- variable
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- Pending
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- Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案の目的は、逓倍型の圧電発振器に電気
的に周波数を可変できる回路を付加して、高い周波数で
しかも周波数可変幅の広い発振器を簡易に実現すること
である。 【構成】 発振回路は、基本波で発振させて、その出
力から偶数次でも奇数次でも希望の次数の高調波をバン
ドパスフィルタで取り出し、増幅する方法を用い、また
発振回路に、電気的に周波数を可変する回路を付加し
て、高い周波数において広い周波数可変幅を得ることで
課題を解決した。
的に周波数を可変できる回路を付加して、高い周波数で
しかも周波数可変幅の広い発振器を簡易に実現すること
である。 【構成】 発振回路は、基本波で発振させて、その出
力から偶数次でも奇数次でも希望の次数の高調波をバン
ドパスフィルタで取り出し、増幅する方法を用い、また
発振回路に、電気的に周波数を可変する回路を付加し
て、高い周波数において広い周波数可変幅を得ることで
課題を解決した。
Description
【0001】
発振周波数を広範囲に可変できるように工夫された逓倍型の圧電発振器に関す る。
【0002】
図2に従来技術の一例を示す。 従来から高い周波数を得る回路方式には、オーバトーン発振回路が一般的に用い られている。
【0003】
しかし、従来のオーバトーン方式では、高い周波数は得られるものの、周波数 の可変幅が取りにくくなる。ななわち基本波に比べて、オーバトーンの次数をn とすれば、周波数可変幅は1/n2になる。また、オーバトーン方式では、基本 波の奇数次しか発振させることが出来ないと言う課題がある。
【0004】
発振回路は、基本波で発振させて、その出力から偶数次でも奇数次でも希望の 次数の高調波をバンドパスフィルタで取り出し、増幅する方法を用い、また発振 回路に、電気的に周波数を可変する回路を付加して、高い周波数において広い周 波数可変幅を得ることで課題を解決した。
【0005】
図1に本考案の実施例を示す。 電気的に周波数を可変する回路を付加した圧電発振器は、発振回路2とバンド パスフィルタ3を用いた逓倍回路とバッファ増幅回路4及び周波数可変回路1か ら構成されている。発振回路2は、圧電振動子5を発振子とし、CMOSを用い たインバータ回路で形成されている。発振周波数は圧電振動子の基本波のf1と する。発振回路2の出力と増幅回路4の間に挿入されたバンドパスフィルタ3は 同調用コンデンサ6と同調用インダクタンス7とにより直列同調回路が構成され ている。バンドパスフィルタ3の同調周波数をf1の倍数、例えば2倍(2f1) に設定する。もちろん、n倍の周波数を得たい時にはn倍の周波数に同調したバ ンドパスフィルタを用いる。 ここでは、基本波の発振器の出力は、発振周波数f1の2倍になる高調波に同 調したLC直列同調回路から成るバンドパスフィルタ3を介して逓倍周波数2f 1 が出力される。この信号がバッファ増幅回路4で増幅されて、圧電発振器の出 力になる。
【0006】 本考案ではこの回路に周波数可変回路1が付加されている。周波数可変回路1 を付加することにより従来ではΔfだけ周波数が変化していたものがn逓倍回路 と一緒にしたことにより、nΔfの周波数範囲と増加することができる。動作と しては、A端子に±V電圧を、B端子に−V電圧を印加することによって、可変 容量ダイオード8のカソードとアノードに±Vと−Vの差の電圧が印加され、そ の差の電圧に対応して該可変容量ダイオードの容量が変化する。可変容量ダイオ ードは、電気的には圧電振動子の一方の端子と、接地の間に直列に接続されてお り可変容量ダイオードの容量が変化すると、圧電振動子の発振周波数が変化する 。このことにより、A端子の電圧を±V変化させることにより発振器の出力周波 数を変化させることができる。
【0007】 図1の周波数可変回路1では、+−V電圧と−電圧を使用した例を挙げたが、 B端子を接地して、A端子の電圧を0V〜+V変化させる簡易型も使用できる。 本実施例では、発振回路とバッファ回路の間に直列同調回路を接続した例を挙 げたが、発振回路とバッファ回路の接地間に単数又は複数の並列同調回路を接続 してもよい。 図3に、図1の回路において、A端子の電圧を+5V〜−5V、B端子の電圧 を−5Vにして測定した周波数可変の例を示す。 なお、A端子に低周波信号を入力すれば 、変調用回路としても使用できる。 また本実施例では、バッファ回路にCM0S回路を用いているがトランジスタ 回路であってもよい。
【0008】
本考案により、高い周波数が得られしかも周波数の可変幅の広い圧電発振器が 簡易で効率よく実現できるようになった。
【図1】図1は、本考案の実施例を示す回路図である。
【図2】図2は、従来技術を示す回路図である。
【図3】図3は、図1の回路によるA端子の電圧対周波
数の特性例である。
数の特性例である。
1 周波数可変回路 2 発振回路 3 バンドパスフィルタ 4 バッファ増幅回路 5 圧電振動子 6 同調用コンデンサ 7 同調用インダクタンス
Claims (2)
- 【請求項1】 圧電振動子を用いたCMOSインバータ
発振器において、発振回路とバッファ増幅回路の間に、
LC同調回路を接続して、前記発振回路の発振周波数を
逓倍して出力することを特徴とする圧電発振器。 - 【請求項2】 発振回路に、周波数を電気的に可変する
回路を付加したことを特徴とする請求範囲第1項記載の
圧電発振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7588793U JPH0743003U (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 圧電発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7588793U JPH0743003U (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 圧電発振器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0743003U true JPH0743003U (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=13589266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7588793U Pending JPH0743003U (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 圧電発振器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0743003U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005286706A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Yokowo Co Ltd | 逓倍発振器およびそれを用いた送受信モジュール |
-
1993
- 1993-12-29 JP JP7588793U patent/JPH0743003U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005286706A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Yokowo Co Ltd | 逓倍発振器およびそれを用いた送受信モジュール |
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